JPH07106448A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH07106448A
JPH07106448A JP25282193A JP25282193A JPH07106448A JP H07106448 A JPH07106448 A JP H07106448A JP 25282193 A JP25282193 A JP 25282193A JP 25282193 A JP25282193 A JP 25282193A JP H07106448 A JPH07106448 A JP H07106448A
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well layer
layer
well
floating gate
electrons
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JP25282193A
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Yutaka Okuyama
裕 奥山
Shiro Kanbara
史朗 蒲原
Hitoshi Matsuo
仁司 松尾
Shigeo Ihara
茂男 井原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/788Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with floating gate
    • H01L29/7881Programmable transistors with only two possible levels of programmation
    • H01L29/7883Programmable transistors with only two possible levels of programmation charging by tunnelling of carriers, e.g. Fowler-Nordheim tunnelling

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書き込み及び消去時のトラップ及びホールの
生成を抑え、酸化膜劣化を低減して書き換え回数の増大
を可能にするフローティングゲート型フラッシュメモリ
を提供する。 【構成】 フローティングゲート型フラッシュメモリに
おいて、基板とフローティングゲート間の絶縁膜中に電
位変化可能なように電圧端子を有する量子井戸層を設
け、井戸を鋏む絶縁膜層の厚さをd1、d2、井戸層の
厚さをw、絶縁膜層と井戸層の電子親和力の差をφとす
ると、絶縁膜層及び井戸層の厚さが電子のド・ブロイ波
長のオーダーであること、すなわち、 d1、d2、w〜h/√(2mφ) 但し、hはプランク定数、mは井戸層中の電子の有効質
量を満足する構成とする。 【効果】 共鳴トンネル現象を利用することにより、ト
ラップ及びホールを生成させずに電荷を注入することが
可能となり、酸化膜劣化の低減、メモリ寿命の増大を図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体記憶装
置に関し、特にフローティングゲート型フラッシュメモ
リに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、不揮発性半導体メモリのひとつで
あるフラッシュメモリが磁気ディスクに代わる記録媒体
として注目を集めている。フラッシュメモリの中でフロ
ーティングゲート型と呼ばれるものはアイ・イー・ディ
ー・エム テクニカル ダイジェスト(1985年)第
616頁から第619頁(IEDM Tech. Dig.pp.616ー619(1
985))において提案されたが、図30に示すようにコン
トロールゲート18とチャネルの間の酸化膜中にフロー
ティングゲート17を挿入したMOSFET構造を持っ
ている。何らかの方法でフローティングゲートに電荷を
蓄えると、FETとしてのしきい電圧が変化するので、
蓄える電荷量に応じてFETを導通または遮断の状態に
選択できるので、メモリとして動作させることができ
る。
【0003】フローティングゲートへの電荷の注入(書
き込み動作)は、図31のようにコントロールゲート1
7に正の電圧を印加して酸化膜19のポテンシャルバリ
アを傾けて三角状にして電子をトンネル(FN(Fowler-
Nordheim)トンネルと呼ばれる)させることにより行な
う。一方、フローティングゲート17からの電荷の引き
抜き(消去動作)は、コントロールゲート18に負の電
圧を印加して電子をフローティングゲート17から基板
11のチャネルへFNトンネルさせることにより行な
う。メモリ動作は不揮発性であるが、書き込み及び消去
動作を繰り返すことにより酸化膜19が劣化し、蓄えた
電荷が容易にリークするようになり、メモリとしての機
能を失ってしまうという欠点がある。現在のフラッシュ
メモリの書き換え可能回数は10万回のオーダーであ
り、この回数を100万回以上に増大させることが重要
な課題となっている。
【0004】酸化膜劣化の原因としては、(1)陽極に
達した高エネルギーの電子がシリコン原子をイオン化
(インパクトイオン化)することで発生したホールある
いはトンネルした電子自体が、製造プロセスの過程で不
可避的に形成された酸化膜中のバルクトラップまたは界
面トラップにトラップされること、または(2)酸化膜
伝導帯を伝導する電子が、酸化膜に掛かる高電界により
高エネルギー状態となり、酸化膜形成時に膜中に含まれ
た水素をイオン化して新たなトラップを生成すること、
が考えられている。
【0005】酸化膜劣化を防止する手段として、従来は
特開昭59ー217371記載の様に、酸化膜生成の製
造プロセスの過程においてできるだけ欠陥の少ない良質
の酸化膜をつくる方法、特開昭61ー239497記載
の様に、酸化膜中で電子が高エネルギー状態になるのを
防ぐためにコントロールゲート電圧を段階的に昇圧して
いく方法、特開昭58ー54668記載の様に書き込み
及び消去を酸化膜の異なった箇所で行ない、劣化を分散
させる方法等が提案されていた。また、劣化の防止では
ないが、特開昭61ー255071記載の様に、酸化膜
に欠陥がある場合でもしきい電圧が所定の値より下がら
ないようにフローティングゲートを複数枚設ける方法も
提案されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、次のような課題がある。プロセス過程で良質の酸化
膜を作る方法は、書き込み動作開始以前のトラップ数を
減らすためには必要な措置であるが、その有効性はプロ
セス技術の水準に依存している。また、この方法だけで
は、水素が酸化膜に含まれた場合、書き込み及び消去動
作の繰り返しによる酸化膜劣化を防ぐことはできない。
【0007】コントロールゲート電圧を段階的に増加さ
せる方法は、酸化膜中のトンネル距離が増大するため、
注入速度が大幅に低下する。また、陽極(書込の場合は
フローティングゲートを、消去の場合はチャネルを指
す)に達した電子のエネルギーはエネルギーバリアの高
さ(約3.12eV)すなわち酸化膜と陽極の伝導帯底
とのエネルギー差以上のエネルギーを持つので、インパ
クトイオン化によるホール生成を避けることはできな
い。
【0008】書き込み及び消去動作を酸化膜の異なった
箇所で行なう方法は、同一箇所の劣化を半減させはする
が、劣化の防止には効果的ではない。フローティングゲ
ートを複数枚設ける方法は、プロセス過程での劣化のみ
考慮しており、書き込み及び消去動作の繰返しによる劣
化の進行を考慮していないため、劣化の進行を抑制する
ことはできない。従って、書込み及び消去動作の繰返し
によって劣化が進むにつれ、蓄えた電荷はリ−クし、し
きい電圧も下がる。
【0009】以上から明らかなように、酸化膜劣化を防
ぐには、書き込み及び消去時のトラップ及びホールの生
成を可能な限り抑制することが不可欠である。従って、
本発明の目的は書き込み及び消去時のトラップ及びホー
ルの生成を抑さえ、書き換え回数の増大を可能とする電
荷注入法を用いた新構造のフローティングゲート型フラ
ッシュメモリを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体記憶装置は、トラップ及びホールの
生成が起こらないような低いエネルギーを持ったままの
電子に酸化膜を共鳴トンネルさせることで書込及び消去
動作を行なう。即ち、本発明の半導体記憶装置は、フロ
ーティングゲート型フラッシュメモリにおいて、基板と
フローティングゲート間の絶縁膜中に量子井戸となる多
結晶シリコン層を設け、井戸を鋏む絶縁膜層の厚さをd
1、d2、井戸層の厚さをw、絶縁膜層と井戸層の電子
親和力(真空準位と伝導帯底の間のエネルギー)の差を
φとすると、絶縁膜層及び井戸層の厚さが電子のド・ブ
ロイ波長のオーダーであること、すなわち、 d1、d2、w〜h/√(2mφ) 但し、hはプランク定数、mは井戸層中の電子の有効質
量、を満足する構成としたことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】井戸層の厚さはド・ブロイ波長のオーダーであ
るので、電子の波動性により井戸内においては井戸の面
に垂直な方向の電子のエネルギーは量子準位を形成して
いる。井戸層が多結晶シリコン、絶縁膜層が二酸化シリ
コンからなる場合、上式で与えられるド・ブロイ波長は
10Å程度となる。井戸層を鋏む絶縁膜層の厚さもド・
ブロイ波長のオーダーであり、電子がトンネルする確率
は有限であるが2つの絶縁膜をトンネルする確率は無視
しうる程小さい。
【0012】しかし、コントロールゲート電圧を変化さ
せ、井戸層内のエネルギー準位が陰極内の電子のエネル
ギーに一致して共鳴が起きるようなバイアスの時は、電
子は共鳴トンネルによって陽極へトンネルすることがで
きる。この場合、注入電子のエネルギーは酸化膜の伝導
帯底より低く、水素をイオン化させるほどのエネルギー
を持たないので酸化膜中で新たなトラップは生成されな
い。さらに、印加するゲート電圧及び酸化膜中の電界は
FNトンネル注入法に比べて小さくてすむので、陽極に
入った電子の運動エネルギーが低下し、インパクトイオ
ン化によるホール生成率も低下する。
【0013】以上は絶対零度でかつ井戸層の厚さが均一
な理想的な場合であるが、実際には室温で動作させ、ま
た井戸幅も原子間距離のオーダーで揺らいでいるので、
井戸内の準位は幅を持っていると見做せる。従って、有
限のバイアス電圧域で共鳴トンネルが起こる。
【0014】本発明と構造的には類似しているフローテ
ィングゲートを2枚設けた特開昭61ー255071記
載の半導体装置との相違は、次のような点である。すな
わち、フローティングゲートは注入した電子を蓄積する
ことが目的であるため、その厚さはド・ブロイ波長に比
べて格段に大きく、注入された電子は非弾性散乱により
エネルギーを失うのに対し、本発明の量子井戸の場合、
井戸層の厚さがド・ブロイ波長程度と薄く、電子はエネ
ルギーを失わずにトンネル可能であるという点である。
従って、本発明によれば従来の電荷注入法に比べて絶縁
膜の劣化を低減させることができるので、メモリの寿命
を格段に増大させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明の第一の実施例による半導体記憶装
置の断面模式図である。端子の印は外部電源に接続され
ていることを示す。フローティングゲート17と基板1
1との間の酸化膜中に、酸化膜より電子親和力の大きい
物質、例えばn型多結晶シリコンを用いて外部電源につ
ながれた量子井戸層16を形成する。この時、酸化膜1
9、20の厚さをd1、d2、井戸層16の厚さをw、
酸化膜と井戸層との電子親和力の差をφとすると、 d1、d2、w〜h/√(2mφ) 但し、hはプランク定数、mは井戸層中の電子の有効質
量を満足する厚さを有する構成とする。d1、d2、w
は10Å程度となる。この点が特開昭61ー25507
1記載の装置と大きく異なる点である。
【0016】書き込み動作は、チャネルからフローティ
ングゲート17へ電子を注入し、消去動作はフローティ
ングゲート17からチャネルへ電子を引き抜くことによ
り行なう。図2に示すように、書き込みの場合、チャネ
ル反転層中のエネルギー準位が井戸層16内の量子準位
に一致して共鳴を起こすバイアスの時にのみ共鳴トンネ
ル電流が流れる。共鳴が起きるようにコントロールゲー
ト電圧及び井戸層電圧を設定することは困難であるの
で、一定のコントロールゲ−ト電圧を印加しながら井戸
層電圧を昇圧させていき、その途中で共鳴が起こるよう
にする。
【0017】図3は書込時におけるコントロールゲート
電圧、井戸層電圧のタイミングチャート及びフローティ
ングゲート内の蓄積電荷量を表している。図3では、コ
ントロールゲート18に電圧Vcgを印加したが、チャ
ネル反転層中のエネルギ−準位が井戸層16内の量子準
位に一致していなかったため電荷注入が起こらず、その
後、井戸層電圧を昇圧していく途中で2つの準位が一致
し、その瞬間にのみ電荷注入が起こったことを示してい
る。消去の場合、陰極となるフローティングゲート17
内のエネルギー準位は連続的に分布しており、フローテ
ィングゲート17の電位が電荷放出により変化しても、
井戸層内の準位と同じエネルギーの電子が存在する限り
共鳴トンネル電流は流れ続ける。読み出し動作の時は、
井戸層の電位はフローティング状態にしておく。
【0018】尚、フローティングゲート17の厚さはド
・ブロイ波長に比べて十分厚く、電子は非弾性散乱によ
りエネルギーを失ってしまうので、フローティングゲー
ト17に到達した電子はコントロールゲート18へトン
ネルせずに、必ずフローティングゲート17内に蓄積さ
れる。
【0019】書込後にフローティングゲート17中の電
荷がチャネルに戻らないようにするためには、蓄積電荷
によりフローティングゲート17の電位が上がった時で
も、図4に示すように、井戸層の量子準位のうちの最低
準位がフローティングゲート17中の電子のエネルギー
よりも高くなるように井戸層16の幅を薄くする必要が
ある。
【0020】次に、図5から10を用いて本発明の製造
方法の一例を示す。まず、図5に示すように、p型シリ
コン基板11上に熱酸化法により二酸化シリコンの絶縁
膜19を形成する。次に、図6に示すように、CVD法
で多結晶シリコンの井戸層16を成膜する。同様の方法
で絶縁膜20、フローティングゲート17、絶縁膜2
1、コントロールゲート18、及び絶縁膜22を形成す
る。
【0021】次に、図7に示すように、絶縁膜22上に
レジスト膜50を現像する。次に、図8に示すようにエ
ッチングを行ない、ソースとドレインを形成する基板上
の絶縁膜及び多結晶シリコン層を除去する。次にレジス
トを除去し、図9に示す様に、イオン打ち込み及び拡散
法により、n型ソース拡散層12とn型ドレイン拡散層
14を形成する。最後に、図10に示す様にパッシベー
ション膜40をCVD法で形成後、エッチングにより穴
をあけて電極となるアルミニウム41、42を蒸着して
本発明の半導体装置を完成する。図11は図10の装置
を上から見た図である。図10は図11の線分AA’に
沿っての断面図である。図11では井戸層16、フロ−
ティングゲ−ト17、及びコントロ−ルゲ−ト18は見
やすさのために幅を変えて表示してある。ドレイン電極
41はドレイン拡散層14にのみ接しており、ソース電
極42はソース拡散層12にのみ接している。
【0022】次に、図12から16を用いて、第一の実
施例に基づいたNOR型メモリセルマトリックスの回路
構成及び周辺装置構成を説明する。第一の実施例の場
合、井戸層16の電位をコントロールする必要があるの
で、ワード線102に加えて新たな井戸電圧制御線10
3が必要となる。図12はNOR型メモリセルマトリッ
クスを構成した時の周辺装置の概略図である。この構成
の特徴は、ワード線102によるコントロールゲート電
圧の印加と同時に、昇圧回路107で発生させた電圧に
より、井戸層の電位を変化させることを可能にした点に
ある。昇圧回路の構造は通常のものと同じで良いが、図
3のタイミングチャ−トに示されているように電圧の立
ち上がり時間を大きく設定した回路を用いる。
【0023】図13はメモリセル4ビット分の素子配置
及び配線図の一例である。個々のセルの井戸層及び酸化
膜の厚さのばらつきのため、共鳴の起こるバイアス電圧
はセルごとに異なるが、井戸層電圧を変化させていく間
にはすべてのセルに対して共鳴が起こる。井戸層は、井
戸電圧制御線103を介して昇圧回路107につながれ
るため、ワード線102と並行に配置してある。図14
はメモリセルマトリックスと周辺装置の接続を示す簡略
図である。終端部における接続の詳細を示すために、図
中のA部、B部における素子配置及び配線をそれぞれ図
15、16に示す。図15は終端A部における配線図で
ある。ワ−ド線102は行デコ−ダ106ヘ、ビット線
101は列デコ−ダ105へ接続されるが、井戸電圧制
御線103、ソ−ス接地線100はセルマトリックス内
で終端される。図16は終端B部における配線図であ
る。井戸電圧制御線103は昇圧回路107へ接続さ
れ、ソ−ス接地線100はセルマトリックスの外へ引き
出されて接地される。ビット線101、ワ−ド線102
はセルマトリックス内で終端される。
【0024】次に、図17を用いて第二の実施例を説明
する。図17は、本発明の第二の実施例による半導体記
憶装置の断面図である。酸化膜19、20の厚さをd
1、d2、井戸層16の厚さをw、酸化膜と井戸層との
電子親和力の差をφとすると、 d1、d2、w〜h/√(2mφ) 但し、hはプランク定数、mは井戸層中の電子の有効質
量を満足する構成とする。本実施例の特徴は、共鳴を起
こすための井戸層16の電位の変化を、コントロールゲ
ート電圧の昇圧によって行なう点にある。従って、図1
に示したように、井戸層16を外部電源につなぐ必要は
ない。特開昭61ー255071記載の装置との相違点
は、フローティングゲート17と基板11の間の量子井
戸層の厚さが10Å程度であり、フローティングゲート
の厚さよりかなり薄いことである。
【0025】本実施例の場合、井戸層16は外部電源に
つながれていないため、その電位は固定しておらずフロ
ーティングゲートの電位の変化に伴って変化する。ある
バイアスの時に共鳴が起きたとしても、電荷の注入によ
りフロ−ティングゲ−トの電位が変化し共鳴は起こらな
くなる。ここでコントロ−ルゲ−ト電圧を増大させてい
くと再び共鳴が起こる状態になる。以上の過程を繰り返
すことにより注入を続けることができる。図18は、書
込時におけるコントロールゲート電圧のタイミングチャ
ート及びフローティングゲート17内の蓄積電荷量を表
している。コントロールゲート電圧印加直後は共鳴が起
こらないが、漸次電圧を変化させていくと共鳴の起こる
ゲート電圧に達し、電荷の注入が繰り返される過程を表
す。本実施例の半導体装置も、第一の実施例と同様の方
法で作製できる。
【0026】次に、図19から23を用いて、第二の実
施例によるNOR型メモリセルマトリックスの回路構成
及び周辺装置構成を説明する。第二の実施例の場合、上
述のようにゲート電圧を連続的に増大させるため、立ち
上がり時間が長い昇圧回路108を必要とする。読み出
す時は、昇圧回路108を介さない一定のゲート電圧が
印加される。図19は周辺装置の概略図である。第一の
実施例と異なり井戸電圧制御線を必要としない。図20
はメモリセル4ビット分の素子配置及び配線の一例であ
る。井戸層は各セルごとに独立したものとなる。
【0027】図21はメモリセルマトリックスと周辺装
置の接続を示す簡略図である。図中のA部、B部におけ
る素子配置及び配線をそれぞれ図22、23に示す。図
22は終端A部における配線図である。ワ−ド線102
は行デコ−ダ106ヘ、ビット線101は列デコ−ダ1
05へ接続されるが、ソ−ス接地線100はセルマトリ
ックス内で終端される。井戸層103はメモリセル外部
とはつながっていない。図23は終端B部における配線
図である。ソ−ス接地線100はセルマトリックスの外
へ引き出されて接地される。ビット線101、ワ−ド線
102はセルマトリックス内で終端される。
【0028】次に図24を用いて第三の実施例を説明す
る。図24は第三の実施例による半導体記憶装置の断面
図である。酸化膜19、20の厚さをd1、d2、井戸
層16の厚さをw、酸化膜と井戸層との電子親和力の差
をφとすると、 d1、d2、w〜h/√(2mφ) 但し、hはプランク定数、mは井戸層中の電子の有効質
量を満足する構成とする。本実施例の特徴はチャネル部
分をn−層30で形成したことにある。この場合、FE
Tはノーマリーオン(normally-on)型になる。
【0029】図25に示すように、n−層では電子は多
数キャリアであるため、高エネルギー領域では電子状態
は拡がっており、電子のエネルギー準位は連続的に分布
している。従って、チャネル30からフローティングゲ
ート17への共鳴トンネルは、井戸層16内の準位がチ
ャネルの伝導帯底とフェルミ準位との間にくるようにコ
ントロールゲート電圧が印加された時に起こる。同様の
ことはドレイン14から電荷の注入を行なっても起こ
る。
【0030】本実施例の場合、書き込み及び消去時とも
に陰極の電子エネルギーは連続的に分布しており、共鳴
は広いゲート電圧領域において起こるため、電位を補正
する必要はなく、コントロールゲート電圧を固定したま
まで書き込み及び消去が可能である。図26は、書き込
み時におけるコントロールゲート電圧のタイミングチャ
ート及びフローティングゲート17内の蓄積電荷量を示
している。共鳴を起こすようなコントロールゲート電圧
を印加すると、電荷注入に伴い井戸層内の準位が上がっ
ても注入を続けることが可能である。
【0031】本実施例の半導体装置の製造方法は、第一
の実施例の場合とほぼ同じであるが、絶縁膜19を形成
する前に、n−拡散層30を形成する点が異なる。チャ
ネル部分はn−層からなるため、書き込み及び消去時と
もに共鳴は広いゲート電圧領域において起こるので、特
に電位を補正する必要はない。従って、回路構成は従来
のフラッシュメモリを用いたメモリアレイの回路構成と
同じで良い。メモリセルマトリックス内の素子配置及び
配線は第二の実施例の場合と同一で良い。
【0032】次に、図27を用いて、第四の実施例を説
明する。図27は第四の実施例による半導体記憶装置の
断面図である。本実施例の特徴は、第二の実施例におけ
る井戸層の代わりにサイズが数10Åの量子ドット列3
1を形成したことにある。酸化膜19、20の厚さをd
1、d2、量子ドット31の酸化膜に垂直な方向の厚さ
をw、酸化膜と量子ドットとの電子親和力の差をφとす
ると、 d1、d2、w〜h/√(2mφ) 但し、hはプランク定数、mは井戸層中の電子の有効質
量を満足する構成とする。井戸層をドット列にする事に
より、連続した井戸層を設ける場合に比べ、チャネルと
フローティングゲート間の電気容量が減少する。
【0033】書込時と消去時のしきい電圧差は蓄積電荷
量に比例し、蓄積電荷量はチャネルとフローティングゲ
ート間の電気容量が小さいほど大きい。従って、電気容
量が減少するとしきい電圧差は拡大し、電荷トラップに
よるしきい電圧差の縮小による影響を低減できる。同様
の効果は量子ドット列の他に量子細線列あるいは面積を
縮小した量子井戸でも起こるが、トンネル領域の面積を
縮小し過ぎると注入速度が低下するため、面積を最適化
する必要がある。共鳴が起こるように電位の補正を行な
うには、各ドットに電極をつけることが困難なので第二
の実施例と同様に、電荷の注入によるフローティングゲ
ート17の電位の変化速度よりも遅い速度でコントロー
ルゲート電圧を連続的に変化させることによって、常に
共鳴の起こる電子が存在するようにする。メモリセルマ
トリックスの回路構成及び周辺装置は第二の実施例と同
一である。
【0034】本発明の半導体装置の製造方法は第一の実
施例の場合とほぼ同じであるが、異なる点は、熱拡散法
により二酸化シリコンの絶縁膜19を形成後、レジスト
でパターニングし、エッチングによりドットを形成する
領域の絶縁膜を除去し、除去した部分をCVD法により
多結晶シリコン31で埋める点である。その後は他の実
施例と同様である。以上の様にして、本発明の半導体装
置を完成する。
【0035】次に、図28を用いて共鳴トンネルを用い
た第五の実施例を説明する。図28は第五の実施例によ
る半導体装置の断面図である。本実施例は共鳴トンネル
を用いた論理素子の例である。通常のMOSFETのゲ
ート80と基板11の間の酸化膜中に、厚さが10Å程
度の電位調整可能な2つの多結晶シリコン井戸層81、
82を形成する。井戸層A81、井戸層B82にはそれ
ぞれ量子準位が形成される。
【0036】チャネルの電子がゲート80に流れるの
は、チャネルの電子のエネルギー、井戸層A81内の準
位、及び井戸層B82内の準位の3つが同じになる時の
みである。そこで、ある固定したゲート電圧に対し、井
戸層A81と井戸層B82の電圧を独立に変化させた
時、各井戸の準位とチャネル内の電子のエネルギーの一
致あるいは不一致に応じて図29に示すような4つの場
合が可能である。一致の場合を1、不一致の場合を0で
表わし、電流が流れる場合を1、流れない場合を0と表
わしてある。2つの井戸電圧を入力と考えると、井戸層
A81と井戸層B82が共に1の時、出力が1すなわち
電流が流れる。その他の入力の時は出力が0となる。従
って、この素子はAND素子として機能する。但し、入
力が共に1でも井戸層A、Bに同じ井戸電圧を印加して
いるのではない。本実施例の製造方法は他の実施例と同
様である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、基板とフローティング
ゲート間の絶縁膜中に量子井戸となる層を設けることに
より、井戸内の量子準位を介した共鳴トンネルによる電
荷注入が可能となり、トンネル電子によるトラップ及び
ホールの生成を低減できるので、絶縁膜の劣化を抑えメ
モリの寿命を増大させることが可能となる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一の実施例を示す図である。
【図2】本発明の原理を説明するためのポテンシャル図
である。
【図3】第一の実施例におけるコントロールゲート電
圧、井戸電圧のタイミングチャート及びフローティング
ゲート内の蓄積電荷量を表す図である。
【図4】第一の実施例における書込後のポテンシャル図
である。
【図5】第一の実施例の製造方法を説明するための図で
ある。
【図6】第一の実施例の製造方法を説明するための図で
ある。
【図7】第一の実施例の製造方法を説明するための図で
ある。
【図8】第一の実施例の製造方法を説明するための図で
ある。
【図9】第一の実施例の製造方法を説明するための図で
ある。
【図10】第一の実施例の製造方法を説明するための図
である。
【図11】本発明による第一の実施例を上から見た図で
ある。
【図12】本発明による第一の実施例を用いたメモリセ
ルマトリックス回路構成及び周辺装置構成図である。
【図13】本発明による第一の実施例を用いたメモリセ
ルマトリックス回路構成及び周辺装置構成図である。
【図14】本発明による第一の実施例を用いたメモリセ
ルマトリックス回路構成及び周辺装置構成の簡略図であ
る。
【図15】本発明による第一の実施例を用いたメモリセ
ルマトリックス終端部の素子配置及び配線図である。
【図16】本発明による第一の実施例を用いたメモリセ
ルマトリックス終端部の素子配置及び配線図である。
【図17】本発明による第二の実施例を示す図である。
【図18】第二の実施例におけるコントロールゲート電
圧のタイミングチャート及びフローティングゲート内の
蓄積電荷量を表す図である。
【図19】本発明による第二の実施例を用いたメモリセ
ルマトリックス回路構成及び周辺装置構成図である。
【図20】本発明による第二の実施例を用いたメモリセ
ルの素子配置及び配線図である。
【図21】本発明による第二の実施例を用いたメモリセ
ルマトリックス回路構成及び周辺装置構成の簡略図であ
る。
【図22】本発明による第二の実施例を用いたメモリセ
ルマトリックス終端部の素子配置及び配線図である。
【図23】本発明による第二の実施例を用いたメモリセ
ルマトリックス終端部の素子配置及び配線図である。
【図24】本発明による第三の実施例を示す図である。
【図25】第三の実施例における書込時のポテンシャル
図である。
【図26】第三の実施例におけるコントロールゲート電
圧のタイミングチャート及びフローティングゲート内の
蓄積電荷量を表す図である。
【図27】本発明による第四の実施例を示す図である。
【図28】本発明による第五の実施例を示す図である。
【図29】本発明による第五の実施例の論理素子の動作
特性を示す表である。
【図30】従来のフローティングゲート型フラッシュメ
モリの構造を示す断面図である。
【図31】従来のフローティングゲート型フラッシュメ
モリの動作原理を示すポテンシャル図である。
【符号の説明】
11…p型シリコン基板、12…n型ソース拡散層、1
3…ソース電極、14…n型ドレイン拡散層、15…ド
レイン電極、16…多結晶シリコン井戸層、17…フロ
ーティングゲート、18…コントロールゲート、19…
酸化膜、20…酸化膜、21…酸化膜、22…酸化膜、
30…n型拡散層、31…多結晶シリコン量子ドット、
40…パッシベーション膜、41…ドレイン電極、42
…ソース電極、50…レジスト、80…ゲート、81…
多結晶シリコン井戸層、82…多結晶シリコン井戸層、
100…ソース接地線、101…ビット線、102…ワ
ード線、103…井戸電圧制御線、105…列デコー
ダ、106…行デコーダ、107…昇圧回路、108…
昇圧回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/68 (72)発明者 井原 茂男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソース及びドレイン拡散層を有した半導体
    基板上にフローティングゲート及びコントロールゲート
    を有する絶縁膜を形成した半導体記憶装置において、基
    板とフローティングゲート間の絶縁膜中に電位調節可能
    なように電圧端子を有する量子井戸層を設け、井戸を鋏
    む絶縁膜層の厚さをd1、d2、井戸層の厚さをw、絶
    縁膜層と井戸層の電子親和力の差をφとすると、 d1、d2、w〜h/√(2mφ) 但し、hはプランク定数、mは井戸層中の電子の有効質
    量を満足する構成としたことを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記基板とフローティングゲートの間の量
    子井戸構造は、共鳴トンネル現象を可能とする厚さの層
    からなることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】フローティングゲートの電荷の注入及び放
    出を共鳴トンネル現象を用いて行なうことを特徴とする
    請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】コントロールゲートと共に量子井戸に電圧
    を印加して電荷の注入及び放出を制御することを特徴と
    する請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】ソース及びドレイン拡散層を有した半導体
    基板上にゲートを有する絶縁膜を形成した半導体装置に
    おいて、基板とゲート間の絶縁膜中に電位調節可能なよ
    うに電圧端子を有する2つの量子井戸層を設け、井戸を
    鋏む絶縁膜層の厚さをd1、d2、d3、井戸層の厚さ
    をw1、w2、絶縁膜層と井戸層の電子親和力の差をφ
    とすると、 d1、d2、d3、w1、w2〜h/√(2mφ) 但し、hはプランク定数、mは井戸層中の電子の有効質
    量を満足する構成としたことを特徴とする不揮発性半導
    体装置。
  6. 【請求項6】前記基板とゲートの間の二重の量子井戸構
    造は、共鳴トンネル現象を用いて論理動作を可能とする
    ことを特徴とする請求項5記載の不揮発性半導体装置。
  7. 【請求項7】前記基板とゲートの間の2つの量子井戸
    は、それぞれ独立に電圧を印加することを可能とする請
    求項5記載の不揮発性半導体装置。
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