JP2002153115A - 人体装着型対高所所在物向け作業用両腕支持装置 - Google Patents

人体装着型対高所所在物向け作業用両腕支持装置

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JP2002153115A
JP2002153115A JP2000402997A JP2000402997A JP2002153115A JP 2002153115 A JP2002153115 A JP 2002153115A JP 2000402997 A JP2000402997 A JP 2000402997A JP 2000402997 A JP2000402997 A JP 2000402997A JP 2002153115 A JP2002153115 A JP 2002153115A
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JP
Japan
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arm
arms
pad
ropes
strength
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JP2000402997A
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Katsuhiro Iwazawa
勝裕 岩澤
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HAIMUUN KK
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HAIMUUN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 業種を問わず、腕を上げた状態で行う作業で
発生する、腕と肩の疲労や痛みを減少させ、作業効率を
向上させる。 【構成】 構成は腕用パッド1、その人体装着用ベルト、
強度調節用部材の三種。装着時は腕用パッド1二枚が左
右の腰側面から、脇、肘までに至る。パッド1には曲げ
剛性のあるFRP支柱3を内蔵、その反発力により二の
腕を常に下から押上げ、腕自体の重みを軽減する。パッ
ド装着の為にベルト(長さ調節可能な接続部品付)で胴
の胸部と腰部を絞める。胸ベルト9はパッド1の中程を外
側から支えると共に、その長さ調節によりパッド1の反
発力の強度を調節し、腕用パッド誘引ロープ5、6を掛け
る為のフック14、15を備え、装着を容易にするフックホ
ルダー11を装備。腰ベルトにはパッド1の底辺を受け支
える、パッドホルダー8と誘引ロープ5、6を通す誘導部品
7を装備。腕を押し上げる力の強度調節は、左右同時か
つ均等または個別で行え、主に誘引ロープ5、6をどのフ
ック14、15に掛けるかで決まり、ロープ5、6の掛け外し
で、同力の発生と解除が可能。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明品は農業を主に水産業、林業、土木
建築や一般家庭内作業など幅広い分野で使用が可能。本
発明品は腕を高く上げた状態で行う作業時に現れる、腕
と肩の疲労を、作業性を損なうこと無く、著しく軽減さ
せ、作業効率を格段に向上させる装置である。具体的な
例を挙げると、農業での果実類等に対する作業では、作
業対象である作物が、比較的高い位置にあるので、常に
腕を上げた状態での作業が長時間続く。この為、腕と肩
の疲労が激しく、作業者にとっては大変辛いものであ
る。また、農業に限らず、水産業での海産物を干す作
業、林業での高所の枝の伐採作業、土木建築や一般家庭
での高所に対する塗装作業や釘打ち作業など、腕を上げ
た状態で行う、あらゆる作業に観られる腕と肩の疲労
を、作業性を損なわずに著しく軽減し、作業効率を向上
させる装置である。
【0002】本発明品は農業を始め、水産業、林業、土
木建築や一般家庭向け等、あらゆる分野において、類似
または同様の機能を有する物の存在を確認できない為、
本発明品は他の物と比較不可能。
【0003】本発明品は腕を高く上げた状態で行う作業
時に現れる腕と肩の疲労を、作業性を損なうこと無く、
著しく軽減させ、作業効率を格段に向上させることを目
的に開発された装置である。農業の果実類に対する作業
では、作業対象である作物が、比較的高い位置にあるの
で、常に腕を上げた状態での作業が長時間続く。この
為、腕と肩の疲労が激しく、作業者にとっては大変辛い
ものである。また、農業に限らず、水産業での海産物を
干す作業、林業での高所の枝の伐採作業、土木建築や一
般家庭での、高所に対する塗装作業や釘打ち作業等、腕
を上げた状態で行う作業には必ず腕と肩に著しい疲労が
現れる。作業性を損なわずに、この腕と肩の疲労を軽減
させ、作業効率を向上させるには、次の5点の条件を満
たす装置が、必要不可欠である。 (1)装置自体が人体に対し、容易に装着可能で軽量か
つ、動き易く、かさばらない。 (2)腕自体の重量感を大幅に削減する。 (3)腕自体の重量感を大幅に削減すると同時に、腕を
前後左右に動かし易くする。 (4)作業に合せて、腕自体の重量感を削減する力(強
度)を、左右の腕に対して、同等かつ同時または個別
に、その場で容易かつ瞬時に調節可能にする。 (5)作業に合せて、腕自体の重量感を削減する力(強
度)を、左右の腕に対して、同時又は個別に、その場で
容易かつ瞬時に発生および、解除することを可能にす
る。
【0004】本発明品は腕を高く上げた状態で行う作業
時に現れる、腕と肩の疲労を、作業性を損なうこと無
く、著しく軽減させ、作業効率を格段に向上させる為に
開発された装置である。先ず、装置の重量を最小限に留
める為、余分な物は一切取付けず、素材も軽量のナイロ
ン繊維や軽量のFRP支柱3を採用。装着もベルトに取
付けられた、ジョイント12、13を繋ぐだけのワンタ
ッチ構造とし、余分な部分の無い、簡素な構造でかさば
らず、装着してても何ら苦にならず動き易くした。そし
て、腕と肩が疲れる直接の原因となる、「腕の重量」を
腕用パッド1の弾力性(曲げ剛性)による反発力によっ
て、常に腕を上方に押し上げることにより、その大部分
を解消。特殊構造により腕の重量はパッドを支えるパッ
ドホルダー8にかかる為、肩にも負担がかからず、最も
苦にならない腰用ベルトに、重みがかかる仕組みとなっ
ている。また、腕用パッド1の支柱には弾力性に富ん
だ、FRP支柱3を採用することにより腕の上下運動が
比較的自由となり、前後左右への動作も構造上、何ら妨
げになる要素は無い。腕を持上げる力の強度調節(腕の
高さ調節)も、それぞれの作業内容や好みに合わせて、
容易かつ瞬時に行え、左右同等かつ同時又は、個別に調
節することが可能。強度調節はベルト9の絞め付け具合
やパッドホルダー8の調節によっても容易に調節可能だ
が、フックホルダー11に設けられたフック14、15
の内、いずれにロープ5、6を掛けるかによっても、腕
を持ち上げる力の強度を、左右の腕に対し、同等かつ同
時または個別で、容易かつ瞬時に調節可能。腕を持ち上
げる力の発生と解除も、フック14、15に対しロープ
5、6を脱着(掛け外し)するだけのワンタッチ操作
で、左右同時または個別に可能とした。(ロープ5、6
はリング17でフック14、15のいずれかに掛け
る。)
【0005】装置の重量を最小限に留める為、余分な物
は一切取付けず、素材も軽量のナイロン繊維や、軽量の
FRP支柱、ベルトとロープも最軽量の物を採用し、装
着方法もジョイント12、13の二ヶ所をつなぐだけの
ワンタッチ構造とした。この結果、装置の重量は約50
0グラムと大変軽く簡素な構造でかさばらず、装着も容
易な上、装着時も大変動き易いものとなった。そして、
腕と肩が疲れる直接の原因となる、腕自体の重量を、弾
力性(曲げ剛性)のある腕用パッド1の反発力によっ
て、常に腕を上方に押し上げることにより、その大部分
を解消した。特殊構造により、腕の重量は腕用パッド1
を受け支えるパッドホルダー8にかかる為、肩や他の部
分にも負担がかからず、最も苦にならない腰用ベルト
に、重みが掛かる仕組みとなっている。また、腕用パッ
ド1の支柱には弾力性に富んだ、FRP支柱3を採用す
ることにより、腕の上下運動が比較的自由となり、前後
左右への動作も構造上、何ら妨げになる要素は無い。腕
を持上げる力の強度調節(腕の高さ調節)も、それぞれ
の作業内容や好みに合わせて、容易かつ瞬時に行え、左
右同等かつ同時又は、個別に調節することが可能。強度
調節はベルト9の絞め付け具合やパッドホルダー8の調
節によっても容易に調節可能だが、フックホルダー11
に設けられたフック14、15の内、いずれにロープ
5、6を掛けるかによっても、腕を持ち上げる力の強度
を、左右の腕に対し、同等かつ同時または個別で、容易
かつ瞬時に調節可能。腕を持ち上げる力の発生と解除
も、フック14、15に対しロープ5、6を脱着(掛け
外し)するだけのワンタッチ操作で、左右同時または個
別に可能とした。(ロープ5、6はリング17でフック
14、15のいずれかに掛ける。)この結果、本発明品
を腕を上げて行う作業に使用すると、腕の重みをほとん
ど感じること無く作業ができ、腕も上下方向は多少の制
約はあるものの、その他の動作は何ら制約を受ること無
く大変動かし易い。ベルト9、パットホルダー8、ロー
プ5、6の三種類の調節機能により、作業内容や好みに
応じた強度調節(腕の高さ調節)が、左右の腕に対して
同等かつ同時、または個別に行うことが可能となり、フ
ック14、15に対し、ロープ5、6の脱着(掛け外
し)だけで、腕を持ち上げる力の発生と解除が、左右同
時または個別で、容易かつ瞬時にできるようになった。
よって、作業者は腕と肩の疲れに悩まされることも無
く、作業性を格段に向上させることができる。
【0006】(1)ベルト9による強度調節原理(機能
を明確にする為、一部部品を削除)左はベルトを絞めて
強度を強めた図、右は緩めて強度を弱めた図 (2)パッドホルダー8による強度調節原理(機能を明
確に表す為、一部部品を削除)左はホルダーを前面に移
して強度を強めた図、右は後方に移して強度を弱めた図 (3)フック14、15に対するロープ5、6(リング
17)による強度調節原理左は高位置のフックに掛けて
強度を強めた図、右は低位置に掛けて強度を弱めた図 (4)上図(3)は力が発生している状態で、下図はフ
ック14、15に対し、ロープ5、6(リング17)を
外して、力を解除した状態。(左図は背面、右図は正
面) (5)腕用パッド1、パッドホルダー8、ロープの誘導
部品7、誘引ロープ5、リング17、フック15、フッ
クホルダー11以上七部品の相関関係拡大略図
【図面の簡単な説明】
【図1】装着時全体正面図である。
【図2】装着時全体側面図である。
【図3】装着時全体背面図である。
【図4】腕用パッド1の断面図である。(パッドの上下
中程を水平方向に切った場合の略図)
【符号の説明】
1は腕用パッド(ナイロン繊維製で、緩衝材のウレタン
フォーム、FRP支柱とその補強フィルムを内蔵。) 2はウレタンフォーム(パッド1内部の緩衝材) 3はFRP支柱(パッド1内部の芯材で反発力の源) 4はポリプロピレンシート(FRP支柱3の補強シー
ト) 5は左腕用のパッド1の誘引ロープ(パッドに直結、リ
ング17付) 6は右腕用のパッド1の誘引ロープ(パッドに直結、リ
ング17付) 7はロープの誘導部品(左右中心部でロープ5、6を通
し、水平から垂直方向に誘導) 8はパッドホルダー(右左の腕用パッド1をそれぞれ受
け支える) 9は胸用ベルト(長さ調節機能付きジョイント13付) 10は腰用ベルト(ロープ誘導部品7、パッドホルダー
8、長さ調節機能付ジョイント12、マジックテープ1
8を装備) 11はフックホルダー(ロープ5、6を引掛けて主な強
度調節を行う、下部にマジックテープ付) 12は腰ベルト用ジョイント(オス、メス形式、長さ調
節機能付) 13は胸ベルト用ジョイント(オス、メス形式、長さ調
節機能付) 14はフック(誘引ロープ6用、ロープ5も引掛け可
能) 15はフック(誘引ロープ5用、ロープ6も引掛け可
能) 16はパッド1用固定ベルト(マジックテープ付で使用
中パッドから腕の離脱を防止) 17はリング(誘引ロープ5、6をフック14、15に
引掛ける為の物) 18はマジックテープ(メス、腰ベルト10に縫付) 19はパッドホルダー8の固定用ベロ(裏側にマジック
テープのオスを縫付)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月22日(2001.2.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】本発明品は農業を主に水産業、林業、土木
建築や一般家庭内作業など幅広い分野で使用が可能。本
発明品は腕を高く上げた状態で行う作業時に現れる、腕
と肩の疲労を、作業性を損なうこと無く、著しく軽減さ
せ、作業効率を格段に向上させる装置である。具体的な
例を挙げると、農業での果実類等に対する作業では、作
業対象である作物が、比較的高い位置にあるので、常に
腕を上げた状態での作業が長時間続く。この為、腕と肩
の疲労が激しく、作業者にとっては大変辛いものであ
る。また、農業に限らず、水産業での海産物を干す作
業、林業での高所の枝の伐採作業、土木建築や一般家庭
での高所に対する塗装作業や釘打ち作業など、腕を上げ
た状態で行う、あらゆる作業に観られる腕と肩の疲労
を、作業性を損なわずに著しく軽減し、作業効率を向上
させる装置である。
【0002】本発明品は農業を始め、水産業、林業、土
木建築や一般家庭向け等、あらゆる分野において、類似
または同様の機能を有する物の存在を確認できない為、
本発明品は他の物と比較不可能。
【0003】本発明品は腕を高く上げた状態で行う作業
時に現れる腕と肩の疲労を、作業性を損なうこと無く、
著しく軽減させ、作業効率を格段に向上させることを目
的に開発された装置である。農業の果実類に対する作業
では、作業対象である作物が、比較的高い位置にあるの
で、常に腕を上げた状態での作業が長時間続く。この
為、腕と肩の疲労が激しく、作業者にとっては大変辛い
ものである。また、農業に限らず、水産業での海産物を
干す作業、林業での高所の枝の伐採作業、土木建築や一
般家庭での、高所に対する塗装作業や釘打ち作業等、腕
を上げた状態で行う作業には必ず腕と肩に著しい疲労が
現れる。作業性を損なわずに、この腕と肩の疲労を軽減
させ、作業効率を向上させるには、次の5点の条件を満
たす装置が、必要不可欠である。 (1)装置自体が人体に対し、容易に装着可能で軽量か
つ、動き易く、かさばらない。 (2)腕自体の重量感を大幅に削減する。 (3)腕自体の重量感を大幅に削減すると同時に、腕を
前後左右に動かし易くする。 (4)作業に合せて、腕自体の重量感を削減する力(強
度)を、左右の腕に対して、同等かつ同時または個別
に、その場で容易かつ瞬時に調節可能にする。 (5)作業に合せて、腕自体の重量感を削減する力(強
度)を、左右の腕に対して、同時又は個別に、その場で
容易かつ瞬時に発生および、解除することを可能にす
る。
【0004】本発明品は腕を高く上げた状態で行う作業
時に現れる、腕と肩の疲労を、作業性を損なうこと無
く、著しく軽減させ、作業効率を格段に向上させる為に
開発された装置である。先ず、装置の重量を最小限に留
める為、余分な物は一切取付けず、素材も軽量のナイロ
ン繊維や軽量のFRP支柱3を採用。装着もベルトに取
付けられた、ジョイント12、13を繋ぐだけのワンタ
ッチ構造とし、余分な部分の無い、簡素な構造でかさば
らず、装着してても何ら苦にならず動き易くした。そし
て、腕と肩が疲れる直接の原因となる、「腕の重量」を
腕用パッド1の弾力性(曲げ剛性)による反発力によっ
て、常に腕を上方に押し上げることにより、その大部分
を解消。特殊構造により腕の重量はパッドを支えるパッ
ドホルダー8にかかる為、肩にも負担がかからず、最も
苦にならない腰用ベルトに、重みがかかる仕組みとなっ
ている。また、腕用パッド1の支柱には弾力性に富ん
だ、FRP支柱3を採用することにより腕の上下運動が
比較的自由となり、前後左右への動作も構造上、何ら妨
げになる要素は無い。腕を持上げる力の強度調節(腕の
高さ調節)も、それぞれの作業内容や好みに合わせて、
容易かつ瞬時に行え、左右同等かつ同時又は、個別に調
節することが可能。強度調節はベルト9の絞め付け具合
やパッドホルダー8の調節によっても容易に調節可能だ
が、フックホルダー11に設けられたフック14、15
の内、いずれにロープ5、6を掛けるかによっても、腕
を持ち上げる力の強度を、左右の腕に対し、同等かつ同
時または個別で、容易かつ瞬時に調節可能。腕を持ち上
げる力の発生と解除も、フック14、15に対しロープ
5、6を脱着(掛け外し)するだけのワンタッチ操作
で、左右同時または個別に可能とした。(ロープ5、6
はリング17でフック14、15のいずれかに掛け
る。)
【0005】装置の重量を最小限に留める為、余分な物
は一切取付けず、素材も軽量のナイロン繊維や、軽量の
FRP支柱、ベルトとロープも最軽量の物を採用し、装
着方法もジョイント12、13の二ヶ所をつなぐだけの
ワンタッチ構造とした。この結果、装置の重量は約50
0グラムと大変軽く簡素な構造でかさばらず、装着も容
易な上、装着時も大変動き易いものとなった。そして、
腕と肩が疲れる直接の原因となる、腕自体の重量を、弾
力性(曲げ剛性)のある腕用パッド1の反発力によっ
て、常に腕を上方に押し上げることにより、その大部分
を解消した。特殊構造により、腕の重量は腕用パッド1
を受け支えるパッドホルダー8にかかる為、肩や他の部
分にも負担がかからず、最も苦にならない腰用ベルト
に、重みが掛かる仕組みとなっている。また、腕用パッ
ド1の支柱には弾力性に富んだ、FRP支柱3を採用す
ることにより、腕の上下運動が比較的自由となり、前後
左右への動作も構造上、何ら妨げになる要素は無い。腕
を持上げる力の強度調節(腕の高さ調節)も、それぞれ
の作業内容や好みに合わせて、容易かつ瞬時に行え、左
右同等かつ同時又は、個別に調節することが可能。強度
調節はベルト9の絞め付け具合やパッドホルダー8の調
節によっても容易に調節可能だが、フックホルダー11
に設けられたフック14、15の内、いずれにロープ
5、6を掛けるかによっても、腕を持ち上げる力の強度
を、左右の腕に対し、同等かつ同時または個別で、容易
かつ瞬時に調節可能。腕を持ち上げる力の発生と解除
も、フック14、15に対しロープ5、6を脱着(掛け
外し)するだけのワンタッチ操作で、左右同時または個
別に可能とした。(ロープ5、6はリング17でフック
14、15のいずれかに掛ける。) この結果、本発明品を腕を上げて行う作業に使用する
と、腕の重みをほとんど感じること無く作業ができ、腕
も上下方向は多少の制約はあるものの、その他の動作は
何ら制約を受ること無く大変動かし易い。ベルト9、パ
ットホルダー8、ロープ5、6の三種類の調節機能によ
り、作業内容や好みに応じた強度調節(腕の高さ調節)
が、左右の腕に対して同等かつ同時、または個別に行う
ことが可能となり、フック14、15に対し、ロープ
5、6の脱着(掛け外し)だけで、腕を持ち上げる力の
発生と解除が、左右同時または個別で、容易かつ瞬時に
できるようになった。よって、作業者は腕と肩の疲れに
悩まされることも無く、作業性を格段に向上させること
ができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】装着時全体正面図である。
【図2】装着時全体側面図である。
【図3】装着時全体背面図である。
【図4】腕用パッド1の断面図である。(パッドの上下
中程を水平方向に切った場合の略図)
【図5】ベルト9による強度調節原理の比較説明図であ
る。(機能を明確にする為、一部部品を省略)左図はベ
ルトを締めつけて強度を強めた図、右図は緩めて強度を
弱めた図。
【図6】パッドホルダー8による強度調節原理の比較説
明図である。(機能を明確にする為、一部部品を省略)
左図はホルダーを前方に移して強度を強めた図、右図は
ホルダーを後方に移して強度を弱めた図。
【図7】フック14,15に対するロープ5、6(リン
グ17)による強度調節原理の比較説明図である。左図
は高位置のフックにリングをかけて強度を強めた図、右
図は低位置にかけて強度を弱めた図。
【図8】腕を持上げる力が発生している状態(図7)に
対し、本図はフック14、15に対しロープ5、6(リ
ング17)を外して力を解除した状態の図である。図左
は背面、右は正面。
【図9】腕用パッド1、パッドホルダー8、ロープ誘導
部品7、誘引ロープ5、リング17、フック15、フッ
クホルダー11。以上七部品の相関関係拡大略図であ
る。
【符号の説明】 1は腕用パッド(ナイロン繊維製で緩衝材のウレタンフ
ォーム、FRP支柱と補強フィルム内蔵。 2はウレタンフォーム(パッド1内部の緩衝材) 3はFRP支柱(パッド1内部の芯材で反発力の源) 4はポリプロピレンシート(FRP支柱3の補強シー
ト) 5は左腕用のパッド1の誘引ロープ(パッドに直結、リ
ング17付) 6は右腕用のパッド1の誘引ロープ(パッドに直結、リ
ング17付) 7はロープの誘導部品(左右中心部でロープ5、6を通
し、水平から垂直方向に誘導) 8はパッドホルダー(右左の腕用パッド1をそれぞれ受
け支える) 9は胸用ベルト(長さ調節機能付きジョイント13付) 10は腰用ベルト(ロープ誘導部品7、パッドホルダー
8、長さ調節機能付ジョイント12、マジックテープ1
8を装備) 11はフックホルダー(ロープ5、6を引掛けて主な強
度調節を行う、下部にマジックテープ付) 12は腰ベルト用ジョイント(オス、メス形式、長さ調
節機能付) 13は胸ベルト用ジョイント(オス、メス形式、長さ調
節機能付) 14はフック(誘引ロープ6用、ロープ5も引掛け可
能) 15はフック(誘引ロープ5用、ロープ6も引掛け可
能) 16はパッド1用固定ベルト(マジックテープ付で使用
中パッドから腕の離脱を防止) 17はリング(誘引ロープ5、6をフック14、15に
引掛ける為の物) 18はマジックテープ(メス、腰ベルト10に縫付) 19はパッドホルダー8の固定用ベロ(裏側にマジック
テープのオスを縫付)
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 3】
【図 4】
【図 1】
【図 2】
【図 5】
【図 6】
【図 7】
【図 8】
【図 9】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本発明品は容易に人体装着が可能で、腕を
    上げて行う作業時に使用すると、弾力性(曲げ剛性)の
    有る支柱3を内蔵した腕用パッド1の反発力により、常
    に腕を持上げる作用が働く。この為、腕を上げて行う作
    業時、腕と肩に負担となる腕自体の重みを著しく軽減
    し、作業効率を格段に向上させる装置である。
  2. 【請求項2】本発明品は「ベルト9の絞め付け度合
    い」、「ロープ5、6とフック14、15による掛け外
    し操作」、「パッドホルダー8の前後位置調節」、以上
    三種の機能により、弾力性(曲げ剛性)による反発力の
    強度を容易に調節することが可能。この三種の機能の
    内、「ロープとフックの操作」と、「パットホルダー位
    置調節」の二機能では、左右の腕に対して均等同時調節
    だけでなく、左右個別に強度調節が可能で、作業内容や
    好みに合わせて、腕を持ち上げる力(支柱の反発力)の
    強度を、左右それぞれの腕に対し、多様な調節が可能な
    装置である。
  3. 【請求項3】本発明品はフック14、15に対してロー
    プ5、6を脱着(掛け外し)することにより容易かつ瞬
    時に腕を上方へ持ち上げる力を、左右の腕に対して同時
    または個別に、解消または発生させることが可能な装置
    である。
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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014022433A1 (en) * 2012-07-31 2014-02-06 Levitate Technologies, Inc. Adaptive arm support systems and methods for use
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