JPH0710410A - 昇降機電源異常検出装置 - Google Patents

昇降機電源異常検出装置

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JPH0710410A
JPH0710410A JP15952493A JP15952493A JPH0710410A JP H0710410 A JPH0710410 A JP H0710410A JP 15952493 A JP15952493 A JP 15952493A JP 15952493 A JP15952493 A JP 15952493A JP H0710410 A JPH0710410 A JP H0710410A
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relay
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Seiji Kawanishi
清司 川西
Takashi Yoshinaga
孝志 吉永
Yumiko Ito
由美子 伊藤
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降機の電源が異常状態となつたときこれを
検出する接点や過電流検出接点付ブレーカー、これらの
入力に必要な入力ポートを省くことができ、装置のコス
トを低減することができる昇降機電源異常検出装置を提
供すること。 【構成】 昇降機制御盤1の電源2と、電源2を作動電
源とする昇降機運行制御用リレー101〜10nが備え
られ、これら昇降機制御用リレー101〜10nはスイ
ツチ14で選択された1つのみが励磁される。入力装置
32がこれらリレー101〜10nの動作状態を入力
し、MPU35はメモリ36のプログラムに従つてこれ
らリレー101〜10nの動作状態を監視し、リレー1
01〜10nのすべてが非励磁になつたとき、電源2が
異常であると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降機の電源異常を検
出する昇降機電源異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昇降機を制御する制御盤、端末装置、昇
降機を監視する監視センターを設け、端末装置から昇降
機運行情報を取り出して、監視センターへ送信するとと
もに監視センターからの指令を受信してこれを制御盤へ
伝送する昇降機監視装置が提案されている。このような
昇降機監視装置を図により説明する。
【0003】図3は従来の昇降機監視装置の系統図であ
る。図で、1は制御盤、2は制御盤1を作動させる電
源、11は電源2を監視するためのリレー、11aはリ
レー11の常閉接点、12は制御盤1の電源回路に異常
が発生し過電流を検出したとき自動的にOFFするブレ
ーカー、13は電源2の変圧、整流を行う電源回路であ
る。101〜10nは図示しない昇降機を制御するため
の制御リレー、14は昇降機を制御するためのスイツチ
である。
【0004】3は制御盤1に接続され昇降機の運行を監
視する端末装置、31はリレー101〜10nの状態を
入力する入力ポート、32は常閉接点11aの状態を入
力する入力ポート、33は昇降機の異常状態を外部に通
報するための通信ポート、34は入力ポート31,3
2、通信ポート33を制御するためのプログラムが記憶
されているメモリ、35はメモリ34のプログラムを実
行するためのマイクロプロセツサーユニツト(MPU)
である。4は異常情報の収集、端末装置3への指令を行
う監視センター、5は監視センター4と端末装置3を結
ぶ通信回線である。
【0005】通常状態においては、ブレーカー12が閉
じており、電源2によりリレー11が励磁され常閉接点
11aはOFFとなつている。これにより、端末装置3
の入力ポート32には電源状態が正常であることが入力
される。しかして今、昇降機制御盤1内で電源回路13
の短絡などにより電源異常が発生した場合、ブレーカー
12が作動して開となり、リレー11の回路が遮断され
る。この状態において常閉接点15aがONし、入力ポ
ート32に電源異常が入力される。これにより、MPU
35がメモリ34に格納された所定のプログラムに従つ
て作動し、通信ポート33に電源異常が出力され、その
信号は通信回線5を介して監視センター4に発報され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電源異常検
出装置には、電源が異常状態となつたときこれを検出す
る接点11aや過電流検出接点(トリツプ接点)付ブレ
ーカー12が備えられている。このため、コストの増大
を招くばかりでなく、当該接点やブレーカーのトリツプ
接点の保守、点検に多くの人手と時間を要するという問
題があつた。また、上記接点11aやトリツプ接点の信
号を端末装置3に入力するため、当該端末装置3に専用
の入力ポート32を設けなければならないという問題も
あつた。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、昇降機の電源が異常状態となつたときこれ
を検出する接点や過電流検出接点付ブレーカー、また、
これらの入力に必要な入力ポートを省くことができ、ひ
いては装置のコストを低減することができる昇降機電源
異常検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、制御盤の電源と、前記制御盤に備えられ
前記電源を作動電源として昇降機の運行を制御しかつ常
時1つだけが選択的に励磁される複数の昇降機制御用リ
レーと、端末装置に備えられ前記各昇降機制御用リレー
の動作状態を入力する入力装置とを備えたものにおい
て、前記入力装置における前記昇降機制御用リレーの全
ての入力が非動作状態を示したとき、前記制御盤の電源
異常と判断する判断手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】端末装置の入力装置は制御盤内の同時に1つだ
けが制御される複数の昇降機制御用リレーの動作状態を
入力する。電源異常が発生した場合、当該複数の昇降機
制御用リレーがすべて励磁されなくなり、入力装置にお
いて入力される動作状態は全て非励磁となる。この状態
が生じたとき電源異常と判断する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る昇降機電源異常検出
装置の系統図である。この図において、図3に示す部分
と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。36
は入力ポート31、通信ポート33を制御するためのプ
ログラムが記憶されているメモリであり、図3に示すメ
モリ34に相当するが、そのプログラムの内容が異な
る。また、リレー101〜10nはスイツチ14を介し
電源回路13に接続されているので、常時選択された1
つのリレーのみが励磁され2つ以上のリレーが同時に励
磁されることはない。
【0011】次に、本実施例の動作を図2に示すフロー
チヤートを参照しながら説明する。通常状態において
は、リレー101〜10nのうちのいずれか1つが励磁
されているので、入力ポート31にはその情報が入力さ
れる。例えば、スイツチ14をリレー102を励磁する
ように設定すると、まず、リレー101は励磁されてい
ないので入力ポート31にはOFFの情報が入力され、
リレー101がOFFと判断される(手順S1)。次に
リレー102の確認を行う(手順S2)。リレー102
は励磁されているので入力ポート32にはONの情報が
入力され、リレー102がONと判断されて処理は再び
手順S1に戻る。スイツチ14を他のリレーを励磁する
ように設定しても、同様に手順S1〜手順S3のいずれ
かによりリレーONが検出されることになる。
【0012】今、制御盤1内で電源回路13等の電源異
常が発生した場合、ブレーカー12が作動し開放され、
電源2により作動していた制御盤1の機能は全て停止す
る。これにより、スイツチ14が設定していたリレー1
01〜10nは全て励磁されなくなりOFF状態にな
る。この電源異常状態において、MPU35はメモリ3
6のプログラムにより次の処理を行う。まず初めに、リ
レー101の状態を確認する(手順S1)。リレー10
1はOFF状態のため入力ポート31にはOFF情報が
入力されリレー101はOFFと判断される。次に、リ
レー102の状態を確認する(S2)。リレー102は
OFF状態のため入力ポート32にはOFF情報が入力
され手順S2でリレー102はOFFと判断される。こ
のようにして順次各リレーのOFFが確認されてゆき、
最後にリレー10nのOFF状態が確認される(手順S
3)。
【0013】このように、リレー101〜10nの全て
がOFF状態であることが確認された後、次に、MPU
35が内蔵する電源異常検出用タイマーが起動されてい
るかを確認する(手順S4)。なお、このタイマーは電
源正常時において、スイッチ14の切換え時に生じる各
リレー101〜10nの非励磁状態を補償し、誤動作を
防止するためのものである。電源異常が発生した直後は
電源異常検出用タイマーは起動されていないため、電源
異常検出用タイマーの起動を行う(手順S5)。次に、
電源異常検出用タイマーがタイムアツプしたかを確認す
る(手順S6)。タイムアツプしていない場合は、処理
を再度手順S1に戻す。時間が経過し、電源異常検出用
タイマーがタイムアツプした場合、MPU35はメモリ
36のプログラムにより電源異常情報を通信ポート33
および通信回線5を介し監視センター4へ送信する。
【0014】このように、本実施例では、制御盤内の同
時に制御されない複数の昇降機制御用リレーの動作状態
を監視し全てのリレーがOFFしたとき電源異常とする
ので、昇降機の電源が異常状態となつたときこれを検出
する接点や過電流検出接点付ブレーカー、およびこれら
の信号の入力に必要な入力ポートを省くことができ、ひ
いては装置のコストを低減することができる。また、当
該接点やブレーカーのトリツプ接点を省くことにより保
守、点検に要する多くの人手や時間を不要とすることが
できる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、常時1つ
のみが励磁される昇降機制御用リレー群の各リレーの動
作状態を監視し、全てのリレーが非励磁となつたとき電
源異常と判断するようにしたので、昇降機の電源が異常
状態となつたときこれを検出する接点や過電流検出接点
付ブレーカー、また、これらの入力に必要な入力ポート
を省くことができ、ひいては装置のコストを低減するこ
とができる。また、当該接点やブレーカーのトリツプ接
点を省くことにより保守、点検に要する多くの人手や時
間を不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る昇降機電源異常検出装
置の系統図である。
【図2】図1に示す昇降機電源異常検出装置の処理を示
すフローチヤートである。
【図3】従来の昇降機電源異常検出装置の系統図であ
る。
【符号の説明】
1 制御盤 2 電源 3 端末装置 4 監視センター 5 通信回線 101〜10n 制御リレー 12 ブレーカー 13 電源回路 14 スイツチ 31 入力ポート 33 通信ポート 35 MPU 36 メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御盤の電源と、前記制御盤に備えられ
    前記電源を作動電源として昇降機の運行を制御しかつ常
    時1つだけが選択的に励磁される複数の昇降機制御用リ
    レーと、端末装置に備えられ前記各昇降機制御用リレー
    の動作状態を入力する入力装置とを備えたものにおい
    て、前記入力装置における前記昇降機制御用リレーの全
    ての入力が非動作状態を示したとき、前記制御盤の電源
    異常と判断する判断手段を設けたことを特徴とする昇降
    機電源異常検出装置。
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