JPH07107407B2 - 締結・分離機構 - Google Patents
締結・分離機構Info
- Publication number
- JPH07107407B2 JPH07107407B2 JP5173526A JP17352693A JPH07107407B2 JP H07107407 B2 JPH07107407 B2 JP H07107407B2 JP 5173526 A JP5173526 A JP 5173526A JP 17352693 A JP17352693 A JP 17352693A JP H07107407 B2 JPH07107407 B2 JP H07107407B2
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- JP
- Japan
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- fastening
- separation
- melting point
- female screw
- separating
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/64—Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
- B64G1/645—Separators
- B64G1/6455—Pyrotechnics; Using heat
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/64—Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
- B64G1/645—Separators
- B64G1/6457—Springs; Shape memory actuators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宇宙航行体等の被分離
体と太陽電池パドルや展開機構などの分離体とを締結お
よび分離する締結・分離機構に関する。
体と太陽電池パドルや展開機構などの分離体とを締結お
よび分離する締結・分離機構に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の締結・分離機構は、いわゆる分
離ナットと呼ばれるものである。この分離ナットは、宇
宙軌道上に達するまで分離体を被分離体に収納および固
定しておき、宇宙軌道上で上記分離体を上記被分離体か
ら分離または展開する機能を有する。従来の分離ナット
は、上記被分離体と上記分離体とを締結するボルトおよ
びナットと、この締結部を爆破して破壊する火工品(火
薬等を意味する)とを有する。航行体が宇宙軌道上に達
するまでは、この分離ナットを締結して上記分離体を上
記被分離体に収納および固定しておき、宇宙軌道上に達
すると、分離ナット締結部の破壊により、上記分離体を
上記被分離体から分離または展開する。
離ナットと呼ばれるものである。この分離ナットは、宇
宙軌道上に達するまで分離体を被分離体に収納および固
定しておき、宇宙軌道上で上記分離体を上記被分離体か
ら分離または展開する機能を有する。従来の分離ナット
は、上記被分離体と上記分離体とを締結するボルトおよ
びナットと、この締結部を爆破して破壊する火工品(火
薬等を意味する)とを有する。航行体が宇宙軌道上に達
するまでは、この分離ナットを締結して上記分離体を上
記被分離体に収納および固定しておき、宇宙軌道上に達
すると、分離ナット締結部の破壊により、上記分離体を
上記被分離体から分離または展開する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の分離ナ
ットは分離体を被分離体から分離する時の衝撃が著しく
大きいばかりでなく、上記火工品の保守管理を非常に厳
重かつ微妙な条件で実行しなければならないという欠点
があった。
ットは分離体を被分離体から分離する時の衝撃が著しく
大きいばかりでなく、上記火工品の保守管理を非常に厳
重かつ微妙な条件で実行しなければならないという欠点
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の締結・分離機構
は、被分離体の連結板手段とこの連結板手段の連結面に
圧接しうる取付面を有する分離体の取付板手段とを締結
・分離する締結・分離機構であって、頭部が前記連結面
の反対側に配置されるとともにおねじ部が前記取付板手
段に貫入しうる分離ボルトと、少なくとも一部が前記分
離ボルトのおねじ部より低い溶融点の低溶融解点物質か
らなり前記分離ボルトのおねじ部と前記取付板手段に保
持した自身のめねじ体との螺着によって前記連結板手段
の連結面と前記取付板手段の取付面とを圧接・保持する
とともに前記低溶融解点物質の溶解により前記圧接・保
持の力を低下させる分離ボルト保持手段と、前記低溶融
解点物質の近傍に配設されこの低溶融解点物質を加熱し
て溶融する加熱ヒータとを備える。
は、被分離体の連結板手段とこの連結板手段の連結面に
圧接しうる取付面を有する分離体の取付板手段とを締結
・分離する締結・分離機構であって、頭部が前記連結面
の反対側に配置されるとともにおねじ部が前記取付板手
段に貫入しうる分離ボルトと、少なくとも一部が前記分
離ボルトのおねじ部より低い溶融点の低溶融解点物質か
らなり前記分離ボルトのおねじ部と前記取付板手段に保
持した自身のめねじ体との螺着によって前記連結板手段
の連結面と前記取付板手段の取付面とを圧接・保持する
とともに前記低溶融解点物質の溶解により前記圧接・保
持の力を低下させる分離ボルト保持手段と、前記低溶融
解点物質の近傍に配設されこの低溶融解点物質を加熱し
て溶融する加熱ヒータとを備える。
【0005】前記締結・分離機構は、前記分離ボルト保
持手段が、前記分離ボルトのおねじ部を螺着する前記め
ねじ体と、前記めねじ体をその周囲で保持する前記低溶
融解点物質と前記低溶融解点物質を前記取付面の反対側
に固定するめねじ保持体とを備える構成を採ってもよ
い。
持手段が、前記分離ボルトのおねじ部を螺着する前記め
ねじ体と、前記めねじ体をその周囲で保持する前記低溶
融解点物質と前記低溶融解点物質を前記取付面の反対側
に固定するめねじ保持体とを備える構成を採ってもよ
い。
【0006】また、前記締結・分離機構は、前記分離ボ
ルト保持手段が、前記低溶融解点物質で構成され前記分
離ボルトのおねじ部を螺着する前記めねじ体と、前記め
ねじ体を前記取付面の反対側に固定するめねじ保持体と
を備える構成を採ってもよい。
ルト保持手段が、前記低溶融解点物質で構成され前記分
離ボルトのおねじ部を螺着する前記めねじ体と、前記め
ねじ体を前記取付面の反対側に固定するめねじ保持体と
を備える構成を採ってもよい。
【0007】さらに、前記締結・分離機構は、前記低溶
融解点物質の溶融物を吸収する吸収クロスを前記低融解
点物質の近傍にさらに配設する構成,および前記分離ボ
ルトの頭部と前記連結板手段との間に弾性加圧機構をさ
らに備える構成を採ることができ、さらに前記低溶融解
点物質としてパラフィンを使用することができる。
融解点物質の溶融物を吸収する吸収クロスを前記低融解
点物質の近傍にさらに配設する構成,および前記分離ボ
ルトの頭部と前記連結板手段との間に弾性加圧機構をさ
らに備える構成を採ることができ、さらに前記低溶融解
点物質としてパラフィンを使用することができる。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0009】図1は本発明の第1の実施例の断面図であ
り、(a)は被分離体と分離体との結合時、(b)は被
分離体と分離体との分離時を示す。
り、(a)は被分離体と分離体との結合時、(b)は被
分離体と分離体との分離時を示す。
【0010】この締結・分離機構は、被分離体の一部を
なす連結板9の連結面と分離体の一部をなす取付板7の
取付面とにおいて、上記被分離体と上記分離体との圧接
および分離を可能とする。
なす連結板9の連結面と分離体の一部をなす取付板7の
取付面とにおいて、上記被分離体と上記分離体との圧接
および分離を可能とする。
【0011】この締結・分離機構は、分離ボルト10の
頭部10aを上記連結面の反対側に保持するとともに、
おねじ部10bを取付板7内に貫入している。おねじ部
10bはめねじ体1aに螺着される。めねじ体1aの周
囲には介在体2を固着している。この介在体2には、金
属等で構成される分離ボルト10およびめねじ体1aよ
り低溶融解点の物質(以下、低融点物質),例えばパラ
フィン,はんだ等を使用する。介在体2はナットハウジ
ング3に保持されており、このナットハウジング3はね
じ8によって取付板7に上記取付面の反対側で固定され
ている。このように、めねじ体1a,介在体2,ナット
ハウジング3およびねじ8が分離ボルト10を保持する
分離ボルト保持体を構成する。
頭部10aを上記連結面の反対側に保持するとともに、
おねじ部10bを取付板7内に貫入している。おねじ部
10bはめねじ体1aに螺着される。めねじ体1aの周
囲には介在体2を固着している。この介在体2には、金
属等で構成される分離ボルト10およびめねじ体1aよ
り低溶融解点の物質(以下、低融点物質),例えばパラ
フィン,はんだ等を使用する。介在体2はナットハウジ
ング3に保持されており、このナットハウジング3はね
じ8によって取付板7に上記取付面の反対側で固定され
ている。このように、めねじ体1a,介在体2,ナット
ハウジング3およびねじ8が分離ボルト10を保持する
分離ボルト保持体を構成する。
【0012】介在体2の周囲にはニクロム線等の加熱ヒ
ータ4を配設しており、加熱ヒータ4は通電端子13か
ら電流を流すことにより加熱される。加熱ヒータ4の周
囲には網状に編んだ植物性繊維あるいは金属製のメッシ
ュクロス5を配置している。加熱ヒータ4の加熱により
介在体2が溶解点温度以上に達すると、介在体2は溶解
し、この溶解物は吸収クロスとして動作するメッシュク
ロス5に浸透し吸収される。
ータ4を配設しており、加熱ヒータ4は通電端子13か
ら電流を流すことにより加熱される。加熱ヒータ4の周
囲には網状に編んだ植物性繊維あるいは金属製のメッシ
ュクロス5を配置している。加熱ヒータ4の加熱により
介在体2が溶解点温度以上に達すると、介在体2は溶解
し、この溶解物は吸収クロスとして動作するメッシュク
ロス5に浸透し吸収される。
【0013】また、分離ボルト10の頭部10aと連結
板9との間にはコイルスプリング6を配設しており、上
記分離ボルト保持体の分離ボルト10に対する保持力が
低下すると、分離ボルト10はコイルスプリング6の弾
性加圧力により取付板7から引き出される。このとき、
分離ボルト10の頭部10aは、ねじ12によって連結
板9に取り付けられているケース11内に拘束される。
板9との間にはコイルスプリング6を配設しており、上
記分離ボルト保持体の分離ボルト10に対する保持力が
低下すると、分離ボルト10はコイルスプリング6の弾
性加圧力により取付板7から引き出される。このとき、
分離ボルト10の頭部10aは、ねじ12によって連結
板9に取り付けられているケース11内に拘束される。
【0014】この締結・分離機構は、分離ボルト10の
おねじ部10bをめねじ体1aに螺着することにより連
結板9と取付板7と,つまり上記被分離体と上記分離体
とを締結する。
おねじ部10bをめねじ体1aに螺着することにより連
結板9と取付板7と,つまり上記被分離体と上記分離体
とを締結する。
【0015】一方、この締結・分離機構において、上記
被分離体と上記分離体との分離,つまり、連結板9と取
付板7との分離は、加熱ヒータ4への通電により行う。
即ち、通電により加熱ヒータ4が加熱されて介在体2が
溶解点温度以上に達すると、介在体2は溶解し、めねじ
体1aのナットハウジング3に対する保持力が低下す
る。この結果、コイルスプリング6によって分離ボルト
10が取付板7から引き出され、取付板7は連結板9か
ら分離する。なお、メッシュクロス5による介在体2の
溶解物の吸収は、分離時におけるこの溶解物による分離
妨害を少なくさせるとともに、この溶解物の拡散による
宇宙汚染を減少させる。
被分離体と上記分離体との分離,つまり、連結板9と取
付板7との分離は、加熱ヒータ4への通電により行う。
即ち、通電により加熱ヒータ4が加熱されて介在体2が
溶解点温度以上に達すると、介在体2は溶解し、めねじ
体1aのナットハウジング3に対する保持力が低下す
る。この結果、コイルスプリング6によって分離ボルト
10が取付板7から引き出され、取付板7は連結板9か
ら分離する。なお、メッシュクロス5による介在体2の
溶解物の吸収は、分離時におけるこの溶解物による分離
妨害を少なくさせるとともに、この溶解物の拡散による
宇宙汚染を減少させる。
【0016】図2は本発明の第2の実施例の断面図であ
り、(a)は被分離体と分離体との結合時、(b)は被
分離体と分離体との分離時を示す。
り、(a)は被分離体と分離体との結合時、(b)は被
分離体と分離体との分離時を示す。
【0017】この締結・分離機構は、めねじ体1aと介
在体2とを一体としたねねじ体1bを用いる点で、図1
の実施例と異なる。このめねじ体1bは上記低融点物質
で構成される。
在体2とを一体としたねねじ体1bを用いる点で、図1
の実施例と異なる。このめねじ体1bは上記低融点物質
で構成される。
【0018】この締結・分離機構は、締結時において
は、めねじ体1bをナットハウジング3内に保持し、こ
れらをねじ8によって取付板7にさらに固定する。その
後、分離ボルト10をめねじ体1bにねじ込むことによ
り、取付板7が連結板9に固定される。なお、めねじ体
1bにはねじ部の補強のためにヘリサート14を挿入し
ている。
は、めねじ体1bをナットハウジング3内に保持し、こ
れらをねじ8によって取付板7にさらに固定する。その
後、分離ボルト10をめねじ体1bにねじ込むことによ
り、取付板7が連結板9に固定される。なお、めねじ体
1bにはねじ部の補強のためにヘリサート14を挿入し
ている。
【0019】また、この締結・分離機構の分離も、図1
の実施例と同様に通電端子13からの通電によって加熱
ヒータ4を加熱することにより行う。加熱ヒータ4の加
熱によるめねじ体1bの溶解により、めねじ体1bによ
る分離ボルト10の保持力は低下する。すると、めねじ
体1bのナットハウジング3に対する保持力が低下し、
コイルスプリング6の弾性加圧力によって、分離ボルト
10が取付板7から引き出される。こうして分離ボルト
10は収納ケース11に収納され、取付板7は連結板9
から分離する。なお、溶解しためねじ体1bはメッシュ
クロス5に浸透吸収される。
の実施例と同様に通電端子13からの通電によって加熱
ヒータ4を加熱することにより行う。加熱ヒータ4の加
熱によるめねじ体1bの溶解により、めねじ体1bによ
る分離ボルト10の保持力は低下する。すると、めねじ
体1bのナットハウジング3に対する保持力が低下し、
コイルスプリング6の弾性加圧力によって、分離ボルト
10が取付板7から引き出される。こうして分離ボルト
10は収納ケース11に収納され、取付板7は連結板9
から分離する。なお、溶解しためねじ体1bはメッシュ
クロス5に浸透吸収される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の締結・分離
機構は、分離ボルト保持手段の少なくとも一部を分離ボ
ルトのおねじ部より低い溶融点の低溶融解点物質で構成
し、分離体を被分離体から分離する際には、前記低溶融
解点物質の溶解により、前記被分離体の連結板手段と前
記分離体の取付面との圧接・保持の力を低下させるの
で、分離体を被分離体から分離する際の衝撃を小さくで
き、しかも確実な分離を行うことができるという効果が
ある。
機構は、分離ボルト保持手段の少なくとも一部を分離ボ
ルトのおねじ部より低い溶融点の低溶融解点物質で構成
し、分離体を被分離体から分離する際には、前記低溶融
解点物質の溶解により、前記被分離体の連結板手段と前
記分離体の取付面との圧接・保持の力を低下させるの
で、分離体を被分離体から分離する際の衝撃を小さくで
き、しかも確実な分離を行うことができるという効果が
ある。
【0021】また、この締結・分離機構では、火工品を
用いる分離ナットのような厳重でしかも微妙な管理を必
要としないという効果もある。
用いる分離ナットのような厳重でしかも微妙な管理を必
要としないという効果もある。
【図1】本発明の第1の実施例の断面図であり、(a)
は被分離体と分離体との結合時、(b)は被分離体と分
離体との分離時を示す。
は被分離体と分離体との結合時、(b)は被分離体と分
離体との分離時を示す。
【図2】本発明の第2の実施例の断面図であり、(a)
は被分離体と分離体との結合時、(b)は被分離体と分
離体との分離時を示す。
は被分離体と分離体との結合時、(b)は被分離体と分
離体との分離時を示す。
1a,1b めねじ体 2 介在体 3 ナットハウジング 4 加熱ヒータ 5 メッシュクロス 6 コイルスプリング 7 取付板 8,12 めねじ 9 連結板 10 分離ボルト 10a 頭部 10b おねじ部 11 収納ケース 13 通電端子 14 ヘリサート
Claims (6)
- 【請求項1】 被分離体の連結板手段とこの連結板手段
の連結面に圧接しうる取付面を有する分離体の取付板手
段とを締結・分離する締結・分離機構であって、 頭部が前記連結面の反対側に配置されるとともにおねじ
部が前記取付板手段に貫入しうる分離ボルトと、少なく
とも一部が前記分離ボルトのおねじ部より低い溶融点の
低溶融解点物質からなり前記分離ボルトのおねじ部と前
記取付板手段に保持した自身のめねじ体との螺着によっ
て前記連結板手段の連結面と前記取付板手段の取付面と
を圧接・保持するとともに前記低溶融解点物質の溶解に
より前記圧接・保持の力を低下させる分離ボルト保持手
段と、前記低溶融解点物質の近傍に配設されこの低溶融
解点物質を加熱して溶融する加熱ヒータとを備えること
を特徴とする締結・分離機構。 - 【請求項2】 前記分離ボルト保持手段が、前記分離ボ
ルトのおねじ部を螺着する前記めねじ体と、前記めねじ
体をその周囲で保持する前記低溶融解点物質と、前記低
溶融解点物質を前記取付面の反対側に固定するめねじ保
持体とを備えることを特徴とする請求項1記載の締結・
分離機構。 - 【請求項3】 前記低溶融解点物質の溶融物を吸収する
吸収クロスを前記低融解点物質の近傍にさらに配設する
ことを特徴とする請求項2記載の締結・分離機構。 - 【請求項4】 前記分離ボルトの頭部と前記連結板手段
との間に弾性加圧機構をさらに備えることを特徴とする
請求項3記載の締結・分離機構。 - 【請求項5】 前記低溶融解点物質が、パラフィンであ
ることを特徴とする請求項4記載の締結・分離機構。 - 【請求項6】 前記分離ボルト保持手段が、前記低溶融
解点物質で構成され前記分離ボルトのおねじ部を螺着す
る前記めねじ体と、前記めねじ体を前記取付面の反対側
に固定するめねじ保持体とを備えることを特徴とする請
求項1記載の締結・分離機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5173526A JPH07107407B2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 締結・分離機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5173526A JPH07107407B2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 締結・分離機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727119A JPH0727119A (ja) | 1995-01-27 |
JPH07107407B2 true JPH07107407B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=15962164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5173526A Expired - Lifetime JPH07107407B2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 締結・分離機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07107407B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU1325801A (en) * | 1999-07-16 | 2001-02-05 | Swales Aerospace | Low shock anti-friction release device |
JP4455451B2 (ja) | 2005-08-25 | 2010-04-21 | 本田技研工業株式会社 | 締結構造の締結解放装置 |
DE102005045846B4 (de) | 2005-09-26 | 2008-07-03 | Airbus Deutschland Gmbh | Haltevorrichtung |
JP5581197B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2014-08-27 | 川崎重工業株式会社 | 結合分離機構およびこれを備える宇宙航行体 |
CN103321993B (zh) * | 2013-06-25 | 2015-03-25 | 上海宇航系统工程研究所 | 一种分离螺母连接解锁装置及方法 |
CN103982101B (zh) * | 2014-05-16 | 2016-07-06 | 上海宇航系统工程研究所 | 锁定解锁螺钉及舱门锁定解锁装置 |
FR3055887B1 (fr) * | 2016-09-14 | 2019-06-21 | Airbus Safran Launchers Sas | Dispositif de liaison a separation commandee par effet thermique non pyrotechnique a temps de reaction reduit |
CN106586040B (zh) * | 2016-12-19 | 2019-04-12 | 南京理工大学 | 一种非火工点式分离装置 |
CN109050988A (zh) * | 2018-08-29 | 2018-12-21 | 上海宇航系统工程研究所 | 一种分离螺母连接解锁装置 |
KR102533395B1 (ko) * | 2018-10-29 | 2023-05-19 | 한국과학기술원 | 인장된 케이블의 열선절단으로 구동되는 비폭발식 구속해제장치 |
CN110550236B (zh) * | 2019-07-25 | 2020-12-11 | 北京空间飞行器总体设计部 | 一种自分式锁紧释放装置 |
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-
1993
- 1993-07-14 JP JP5173526A patent/JPH07107407B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0727119A (ja) | 1995-01-27 |
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