JPH07103593A - 多室型空気調和機 - Google Patents

多室型空気調和機

Info

Publication number
JPH07103593A
JPH07103593A JP5254186A JP25418693A JPH07103593A JP H07103593 A JPH07103593 A JP H07103593A JP 5254186 A JP5254186 A JP 5254186A JP 25418693 A JP25418693 A JP 25418693A JP H07103593 A JPH07103593 A JP H07103593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
compressors
variable speed
operating
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5254186A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Takatani
隆幸 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP5254186A priority Critical patent/JPH07103593A/ja
Publication of JPH07103593A publication Critical patent/JPH07103593A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多室型空気調和機における圧縮機の制御に関
し、複数の圧縮機間の圧力アンバランス時、複数の圧縮
機の運転状態を切り換え、圧力アンバランスを小さく、
または、圧力アンバランスを逆転させて複数の圧縮機内
の潤滑油量が減少するのを防止し、従来生じていた潤滑
不良等による圧縮機の破壊を引き起こすなどの問題を解
消でき、常に圧縮機の信頼性を確保する。 【構成】 複数の圧縮機の運転状態を検知する圧縮機運
転状態検知器17を設け、あらかじめ決めた複数の圧縮
機の運転状態を一定時間継続すると、複数の圧縮機の運
転状態を変える圧縮機制御手段16を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多室型空気調和機に係わ
り、特に圧縮機の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多室型空気調和機とし
て、例えば、特開平2−44160号公報に掲載された
ものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した公報の
従来の多室型空気調和機について説明する。
【0004】図6において、1は多室型空気調和機の室
外機であり、回転数を連続的に変化させることによって
能力を変化する能力可変圧縮機2(以下本文中では可変
速圧縮機とする)、モータの極数を4極、2極と変化さ
せて能力を段階的に変化する能力可変圧縮機3(以下本
文中では極変圧縮機とする)、四方弁4、室外側熱交換
器5、室外側膨張弁6、均油管7、開閉弁8から成って
いる。9は室内機であり、室内側膨張弁10、室内側熱
交換器11から成っている。
【0005】そして室外機1と室内機9は液管12及び
ガス管13によって環状に接続され、冷媒回路14を構
成している。可変速圧縮機2と極変圧縮機3の底部を均
油管7で連通している。
【0006】室内側熱交換器11の一方は、ガス管13
に、室内側熱交換器11の他の一方は、室内側膨張弁1
0を介し液管17に接続している。尚、室内機9は本従
来例では3台接続されており、区別する場合は添字a、
b、cを付けることにする。
【0007】次に上記構成の多室型空気調和機の動作に
ついて説明する。まず冷房運転の場合について説明す
る。この場合の冷媒の流れは実線矢印で表し、各室内側
膨張弁10a,10b,10cは各室内負荷に応じた開
度、開閉弁8開はである。可変速圧縮機2、極変圧縮機
3より吐出された高温高圧ガスは、四方弁4を介して室
外側熱交換器5で凝縮液化され、室外側膨張弁6を介し
て各室内側膨張弁10a,10b,10cで減圧され、
各室内側熱交換器11a,11b,11cに入りそれぞ
れ蒸発気化したあと、四方弁4を介して可変速圧縮機
2、極変圧縮機3に戻り、冷房運転を行なう。
【0008】また、室内機9aの1台のみの運転につい
て説明する。この時、可変速圧縮機2のみの運転であ
る。この場合の冷媒の流れは破線矢印で表し、各室内側
膨張弁10aは各室内負荷に応じた開度、開閉弁8は閉
である。可変速圧縮機2より吐出された高温高圧ガス
は、四方弁4を介して室外側熱交換器5で凝縮液化さ
れ、室外側膨張弁6を介して各室内側膨張弁10aで減
圧され、各室内側熱交換器11aに入りそれぞれ蒸発気
化したあと、四方弁4を介して可変速圧縮機2に戻り、
冷房運転を行なう。
【0009】このとき、開閉弁8を閉としているため、
運転中の可変速圧縮機2から停止中の極変圧縮機3への
潤滑油の移動は起こらない。そのため、運転中の可変速
圧縮機2の潤滑油量は常に適正量確保できる。
【0010】次に暖房運転の場合について図7を用いて
説明する。この場合の冷媒の流れは実線矢印で表し、各
室内側膨張弁10a,10b,10cは各室内負荷に応
じた開度、開閉弁8は開である。可変速圧縮機2、極変
圧縮機3より吐出された高温高圧ガスは、四方弁4を介
して各室内側熱交換器11a,11b,11cに導か
れ、ここで凝縮液化して各室内側膨張弁10a,10
b,10cを介して室外側膨張弁6で減圧され、室外側
熱交換器5に入り蒸発気化したあと、四方弁4を介して
可変速圧縮機2、極変圧縮機3に戻り、暖房運転を行な
う。
【0011】また、室内機9aの1台のみの運転につい
て説明する。この時、可変速圧縮機2のみの運転であ
る。この場合の冷媒の流れは破線矢印で表し、各室内側
膨張弁10aは各室内負荷に応じた開度、開閉弁8は閉
である。可変速圧縮機2より吐出された高温高圧ガス
は、四方弁4を介して各室内側熱交換器11aに導か
れ、ここで凝縮液化して各室内側膨張弁10aを介して
室外側膨張弁6で減圧され、室外側熱交換器5に入り蒸
発気化したあと、四方弁4を介して可変速圧縮機2に戻
り、暖房運転を行なう。
【0012】このとき、開閉弁8を閉としているため、
運転中の可変速圧縮機2から停止中の極変圧縮機3への
潤滑油の移動は起こらない。そのため、運転中の可変速
圧縮機2の潤滑油量は常に適正量確保できる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、2台の圧縮機の能力アンバランス運転時
(例えば、可変速圧縮機が25Hz、極変圧縮機が2
極)において、圧縮機の能力の高い極変圧縮機から均油
管を介して圧縮機の能力の低い可変速圧縮機へ潤滑油が
移動し、極変圧縮機内の潤滑油量が減少し、潤滑不良等
による極変圧縮機の破壊を引き起こすなど信頼性の面で
課題があった。
【0014】また、逆の場合、(例えば、可変速圧縮機
が90Hz、極変圧縮機が4極)において、圧縮機の能
力の高い可変速圧縮機から均油管を介して圧縮機の能力
の低い極変圧縮機へ潤滑油が移動し、可変速圧縮機内の
潤滑油量が減少し、潤滑不良等による可変速圧縮機の破
壊を引き起こすなど信頼性の面で課題があった。
【0015】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
安価な仕様で能力の高い圧縮機内の潤滑油量が減少する
ことを防止し、常に圧縮機の信頼性を確保できる多室型
空気調和機を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数の圧縮機の運転状態を検知する圧縮機
運転状態検知器を設け、あらかじめ決めた前記複数の圧
縮機の運転状態を一定時間継続すると、前記複数の圧縮
機の運転状態を変える圧縮機制御手段を設けたことを特
徴としたものである。
【0017】また、他の本発明は、複数の圧縮機の運転
状態を検知する圧縮機運転状態検知器、前記複数の圧縮
機の運転状態により切り換え時間を決定する運転時間検
知器を設け、前記複数の圧縮機の運転状態と経過時間に
より、前記複数の圧縮機の運転状態を変える圧縮機制御
手段を設けたことを特徴としたものである。
【0018】
【作用】本発明の多室型空気調和機は上記した構成によ
って、複数の圧縮機内の圧力差が小さく、または、圧力
差が逆転するように制御し、常に複数の圧縮機内の潤滑
油量を適正量確保するものである。
【0019】
【実施例】以下本発明の多室型空気調和機の第1の実施
例について図面を参照しながら説明する。尚、従来と同
一部分については同一符号を付しその詳細な説明を省略
する。
【0020】図1において、15は多室型空気調和機の
室外機であり、16は圧縮機制御手段であり、圧縮機運
転状態検知器17とタイマー18により可変速圧縮機2
と極変圧縮機3を制御する。
【0021】次に、このような構成においての動作につ
いて説明する。まず冷房運転の場合について説明する。
この場合の冷媒の流れは実線矢印で表し、各室内側膨張
弁10a,10b,10cは各室内負荷に応じた開度で
ある。可変速圧縮機2、極変圧縮機3より吐出された高
温高圧ガスは、四方弁4を介して室外側熱交換器5で凝
縮液化され、室外側膨張弁6を介して各室内側膨張弁1
0a,10b,10cで減圧され、各室内側熱交換器1
1a,11b,11cに入りそれぞれ蒸発気化したあ
と、四方弁4を介して可変速圧縮機2、極変圧縮機3に
戻り、冷房運転を行なう。
【0022】また、室内機9aの1台のみの運転につい
て説明する。この時、可変速圧縮機2のみの運転であ
る。この場合の冷媒の流れは破線矢印で表し、各室内側
膨張弁10aは各室内負荷に応じた開度である。可変速
圧縮機2より吐出された高温高圧ガスは、四方弁4を介
して室外側熱交換器5で凝縮液化され、室外側膨張弁6
を介して各室内側膨張弁10aで減圧され、各室内側熱
交換器11aに入りそれぞれ蒸発気化したあと、四方弁
4を介して可変速圧縮機2に戻り、冷房運転を行なう。
【0023】次に暖房運転の場合について図2を用いて
説明する。この場合の冷媒の流れは実線矢印で表し、各
室内側膨張弁10a,10b,10cは各室内負荷に応
じた開度である。可変速圧縮機2、極変圧縮機3より吐
出された高温高圧ガスは、四方弁4を介して各室内側熱
交換器11a,11b,11cに導かれ、ここで凝縮液
化して各室内側膨張弁10a,10b,10cを介して
室外側膨張弁6で減圧され、室外側熱交換器5に入り蒸
発気化したあと、四方弁4を介して可変速圧縮機2、極
変圧縮機3に戻り、暖房運転を行なう。
【0024】また、室内機9aの1台のみの運転につい
て説明する。この時、可変速圧縮機2のみの運転であ
る。この場合の冷媒の流れは破線矢印で表し、各室内側
膨張弁10aは各室内負荷に応じた開度である。可変速
圧縮機2より吐出された高温高圧ガスは、四方弁4を介
して各室内側熱交換器11aに導かれ、ここで凝縮液化
して各室内側膨張弁10aを介して室外側膨張弁6で減
圧され、室外側熱交換器5に入り蒸発気化したあと、四
方弁4を介して可変速圧縮機2に戻り、暖房運転を行な
う。
【0025】図3は、本発明の第1の実施例におけるの
多室形空気調和機の圧縮機制御のフローチャートを示し
たものである。
【0026】次に、可変速圧縮機2、極変圧縮機3の制
御について図3を用いて説明する。まず、可変速圧縮機
2のみまたは可変速圧縮機2、極変圧縮機3が運転を開
始し(ステップ1)、圧縮機運転状態検知器17により
圧縮機の運転状態を検知し、可変速圧縮機2のみでその
運転周波数が75Hz以上か判断され(ステップ2)、
可変速圧縮機2のみでその運転周波数が75Hz以上の
場合、タイマー18により予め決めておいた時間(例え
ば5分間)を経過しているか判断され(ステップ3)、
経過していた場合、圧縮機運転状態検知器17により現
在の圧縮機の運転状態を検知し(ステップ4)、予め決
めておいた圧縮機運転状態(例えば極変圧縮機3を4極
に、可変速圧縮機2の運転周波数を35Hz減らす)に
切り換える(ステップ5)。
【0027】また、極変圧縮機3が4極で、可変速圧縮
機2の運転周波数が75Hz以上の場合、極変圧縮機3
が2極で、可変速圧縮機2の運転周波数が40Hz以下
の場合について、それぞれステップ6〜9、ステップ1
0〜13に示しており、前述のステップ2〜5に対応
し、同様に圧縮機運転状態を切り換える。
【0028】以上のように、可変速圧縮機2、極変圧縮
機3の運転状態、すなわち、能力差に起因して起こる可
変速圧縮機2と極変圧縮機3との間の圧力アンバランス
時、可変速圧縮機2、極変圧縮機3の運転状態を切り換
え、可変速圧縮機2と極変圧縮機3との間の圧力アンバ
ランスを小さく、または、圧力アンバランスを逆転させ
て可変速圧縮機2または極変圧縮機3内の潤滑油量が減
少するのを防止し、従来生じていた潤滑不良等による圧
縮機の破壊を引き起こすなどの問題を解消でき、常に圧
縮機の信頼性を確保できる。
【0029】次に、本発明の多室型空気調和機の第2の
実施例について図面を参照しながら説明する。尚、第1
の実施例と同一部分については同一符号を付しその詳細
な説明を省略する。
【0030】図4において、19は多室型空気調和機の
室外機であり、20は圧縮機制御手段であり、圧縮機運
転状態検知器17とタイマー18と運転時間検知器21
により可変速圧縮機2と極変圧縮機3を制御する。
【0031】このような構成においての動作は第1の実
施例と同じため説明を省略する。図5は、本発明の第2
の実施例における多室形空気調和機の圧縮機制御のフロ
ーチャートを示したものである。
【0032】次に、可変速圧縮機2、極変圧縮機3の制
御について図5を用いて説明する。まず、可変速圧縮機
2のみまたは可変速圧縮機2、極変圧縮機3が運転を開
始し(ステップ1)、圧縮機運転状態検知器17により
圧縮機の運転状態を検知し、可変速圧縮機2のみでその
運転周波数が82Hz以上か判断され(ステップ2)、
可変速圧縮機2のみでその運転周波数が82Hz以上の
場合、運転時間検知器20により運転継続時間を決定
し、タイマー18により(例えば2分間)を経過してい
るか判断され(ステップ3)、また、ステップ2で可変
速圧縮機2のみでその運転周波数が82Hz未満の場
合、圧縮機運転状態検知器17により圧縮機の運転状態
を検知し、可変速圧縮機2のみでその運転周波数が75
Hz以上か判断され(ステップ4)、可変速圧縮機2の
みでその運転周波数が75Hz以上の場合、運転時間検
知器20により運転継続時間を決定し、タイマー18に
より(例えば5分間)を経過しているか判断される(ス
テップ5)。
【0033】ステップ3またはステップ5で所定の時間
が経過していた場合、圧縮機運転状態検知器17により
現在の圧縮機の運転状態を検知し(ステップ6)、予め
決めておいた圧縮機運転状態(例えば極変圧縮機3を4
極に、可変速圧縮機2の運転周波数を35Hz減らす)
に切り換える(ステップ7)。
【0034】また、極変圧縮機3が4極で、可変速圧縮
機2の運転周波数が75Hz以上の場合、極変圧縮機3
が2極で、可変速圧縮機2の運転周波数が40Hz以下
の場合について、それぞれステップ8〜13、ステップ
14〜19に示しており、前述のステップ2〜7に対応
し、同様に圧縮機運転状態を切り換える。
【0035】以上のように、可変速圧縮機2、極変圧縮
機3の運転状態、すなわち、能力差に起因して起こる可
変速圧縮機2と極変圧縮機3との間の圧力アンバランス
時、そのアンバランス状態に応じて運転時間検知器20
により運転継続時間を決定し、その時間経過後、可変速
圧縮機2、極変圧縮機3の運転状態を切り換え、可変速
圧縮機2と極変圧縮機3との間の圧力アンバランスを小
さく、または、圧力アンバランスを逆転させて可変速圧
縮機2または極変圧縮機3内の潤滑油量が減少するのを
防止し、従来生じていた潤滑不良等による圧縮機の破壊
を引き起こすなどの問題を解消でき、常に圧縮機の信頼
性および圧縮機切り換え頻度の適正化による快適性を確
保できる。
【0036】尚、実施例では、圧縮機が2台の場合につ
いて説明したが、圧縮機が3台以上の場合でも、同様な
切り換えを行うことにより何ら問題なく容易に圧縮機間
の圧力がアンバランス状態を小さく、または、圧力アン
バランス状態を逆転させることができることはいうまで
もない。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、複数の圧縮機の運転状態を検知する圧縮機運転状態
検知器を設け、あらかじめ決めた前記複数の圧縮機の運
転状態を一定時間継続すると、前記複数の圧縮機の運転
状態を変える圧縮機制御手段を設けたことを特徴とする
ものである。
【0038】そのため、複数の圧縮機間の圧力アンバラ
ンス時、複数の圧縮機の運転状態を切り換え、圧力アン
バランスを小さく、または、圧力アンバランスを逆転さ
せて複数の圧縮機内の潤滑油量が減少するのを防止し、
従来生じていた潤滑不良等による圧縮機の破壊を引き起
こすなどの問題を解消でき、常に圧縮機の信頼性を確保
できる。
【0039】また、複数の圧縮機の運転状態を検知する
圧縮機運転状態検知器、前記複数の圧縮機の運転状態に
より切り換え時間を決定する運転時間検知器を設け、前
記複数の圧縮機の運転状態と経過時間により、前記複数
の圧縮機の運転状態を変える圧縮機制御手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0040】そのため、複数の圧縮機間の圧力アンバラ
ンス時、そのアンバランス状態に応じて運転継続時間を
決定し、その時間経過後、複数の圧縮機の運転状態を切
り換え、圧力アンバランスを小さく、または、圧力アン
バランスを逆転させて複数の圧縮機内の潤滑油量が減少
するのを防止し、従来生じていた潤滑不良等による圧縮
機の破壊を引き起こすなどの問題を解消でき、常に圧縮
機の信頼性および圧縮機切り換え頻度の適正化による快
適性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における多室型空気調和
機の冷房運転状態を示す冷凍サイクル図
【図2】同実施例における多室型空気調和機の暖房運転
状態を示す冷凍サイクル図
【図3】同実施例の多室型空気調和機の圧縮機制御のフ
ローチャート
【図4】本発明の第2の実施例における多室型空気調和
機の冷凍サイクル図
【図5】同実施例の多室型空気調和機の圧縮機制御のフ
ローチャート
【図6】従来の多室型空気調和機の冷房運転状態を示す
冷凍サイクル図
【図7】従来の多室型空気調和機の暖房運転状態を示す
冷凍サイクル図
【符号の説明】
2 可変速圧縮機 3 極変圧縮機 4 四方弁 5 室外側熱交換器 6 室外側膨張弁 7 均油管 9 室内機 10 室内側膨張弁 11 室内側熱交換器 12 液管 13 ガス管 15 室外機 16 圧縮機制御手段 17 圧縮機運転状態検知器 18 タイマー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の圧縮機、四方弁、室外側熱交換
    器、室外側膨張弁、均油管から成る室外機と、室内側膨
    張弁、室内側熱交換器から成る複数の室内機とをガス管
    及び液管を介して接続し、前記複数の圧縮機間を前記均
    油管を介して接続し、前記複数の圧縮機の運転状態を検
    知する圧縮機運転状態検知器を設け、あらかじめ決めた
    前記複数の圧縮機の運転状態を一定時間継続すると、前
    記複数の圧縮機の運転状態を変える圧縮機制御手段を設
    けたことを特徴とする多室型空気調和機。
  2. 【請求項2】 複数の圧縮機、四方弁、室外側熱交換
    器、室外側膨張弁、均油管から成る室外機と、室内側膨
    張弁、室内側熱交換器から成る複数の室内機とをガス管
    及び液管を介して接続し、前記複数の圧縮機間を前記均
    油管を介して接続し、前記複数の圧縮機の運転状態を検
    知する圧縮機運転状態検知器、前記複数の圧縮機の運転
    状態により切り換え時間を決定する運転時間検知器を設
    け、前記複数の圧縮機の運転状態と経過時間により、前
    記複数の圧縮機の運転状態を変える圧縮機制御手段を設
    けたことを特徴とする多室型空気調和機。
JP5254186A 1993-10-12 1993-10-12 多室型空気調和機 Pending JPH07103593A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5254186A JPH07103593A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 多室型空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5254186A JPH07103593A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 多室型空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07103593A true JPH07103593A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17261435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5254186A Pending JPH07103593A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 多室型空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07103593A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6582340B1 (en) 1999-11-19 2003-06-24 Komatsu Ltd. Loading operation vehicle
KR100660970B1 (ko) * 2005-12-22 2006-12-26 엘지전자 주식회사 공기조화기의 압축기 보호방법 및 장치
US7543447B2 (en) 2004-12-13 2009-06-09 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Control system for traveling working vehicle
US10641268B2 (en) 2015-08-11 2020-05-05 Emerson Climate Technologies, Inc. Multiple compressor configuration with oil-balancing system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6582340B1 (en) 1999-11-19 2003-06-24 Komatsu Ltd. Loading operation vehicle
US7543447B2 (en) 2004-12-13 2009-06-09 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Control system for traveling working vehicle
KR100660970B1 (ko) * 2005-12-22 2006-12-26 엘지전자 주식회사 공기조화기의 압축기 보호방법 및 장치
US10641268B2 (en) 2015-08-11 2020-05-05 Emerson Climate Technologies, Inc. Multiple compressor configuration with oil-balancing system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5040104B2 (ja) 冷凍装置
JPH08189713A (ja) 二元冷凍装置
US7028502B2 (en) Refrigeration equipment
JP3263579B2 (ja) 多室型冷暖房装置及びその運転方法
JP2001280669A (ja) 冷凍サイクル装置
JPH05203270A (ja) 二段圧縮式冷凍サイクル装置
JP2002349938A (ja) 冷凍装置およびその油戻し制御方法
KR100556771B1 (ko) 다수의 압축기를 구비한 공조시스템의 실온제어방법
JPH07103593A (ja) 多室型空気調和機
JP2000346478A (ja) 冷凍装置
KR20120114997A (ko) 공기 조화기
JPH05215437A (ja) 多室型空気調和機
JPH02290471A (ja) 空気調和機
JP2001116330A (ja) 多室形空気調和システム
JP2810422B2 (ja) 冷凍装置
JP2007147228A (ja) 冷凍装置
JP2003042585A (ja) 空気調和機
JP2001099512A (ja) ヒートポンプ式空気調和装置用熱源ユニット
JPH0763429A (ja) 多室型空気調和機
JP2001280729A (ja) 冷凍装置
JP2000220894A (ja) 空気調和装置の運転方法及び空気調和装置
JPH06300380A (ja) 多室型空気調和機
JP3268967B2 (ja) 空気調和機
JPH05302765A (ja) 多室型空気調和機
JPH06341726A (ja) 多室型空気調和機