JPH07104452A - 感光シート材の処理装置及び方法 - Google Patents

感光シート材の処理装置及び方法

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JPH07104452A
JPH07104452A JP6000144A JP14494A JPH07104452A JP H07104452 A JPH07104452 A JP H07104452A JP 6000144 A JP6000144 A JP 6000144A JP 14494 A JP14494 A JP 14494A JP H07104452 A JPH07104452 A JP H07104452A
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JP
Japan
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cavity
processing
sheet material
reservoir
processing liquid
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JP6000144A
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English (en)
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Basavaraji R Desai
バサヴァラヤ・アール・デサイ
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PIKUCHIYAA PROD LP
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PICTURE PROD LP
PIKUCHIYAA PROD LP
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Publication date
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    • G03D5/00Liquid processing apparatus in which no immersion is effected; Washing apparatus in which no immersion is effected
    • G03D5/003Liquid processing apparatus in which no immersion is effected; Washing apparatus in which no immersion is effected film surface only souching the liquid
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少量の処理液で感光シート材を処理でき、処
理液の分布を改善し、その酸化の可能性を減少させ、そ
の温度を制御できる処理装置を提供する。 【構成】 少なくとも一面に写真乳液を有する可撓性感
光シート材(25)を処理する装置(20)及び方法は
比較的少量の処理液をシート形状に保持して収容し感光
シート材を通過させるキャビティ(72)を有するリザ
ーバセル(60)を利用する。セルに関連するポンプ
(130)はキャビティを通してその一端から他端へ処
理液を循環させ、キャビティ内での処理液の分布及び混
合を助長する。セルに関連して設けた実質上不通気性の
平坦ストリップ(192)はキャビティ内の処理液の上
面の実質的な部分上にこれと係合可能な状態で横たわ
り、長時間セル内に残っている処理液の酸化の可能性を
減少させる。セルはセル本体に対し熱交換関係にて固定
された電気加熱素子(214)を有し、リザーバの温度
を制御しセル内の処理液の温度を制御する適当な制御手
段(200)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真シート材の処理に
関し、特に、比較的少量の処理液(例えば、現像液)で
の写真シート材の処理に関する。
【0002】
【従来の技術】本明細書で使用し本発明に関連する感光
シート材(PSM)は実質的に可撓性のベースシート即
ちウエブと、シートの主面のうちの少なくとも一方に担
持された写真乳液のコーティングとで構成されたものを
言う。普通、乳液コーティングは複数の層から成り、各
層は現像液と反応したときに特殊な結果を生じるように
なっている。例えば、写真技術において、普通、画像の
再生(再現)は、例えば写真フィルム又は写真紙の如き
感光材を対象物又は画像からの反射光で露光し、次い
で、露光した感光シート材を現像して再生物即ち印画を
得ることにより、行う。普通、このような可撓性感光シ
ート材の現像を行うには、感光シート材に対して一連の
処理工程を施す(例えば、シート材の乳液担持面を現像
液に浸して所望の画像を得る)。
【0003】現像液は一般には水溶液内での種々の化学
物質で構成され、各化学物質は乳液の一以上の層内の一
以上の成分と反応して特殊な結果を生じさせる。出来上
がる再生物(画像)の質は現像液と感光シート材との物
理的な接触の性質におおいに左右される。しかし、感光
シート材の現像期間中に生じる化学反応は副産物を発生
させ、これら副産物は現像液に混入して現像液の効力を
減少させてしまう。それ故、現像工程期間中は、感光シ
ート材に接触する現像液を周期的に交換して、新鮮な現
像液又は効力の薄れていない現像液を感光シート材に連
続的に露呈(接触)させることが重要である。
【0004】本発明に関連する型式の装置は現像液の如
き処理液を収容するための内部キャビティを備えたリザ
ーバセルを有し、セルキャビティ内に収容した処理液の
部分が実質的にシート状(連続する層状)の形状となる
ようにしている。このようなリザーバセルを用いての処
理工程期間中、処理液が所望の態様で所定の時間期間だ
け感光シート材に作用するように、感光シート材はリザ
ーバに設けた開口を端から通ってリザーバ内の処理液内
へ進入する。このような装置は、リザーバセルを通して
の感光シート材の一連の搬送により、各リザーバセルに
収容した作業流体に感光シート材を継続して露呈させる
ように、並置した一連のリザーバセルを具備してもよ
い。リザーバセルの数及び各リザーバセルに収容される
処理液の特徴は、処理時に感光シート材に生じさせたい
特徴に依存する。更に、任意のリザーバセルを通って搬
送される感光シート材の速度及び1つのリザーバセル内
に収容した流体の補充の割合は普通、1つのリザーバセ
ル内の作業流体に対する感光シート材の露呈を制御する
ように選定する。
【0005】上述の如きリザーバセルは本願と共願の米
国特許出願第07/679,762号明細書に図示、記
載されている。この米国特許出願明細書に記載されたリ
ザーバセルの一実施例においては、リザーバセルの上方
部分に固定した複数個の細長い織布ループを設け、ルー
プの湾曲中央部がリザーバのキャビティ内へ下方に延び
ている。このようなリザーバセルのキャビティを通って
移動する感光シート材(PSM)はループの下面に接触
しながら摺動し、その結果、乳液に接触していた現像液
の体積量が、新たな現像液又は効力の薄れた現像液の体
積量と交換される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在までは、
キャビティにわたっての交換溶液の分布は著しく予測の
つかないものであった。それ故、セルキャビティにわた
っての効力の薄れた溶液との交換溶液の分布を改善する
リザーバセルを提供することが望みであった。
【0007】また、空気にさらされたときにすぐ酸化す
るような11.0以上のペーハー(pH)を有する化学
物質の如き種々の処理化学物質が存在する。このような
化学物質が上述のようなリザーバセル内に長時間(例え
ば、夜通し)残っていると、その化学物質はその効力の
一部を消失し、不要なものとなってしまう可能性があ
る。それ故、処理液がリザーバセル内に長時間残ってい
た場合でさえも処理液の酸化効果が減少するように、セ
ルキャビティ内に収容した処理液の酸化の可能性を実質
上減少させることのできるリザーバセルを提供すること
が望ましい。
【0008】また、写真処理作業が温度変化に極めて敏
感であることもよく知られている。処理にもよるが、一
貫した最適の結果を得るためには、温度は基礎(ベー
ス)温度から±0.5°Fないし±2.0°Fの範囲に
保持する必要がある。本発明に関連する型式(即ち、比
較的少量の処理液を使用し、特に処理液をシート状の形
状を呈するようにした型式)の処理応用においては、リ
ザーバセルの温度とリザーバセル内に導入された作業流
体の温度との間の多少の差により、導入された作業流体
の温度が変化(例えば、冷却)し、処理作業の温度が許
容範囲外になってしまう恐れがある。それ故、収容した
作業流体の温度を正確に制御できるリザーバセルを提供
することが望ましい。
【0009】本発明の1目的は、セルキャビティ全体に
わたっての処理液の分布を助長できるような、上述の型
式のリザーバセルを利用した新規で改善した装置及び方
法を提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、セルキャビティ内に
収容された処理液の空気による酸化の可能性を減少させ
ることのできる上述の型式の新規で改善したリザーバセ
ルを提供することである。
【0011】本発明の更に別の目的は、セル内に収容さ
れた作業流体の温度を正確に制御できるような、上述の
型式のリザーバセルを利用した新規で改善した装置及び
方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段並びに作用効果】本発明は
少なくとも1面に写真乳液を有する可撓性の感光シート
材(PSM)の処理に使用する装置及び方法に関する。
各装置及び方法においては、処理作業中に感光シート材
を通過させる比較的少量の処理液を収容するための細長
いキャビティを有するリザーバと、感光シート材がキャ
ビティを通って移動するときに感光シート材と共働する
ようにキャビティ内で支持され感光シート材の乳液担持
面に接触するように処理液を分散させる手段とを利用す
る。キャビティは、これに収容した処理液が実質的にシ
ート状本体(即ち、連続する層)の形状を呈するように
形作られている。
【0013】本発明の装置は上述のリザーバと、このリ
ザーバに関連し、処理作業期間中に感光シート材の乳液
担持面を横切る処理液の分布を助長するように処理液を
キャビティの一端からキャビティの他端へ移動させる手
段とを有する。この処理液の移動により、写真処理にと
って重要で所望の要素である撹はんが生じる。
【0014】本発明の一実施例に係る方法は、上述の装
置を使用したときに実施される諸工程から成る。特に、
上述のリザーバを設け、処理液をキャビティの一端から
キャビティの他端へ移動させて、感光シート材がキャビ
ティを通って移動するときに感光シート材の乳液担持面
を横切る処理液の分布を助長(改善)する。
【0015】本発明の一実施例に係る装置においては、
キャビティは、屋根を有し、かつ、キャビティ内に収容
した処理液がキャビティの屋根から離間した上面を有す
るように形作られており、これにより、リザーバ内に収
容された処理液の上面とキャビティの屋根との間に空間
を提供する。この装置はまた、キャビティ内に位置し、
空間内に存在する空気による処理液の酸化の可能性を減
少させるために処理液の上面とキャビティの屋根との間
の空間から上面の実質的な部分を隔離するようにキャビ
ティ内の処理液の上面の実質的な部分の上方にこれと係
合可能な状態で横たわる手段を有する。
【0016】本発明の別の実施例に係る装置において
は、リザーバに関連し、リザーバ内に収容した処理液の
温度を制御すべくリザーバの温度を制御する手段を設け
る。本発明の別の実施例に係る方法はこの装置を使用し
たときに実施される諸工程から成る。特に、リザーバを
設け、このリザーバの温度を制御することにより処理液
の温度を制御する。
【0017】
【実施例】図面を参照して詳細に説明すると、図1に
は、露光した感光シート材25を現像するときに使用す
る現像装置21を有する装置20を示す。図示の現像装
置21においては、感光シート材は、この感光シート材
を導くローラ23を有する搬送装置により下方へ搬送さ
れて現像装置21へ至るが、現像装置21への感光シー
ト材の搬送は他の種々の手段のうちの1つを用いて行っ
てもよいことを諒解されたい。
【0018】図1、2を参照すると、現像装置21は感
光シート材に対して種々の処理を施す複数個のステーシ
ョン26、28、30、32、34を有する。感光シー
ト材は実質的に可撓性のベースシート即ちウエブと、ベ
ースシートの2つの側面のうちの少なくとも一方に担持
された写真乳液のコーティングとから成る。乳液コーテ
ィングは普通1又は複数の層となっており、これらの層
は、処理したときに、感光シート材の潜像を可視像とし
て現像するような特殊な結果を生じさせる。
【0019】感光シート材を現像するため、図示の現像
装置21は、その第1ステーション26にある量の現像
液を有し、第2ステーション28にある量の定着液を有
し、そして第3、4、5ステーション30、32、34
には、第1及び第2ステーション26、28での溶液に
さらされた後の感光シート材を洗浄するためのある量の
水を有する。しかし、他の溶液を使用してもよいことは
言うまでもない。図示の装置20においては、第1ステ
ーション26で使用する現像液はリザーバ36内に収容
され、第2ステーション28で使用する定着液はリザー
バ38内に収容され、第3、4、5ステーション30、
32、34で使用する水はリザーバ40内に収容され
る。各リザーバ36、38又は40に収容した流体は導
管42、44又は46を通して対応するステーションへ
供給される。各リザーバとこれに対応するステーション
との間の溶液の流れの制御は各導管42、44又は46
に装着した定量供給ポンプ48により行う。ステーショ
ンからの過剰の流体(即ち、溢れた流体)はオーバーフ
ロートレイ50に捕獲され、後に廃棄される。
【0020】装置21を用いての現像工程期間中、感光
シート材は、好ましくは一定の運動速度で、ステーショ
ン26、28、30、32、34を順々に通して、端か
ら送給される。この目的のため、装置21は対をなす送
りローラ52、54を有し、感光シート材はこれらのロ
ーラ間で位置決めされ、ステーションを通して前進せし
められる。送りローラ52、54はウォームギヤ機構5
7を介して駆動モータ56に適当に接続され、駆動モー
タ56の作動により送りローラ52、54を適当な方向
へ回転させる。装置20はまた、駆動モータ56の作動
及び装置21の作動を制御するためのコンピュータコン
トローラ58を有する。従って、駆動モータ56はコン
トローラ58からコマンドを受取るためにコントローラ
に接続している。
【0021】図2の装置21には5つのステーションを
示したが、別の処理要求を満足させるために他のステー
ション又は付加的なステーションを使用してもよいこと
を認識されたい。更に、装置21を図2に概略的に示し
たが、全体の装置21は当業者が簡単に準備できる装着
手段、ハウジング、リレーその他の機素の如き素子(図
示せず)を有することを認識されたい。
【0022】図3ー5には、現像装置21の1つのステ
ーション即ち第1ステーション26に位置した収容容器
即ちリザーバセル60の一実施例を示す。リザーバセル
60はハウジング手段62を備え、このハウジング手段
は実質上矩形の頂部ハウジング区分64及び底部ハウジ
ング区分66を有する。これらの頂部及び底部ハウジン
グ区分64、66は側面68、70をそれぞれ有し、こ
れら側面68、70が相互に対面して区分64、66間
に処理液を収容するための比較的薄い(狭い)液体キャ
ビティ72を提供するように配置されている。この液体
キャビティ72は比較的少量(例えば、250cc)の
溶液をシート状の形状で保持するようになっており、多
量の溶液を収容するための大桶とは比較にならない。そ
の理由は、大桶を利用する応用においては、大桶内での
溶液分布について、少量の溶液の有効使用は通常殆ど無
関係だからである。従って、キャビティ72は、一例と
して、約17.5インチ(約444.5mm)の長さ、
約4.5インチ(約114.3mm)の幅、約0.18
インチ(約4.57mm)の深さを有するとよい。しか
し、キャビティ72の長さ及び幅は比較的広い範囲内の
任意の寸法値を有してもよいが、深寸法さは比較的浅く
すべきであることを諒解されたい。後に明らかとなる
が、頂部及び底部ハウジング区分64、66はセル60
の組立て及び解体を容易にするように互いに適合してい
る。
【0023】図4に明示するように、底部ハウジング区
分66は2つの側端74、76を有する細長い形状を呈
し、その側面70内に、比較的浅いくぼみ78を画定
し、このくぼみは前縁80、後縁82及び2つの端縁8
4、86により境界を定められている。側面70の各端
縁84、86に沿って、内ネジ付き開口88が設けてあ
り、その目的は後述する。底部ハウジング区分66はま
た、各側端74、76に隣接して(90又は92で示す
が如き)貫通開口を具備し、これらの開口は区分66の
下面から延びてくぼみ78の底(94にて示す)へ開口
している。後に明らかとなるが、底部区分66の一方の
側端74に隣接して位置する開口90はリザーバのキャ
ビティ72内へ導かれる溶液のための入口ポートを提供
し、一方、底部区分66の他側端76に隣接して設けた
開口92はリザーバキャビティ72から出る溶液のため
の出口ポートを提供する。開口90又は92へのホース
96又は97(図4)の取り付けを容易にするため、底
部区分66の下面から下方へ垂下するように各開口90
又は92内に密封的に取り付けられるニップル部材98
(図5)を設ける。
【0024】底部区分66のくぼみ78の底面は織布即
ちスクリーン118等を具備し、このスクリーンは実質
上全表面領域にわたって横たわっている。好ましくは、
このようなスクリーン118は離れた数箇所でくぼみの
表面に係留され、液体の薄いフィルムによって与えられ
る吸引力によりくぼみ表面へ付着するするような湿潤時
の感光シート材の平坦表面の傾向を阻止するようにスク
リーン118が作用するのを保証する。
【0025】図4を再度参照すると、頂部ハウジング区
分64は細長い形状を呈し、2つの対向する端部99、
100を有し、頂部区分64の側面68は側端74、7
6間を延び、キャビティ72の屋根を提供する。頂部区
分64の長さ及び幅寸法は底部区分66の長さ及び幅寸
法に実質上対応しており、このため、頂部区分64を底
部区分66上に横たわるように位置決めしたとき、頂部
区分の前縁、後縁及び端縁が底部区分66の前縁、後縁
及び端縁にそれぞれ対応するようになっている。頂部区
分64の前縁102は底部区分66の前縁80から偏っ
ていて、図5に明示するように、細長い入口通路106
を提供し、この通路を通って感光シート材がリザーバキ
ャビティ72内へ導入される。同様に、頂部区分の後縁
104は、底部区分66の後縁82から、細長い出口通
路108を提供するような距離だけ離間しており、この
出口通路を通って感光シート材がキャビティ72から出
る。更に、頂部区分64の各端縁110、112に沿っ
て一対の貫通開口を設け、これらの貫通開口は、頂部区
分64を底部区分66上に置いたときに底部区分66の
対応する内ネジ付き開口88とそれぞれ整合し、貫通開
口を通して挿入され対応する開口88内で締め付けられ
たネジ115のシャンク部を収容する。このような方法
で頂部区分64を底部区分66に固定すると、感光シー
ト材がキャビティ72を通るときに頂部区分64の移動
が拘束され、頂部及び底部区分64、66の容易な組立
て及び解体を可能にする。
【0026】更に図4を参照すると、リザーバセル60
は、感光シート材がキャビティ72を通って移動すると
きに感光シート材の面に隣接して作業流体即ち現像液を
分散させる手段116を備え、これにより、キャビティ
72内に収容した新鮮な処理液又は効力の薄れていない
処理液への感光シート材の面に担持された乳液の露呈の
度合いを助長する。図示のセル60においては、分散手
段116は、底部区分66に関連する前述のスクリーン
118と、頂部区分64に関連する複数個のフィンガ1
20及びループ112とを有する。フィンガ120は織
布のストリップ124の横糸により提供されるが、この
ストリップは、ストリップ124の横糸が頂部区分64
の前縁102から実質上下方へ垂れるような状態で頂部
区分の前縁102に接して取り付けられる。ループ12
2はメッシュ又はスクリーン布の如き可撓性材料の細長
いシートにより提供されるが、このシートはそれぞれが
実質上U字状の横断面を呈する一連のループ122を有
するように形成される。各ループ122の脚部は、各ル
ープ122の湾曲中央部がキャビティ72内へ下方に垂
下しキャビティ内の処理液に浸かるように、頂部区分6
4の面64に固定されている。セル60の作動期間中、
これらのループ122は、感光シート材がキャビティ7
2を通って移動するときにキャビティ全体にわたっての
溶液の分布に対して補助をする。
【0027】感光シート材が入口通路106からキャビ
ティ72を通って端から移動すると、フィンガ120が
感光シート材上に溶液を分散し、リープ122及びスク
リーン118が移動中の感光シート材と共働して、キャ
ビティ72にある感光シート材の面上で溶液の分布及び
微撹はんを生じさせる。各スクリーン118、フィンガ
120及びループ122の構造及び作動の更に詳細な説
明については、上記米国特許出願第07/679,76
2号明細書を参照されたい。このような方法で感光シー
ト材の面に対して溶液を連続的に撹はんし、分布させる
ことにより、比較的少量の溶液だけで感光シート材(更
に詳細には、感光シート材に担持された乳液)を現像す
ることができる。
【0028】図6を参照すると、図1の装置21はま
た、キャビティ72の一端74からキャビティの他端7
6へ作業流体(例えば、処理液)を移動させる手段(全
体を128にて示す)を有する。図示の装置21におい
ては、この移動手段128はループを形成するように接
続したホース網132を介してキャビティ72を通して
処理液を循環させるための低容積循環ポンプ130(例
えば、毎分2.0リットル以下の能力のもの)を有す
る。ホース網132は前述のホース96、97と、ポン
プ130の出口及び入口にそれぞれ接続したホース13
4、136とを有する。ホース134、96は図4に示
す取り付け具138の如き適当な連結部材によりセルの
入口ポート90とポンプ130の出口との間で相互に直
列接続している。同様に、ホース136、97は図4に
示す取り付け具140の如き適当な連結部材によりセル
の出口ポート92とポンプ130の入口との間で相互に
直列接続している。
【0029】ポンプ130の作動期間中、作業流体即ち
処理液は、図6に示す流れ方向矢印151に対応する流
れ方向に沿って、底部ハウジング区分66の側端76に
設けた出口ポート92を通してキャビティ72から吸引
され、底部区分66の他側端74に設けた入口ポート9
0を通してキャビティ72へ戻される。作業流体がキャ
ビティ72を通ってこのように循環すると、流体は、キ
ャビティの一端76に隣接した位置から出発しキャビテ
ィの他端74に隣接した位置で終端する予測可能な経路
にほぼ沿ってキャビティ72を通って流れ、キャビティ
72内の流体を十分に混合された状態に維持する。ポン
プ130を作動させると、セルキャビティ72を通って
移動する感光シート材が入口通路106から出口通路1
08へ進行するので、ポンプ130により生じるリザー
バセル60を通っての作業流体の流れはセル60を通る
感光シート材の運動方向にほぼ垂直となる。このような
流れ循環がセル60にわたる流体の分布の均一性を高
め、現像物の質を改善し、現像工程期間中に感光シート
材に遭遇する比較的少量の作業流体を有効に利用できる
ことが判明した。
【0030】循環ポンプ130により得られる別の利点
は、キャビティ72内に収容した流体とセル60内へ導
入された新鮮な流体との混合に関するものである。詳細
には、キャビティ内で消費された流体の一部を補充する
ためにキャビティ72内へ新鮮な流体を導入する必要が
ある場合、循環ポンプ130は新鮮な流体と使用途中の
流体とを(キャビティ72内で)迅速に混合させ、セル
60内の流体を均質な状態に維持する。図6に示すよう
に、キャビティ72内へ新鮮な溶液を導入する構成のう
ちで十分満足できると判明した構成は、リザーバ36か
ら出発しT字状取り付け具144によりホース134に
流体連通接続した導管142を有する。別の導管146
はT字状取り付け具148によりホース136と流体連
通接続し、オーバーフロー容器51の上方で終端してお
り、ホース網132に加えられた新鮮な流体の量に実質
上匹敵する量の流体を導管146を介してホース網13
2から排出するようになっている。図示の装置において
は、定量供給ポンプ150を導管142に直列接続し、
定量供給ポンプ153を導管146に直列に接続する。
それぞれのポンプ150、153はコントローラ58に
適当に接続され、ホース網132への流体の導入及びホ
ース網からの流体の排出を制御する。
【0031】導管142と新鮮水源154との間で流体
連通接続した導管152を有する関連構成は、キャビテ
ィ72及びこれに関連するホース網132のホースを清
掃するため及び(又は)セル60を比較的長時間不作動
状態にしたい場合にキャビティ72を水で満たすために
使用できる。導管152はT字状取り付け具158を介
して導管142に接続され、定量供給ポンプ156は導
管152に直列接続していて新鮮水源154からのホー
ス網132への水の流れを制御する。キャビティ72を
清掃したい場合は、(コントローラ58により)定量供
給ポンプ156を作動させ、水源154からホース網1
32へ水を導き、また、定量供給ポンプ153を作動さ
せてホース網132からの流出物を(廃棄のために)容
器51へ排出させる。ポンプ130はキャビティを通し
て溶液及び水を循環させ続け、例えば、キャビティ72
が十分にすすがれるかキャビティ内の流体が過半数以上
水の混合物になるまで、水と溶液とを連続的に混合さ
せ、キャビティ72から溶液をすすぐ。従って、キャビ
ティ72内への水の導入を許容するこの構成は、セル6
0を容易に自動的にかつ安価に清掃することのできる手
段を提供する。
【0032】図7ー12には、前述の実施例のリザーバ
セル60に代わりに装置21に使用できる別の実施例の
リザーバセル160を示す。一例として、図示のセル1
60は図2のステーション26に位置していて現像液を
収容するが、セル160は装置21の別のステーション
において使用できることを諒解されたい。図3ー6のセ
ル60と同様、セル160は細長い形状を呈し、頂部区
分162及び底部区分164を備え、これらの区分は共
働して処理液、定着液又は現像液の如き作業流体を収容
する内部キャビティ166を提供する。底部区分164
は図3ー6のセル60の底部区分66と同じ構成のくぼ
み画定区分163を有する。それ故、同じ素子には同じ
参照番号を付す。
【0033】頂部区分162は前方部分168を有し、
この前方部分は、キャビティ166内へ感光シート材を
導入させる細長い入口通路170を提供するような距離
だけ、底部区分164の前縁80から離間している。前
方部分168に関連してブレード172を設け、このブ
レードは前方部分から下方に垂下し、前縁80に隣接し
て底部区分164に接触している。セル160の使用期
間中、ブレード172は、下向きの経路部分と後向きの
経路部分とを有する経路に沿って、感光シート材の前縁
をセルキャビティ166内へ導き、感光シート材をキャ
ビティ166内へ進入させるときに感光シート材の前縁
が処理液に浸かることを保証する。この目的のため、ブ
レード172は比較的薄い(例えば、0.002ないし
0.01インチ(約0.051ないし0.254mm)
の厚さ)ポリエステル(他の材料を使用してもよい)の
ストリップで構成され、上方部分を有し、この上方部分
はその長さ方向に沿ってレール片174及びネジ176
により頂部区分162の前方部分168に固定され、経
路がブレード172の面に沿ってその上縁から底縁の方
へ軌跡を描くときにブレード172が頂部区分162に
関して後方へ傾斜できるようになっている。
【0034】図8ー10に明示するように、頂部区分1
62のプラテン本体165は下方に開いたくぼみ178
と、くぼみ178の下向きの面にネジ190等で固定さ
れた一対の細長い板部材180とを具備する。各板部材
180は下方に垂下した肩部182により各端部で結合
された中央部分194を有する。板部材180は並置関
係でくぼみ178内に位置し、くぼみ178の長さの過
半の部分をまたぐような長さを有する。図示のセル16
0においては、薄いポリエステルのシートでできたブレ
ード184は板部材180の1つと頂部区分のプラテン
本体165の面(図9に185にて示す)との間に挟ま
れた上方部分を有し、板部材180間を下方に延びる。
ブレード184の下縁部分186はセル160の残りの
部分に関して後方に傾斜し、キャビティ166の底表面
に隣接して位置する。感光シート材がセルキャビティ1
66を通って移動すると、下縁部分186が感光シート
材の上面に係合し、ブレード184の弾力性により、感
光シート材がセル160内に収容した溶液から上方へ浮
揚するのを阻止する。
【0035】セル160はまた、一対の細かいメッシュ
のスクリーン188から成るスクリーン組立体を有す
る。図示のセル160における各スクリーン188の両
端は、各スクリーン188が対応する部材180の肩部
182間で緊張状態に保持されるように、ネジ190に
より肩部182に取り付けられている。感光シート材が
セルキャビティ166を通って移動するとき、スクリー
ン188は移動中の感光シート材と共働し、感光シート
材の上面に隣接して処理液を分散させ、セルキャビティ
166内の効力の薄れていない溶液に対する感光シート
材の乳液担持面の露呈度(遭遇度)を増大させる。従っ
て、感光シート材がキャビティ166を通るときにスク
リーン188が感光シート材の上面の比較的近傍に位置
するように、スクリーン188はキャビティ内で位置決
めされている。それ故、スクリーン188は処理液を感
光シート材の上面に維持させる補助をなすという利点を
有する。
【0036】セル160において、キャビティ166内
に収容しうる処理液の量はセル160の入口通路及び出
口通路の高さにより制限される。詳細には、図7に明示
するように、入口通路170及び出口通路171はオー
バーフローを提供し、過剰の溶液がキャビティ166へ
導入された場合には、溶液はオーバーフローを通ってキ
ャビティから溢れる。それ故、図示のセル160におい
ては、キャビティ166内に収容された処理液の充填レ
ベルは(流体の分子間に存在する表面張力によるキャビ
ティ166内の流体の膨張(山盛り)を考慮すれば)底
部区分164の前縁及び後縁80、82の上面の高さに
実質上対応する。セル160内の溶液の充填レベル即ち
山盛り充填レベルは図11に196にて示し、このレベ
ルは板部材180の下面から間隔198だけ離れてお
り、スクリーン188は、スクリーン188の位置が溶
液の山盛り充填レベルに対応して溶液の上面をスクリー
ン188の上面と少なくとも同じ高さに維持させ、溶液
のシート形状の厚さをある程度制御するように、キャビ
ティ166内で支持されている。
【0037】図10、11に明示するように、セル16
0はまた、実質上不通気性の材料でできた一対の平坦な
ストリップ192を有し、これらのストリップはスクリ
ーン188及び板部材180の中央部分194の下方に
位置している。各ストリップ192はセルキャビティ1
66の長さの過半の部分に沿って延び、対応する板部材
180の幅にほぼ匹敵する幅を有し、このため、対応す
る板部材180の中央部分194とスクリーン188と
の間の空間にストリップを位置決めしたときに、ストリ
ップ192は集合してキャビティ166内の溶液の上面
の実質的な部分(即ち、少なくとも3/4の部分)をま
たぐ。図示のセル160においては、各ストリップ19
2は比較的薄い(例えば、0.002ないし0.005
インチ(約0.051ないし0.127mm)の厚さ
の)ポリエステルシートで構成するが、他の材料を用い
てもよい。
【0038】セルキャビティ166を溶液でその(山盛
り)充填レベル196まで満たしたとき、ストリップ1
92は溶液の上面の実質的な部分の上方でこれに係合可
能な状態で横たわる。溶液の上方レベルがスクリーン1
88のレベルとほぼ同じ場合、溶液は表面張力の影響で
スクリーン188を通してストリップ192の下面に接
触するように吸引され、付着関係にてストリップ192
の下面に係合した状態を維持する。上述のように、スト
リップ192が処理液の上面の実質的な部分の上方でこ
れに係合可能な状態で横たわっているので、処理液の上
面の覆われた部分は処理液の上方で空間198内に存在
する空気から隔離される。従って、ストリップ192
は、処理液がセル160内に長時間残っていた場合に
は、処理液の酸化の可能性を減少させる。このような利
点は、酸化に極めて敏感な処理液即ち(pHの高い)現
像剤の存在を考慮した場合に容易に認識できる。
【0039】セル160を用いて行う処理作業の温度を
制御するために、図9、12を参照すると、装置21は
セルキャビティ166内に収容した作業流体(例えば、
処理液)の温度を制御するために頂部区分及び底部区分
162、164の温度を制御するための手段(全体を2
00にて示す)を有する。図示の実施例においては、温
度制御手段200は頂部区分及び底部区分162、16
4の本体165、163を加熱するための手段(全体を
202にて示す)と、頂部区分及び底部区分162、1
64の温度を監視するための手段(全体を204にて示
す)とを有する。加熱手段202は底部区分164の本
体163の下面に対し熱交換関係にて固定された可撓性
(例えば、ゴム製)の加熱パッド206と、頂部区分1
62の本体165の上面に対し熱交換関係にて固定され
た可撓性(例えば、ゴム製)の加熱パッド208とを有
する。各パッド206又は208は図12に破線で示す
蛇行経路に沿ってパッド206又は208の材料内に埋
設した電気加熱素子214を有する。各加熱パッド20
6又は208は図12に示すようにコントローラ58を
介して動力源に適当に接続され、動力源から電流を受取
る。
【0040】対応する本体165又は163に対して加
熱パッド206又は208を使用するため、図9を参照
すると、補助板210をパッド206又は208の(本
体165又は163とは反対側の)側部に配置し、可撓
性のエラストマーフォーム部材220をパッド206又
は208と板210との間に配置する。この関係におい
て、各板210はフォーム部材220及びパッド206
又は208を圧縮状態で受入れることのできるような寸
法のくぼみ222を提供し、このため、板210がエッ
ジレール216及びネジ218により頂部区分及び底部
区分162、164の対応する本体165又は163に
接して固定されたとき、フォーム部材220の弾性力が
パッド206又は208を押圧して本体165又は16
3に接触させる。パッド206又は208からの熱をキ
ャビティ166内に収容した作業流体へ十分に伝達する
ために、本体はポリ塩化ビニル(PVC)又はNory
lなる登録商標名で市販されている温度安定ガラス充填
プラスチックの如き種々の材料で構成するとよい。更
に、各補助板210の縁部が対応する本体165又は1
63と遭遇する位置はテフロン(登録商標名;正式名は
ポリテトラフルオルエチレン)フォームガスケットでシ
ールするとよい。
【0041】加熱パッド206、208のON/OFF
作動を制御するため、図12を参照すると、装置21は
対応する頂部又は底部区分162又は164の本体に設
けた溝(グルーブ)224に埋設され加熱パッド206
又は208に隣接する温度センサ212を有する。セン
サ212は信号を伝達するためにコントローラ58に接
続され、これらの信号は対応する頂部及び底部区分16
2、164の温度に対応する。コントローラ58はセル
160の温度を所定の温度範囲内に維持するようにプロ
グラムされている。
【0042】温度制御手段200により得られる別の利
点はキャビティ166の内部の比較的膨張性の表面領
域、特にキャビティ166内に収容した溶液に接触する
底部区分164の表面領域に関連するものである。この
比較的少量の溶液が底部区分164(即ち底部区分16
4に設けたくぼみの底部)の大きな表面領域と接触する
ので、溶液は加熱パッド206(図9)により所望の温
度まで迅速に加熱される。従って、温度制御手段200
は処理ステーションでの溶液を作動温度にまで加熱する
のに要する時間を短縮し、溶液からの熱の損失を補償す
る。
【0043】本発明の要旨を変更することなく上述の実
施例に対する種々の修正や置換が可能であることは言う
までもない。例えば、図3ー6の実施例のセル60はセ
ル60の頂部及び底部区分64、66の温度を制御する
手段を有していないものとして図示、説明したが、本発
明の一層広範な態様に係るリザーバセルはセル60に匹
敵する構造上の特徴を有し、かつ、上述の如き温度制御
手段を有してもよい。更に、図3ー6の実施例のセル6
0及び図7ー12の実施例のセル160は第1ステーシ
ョンに配置されたものとして図示、説明したが、各セル
60又は160は装置21の他の任意のステーションに
配置してもよい。従って、上述の実施例は単なる説明の
ためのものであって、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を備え本発明の方法を実施する処
理装置の部分破断概略斜視図である。
【図2】図1の装置の一部の立面図であって、図1の装
置の現像装置を概略的に示す図である。
【図3】図2の装置の1つのステーションに位置したリ
ザーバセルの端面立面図である。
【図4】図3のリザーバセルの分解部品斜視図である。
【図5】図4の5ー5線における図3のリザーバセルの
横断面図である。
【図6】図3のリザーバセルを利用する装置の構成図で
あって、セルを通る作業流体の循環を概略的に示す図で
ある。
【図7】図3と同様の図であるが、図1の装置のための
リザーバセルの別の実施例を概略的に示す図である。
【図8】図7のリザーバセルの分解部品斜視図である。
【図9】図7のセルの分解部品端面立面図である。
【図10】図7のセルの種々の部品の分解部品前立面図
である。
【図11】使用のために作業溶液を満たした状態での図
7のセルの一部の図8の11ー11線における部分横断
面図である。
【図12】図7のセルを示す図8に類似した図である
が、セルの頂部区分を分解して示す図である。
【符号の説明】
20 処理装置 21 現像装置 36、38、40 リザーバ 58 コントローラ 60、160 リザーバセル 64、162 頂部区分 66、164 底部区分 72、166 キャビティ 74、76 側端 78、178 くぼみ 90、92 ポート 116 分散手段 118 スクリーン 120 フィンガ 122 ループ 128 移動手段 130 循環ポンプ 132 ホース網 154 新鮮水源 156 ポンプ 163、165 プラテン本体 192 ストリップ 200 温度制御手段 202 加熱手段 204 温度監視手段 206、208 加熱パッド 212 温度センサ 214 電気加熱素子

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一面に少なくとも一種類の写
    真乳液を有する写真シート材の処理に使用する装置にお
    いて、 処理作業期間中にシート材を通過させる比較的少量の処
    理液を収容する細長いキャビティであって、収容した処
    理液が実質的にシート状本体の形状を呈することができ
    るような形状を有すると共に両端をも有する細長いキャ
    ビティを備えたリザーバと;シート材が前記キャビティ
    を通って移動するときにこのシート材と共働するように
    当該キャビティ内で支持され、同シート材の乳液担持面
    に接触するように処理液を分散させるための分散手段
    と;前記リザーバに関連し、処理作業期間中シート材の
    乳液担持面を横切る処理液の分布を助長させるために前
    記キャビティの一端から同キャビティの他端へ処理液を
    移動させるための手段と;から成ることを特徴とする処
    理装置。
  2. 【請求項2】 処理液が前記キャビティの一端から同キ
    ャビティの他端へ移動するときに、同キャビティの一端
    へ導入された新鮮な処理液が同キャビティ内の処理液と
    完全に混合するように、同キャビティの一端へ新鮮な処
    理液を導入するための手段を更に備えたことを特徴とす
    る請求項1の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記リザーバが前記キャビティの一端に
    隣接した入口ポートと同キャビティの他端に隣接した出
    口ポートとを有し、前記関連手段が前記キャビティを通
    してその入口ポートから出口ポートへ処理液を循環させ
    るための循環手段を有することを特徴とする請求項1の
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記循環手段が、前記入口ポート及び出
    口ポートに接続し連続的なループ通路を前記キャビティ
    内に提供するための手段と、前記出口ポートを通して当
    該キャビティから出る処理液の少なくとも一部が前記入
    口ポートを通して同キャビティ内へ再進入するように、
    前記ループ通路を通して処理液をポンピングするための
    ポンピング手段とを有することを特徴とする請求項3の
    処理装置。
  5. 【請求項5】 新鮮な処理液が再進入処理液と共に前記
    入口ポートを通して前記キャビティ内に導かれ、処理液
    が当該キャビティの一端から同キャビティの他端へ移動
    するときに新鮮な処理液が同キャビティ内の処理液と完
    全に混合するように、新鮮な処理液を前記連続的なルー
    プ通路へ導入するための手段を更に備えたことを特徴と
    する請求項4の処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ポンピング手段が前記キャビティを
    通して比較的低流速で処理液を循環させるようになって
    いることを特徴とする請求項4の処理装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも一面に写真乳液を有する可撓
    性の写真シート材を処理する方法において、 比較的少量の処理液を収容し処理作業期間中に可撓性の
    写真シート材を通過させる細長いキャビティであって、
    収容した処理液が実質的にシート状本体の形状を呈する
    ことができるような形状を有する細長いキャビティを有
    するリザーバと、当該キャビティを通って移動する写真
    シート材と共働するように前記リザーバ内に支持され、
    同シート材の乳液担持面に接触するように処理液を分散
    させる手段とを提供する工程と;前記シート材が前記キ
    ャビティを通って移動するときに、同シート材の乳液担
    持面を横切る処理液の分布を助長させるように、当該キ
    ャビティの一端から同キャビティの他端へ処理液を移動
    させる移動工程と;から成ることを特徴とする処理方
    法。
  8. 【請求項8】 処理液を前記キャビティの一端から同キ
    ャビティの他端へ移動させるときに、同キャビティの一
    端へ導入された新鮮な処理液が同キャビティ内に収容し
    た処理液と完全に混合するように、同キャビティの一端
    へ新鮮な処理液を導入する導入工程が、前記移動工程よ
    り先に行われることを特徴とする請求項7の処理方法。
  9. 【請求項9】 前記導入工程と同期して前記キャビティ
    から処理液を引き出す工程を更に有することを特徴とす
    る請求項8の処理方法。
  10. 【請求項10】 前記移動工程に続いて、前記キャビテ
    ィから処理液をすすぎ落とすために同キャビティの一端
    へ水を導入する水導入工程と、この水導入工程と同期し
    て当該キャビティから処理液を引き出す工程とを行うこ
    とを特徴とする請求項7の処理方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも一面に少なくとも一種類の
    写真乳液を有する可撓性写真シート材の処理に使用する
    装置において、 処理作業期間中に可撓性写真シート材を通過させる比較
    的少量の処理液を収容する細長いキャビティであって、
    屋根を有し、キャビティ内に収容した処理液が実質的に
    シート状本体の形状を呈することができるような、及
    び、キャビティの屋根から離間した処理液の上面がこの
    上面とキャビティの屋根との間に空間を提供するような
    形状を有する細長いキャビティを備えたリザーバと;前
    記キャビティ内に支持され、写真シート材が当該キャビ
    ティを通って移動するときに同シート材と共働すること
    ができ、同写真シート材の乳液担持面に接触するように
    処理液を分散させるための分散手段と;前記キャビティ
    内に位置し、前記空間内に存在する空気による処理液の
    酸化の可能性を減少させるために、当該キャビティ内に
    収容した処理液の前記上面の実質的な部分を当該空間か
    ら隔離するように、処理液の当該上面の実質的な部分の
    上方にこれと係合可能な状態で横たわる係合可能手段
    と;から成ることを特徴とする処理装置。
  12. 【請求項12】 前記係合可能手段が、処理液の前記上
    面の多少の部分の上方にこれと係合可能な状態で横たわ
    る実質的に不通気性の材料の比較的薄いシートから成る
    ことを特徴とする請求項11の処理装置。
  13. 【請求項13】 前記分散手段が、処理液体中を通して
    シート材を移動させるときにシート材の面の僅か上方で
    位置決めされるように前記キャビティの屋根の下方で支
    持されたスクリーン部材を有し、前記係合可能手段が、
    処理液の前記上面の多少の部分の上方にこれと係合可能
    な状態で横たわるように前記スクリーン部材と当該キャ
    ビティの屋根との間に位置した実質的に不通気性の材料
    の比較的薄いシートから成ることを特徴とする請求項1
    2の処理装置。
  14. 【請求項14】 前記分散手段が、前記キャビティを通
    って移動する写真シート材の上方で支持されるように当
    該キャビティの屋根の下方で比較的緊張した状態で固定
    された複数個のスクリーン部材を有し、前記係合可能手
    段が複数個の実質的に不通気性の材料の比較的薄いシー
    トから成り、これらの各シートが対応する前記スクリー
    ン部材により該キャビティの上方で支持されており、こ
    れらシートの集合寸法が処理液の前記上面の過半の部分
    の上にこれと係合可能に横たわるのに十分なものとなっ
    ていることを特徴とする請求項11の処理装置。
  15. 【請求項15】 少なくとも一面に少なくとも一種類の
    写真乳液を有する可撓性の写真シート材の処理に使用す
    る装置において、 処理作業期間中に可撓性の写真シート材を通過させる比
    較的少量の処理液を収容する細長いキャビティであっ
    て、キャビティ内に収容した処理液が実質的にシート状
    本体の形状を呈することができるような形状を有する細
    長いキャビティを画定するキャビティ画定手段を備えた
    リザーバと;前記キャビティ内に支持され、感光シート
    材が当該キャビティを通って移動するときに同感光シー
    ト材(PSM)と共働することができ、同シート材の乳
    液担持面に接触するように処理液を分散させるための分
    散手段と;前記リザーバに関連し、当該リザーバ内に収
    容した処理液の温度を制御するため同リザーバの温度を
    制御する温度制御手段と;から成ることを特徴とする処
    理装置。
  16. 【請求項16】 前記キャビティ画定手段が実質上面対
    面関係で配列された2つのプラテン本体を有し、これら
    プラテン本体の対向する面が共働して当該キャビティを
    提供するようになっており、前記温度制御手段が少なく
    とも一方の前記プラテン本体の温度を制御するプラテン
    温度制御手段を有することを特徴とする請求項15の処
    理装置。
  17. 【請求項17】 前記温度制御手段が、前記少なくとも
    一方のプラテン本体を加熱する加熱手段と、この加熱手
    段に関連し、当該一方のプラテン本体の温度を所定の範
    囲内に維持するように該一方のプラテン本体の温度を監
    視する手段とを有することを特徴とする請求項16の処
    理装置。
  18. 【請求項18】 前記加熱手段が前記一方のプラテン本
    体と熱交換関係となるように固定された電気加熱素子を
    有し、この加熱素子から当該一方のプラテン本体により
    吸収された熱がこの一方のプラテン本体を介して処理液
    へ伝達されるようになっていることを特徴とする請求項
    17の処理装置。
  19. 【請求項19】 前記プラテン温度制御手段が、前記一
    方のプラテン本体と熱交換関係となるように固定された
    温度センサを有することを特徴とする請求項17の処理
    装置。
  20. 【請求項20】 少なくとも一面に写真乳液を有する可
    撓性の写真シート材を処理する方法において、 比較的少量の処理液を収容し処理作業期間中に可撓性の
    写真シート材を通過させる細長いキャビティであって、
    収容した処理液が実質的にシート状本体の形状を呈する
    ことができるような形状を有する細長いキャビティを有
    するリザーバと、当該キャビティを通って移動する写真
    シート材と共働するように前記リザーバ内で支持され、
    同シート材の乳液担持面に接触するように処理液を分散
    させる手段とを提供する工程と;前記リザーバの温度を
    制御することにより同リザーバに収容した処理液の温度
    を制御する工程と;から成ることを特徴とする処理方
    法。
  21. 【請求項21】 前記リザーバが2つのプラテン本体を
    有し、これらプラテン本体は、これらプラテン本体の対
    向する面が共働して前記キャビティを提供するように実
    質上面対面関係で配列されており、前記リザーバの温度
    を制御する工程が、少なくとも一方の前記プラテン本体
    を所定の温度範囲内に維持するに必要な程度に当該一方
    のプラテン本体を加熱する工程を有することを特徴とす
    る請求項20の処理方法。
JP6000144A 1993-01-05 1994-01-05 感光シート材の処理装置及び方法 Withdrawn JPH07104452A (ja)

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