JPH07105784A - スイッチ装置 - Google Patents
スイッチ装置Info
- Publication number
- JPH07105784A JPH07105784A JP24454493A JP24454493A JPH07105784A JP H07105784 A JPH07105784 A JP H07105784A JP 24454493 A JP24454493 A JP 24454493A JP 24454493 A JP24454493 A JP 24454493A JP H07105784 A JPH07105784 A JP H07105784A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- key top
- switch
- push
- return spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プッシュオンスイッチの操作用スプリングの
圧入、固定の不安定感をとり除き、確実なスプリング装
置を可能にするスイッチ装置を提供する。 【構成】 プッシュオンスイッチ4を操作する操作用ス
プリング16の端末部を径方向に外側へ2箇所略T字状
に突出させて突出部16aを形成し、この両突出部16
aを復帰用スプリング5で付勢し、操作用スプリング1
6をキートップ2に押し付けるようにしたものであり、
このため、操作用スプリング16がキートップ2に保持
されてプッシュオンスイッチ4の操作時における操作用
スプリング16の脱落等を防止することができるもので
ある。
圧入、固定の不安定感をとり除き、確実なスプリング装
置を可能にするスイッチ装置を提供する。 【構成】 プッシュオンスイッチ4を操作する操作用ス
プリング16の端末部を径方向に外側へ2箇所略T字状
に突出させて突出部16aを形成し、この両突出部16
aを復帰用スプリング5で付勢し、操作用スプリング1
6をキートップ2に押し付けるようにしたものであり、
このため、操作用スプリング16がキートップ2に保持
されてプッシュオンスイッチ4の操作時における操作用
スプリング16の脱落等を防止することができるもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコイルばねを有するプッ
シュ式スイッチ等のスイッチ装置に関する。
シュ式スイッチ等のスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型のプッシュ式スイッチ類が自
動車の室内等に多く用いられてきており、振動や衝撃等
が加わっても常に確実にスイッチ動作の得られるより信
頼性の高いスイッチが強く求められてきている。
動車の室内等に多く用いられてきており、振動や衝撃等
が加わっても常に確実にスイッチ動作の得られるより信
頼性の高いスイッチが強く求められてきている。
【0003】以下、従来のこの種のスイッチ装置につい
て図4を参照して説明する。すなわち1は凹部1aを有
するスイッチケースで、上部に凹部1aに摺動嵌合する
キートップ2を有し、凹部1a底の裏側にプリント基板
3を設けている。4はキートップ2に対向するようにプ
リント基板3上に設置されたプッシュオンスイッチであ
って、凹部1a、底部の孔1bを通してプッシュオンス
イッチ4の釦部4aをキートップ2に対向している。ま
たキートップ2とプッシュオンスイッチ4との間にはコ
イル状の復帰用スプリング5を有し、下端を孔1bの外
周部で支持し上端でキートップ2を上方に付勢してい
る。また、復帰用スプリング5の内部には、上端をキー
トップ2の下部に圧入装着し、下端でプッシュオンスイ
ッチ4の釦部4aを押圧するようにしたコイル状の操作
用スプリング6を有している。なお7はスイッチケース
1の下部をねじ7aによって覆うカバーである。
て図4を参照して説明する。すなわち1は凹部1aを有
するスイッチケースで、上部に凹部1aに摺動嵌合する
キートップ2を有し、凹部1a底の裏側にプリント基板
3を設けている。4はキートップ2に対向するようにプ
リント基板3上に設置されたプッシュオンスイッチであ
って、凹部1a、底部の孔1bを通してプッシュオンス
イッチ4の釦部4aをキートップ2に対向している。ま
たキートップ2とプッシュオンスイッチ4との間にはコ
イル状の復帰用スプリング5を有し、下端を孔1bの外
周部で支持し上端でキートップ2を上方に付勢してい
る。また、復帰用スプリング5の内部には、上端をキー
トップ2の下部に圧入装着し、下端でプッシュオンスイ
ッチ4の釦部4aを押圧するようにしたコイル状の操作
用スプリング6を有している。なお7はスイッチケース
1の下部をねじ7aによって覆うカバーである。
【0004】次に上記構成の動作について説明する。図
示のDOWNまたはUP表示のキートップ2を下方向へ
操作すると、先ず復帰用スプリング5がたわみ、次に操
作用スプリング6の下端がプッシュオンスイッチ4の釦
部4aに当接する。そしてさらにキートップ2を操作す
ると、釦部4aが押し下げられプッシュオンスイッチ4
は電気的にON状態となって例えば車両用アンテナ等の
負荷を「DOWN」または「UP」の状態にする。ここ
でプッシュオンスイッチ4が確実にON状態を維持でき
るようにキートップ2はさらに下方に操作でき、この下
方操作により操作用スプリング6はON状態のプッシュ
オンスイッチ4に当接したままさらにたわみを増す。そ
の後キートップ2は下面をスイッチケース1の凹部1a
底部に設けたキートップストッパー面1cに当接してフ
ルストローク(最大押し込み)の状態となる。
示のDOWNまたはUP表示のキートップ2を下方向へ
操作すると、先ず復帰用スプリング5がたわみ、次に操
作用スプリング6の下端がプッシュオンスイッチ4の釦
部4aに当接する。そしてさらにキートップ2を操作す
ると、釦部4aが押し下げられプッシュオンスイッチ4
は電気的にON状態となって例えば車両用アンテナ等の
負荷を「DOWN」または「UP」の状態にする。ここ
でプッシュオンスイッチ4が確実にON状態を維持でき
るようにキートップ2はさらに下方に操作でき、この下
方操作により操作用スプリング6はON状態のプッシュ
オンスイッチ4に当接したままさらにたわみを増す。そ
の後キートップ2は下面をスイッチケース1の凹部1a
底部に設けたキートップストッパー面1cに当接してフ
ルストローク(最大押し込み)の状態となる。
【0005】次にキートップ2に加えた操作力を解除す
ると、復帰用スプリング5の復帰力により上記説明と逆
の順序でキートップ2が復帰して元の停止位置に戻り、
プッシュオンスイッチ4をOFF状態にする。
ると、復帰用スプリング5の復帰力により上記説明と逆
の順序でキートップ2が復帰して元の停止位置に戻り、
プッシュオンスイッチ4をOFF状態にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のスイッチ装置においては、操作用スプリング6
の固定はキートップ2の裏面より一体形成した突起状の
円柱または円筒状の凹部(図示せず)等に操作用スプリ
ング6の径方向の弾性を利用して圧入装着するようにし
ていた。このため、圧入力の管理が極めて困難であり、
例えば圧入力が強すぎた場合は操作用スプリング6の変
形あるいは所定位置への装着が困難であったり、圧入力
が弱すぎる場合または極端な場合で圧入力が確保できな
い場合は操作用スプリング6が脱落したりして、スイッ
チが常時ONあるいはスイッチ作動せず等の不具合に発
展するという危険性を有していた。
た従来のスイッチ装置においては、操作用スプリング6
の固定はキートップ2の裏面より一体形成した突起状の
円柱または円筒状の凹部(図示せず)等に操作用スプリ
ング6の径方向の弾性を利用して圧入装着するようにし
ていた。このため、圧入力の管理が極めて困難であり、
例えば圧入力が強すぎた場合は操作用スプリング6の変
形あるいは所定位置への装着が困難であったり、圧入力
が弱すぎる場合または極端な場合で圧入力が確保できな
い場合は操作用スプリング6が脱落したりして、スイッ
チが常時ONあるいはスイッチ作動せず等の不具合に発
展するという危険性を有していた。
【0007】本発明はこのような従来の課題を解決する
もので、簡易な構造でスイッチ操作の確実にできる信頼
性の高いスイッチ装置を提供することを目的とするもの
である。
もので、簡易な構造でスイッチ操作の確実にできる信頼
性の高いスイッチ装置を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、操作用スプリングは端末部を径方向に外側
へ2箇所突出させて略T字状に形成し、このT字の両突
出部を復帰用スプリングの端部で付勢し前記操作用スプ
リングをキートップに押し付けるようにしたものであ
る。
するために、操作用スプリングは端末部を径方向に外側
へ2箇所突出させて略T字状に形成し、このT字の両突
出部を復帰用スプリングの端部で付勢し前記操作用スプ
リングをキートップに押し付けるようにしたものであ
る。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、プッシュオンス
イッチを操作する操作用スプリングの端末部をコイル径
の方向に外側へ2箇所突出させて略T字状に形成し、こ
のT字の両突出部をキートップの復帰用スプリングの端
部で付勢し操作用スプリングをキートップに押し付ける
ようにしているので、操作用スプリングをキートップに
確実に保持でき、キートップからの離脱を防ぐことがで
きるものである。
イッチを操作する操作用スプリングの端末部をコイル径
の方向に外側へ2箇所突出させて略T字状に形成し、こ
のT字の両突出部をキートップの復帰用スプリングの端
部で付勢し操作用スプリングをキートップに押し付ける
ようにしているので、操作用スプリングをキートップに
確実に保持でき、キートップからの離脱を防ぐことがで
きるものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるスイッチ装置
を図1〜図3を用いて説明する。なお従来例と同一の部
分は同一番号を付し説明を省略して説明すると、本実施
例の特徴的構成は、従来例で説明した操作用スプリング
6の形状とその取付けの構成を代えた点にあり、その他
は従来例と同一である。すなわち、図2、図3に示すよ
うに、キートップ2とプッシュオンスイッチ4との間で
かつ復帰用スプリング5の内側には、上端を径方向の外
側へ2箇所U字状に突出させて正面形状を略T字状に形
成した操作用スプリング16を有している。そして図1
に示すように、このT字の両突出部16aを復帰用スプ
リング5の上端で付勢し、操作用スプリング16をキー
トップ2の下部に押し付けるようにしている。なお、2
aはキートップ2の下部に突出形成した操作用スプリン
グ16のコイル部と嵌合する突起状円柱、2bは両突出
部16aと嵌合する円筒状凹部である。
を図1〜図3を用いて説明する。なお従来例と同一の部
分は同一番号を付し説明を省略して説明すると、本実施
例の特徴的構成は、従来例で説明した操作用スプリング
6の形状とその取付けの構成を代えた点にあり、その他
は従来例と同一である。すなわち、図2、図3に示すよ
うに、キートップ2とプッシュオンスイッチ4との間で
かつ復帰用スプリング5の内側には、上端を径方向の外
側へ2箇所U字状に突出させて正面形状を略T字状に形
成した操作用スプリング16を有している。そして図1
に示すように、このT字の両突出部16aを復帰用スプ
リング5の上端で付勢し、操作用スプリング16をキー
トップ2の下部に押し付けるようにしている。なお、2
aはキートップ2の下部に突出形成した操作用スプリン
グ16のコイル部と嵌合する突起状円柱、2bは両突出
部16aと嵌合する円筒状凹部である。
【0011】上記構成において、キートップ2を下方へ
操作することで操作用スプリング16の両突出部16a
を介して復帰用スプリング5をたわませ、同時に前述の
従来例と同様にプッシュオンスイッチ4のON,OFF
動作を行うことができる。このとき、操作用スプリング
16は両突出部16aを介して常に復帰用スプリング5
によりキートップ2に押し付けられてキートップ2と復
帰用スプリング5とで挟持される状態になり、従来のよ
うに振動等によって外れたりすることがない。また、操
作用スプリング16は簡単な形状でしかもキートップ2
との取付けも圧入力等の微妙な管理をする必要がなく安
価に構成できる。
操作することで操作用スプリング16の両突出部16a
を介して復帰用スプリング5をたわませ、同時に前述の
従来例と同様にプッシュオンスイッチ4のON,OFF
動作を行うことができる。このとき、操作用スプリング
16は両突出部16aを介して常に復帰用スプリング5
によりキートップ2に押し付けられてキートップ2と復
帰用スプリング5とで挟持される状態になり、従来のよ
うに振動等によって外れたりすることがない。また、操
作用スプリング16は簡単な形状でしかもキートップ2
との取付けも圧入力等の微妙な管理をする必要がなく安
価に構成できる。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、プッシュオンスイッチを操作する操作用スプリング
をキートップの復帰用スプリングでキートップに付勢さ
せる構成にしているため、従来のようにキートップと操
作用スプリングの取付けに微妙な圧入力を管理する必要
がなく、また動作途上における操作用スプリングのキー
トップからの脱落防止も図れ、品質向上と労務費削減等
の経済的効果のあるスイッチ装置が提供できるものであ
る。
に、プッシュオンスイッチを操作する操作用スプリング
をキートップの復帰用スプリングでキートップに付勢さ
せる構成にしているため、従来のようにキートップと操
作用スプリングの取付けに微妙な圧入力を管理する必要
がなく、また動作途上における操作用スプリングのキー
トップからの脱落防止も図れ、品質向上と労務費削減等
の経済的効果のあるスイッチ装置が提供できるものであ
る。
【図1】本発明の一実施例によるスイッチ装置の要部断
面図
面図
【図2】(a)同要部である操作用スプリングの正面断
面図 (b)同下面図
面図 (b)同下面図
【図3】同分解斜視図
【図4】従来のスイッチ装置の分解斜視図
1 スイッチケース 1a 凹部 2 キートップ 4 プッシュオンスイッチ 5 復帰用スプリング 16 操作用スプリング 16a 突出部
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチケースと、このスイッチケース
の凹部に摺動可能に装着したプッシュ式のキートップ
と、このキートップに対向するように前記凹部内に設け
たプッシュオンスイッチと、前記キートップを元の位置
に復帰させるコイル状に形成した復帰用スプリングと、
この復帰用スプリングの内側に配しかつ前記キートップ
と前記プッシュオンスイッチとの間に設けて前記キート
ップの摺動操作で一端が前記プッシュオンスイッチを押
圧してスイッチ動作させるコイル状の操作用スプリング
とを備え、この操作用スプリングは端末部を径方向に外
側へ2箇所突出させて略T字状に形成し、このT字の両
突出部を前記復帰用スプリングの端部で付勢し前記操作
用スプリングを前記キートップに押し付けるようにした
スイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24454493A JPH07105784A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24454493A JPH07105784A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | スイッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07105784A true JPH07105784A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17120283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24454493A Pending JPH07105784A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07105784A (ja) |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24454493A patent/JPH07105784A/ja active Pending
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