JPH07104552A - 接触帯電装置 - Google Patents

接触帯電装置

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JPH07104552A
JPH07104552A JP24920193A JP24920193A JPH07104552A JP H07104552 A JPH07104552 A JP H07104552A JP 24920193 A JP24920193 A JP 24920193A JP 24920193 A JP24920193 A JP 24920193A JP H07104552 A JPH07104552 A JP H07104552A
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JP
Japan
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light
sheet
charging
contact
layer
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Application number
JP24920193A
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English (en)
Inventor
Teiu Chin
定宇 陳
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯電ムラの生じない接触帯電装置を提供す
る。 【構成】 接触帯電装置10は、シート状帯電部材12
と、そのシート状帯電部材12を保持する金属ブロック
14と、その金属ブロック14の前方に配置した遮光ブ
レード17と、前記遮光ブレード17によって遮光され
る除電用光源19と、その除電用光源19の前方に配置
したクリーニングブレード21と、周知の感光体層16
を塗布したアルミ管電極18と、前記金属ブロック14
に接続された給電電源22などより構成される。遮光ブ
レード17は遮光性があるので、除電ランプ19からの
光がシート状帯電部材12と感光体層16の当接部分、
すなわち帯電部分に直接照射されることがなく、従って
帯電時に感光体層16の表面電位が光によって変化する
ことがなく、帯電ムラが減少できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ、複写
機、ファクシミリ等の電子写真方式による画像形成装置
の帯電装置、特に接触帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置における帯電装置として、
帯電電極と被帯電体の関係から見ると、主に接触型と非
接触型の2種類が存在する。一般的に、非接触帯電装置
と比較して接触帯電装置は、印加電圧が低く、オゾン発
生量が少ないなどの特長を持っている。
【0003】このような接触帯電装置の一例として、特
開平2−282280号公報には、板バネなどの弾性た
わみ性により接触帯電部材を被帯電体に押し付けてなる
構成が開示されている。以下に図4を参照して、このよ
うな接触帯電装置の構成を説明する。
【0004】板バネ62は、被帯電体である感光体ドラ
ム69の表層に設けられた感光体層67に接触するよう
に、押え部材64とネジ65によって導電性を有する保
持部材63に固定されている。感光体ドラム69は、ア
ルミ管68の表層に感光体層67を塗布したものであ
る。板バネ62には、感光体層67に接触する箇所を含
むように、弾性を有する抵抗層61が設けられている。
板バネ62には、100μm程度の厚さのSUS等が用
いられる。また、抵抗層61には、厚さ50〜100μ
m程度で、103〜1015Ωcm程度の抵抗値を有する
ウレタンゴム、NBR等が用いられる。また、保持部材
63には、電源66が電線を介して接続されている。電
源66によって印加される電圧は、-500〜-2000V程度が
一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の接触帯電装置では、除電ランプの光を遮光しき
れなく、一部分の光が帯電プロセスに漏れてしまい、印
字結果に帯電ムラを生じる問題となった。このため、印
字出力の解像度を向上するすることができない欠点があ
った。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、帯電ムラの生じない接触帯電装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の接触帯電装置は、被帯電体表面に当接させた
シート状帯電部材に、電圧を印加して帯電を行う接触帯
電装置であって、前記シート状帯電部材は、弾性たわみ
性を有し、且つ少なくとも絶縁層、抵抗層を含む多層で
形成されると共に、前記シート状帯電部材を、被帯電体
表面に近接した帯電箇所において遮光する帯電部材遮光
手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の接触帯電装置によ
れば、光が帯電プロセスに漏れることなく、均一帯電で
きる効果を持たせる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0010】図1に示すように本発明を実施した接触帯
電装置10は、シート状帯電部材12と、そのシート状
帯電部材12を保持する給電電極としての金属ブロック
14と、その金属ブロック14の前方に配置した帯電部
材遮光手段としての遮光ブレード17と、前記遮光ブレ
ード17によって遮光される除電用光源19と、その除
電用光源19の前方に配置したクリーニングブレード2
1と、周知の感光体層16を塗布したアルミ管電極18
と、前記金属ブロック14に接続された給電電源22な
どより構成される。
【0011】前記シート状帯電部材12は、図2に示す
ような構成が好ましい。すなわち、シート状帯電部材1
2は、厚さ約50μmのポリイミド絶縁層11と、その
絶縁層11上に積層された厚さ約0.3μmのCu金属
層13と、そのCu金属層13上に積層された厚さ約
0.3μmのTaN抵抗層15とにより構成されてい
る。前記抵抗層15の表面抵抗率は、105〜1012Ω
/□程度、特に望ましくは、107〜1010Ω/□に調
整されている。本実施例では、表面抵抗率が3×108
Ω/□のものを使用した。
【0012】前記感光体層16には、OPC(有機感光
体)、アモルファスシリコン、セレンなどが用いられる
が、本実施例では、OPCを使用した。感光体層16
は、厚さが約20μm程度である。
【0013】前記シート状帯電部材12は、図1に示す
ように、中間部分が下方に突出するようにしてその両端
が金属ブロック14に固定され、また、その下方突出部
は、前記感光体層16に圧接されている。また、電気的
には、金属ブロック14とシート状帯電部材12の金属
層13とが導電状態にある。前記金属ブロック14は、
アルミ管電極18の軸線と平行に配置され、従って、シ
ート状帯電部材12も、アルミ管電極18の幅方向に延
びている。前記シート状帯電部材12は、全体にポリイ
ミド絶縁層11により弾性たわみ性を有しており、従っ
て、金属ブロック14から下方に向かって突出する中間
部分は、弾性を有している。
【0014】従って、感光体層16に圧接したシート状
帯電部材12は、感光体層16表面の凹凸に応じて変形
し、シート状帯電部材12の抵抗層15と感光体層16
の当接は、均一に保たれる。
【0015】次に、本実施例の接触帯電装置の動作につ
いて説明する。感光体ドラムは、図中の矢印方向に所定
の周速度、例えば47mm/sec、をもって回転して
いる。金属ブロック14とアルミ管電極18の間には、
直流電源22によって直流電圧が印加されている。その
ため、シート状帯電部材12の金属層13と接地されて
いるアルミ管電極18との間には、抵抗層15を介して
電位差が生じ、従って、抵抗層15と感光体層16の間
の、接触している箇所では電荷注入によって、接触せず
に微小間隙を形成している箇所では放電によって、感光
体層16の表面が帯電される。この時、金属層13とア
ルミ管電極18との間で大きな電流が流れようとするの
を、抵抗体層15の抵抗が制御するため、火花放電やア
ーク放電にならず、安定したコロナ放電を行うことがで
きる。したがって、安定した帯電を行うには、おもに放
電によって帯電を行うことが望ましい。
【0016】本実施例では、遮光ブレード17として、
片面が金属ブロック14に接着されると共に、遮光性が
あり、且つ絶縁性の持つ遮光用布を用いており、従来例
のように除電ランプ19からの光がシート状帯電部材1
2と感光体層16の当接部分、すなわち帯電部分に直接
照射することがなく、帯電時に感光体層16の表面電位
が光によって変化することがない。このため、帯電プロ
セスが正常に行うことができ、感光体表面を均一に、か
つ所定の電位に帯電させることができる。その結果、帯
電ムラが減少できるという利点がある。
【0017】本実施例の接触帯電装置10を用いて、実
際に帯電を行った結果、帯電ムラのでやすいラインとス
ペースを交互に印字させても、スコロトロンと同等な印
字結果が得られた。
【0018】次に、図3に示す他の実施例について説明
する。本実施例での説明中、前述の実施例と同じものに
は、同じ番号を付して説明する。
【0019】本実施例の接触帯電装置30は、シート状
帯電部材12と、そのシート状帯電部材12を保持する
給電電極としての金属ブロック14と、その金属ブロッ
ク14の前方に配置した遮光兼クリーニング手段27
と、前記遮光兼クリーニング手段27によって遮光され
る除電用光源19と、周知の感光体層16を塗布したア
ルミ管電極18と、前記金属ブロック14に接続された
給電電源22などより構成される。
【0020】本実施例の接触帯電装置の動作は、前述の
実施例と同様であるため、その説明は省略するが、本実
施例の特長として、遮光手段27はクリーニング作用を
兼備しており、前述実施例のクリーニングブレードが節
約でき、コストダウン効果をもたらすという利点があ
る。
【0021】本発明は以上詳述した実施例に限定される
ものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々
の変更を加えることができる。
【0022】例えば、本実施例においては、印加電圧は
直流電圧であったが、交流電圧を重ねて印加することも
可能である。また、ブロックは金属でなくても良いし、
遮光手段は遮光性と絶縁性を具備さえすればよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明によれば、従来の接触帯電装置よりも、均一帯電の
優れたより信頼性の高い、経済的に廉価な接触帯電装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した接触帯電装置の構成を示す
図である。
【図2】帯電フィルムを示す図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す図である。
【図4】従来の構成を説明する図である。
【符号の説明】
10 帯電装置 12 シート状帯電部材 14 金属ブロック 16 感光体層 17 遮光ブレード 19 除電用光源 21 クリーニングブレード 22 給電電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被帯電体表面に当接させたシート状帯電
    部材に、電圧を印加して帯電を行う接触帯電装置におい
    て、 前記シート状帯電部材は、弾性たわみ性を有し、且つ少
    なくとも絶縁層、抵抗層を含む多層で形成されると共
    に、前記シート状帯電部材を、被帯電体表面に近接した
    帯電箇所において外部からの光を遮光する帯電部材遮光
    手段を設けたことを特徴とする接触帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記帯電部材遮光手段は、電気的絶縁性
    と遮光性とを兼ねた遮光ブレードにより構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の接触帯電装置。
  3. 【請求項3】 前記遮光ブレードは、被帯電体のクリー
    ニングブレードとして兼用することを特徴とする請求項
    2に記載の接触帯電装置。
JP24920193A 1993-10-05 1993-10-05 接触帯電装置 Pending JPH07104552A (ja)

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JP24920193A JPH07104552A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 接触帯電装置

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JPH07104552A true JPH07104552A (ja) 1995-04-21

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