JPH07106552B2 - コンベアベルトのゴム質切裂装置 - Google Patents

コンベアベルトのゴム質切裂装置

Info

Publication number
JPH07106552B2
JPH07106552B2 JP10013587A JP10013587A JPH07106552B2 JP H07106552 B2 JPH07106552 B2 JP H07106552B2 JP 10013587 A JP10013587 A JP 10013587A JP 10013587 A JP10013587 A JP 10013587A JP H07106552 B2 JPH07106552 B2 JP H07106552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting edge
conveyor belt
steel cord
rubber
edge portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10013587A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63267193A (ja
Inventor
勝男 在田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP10013587A priority Critical patent/JPH07106552B2/ja
Publication of JPS63267193A publication Critical patent/JPS63267193A/ja
Publication of JPH07106552B2 publication Critical patent/JPH07106552B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、たとえば、スチールコードを埋設したコン
ベアベルトのエンドレス接合を行うに際して、各スチー
ルコードの周りのゴム質を、所要部分の全長にわたって
ほぼ完全に、かつ、十分均一に切り裂き除去するに用い
て好適な、コンベアベルトのゴム質切裂装置に関するも
のである。
なお、ここで、ゴム質というときは、ゴム、ゴム状弾性
体、合成樹脂材料などのベルト構成主体をいうものとす
る。
(従来の技術) コンベアベルトのエンドレス接合を行う場合には、その
コンベアベルトの両端部から、全てのスチールコードを
所定の長さにわたって剥き出すことが必要になるとこと
から、従来は、はじめに、第11図(a)に示すように、
所要位置をクランプしたコンベアベルトaに対するナイ
フbを用いた手作業によって、そのコンベアベルトaの
下面カバーゴムcおよび上面カバーゴムdをそれぞれ剥
ぎ取り、次いで、第11図(b)に断面図で示すように、
それぞれのスチールコードe間に位置する接着ゴム部分
fを、ナイフによって、または、特公昭46−39614号公
報にて開示した電熱カッタgによって垂直に切除し、し
かる後、それぞれのスチールコードeの周りに付着して
いる接着ゴム部分を、第11図(c)に示すように、ナイ
フを用いて剥ぎ落すことが一般的であった。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、かかる従来技術にあっては、既存の工具を用
いた手作業によって、それぞれの作業を、上述したよう
な三工程に分けて行っていたことから、作業能率が極め
て低く、たとえば、ベルト幅が1800mm,スチールコード
が11.0φ×110本、カバーゴム厚さが16×8mmの諸元のコ
ンベアベルトにおいて、4mの長さにわたって、全てのス
チールコードをナイフを用いて剥き出すためには、8名
×16Hもの作業工数が必要になるという問題があった
他、ナイフによるゴム質の切除作業は重労働であって著
しい疲労を伴うという問題があり、さらには、熟練技術
者でないとゴム質のナイフ切断をうまく行い得ないこと
により、スチールコードの全長にわたって、ゴム質を完
全に、かつ、均一に除去することが甚だ困難であり、多
くは、スチールコードの周面にゴム質の凹凸が残存する
ことから、後の成型工程での修正作業にもまた多くの工
数が必要になるという問題があった。加えて、ゴム質の
ナイフ切断に際しては、その刃先が、スチールコードに
頻繁に当接するため、多数回におよぶ刃の砥ぎ出しまた
は刃先の交換が必要になるとともに、スチールコードの
表面素線が損傷され易いという問題があった。
またこの一方において、第11図(b)に示す切断工程
を、正面形状がU字状の切刃を有する電熱カッタgにて
行った場合には、加熱されたU字状切刃の、切断抵抗に
起因する変形その他により、接着ゴム部分fの切断が、
極めて早期に不能になるという他の問題があった。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決するも
のであり、熟練の有無を問わず、極めて少ない作業工数
の下で、各スチールコードの周りのゴム質を、切刃の刃
こぼれ、変形などのおそれなしに、所要部分の全長にわ
たってほぼ完全に、かつ、十分均一に切り裂き除去をす
ることができるとともに、スチールコード表面素線の損
傷を十分に防止することができる、コンベアベルトのゴ
ム質切裂装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の、コンベアベルトのゴム質切裂装置は、たと
えば、工具鋼その他の鋼材によって、コンベアベルトの
ゴム質に埋設されたスチールコードを囲繞する円筒状切
刃部分を形成するとともに、この円筒状切刃部分に、そ
の上方および下方へそれぞれ突出する直線状切刃部分を
設けてなる。
(作 用) ここにおけるゴム質切裂装置の使用に際しては、たとえ
ば、コンベアベルトの端縁から所定距離離間した切裂装
置取付け位置にて、全てのスチールコードを、ナイフ、
電熱カッタなどを用いることによって、10cm前後の幅に
わたって完全に露出させた後、それぞれのスチールコー
ドに同時に、または順次に、切裂装置の円筒状切刃部分
を取り付けて、その円筒状切刃部分でスチールコードを
囲繞し、次いで、円筒状切刃部分から突出するそれぞれ
の直線状切刃部分が上下に向く姿勢とした状態で、一の
もしくは複数の切裂装置を、機械的動力の作用によっ
て、スチールコードと平行に、コンベアベルトの端縁方
向へ移動させる。
このことによれば、円筒状切刃部分の刃縁によって、各
スチールコードの周りの、主には接着ゴムの切り裂き
が、そして、直線状切刃部分の刃縁によって、主には、
上下のそれぞれのカバーゴムの切り裂きが、それぞれ同
時に行われることになり、これがため、円筒状切刃部分
の直径を、スチールコード径に応じて適宜に選択するこ
とことにより、切裂装置の1回の移動によって、スチー
ルコードの周りにゴム質が、所要長さの全長にわたって
ほぼ完全に、しかも十分均一に切除されることになる。
なおここで、切裂装置の、ベルト端縁方向への移動は、
一もしくは複数の切裂装置に、その上下二個所でワイヤ
ーもしくはチェーンを掛合させ、そしてそれを、電動も
しくは手動ウィンチによって巻き取ること、一もしくは
複数の切裂装置を固定したベースプレートを、ワイヤ
ー、チェーンなどを介してもしくは直接的に駆動するこ
となどにて行うことができる。
従って、このゴム質切裂装置によれば、少ない作業工数
ならびに作業者の軽度の疲労の下で、全てのスチールコ
ードを、容易に、かつ短時間にて剥き出すことができる
とともに、熟練の有無を問はず、スチールコードの周り
のゴム質をほぼ完全に、かつ十分均一に切除して、後工
程での修正作業工数を有利に低減することができる。
そしてまたここでは、切刃の、加熱に起因する変形、ス
チールコードへの当接に起因する刃こぼれなどを防止し
て、ゴム質の切り裂きを常に円滑かつ確実ならしめとと
もに、切刃の頻繁なる砥ぎ出し、交換などを不要ならし
め、さらには、スチールコードの表面素線の損傷を有効
に防止することができる。
(実施例) 以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(a)はこの発明の一実施例を示す側面図、第1
図(b)は第1図(a)の分解正面図、第1図(c)は
第1図(b)のC−C矢視図をそれぞれ示す。
ここに示す実施例では、先端に刃縁1a,1bを有するそれ
ぞれの半円筒状の切刃2a,2bを形成するとともに、これ
らの切刃2a,2bの後端部分に、それらの各々から上下方
向へ突出するブラケット3a,3bをそれぞれ形成し、そし
て、それぞれのブラケット3a、3bの対向表面を、それぞ
れの切刃2a,2bの曲率中心を通る垂直面内に位置させ
る。
このことによれば、一方のブラケット、ここではブラケ
ット3aを、他方のブラケット3bに、複数本のねじ4にて
締付固定することにより、スチールコードを囲繞する円
筒状切刃部分5を構成することができる。
なおここで、この円筒状切刃部分5を構成するそれぞれ
の切刃2a,2bは、必ずしも半円筒状である必要はなく、
それら両者の連結時に、円筒状に連続する切刃部分を形
成することができるとともに、スチールコードの事後的
な囲繞が可能である限りにおいて、いずれかの切刃側へ
幾分偏った形状とすることも可能である。
また図示例では、いずれか一方のブラケット、ここでは
ブラケット3bの前方位置で、切刃2bの曲率中心を通る垂
直面内にそれぞれの刃縁6,7を有し、その切刃2bから上
下方向へ突出するそれぞれの直線状切刃部分8,9を形成
し、これらの直線状切刃部分8,9の、切刃2a側への突出
部分間へのその切刃2aの進入を許容することにより、こ
れらの直線状切刃部分8,9の円筒状切刃部分5の上下方
向への突出を可能ならしめる。
なおここにおいては、直線状切刃部分8,9の、それぞれ
の刃縁6,7はともに、円筒状切刃部分5の中心軸線を通
る垂直面内に位置することになるが、それぞれの直線状
切刃部分8,9が、円筒状切刃部分5の上下方向へそれぞ
れ突出する限りにおいて、それぞれの刃縁6,7を、前記
垂直面に対して傾斜する一もしくは二の傾斜面内に位置
させること、または、前記垂直面を通らない一もしくは
二の垂直面内に位置させることその他とすることも可能
である。
そしてさらにここでは、ブラケット3bの前方位置で、切
刃2bの上方へ突出する直線状切刃部分8の上側、ならび
に切刃2bの下方へ突出する直線状切刃部分9の下側に、
フック10,11をそれぞれ形成し、これらのフック10,11
を、それぞれの切刃部分5,8,9の前方側からのワイヤー
その他の掛け止めを可能ならしめるべく構成する。
ここで、図示例によれば、フック10 11は、直線状切刃
部分8の真上および直線状切刃部分9の真下にそれぞれ
位置することになるが、それらの形成位置もまた、所要
に応じて適宜に変更し得ることはもちろんである。
以上のように構成してなる装置の使用例を以下に説明す
る。
その使用に際しては、まず、第2図(a)に傾斜図で示
すように、コンベアベルト21の端部分に、接合加工代寸
法線22と、カバーゴムの切除領域目標線23とをそれぞれ
描き、次いで、第2図(b)に側面図で示すように、約
100mmの間隔をおく、これらの線22,23間で、コンベアベ
ルト21の上下のカバーゴム24,25を、ナイフによって、
スチールコードに沿って切除する。
その後は、第3図に断面図で示すように、それぞれのス
チールコード26間に位置する接着ゴム部分27をナイフ28
または電熱カッタ29にて切除することにより、それぞれ
のスチールコード26を相互に分離させ、それらの各々の
周りに幾分かの接着ゴムが残存する状態とし、さらに
は、それぞれのスチールコード26の周りの接着ゴム部分
30を、ナイフによって削ぎ落として、スチールコード26
を第4図に示すように十分に露出させる。
このようにして、コンベアベルト21の所定の領域に対す
る予備加工が終了した後は、それぞれのスチールコード
26の露出部分において、第5図(a)に示すように、そ
れぞれの切刃2a,2bを、スチールコード26を隔てて配置
した状態で、それぞれのブラケット3a,3bを締付固定す
ることにて、刃縁1a,1bがコンベアベルト21の端部方向
に向く円筒状切刃部分5を構成し、しかる後、それぞれ
のフック10,11に掛合させたワイヤーその他を、たとえ
ばウィンチにて巻き取ることにより、一もしくは複数の
切裂装置をコンベアベルト21の端部方向へ移動させ、円
筒状切刃部分5によって、スチールコード26の周りの主
として接着ゴムを、そして、直線状切刃部分8,9によっ
て、主として上下のカバーゴム24,25をそれぞれ切り裂
きする。
なお、切裂装置のかかる移動に際しては、コンベアベル
ト21は、その中央部側を適宜なるクランプ手段31にてク
ランプすることにより、固定するものとする。
切裂装置をこのようにして一回移動させたときには、少
ない作業工数の下で、コンベアベルト21のゴム質は、円
筒状切刃部分5の直径および直線状切刃部分8,9の長さ
との関連の下で、第6図に断面図で示すように、それぞ
れのスチールコード26からほぼ完全に、かつ、長さ方向
の全体にわたって十分均一に切除されることになり、各
スチールコード26に対するゴム質の事後的な削ぎ落しは
一切不要である。
またこの一方において、この切裂装置のそれぞれの切刃
部分5,8,9は、工具鋼その他の十分剛固な鋼材にて構成
されており、しかも、それが加熱されることがないの
で、切刃に変形が生じることがなく、さらにここでは、
円筒状切刃部分5が十分なる長さを有することにより、
その刃縁1a,1bの、スチールコード26への当接が十分に
阻止されるので、切刃の刃こぼれならびにスチールコー
ド26の損傷が有効に防止されることになる。
ここで、切裂装置の移動は、図示例だけに限定されるも
のではなく、たとえば、それぞれのフック10,11に掛合
させたロッドを、ねじ機構、歯車機構、シリンダなどの
往復動手段によって、コンベアベルト21の端部方向へ駆
動することにて行うこともできる他、第7図に示すよう
に、クランプ手段31を設けた矩形フレーム32に、コンベ
アベルト21をクランプ固定する一方、第7図(c)に正
面図で示すような台座33を設けた一の切裂装置を、スチ
ールコード26に、前述したと同様にして取り付け、そし
て、その台座33に掛合させたワイヤー34を、矩形フレー
ム32上をベルト幅方向へ移動可能で、かつ、所要位置に
固定可能な滑車35を介して、これもまた、ベルト幅方向
へ移動することができるとともに、任意位置に固定する
ことができる電動ウィンチ36に巻回することにて、その
ワイヤー34を、好ましくは、所定のスチールコード26を
通る垂直面内に延在させ、さらに、その電動ウィンチ36
によるワイヤー34の巻き取りに基づいて、切裂装置を、
図示しない支持台にて支持されているコンベアベルト21
の端部方向へ駆動することにて行うこともできる。
第8図は、複数の切裂装置を、ベルト21の端部方向へ同
時に駆動する他の実施例を示す斜視図であり、ここで
は、それぞれのフック10,11を省いた複数の切裂装置
を、上下二枚の面板37,38に並べて取り付け、そしてそ
れらの面板37,38を、それらの各々に掛合させたワイヤ
ー34を介して、支持台39上に支持したコンベアベルト21
の端部方向へ移動させることによって、複数本のスチー
ルコード26を同時に剥き出すことができる。
以上のようにして一本もしくは複数本のスチールコード
26の、接合加工代の全長にわたる剥き出しを行った後
は、同様の操作を繰り返すことによって、全てのスチー
ルコード26の剥き出しを行う。
第9図はこの発明の他の実施例を示す側面図、正面図お
よび平面図であり、ここでは円弧状刃縁5aを有する円筒
状切刃部分5を一体構成するとともに、この円筒状切刃
部分5の上方および下方へ、それの中心軸線を通る垂直
面内に刃縁6,7を有するそれぞれの直線状切刃部分8,9を
それぞれ突設して、それらの直線状切刃部分8,9の各々
を前方側へ幾分傾斜させ、そして、直線状切刃部分8の
上側位置および直線状切刃部分9の下側位置に、前述の
例と同様のフック10,11を形成する一方、円筒状切刃部
分5の後端部に、フック10,11と同一の垂直面内に位置
するも、それらとは逆方向に向く他のフック12,13をそ
れぞれ形成することによって、ゴム質の切裂装置を構成
する。
このように構成してなる切裂装置の使用に際しては、前
述した予備加工に加え、もしくはこの予備加工を施すこ
となく、コンベアベルト21の、接合加工代の先端部分
で、全部のスチールコード26を、予備加工の場合とほぼ
同様の作業によって剥き出し、次いで、第10図に示すよ
うに、切裂装置の円筒状切刃部分5内へ、それの刃縁5a
をコンベアベルト21の中央部側へ向けた状態にて、剥き
出されたスチールコード26を差し込むとともに、そのス
チールコード26の、円筒状切刃部分5からの突出部分を
クランプ手段40によって固定し、その後は、フック10,1
1に掛合させた、たとえばワイヤーを介して、切裂装置
を、コンベアベルト21の中央部側へ、所定量にわたって
移動させて、一本もしくは複数本のスチールコード26に
対するゴム質の切り裂きを行う。
このような切り裂き作動によってもまた、それぞれの切
刃部分5,8,9は、前述した装置と同様に機能することが
できるので、スチールコード26の周りのゴム質は、第6
図に示したように、ほぼ完全に、しかも、十分均一に切
除されることになる。
そして、この装置による、それ以後の切裂移動の繰り返
しは、装置後端側のフック12,13に掛合させたワイヤー
その他の作用下で、その装置を後退運動させることによ
って、ゴム質の切裂処理を終了したスチールコード26か
らその装置を取り外し、その後は、上述したと同様の切
裂処理を、全てのスチールコード26に施すことにより行
われる。
以上この発明を図示例に基づいて説明したが、第1図に
示す装置を、第10図に示すようなスチールコードの端部
側からのゴム質の切り裂きに適用することも可能であ
る。
(発明の効果) 従って、この発明によれば、円筒状切刃部分と、この円
筒状切刃部分から上下方向へ突出するそれぞれの直線状
切刃部分とによって、スチールコードの剥き出しのため
のゴム質切裂装置を構成することにより、従来技術で
は、コンベアベルトの接合のための全作業工数の30〜50
%を占めていたスチールコード剥き出し工数を、約半分
に低減することができ、全作業工数を、従来の60〜76%
とすることができる他、作業者の疲労度を、従来技術の
1/3程度に低減することができる。
なおこのことは、コンベアベルトの幅およびスチールコ
ードの直径が大きくなるほど顕著である。
また、この装置によれば、熟練を要することなく、スチ
ールコードのゴム質を完全に、しかも、スチールコード
の全長、および各々のスチールコードの全体にわたって
十分均一に切除することができるので、後の成型工程で
の修正作業をほとんどもしくは全く不要ならしめること
ができ、さらに、切刃の変形、刃こぼれなどを十分に防
止するとともに、スチールコードの表面素線の損傷を有
効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す図、 第2〜4図はそれぞれコンベアベルトに対する予備加工
工程を例示する図、 第5図は第1図に示す装置の適用例を示す図、 第6図はゴム質の切裂状態を示す断面図、 第7,8図はそれぞれ第1図に示す装置の変形例を示す
図、 第9図はこの発明の他の実施例を示す図、 第10図は第9図に示す装置の適用例を示す図、 第11図は従来技術を示す工程図である。 1a,1b,5a,6,7……刃縁、 2a,2b……半円筒状切刃、5……円筒状切刃部分 8,9……直線状切刃部分 10,11,12,13……フック 21……コンベアベルト、24,25……カバーゴム 26……スチールコード、27,30……接着ゴム部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム質内に埋設されたスチールコードを囲
    繞する円筒状切刃部分と、この円筒状切刃部分から、そ
    の上方および下方へ突出するそれぞれの直線状切刃部分
    とを具えてなるコンベアベルトのゴム質切裂装置。
JP10013587A 1987-04-24 1987-04-24 コンベアベルトのゴム質切裂装置 Expired - Lifetime JPH07106552B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10013587A JPH07106552B2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 コンベアベルトのゴム質切裂装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10013587A JPH07106552B2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 コンベアベルトのゴム質切裂装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63267193A JPS63267193A (ja) 1988-11-04
JPH07106552B2 true JPH07106552B2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=14265872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10013587A Expired - Lifetime JPH07106552B2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 コンベアベルトのゴム質切裂装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07106552B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011024714A1 (ja) 2009-08-25 2011-03-03 株式会社ブリヂストン コンベヤベルトのゴム質切裂装置およびゴム質切裂方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2002233699B2 (en) * 2001-02-26 2008-01-10 Bridgestone Corporation Device and method for ripping gum of conveyor belt

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011024714A1 (ja) 2009-08-25 2011-03-03 株式会社ブリヂストン コンベヤベルトのゴム質切裂装置およびゴム質切裂方法
US9168666B2 (en) 2009-08-25 2015-10-27 Bridgestone Corporation Device and method for ripping gum of conveyor belt

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63267193A (ja) 1988-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101533804B1 (ko) 복합케이블 외피탈피기
US8127456B2 (en) Apparatus and method for cutting rubber portion of conveyer belt
EP0105552A1 (en) Method and machine for removing at least one layer of reinforcing elements from a breaker or belt of a rubber tyre
KR101989403B1 (ko) 구조가 간단하고 작업이 용이한 전선 피복 제거 장치
JP5455207B2 (ja) コンベヤベルトのゴム質切裂装置およびゴム質切裂方法
JPH07106552B2 (ja) コンベアベルトのゴム質切裂装置
US6196087B1 (en) Apparatus and method for removing an insulation cover from an insulation covered wire at intermediate portion
JPH0262206B2 (ja)
JPS5945508B2 (ja) スチ−ルコ−ドベルトのゴム層の除去方法
CA2044852C (en) Device for cutting out reinforcing elements from a rubber or plastic matrix
CN216000640U (zh) 一种编织袋生产用自动剪切流水线
JP2004238169A (ja) スチールコードベルトのカバーゴムとスチールコードの剥離方法および剥離装置
JPS5814129B2 (ja) 被覆電線中間剥離装置
WO1997039634A1 (en) Spinal column separation
JP2014046642A (ja) ロープ被覆除去装置
JPS6140367B2 (ja)
KR920008649Y1 (ko) 폐어망 절단기
JP3007300U (ja) ゴムロールの端末処理装置
JPH0695920B2 (ja) 玉ねぎの根取り機
JPS60130383A (ja) 里芋根切装置
US5571360A (en) Name plate forming method
JPH11216669A (ja) バリ取り装置
JPS6016857B2 (ja) 金属の帯板の接続装置
JPH0548517U (ja) ケーブル端末加工治具
JPS6141510A (ja) 混練りロ−ルのスクレ−バ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071115