JPH07105133A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH07105133A
JPH07105133A JP5264033A JP26403393A JPH07105133A JP H07105133 A JPH07105133 A JP H07105133A JP 5264033 A JP5264033 A JP 5264033A JP 26403393 A JP26403393 A JP 26403393A JP H07105133 A JPH07105133 A JP H07105133A
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command sheet
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JP5264033A
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Inventor
Yoshihiro Sekine
義寛 関根
Takanari Sato
隆也 佐藤
Akihito Toyoda
明仁 豊田
Mikio Akahira
美樹夫 赤平
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な構成のマークシートを用いることで、
オペレータの操作性を向上させ、また操作方法学習負担
を軽減することが可能なデータ処理装置を提供するこ
と。 【構成】 データ処理装置において、入力された画像が
コマンドシートであった場合に、コマンドシート上のバ
ーコード画像データを解析し、読み取られたバーコード
によってコマンドシートの種類を認識し、該コマンドシ
ートの所定箇所のチェックボックスのマークあるいは文
字を認識することによって、指示を認識する。また、指
示に従って、必要なコマンドシートを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理装置に関し、
特にマークシートを用いて簡単に処理の指示を行うこと
が可能なデータ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】OA機器は近年特に多機能化し、その操
作方法も複雑さを増している。このため操作ミスや、せ
っかくある機能が使用されないなどの問題が起きてい
る。このような問題に対処するために、例えばマークシ
ートを用いることが知られており、ファクシミリにおけ
るマークシートを用いた中継同報指示の例としては特開
昭62−213467号公報、特開昭62−26694
5号公報、特開昭62−32760号公報、特開昭61
−60061号公報などがある。また、その他のマーク
シートを用いた動作指示の例として、特公昭61−45
912号公報、特開昭62−108661号公報などが
ある。これらの従来例において用いられているマークシ
ートは予め決められた位置にチェックや数字、文字等を
記入するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような、従来
のマークシートを利用した装置においては、特定の動作
の指示に専用のフォーマットのマークシートを用いてお
り、操作方法も機器毎に異なるため、操作性が悪く、ま
た多種類の動作指示を行うことが困難であるという問題
点があった。
【0004】本発明の目的は、前記のような従来技術の
問題点を解決し、新規な構成のマークシートを用いるこ
とで、オペレータの操作性を向上させ、また操作方法学
習負担を軽減することが可能なデータ処理装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ処理装
置において、入力された画像がコマンドシートであった
場合に、コマンドシート上のバーコード画像データを解
析し、読み取られたバーコードによってコマンドシート
の種類を認識し、該コマンドシートの所定箇所のチェッ
クボックスのマークあるいは文字を認識することによっ
て、指示を認識することを特徴とする。また、指示に従
って、必要なコマンドシートを出力する手段を具備した
ところにも特徴がある。
【0006】
【作用】本発明は、上記のような手段により、マークシ
ートにバーコードを組み合わせることにより、バーコー
ドによってそのマークシートの種別を認識可能であるの
で、定型業務に対しては対応するマークシートを選択し
て読み込ませるか、あるいは送信するだけで動作指示が
でき、またバーコードの情報と、マークや文字の情報と
の組み合わせで指示を判断出来るので、各種の情報を共
通のフォーマットにより入力可能となり、オペレータの
操作性が向上する。また、指示に必要なコマンドシート
を出力させることができ、多量のマークシートを保管す
る必要がなくなる。更に、本発明は画像読み取り手段、
あるいは画像データ受信手段を持つデータ処理装置に簡
単に適用可能である。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、実施例における、発明に関連する
機能の概略を示す機能ブロック図である。画像データの
入力部である画像読み取り部1は例えばCCDセンサ等
を用いて、コマンドシートやその他の原稿などを読み取
り、画像データを出力する。受信部2は外部のファクシ
ミリなどから伝送されてくる画像データを受信する。コ
マンドシート認識部の図形検出部3は、コマンドシート
特有の図形(マーク)が画像データの中に含まれている
か否かを判断する。バーコード読み取り部4は、図形検
出部3が特定の図形を検出した場合に、コマンドシート
の所定の位置にあるバーコード部分からバーコード画像
データを読み出し、画像を解析してコード情報に変換
し、出力する。マーク、文字認識部5は、バーコードの
コード情報を基に、コマンドシートのチェックボックス
あるいは文字認識エリヤの位置を求め、該位置の画像デ
ータを解析して、マークの有無、あるいは文字の種別を
識別して出力する。
【0008】操作検出部6は、オペレータによるパネル
のスイッチなどの操作を検出し、操作情報を出力する。
制御部7はバーコードの情報およびマーク、文字識別情
報を基に、あるいは必要に応じて操作情報も参照してコ
マンドシートによる指示内容を判断し、実行する。コマ
ンドシート生成部8は、複数のコマンドシート画像情報
を記憶しており、制御部7は必要に応じてコマンドシー
ト生成部8によって特定のコマンドシートを作成し、出
力部である印字部9あるいは送信部10から出力する。
以上のような機能を備えることにより、バーコードを含
むコマンドシートにより動作指示が行え、また必要なコ
マンドシートを出力することができる。
【0009】図2は、本発明のデータ処理装置が接続さ
れるネットワークの一例を示すブロック図である。本発
明のデータ処理装置11、G4ファクシミリ装置12、
G3ファクシミリ装置13、G4ファクシミリ装置14
が接続されたPBX15、LAN21に接続されたFA
Xサーバ16がネットワーク22に接続されている。ネ
ットワーク22は例えば電話網、パケット交換網、ある
いはISDNなどであり、またFAXサーバ16が接続
されているLANにはホスト17、パソコン18、ファ
イルサーバ19、データベースシステム20などが接続
されている。
【0010】図3は本発明のデータ処理装置の実施例の
構成を示すブロック図である。CPU31は、データ処
理装置全体の制御処理を行う。RAM32は制御プログ
ラムのワークエリヤとして使用されるメモリである。操
作表示装置33は、データ処理装置を操作するための各
種スイッチ、あるいはLCD、LEDなどの表示装置か
らなる。読取装置34は、例えばCCDイメージセンサ
等を用いてコマンドシートや原稿を読み取る装置であ
る。印字装置35はコマンドシートや受信画像データ等
をプリントする。画像処理装置36は、画像信号と伝送
用符号間の符号化、復号化(圧縮、伸張)を行う。画像
蓄積装置37はコマンドシート画情報などの画情報デー
タを格納する。ROM38には装置全体を制御するプロ
グラムが格納されている。
【0011】通信制御部39は、G3あるいはG4のフ
ァクシミリの通信制御プログラム、およびMODEMや
網制御装置とのインターフェース回路からなる。モデム
40は、伝送手順信号用の低速モデム(V21)と画情
報の送受信用の高速モデム(V27ter 、V29、V3
3、V17など)機能を備えた変復調装置であり、DT
MF(PB信号)送受信機能も備えている。網制御装置
41は電話網あるいはISDNの回線とのインターフェ
ース回路であり、自動発着信機能を備えている。システ
ムバス42は装置内の各回路間でデータの転送を行うた
めのものである。
【0012】次に扱うデータについて説明する。図4
は、本発明のデータ処理装置において用いられるコマン
ドシートの一例を示す説明図である。コマンドシートの
左上の所定の位置には、この用紙がコマンドシートであ
ることを装置及びオペレータに認識させるための所定の
マークがプリントされている。装置はこのマークの有無
を判断することによって、用紙がコマンドシートである
か否かを判断する。コマンドシートの右上の所定の範囲
にはバーコードがプリントされている。この例では斜線
の傾きの方向によって0あるいは1を表す形式のバーコ
ードを用いる例が示されているが、線の太さあるいは間
隔で情報を表すような任意のバーコードが使用可能であ
る。このバーコードはこのコマンドシートの種別、ある
いは形式などの情報を含んでいる。
【0013】コマンドシートの中段の所定の位置には、
この例では4つのチェックボックスがプリントされてお
り、また下段には文字認識エリヤがあり、この例では電
話番号が記入されている。この文字認識エリヤには、予
め文字がプリントされている場合もあるが、オペレータ
が記入する場合もある。コマンドシートの最下段には、
スキュー補正用の記号がプリントされている。この記号
は、用紙の位置や傾きを検出し、補正することによって
チェックボックスの位置などを正確に認識するためのも
のであり、コマンドシートの上部あるいは左部に設けて
もよい。またマークやバーコードの画情報から傾き等を
検出することも可能である。
【0014】次に本実施例の動作を説明する。図5は、
遠隔地からコマンドシートを送信し、動作を指示する場
合のデータ処理装置の処理を示すフローチャートであ
る。ステップS1においては、画情報を受信し、ステッ
プS2においては、メモリに蓄積する。ステップS3に
おいては、メモリから画情報を1ページ分読み出す。ス
テップS4においては、読み出した画情報を解析し、所
定の位置にコマンドシートを表す所定のマークがあるか
否かを調べる。ステップS5においては、ステップS4
の解析結果がコマンドシートであったか否かが調べら
れ、コマンドシートでなかった場合にはステップS14
に移行するが、コマンドシートであった場合にはステッ
プS6に移行する。ステップS6においては、コマンド
シートの内容を解析する。ステップS7においては、ス
テップS6の解析結果が認識可能であったか否かが調べ
られる。なおステップS5、6、7の処理については、
後で図7を用いて詳述する。
【0015】ステップS8においては、バーコードの内
容を解析することによって、認識した指示が自局への指
示であるか否かが調べられ、自局への指示でない場合に
はステップS17に移行するが、自局への指示である場
合にはステップS9に移行する。ステップS9において
は、具体的指示内容の詳細を解析し、ステップS10に
おいて実行する。ステップS11においては、実行結果
の確認を行うための確認レポート出力の指示があるか否
かが調べられ、ある場合には該レポートの画情報を作成
する。
【0016】ステップS13においては、コマンドシー
トの全指示を実行したか否かが調べられ、未実行のもの
がある場合にはステップS8に戻って処理を繰り返す。
ステップS14においては、受信した画情報で未解析の
ものがあるか否かが調べられ、ある場合にはステップS
3に戻って処理を繰り返す。ステップS15において
は、ステップS12において作成したレポートがあるか
否かが調べられ、ある場合には該レポートを送信待ち行
列に追加し、送信する。なお、自局への指示でない場合
に移行するステップS17においては、指示が他局に対
するものであるか否かが調べられ、他局に対するもので
ある場合にはステップS18に移行し、転送すべきコマ
ンドシートの画情報を作成(あるいは受信した画情報を
そのまま用いる)する。ステップS19においては、該
コマンドシートを送信待ち行列に追加し、送信する。な
お、本発明は上記の動作に限定されず、コマンドシート
を前記画像読み取り部1から読み込むようにしてもよ
い。
【0017】図6は、一例として遠隔地からシャットオ
フ指示を行った場合の指示内容の実行処理の詳細を示す
フローチャートである。シャットオフとは消耗部品の寿
命を延ばすために不用部分の電源をカットするものであ
り、従来はオペレータが操作部より指示していたが、操
作負担あるいは操作方法の学習負担があり、シャットオ
フがなかなか行われないという問題点があった。この実
施例では、コマンドシートを用いて指示する手段を提供
することで操作および学習負担を軽減しようというもの
である。
【0018】ステップS30においては、コマンドシー
トを送信した相手端末のIDを検出する。ステップS3
1においては、許諾条件を比較する。具体的には、ステ
ップS30において検出したIDについて、予め設定さ
れているシャットオフ動作の指示を送信可能な端末ID
のテーブルを検索する。ステップS32においては、テ
ーブルにIDが存在していたか否かが調べられ、存在し
ていなかった場合には無効な指示であるので処理を終了
するが、存在していた場合にはステップS33に移行す
る。
【0019】ステップS33においては、指示された機
能の詳細情報を取り出し、調べる。ステップS34にお
いては、時刻指定があるか否かが調べられ、時刻指定が
ある場合にはステップS41に移行するが、ない場合に
はステップS35に移行する。ステップS41において
は、時刻指定シャットオフの実行が可能か否かが調べら
れ、可能である場合にはステップS42において時刻指
定シャットオフ指示が実行(実際には予約)される。
【0020】ステップS35においては、シャットオフ
すべき装置が空きであり、シャットオフ可能であるか否
かが調べられ、ステップS36においてシャットオフ可
能であればステップS37に移行する。ステップS37
においては印字装置のモータを停止させ、ステップS3
8においては画像読み取り装置のフィラメントの駆動を
停止し、ステップS39においては印字装置のフューザ
ー(トナー定着装置)の駆動を停止する。ステップS4
0においては、シャットオフしている旨をパネルに表示
する。
【0021】以上のように、遠隔地からコマンドシート
を送信することによってシャットオフ指示を行うことが
できる。また自局においてもコマンドシートを読み込ま
せることにより、簡単に指示を行うことができる。この
場合にも図5のステップS1が原稿の読み込みに替わる
のみで、その後の処理は同じである。
【0022】図7は、図5のステップS5、6、7の処
理の詳細を示すフローチャートである。ステップS50
においては、コマンドシート特有のマークが所定の位置
に存在するか否かを検査し、メモリから読み出した画情
報がコマンドシートであるか否かが調べられる。ステッ
プS51において、コマンドシートでなかった場合には
図5のステップS14に移行するが、コマンドシートで
あった場合にはステップS52に移行し、ステップS5
2においては、バーコードエリヤの画情報を解析し、バ
ーコードの内容であるシート種別等を解析する。
【0023】ステップS53においては、シート種別を
基に種別テーブルを検索する。ステップS54において
は、読み取ったシート種別が種別テーブルに存在するか
否かが調べられ、存在しない場合にはステップS55に
移行し、コマンドシートの送信元に対してエラー通知を
行い、図5のステップS14に移行する。シート種別が
テーブルに存在する場合にはステップS56に移行し、
ステップS56においては、シート種別ごとの実行テー
ブルから認識項目と認識位置情報を読み出し、この情報
に基づいて画情報を解析し、各チェックボックスのチェ
ックの有無の検出、あるいは文字認識エリヤに記載され
た文字の認識を行う。この際、まずスキュー補正用記号
を検出し、シートの傾き等を補正してから解析を行う。
ステップS57においては、全ての認識項目について認
識できたか否かが調べられ、認識出来た場合には図5の
ステップS8に移行するが、認識不可能な項目が存在し
た場合にはステップS58に移行し、ステップS58に
おいてはコマンドシートの送信元に対してエラー通知を
行い、図5のステップS14に移行する。
【0024】図8は、コマンドシート種別テーブルと、
実行テーブルの一例を示す説明図である。種別テーブル
には現在までに登録されているコマンドシートのフォー
ムタイプ番号および実行テーブルの格納アドレスが登録
されている。各フォームタイプにはそれぞれ実行テーブ
ルがあり、そのコマンドシートにおける認識項目、チェ
ックボックスや文字認識エリヤなどの位置情報、実行モ
ジュール(プログラム)のアドレス等が登録されてい
る。図8の実行テーブルは図4のコマンドシートに対応
するものであり、例えば「シャットオフ(yes)」と
いう認識項目があり、そのマップ情報欄にはチェックボ
ックスの左上と右下の角の座標データが登録されてい
る。制御部は図7のステップS56において、この座標
データを基に画情報を解析し、コマンドシートのシャッ
トオフ(yes)のチェックボックスにチェックが記入
されているか否かを判断する。
【0025】以上、シャットオフの指示について説明し
たが、同様の方式でパワーオフの指示を行うこともでき
る。コマンドシートを読み込ませることによりパワーオ
フの指示を行えば、パワースイッチを操作しにくい場所
に設置しても、簡単にパワーオフの指示を行うことがで
きる。
【0026】次に、コマンドシートを用いた他の指示例
を説明する。図9(a)はコマンドシート取り出しシー
トの例を示す説明図である。オペレータは必要なコマン
ドシートのチェックボックスにチェックを付与し、デー
タ処理装置の読み取り装置からシートを読み取らせる。
あるいは通常の原稿と同様に、コマンドシート画像デー
タを記憶している他のデータ処理装置あるいはファクシ
ミリサーバ等に送信する。
【0027】図9(b)はデータ処理装置に記憶されて
いるコマンドシート画像データの制御テーブルの例を示
す説明図である。データ処理装置は、読み込んだ、ある
いは受信したコマンドシートのバーコード部を解析し、
これがコマンドシート取り出しシートであることを認識
すると、実行テーブルを参照して、どこのチェックボッ
クスにチェックが付与されているかを認識し、その位置
から必要とするコマンドシートの種別番号を求める。そ
して、該当する画像データを読み出し、プリントアウト
するか、あるいは要求元に送信する。
【0028】この機能により、ネットワーク上のサーバ
にコマンドシート画情報を蓄積しておけば、各データ処
理装置が複数のコマンドシートを保存する必要がなくな
る。またコマンドシート取り出しの指示を電話機のDT
MF信号(PB信号)を用いて行うようにすれば、任意
の電話機から取り出しの指示が可能となる。なお使用頻
度の高いもののみを各装置において記憶するようにして
もよい。またコマンドシートの情報を図8の実行テーブ
ルのようなコード形式の情報として記憶し、必要なコマ
ンドシート画情報を合成するようにしてもよい。
【0029】図10は、通信管理レポート取り出しシー
トの例を示す説明図である。オペレータはコマンドシー
トの、必要な通信管理レポートの欄のチェックボックス
にチェックを付与し、データ処理装置の読み取り装置か
らシートを読み取らせる。あるいは通常の原稿と同様
に、通信管理レポートを取り出したい他のデータ処理装
置に送信する。図11はデータ処理装置に記憶されてい
る通信管理情報記憶部の例を示す説明図である。データ
処理装置は、読み込んだ、あるいは受信したコマンドシ
ートのバーコード部を解析し、これが通信管理レポート
取り出しシートであることを認識すると、実行テーブル
を参照して、どこのチェックボックスにチェックが付与
されているかを認識し、その位置から必要とする通信管
理レポートの種別を求める。そして、該当する通信管理
レポートの画像データを作成し、プリントアウトする
か、要求元あるいは指示された宛先に送信する。
【0030】図12は、実行管理レポート取り出しシー
トの例を示す説明図である。オペレータは機能種別ある
いはユーザー名(ユーザーID)別のコマンドシートを
選択し、コマンドシートの必要な部分にチェックを付与
し、データ処理装置の読み取り装置からシートを読み取
らせる。あるいはレポートを取り出したい他のデータ処
理装置に送信する。図13、図14はデータ処理装置に
記憶されている、種別ごとおよびユーザー名別の実行管
理記憶部の例を示す説明図である。データ処理装置は、
読み込んだ、あるいは受信したコマンドシートのバーコ
ード部を解析し、これが実行管理レポート取り出しシー
トであることを認識すると、実行テーブルを参照して、
どこのチェックボックスにチェックが付与されているか
を認識し、その位置から必要とする実行管理レポートの
内容を求める。そして、該当する実行管理レポートの画
像データを作成し、プリントアウトあるいは要求元に送
信する。
【0031】図15は、メンテナンスレベル変更シート
の例を示す説明図である。オペレータはコマンドシート
の必要な部分にチェックを付与し、データ処理装置の読
み取り装置からシートを読み取らせる。あるいはメンテ
ナンスレベルを変更したい他のデータ処理装置に送信す
る。図15(a)はサービスエンジニアレベルに変更す
る場合、図15(b)はメンテナンスレベルを解除し、
ユーザレベル1に移行する場合のシート例である。
【0032】図16はデータ処理装置のメンテナンスモ
ード管理部に記憶されている、現在のメンテナンスレベ
ルおよび過去の履歴の例を示す説明図である。データ処
理装置は、読み込んだ、あるいは受信したコマンドシー
トのバーコード部を解析し、これがメンテナンスレベル
変更シートであることを認識すると、実行テーブルを参
照して、どこのチェックボックスにチェックが付与され
ているかを認識し、その位置から移行すべきレベルを求
める。そして、モード管理部のカレントメンテナンスレ
ベルを変更する。なお現在の状態をパネル等に表示する
ようにしてもよい。また、誤った操作指示からシステム
を保護するために、操作部の操作とコマンドシートの指
示の組み合わせにより動作を行うようにしてもよい。
【0033】図17は、設定情報変更指示シートの一例
である画質設定コマンドシートを示す説明図である。オ
ペレータは変更したい情報に合わせてコマンドシートを
選択し、コマンドシートの必要な部分にチェックを付与
し、データ処理装置の読み取り装置からシートを読み取
らせる。あるいは設定を変更したい他のデータ処理装置
に送信する。図18はデータ処理装置の設定情報記憶部
に記憶されている各種機能パラメータあるいは仕様設定
パラメータの例を示す説明図である。データ処理装置
は、読み込んだ、あるいは受信したコマンドシートのバ
ーコード部を解析し、これが設定情報変更指示シートで
あることを認識すると、実行テーブルを参照して、どこ
のチェックボックスにチェックが付与されているかを認
識し、その位置から変更すべき設定情報の内容を求め
る。そして、該当する記憶内容を変更する。コマンドシ
ートにより設定を行うことで操作負担が軽減され、かつ
変更にも同じコマンドシートを使用可能であり、またコ
マンドシートを見ることによって設定内容の確認が可能
である。またネットワーク内の設定情報の管理を一元的
に行うことも可能である。
【0034】図19は、ソフトウェア指示シートの例を
示す説明図である。例1は既にデータ処理装置のメモリ
に該当するソフトウェアが格納されている場合の例であ
り、設定確認機能Ver3.0というプログラムを停止
を指示するものである。例2は、コマンドシートを読み
込ますことにより、コマンドシート上のバーコードによ
って表されたプログラムを直接メモリに読み込み、登録
する例である。図20は装置のメモリ上にあるソフトウ
ェア情報記憶部の内容の一例を示す説明図である。装置
には機能アップなどのために各種のユウティリティソフ
トウェアを登録できるようになっており、図19の例1
ではソフトウェア番号5の設定確認機能というソフトウ
ェアを実行中から停止状態に移行し、機能停止を指示し
ている。また例2では、電話帳機能Ver2.0.0と
いうプログラムをインストール(メモリに読み込み、ソ
フトウェア管理情報テーブルに登録し、実行中状態にす
ること)する。
【0035】図21は宛先情報変更(登録、削除)指示
シートの例を示す説明図であり、例1は短縮番号002
の宛先名と電話番号を変更(登録)する例である。この
例では全ての情報を文字認識により入力するようになっ
ているが、例えば漢字情報はテンキーから入力するよう
にしてもよい。例2は短縮番号002の通信における画
質を超高画質に変更する例である。図22は装置のメモ
リ上にある宛先情報記憶部の内容を示す説明図である。
宛先情報変更コマンドシートを読み込ますことにより、
記憶部の各種設定情報を変更することができる。
【0036】図23(a)は時刻指定送受信指示シート
の例を示す説明図である。このコマンドシートは例えば
図23(b)のように原稿の先頭(あるいは最後)に付
加して読み込ませることにより、該原稿の送信時刻、宛
先等を指示できるものである。また時刻指定の受信(ポ
ーリング)も指示可能である。
【0037】以上、実施例を説明したが、本発明は以下
に示すような変形例も考えられる。予め決められた一連
の指示を行う場合には複数のコマンドシートを順に読み
込ませる、あるいは送信することにより、一度に指示を
行うことが可能である。従って、各種の定型業務をコマ
ンドシート束のセットのみで簡単に実行可能となる。実
施例としてはファクシミリ機能を有するデータ処理装置
を示したが、このコマンドシートによる指示方式は、コ
マンドシートを読み取る機能を有する装置、あるいはコ
マンドシート画像信号を受信することができる装置であ
れば実施可能であり、ファクシミリのみならず、例えば
ファクシミリサーバやパソコン、イメージリーダを持つ
ワープロなどにおいても実施可能である。また、コマン
ドシート画像信号を合成、認識できる機器間において、
コマンドシート画像信号を合成し、転送することによる
指示のやり取りも可能である。
【0038】本発明のデータ処理装置に他の装置、例え
ばテレビやVTR、ホームセキュリティ機器等のリモー
トコントロール機能を付加すれば、これらの機器の制御
をコマンドシートによって、かつ遠隔地から行うことも
可能である。また音声合成機能を付加すれば、シートの
内容、動作の結果等を音声により通知することも考えら
れる。
【0039】通信回線を利用したサービス、例えば音楽
提供サービスのリクエストシートとしても利用可能であ
り、最新のライブラリーメニューの記載されたコマンド
シートを局から取り出し、チェックを記入して返送する
ことによってリクエストすることができる。またアンケ
ート自動集計システムとして利用することも可能であ
る。
【0040】
【発明の効果】以上述べたような本発明の装置によれ
ば、必要なコマンドシートを取り出し、記入して読み込
ませるだけで、定型業務など各種の指示が可能であり、
オペレータの操作負担が軽減され、また多数のコマンド
シートを保管する必要もなく、遠隔地の装置にも指示可
能であるので、ネットワーク内の装置の管理が一元化可
能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例における機能の概略を示す機能ブロッ
ク図である。
【図2】 ネットワークの一例を示すブロック図であ
る。
【図3】 データ処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 コマンドシートの一例を示す説明図である。
【図5】 データ処理装置の処理を示すフローチャート
である。
【図6】 シャットオフ指示の実行処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】 コマンドシート認識処理を示すフローチャー
トである。
【図8】 種別テーブルと、実行テーブルの一例を示す
説明図である。
【図9】 コマンドシート取り出しシートを示す説明図
である。
【図10】 通信管理レポート取り出しシートを示す説
明図である。
【図11】 通信管理情報記憶部の内容を示す説明図で
ある。
【図12】 実行管理レポート取り出しシートを示す説
明図である
【図13】 実行記憶部(トータル)の例を示す説明図
である。
【図14】 実行記憶部(ユーザ別)の例を示す説明図
である。
【図15】 メンテナンスレベル変更シートの例を示す
説明図である。
【図16】 メンテナンスモード管理部の記憶内容を示
す説明図である。
【図17】 設定情報変更指示シートを示す説明図であ
る。
【図18】 設定情報記憶部の内容の例を示す説明図で
ある。
【図19】 ソフトウェア指示シートを示す説明図であ
る。
【図20】 ソフトウェア情報記憶部の内容の例を示す
説明図である。
【図21】 宛先情報変更指示シートを示す説明図であ
る。
【図22】 宛先情報記憶部の内容の例を示す説明図で
ある。
【図23】 時刻指定送受信指示シートを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…画像読み取り部、2…受信部、3…画像検出部、4
…バーコード読み取り部、5…マーク、文字認識部、6
…操作検出部、7…制御部、8…コマンドシート生成
部、9…印字部、10…送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤平 美樹夫 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ入力手段と、入力された画像
    データ中にそれがコマンドシートであることを示す特定
    の図形が存在するか否かを判断する図形検出手段と、コ
    マンドシート上のバーコード画像データを解析し、対応
    するコードデータを出力するバーコード読み取り手段
    と、読み取られたバーコードに対応して、コマンドシー
    トの所定箇所のチェックボックスのマークおよび文字の
    少なくとも一方を認識する認識手段と、入力された画像
    データがコマンドシートであることを図形検出手段によ
    って検出した場合に、バーコード読み取り手段及び認識
    手段によってコマンドシートの情報を読み取り、指示を
    認識する制御手段とを具備したことを特徴とするデータ
    処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、コマンドシート画像データを記憶
    する記憶手段と、コマンドシート出力手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、操作検出手段を具備し、前記制御
    手段は、コマンドシートの情報と、操作検出手段からの
    情報に基づいて指示を認識する手段を含むことを特徴と
    する請求項1ないし2のいずれかに記載のデータ処理装
    置。
JP5264033A 1993-09-29 1993-09-29 データ処理装置 Pending JPH07105133A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537813A (ja) * 2005-03-14 2008-09-25 ジーテック・ロード・アイランド・コーポレーション 用紙を処理するためのシステム及び方法
JP2015179484A (ja) * 2014-03-20 2015-10-08 富士通フロンテック株式会社 帳票読取プログラム、帳票読取方法、および帳票読取システム

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