JPH071048B2 - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JPH071048B2
JPH071048B2 JP12143086A JP12143086A JPH071048B2 JP H071048 B2 JPH071048 B2 JP H071048B2 JP 12143086 A JP12143086 A JP 12143086A JP 12143086 A JP12143086 A JP 12143086A JP H071048 B2 JPH071048 B2 JP H071048B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/44Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
    • F16F9/46Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
    • F16F9/466Throttling control, i.e. regulation of flow passage geometry
    • F16F9/467Throttling control, i.e. regulation of flow passage geometry using rotary valves

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧緩衝器に関し、特に、リーフバルブの受
圧面積を変更することによつて発生する減衰力を多段に
調整し得るようにした油圧緩衝器の改良に関する。
〔従来の技術〕
リーフバルブの受圧面積を変更することによつて発生す
る減衰力を多段に調整し得るようにした油圧緩衝器の提
案としては、例えば、第12図に示すような提案がある。
即ち、シリンダ1内に挿通されたピストンロツド2の下
端に連設されるピストン部3を構成するピストン本体
は、シリンダ内上方室A側に配設される上側体4とシリ
ンダ内下方室B側に配設される下側体5とに分割形成さ
れてなり、上記両側体4,5間にはコントロールバルブ6
が配設されてなるとしている。そして、上記各側体4,5
には、径の異なる複数の伸側ポート4a,4b,5a,5bおよび
圧側ポート4c,4d,5c,5dがそれぞれ等間隔で穿設されて
いると共に、上記上側体4の上端面および上記下側体5
の下端面には、第13図および第14図に示すように、面積
の異なる複数の開口窓4e,4f,5e,5fがそれぞれ等間隔で
形成されているとしている。そしてまた、上記上側体4
の上端面には吸込弁7が隣接され、上記下側体5の下端
面には伸側バルブたるリーフバルブ8が隣接されるとし
ている。
また、上記コントロールバルブ6は、第15図にも示すよ
うに、一定の間隔で一対となるポート6a,6bが等間隔で
配設されてなると共に、前記ピストンロツド2の軸芯内
空部2aに回動自在に収装されたコネクタ6cにピン6dによ
つて連結され、上記コネクタ6cに連結されたコントロー
ルロツド6eへの回動操作によつて、上記ポート6a,6bが
第15図中に示すように設定角度θで回動することとなる
ように形成されている。
従つて、例えば、ピストン部3がシリンダ1内を上昇す
る伸側行程時にあつては、シリンダ内上方室A内の作動
油は上側体4の伸側ポート4a,4bおよび下側体5の伸側
ポート5a,5bを介してシリンダ内下方室B側に流入する
こととなるが、コントロールバルブ6が第15図に示す回
動状態にあるとすると、上記の内、一つの伸側ポート4
a,5aのみがコントロールバルブ6のポート6bで連通状態
にあるとされて、上記上方室A内からの作動油は下側体
5における大なる開口窓5eを下方のリーフバルブ8の受
圧面とすることとなり、即ち、リーフバルブ8を容易に
撓ませることとなつて低い減衰力発生、即ち、所謂ソフ
トな減衰力発生状態が得られることとなる。
また、上記の状態からコントロールバルブ6が第15図中
に示すθの角度で時計方向に回動されることとなると、
上記伸側ポート4b,5bがコントロールバルブ6のポート6
aで連通状態とすることとなつて、上記上方室A内から
の作動油が下側体5における小なる開口窓5fを下方のリ
ーフバルブ8の受圧面として、即ち、リーフバルブ8を
容易には撓ませないようにして高い減衰力発生、即ち、
所謂ハードな減衰力発生状態にすることとなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記した従来提案にあつては、以下のよ
うな不都合がある。
即ち、ピストン部3におけるピストン本体は上側室4と
下側体5とに分割形成されてなると共に、上記ピストン
本体にあつては上記両側体4,5間にコントロールバルブ
6を有するとしているので、当該ピストン本体の形成に
あつて、部品点数の増大や加工行程数の増大が招来され
その組立作業も複雑化されることとなる不都合がある。
また、コントロールバルブ6は、両側体4,5の間で回動
自在なように配設されることから、ピストン本体部にお
けるオイルリークが招来される危惧があり、当該オイル
リークが発生される場合には、発生する減衰力が安定し
なくなる不都合もある。
さらに、前記従来提案では、所謂ハードとソフトの減衰
力調整のみであつて、それ以上に、例えば中程度の減衰
力発生となる所謂ミデイアムの調整をしようとすると、
コントロールバルブ6が三段の回動変位を可とするよう
に形成されていなければならず、構造の複雑化が招来さ
れるばかりでなく、ピン6dの移動のためのピストンロツ
ド2への切り欠き2b(第15図参照)も大形化されること
となり、ピストンロツド2自体の強度低下を招来するこ
ととなる不都合もある。
そこで本発明は、前記した事情に鑑みて、ピストン部に
おけるピストン本体の形成を複雑化させることがなく、
安定した減衰力の発生が可となり、しかも三段の減衰力
調整を可とすることも簡単にできる油圧緩衝器を新たに
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、本考案の構成は、シリン
ダ内にピストン本体を介してピストンロッドを移動自在
に挿入させ、ピストン本体はシリンダ内に上方室と下方
室とを区画し、ピストン本体には上方室から下方室への
作動油の直接の流入を許容する第1の伸側ポートと、上
記ピストンロッド内の通路中に配設されたロータリバル
ブを介して上方室から下方室への作動油の流入を許容す
る第2の伸側ポートとを形成し、上記ピストン本体の下
端面には面積の小なる第1の開口窓とこれより面積の大
なる第2の開口窓とを形成し、且つ第1の開口窓に上記
第1の伸側ポートを開口させると共に第2の開口窓に上
記第2の伸側ポートを開口させ、さらに上記ピストン本
体の下端面に伸側バルブを配設させ、当該伸側バルブを
上記第1,第2の開口窓を覆う大径のリーフバルブとこの
大径のリーフバルブの背圧側に隣接させた小径のリーフ
バルブとで構成させたことを特徴とするものである。
大径のリーフバルブと小径のリーフバルブとが内周端固
定となるように配設されるのが好ましい。
大径のリーフバルブが面積の大なる第2の開口窓を覆う
寸法に形成されてなると共に、小径のリーフバルブが面
積の小なる第1の開口窓を覆い得る寸法に形成されてい
るのが好ましい。
ピストンロッド本体をピストンロッド下端に固着するピ
ストンナットがピストンロッド内通路の開口端に対向す
る袋状に形成されてなると共に、上記通路中への下方室
からの作動油の流入を許容するノンリタンバルブを有す
るように形成させるのが好ましい。
ピストン本体をピストンロッド下端に糊着するピストン
ナットがピストンロッド内通路の開口端に対向する袋状
に形成されてなると共に、上記通路を介しての作動油に
よって作動する伸側サブバルブを有するように形成させ
るのが好ましい。
[作用] シリンダ内をピストン本体が上昇する伸側行程時に、ピ
ストンロッド内通路が閉鎖されていると、上方室内から
の作動油が第1の伸側ポートと第1の開口窓に流入さ
れ、伸側バルブに対する受圧面積を小なるものとし、大
径のリーフバルブを小径のリーフバルブと共に撓ませて
高い伸側減衰力の発生状態、即ち、所謂ハードな状態に
する。
他方ピストンロツド内通路が開放されていると、上記作
動油が第2の伸側ポートと第2の開口窓にも流入され、
伸側バルブに対する受圧面積を大なるものとし、ピスト
ン速度の低速域にあっては大径のリーフバルブのみの撓
みによって、またピストン速度の中高速域にあっては小
径のリーフバルブをも撓ませて低い伸側減衰力の発生状
態、即ち、所謂ソフトな状態にすることが可能となる。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基いて本発明を説明する。
第1図に示すように、本発明の一実施例に係る油圧緩衝
器は、シリンダ1内にピストン本体30を介してピストン
ロッド2を移動自在に挿入させ、ピストン本体30はシリ
ンダ1内に上方室Aと下方室Bとを区画している。ピス
トン本体30には上方室Aから下方室Bへの作動油の直接
の流入を許容する第1の伸側ポート30aと、上記ピスト
ンロッド2内の通路L中に配設されたロータリバルブ20
を介して上方室Aから下方室Bへの作動油の流入を許容
する第2の伸側ポート30bとを形成している。上記ピス
トン本体30の下端面には面積の小なる第1の開口窓30d
とこれより面積の大なる第2の開口窓30cとを形成し、
且つ第1の開口窓30dに上記第1の伸側ポート30aを開口
させると共に第2の開口窓30cに上記第2の伸側ポート3
0bを開口させている。さらに上記ピストン本体30の下端
面に伸側バルブ32を配設させ、当該伸側バルブ32を上記
第1、第2の開口窓30cを覆う大径のリーフバルブ32aと
この大径のリーフバルブ32aの背圧側に隣接させた小径
のリーフバルブ32bとで構成させている。以下更に詳し
く述べる。即ち油圧緩衝器1は、シリンダ1内に挿通さ
れたピストンロツド2の先端にピストン部3を有してな
ると共に、上記シリンダ1内の下底部にはベースバルブ
部10を有してなり、かつ、上記ピストンロツド2内には
ロータリバルブ20を有してなる。
上記シリンダ1内は、ピストン部3のピストン本体30に
よつて上方室Aと下方室Bとに区画されると共に、上記
ピストン部3によつて相互の連通を可とするように形成
され、上記シリンダ1の外周には外筒11を有して当該外
筒11との間にリザーバ室Cを区画し、当該リザーバ室C
と上記下方室Bとの相互の連通を上記ベースバルブ部10
を介して可とするように形成されている。
上記ベースバルブ部10は、前記シリンダ1の下端と、前
記外筒11の下端を閉塞するように配設されたボトム部材
12との間に挾持されるように配設されているものであつ
て、シリンダ内下方室Bとリザーバ室Cとの相互の連通
を可とするように形成されたバルブケース10aには、セ
ツトピン10bによつて圧側バルブ10cとノンリタンバルブ
10dとが内周端固定となるように配設されている。
上記ピストンロツド2の下端から下端近傍にかけての軸
芯内部には縦孔2aが穿設されており、上記ピストンロツ
ド2の下端近傍には一対の横孔2c,2dが直径方向に穿設
されており、当該一対の横孔2c,2dの一端は前記シリン
ダ内上方室Aに開口し、他端は上記縦孔2aに開口してい
るとし、上記縦孔2aおよび一対の横孔2c,2dによつてシ
リンダ内上方室Aとシリンダ内下方室Bとの連通を可と
する通路Lを形成している。そして、当該通路L内に前
記ロータリバルブ20が配設されているとしている。
また、上記ピストンロツド2の下端インロー部には、そ
の肉厚を直径方向に貫通するようにして形成された一対
の通孔2e,2fを有しており、当該一対の通孔2e,2fは、上
記ロータリバルブ20を介してであるが、上記通路Lと後
述するピストン部3におけるピストン本体30の内周側と
の連通を可とするように形成されている。
上記ロータリバルブ20は、上記通路Lを構成するピスト
ンロツド2内の縦孔2a内に回動自在なように収装されて
いるものであつて、その外周の軸線方向には、前記ピス
トンロツド2の横孔2cと通孔2eとの連通を可とするキー
溝20aが形成されていると共に、前記ピストンロツド2
の通孔2fと対向する部位には通孔20bが形成されている
としている。
即ち、上記ピストンロツド2側の横孔2c,2dおよび通孔2
e,2fと、ロータリバルブ20のキー溝20aおよび通孔20bと
の間には、第2図に示すような位置関係があり、横孔2c
とキー溝20aとが連通状態にあるとき、横孔2dはロータ
リバルブ20内と連通されておらず(第2図中上方図参
照)、キー溝20aを介しての作動油は通孔2e内に流入す
るようになつていると共に、ロータリバルブ20内は通孔
2fと連通するようになつている(第2図中下方図参
照)。
なお、上記ロータリバルブ20には、ピストンロツド2内
の中央透孔2gを挿通して上端がピストンロツド2の上端
に突出するコントロールロツド21の下端が連結されてい
る。
従つて、第2図中でロータリバルブ20が任意の角度θだ
けピストンロツド2内で回動されると、前記した連通状
態は、全て遮断状態とされて、シリンダ内上方室Aと通
路L内とは連通されないこととなる。
上記ピストン部3は、ピストン本体30が前記ピストンロ
ツド2の下端インロー部に定着されることとなるように
ピストンロツド2の下端螺条部に螺合されたピストンナ
ツト31によつて固着されている。そして、上記ピストン
本体30の下端面には伸側バルブ32が内周端固定となるよ
うに配設されている。
上記ピストン本体30には、シリンダ内上方室A内からの
作動油の直接の流入を可とする複数の伸側ポート30a
と、前記通路L中のロータリバルブ20を介しての上記作
動油の流入を可とする複数の伸側ポート30bとが穿設さ
れていると共に、上記ピストン本体30の下端面には、第
3図にも示すように、大なる開口窓30cと小なる開口窓3
0dが適宜間隔で複数個形成されている。そして、上記大
なる開口窓30cには、上記ロータリバルブ20を介しての
作動油の流入を可とする伸側ポート30bの下端が開口
し、上記小なる開口窓30dには、上記作動油のシリンダ
内上方室Aからの直接の流入を可とする伸側ポート30a
の下端が開口している。
上記小なる開口窓30dに下端が開口する伸側ポート30aの
上端は、第1図に示すように、ピストン本体30の上端面
に開口しているが、上記大なる開口窓30cに下端が開口
する伸側ポート30bの上端は、ピストン本体30の内周中
央部に形成された環状溝30eに開口している。そして、
当該環状溝30eには、前記ピストンロツド2の通孔2e,2f
が対向している。
上記ピストンナツト31は、袋状に形成されていて、前記
通路Lとしてのピストンロツド2内の縦孔2aの下端開口
に対向するように配設されたノンリタンバルブ31aを有
している。そして当該ノンリタンバルブ31aは、上記ピ
ストンナツト31の下端内周に保持された有孔バルブシー
ト31bの上面に配設されると共に、上方からノンリタン
スプリング31cで下方に向けて附勢されており、シリン
ダ内下方室Bからの作動油が当該ピストンナツト31内、
即ち、通路L内へ流入することを可とするように形成さ
れている。
上記伸側バルブ32は、前記ピストン本体30の下端面に隣
接されるように形成された大径のリーフバルブ32aと、
当該大径のリーフバルブ32aの背圧側に隣接されるよう
に形成された小径のリーフバルブ32bとからなる。そし
て、上記大径のリーフバルブ32aは、前記大なる開口窓3
0cを覆うに充分な直径を有するように形成され、上記小
径のリーフバルブ32bは、前記小なる開口窓30dを覆うに
必要にして充分な直径を有するように形成されている。
従つて、上記伸側バルブ32にあつては、大なる開口窓30
cを受圧面とするピストン速度低速域での作動油の流入
があると、大径のリーフバルブ32aが小径のリーフバル
ブ32bの外周端を支点とするようにしてその外周端が撓
むこととなり、ピストン速度中高速域での作動油の流入
があるときには、大径のリーフバルブ32aと小径のリー
フバルブ32bとが一体的にその内周端を支点として撓む
こととなる。
また、小なる開口窓30dを受圧面とする作動油の流入が
あると、大径のリーフバルブ32aと小径のリーフバルブ3
2bとは一体的状態で撓むこととなるが、このとき、大径
のリーフバルブ32aにおいては、背面側の小径のリーフ
バルブ32bの外周端より外部に延設されることとなる外
周端部は、受圧面積としては作用しない為、全体として
の剛性がリリーフバルブ32bに付加されることになる。
前記ピストン本体30には、第4図に示すように、シリン
ダ内下方室Bからの作動油の直接の流入を可とする圧側
ポート30fと、上記作動油の前記ノンリタンバルブ31aお
よびロータリバルブ20を介しての流入を可とする圧側ポ
ート30gとが穿設されている。そして、上記圧側ポート3
0fの下端は第3図にも示すように上記ピストン本体30の
下端面に開口し、上記圧側ポート30gの下端は、第4図
に示すように、前記環状溝30eに開口しているが、上記
各圧側ポート30f,30gの上端は、上記ピストン本体30の
上端面に開口している。
そして、上記ピストン本体30の上端面には、本実施例に
あつては、第5図にも示すように、大なる開口窓30h
と、小なる開口窓30iとが複数適宜の間隔で形成されて
おり、上記大なる開口窓30hには前記圧側ポート30gの上
端が開口し、上記小なる開口窓30iには前記圧側ポート3
0fの上端が開口している。なお、上記ピストン本体30の
上端面には前記伸側ポート30aの上端が開口しているこ
と勿論である。また、第5図は、第4図に示す断面位置
でのピストン本体30の上端面を示すものであつて、同図
中I-I線で示すピストン本体30の断面位置が前記第1図
のピストン本体30の図面位置となるものである。そし
て、第3図中IV-IV線で示すピストン本体30の断面位置
が第4図のピストン本体30の図面位置となる。
上記ピストン本体30の上端面には、前記開口窓30h,30i
を覆うように圧側バルブ33が内周端固定で配設されてい
る。
即ち、当該圧側バルブ33は、大径のリーフバルブ33aと
小径のリーフバルブ33bとからなり、前記した伸側バル
ブ32と同様に作動するように構成されているものであ
る。
上記のように形成された本発明に係る油圧緩衝器の作動
について少しく説明する。
第1図に示す状態からピストン部3がシリンダ1内を上
昇する伸側行程時には、シリンダ内上方室A内からの作
動油は、ピストン本体30の伸側ポート30aを介してピス
トン本体30下面の小なる開口窓30d内に流入すると共
に、ピストンロツド2の横孔2c、ロータリバルブ20のキ
ー溝20a,ピストンロツド2の通孔2e、ピストン本体30内
周の環状溝30eおよび伸側ポート30bを介してピストン本
体30下面の大なる開口窓30c内に流入することとなる。
従つて、伸側バルブ32にあつては、全部の開口窓30c,30
dを受圧面として作動し、所定の大きさの減衰力を発生
することとなる。
次に、第1図に示す状態、即ち、第2図に示すロータリ
バルブ20の状態から同図中θで示す適宜角度で当該ロー
タリバルブ20が回動されることとなると、前記伸側行程
においては、ピストンロツド2の横孔2cおよび通孔2eと
ロータリバルブ20のキー溝20aとの連通が遮断され、シ
リンダ内上方室A内からの作動油は、専ら伸側ポート30
aを介してのみ小なる開口窓30d内に流入することとな
る。
従つて、前記したピストンロツド2内の通路Lを介して
の作動油の流通があるときに比較して、伸側バルブ32に
対する受圧面は大巾に減少されることとなつて、前記し
た場合より極めて高い減衰力が発生されることとなる。
なお、ピストンロツド2の退出によつてシリンダ内下方
室Bにおいて不足する作動油は、リザーバ室Cからベー
スバルブ部10のノンリタンバルブ10dを介して補充され
ることとなる。
次に、第1図に示す状態からピストン部3がシリンダ1
内を下降する圧側行程時には、ピストンロツド2の進入
体積分に相当する作動油がシリンダ内下方室Bからベー
スバルブ部10の圧側バルブ10cを介してリザーバ室C内
に流入することとなり、その際に所定の減衰力を発生す
ることとなる。
ただ、ピストン部3のシリンダ1内での下降に伴うシリ
ンダ内下方室Bからシリンダ内上方室A内への作動油の
流入は、第4図に示すところの圧側ポート30fを介して
の小なる開口窓30i内への流入およびピストンナツト31
に配設されたノンリタンバルブ31a、ピストンロツド2
内の縦孔2a、ロータリバルブ20の通孔20b、ピストンロ
ツド2の通孔2f、ピストン本体30内周の環状溝30e、圧
側ポート30gおよび大なる開口窓30h内への流入の形態と
なり、即ち、圧側バルブ33に対する受圧面は全開口窓30
h,30iによつて得られることとなり、高い減衰力を発生
させないで、作動油のシリンダ内上方室への流入を可と
する。
これに対して、前記したようにロータリバルブ20が回動
操作されて通路Lが遮断状態にあるときには、例えば、
第4図を利用して説明すると、シリンダ内下方室B内か
らの作動油は専ら圧側ポート30fを介して小なる開口窓3
0i内にのみ流入することとなり、圧側バルブ33に対する
受圧面が大巾に減ぜられることとなつて、前記より高い
減衰力を発生させてシリンダ内上方室A内へ流入するこ
ととなる。
なお、本発明に係るピストン部3における伸側および圧
側の各バルブ32,33は、大径のリーフバルブと小径のリ
ーフバルブとを積層してなるとし、かつ、大径のリーフ
バルブは大なる開口窓を覆い、小径のリーフバルブは小
なる開口窓を覆う如くにして大径リーフバルブをバツク
アツプするので、大なる開口窓に作動油の流入がある
と、大なる受圧面積でかつ低い剛性下の撓み状態が得ら
れ、小なる開口窓に作動油の流入があると、小なる受圧
面積でかつ高い剛性下の撓み状態が得られることとな
る。
従つて、本発明に係る油圧緩衝器にあつては、その伸側
行程時あるいは圧側行程時に、ロータリバルブ20を回動
操作してピストンロツド2内の通路Lの連通あるいは遮
断を選択することによつて、高減衰力たる所謂ハードな
減衰力あるいは低減衰力たる所謂ソフトな減衰力の発生
が可能とされることとなる。
第6図は、本発明における前記ロータリバルブ20の他の
実施例を示すものであつて、本実施例に係るロータリバ
ルブ22は、ピストンロツド2の横孔2c,2dに対向する通
孔22a,22bと、上記ピストンロツド2の通孔2e,2fに対向
する通孔22c,22dとを有するように形成されていて、前
記した第1図に示す実施例におけるロータリバルブ20の
ようにキー溝20aを有していないものとしている。
従つて、本実施例によるときは、当該ロータリバルブ22
が通路Lを遮断しているときのピストン部3における伸
圧各側の減衰力およびロータリバルブ22が通路Lを連通
状態にしているときのピストン部3における伸側減衰力
の発生については、前記した実施例の場合と異ならない
が、通路Lを連通状態にしたときの圧側減衰力は、シリ
ンダ内下方室B内の作動油が通路Lを介してシリンダ内
上方室A内に直接流入することとなり、前記した実施例
における同様の場合と比較してより低い減衰力発生状態
となる。
第7図は、本発明における他の実施例を示すものであつ
て、本実施例においては、ピストンナツト31に伸側サブ
バルブ34を有すると共に、ロータリバルブ23が三段の切
り換えを可とするように形成されているとするものであ
る。
即ち、ピストンナツト31が、ピストン部3においてピス
トン本体30を所定位置に定着させるようにピストンロツ
ド2の下端螺条部に螺合されている点、および、ピスト
ンロツド2内の通路Lの下端開口に臨設されるように形
成されたノンリタンバルブ31aを有するように形成され
ている点については、前記第1図に示す実施例と異なら
ないが、ピストンナツト31の上端縁には環状溝31dが形
成されていると共に、当該環状溝31dにはピストンナツ
ト31内と連通するポート31eの上端が開口されており、
かつ、上記環状溝31dには、伸側サブバルブ34が隣接さ
れているとするものである。
なお、上記伸側サブバルブ34は、上方のピストン本体30
の下端面に隣接されている伸側バルブ32との間に配設さ
れているバルブストツパ35を共用するように、内周端固
定の形態で定着されている。
従つて、本実施例にあつては、上記伸側サブバルブ34を
も作動させることが可となるように、ロータリバルブ23
が前記したロータリバルブ20とは異なつた形態で形成さ
れている。
即ち、本実施例におけるロータリバルブ23は、前記した
第1図に示すロータリバルブ20と類似するもので、ピス
トンロツド2の横孔2cと通孔2eとの連通を可とするキー
溝23aと、当該キー溝23aによる上記横孔2cと通孔2eとの
連通時にロータリバルブ23内とピストンロツド2の通孔
2fとの連通を可とする通孔23bとを有してなる点は前記
したロタリバルブ20と同様であるが、さらには、第8図
中の上方図にも示すように、上記キー溝23aの上端側で
適宜の角度θだけ水平移動した位置に直径方向に穿設さ
れた通孔23c,23dを有するとしている。
従つて、第7図に示す状態、即ち、ロータリバルブ23が
第8図に示す状態にあるときのピストン部3における伸
圧各側の減衰力発生状態は第1図の場合と異ならない
が、第8図中反時計方向にロータリバルブ23が角度θだ
け回動されることとなると、ピストンロツド2内の通路
Lを介しての作動油は、ピストンナツト31に配設された
伸側バルブ34を通過することとなつて、大なる開口窓30
cを受圧面とする場合よりも大きい受圧面が得られるこ
ととなつて、極めて低い所謂ソフトな伸側減衰力の発生
が可とされることとなる。
なお、上記のとき圧側行程時にあつては、シリンダ内下
方室B内からの作動油は、ピストンナツト31内のノンリ
タンバルブ31aを介して通路L中に至り、かつ、ロータ
リバルブ23の通孔23c,23dを介してシリンダ内上方室A
内に流入することとなり、高い圧側減衰力の発生は無い
こととなる。
前記した第7図におけるロータリバルブ23は、前記第6
図におけるロータリバルブ22に類似するように形成され
た第9図に示すロータリバルブ24とされるものであつて
もよい。
即ち、当該ロータリバルブ24は、ピストンロツド2の横
孔2c,2dに対向する通孔24a,24bと、上記ピストンロツド
2の通孔2e,2fに対向する通孔24c,24dとを有するように
形成されていて、前記した第7図に示す実施例における
ロータリバルブ23のようにキー溝23aを有していないも
のとされている。ただ、第7図に示す実施例の場合と同
様に、第10図中の上方図にも示すように、上記通孔24a
に対して適宜の角度θだけ水平移動した位置に直径方向
に穿設された通孔24e,24fを有するとしている。
従つて、本実施例に係る油圧緩衝器にあつては、第9図
に示す状態、即ち、ロータリバルブ24が第10図に示す回
動位置にあるときには、その伸側行程時にシリンダ内上
方室A内からの作動油は、ピストン本体30の伸側ポート
30aを介して小なる開口窓30d内に流入すると共に、通路
Lおよび伸側ポート30bを介して大なる開口窓30c内に流
入し、かつ、ピストンナツト31のポート31eを介して環
状溝31d内に流入することとなり、即ち、極めて大きい
受圧面下でシリンダ内下方室B内に流入することとな
り、低い減衰力たる所謂ソフトな減衰力発生状態が得ら
れることとなる。
これに対して、ロータリバルブ24が第10図中反時計方向
に角度θだけ回動されることとなると、第11図(a)に
示すように、ピストンロツド2の横孔2c,2dにロータリ
バルブ24の通孔24e,24fが対向することとなるが、当該
ロータリバルブ24の通孔24c,24dと上記ピストンロツド
2の通孔2e,2fとの連通は遮断されることとなり、シリ
ンダ内上方室A内からの作動油は、伸側ポート30aを介
して小なる開口窓30d内に流入すると共に、ピストンナ
ツト31の環状溝31d内に流入し、前記したよりも小さい
受圧面積下でシリンダ内下方室B内に流入することとな
り、前記より高い減衰力たる所謂ミデイアムな減衰力発
生状態となる。
さらに、上記ロータリバルブ24が第10図中時計方向に角
度θだけ回動されることとなると、第11図(b)に示す
ように、ロータリバルブ24は通路Lを遮断する状態とな
り、従つて、シリンダ内上方室A内からの作動油は、専
ら伸側ポート30aを介して小なる開口窓30d内にのみ流入
することとなり、極めて少ない受圧面積下で作動油が流
通することとなつて極めて高い減衰力たる所謂ハードな
減衰力発生状態が得られることとなる。
ただ、上記した伸側減衰力の発生状態に対して、圧側の
減衰力は、主たる圧側減衰力がベースバルブ部10(第1
図参照)で発生されると共に、ロータリバルブ24が第10
図に示す回動状態にあるときは、ピストンナツト31のノ
ンリタンバルブ31aを介して通路L内にシリンダ内下方
室Bからの作動油が流入し、しかも、ピストン部3にお
ける圧側バルブ33も介してシリンダ内上方室A内に流入
することとなり、所謂ソフトな特性の圧側減衰力の発生
を可とする。
また、ロータリバルブ24が第11図(a)に示す回動状態
とされるときには、通路L内に流入した作動油は圧側バ
ルブ33に対する大なる開口窓30h(第4図参照)内への
流入をキヤンセルしてシリンダ内上方室A内に流入する
こととなり、上記より高い所謂ミデイアム特性の圧側減
衰力発生となる。
さらに、ロータリバルブ24が第11図(b)に示す回動状
態にあるときには、通路Lを介してのシリンダ内下方室
B内からの作動油のシリンダ内上方室A内への流入は、
遮断されることとなり、専ら圧側ポート30f(第4図参
照)を介してのみシリンダ内上方室A内への流入とな
り、上記した場合よりも一層高い所謂ハード特性の減衰
力発生を可とすることとなる。
前記したところは、本発明に係る油圧緩衝器が伸側減衰
力の変更調整だけでなく、圧側減衰力の変更調整をも可
とするように形成されているとした実施例であるが、圧
側減衰力については、その変更調整は行なわず、伸側減
衰力のみ変更調整するとしても良いこと勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、ピストン部におけるピス
トン本体を分割体に構成したり、さらには両側体間にコ
ントロールバルブを収装したりするものでないから、ピ
ストン本体の形成にあつて、部品点数の増大や加工行程
数の増大が招来されず、その組立作業も簡便となる利点
がある。
また、本発明によれば、ピストン本体は所謂一体的に形
成されているものであるから、ピストン本体部における
オイルリークの危惧もなく、発生する減衰力が不安定と
なる不都合もない。
さらに本発明によれば、所謂ソフト、ハードの減衰力調
整は勿論、三段の減衰力調整も容易に可能となり、その
際にピストンロツドの強度を低下させるような格別の加
工は要せず、ロータリバルブの変更と、ピストンナツト
への伸側サブバルブの配設のみで足りるので、極めて簡
便な作業で足りることとなる利点もある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係る油圧緩衝器を一部破断
して示す部分断面図、第2図は第1図に示すロータリバ
ルブとピストンロツドとの位置関係を示す部分断面図、
第3図は第1図に示すピストン本体の下端面図、第4図
は第1図に示すピストン部を他の断面位置で示す部分断
面図、第5図は第4図に示すピストン本体の上端面図、
第6図はロータリバルブを変更した第1図に対する他の
実施例を示す部分断面図、第7図は本発明の他の実施例
に係る油圧緩衝器を一部破断して示す部分断面図、第8
図は第7図に示すロータリバルブとピストンロツドとの
位置関係を示す部分断面図、第9図は、ロータリバルブ
を変更した第7図に対する他の実施例を示す部分断面
図、第10図は第9図におけるロータリバルブとピストン
ロツドとの位置関係を示す部分断面図、第11図(a)第
11図(b)は第10図に示す位置関係からのロータリバル
ブの回動状態をピストンロツドとの間で示す位置関係
図、第12図従来提案としての油圧緩衝器を部分的に示す
縦断面図、第13図は第12図におけるピストン本体の上端
面図、第14図は第12図におけるピストン本体の下端面
図、第15図はコントロールバルブの横断面図である。 1……シリンダ、2……ピストンロツド、3……ピスト
ン部、30……ピストン本体、30a,30b……伸側ポート、3
0c……大なる開口窓、30d……小なる開口窓、31……ピ
ストンナツト、32a……大径のリーフバルブ、32b……小
径のリーフバルブ、34……伸側サブバルブ、A……シリ
ンダ内上方室、B……シリンダ内下方室、L……ピスト
ンロツド内通路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ内にピストン本体を介してピスト
    ンロッドを移動自在に挿入させ、ピストン本体はシリン
    ダ内に上方室と下方室とを区画し、ピストン本体には上
    方室から下方室への作動油の直接の流入を許容する第1
    の伸側ポートと、上記ピストンロッド内の通路中に配設
    されたロータリバルブを介して上方室から下方室への作
    動油の流入を許容する第2の伸側ポートとを形成し、上
    記ピストン本体の下端面には面積の小なる第1の開口窓
    とこれより面積の大なる第2の開口窓とを形成し、且つ
    第1の開口窓に上記第1の伸側ポートを開口させると共
    に第2の開口窓に上記第2の伸側ポートを開口させ、さ
    らに上記ピストン本体の下端面に伸側バルブを配設さ
    せ、当該伸側バルブを上記第1、第2の開口窓を覆う大
    径のリーフバルブとこの大径のリーフバルブの背圧側に
    隣接させた小径のリーフバルブとで構成させたことを特
    徴とする油圧緩衝器。
  2. 【請求項2】大径のリーフバルブと小径のリーフバルブ
    とが内周端固定となるように配設されてなる特許請求の
    範囲第1項記載の油圧緩衝器。
  3. 【請求項3】大径のリーフバルブが面積の大なる第2の
    開口窓を覆う寸法に形成されてなると共に、小径のリー
    フバルブが面積の小なる第1の開口窓を覆い得る寸法に
    形成されてなる特許請求の範囲第1項記載の油圧緩衝
    器。
  4. 【請求項4】ピストンロッド本体をピストンロッド下端
    に固着するピストンナットがピストンロッド内通路の開
    口端に対向する袋状に形成されてなると共に、上記通路
    中への下方室からの作動油の流入を許容するノンリタン
    バルブを有するように形成されてなる特許請求の範囲第
    1項記載の油圧緩衝器。
  5. 【請求項5】ピストン本体をピストンロッド下端に固着
    するピストンナットがピストンロッド内通路の開口端に
    対向する袋状に形成されてなると共に、上記通路を介し
    ての作動油によって作動する伸側サブバルブを有するよ
    うに形成されてなる特許請求の範囲第1項記載の油圧緩
    衝器。
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