JPH07107663A - 複数電圧電源装置 - Google Patents
複数電圧電源装置Info
- Publication number
- JPH07107663A JPH07107663A JP5269718A JP26971893A JPH07107663A JP H07107663 A JPH07107663 A JP H07107663A JP 5269718 A JP5269718 A JP 5269718A JP 26971893 A JP26971893 A JP 26971893A JP H07107663 A JPH07107663 A JP H07107663A
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- JP
- Japan
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- voltage
- power supply
- systems
- voltage output
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型かつ安価でしかも操作性も良い複数電圧
電源装置を提供する。 【構成】 ACアダプタ11に、電圧が異なる複数の電
圧出力系12を有するものを使用する。その電圧出力系
のうちの一つの電圧出力系に、一つの操作スイッチ13
と、電圧変化を検出する電圧検出手段14とを接続す
る。他の電圧出力系には、この電圧検出手段14により
自動的にオン・オフされるスイッチング手段15をそれ
ぞれ接続する。
電源装置を提供する。 【構成】 ACアダプタ11に、電圧が異なる複数の電
圧出力系12を有するものを使用する。その電圧出力系
のうちの一つの電圧出力系に、一つの操作スイッチ13
と、電圧変化を検出する電圧検出手段14とを接続す
る。他の電圧出力系には、この電圧検出手段14により
自動的にオン・オフされるスイッチング手段15をそれ
ぞれ接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電源電圧系を要
する電子機器等において、ACアダプタから電源を供給
して複数の電圧を得る複数電圧電源装置に関する。
する電子機器等において、ACアダプタから電源を供給
して複数の電圧を得る複数電圧電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ACアダプタを使用する電子機器
等においては、図2に示すように、機器本体1の内部で
複数の電源電圧系(例えば、図示するようなA・B・C
の電源電圧系)を要する場合、ACアダプタ2の電圧出
力は単一の一系統とし、これを、機器本体1の内部に備
えられたドロッパレギュレータやDC/DCコンバータ
等の電圧変換手段3に電源スイッチ4を介して接続し、
この電圧変換手段3により複数の電源電圧を作り、各部
に供給するのが一般的であった。
等においては、図2に示すように、機器本体1の内部で
複数の電源電圧系(例えば、図示するようなA・B・C
の電源電圧系)を要する場合、ACアダプタ2の電圧出
力は単一の一系統とし、これを、機器本体1の内部に備
えられたドロッパレギュレータやDC/DCコンバータ
等の電圧変換手段3に電源スイッチ4を介して接続し、
この電圧変換手段3により複数の電源電圧を作り、各部
に供給するのが一般的であった。
【0003】しかし、この電圧変換手段3は、出力電流
が小さければ、簡単な構成で小型となり、低コストで実
現可能であるが、出力電流が大きく、大電力になると、
放熱手段を必要とするために大型化し、コスト高になっ
ていた。
が小さければ、簡単な構成で小型となり、低コストで実
現可能であるが、出力電流が大きく、大電力になると、
放熱手段を必要とするために大型化し、コスト高になっ
ていた。
【0004】また、図3に示すように、機器内部に電圧
変換手段を備えないで、ACアダプタ2の電圧出力系を
複数とし、その全ての電圧出力系を多極連動式のメカニ
カルスイッチ5により一斉に断続するものがあった。
変換手段を備えないで、ACアダプタ2の電圧出力系を
複数とし、その全ての電圧出力系を多極連動式のメカニ
カルスイッチ5により一斉に断続するものがあった。
【0005】しかし、このような多極連動式のメカニカ
ルスイッチ5は、特に大容量のものでは形状が大型化
し、操作力も大きくなり、操作性が悪くなる。しかも、
多極のため、機構構成が複雑で、コスト高となる欠点が
あった。
ルスイッチ5は、特に大容量のものでは形状が大型化
し、操作力も大きくなり、操作性が悪くなる。しかも、
多極のため、機構構成が複雑で、コスト高となる欠点が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、従来の上記のような問題点に鑑み、小型かつ安価で
しかも操作性も良い複数電圧電源装置を提供することに
ある。
は、従来の上記のような問題点に鑑み、小型かつ安価で
しかも操作性も良い複数電圧電源装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による複数電圧電
源装置は、たとえば以下の図示実施例に示すとおり、A
Cアダプタ11に電圧が異なる複数の電圧出力系を設
け、そのうちの一つの電圧出力系に一つの操作スイッチ
13と、電圧変化を検出する電圧検出手段14とを接続
し、他の電圧出力系には、この電圧検出手段14により
自動的にオン・オフされるスイッチング手段15を接続
したものである。
源装置は、たとえば以下の図示実施例に示すとおり、A
Cアダプタ11に電圧が異なる複数の電圧出力系を設
け、そのうちの一つの電圧出力系に一つの操作スイッチ
13と、電圧変化を検出する電圧検出手段14とを接続
し、他の電圧出力系には、この電圧検出手段14により
自動的にオン・オフされるスイッチング手段15を接続
したものである。
【0008】
【作用】このような構成によると、一つの操作スイッチ
13をオンにして、ACアダプタ11からの複数の電圧
出力系のうちの一つを電源電圧出力状態にすると、その
電圧が電圧検出手段14で検出され、この電圧検出手段
14により他の電圧出力系のスイッチング手段15が自
動的にオンになり、他の電圧出力系も電源電圧出力状態
となる。
13をオンにして、ACアダプタ11からの複数の電圧
出力系のうちの一つを電源電圧出力状態にすると、その
電圧が電圧検出手段14で検出され、この電圧検出手段
14により他の電圧出力系のスイッチング手段15が自
動的にオンになり、他の電圧出力系も電源電圧出力状態
となる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1において、機器本体10において複数の電源電
圧系(例えば、A・B・Cの3系統の電源電圧系)を必
要とする場合、本発明では、ACアダプタ11として、
これらの電源電圧系のそれぞれに必要とする電圧を別々
に供給できる複数の電圧出力系12(図では3系統)を
有するものを使用する。このACアダプタ11は、トラ
ンス式DC出力、スイッチング式DC出力、ドロッパ式
DC出力、トランス式AC出力等のいずれのタイプのも
のでも良く、AC出力タイプのものを使用する場合は、
機器本体10側に整流手段を設ければ良い。
る。図1において、機器本体10において複数の電源電
圧系(例えば、A・B・Cの3系統の電源電圧系)を必
要とする場合、本発明では、ACアダプタ11として、
これらの電源電圧系のそれぞれに必要とする電圧を別々
に供給できる複数の電圧出力系12(図では3系統)を
有するものを使用する。このACアダプタ11は、トラ
ンス式DC出力、スイッチング式DC出力、ドロッパ式
DC出力、トランス式AC出力等のいずれのタイプのも
のでも良く、AC出力タイプのものを使用する場合は、
機器本体10側に整流手段を設ければ良い。
【0010】機器本体10側において、ACアダプタ1
1からの3系統の電圧出力系12のうちの一系統につい
てのみ、一つの操作スイッチ13と電圧検出手段14と
が直列接続され、他の電圧出力系12には、スイッチン
グ手段15がそれぞれ接続されている。電圧検出手段1
4はトランジスタ等による電子回路、スイッチング手段
15は、トランジスタやMOSFET等のスイッチング
素子で構成されている。
1からの3系統の電圧出力系12のうちの一系統につい
てのみ、一つの操作スイッチ13と電圧検出手段14と
が直列接続され、他の電圧出力系12には、スイッチン
グ手段15がそれぞれ接続されている。電圧検出手段1
4はトランジスタ等による電子回路、スイッチング手段
15は、トランジスタやMOSFET等のスイッチング
素子で構成されている。
【0011】図1において、操作スイッチ13をオンに
すると、これに接続された機器本体10側の電源電圧系
Cが電源電圧出力状態になり、その電圧が電圧検出手段
14で検出される。そして、この電圧検出手段14によ
り他の電圧出力系12のスイッチング手段15が自動的
にオンにされ、他の電源電圧系A・Bも電源電圧出力状
態となる。
すると、これに接続された機器本体10側の電源電圧系
Cが電源電圧出力状態になり、その電圧が電圧検出手段
14で検出される。そして、この電圧検出手段14によ
り他の電圧出力系12のスイッチング手段15が自動的
にオンにされ、他の電源電圧系A・Bも電源電圧出力状
態となる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果がある。 操作スイッチは1個で済むので、小型かつ安価なも
のを使用でき、しかも操作性が良い。 電圧検出手段は、トランジスタ等による小型かつ安
価な電子回路で実現できる。 スイッチング手段もトランジスタやMOSFET等
のスイッチング素子で実現でき、しかも単なる電源のオ
ン・オフ用(超低周波)であるため、ほとんど発熱する
ことがなく、従来の電圧変換手段のような放熱手段を必
要としないので、小型かつ安価になる。
のを使用でき、しかも操作性が良い。 電圧検出手段は、トランジスタ等による小型かつ安
価な電子回路で実現できる。 スイッチング手段もトランジスタやMOSFET等
のスイッチング素子で実現でき、しかも単なる電源のオ
ン・オフ用(超低周波)であるため、ほとんど発熱する
ことがなく、従来の電圧変換手段のような放熱手段を必
要としないので、小型かつ安価になる。
【図1】本発明による複数電圧電源装置の一例のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】電圧変換手段を用いた従来例のブロック図であ
る。
る。
【図3】多極連動式のメカニカルスイッチを用いた従来
例のブロック図である。
例のブロック図である。
【符号の説明】 10 機器本体 11 ACアダプタ 12 電圧出力系 13 操作スイッチ 14 電圧検出手段 15 スイッチング手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ACアダプタに接続したスイッチのオン
・オフにより、電圧が異なる複数の出力系を断続できる
複数電圧電源装置において、前記ACアダプタに電圧が
異なる複数の電圧出力系を設け、そのうちの一つの電圧
出力系に一つの操作スイッチと、電圧変化を検出する電
圧検出手段とを接続し、他の電圧出力系には、この電圧
検出手段により自動的にオン・オフされるスイッチング
手段を接続したことを特徴とする、複数電圧電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5269718A JPH07107663A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 複数電圧電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5269718A JPH07107663A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 複数電圧電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07107663A true JPH07107663A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17476205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5269718A Pending JPH07107663A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 複数電圧電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07107663A (ja) |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP5269718A patent/JPH07107663A/ja active Pending
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