JPH07106077A - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
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- JPH07106077A JPH07106077A JP25270993A JP25270993A JPH07106077A JP H07106077 A JPH07106077 A JP H07106077A JP 25270993 A JP25270993 A JP 25270993A JP 25270993 A JP25270993 A JP 25270993A JP H07106077 A JPH07106077 A JP H07106077A
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- socket
- switch
- pressure discharge
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Abstract
(57)【要約】
【目的】雑音性能を向上し、配線数を削減するととも
に、絶縁距離を小さくできる照明器具を提供する。 【構成】高圧放電ランプ3と、ランプソケット2と、バ
ラスト1aおよび高圧パルス発生装置1bと、ランプソ
ケット2の入力端間に接続されて高圧放電ランプ3がラ
ンプソケット2に装着されたとき開成し高圧放電ランプ
3がランプソケット2から外されたとき閉成するスイッ
チ2aと、スイッチ2aの閉成時の入力電圧を検出して
一定時間経過後に高圧パルス発生装置1bを停止させる
パルス停止回路1cと、スイッチ2aの開成時の入力電
圧を検出してパルス停止回路1cをリセットするリセッ
ト回路1dとを備えている。
に、絶縁距離を小さくできる照明器具を提供する。 【構成】高圧放電ランプ3と、ランプソケット2と、バ
ラスト1aおよび高圧パルス発生装置1bと、ランプソ
ケット2の入力端間に接続されて高圧放電ランプ3がラ
ンプソケット2に装着されたとき開成し高圧放電ランプ
3がランプソケット2から外されたとき閉成するスイッ
チ2aと、スイッチ2aの閉成時の入力電圧を検出して
一定時間経過後に高圧パルス発生装置1bを停止させる
パルス停止回路1cと、スイッチ2aの開成時の入力電
圧を検出してパルス停止回路1cをリセットするリセッ
ト回路1dとを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、HIDランプなどの
高圧放電ランプを点灯する高圧放電ランプ点灯装置を有
する照明器具に関するものである。
高圧放電ランプを点灯する高圧放電ランプ点灯装置を有
する照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高圧放電ランプ点灯装置は、高圧放電ラ
ンプが点灯するまでランプに高圧パルスが印加され続
け、高圧放電ランプが点灯すると高圧パルスが停止する
ものが一般的である。このような高圧放電ランプは、そ
の寿命により不点状態を継続したり、または電源が投入
されたまま高圧放電ランプを外した状態で放置された場
合は高圧パルスがランプソケットや器具などに印加され
続けるので、絶縁劣化などの問題が生じる。
ンプが点灯するまでランプに高圧パルスが印加され続
け、高圧放電ランプが点灯すると高圧パルスが停止する
ものが一般的である。このような高圧放電ランプは、そ
の寿命により不点状態を継続したり、または電源が投入
されたまま高圧放電ランプを外した状態で放置された場
合は高圧パルスがランプソケットや器具などに印加され
続けるので、絶縁劣化などの問題が生じる。
【0003】このため従来、高圧放電ランプの非装着状
態または不点状態を検知し、タイマ回路で一定時間経過
後に高圧パルスの発振を停止させるパルス停止回路を設
け、ランプソケットや器具などの絶縁劣化を防止したも
のがあった。しかし、パルス停止機能が働いた後、電源
を入れた状態で高圧放電ランプを交換されても点灯せ
ず、一旦電源をリセットし、パルス停止機能を解除させ
る必要があった。
態または不点状態を検知し、タイマ回路で一定時間経過
後に高圧パルスの発振を停止させるパルス停止回路を設
け、ランプソケットや器具などの絶縁劣化を防止したも
のがあった。しかし、パルス停止機能が働いた後、電源
を入れた状態で高圧放電ランプを交換されても点灯せ
ず、一旦電源をリセットし、パルス停止機能を解除させ
る必要があった。
【0004】また、通常は電源の1回路に多数の高圧放
電ランプ点灯装置を接続しており、電源をリセットする
と他の正常な高圧放電ランプもその瞬間消灯してしまう
という不都合があった。つまり高圧放電ランプ点灯装置
から高圧放電ランプへは2本のランプ線のみで接続され
ているため、その2線から得られる情報はランプ電圧、
電流および電力だけであり、高圧放電ランプが寿命で不
点状態の場合に検知し得るランプ電圧,電流および電力
は高圧放電ランプが外されている状態と同じであり区別
がつかない。
電ランプ点灯装置を接続しており、電源をリセットする
と他の正常な高圧放電ランプもその瞬間消灯してしまう
という不都合があった。つまり高圧放電ランプ点灯装置
から高圧放電ランプへは2本のランプ線のみで接続され
ているため、その2線から得られる情報はランプ電圧、
電流および電力だけであり、高圧放電ランプが寿命で不
点状態の場合に検知し得るランプ電圧,電流および電力
は高圧放電ランプが外されている状態と同じであり区別
がつかない。
【0005】これに対して従来、高圧放電ランプを装着
すると電源回路を閉とし、高圧放電ランプを外すと開と
なるようなインターロック式ランプソケットがあった。
このインターロック式ランプソケットを用いると前記問
題は解消される。すなわち、図8は従来のインターロッ
ク機能付きランプソケットを用いた点灯回路例を示す。
図において、1は高圧放電ランプ点灯装置、2はランプ
ソケット、3は高圧放電ランプ、4はランプ線、5は電
源線、Vsは商用電源、SWは電源スイッチであり、ラ
ンプソケット2はインターロック機能付きでスイッチ2
aを有する。このスイッチ2aは高圧放電ランプ3がラ
ンプソケット2に装着されていないとスイッチ2aは開
となり、電源線5が開き高圧放電ランプ点灯装置1に電
源が印加されないので高圧放電ランプ点灯装置1は停止
状態になる。一方、高圧放電ランプ3をランプソケット
2に装着すると、スイッチ2aは閉となり、高圧放電ラ
ンプ点灯装置1に商用電源Vsからの電力供給を受ける
ので高圧放電ランプ点灯装置1は作動する。
すると電源回路を閉とし、高圧放電ランプを外すと開と
なるようなインターロック式ランプソケットがあった。
このインターロック式ランプソケットを用いると前記問
題は解消される。すなわち、図8は従来のインターロッ
ク機能付きランプソケットを用いた点灯回路例を示す。
図において、1は高圧放電ランプ点灯装置、2はランプ
ソケット、3は高圧放電ランプ、4はランプ線、5は電
源線、Vsは商用電源、SWは電源スイッチであり、ラ
ンプソケット2はインターロック機能付きでスイッチ2
aを有する。このスイッチ2aは高圧放電ランプ3がラ
ンプソケット2に装着されていないとスイッチ2aは開
となり、電源線5が開き高圧放電ランプ点灯装置1に電
源が印加されないので高圧放電ランプ点灯装置1は停止
状態になる。一方、高圧放電ランプ3をランプソケット
2に装着すると、スイッチ2aは閉となり、高圧放電ラ
ンプ点灯装置1に商用電源Vsからの電力供給を受ける
ので高圧放電ランプ点灯装置1は作動する。
【0006】そして、この従来例によれば、高圧放電ラ
ンプを外したときに電源回路がオフとなるので、ランプ
交換時にも高圧放電ランプ点灯装置1への供給電力を停
止することができる。
ンプを外したときに電源回路がオフとなるので、ランプ
交換時にも高圧放電ランプ点灯装置1への供給電力を停
止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例
は、たとえば高圧放電ランプ点灯装置が高周波点灯方式
などの高周波ノイズが発生するものであれば、ランプ線
4の高周波ノイズがスイッチ2aの接点から電源線5に
重畳し、雑音性能が著しく低下してしまうという不都合
がある。
は、たとえば高圧放電ランプ点灯装置が高周波点灯方式
などの高周波ノイズが発生するものであれば、ランプ線
4の高周波ノイズがスイッチ2aの接点から電源線5に
重畳し、雑音性能が著しく低下してしまうという不都合
がある。
【0008】また、ランプ線4と電源線5の合計4線以
上が必要であり、また電源線5には比較的大電流が流れ
るため太い線を使用する必要がある。さらに1次側(電
源側)の接点と2次側(ランプ出力側)の端子が同一の
ランプソケット内に内蔵されるため、絶縁距離を大きく
とる必要があり、このためランプソケットが大型化し、
コストがかかり、デザインが悪くなるなどの欠点があっ
た。
上が必要であり、また電源線5には比較的大電流が流れ
るため太い線を使用する必要がある。さらに1次側(電
源側)の接点と2次側(ランプ出力側)の端子が同一の
ランプソケット内に内蔵されるため、絶縁距離を大きく
とる必要があり、このためランプソケットが大型化し、
コストがかかり、デザインが悪くなるなどの欠点があっ
た。
【0009】したがって、この発明の目的は、雑音性能
を向上し、配線数を削減するとともに、絶縁距離を小さ
くできる照明器具を提供することである。
を向上し、配線数を削減するとともに、絶縁距離を小さ
くできる照明器具を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の照明器具は、
高圧放電ランプと、この高圧放電ランプを装着するラン
プソケットと、このランプソケットに接続したバラスト
および高圧パルス発生装置と、前記ランプソケットの入
力端間に接続されて前記高圧放電ランプが前記ランプソ
ケットに装着されたとき開成し前記高圧放電ランプが前
記ランプソケットから外されたとき閉成するスイッチ
と、前記ランプソケットに接続されて前記スイッチの閉
成時の入力電圧を検出して一定時間経過後に前記高圧パ
ルス発生装置を停止させるパルス停止回路と、前記ラン
プソケットに接続されて前記スイッチの開成時の前記ラ
ンプソケットの入力電圧を検出して前記パルス停止回路
をリセットし前記高圧パルス発生装置より前記高圧パル
スを発生させるリセット回路とを備えたものである。
高圧放電ランプと、この高圧放電ランプを装着するラン
プソケットと、このランプソケットに接続したバラスト
および高圧パルス発生装置と、前記ランプソケットの入
力端間に接続されて前記高圧放電ランプが前記ランプソ
ケットに装着されたとき開成し前記高圧放電ランプが前
記ランプソケットから外されたとき閉成するスイッチ
と、前記ランプソケットに接続されて前記スイッチの閉
成時の入力電圧を検出して一定時間経過後に前記高圧パ
ルス発生装置を停止させるパルス停止回路と、前記ラン
プソケットに接続されて前記スイッチの開成時の前記ラ
ンプソケットの入力電圧を検出して前記パルス停止回路
をリセットし前記高圧パルス発生装置より前記高圧パル
スを発生させるリセット回路とを備えたものである。
【0011】
【作用】この発明の構成によれば、ランプソケットに高
圧放電ランプを装着するとスイッチが開成し、ランプソ
ケットの入力端に電源による電圧をリセット回路により
検出してパルス停止回路をリセットするので、高圧パル
ス発生装置の高圧パルスが高圧放電ランプに印加され、
これにより高圧放電ランプが始動しバラストにより安定
点灯する。高圧放電ランプがランプソケットから外され
ると、スイッチが閉成するのでそのランプソケットの入
力電圧をパルス停止回路により検知し一定時間経過後に
パルス停止回路が働いて高圧パルス発生装置を停止し絶
縁劣化を防止する。
圧放電ランプを装着するとスイッチが開成し、ランプソ
ケットの入力端に電源による電圧をリセット回路により
検出してパルス停止回路をリセットするので、高圧パル
ス発生装置の高圧パルスが高圧放電ランプに印加され、
これにより高圧放電ランプが始動しバラストにより安定
点灯する。高圧放電ランプがランプソケットから外され
ると、スイッチが閉成するのでそのランプソケットの入
力電圧をパルス停止回路により検知し一定時間経過後に
パルス停止回路が働いて高圧パルス発生装置を停止し絶
縁劣化を防止する。
【0012】この場合、スイッチの開成をランプソケッ
トの入力電圧により検知してパルス停止回路をリセット
するリセット回路を設けたため、リセット回路にランプ
線を共用でき、ランプソケットからの引出線は2線でよ
くなるので配線数を削減でき、電源線をランプソケット
に引き込まないのでランプソケットに太い線を使用する
ことがないとともに、高周波点灯方式の雑音が電源線に
重畳されるのを防止でき、しかも従来のように絶縁距離
を大きくとる必要もなく、ランプソケットを小型化でき
る。また従来例と比較して高圧放電ランプ点灯装置の2
次側でパルス停止回路をリセットできるので配線も容易
になる。
トの入力電圧により検知してパルス停止回路をリセット
するリセット回路を設けたため、リセット回路にランプ
線を共用でき、ランプソケットからの引出線は2線でよ
くなるので配線数を削減でき、電源線をランプソケット
に引き込まないのでランプソケットに太い線を使用する
ことがないとともに、高周波点灯方式の雑音が電源線に
重畳されるのを防止でき、しかも従来のように絶縁距離
を大きくとる必要もなく、ランプソケットを小型化でき
る。また従来例と比較して高圧放電ランプ点灯装置の2
次側でパルス停止回路をリセットできるので配線も容易
になる。
【0013】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1により説明す
る。すなわち、この照明器具は、高圧放電ランプ3と、
ランプソケット2と、バラスト1aと、高圧パルス発生
装置1bと、パルス停止回路1cと、スイッチ2aと、
リセット回路1dとを有する。
る。すなわち、この照明器具は、高圧放電ランプ3と、
ランプソケット2と、バラスト1aと、高圧パルス発生
装置1bと、パルス停止回路1cと、スイッチ2aと、
リセット回路1dとを有する。
【0014】高圧放電ランプ3はランプソケット2に装
着され、ランプソケット2にスイッチ2aが設けられて
いる。スイッチ2はランプソケット2の入力端間に接続
されて高圧放電ランプ3がランプソケット2に装着され
ると開成し、高圧放電ランプ3が外されると閉成する。
バラスト1aと、高圧パルス発生装置1bと、パルス停
止回路1cと、リセット回路1dは放電灯点灯装置1を
構成している。すなわち、商用電源Vsに電源スイッチ
SWを介して高圧放電ランプ3の点灯状態を維持する少
なくとも限流要素を含むバラスト1aが接続され、その
出力端に高圧パルス発生装置1bを接続し、ランプ線4
a,4bを介してランプソケット2に接続されている。
高圧パルス発生装置1bは高圧放電ランプ3が装着され
たランプソケット2に始動パルスを印加する。
着され、ランプソケット2にスイッチ2aが設けられて
いる。スイッチ2はランプソケット2の入力端間に接続
されて高圧放電ランプ3がランプソケット2に装着され
ると開成し、高圧放電ランプ3が外されると閉成する。
バラスト1aと、高圧パルス発生装置1bと、パルス停
止回路1cと、リセット回路1dは放電灯点灯装置1を
構成している。すなわち、商用電源Vsに電源スイッチ
SWを介して高圧放電ランプ3の点灯状態を維持する少
なくとも限流要素を含むバラスト1aが接続され、その
出力端に高圧パルス発生装置1bを接続し、ランプ線4
a,4bを介してランプソケット2に接続されている。
高圧パルス発生装置1bは高圧放電ランプ3が装着され
たランプソケット2に始動パルスを印加する。
【0015】またパルス停止回路1cは、ランプソケッ
ト2の入力端に接続されてスイッチ2aの閉成状態のラ
ンプソケット2の入力端の電圧を検出して一定時間経過
後に高圧パルス発生装置1bを停止させるもので、タイ
マ回路を内蔵し、スイッチ2aの閉成時の入力電圧を検
出すると、始動から点灯に至る時間を考慮した一定時間
経過後に高圧パルス発生装置1bを停止させる信号を高
圧パルス発生装置1bに出力する。すなわち、高圧放電
ランプ3の非装着時にはスイッチ2aが閉成のため、ラ
ンプ線4a,4b間の電位差は0であり、所定時間これ
が継続するとパルス停止回路1cでランプ非装着と判断
し、高圧パルス発生回路1bの発振を停止する。
ト2の入力端に接続されてスイッチ2aの閉成状態のラ
ンプソケット2の入力端の電圧を検出して一定時間経過
後に高圧パルス発生装置1bを停止させるもので、タイ
マ回路を内蔵し、スイッチ2aの閉成時の入力電圧を検
出すると、始動から点灯に至る時間を考慮した一定時間
経過後に高圧パルス発生装置1bを停止させる信号を高
圧パルス発生装置1bに出力する。すなわち、高圧放電
ランプ3の非装着時にはスイッチ2aが閉成のため、ラ
ンプ線4a,4b間の電位差は0であり、所定時間これ
が継続するとパルス停止回路1cでランプ非装着と判断
し、高圧パルス発生回路1bの発振を停止する。
【0016】リセット回路1dは、ランプソケット2に
接続されてスイッチ2aの開成時のランプソケット2の
入力電圧を検出してパルス停止回路1cをリセットし高
圧パルス発生装置1bより高圧パルスを発生させる。す
なわち、前記したように高圧放電ランプ3が装着される
とスイッチ2aが開成し、ランプ線4a,4bに電位差
が現れ、その電圧をリセット回路1dにより検出すると
リセット回路1dはランプ装着状態と認識し、パルス停
止回路1cにリセット信号を出力してパルス停止回路1
cをリセットし高圧パルス発生装置1bへのパルス停止
信号を停止して高圧パルス発生装置1bより高圧パルス
を再発振させる。
接続されてスイッチ2aの開成時のランプソケット2の
入力電圧を検出してパルス停止回路1cをリセットし高
圧パルス発生装置1bより高圧パルスを発生させる。す
なわち、前記したように高圧放電ランプ3が装着される
とスイッチ2aが開成し、ランプ線4a,4bに電位差
が現れ、その電圧をリセット回路1dにより検出すると
リセット回路1dはランプ装着状態と認識し、パルス停
止回路1cにリセット信号を出力してパルス停止回路1
cをリセットし高圧パルス発生装置1bへのパルス停止
信号を停止して高圧パルス発生装置1bより高圧パルス
を再発振させる。
【0017】この実施例によれば、スイッチ2aの開成
をランプソケット2の入力電圧により検知してパルス停
止回路1cをリセットするリセット回路1dを設けたた
め、リセット回路1dにランプ線4a,4bを共用で
き、ランプソケット2からの引出線は2線でよくなるの
で配線数を削減でき、電源線をランプソケットに引き込
まないのでランプソケット2に太い線を使用することが
ないとともに、高周波点灯方式の雑音が電源線に重畳さ
れるのを防止でき、しかも従来のように絶縁距離を大き
くとる必要もなく、ランプソケット2を小型化できる。
また従来例と比較して高圧放電ランプ点灯装置の2次側
でパルス停止回路1cをリセットできるので配線も容易
になる。
をランプソケット2の入力電圧により検知してパルス停
止回路1cをリセットするリセット回路1dを設けたた
め、リセット回路1dにランプ線4a,4bを共用で
き、ランプソケット2からの引出線は2線でよくなるの
で配線数を削減でき、電源線をランプソケットに引き込
まないのでランプソケット2に太い線を使用することが
ないとともに、高周波点灯方式の雑音が電源線に重畳さ
れるのを防止でき、しかも従来のように絶縁距離を大き
くとる必要もなく、ランプソケット2を小型化できる。
また従来例と比較して高圧放電ランプ点灯装置の2次側
でパルス停止回路1cをリセットできるので配線も容易
になる。
【0018】この発明の第2の実施例を図2および図3
に示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施例にお
いて、ランプソケット2がエジソンベースのソケットで
あり、円筒状で雌ねじにより形成されたソケット接触子
13と、中央接片14からなり、かつソケット接触子1
3と中央接片14はスイッチを構成しており、中央接片
14の先端が弾性によりソケット接触子13に接触して
常閉になっている。高圧放電ランプ3はソケット接触子
13に螺合する雄ねじを形成した口金10の先端に中央
接点12を設けている。
に示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施例にお
いて、ランプソケット2がエジソンベースのソケットで
あり、円筒状で雌ねじにより形成されたソケット接触子
13と、中央接片14からなり、かつソケット接触子1
3と中央接片14はスイッチを構成しており、中央接片
14の先端が弾性によりソケット接触子13に接触して
常閉になっている。高圧放電ランプ3はソケット接触子
13に螺合する雄ねじを形成した口金10の先端に中央
接点12を設けている。
【0019】高圧放電ランプの口金10をソケット接触
子13に螺合すると、先端の中央接点12が中央接片1
4に接触するとともにこれを押して中央接片14をソケ
ット接触子13から開離しスイッチを開成状態にする。
この実施例によれば、簡単な構成によりランプソケット
2にスイッチ2aを構成することができる。
子13に螺合すると、先端の中央接点12が中央接片1
4に接触するとともにこれを押して中央接片14をソケ
ット接触子13から開離しスイッチを開成状態にする。
この実施例によれば、簡単な構成によりランプソケット
2にスイッチ2aを構成することができる。
【0020】この発明の第3の実施例を図4に示す。す
なわち、この照明器具は、第1の実施例において、高圧
放電ランプ3が口金10にランプピン15を有する場合
であり、ランプソケット2はランプピン15に接触する
一対の挟持片からなるソケット接触子16を有するとと
もに、これらにばね17により接触する導電板18を有
し、導電板18と口金10との間でランプソケット2に
押し部材19を移動自在に設けている。
なわち、この照明器具は、第1の実施例において、高圧
放電ランプ3が口金10にランプピン15を有する場合
であり、ランプソケット2はランプピン15に接触する
一対の挟持片からなるソケット接触子16を有するとと
もに、これらにばね17により接触する導電板18を有
し、導電板18と口金10との間でランプソケット2に
押し部材19を移動自在に設けている。
【0021】この実施例は、高圧放電ランプ3をランプ
ソケット2に装着すると、ランプピン15がソケット接
触子16に接触するとともに、口金10が押し部材19
を押圧して導電板18をばね17に抗して押し導電板1
8がソケット接触子16から開離して、スイッチ2aは
開成となる。高圧放電ランプ3をランプソケット2から
外すと押し部材19が解放されるのでばね17が復帰し
て導電板18がソケット接触子16に接触しこれらを短
絡するのでスイッチ2aは閉成となる。
ソケット2に装着すると、ランプピン15がソケット接
触子16に接触するとともに、口金10が押し部材19
を押圧して導電板18をばね17に抗して押し導電板1
8がソケット接触子16から開離して、スイッチ2aは
開成となる。高圧放電ランプ3をランプソケット2から
外すと押し部材19が解放されるのでばね17が復帰し
て導電板18がソケット接触子16に接触しこれらを短
絡するのでスイッチ2aは閉成となる。
【0022】この発明の第4の実施例を図5に示す。す
なわち、この照明器具は、第3の実施例において、口金
10にランプガイド20を突設し、高圧放電ランプ3の
装着時にランプガイド20の先端で導電板18を押圧す
るようにしたものである。21はランプソケット2に設
けたガイド凹部である。またランプガイド20によりラ
ンプソケット2の着脱が容易になる。
なわち、この照明器具は、第3の実施例において、口金
10にランプガイド20を突設し、高圧放電ランプ3の
装着時にランプガイド20の先端で導電板18を押圧す
るようにしたものである。21はランプソケット2に設
けたガイド凹部である。またランプガイド20によりラ
ンプソケット2の着脱が容易になる。
【0023】この発明の第5の実施例を図6および図7
に示す。すなわち、この照明器具は、高圧放電ランプ3
がランプピンをもった口金を一対有する場合であり、各
口金を装着するランプソケット2にそれぞれスイッチ2
aを設けるとともに、スイッチ2aを介してランプソケ
ット2間を接続している。スイッチ2aの相互は渡り線
22により接続するが、器具の反射鏡(図示せず)を兼
用してもよい。スイッチ2aの構造は、図7に示すよう
に、ランプ挿入開口23を有するソケット本体24と、
ソケット接触子16を有してソケット本体24内に移動
自在に設けられた口金受け25と、口金受け25をラン
プ挿入開口23側に付勢するばね26と、口金受け25
とソケット本体24の対向部に設けられてスイッチ2a
を構成するスイッチ接点部27,28とを有する。そし
てソケット接触子16にランプ線4aが接続され、ソケ
ット接触子16とスイッチ接点部27が接続され、スイ
ッチ接点部28が他方のランプソケットのスイッチ接点
部(図示せず)に接続される。
に示す。すなわち、この照明器具は、高圧放電ランプ3
がランプピンをもった口金を一対有する場合であり、各
口金を装着するランプソケット2にそれぞれスイッチ2
aを設けるとともに、スイッチ2aを介してランプソケ
ット2間を接続している。スイッチ2aの相互は渡り線
22により接続するが、器具の反射鏡(図示せず)を兼
用してもよい。スイッチ2aの構造は、図7に示すよう
に、ランプ挿入開口23を有するソケット本体24と、
ソケット接触子16を有してソケット本体24内に移動
自在に設けられた口金受け25と、口金受け25をラン
プ挿入開口23側に付勢するばね26と、口金受け25
とソケット本体24の対向部に設けられてスイッチ2a
を構成するスイッチ接点部27,28とを有する。そし
てソケット接触子16にランプ線4aが接続され、ソケ
ット接触子16とスイッチ接点部27が接続され、スイ
ッチ接点部28が他方のランプソケットのスイッチ接点
部(図示せず)に接続される。
【0024】高圧放電ランプ3を装着すると、ランプピ
ンがソケット接触子16に接触するとともに、口金受け
25がばね26に抗して後退するので、スイッチ接点部
27,28が開離する。高圧放電ランプ3の装着を外す
と、ばね26が復帰してスイッチ接点部27,28が接
触し閉成となる。なお、この実施例は各ランプソケット
2にスイッチ2aを設けたが、そのいずれか一方でもよ
い。
ンがソケット接触子16に接触するとともに、口金受け
25がばね26に抗して後退するので、スイッチ接点部
27,28が開離する。高圧放電ランプ3の装着を外す
と、ばね26が復帰してスイッチ接点部27,28が接
触し閉成となる。なお、この実施例は各ランプソケット
2にスイッチ2aを設けたが、そのいずれか一方でもよ
い。
【0025】
【発明の効果】この発明の照明器具によれば、スイッチ
の開成をランプソケットの入力電圧により検知してパル
ス停止回路をリセットするリセット回路を設けたため、
リセット回路にランプ線を共用でき、ランプソケットか
らの引出線は2線でよくなるので配線数を削減でき、電
源線をランプソケットに引き込まないのでランプソケッ
トに太い線を使用することがないとともに、高周波点灯
方式の雑音が電源線に重畳されるのを防止でき、しかも
従来のように絶縁距離を大きくとる必要もなく、ランプ
ソケットを小型化できる。また従来例と比較して高圧放
電ランプ点灯装置の2次側でパルス停止回路をリセット
できるので配線も容易になるという効果がある。
の開成をランプソケットの入力電圧により検知してパル
ス停止回路をリセットするリセット回路を設けたため、
リセット回路にランプ線を共用でき、ランプソケットか
らの引出線は2線でよくなるので配線数を削減でき、電
源線をランプソケットに引き込まないのでランプソケッ
トに太い線を使用することがないとともに、高周波点灯
方式の雑音が電源線に重畳されるのを防止でき、しかも
従来のように絶縁距離を大きくとる必要もなく、ランプ
ソケットを小型化できる。また従来例と比較して高圧放
電ランプ点灯装置の2次側でパルス停止回路をリセット
できるので配線も容易になるという効果がある。
【図1】この発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】第2の実施例におけるランプソケットおよびス
イッチを示す概略断面図である。
イッチを示す概略断面図である。
【図3】その高圧放電ランプの装着状態のスイッチの動
作状態の断面図である。
作状態の断面図である。
【図4】第3の実施例におけるランプソケットおよびス
イッチを示す概略側面図である。
イッチを示す概略側面図である。
【図5】第4の実施例におけるランプソケットおよびス
イッチを示す概略側面図である。
イッチを示す概略側面図である。
【図6】第5の実施例におけるランプソケットおよびス
イッチを示す概略説明図である。
イッチを示す概略説明図である。
【図7】そのランプソケットの部分断面図である。
【図8】従来例のブロック図である。
1a バラスト 1b 高圧パルス発生装置 1c パルス停止装置 1d リセット回路 2 ランプソケット 2a スイッチ 3 高圧放電ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯田 雅章 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 高圧放電ランプと、この高圧放電ランプ
を装着するランプソケットと、このランプソケットに接
続したバラストおよび高圧パルス発生装置と、前記ラン
プソケットの入力端間に接続されて前記高圧放電ランプ
が前記ランプソケットに装着されたとき開成し前記高圧
放電ランプが前記ランプソケットから外されたとき閉成
するスイッチと、前記ランプソケットに接続されて前記
スイッチの閉成時の入力電圧を検出して一定時間経過後
に前記高圧パルス発生装置を停止させるパルス停止回路
と、前記ランプソケットに接続されて前記スイッチの開
成時の前記ランプソケットの入力電圧を検出して前記パ
ルス停止回路をリセットし前記高圧パルス発生装置より
前記高圧パルスを発生させるリセット回路とを備えた照
明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25270993A JPH07106077A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25270993A JPH07106077A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07106077A true JPH07106077A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17241163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25270993A Pending JPH07106077A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07106077A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008021607A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Nec Lighting Ltd | 放電灯の接続構造体および照明装置 |
JP2008053182A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具 |
JP2008186635A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯器具 |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP25270993A patent/JPH07106077A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008021607A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Nec Lighting Ltd | 放電灯の接続構造体および照明装置 |
JP2008053182A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具 |
JP2008186635A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯器具 |
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