JP2008053182A - 放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線が容易で且つ放電灯交換時における感電の危険性を無くすことのできる放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具を提供する。
【解決手段】放電灯9に始動電圧を供給する前にソケット6の入力端子6a,6b間電圧に基づいて放電灯9がソケット6に装着されているか否かを判別し、放電灯9がソケット6に装着されていると判断すると放電灯9に始動電圧を供給させるとともに始動後の放電灯9に電力を供給させて放電灯9の点灯を維持させ、故障又は寿命などによって放電灯9が消灯してソケット6の入力端子6a,6b間電圧が変化するのを検出した場合には、ソケット6の入力端子6a,6b間電圧の変化に基づいて放電灯9がソケット6から取り外されたのを検出した後再度放電灯9がソケット6に装着されるのを検出するまでの間始動手段2を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電灯を点灯させる放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具に関する。
従来から、電源を切ることなく放電灯を交換することができ、さらに放電灯を交換した後には自動的に再点灯する放電灯点灯装置や照明器具が提供されており、例えば特許文献1,2に開示されているようなものがある。特許文献1記載の照明器具は、放電灯と、放電灯を装着するソケットと、ソケットに接続した放電灯点灯装置及び高圧パルス発生装置と、ソケットの入力端間に接続されて放電灯が装着されると開成し外されると閉成するスイッチと、ソケットに接続されてスイッチ閉成時のソケットの入力端子間電圧を検出して一定時間後に高圧パルス発生装置を停止させるパルス停止回路と、ソケットに接続されてスイッチ開成時のソケットの入力端子間電圧を検出してパルス停止回路をリセットするとともに高圧パルス発生装置を作動させるリセット回路とから成り、放電灯をソケットから外すと、一定時間後に高圧パルス発生装置を停止して高圧パルスによるソケット等の絶縁劣化を防止し、ソケットに放電灯を装着すると、放電灯を始動して放電灯点灯装置により安定点灯させるものである。また、特許文献2記載の放電灯点灯装置は、電源に並列に接続された複数の放電灯点灯回路と、放電灯点灯回路に各々接続された放電灯と、放電灯のソケットへの着脱を検出する着脱検出手段と、放電灯が異常と判定されると放電灯を消灯して待機状態とする保護手段とから成り、放電灯が異常と判定されて待機状態の時に、着脱検出手段によりソケットからの放電灯の脱着を検出し、再度ソケットへの放電灯の装着を検出すると予め定められた時間経過後に放電灯を始動させるものである。
特開平7−106077号公報 特開2004−146119号公報
しかしながら、特許文献1記載の照明器具では、寿命又は異常によって消灯した放電灯が装着されている場合と正常な放電灯が装着されている場合とでソケットの入力端子間電圧が同じであるため、放電灯が消灯しているにも関わらず高圧パルスが発振している状態となり、したがって放電灯を交換する時に高圧パルスによって感電する虞があるという問題があった。また、特許文献2記載の放電灯点灯装置では、放電灯を交換する際の感電の虞は無いものの、電力供給用の一対の電線と放電灯の着脱検出用の一対の電線とで計4本の電線をソケットに接続する必要があり、したがって配線が複雑になるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、配線が容易で且つ放電灯交換時における感電の危険性を無くすことのできる放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、放電灯が装着されるソケットに接続されてソケットを介して放電灯に電力を供給する放電灯点灯装置であって、ソケットの入力端子間に接続されて放電灯がソケットに装着されたとき開成し放電灯がソケットから外されたときに閉成するスイッチと、ソケットの入力端子間電圧を検出する検出手段と、放電灯を始動させるための始動電圧を発生させる始動手段と、放電灯の点灯に必要な電力を供給する電力供給手段と、上記各手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、放電灯に始動電圧を供給する前に検出手段で検出されるソケットの入力端子間電圧に基づいて放電灯がソケットに装着されているか否かを判別し、放電灯がソケットに装着されていると判断すると始動手段によって放電灯に始動電圧を供給させるとともに電力供給手段によって始動後の放電灯に電力を供給させて放電灯の点灯を維持させ、検出手段において故障又は寿命などによって放電灯が消灯してソケットの入力端子間電圧が変化するのを検出した場合には、検出手段で検出されるソケットの入力端子間電圧の変化に基づいて放電灯がソケットから取り外されたのを検出した後再度放電灯がソケットに装着されるのを検出するまでの間始動手段を停止させることを特徴とする。
請求項2の発明は、上記目的を達成するために、放電灯が装着されるソケットに接続されてソケットを介して放電灯に電力を供給する放電灯点灯装置であって、ソケットの入力端子間に接続されて放電灯がソケットに装着されたとき開成し放電灯がソケットから外されたときに閉成するスイッチと、ソケットの入力端子間電流を検出する検出手段と、放電灯を始動させるための始動電圧を発生させる始動手段と、放電灯の点灯に必要な電力を供給する電力供給手段と、上記各手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、放電灯に始動電圧を供給する前に検出手段で検出されるソケットの入力端子間電流に基づいて放電灯がソケットに装着されているか否かを判別し、放電灯がソケットに装着されていると判断すると始動手段によって放電灯に始動電圧を供給させるとともに電力供給手段によって始動後の放電灯に電力を供給させて放電灯の点灯を維持させ、検出手段において故障又は寿命などによって放電灯が消灯してソケットの入力端子間電流が変化するのを検出した場合には、検出手段で検出されるソケットの入力端子間電流の変化に基づいて放電灯がソケットから取り外されたのを検出した後再度放電灯がソケットに装着されるのを検出するまでの間始動手段を停止させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、制御手段は、検出手段において検出を行う期間と検出を行わない期間とを一定時間ごとに交互に切り替えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1項の発明において、制御手段は、放電灯がソケットに装着されていると判断してから所定の時間経過後に始動手段によって始動電圧を放電灯に供給させることを特徴とする。
請求項5の発明は、器具本体と、器具本体に取り付けられて放電灯が着脱自在に装着されるソケットと、請求項1乃至4の何れか1項に記載の放電灯点灯装置とを備えたことを特徴とする。
請求項1、2の発明によれば、始動電圧を放電灯に供給する前にソケットの入力端子間電圧又は電流を検出することで放電灯がソケットに装着されているか否かを判別し、放電灯が装着されていると判断した後に放電灯に始動電圧を供給して放電灯を点灯させるとともに放電灯の点灯を維持させ、故障又は寿命などによって放電灯が消灯した場合には、消灯した放電灯を外した後再度放電灯をソケットに装着するまでの間始動電圧がソケットの入力端子間に供給されないようにしたので、放電灯を交換する際に安全に放電灯を取り外すことができる。しかも、ソケットの入力端子間に設けたスイッチの開閉によって放電灯の装着を検出するので、別途放電灯の装着検出用の配線を用意する必要がなく配線が容易となる。
請求項3の発明によれば、検出手段における検出を間欠的に行うことで、放電灯がソケットから取り外されている状態で流れる短絡電流による回路へのストレスを低減することができる。
請求項4の発明によれば、利用者が放電灯を交換する際に、放電灯をソケットに装着してその場から離れるまでの時間を十分に設けることができるので、放電灯を交換する際の安全性を高めることができる。
請求項5の発明によれば、請求項1乃至4の何れか1項の効果を奏する照明器具を実現することができる。
(実施形態1)
以下、本発明に係る放電灯点灯装置の実施形態1について図面を用いて説明する。本実施形態は、図1に示すように、放電灯9に安定した電力を供給する電力供給手段と、放電灯9を始動させるための始動電圧を発生する始動手段2と、ソケット6の入力端子6a,6b間電圧を検出する検出手段と、上記各手段を制御する制御手段4と、放電灯9が着脱自在に装着されるソケット6の一対の入力端子6a,6b間に接続されて放電灯9がソケット6に装着されたときに開成し、放電灯9がソケット6から外されたときに閉成するスイッチ5とから成る。
電力供給手段は、ダイオードD1,インダクタンスL1,コンデンサC1,スイッチング素子Q1から成り、直流電源DCに接続されて所望の電圧に降圧する降圧チョッパ回路10と、降圧チョッパ回路10のスイッチング素子Q1のオン/オフを制御する降圧チョッパ制御回路11と、入力側が降圧チョッパ回路10の出力端に接続され且つ出力側がソケット6の入力端子6a,6bに接続されて降圧チョッパ回路10の出力電圧の極性を交互に反転させる極性反転回路12と、極性反転回路12を構成するスイッチング素子Q2〜Q5のオン/オフを制御する駆動回路13(例えば、International Rectifier社製の品番:IR2111のIC)とで構成される。尚、上記各回路は周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
始動手段2は、抵抗R1,コンデンサC2,トリガ素子D2,トランスT,スイッチング素子Q6から成り、スイッチング素子Q6がオフの間はトリガ素子D2が動作電圧に達しないために作動しない。スイッチング素子Q6がオンになると、コンデンサC2の端子電圧がトリガ素子D2の動作電圧に達してトリガ素子D2が導通し、トランスTの一次側にパルスが発生し、2次巻線上に得られる昇圧パルス、即ち始動電圧が放電灯9に供給される。
検出手段は、降圧チョッパ回路10の高圧側の出力端と接地との間に設けられた分圧抵抗R2及び検出抵抗Roの抵抗直列回路3において、降圧チョッパ回路10の出力電圧を分圧して検出抵抗Roの両端電圧を検出電圧Voとして後述するマイコン40に印加し、該検出電圧Voとマイコン40に記憶されているしきい値Va,Vbとを比較することでソケット6の入力端子6a,6b間電圧を検出する。
制御手段4は、マイコン40(例えば、マイクロチップ社製の品番:PIC12F675のIC)から成り、降圧チョッパ制御回路11,始動手段2のスイッチング素子Q6,駆動回路13各々に制御信号を与えることでスイッチング素子Q1〜Q6のオン/オフを制御している。
スイッチ5は、ソケット6の入力端子6a,6b間に設けられ、放電灯9がソケット6に装着されると開成して入力端子6a,6bと放電灯9とが電気的に接続され、放電灯9がソケット6から取り外されると閉成して入力端子6a,6b間が短絡される。尚、このようなスイッチの構造は周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
以下、本実施形態の動作を図2及び図4を用いて説明する。但し、以下の説明では、初期状態において本実施形態の電源が切られており、ソケット6には予め放電灯9が装着されているものとする。尚、図2におけるVlaは、ソケット6の入力端子6a,6b間の電圧値である。
まず、時刻t0で本実施形態の電源をオンにすると(S001)、マイコン40は降圧チョッパ回路10のスイッチング素子Q1及び極性反転回路12のスイッチング素子Q2〜Q5のオン/オフの制御を始める。この時、スイッチング素子Q2,Q5がオンの間はスイッチング素子Q3,Q4はオフ、スイッチング素子Q3,Q4がオンの間はスイッチング素子Q2,Q5はオフとなるように制御され、ソケット6の入力端子6a,6bに印加される電圧の極性が交互に反転するようになっている。ソケット6には放電灯9が装着され且つ点灯していないため、放電灯9には電流が流れず、したがって検出抵抗Roに電流が流れることで検出電圧Voはしきい値Va以上となっている。尚、放電灯9が消灯している間は、降圧チョッパ回路10のスイッチング素子Q1は一定の周期でオン/オフを繰り返すように制御されている。
時刻t1において検出電圧Voがしきい値Va以上である、即ち放電灯9がソケット6に装着されているとマイコン40が判断すると(S002)、所定時間を経過させた後に、時刻t2において始動手段2のスイッチング素子Q6をオンにすることで始動電圧を放電灯9に供給し、放電灯9を点灯させる(S003)。時刻t3において放電灯9が点灯すると(S004)、マイコン40は始動手段2のスイッチング素子Q6をオフにすることで始動電圧の供給を停止し(S005)、降圧チョッパ回路10のスイッチング素子Q1のオン/オフを制御することで放電灯9の点灯に必要な電圧を供給し、放電灯9の点灯を維持する(S006)。尚、放電灯9の点灯が維持されている間は、検出抵抗Roのみならず放電灯9にも電流が流れるために検出電圧Voがしきい値Va以下となる。
以下では、時刻t0からt1までの期間、即ち電源がオンになってから放電灯9のソケット6への装着が検出されて放電灯9に始動電圧の供給を開始するまでの期間におけるマイコン40の制御方式を「第一の検出モード」と呼ぶ。また、時刻t2からt3までの期間、即ち放電灯9が点灯するまで始動電圧を供給する期間におけるマイコン40の制御方式を「始動モード」と呼び、時刻t3からt4までの期間、即ち放電灯9の点灯を維持させている期間におけるマイコン40の制御方式を「点灯モード」と呼ぶ。
時刻t4において放電灯9の寿命又は故障などが原因で放電灯9が消灯すると(S007)、放電灯9に電流が流れないようになるので検出電圧Voがしきい値Va以上となり、マイコン40は放電灯9の点灯維持制御を停止する。その後、時刻t5において故障又は寿命に達した放電灯9をソケット6から取り外すと(S008)、スイッチ5が閉成されるために検出電圧Voがほぼ零となってしきい値Vb以下となり、したがって放電灯9が未装着であるとマイコン40が判断する(図3参照)。時刻t6において新しい放電灯9がソケット6に装着されると(S009)、スイッチ5が開成されるために検出電圧Voがしきい値Va以上となり、したがって放電灯9の交換が完了したとマイコン40で判断される(図3参照)。
放電灯9の交換が完了してから所定時間を経過した後(S010)、時刻t7においてマイコン40は始動モードに移行して放電灯9に始動電圧を供給し、時刻t8において始動電圧の供給を停止するとともに点灯モードへと移行して放電灯9の点灯制御を行う。以下では、時刻t4からt7までの期間、即ち放電灯9が消灯したと判断してから放電灯9の交換を完了して始動電圧の供給を開始するまでの期間におけるマイコン40の制御方式を「第二の検出モード」と呼ぶ。尚、第二の検出モードでは、放電灯9が取り外された後に再度放電灯9がソケット6に装着されたと判断してから始動モードに移行するようになっており、放電灯9が取り外されるまでの間に始動モードに移行することがない。
上述のように、放電灯9に始動電圧を供給する前に検出電圧Voによって放電灯9がソケット6に装着されているか否かを判別し、放電灯9が装着されているとマイコン40で判断すると始動手段2によって放電灯9に始動電圧を供給させるとともに電力供給手段によって始動後の放電灯9に電力を供給させて放電灯9の点灯を維持させ、寿命又は故障などによって放電灯9が消灯した場合には、消灯した放電灯9をソケット6から取り外した後に再度放電灯9をソケット6に装着するまでの間は始動電圧をソケット6の入力端子6a,6b間に供給しないようにしたので、寿命又は故障によって消灯した放電灯9を交換する際に安全に放電灯9を取り外すことができる。しかも、ソケット6の入力端子6a,6b間に設けたスイッチ5の開閉によって放電灯9のソケットへの装着を検出するので、放電灯9の装着検出用の配線を別途用意する必要が無く、したがって配線が容易となる。また、放電灯9のソケット6への装着が検出されてから所定時間を経過させた後に始動モードに移行するようにしたので、利用者が放電灯9を交換する際に、放電灯9をソケット6に装着してからその場を離れるまでの時間を十分に設けることができ、放電灯9の交換作業の安全性を高めることができる。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、実施形態1と共通する構成要素には同じ番号を付して説明は省略する。本実施形態は、図5に示すように、第一の検出モード及び第二の検出モードにおけるスイッチング素子Q2〜Q5の制御が実施形態1と異なっており、マイコン40は、上記の検出モードにおいて、スイッチング素子Q2〜Q5が交互にオン/オフされる検出期間と、スイッチング素子Q2〜Q5が常にオフの状態となる検出休止期間とを交互に切り替えている。尚、同図におけるVla,Ilaはそれぞれソケット6の入力端子6a,6b間の電圧値、電流値である。
上述のように、第一の検出モード及び第二の検出モードにおいて検出期間と検出休止期間とを交互に切り替えて検出を間欠的に行うことで、放電灯9がソケット6から取り外されている間に回路に流れる短絡電流が連続して流れないようにすることができ、したがって回路へのストレスを低減することができる。尚、回路へのストレスを考慮すると検出期間をできるだけ短くし、検出休止期間をできるだけ長くすることが望ましいが、検出休止期間において放電灯9の交換が行われると、放電灯9のソケット6への装着・未装着の検出を行うことができないので、検出休止期間は10秒程度に設定するのが望ましい。
ところで、上記実施形態1,2では降圧チョッパ回路10の出力電圧を分圧して検出抵抗Roの両端電圧を検出電圧Voとして検出しているが、降圧チョッパ回路10の低圧側の出力端と極性反転回路12の低圧側の入力端との間に挿入される電流検出抵抗Ra(図1参照)でソケット6の入力端子6a,6b間を流れる電流を検出してもよい。この電流検出抵抗Raの両端電圧VRaは、放電灯9がソケット6に装着されている、即ちスイッチ5が開成している時は、電流検出抵抗Raに電流が流れないためにしきい値Vd以下となり、放電灯9がソケット6から取り外される、即ちスイッチ5が閉成している時は、電流検出抵抗Raに短絡電流が流れるためにしきい値Vc以上となる(図6参照)。したがって、検出抵抗Roで検出する場合と同様に、電流検出抵抗Raの両端電圧VRaとマイコン40に記憶されているしきい値Vc,Vdとを比較することで、放電灯9がソケット6に装着されているか否かを判断することができる。また、故障又寿命などによって放電灯9が消灯した場合には、ソケット6の入力端子6a,6b間の電流が下降するのに伴って電流検出抵抗Raの両端電圧も下降するため、検出抵抗Roで検出する場合と同様に放電灯9の消灯を検出することができる。
以下、上記の何れかの実施形態の放電灯点灯装置を用いた照明器具の例を図7に示す。この照明器具は、放電灯点灯装置(図示せず)を収納した器具本体7と、器具本体7と一体に形成されて放電灯9が収納される灯体部70と、器具本体7を天井や壁面(図示せず)に敷設されたレール8に移動自在に取り付けるための取付部71とを備えたスポットライトである。灯体部70の下面には、放電灯9の発光を外部に取り出すための開口部70aが設けられており、該開口部70aを介して放電灯9からの光が外部へ照射される。このように、上記の何れかの実施形態の放電灯点灯装置を用いることで、配線が容易で且つ放電灯交換時における始動電圧による感電の危険性を無くした照明器具を実現することができる。尚、照明器具としては上記のスポットライトに限定される必要がなく、上記の何れかの実施形態の放電灯点灯装置を用いたものであれば他の照明器具であっても構わない。
本発明の実施形態1の放電灯点灯装置を示す回路図である。 同上の各スイッチング素子の信号波形及びソケットの入力端子間電圧の波形を示す波形図である。 同上の検出電圧と放電灯の状態との相関図である。 同上の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態2の放電灯点灯装置の各スイッチング素子の信号波形及びソケットの入力端子間の電圧波形及び電流波形を示す波形図で、(a)は放電灯の消灯前を示す図で、(b)は放電灯の消灯後を示す図である。 本発明に係る放電灯点灯装置の電流検出抵抗の両端電圧と放電灯の状態との相関図である。 本発明に係る照明器具を示す概略図である。
符号の説明
10 降圧チョッパ回路
11 降圧チョッパ制御回路
12 極性反転回路
13 駆動回路
2 始動手段
3 抵抗直列回路
4 制御手段
5 スイッチ
6 ソケット
6a,6b 入力端子

Claims (5)

  1. 放電灯が装着されるソケットに接続されてソケットを介して放電灯に電力を供給する放電灯点灯装置であって、ソケットの入力端子間に接続されて放電灯がソケットに装着されたとき開成し放電灯がソケットから外されたときに閉成するスイッチと、ソケットの入力端子間電圧を検出する検出手段と、放電灯を始動させるための始動電圧を発生させる始動手段と、放電灯の点灯に必要な電力を供給する電力供給手段と、上記各手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、放電灯に始動電圧を供給する前に検出手段で検出されるソケットの入力端子間電圧に基づいて放電灯がソケットに装着されているか否かを判別し、放電灯がソケットに装着されていると判断すると始動手段によって放電灯に始動電圧を供給させるとともに電力供給手段によって始動後の放電灯に電力を供給させて放電灯の点灯を維持させ、検出手段において故障又は寿命などによって放電灯が消灯してソケットの入力端子間電圧が変化するのを検出した場合には、検出手段で検出されるソケットの入力端子間電圧の変化に基づいて放電灯がソケットから取り外されたのを検出した後再度放電灯がソケットに装着されるのを検出するまでの間始動手段を停止させることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 放電灯が装着されるソケットに接続されてソケットを介して放電灯に電力を供給する放電灯点灯装置であって、ソケットの入力端子間に接続されて放電灯がソケットに装着されたとき開成し放電灯がソケットから外されたときに閉成するスイッチと、ソケットの入力端子間電流を検出する検出手段と、放電灯を始動させるための始動電圧を発生させる始動手段と、放電灯の点灯に必要な電力を供給する電力供給手段と、上記各手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、放電灯に始動電圧を供給する前に検出手段で検出されるソケットの入力端子間電流に基づいて放電灯がソケットに装着されているか否かを判別し、放電灯がソケットに装着されていると判断すると始動手段によって放電灯に始動電圧を供給させるとともに電力供給手段によって始動後の放電灯に電力を供給させて放電灯の点灯を維持させ、検出手段において故障又は寿命などによって放電灯が消灯してソケットの入力端子間電流が変化するのを検出した場合には、検出手段で検出されるソケットの入力端子間電流の変化に基づいて放電灯がソケットから取り外されたのを検出した後再度放電灯がソケットに装着されるのを検出するまでの間始動手段を停止させることを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 前記制御手段は、検出手段において検出を行う期間と検出を行わない期間とを一定時間ごとに交互に切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記制御手段は、放電灯がソケットに装着されていると判断してから所定の時間経過後に始動手段によって始動電圧を放電灯に供給させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放電灯点灯装置。
  5. 器具本体と、器具本体に取り付けられて放電灯が着脱自在に装着されるソケットと、請求項1乃至4の何れか1項に記載の放電灯点灯装置とを備えたことを特徴とする照明器具。
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