JPH07104933B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07104933B2
JPH07104933B2 JP59071443A JP7144384A JPH07104933B2 JP H07104933 B2 JPH07104933 B2 JP H07104933B2 JP 59071443 A JP59071443 A JP 59071443A JP 7144384 A JP7144384 A JP 7144384A JP H07104933 B2 JPH07104933 B2 JP H07104933B2
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耕一 岩田
友文 根本
毅 相澤
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株式会社明電舍
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は対象物の位置検査を自動的に行なう画像処理装
置に関する。
(技術的背景) 従来、対象物はテレビカメラ等の画像入力装置で撮像
し、その映像信号を画像処理して対象物の位置情報を得
るには、例えばランレングス(Run Length)を求めて行
なう方法がある。この方法は第1図(a)に示す画面を
図示矢印方向に走査し、1本の走査線により得られた画
素列を第1図(b)の如く求めるものである。第1図
(b)において、最初の白画素のランレングスは4、次
の黒画素のランレングスは5である。この方法は画素列
の始点の位置および白画素か黒画素がわかれば、白から
黒又は黒から白への変化点の位置を各々計算によつて容
易に求めることができる。尚、2値化回路で2値化して
2値化メモリに書き込むと、求める物体のみが白(1)
になりそれ以外が黒(0)になる(または求める物体が
黒(0)になりそれ以外は白(1)になる)。このと
き、白(1)から黒(0)になるところ(あるいは黒
(0)から白(1)になるところ)が変化点である。
しかしながら前記ランレングスを利用して対象物の位置
情報を求める方法は従来直線的なランレングスしか用い
られていない。このため対象物が曲線形状の物体である
場合は、前記直線的なランレングスを利用して該物体の
位置情報を得ることはできなかった。
(発明の目的) 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、任意の曲線
のランレングスを計算によって求め、該曲線のランレン
グスを利用して対象物の画素の変化点、すなわち白画素
から黒画素へ又は、黒画素から白画素へ変化する点の位
置情報を得、これによって対象物、特に曲線形状の物体
の位置検査を自動的に行なうことができる画像処理装置
を提供することを目的としている。
(発明の概要) 本発明は、対象物をテレビカメラ等の画像入力装置で撮
像し、その映像出力信号をアナログ−デイジタル変換し
て2値化メモリに書き込み、その書き込まれたデータを
読み出して任意の曲線のランレングスを求める演算を行
ない、その演算結果と正しい位置データに基づく曲線の
ランレングスとを比較し、その比較結果によつて対象物
の位置検査を行なうようしたことを特徴としている。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明す
る。第2図において1は対象物の画像データをデイジタ
ル信号に変換するアナログ−デイジタル変換器である。
このアナログ−デイジタル変換器1には、対象物をテレ
ビカメラ等の画像入力装置(図示省略)で撮像した映像
信号が入力されるものとする。アナログ−デイジタル変
換器1の出力信号のうち、所定のしきい値を超える大き
さの信号(すなわち対象物のデータ)のみを抽出し、2
値化回路2で2値化した後2値化メモリ3に書き込む。
2値化メモリ3に書き込まれた対象物の画像データはCP
U(中央処理装置)5によつて読み出される。実数計算
部6は前記読み出された画像データに基づいて任意の曲
線のランレングスを演算する。実数計算部6で求められ
た曲線のランレングスによつて対象物の画素の変化点の
位置データが得られる。この対象物の変化点の位置デー
タと予め求めておいた正しい変化点の位置データとを比
較する。その比較結果を利用すれば曲線的な物体の位置
検査を行なうことができる。尚7は実数計算部6の演算
結果が予め書き込まれている曲線座標発生ROMである。
上記のように曲線的な物体の位置検査を行なう過程で対
象物をモニターテレビ等で画像表示して監視したい場合
は、2値化メモリ3のデータをデイジタル−アナログ変
換器4によつてアナログ映像信号に変換し、そのアナロ
グ映像信号を用いれば良い。
次に上記の如く構成された装置を用いてスピードメータ
ーの検査を行なう場合の動作について第3図および第4
図とともに説明する。第3図は自動車のスピードメータ
ーの表示部を表わしており、図中aは円弧型ランレング
スの変化点を示している。第3図において2値化するこ
とにより、スピードメータの針の部分のみが、白(1)
になり、それ以外が黒(0)になる。このとき、変化点
はスピードメータの針の外周がすべて変化点となる。該
変化点情報は2値化メモリに書き込まれるため、その2
値化メモリを読みだし、黒(0)から白(1)へ変化す
る2値化メモリの位置を求めることによって画素の変化
点が求められる。まず検査しようとするスピードメータ
を一定速度で走行している状態と同一に保持し、それを
テレビカメラで撮像する。その映像信号をアナログ−デ
イジタル変換器1でデイジタル信号に変換する。次にス
ピードメーターの指針が低速,中速,高速の各ゾーンに
あることが区別できるように2値化回路2で2値化した
後2値化メモリ3にそのデータを書き込む。次にCPU5が
前記2値化メモリ3のデータを読み出して、実数計算部
6によつて円弧型のランレングスを発生させる。このラ
ンレングスによつて指針の部分の変化点aの位置を求
め、この変化点aの位置データが予め求めておいた正し
い変化点の位置データと一致するか否かを比較する。こ
のように対象物の画像の変化点の位置データと正しい変
化点の位置データとを比較するので、スピードメーター
の目盛り間隔や前記各ゾーン表示板の長さ等を検査する
ことができる。
尚従来のランレングスは、第1図(a)のように、走査
線方向に画素を調べていき、白画素の数、黒画素の数を
数えて、ランレングスを求めていたが、本発明では任意
の曲線の画素と1対1に対応した座標を求め、その座標
にそって画素を調べ、ランレングスを求めるものであ
る。
次に円弧型のランレングスを発生させる際の円弧の座標
計算方法について第4図とともに説明する。第4図にお
いて、座標計算のパラメータは、円弧の中心点(X
,Y)、始点S(XS,YS),STEP(始点と終点の回転角
度)を用いるが、この他に円弧の始点,終点,中心点を
用いて計算しても良い。まづ中心点、始点Sより半径
Rは となる。
ここで半径Rの円とその円に内接する正方形ABCDを考
える。正方形ABCDの一辺の長さ2aは、 となる。円上の点は正方形ABCD上の点に対応させ、始
点S(XS,YS)を点PS(XS,−a+Y)に対応させる。
次に正方形ABCD上の点Pに対する円上の点の座標を順
次求めていく。すなわち円弧を時計回り(右回り)に描
くときは点PをPS→A→B→C→D→PSの方向に移動さ
せ、反時計回り(左回り)に描くときは点PをPS→D→
C→B→A→PSの方向に移動させていく。この移動によ
つて変化した座標は整数になるようにする。いまnを整
数とするとAB上の点P(a+X,n+Y)に対応する
円上の点の座標x,yは、 y=n+Y ……(3)′ (ただし、[ ]はガウス記号を示す。) となる。
また、BC上の点P(n+X,a+Y)に対応する円
上の点の座標x,yは、 x=n+X ……(4) (ただし、[ ]はガウス記号を示す。) となる。
また、CD上の点P(X−a,n+Y)に対応する円
上の点の座標x,yは、 y=n+Y ……(5)′ (ただし、[ ]はガウス記号を示す。) となる。
さらに、DA上の点P(X+n,Y−a)に対応する円
上の点の座標x,yは、 x=X+n ……(6) (ただし[ ]はガウス記号を示す。) となる。上記の如く計算した座標は対象物の画像の画素
と1対1に対応するものである。
このように計算された座標にそって画素を調べ、ランレ
ングスを求める場合、第3図であれば次のようにして求
める。すなわち第5図は、第3図のa点付近を説明のた
めにモデル化したもので、1から14までの画素は、前述
した円弧の座標計算方法によって求められる位置の画素
であり、1から14の順に画素を調べ、ランレングスを求
める。これは第6図のような画素の並びのランレングス
を求めるのと同じであり、最初の白画素のランレングス
が5、次の黒画素のランレングスが2、次の白画素のラ
ンレングスが7となる。
尚、前記実数計算部6は円弧型のランレングスを発生さ
せるに限らず、任意の曲線例えば放物線、2次曲線、3
次曲線等のランレングスを発生させる機能を有するもの
である。この為対象物の形状に応じたランレングスを用
いることができる。例えば、半円形状の分度器の目盛り
の位置検査の場合、目盛りのデータのみを前述した方法
で2値化し、半円形状のランレングスを求めれば非常に
簡単に位置検査が行なえる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば次のような効果が得られ
る。すなわち、 (1)従来、人間の目で行なつていた対象物の位置検査
を演算されたランレングスを用いて自動的に行なうこと
ができるので、検査に要する人件費が大幅に削減される
とともに検査時間が著しく短縮される。
(2)円弧型、放物線、2次曲線および3次曲線等の任
意の曲線のランレングスを発生させることができるの
で、任意の曲線形状の物体の位置検査が容易に行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および第1図(b)はともに従来のランレ
ングスを求める方法を示す説明図、第2図〜第4図はと
もに本発明の一実施例を示し、第2図はブロツク図、第
3図はスピードメータの表示部を示す概略図、第4図は
円弧の座標の計算方法を示す説明図、第5図は第3図の
要部をモデル化した説明図、第6図は第5図のランレン
グスを示す説明図である。 1……アナログ−デイジタル変換器、2……2値化回
路、3……2値化メモリ、4……デイジタル−アナログ
変換器、5……CPU、6……実数計算部、7……曲線座
標発生ROM。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物の画像データを画像入力装置に取り
    込み、その取り込んだデータをアナログ−デイジタル変
    換器によってデイジタル信号に変換し、その変換された
    デイジタル信号を2値化回路によって2値化して2値化
    メモリに書き込み、その書き込まれたデータを読み出し
    て、任意の曲線のランレングスを実数計算部によって演
    算して前記対象物の画素が白画素から黒画素へ、又は黒
    画素から白画素へ変化する点の前記2値化メモリ内の位
    置データを求め、その求められた位置データと予め設定
    された正しい位置データとを比較して対象物の位置検査
    を行なうようにしたことを特徴とする画像処理装置。
JP59071443A 1984-04-10 1984-04-10 画像処理装置 Expired - Fee Related JPH07104933B2 (ja)

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JPS60215284A JPS60215284A (ja) 1985-10-28
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JPH0690725B2 (ja) * 1988-07-18 1994-11-14 日本電装株式会社 位置検出装置

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JPS60215284A (ja) 1985-10-28

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