JPH07105173A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

Info

Publication number
JPH07105173A
JPH07105173A JP5244265A JP24426593A JPH07105173A JP H07105173 A JPH07105173 A JP H07105173A JP 5244265 A JP5244265 A JP 5244265A JP 24426593 A JP24426593 A JP 24426593A JP H07105173 A JPH07105173 A JP H07105173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
circuit
input
frequency
pll circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5244265A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufumi Suzukawa
一文 鈴川
Yoshitaka Itou
良高 伊東
Atsushi Hasegawa
淳 長谷川
Akio Hayakawa
秋夫 早川
Toshimi Hayasaka
敏美 早坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Microcomputer System Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Microcomputer System Ltd
Priority to JP5244265A priority Critical patent/JPH07105173A/ja
Publication of JPH07105173A publication Critical patent/JPH07105173A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dram (AREA)
  • Microcomputers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、上記シンクロナスDRAMの
インターフェースが容易なクロックを形成する上記シン
グルチップマイクロコンピュ−タに内蔵されるクロック
発振回路を提供することにある。 【構成】シングルチップマイクロコンピュ−タのクロッ
クパルスに対して位相がずれたクロックパルスを形成し
て、シンクロナスダイナミック型RAMのインターフェ
ースをとることを特徴としたデータ処理装置。 【効果】上記外部に出力させるクロックの位相をずらし
てやることにより、シンクロナスDRAMのセットアッ
プ/ホールド時間を確保でき、動作マージンの拡大を図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に内蔵
したクロック発生回路に適用して特に有効な技術に関
し、例えばシングルチップマイクロコンピュ−タのよう
なデ−タ処理装置のクロック発生回路に利用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シングルチップマイクロコンピュ
−タに内蔵されるクロック発生回路は、外付けの振動子
と接続される発振回路とその出力を(1/2)のn乗に
分周する分周器とで構成され、デューティ(1周期に対
する“高”レベル期間の割合)50%のクロックパルス
を生成していた。上記クロック発生回路の例として、平
成元年12月(株)日立製作所発行「H8/532 H
D647532,HD6435328 ハードウェアマ
ニュアル」第2版などに記載されている。
【0003】シングルチップマイクロコンピュ−タ内の
メモリ容量には制限があり、通常外部にメモリを接続す
ることが行なわれている。
【0004】本願発明者達は、シングルチップマイクロ
コンピュ−タの外部に、高速にデータ転送可能なシンク
ロナスDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・
メモリ)を接続することを検討した。
【0005】上記シンクロナスDRAMは、クロック信
号に同期して、アドレス、制御信号、データを取り込
み、あるいはデータを出力するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ク
ロック信号は高周波数であり、上記シンクロナスDRA
Mとうまくインターフェースする上記シングルチップマ
イクロコンピュ−タを設計するには、データのセットア
ップ/ホールド時間を十分考慮する必要がある。
【0007】本発明の目的は、上記シンクロナスDRA
Mのインターフェースが容易なクロックを形成する上記
シングルチップマイクロコンピュ−タに内蔵されるクロ
ック発振回路を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、シングルチップマイ
クロコンピュ−タを高速化、低消費電力化にすることに
ある。
【0009】この発明の前記並びにその他の目的と新規
な特徴については、本明細書の記述及び添付図面から明
らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0011】すなわち、シングルチップマイクロコンピ
ュ−タのクロックパルスに対して位相がずれたクロック
パルスを形成して、シンクロナスダイナミック型RAM
のインターフェースをとることを特徴としたデータ処理
装置。
【0012】
【作用】上記した手段によれば、上記外部に出力させる
クロックの位相をずらしてやることにより、シンクロナ
スDRAMのセットアップ/ホールド時間を確保でき、
動作マージンの拡大を図ることができる。
【0013】
【実施例】図1には本発明にかかるシングルチップマイ
クロコンピュ−タの一実施例を示すブロック図が示され
ている。
【0014】この実施例のシングルチップマイクロコン
ピュ−タ1は、CPU11、ROM(リードオンメモ
リ)12、RAM(ランダムアクセスメモリ)13、D
MAC(ダイレクトメモリアクセスコントローラ)1
4、BUSC(バスステートコントローラ)15、IN
TC(割込みコントローラ)16、SCI(シリアルコ
ミュニケーションインタフェース)17、TIM(タイ
マユニット)18、ADC(アナログディジタルコンバ
ータ)19、WDT(ウォッチドッグタイマ)20、C
PG(クロックパルスジェネレータ)21、ポートA2
2、ポートB23、ポートC24、アドレスバッファ2
5、データ/アドレスバッファ26、データバス27、
アドレスバス28等から構成され、公知のCMOS半導
体製造技術によって1つの半導体基板上に形成されてい
る。
【0015】CPUで実行されるプログラム命令は、R
OM12だけでなくRAM13にも格納することができ
るようになっている。また、ROM12、RAM13は
必ずしもCPUと同一の半導体基板上に形成されている
必要は無く、外付けされて使用されてもよい。
【0016】この場合に上記アドレスバッファ25、デ
−タ/アドレスバッファ26によってアクセスされる。
ROM12は、いわゆるマスクROM、EPROM、E
EPROM、フラッシュメモリ等で形成される。
【0017】低消費電力状態に遷移するための命令がC
PU11で実行されて、制御信号が直接又は他の周辺機
能(例えばWDT20)を介してCPG21に入力され
る。低消費電力状態には、例えば、CPU11が停止す
るモード(スリープモード)、CPU11、周辺機能及
びCPG21が停止するモード(スタンバイモード)が
ある。
【0018】ポートC24にはシンクロナスDRAM
(ダイナミックランダムアクセスメモリ)を直接インタ
フェースするための制御回路があり、シンクロナスDR
AMに必要なRAS(ローアドレスストローブ)信号や
CAS(カラムアドレスストローブ)信号が形成され
る。
【0019】CPU11、ROM12、RAM13、D
MAC14、BUSC15、INTC16、SCI1
7、TIM18、ADC19、WDT20、ポートA2
2、ポートB23、ポートC24、アドレスバッファ2
5及びデータ/アドレスバッファ26には、クロック信
号がCPG21から供給される。
【0020】また、シンクロナスDRAMを直接インタ
−フェ−スする場合は、アドレスバッファ25、デ−タ
/アドレスバッファ26はシンクロナスDRAMに必要
なアドレスをマルチプレクスして出力される。
【0021】これにより、上記シングルチップマイクロ
コンピュ−タ1は、シンクロナスDRAMと直接接続さ
れたシステムを構成できる。
【0022】なお、この実施例のシングルチップマイク
ロコンピュ−タ1は、電源電圧が5V付近のほかに3V
付近の低電圧でも動作が可能である。
【0023】図2には本発明にかかるCPG21の一実
施例を示すブロック図が示されている。
【0024】この実施例のCPG21は、特に制限され
ないが、内蔵発振器210、周波数変更レジスタ22
0、クロックモードコントロール回路230、入出力端
子CKIO、入力端子CAP1〜2、EXTAL、出力
端子XTAL、クロックモード端子MD0〜2から構成
されている。
【0025】また、上記内蔵発振器210は、発振器2
11、PLL回路212、PLL回路213、セレクタ
214、バッファ215からなり、外部クロックを所望
の内部クロックに変換する。
【0026】上記発振器211は、上記出力端子XTA
L、上記入力端子EXTALに水晶発振子を接続して使
用する場合の発振回路である。
【0027】上記PLL回路212、213は、PLL
(Phase Look Loop)発振回路であり、
位相比較器、ローパスフィルタ、電圧制御発振器(VC
O)で構成された閉ループ、サーボ機構で、正確な周波
数追尾を行う回路である。
【0028】上記PLL回路212は、上記発振器21
1、または上記EXTAL端子外部クロック入力から与
えられたクロック周波数を1倍、2倍、4倍してLSI
の動作周波数として使用する場合に用いられる。
【0029】またクロック周波数を何倍にして使用する
かは、上記周波数変更レジスタ220にて設定する。
【0030】上記PLL回路213は、外部クロックと
LSI内部に供給されるクロックとの位相ずれを発生お
よびなくす回路である。
【0031】上記クロックモードコントロール回路23
0は、上記クロックモード端子MD0〜2により選択さ
れたクロックを上記PLL回路213に入力する。
【0032】すなわち、上記3つのクロックモード端子
MD0〜2の組合せにより、クロックモード0〜6まで
の選択が可能となり、上記クロックモード0〜3を選択
した場合は、上記PLL回路212により、入力された
クロックの1倍、2倍、4倍の周期のクロックを内部ク
ロックとして使用することができる。
【0033】また、上記クロックモード4〜6を選択し
た場合は、クロックポーズ機能(後述)を用いること
で、上記入出力端子CKIOから入力されるクロックの
周波数変更、クロック停止を行なうことができる。
【0034】以下に各クロックモード動作について説明
する。
【0035】上記クロックモード0は、上記入力端子E
XTALから外部クロックを上記PLL回路212に入
力して、その出力を上記PLL回路213にて位相を合
わせて動作させるときに設定する。
【0036】このとき、上記入出力端子CKIOから
は、上記PLL回路213に入力されるクロックと同じ
クロックが出力される。
【0037】上記クロックモード1は、上記入力端子E
XTALから外部クロックを上記PLL回路212に入
力して、その出力を上記PLL回路213にて入力クロ
ックとの位相を90度ずらして動作させるときに設定す
る。
【0038】このとき、上記入出力端子CKIOから
は、上記PLL回路213に入力されるクロックが出力
される。
【0039】上記クロックモード2は、上記入力端子E
XTAL、上記出力端子XTALに水晶発振子を接続、
または上記入力端子EXTALから外部クロックを入力
し、上記PLL回路212にて周波数を1倍、2倍、4
倍して動作させるときに設定する。
【0040】このとき、上記入出力端子CKIOから
は、LSI内部に供給されるクロックと同相のクロック
が出力される。
【0041】上記クロックモード3は、上記入力端子E
XTAL、上記出力端子XTALに水晶発振子を接続、
または上記入力端子EXTALから外部クロックを入力
し、上記PLL回路212にて周波数を1倍、2倍、4
倍して動作させるときに設定する。
【0042】このとき、上記入出力端子CKIOは、ハ
イインピーダンスとなる。
【0043】上記クロックモード4は、上記入出力端子
CKIOから目的とする動作周波数と同じ周波数のクロ
ックを入力し、上記PLL回路213にて入力クロック
と同相のクロックを、内部クロックとして動作させると
きに設定する。
【0044】上記クロックモード5は、上記入出力端子
CKIOから目的とする動作周波数と同じ周波数のクロ
ックを入力し、上記PLL回路213にて入力クロック
と内部クロックとの位相を90度ずらして動作させると
きに設定する。
【0045】上記クロックモード6は、上記入出力端子
CKIOから入力したクロックと同じ周波数のクロック
で動作させるときに設定する。このとき、上記PLL回
路213はSTBY状態となり動作せず、該PLL回路
213に供給されるクロック(f)はそのまま出力され
る。
【0046】上記入出力端子CKIOは、上記PLL回
路211を使う場合は、外部クロック入力端子となり、
上記PLL回路212を使う場合は、内部クロック出力
端子となる。
【0047】上記入力端子CAP1〜2は、PLL回路
動作用の容量と接続されている。
【0048】上記出力端子XTALは、上記発振器21
1の出力端子であり、上記入力端子EXTALは、上記
発振器211の入力端子であるとともに、上記PLL回
路212を使用する場合の外部クロック入力端子にな
る。
【0049】このように、クロックの周波数を7通りの
モード設定で可変にすることによって、シングルチップ
マイクロコンピュ−タを高速多機能化、および低消費電
力化にすることができる。
【0050】図3には本発明にかかる上記PLL回路2
12の一実施例を示すブロック図が示されている。
【0051】上記PLL回路212は、PLL発振回路
300、分周回路310、320、周波数選択回路33
0からなる。
【0052】上記PLL回路212は、上記周波数変更
レジスタ220による動作周波数の変更が可能である。
【0053】上記クロックモード0〜3で動作させる場
合は、上記PLL回路212と上記周波数変更レジスタ
220を用いて動作周波数の1倍化、2倍化、4倍化が
できる。
【0054】すなわち、上記PLL回路212は、上記
発振器211で生成された周波数fのクロックを4倍の
周波数にする上記PLL発振回路300とその出力を1
/2して周波数fを生成する分周回路310、320が
あります。
【0055】それぞれのクロックは、上記周波数選択回
路330に入力されており、上記周波数変更レジスタ2
20に設定した値によりその中の1本が選択され、上記
PLL回路212の出力となる。
【0056】図4は、上記周波数変更レジスタ220の
レジスタ構成と各ビットの組合せ、および機能を示す。
【0057】上記レジスタを構成する各ビットは、プロ
グラムで書き換え変更が可能であり、また一度書き換え
た値は、次に書き換えられるまで保持するようにフリッ
プ・フロップ回路と書き込み回路とで構成されている。
【0058】上記周波数変更レジスタ220は、パワー
オンリセット時のみイニシャライズされ、マニュアルリ
セット、スタンバイモード時には前の値を保持してお
り、これにより動作状態に変化が起こっても、常に同じ
周波数のクロックを供給することが可能である。
【0059】図5は、クロックポーズ機能のタイミング
チャートを示す。
【0060】本発明にかかるCPG21は、上記入出力
端子CKIOからクロックを入力する場合、そのクロッ
クの周波数を変更したり、クロックそのものを停止させ
たりできるクロックポーズ機能を有する。
【0061】この機能は、不要時にクロックの周波数を
低下させたり、一時停止させたりして、低消費電力を実
現させるためにある。
【0062】そのために本発明にかかるCPG21は、
図示しないCPACK端子とCPREQ端子を有する。
【0063】上記クロックポーズ機能は、以下のように
して使用される。
【0064】上記CPREQにLowレベルを印加し、
LSI内部で動作クロック変更の準備ができたら、上記
CPACK端子からLowレベルが出力される。
【0065】このときLSI内部は、上記CPG21を
除きスタンバイモードと同じ状態になっている。
【0066】上記CPACK端子がLowレベルになっ
てから、クロックの停止、または周波数の変更を行な
う。
【0067】周波数変更の場合は、上記WDT20で設
定した時間後に上記CPACK端子がHighレベルに
なって、LSIが動作可能状態(スタンバイモード解
除)になったことを外部にしらせる。
【0068】クロック停止の場合は、再度上記入出力端
子CKIOにクロックを印加してから、上記WDT20
で設定した時間後に上記CPACK端子がHighレベ
ルになって、LSIが動作可能状態(スタンバイモード
解除)になったことを外部にしらせる。
【0069】上記CPREQ端子は、上記CPACK端
子がLowレベルになってから、次にHighレベルに
なるまでにHighレベルに戻す。
【0070】図6には本発明にかかる上記PLL回路2
12に設けられている上記PLL発振回路300の一実
施例を示すブロック図が示されている。
【0071】上記PLL発振回路300は、PLL(P
hase Look Loop)発振回路であり、位相
検出器61、低域通過フィルタ62、電圧制御発振器
(VCO)63、デューティ調整回路64で構成された
回路である。
【0072】上記位相検出器61は入力クロック(f)
をもらい、これと上記デューティ調整回路64を介した
VCO出力波形を位相比較する。
【0073】これにより、この位相差に対応した直流電
圧である誤差電圧を出力する。
【0074】上記低域通過フィルタ62は、上記位相検
出器61から出た直流電圧に含まれる余分な雑音を取り
除き、歪の少ない直流電圧を上記電圧制御発振器(VC
O)63に供給する。
【0075】上記電圧制御発振器(VCO)63は、つ
ぎつぎに送られてくる上記直流電圧に対応した周波数成
分を上記電圧制御発振器自体で発生している自走発振周
波数に加えていき、上記電圧制御発振器(VCO)63
の出力と上記低域通過フィルタ62の間の周波数差を少
なくする方向へ上記電圧制御発振器(VCO)63の周
波数を変えるように動作する。
【0076】このPLL発振回路300は、発振器21
1の発振周波数をてい倍しており、低い周波数の振動子
を用いて、高い周波数のクロックを得ている。
【0077】上記デューティ調整回路64は、上記電圧
制御発振器(VCO)63の出力波形をデューティ調整
し、常にデューティ50%の波形を出力している。
【0078】なお、上記入力周波数と出力周波数を同じ
にし、デューティ50%の波形を生成する方法について
は、特願平4ー261113に記載しているので、詳細
な説明は省略する。
【0079】したがって、発振周波数が低い発振回路か
ら、発振周波数が高いデュ−ティ50%の基準クロック
を得ることができ、また電圧制御発振器(VCO)にお
いては、発振周波数を従来の半分に抑えることができ、
不必要に発振周波数を上げることがないため、低消費電
流化が図れる。
【0080】図7には、本発明にかかる上記PLL回路
213に設けられている上記PLL発振回路301の一
実施例を示すブロック図が示されている。
【0081】上記PLL発振回路301は、位相検出器
71、低域通過フィルタ72、電圧制御発振器(VC
O)73、デューティ調整回路74、分周回路75で構
成される。
【0082】上記PLL回路213は、該PLL回路2
13に供給されるクロック(f)と同相のクロック(f
o)と、該PLL回路213に供給されるクロック
(f)と90度位相をずらしたクロック(fo’)の、
2つのクロックを出力する。
【0083】また、ここでデューティ調整回路74のデ
ューティを任意に設定することで位相差も任意に設定す
ることができる。
【0084】高速動作する場合、基準となるクロックと
LSI内部の動作クロックの位相差が、そのまま、周辺
デバイスとのインタ−フェ−スマ−ジンに影響すること
がある。
【0085】このようなことがないように上記PLL回
路213を内蔵しており、また上記PLL回路213
は、特に制限されないが、外部クロックとLSI内部に
供給されるクロックとの位相を90度ずらすものとす
る。
【0086】これにより、上記90度進んだ位相を上記
シンクロナスDRAMに供給し、セットアップ時間とホ
ールド時間を十分確保しながら、上記シンクロナスDR
AMは外部からの信号を取り込むことができる。
【0087】したがって、上記シンクロナスDRAMと
の高速インターフェースが可能となる。
【0088】また、上記入出力端子CKIOから入力し
たクロックと同じクロックで動作させるときに設定する
上記クロックモード6の場合には、上記PLL回路21
3内の制御回路76から出力されるSTBY信号によっ
て、上記PLL発振回路301はスタンバイモード状態
にされる。
【0089】なお、制御回路76は、上記クロックモー
ドコントロール回路230によって制御される。
【0090】その他については、上述のPLL発振回路
300と同様となるため、詳細な説明は省略する。
【0091】図8は、本発明による実施例の一つである
90度位相差を生成する分周回路75の回路図とクロッ
ク図である。
【0092】図9には、上記シングルチップマイクロコ
ンピュ−タ1と上記シンクロナスDRAM(SDRA
M)の接続例を示す。
【0093】上記シングルチップマイクロコンピュ−タ
1は、上記クロックモード1に設定した場合である。
【0094】図10には、上記シングルチップマイクロ
コンピュ−タ1と上記シンクロナスDRAM(SDRA
M)のインタフェース信号の波形図を示す。
【0095】上記位相をずらしたクロック(fo’)
は、上記PLL回路213に供給されるクロック(f)
よりも、90度進んでいる。
【0096】したがって、上記シングルチップマイクロ
コンピュ−タ側からのクロック(f)の立ち上がりエッ
ジに同期して出力される信号CSnB、アドレス、RA
SB、CASB等にたいして上記シンクロナスDRAM
において、上記90度位相をずらしたクロック(f
o’)の立ち上がりエッジに同期して上記各信号を取り
込むものであるため、上記90度の位相のずれによって
十分な動作マージンを確保することができる。
【0097】つまり、上記シンクロナスDRAMにおい
ては、十分なセットアップ時間とホールド時間とを持っ
て、外部からの信号を取り込むことができる。
【0098】以上本発明者らによってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。また、以
上の説明では主として本発明者らによってなされた発明
をその背景となった利用分野であるシングルチップマイ
クロコンピュータに適用したがそれに限定されるもので
なく、その他のクロック発生回路を有する半導体集積回
路装置に適用可能であり、例えば、マイクロプロセッ
サ、CPUコアを取り入れたASIC(Applica
tion Specific Integrated
Circuits),CBIC(CellBased
Integrated Circuits)等にも利用
することができる。
【0099】
【発明の効果】本願において開示された発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0100】すなわち、上記外部に出力させるクロック
の位相を90度進めてやることにより、シンクロナスD
RAMのセットアップ/ホールド時間を確保でき、動作
マージンの拡大を図ることができる。
【0101】また、上記動作モードの切り換えにより、
シングルチップマイクロコンピュ−タ1に内蔵される周
辺回路に最適なタイミングを形成することができる。
【0102】また、高速動作が不要な場合には、動作周
波数を低下させ、消費電力を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシングルチップマイクロコンピュ
ータの一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかるCPG21の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明にかかる上記PLL回路212の一実施
例を示すブロック図が示である。
【図4】周波数変更レジスタ220のレジスタ構成と各
ビットの組合せ、および機能を示す。
【図5】クロックポーズ機能のタイミングチャート図で
ある。
【図6】本発明にかかる上記PLL回路212に設けら
れている上記PLL発振回路300の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明にかかる上記PLL回路213に設けら
れている上記PLL発振回路301の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図8】本発明にかかる実施例の一つである90度位相
差を生成する分周回路75の回路図とクロック図であ
る。
【図9】シングルチップマイクロコンピュータ1と上記
シンクロナスDRAMの接続例を示した図である。
【図10】入出力端子CKIO、上記CPU11の内部
クロックf等の波形図である。
【符号の説明】
1・・・シングルチップマイクロコンピュータ 11・・・CPU 12・・・ROM(リードオンリメモリ) 13・・・RAM(ランダムアクセスメモリ) 14・・・DMAC(ダイレクトメモリアクセスコント
ローラ) 15・・・BUSC(バスステートコントローラ) 16・・・INTC(割込みコントローラ) 17・・・SCI(シリアルコミュニケーションインタ
フェース) 18・・・TIM(タイマユニット) 19・・・ADC(アナログディジタルコンバータ) 20・・・WDT(ウォッチドッグタイマ) 21・・・CPG(クロックパルスジェネレータ) 22・・・ポートA 23・・・ポートB 24・・・ポートC 25・・・アドレスバッファ 26・・・データ/アドレスバッファ 27・・・データバス 28・・・アドレスバス 31・・・発振回路 33・・・クロック発生回路 71・・・位相検出器 72・・・低域通過フィルタ 73・・・VCO 74・・・デューティ調整回路 75・・・分周回路 210・・・内蔵発振器210 220・・・周波数変更レジスタ220 230・・・クロックモードコントロール回路230 240・・・データバス240 211・・・発振器 212・・・PLL回路 213・・・PLL回路 214・・・セレクタ 300・・・PLL発振回路 301・・・PLL発振回路 310、320・・・分周回路 330・・・周波数選択回路 CKIO・・・入出力端子 CAP1〜2・・・入力端子 EXTAL・・・入力端子 XTAL・・・出力端子 MD0〜2・・・クロックモード端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 淳 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内 (72)発明者 早川 秋夫 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内 (72)発明者 早坂 敏美 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シングルチップマイクロコンピュ−タのク
    ロックパルスに対して位相がずれたクロックパルスを形
    成して、シンクロナスダイナミック型RAMのインター
    フェースをとることを特徴としたデータ処理装置。
  2. 【請求項2】上記シンクロナスダイナミック型RAMに
    供給されるクロックパルスは、上記中央処理装置のクロ
    ックパルスに対して位相が90度進んでいることを特徴
    とした請求項1のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】内蔵発振器を使用する/使用しないの選
    択、クロック出力をする/出力をしないの選択、PLL
    による同期化をする/同期化をしないの選択、上記シン
    グルチップマイクロコンピュ−タのクロックと外部に出
    力させるクロックの位相をずらす/ずらさないの選択が
    できる動作モードを有し、クロック周波数を可変にする
    請求項1のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】上記動作モードはモード選択端子により、
    上記クロック周波数の変更はレジスタで設定することを
    特徴とした請求項1のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】PLL回路の電圧制御発振器の出力をデュ
    ーティ調整することを特徴とした発振回路およびこの発
    振回路を搭載する上記請求項1のデータ処理装置。
JP5244265A 1993-09-30 1993-09-30 データ処理装置 Withdrawn JPH07105173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5244265A JPH07105173A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5244265A JPH07105173A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07105173A true JPH07105173A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17116183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5244265A Withdrawn JPH07105173A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07105173A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998025213A1 (fr) * 1996-12-04 1998-06-11 Hitachi, Ltd. Dispositif de circuit semi-conducteur integre
JP2006244528A (ja) * 2006-06-05 2006-09-14 Renesas Technology Corp マイクロコンピュータ
US7206957B2 (en) 2001-04-26 2007-04-17 Nec Electronics Corporation Clock distribution circuit
JP2010020801A (ja) * 2009-10-26 2010-01-28 Renesas Technology Corp マイクロコンピュータ
JP2010039812A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Renesas Technology Corp マイクロコンピュータ
JP2011118932A (ja) * 2011-03-07 2011-06-16 Renesas Electronics Corp マイクロコンピュータ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998025213A1 (fr) * 1996-12-04 1998-06-11 Hitachi, Ltd. Dispositif de circuit semi-conducteur integre
US7206957B2 (en) 2001-04-26 2007-04-17 Nec Electronics Corporation Clock distribution circuit
JP2006244528A (ja) * 2006-06-05 2006-09-14 Renesas Technology Corp マイクロコンピュータ
JP2010039812A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Renesas Technology Corp マイクロコンピュータ
JP2010020801A (ja) * 2009-10-26 2010-01-28 Renesas Technology Corp マイクロコンピュータ
JP2011118932A (ja) * 2011-03-07 2011-06-16 Renesas Electronics Corp マイクロコンピュータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5774701A (en) Microprocessor operating at high and low clok frequencies
US6803826B2 (en) Delay-locked loop circuit and method using a ring oscillator and counter-based delay
KR100379766B1 (ko) 순간클럭주파수시프트기능을구비한pll시스템클럭발생기
US8433023B2 (en) Method and apparatus for generating a phase dependent control signal
EP1537668B1 (en) Synchronous mirror delay (smd) circuit and method including a ring oscillator for timing coarse and fine delay intervals
JP4077979B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2001117666A (ja) 非整数周波数分割装置
JP3468592B2 (ja) クロック信号発生回路
JPH11143573A (ja) クロック供給方法及び情報処理装置
JPH11312027A (ja) 半導体装置及びその設計方法
JPH07105173A (ja) データ処理装置
JP2719226B2 (ja) 情報処理システム
JPH11205293A (ja) 内部クロック同期化方法および内部クロック同期化回路
KR100777196B1 (ko) 반도체 집적 회로 장치
JP2001035148A (ja) データ処理装置
JP2891176B2 (ja) 信号伝達用タイミング調整装置
KR20040100713A (ko) 명령 및 어드레스 버스에 사용되는 클럭 신호의 주파수와데이터 버스에 대해 사용되는 클럭 신호의 주파수를다르게 설정하는 서브 시스템
JPH10301660A (ja) マイクロプロセッサ
JP4741632B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2002073201A (ja) マイクロプロセッサ
JP3121397B2 (ja) 同期タイミング生成回路
JPH07106926A (ja) クロック発生回路、及びデータ処理装置
JP3565603B2 (ja) マイクロコントローラシステム及びマイクロコントローラ
JP4032927B2 (ja) 大規模集積回路の初期化回路
JPH0434169B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001226