JPH0710363B2 - 色替塗装装置 - Google Patents

色替塗装装置

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JPH0710363B2
JPH0710363B2 JP63017452A JP1745288A JPH0710363B2 JP H0710363 B2 JPH0710363 B2 JP H0710363B2 JP 63017452 A JP63017452 A JP 63017452A JP 1745288 A JP1745288 A JP 1745288A JP H0710363 B2 JPH0710363 B2 JP H0710363B2
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JP
Japan
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paint
working fluid
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color
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一男 勝山
豊 大橋
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Trinity Industrial Corp
Toyota Motor Corp
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Trinity Industrial Corp
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗装機に連結される色替バルブが各色塗料,
洗浄用溶剤及び洗浄用エアの供給源に接続され、当該色
替バルブの切換により被塗装物の色替塗装を行うように
成された色替塗装装置に関する。
〔従来の技術〕
コンベアで連続的に搬送される被塗装物を色替して塗装
する場合には、前色塗料の塗装を終了した後に、各色塗
料,洗浄用溶剤及び洗浄用エアの供給源に接続された色
替バルブの切換を行って、当該色替バルブと塗装機との
間に連結された塗料ホース内や塗装機内に残存する前色
塗料を洗浄用溶剤,洗浄用エアで洗浄除去してから、次
色塗料を選択供給することとしている。
しかし、この場合には、塗料の色替を行うたびに塗料ホ
ース内に残存した前色塗料が廃棄されて塗料の無駄を生
じてしまう。
このため、近時においては、前色塗料の塗装が終了する
直前に色替バルブの切換を行って、被塗装物に一定の未
塗装部分を残した状態で塗料供給源から塗装機への前色
塗料の供給を停止すると共に、洗浄用溶剤又は洗浄用エ
アの供給を開始し、塗料ホース内に残存した前色塗料を
洗浄用溶剤や洗浄用エアの圧力で塗装機に供給して被塗
装物の未塗装部分を塗装する方式が提案されている(特
開昭60-61076号,同60-61077号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この方式によると、第2図に示すように前色塗
料を供給している色替バルブCVXから洗浄用溶剤を供給
する色替バルブCVYに切り換える際に、塗装機への塗料
の供給が一瞬中断されて塗装機からの塗料吐出量が瞬間
的に低下し、塗装ムラを生ずるおそれがある。
このため、出願人は、第3図に示すように色替バルブCV
Xを閉鎖する直前に色替バルブCVYを開放して、これら二
つの色替バルブCVX及びCVYを一時的に重複して開けるこ
とにより、塗装機への塗料の供給が中断しないようにす
る手段を試みた。
しかしながら、従来の色替塗装装置は、各色塗料や洗浄
用溶剤などを各々個別の回転ポンプで塗装機に圧送する
ように成されているから、色替バルブCVXを閉鎖する前
に色替バルブCVYを開放すると、塗装機への塗料の供給
圧が倍増して塗料吐出量が瞬間的に増大し、やはり塗装
ムラを生ずるおそれがあることが判った。
すなわち、従来装置においては、第2図及び第3図に示
す何れの手段を採用しても、色替バルブCVXから色替バ
ルブCVYに切り換える際に、塗装機に供給される塗料に
供給圧の変動による脈流を生じて塗装ムラが生ずること
は避けられなかった。
そこで本発明は、第3図に示す手段を採用しても塗料に
脈流を生じない新規な色替塗装装置を提供し、塗料の無
駄をなくすると共に塗装ムラの発生を確実に防止するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明は、前色塗料の塗装
終了前に色替バルブの切換を行って、塗料供給源から塗
装機への塗料の供給が停止されて洗浄用溶剤の供給が開
始され、当該洗浄用溶剤の圧力で塗装機に供給される残
存塗料を用いて被塗装物の未塗装部分を塗装するように
成された色替塗装装置において、塗料供給源から供給さ
れる塗料や、溶剤供給源から供給される洗浄用溶剤を、
作動流体供給源から一定の流量で圧送供給される作動流
体の圧力により圧し出して塗装機に定量供給する各複動
型往復ポンプが、塗装機に連結された各色替バルブに接
続されると共に、前記作動流体供給源から圧送される作
動流体を前記各複動型往復ポンプに選択的に供給する切
換バルブが設けられ、塗装機に前色塗料を供給している
色替バルブと、当該前色塗料を圧し出す複動型往復ポン
プに作動流体を供給している切換バルブを閉鎖して前色
塗料供給源から塗装機への塗料の供給を停止する直前
に、塗装機に洗浄用溶剤を供給する色替バルブと、当該
洗浄用溶剤を圧し出す複動型往復ポンプに作動流体を供
給する切換バルブが開放されるように成されていること
を特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、前色塗料の塗装を終了する前に、当該
前色塗料を塗装機に供給している色替バルブと、前記塗
料供給源から供給される塗料を圧し出す複動型往復ポン
プに作動流体を供給している切換バルブとが閉鎖されて
前色塗料供給源から塗装機への塗料の供給が停止される
直前に、塗装機に洗浄用溶剤を供給する色替バルブと、
当該洗浄用溶剤を圧し出す複動型往復ポンプに作動流体
を供給する切換バルブとが開放されて塗装機への洗浄用
溶剤の供給が開始される。したがって、塗料ホース内や
塗装機内に残存した前色塗料を洗浄用溶剤の圧力で塗装
機に供給して被塗装物の未塗装部分を塗装することがで
きると共に、塗装機に前色塗料を供給している色替バル
ブと洗浄用溶剤を供給する色替バルブの切換を行う際
に、これら両色替バルブが同時に重複して開放された状
態となるから、塗装機への塗料の供給が中断して塗装機
の塗料吐出量が瞬間的に低下することがない。
また、色替バルブを切り換える際には、作動流体供給源
から一定の流量で圧送される作動流体が、前色塗料供給
源から供給される塗料を圧し出す複動型往復ポンプと、
溶剤供給源から供給される洗浄用溶剤を圧し出す複動型
往復ポンプの双方に分かれて供給されるから、当該両ポ
ンプから同時に圧し出される塗料と洗浄用溶剤の圧力
は、何れか一方のみを単独で圧し出す場合の夫々1/2と
なる。したがって、塗装機に供給される塗料の供給圧は
常に一定であり、脈流を生ずることがないから、塗装機
の塗料吐出量が瞬間的に増大して塗装ムラを生ずること
が確実に防止される。
〔実施例〕
第1図は本発明による色替塗装装置の一例を示すフロー
シート図である。
本例では、塗料供給源1W,1Rから供給される白色塗料,
赤色塗料や、第一の溶剤供給源2から供給される洗浄用
溶剤を、作動流体供給源3から一定の流量で圧送供給さ
れる作動流体の圧力により圧し出して塗装機4に定量供
給する複動型往復ポンプ5A,5B及び5Cが、塗装機4に連
結された色替バルブCV1,CV2及びCV3に接続されると共
に、作動流体供給源3から定量ポンプ6で圧送される作
動流体を各複動型往復ポンプ5A,5B及び5Cに選択的に供
給する切換バルブAV1,AV2,及びAV3が設けられてい
る。
各複動型往復ポンプ5A,5B及び5Cは、交互に作動する一
対のダイアフラムポンプP1及びP2から成り、当該各ポン
プP1及びP2には夫々ダイアフラム7を介して塗料室又は
溶剤室8と作動流体室9が隣接形成されている。
塗料室又は溶剤室8には、塗料供給源1W,1R又は作動流
体供給源3から供給される塗料又は洗浄用溶剤が流入す
る流入口10と、流入した塗料又は洗浄用溶剤を吐出する
吐出口11が形成されている。また、流入口10側の流路
と、吐出口11側の流路には、夫々オン・オフバルブ12及
び13が介装され、後述するピストンバルブ17の切換動作
に応動してオン・オフバルブ12及び13を交互に開閉する
ことにより、ダイアフラムポンプP1及びP2の各塗料室又
は溶剤室8内に供給される塗料又は洗浄用溶剤が、各作
動流体室9内に交互に供給される作動流体の圧力で圧し
出され、当該ダイアフラムポンプP1及びP2で成る各複動
型往復ポンプ5A,5B又は5Cから色替バルブCV1,CV2又はC
V3に対して塗料又は洗浄用溶剤が連続的に供給されるよ
うに成されている。
また、各ダイアフラムポンプP1及びP2の作動流体室9に
は、夫々作動流体の流入出口16が形成され、当該二つの
流入出口16,16が、ピストンバルブ17の切換によって、
作動流体供給源3に連結された作動流体排出管18と、切
換バルブAV1,AV2又はAV3に連結された作動流体供給管1
9に対して交互に接続されるように成されている。
次に、色替バルブCV1,CV2及びCV3は、塗料ホース20を
介して塗装機4に連結されるマニホールド21に取り付け
られている。なお、このマニホールド21には、第二の溶
剤供給源22に接続された色替バルブCV4と、洗浄用のエ
ア供給源23に接続された色替バルブCV5が付設されてい
る。
また、切換バルブAV1,AV2及びAV3は、定量ポンプ6を
介して作動流体供給源3に連結されるマニホールド24に
取り付けられている。
なお、定量ポンプ6は、その駆動モータ25の回転数がイ
ンバータ26によって制御され、塗装機4の塗料吐出量に
応じた一定の流量で作動流体を圧送するように成されて
いる。
ここで、例えば前色の白色塗料から次色の赤色塗料に色
替する場合には、白色塗料の塗装が終了する前に、塗装
機4に白色塗料を供給している色替バルブCV1と、白色
塗料を圧し出す複動型往復ポンプ5Aに作動流体を供給し
ている切換バルブAV1とを閉鎖して、白色塗料の塗料供
給源1Wから塗装機4への塗料の供給が停止される。
このとき、前記色替バルブCV1と切換バルブAV1が閉鎖す
る直前に、塗装機4に洗浄用溶剤を供給する色替バルブ
CV3と、当該洗浄用溶剤を圧し出す複動型往復ポンプ5C
に作動流体を供給する切換バルブAV3が開放されて、塗
料ホース20内と塗装機4内に残存する白色塗料が第一の
溶剤供給源2から供給される洗浄用溶剤の圧力により塗
装機4に供給され、当該残存塗料を用いて被塗装物の未
塗装部分が塗装される。
したがって、塗装終了後に廃棄される白色塗料の量が低
減されて塗料の無駄がなくなる。
また、色替バルブCV1から色替バルブCV3に切り換わる際
に、これら色替バルブCV1及びCV3や切換バルブAV1及びA
V3が重複して開放されるから、塗装機4への塗料の供給
が一瞬中断されて塗装機4からの塗料吐出量が瞬間的に
低下することもない。
更に、このとき、定量ポンプ6を用いて作動流体供給源
3から一定の流量で圧送している作動流体は、切換バル
ブAV1及びAV3が重複して開放されることにより複動型往
復ポンプ5Aと5Cの双方に分かれて供給されるから、これ
ら両ポンプ5A及び5Cから同時に圧し出される白色塗料と
洗浄用溶剤の圧力の総和は、一方のポンプ5Aのみから塗
料が単独で圧し出される際の圧力と等しくなる。したが
って、色替バルブCV1を閉鎖する直前に色替バルブCV3
開放しても、塗装機4に供給される塗料の供給圧は常に
一定であり、脈流を生ずることがないから、塗装機4の
塗料吐出量が瞬間的に増大して塗装ムラを生ずることが
確実に防止される。
このようにして、被塗装物の塗装を完全に終了すると、
色替バルブCV3を閉鎖して色替バルブCV5を開放し、エア
供給源23から洗浄用エアを供給して塗料ホース20内と塗
装機4内に残存する溶剤を払拭させる。
次いで、色替バルブCV5を閉鎖して色替バルブCV4を開放
し、第二の溶剤供給源22から供給される高圧の洗浄用溶
剤により塗料ホース20内と塗装機4内を完全に洗浄した
後、色替バルブCV5を再び開放して塗料ホース20内等に
残存する溶剤を払拭させ、色替洗浄を完了する。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、前色塗料の無駄を
なくするために、当該前色塗料の塗装終了前に色替バル
ブの切換を行い、塗料供給源から塗装機への前色塗料の
供給を停止して洗浄用溶剤の供給を開始させるときに、
従来のように塗料の供給圧が瞬間的に変動して脈流を生
ずることがなく、塗装機の塗料吐出量を常に一定に維持
して塗装ムラの発生を確実に防止することができるとい
う大変優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による色替塗装装置の一例を示すフロー
シート図、第2図及び第3図は本発明が解決せんとする
問題点を示すタイムチャート図である。 符号の説明 1W,1R……塗料供給源、2……溶剤供給源、3……作動
流体供給源、4……塗装機、5A,5B,5C……複動型往復ポ
ンプ、6……定量ポンプ、CV1,CV2,CV3……色替バル
ブ、AV1,AV2,AV3……切換バルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前色塗料の塗装終了前に色替バルブの切換
    を行って、塗料供給源から塗装機への塗料の供給が停止
    されて洗浄用溶剤の供給が開始され、当該洗浄用溶剤の
    圧力で塗装機に供給される残存塗料を用いて被塗装物の
    未塗装部分を塗装するように成された色替塗装装置にお
    いて、塗料供給源から供給される塗料や、溶剤供給源か
    ら供給される洗浄用溶剤を、作動流体供給源から一定の
    流量で圧送供給される作動流体の圧力により圧し出して
    塗装機に定量供給する各複動型往復ポンプが、塗装機に
    連結された各色替バルブに接続されると共に、前記作動
    流体供給源から圧送される作動流体を前記各複動型往復
    ポンプに選択的に供給する切換バルブが設けられ、塗装
    機に前色塗料を供給している色替バルブと、当該前色塗
    料を圧し出す複動型往復ポンプに作動流体を供給してい
    る切換バルブを閉鎖して前色塗料供給源から塗装機への
    塗料の供給を停止する直前に、塗装機に洗浄用溶剤を供
    給する色替バルブと、当該洗浄用溶剤を圧し出す複動型
    往復ポンプに作動流体を供給する切換バルブが開放され
    るように成されていることを特徴とする色替塗装装置。
JP63017452A 1988-01-29 1988-01-29 色替塗装装置 Expired - Lifetime JPH0710363B2 (ja)

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