JPH0710356Y2 - 写真感光材料処理装置 - Google Patents

写真感光材料処理装置

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JPH0710356Y2
JPH0710356Y2 JP412789U JP412789U JPH0710356Y2 JP H0710356 Y2 JPH0710356 Y2 JP H0710356Y2 JP 412789 U JP412789 U JP 412789U JP 412789 U JP412789 U JP 412789U JP H0710356 Y2 JPH0710356 Y2 JP H0710356Y2
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JP
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tank
washing
water
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photographic light
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JP412789U
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JPH0295339U (ja
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秀章 飯島
佳則 瀬口
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は露光済の写真感光材料を処理する写真感光材料
処理装置で、水洗槽内へ水洗水を供給する供給手段の故
障を検知する写真感光材料処理装置に関する。
[従来の技術] 写真感光材料を水洗する写真感光材料処理装置の水洗槽
内へ水洗水が供給され、これにより水洗槽内の水洗水は
水洗槽の側部へ設けられたオーバーフロー槽内へオーバ
ーフローして、常に水洗槽内の水洗水が清浄な水洗水と
なるようになっている。
水洗水の水洗槽への供給は、水道に連通する水洗水供給
手段の管路の途中に電磁弁を配設して、この電磁弁を開
閉することによって、水洗槽内への水洗水の供給が制御
されている。
また水洗槽からオーバーフローした水洗水はオーバーフ
ロー槽から写真感光材料処理装置の外方へ排出される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の水洗水の供給では、電磁弁を
閉止した後に、電磁弁の故障によって水道水が水洗槽内
へ供給され続けても、この水道水の供給を直ちに知るこ
とが出来なかった。このために無駄な水道水を使用する
ことがあった。この無駄な水道水を使用したことは、水
道料金によって知り、これによって電磁弁に故障がある
ことを判断していた。
本考案は上記事実を考慮し、水洗槽内へ水洗水を供給す
る供給手段の故障を検知することが出来る写真感光材料
処理装置を得ることが目的である。
[課題を解決するための手段] 写真感光材料を水洗する水洗槽内へ水洗水を供給する供
給手段と、前記供給手段によって供給された水洗水の前
記水洗槽内からオーバーフローした水洗水が排出される
オーバーフロー槽とを備えた写真感光材料処理装置にお
いて、前記供給手段の動作を制御する制御手段と、前記
オーバーフロー槽内に設けられて前記水洗槽内から前記
オーバーフロー槽内へ排出される水洗水が通過する検出
槽と、前記制御手段から前記供給手段に動作停止信号が
供給された後に前記検出槽内に配置されて前記検出槽内
を通過する水洗水が所定の液量を越えたことを検出する
検出手段と、前記検出槽内を通過する水洗水が所定の液
量をこえたことを知らせる警告手段と、を有した構成と
している。
[作用] 上記構成の本考案では、水洗槽内へは供給手段によって
水洗水が供給される。この供給された水洗水は水洗槽か
らオーバーフローした後に検出槽内を通過してオーバー
フロー槽内へ排出される。これによって水洗槽内の水洗
水は清浄な水洗水とされ、この水洗水で水洗される写真
感光材料は常に清浄な水洗水で水洗される。
水洗槽内への水洗水の供給を停止させる信号を供給手段
に供給した後、電磁弁等の故障によって給水が続けられ
た場合に、この給水が検出手段によって検出され警告手
段によって水洗水が異常に給水されていることが操作員
に知らされ、電磁弁等が故障していることが警告され
る。
[実施例] 第1図及び第2図には本考案が適用された写真感光材料
処理装置10の実施例が示されている。第1図は第2図の
I−I線に沿って切断した断面図である。
第2図に示されるように写真感光材料処理装置10の前部
上部には挿入台12が、挿入口14から外方へ突出して配設
されている。挿入口14の近傍には写真感光材料16を検出
する挿入センサ18が配設されている。挿入台12の上部に
は、水洗槽への水洗水の供給異常を知らせる警告手段で
ある警報装置56を備えた表示装置15が配設されている。
写真感光材料処理装置10の内部には現像槽20、定着槽2
2、水洗槽24が順次隣接配置されている。挿入口14から
挿入された写真感光材料16は現像槽20、定着槽22、水洗
槽24へ順次図示しない搬送ラツクで搬送されて各処理が
なされるようになっている。
水洗槽24へは管路26の一端が開口しており、管路26の他
端は図示しない水道水の蛇口へ連結されている。管路26
の途中には電磁弁28が配設されており、この電磁弁28の
開閉によって水洗槽24への水洗水の供給が制御されるよ
うになっている。
第1図に示されるように、水洗槽24内は縦壁32によって
仕切られており、オーバーフロー槽30が設けられてい
る。水洗槽24内を仕切る縦壁32の高さは水洗槽24の両側
壁の高さより低く形成されており、管路26から水洗槽24
に供給された水洗水がこの縦壁32を越えて検出槽34に排
出され、さらにオーバーフロー槽30へ排出されるように
なっている。
縦壁32にはオーバーフロー槽30の内側に検出槽34が形成
されている。この検出槽34の底部には貫通孔36が形成さ
れており、縦壁32の上部を水洗槽からオーバーフローし
て検出槽34内へ流れ込んだ水洗水が貫通孔36を通過して
オーバーフロー槽30内へ落るようになっている。この貫
通孔36の大きさは、縦壁32を水洗槽からオーバーフロー
する水洗水が所定の流量(例えば0.5l/min)以下なら
ば、検出槽内へ溜まることなくオーバーフロー槽30内へ
排出する大きさに設定されている。すなわち水洗槽24内
の水洗水は一旦水洗槽24から検出槽34内へオーバーフロ
ーした後に貫通孔36からオーバーフロー槽30内へ流れ込
むようになっている。
検出槽34内の上部にはフロートスイツチ38が配置されて
いる。このフロートスイツチ38はフロート40の位置によ
って信号を発するようになっており、検出槽34内の水洗
水の液面を検出する液面高さ検出器である。写真感光材
料が水洗されているときは、水洗水を供給する供給手段
から水洗水が供給され、フロート40は検出槽34内の水洗
水の液面(第1図に実線で示される位置)に位置してお
り、フロートスイツチ38はオン状態となっている。写真
感光材料処理装置がオフのときは、水洗槽への水洗水の
供給はされず、フロートスイツチ38もフロート40が下が
りオフ状態になる。
フロートスイツチ38は第3図に示されるように制御装置
60へ接続されている。
ここで第3図に示される制御装置60について説明する。
第3図に示されるように制御装置60は入力ポート44、出
力ポート46、RAM48、ROM50、CPU52で構成され、データ
バス54でそれぞれ接続されたマイクロコンピユータ42と
A/D変換器62とドライバ60とを備えている。挿入センサ1
8とフロートスイツチ38とは、制御装置60のA/D変換器62
を介して、マイクロコンピユータ42の入力ポート44に接
続されている。電磁弁28、警報装置56は、ドライバ64を
介してマイクロコンピユータ42の出力ポート46へ接続さ
れており、マイクロコンピユータ42によって制御される
ようになっている。
電磁弁28にオフ(閉)の信号が発せられているにもかか
わらず、検出槽34内の水洗水の量が増えて、液面が上昇
してフロートスイツチ38がオンすると警報装置56が警告
を発するようになっている。この警報装置56としてはブ
ザー、ベル、警告灯等が使用されている。
次に本考案の作用について説明する。
挿入口14から写真感光材料処理装置10内へ挿入された写
真感光材料16は現像槽20、定着槽22、水洗槽24へ順次図
示しない搬送ラツクにより搬送されて、各処理がなされ
る。
水洗槽24へは管路26から水道水が供給され、常に清浄な
水洗水で写真感光材料16が水洗される。
第4図を用いて写真感光材料16が写真感光材料処理装置
10内へ挿入されて水洗水が供給されるタイミングすなわ
ち電磁弁28の作動タイミングについて説明する。また、
第5図を用いて、電磁弁28にオンの信号を出していない
にもかかわらず、電磁弁28が故障して水洗槽24に水洗水
が供給され放しなるという電磁弁28の故障を診断するす
るためのフローを説明する。
第4図に示されるように操作員によって図示しないスタ
ートボタンが押されてスタートするとステツプ100で挿
入口14から写真感光材料処理装置10内へ挿入された感光
材料の先端が挿入センサ18を通過したか否かが判定され
る。否定判定ならばステツプ100を繰り返し、肯定判定
であればステツプ102へ進む。ステツプ102で時間の計測
が開始されT1時間経過したか否かが判断される。このT1
時間は、挿入センサ18を通過した写真感光材料16の先端
が水洗槽24まで搬送されて到達するまでの時間に設定さ
れている。第4図に示されるように写真感光材料16の先
端が挿入センサ18を通過してT1時間経過するとステツプ
104で電磁弁28が作動されて開放される。この開放によ
って水洗槽24内へ所定の流量で水洗水が供給される。水
洗槽24から検出槽34へオーバーフローする水洗水の流量
が検出槽34の貫通孔36を通過してオーバーフロー槽30内
へ排出される水洗水の流量よりも多いので、水洗水は検
出槽34内に溜まってフロートスイツチ38をオンにする。
ステツプ108で写真感光材料16の後端部が挿入センサ18
を通過したか否かが判断される。否定判定ならばステツ
プ108を繰り返し、肯定判定ならばステツプ110へ進む。
ステツプ110でT1+t1+t2時間経過して写真感光材料16
の水洗が終了したか否かが判断される。T1+t1+t2時間
経過していなければ、電磁弁28は開放状態を維持され、
経過するとステツプ112で写真感光材料16の先端が水洗
槽24に到達してから所定のT2時間経過したか否かが判断
され、否定判定ならばステツプ112が繰り返され肯定判
定ならばステツプ114へ進み、電磁弁28は閉止状態とな
る。ここでT2は、写真感光材料16が水洗槽24を通過する
ことによって汚れてしまった水洗槽24内の水洗水を写真
感光材料16が水洗槽24を通過する前と略同等の清浄な状
態にするために必要な管路26を通じて水洗槽24に供給す
る水洗水の供給量(l)を、管路26を通じて供給する水
洗水の流量(l/min)で割った値である。これによって
水洗槽24内への水洗水の供給が停止される。つまりステ
ツプ116でフラグ1がオフとなる。なお、T1+t1+t2
間は、写真感光材料16の先端が挿入センサ18を通過して
から、写真感光材料16の後端が水洗槽24から出るまでの
時間に設定されている。ここでt1は挿入センサ18を写真
感光材料16が通過して挿入センサ18がオンしている時間
(写真感光材料16の長さに相当する時間)、t2は写真感
光材料16の先端が水洗槽24に到達してから水洗槽24を出
るまでの時間である。第5図は電磁弁28の故障診断のた
めのフローチヤートである。操作員によって図示しない
スタートボタンが押されてスタートすると、ステツプ20
0で電磁弁28にオフ信号が出されているかどうかが判断
され、否定判定ならばステツプ200をを繰り返し、肯定
判定ならばステツプ202へ進む。ステツプ202でフロート
スイツチ38がオンかどうかが判断され、否定判定ならば
ステツプ202を繰り返し、肯定判定ならばステツプ204へ
進む。ステツプ204で電磁弁28が故障している警告を警
報装置56によって発する。
以上の実施例では、写真感光材料処理装置10の図示しな
いスタートボタンが操作員によって押されてスタートす
ると同時に電磁弁28の故障を診断するフローがスタート
する例を述べたが、第4図のステツプ114で電磁弁28が
閉止状態になったあと第5図のステツプ200へ進み、さ
らにステツプ202、ステツプ204と進めて、電磁弁28が故
障している警告を警報装置56によって発するようにする
こともできる。
この警報によって操作員は水道水の元栓を閉めること等
によって、水道水の水洗槽への供給を停止して電磁弁28
の故障を直すことにより、水道水を無駄に使用すること
を防止することが出来る。
なお、警報装置56は表示装置15以外の場所に設けてもよ
い。また、検出槽34に設ける貫通孔36は検出槽34の底部
ではなく側面等の他の位置に設けても良い。また、検出
槽34内のフロートスイツチ38に代えて、電極式の水位測
定装置を用いてもよい。
[考案の効果] 以上に説明したように本考案では、水洗槽内へ水洗水を
供給する供給手段の故障による異常な給水を検出するこ
とが出来るので、無駄な水道水の使用を防止することが
出来るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用された写真感光材料処理装置の実
施例を示し第2図のI−I線に沿って切断した断面図、
第2図は写真感光材料処理装置を示す概略構成図、第3
図は制御装置と機器との接続を示すブロツク図、第4図
は水洗水が供給される作用を示すフローチヤート、第5
図は電磁弁の故障診断のためのフローチヤートである。 10……写真感光材料処理装置、24……水洗槽、26……管
路、28……電磁弁、30……オーバーフロー槽、34……検
出槽、38……フロートスイツチ、42……制御装置、56…
…警報装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−117543(JP,A) 特開 昭62−83748(JP,A) 実開 昭63−8745(JP,U) 実開 昭57−40946(JP,U) 特公 昭58−10742(JP,B2) 特公 昭58−26017(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真感光材料を水洗する水洗槽へ水洗水を
    供給する供給手段と、前記供給手段によって供給された
    水洗水の前記水洗槽内からオーバーフローした水洗水が
    排出されるオーバーフロー槽とを備えた写真感光材料処
    理装置において、前記供給手段の動作を制御する制御手
    段と、前記オーバーフロー槽内に設けられて前記水洗槽
    内から前記オーバーフロー槽内へ排出される水洗水が通
    過する検出槽と、前記制御手段から前記供給手段に動作
    停止信号が供給された後に前記検出槽内に配置されて前
    記検出槽内を通過する水洗水が所定の液量を越えたこと
    を検出する検出手段と、前記検出槽内を通過する水洗水
    が所定の液量を越えたことを知らせる警告手段と、を有
    することを特徴とする写真感光材料処理装置。
JP412789U 1989-01-18 1989-01-18 写真感光材料処理装置 Expired - Lifetime JPH0710356Y2 (ja)

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JP412789U JPH0710356Y2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18 写真感光材料処理装置

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Publication Number Publication Date
JPH0295339U JPH0295339U (ja) 1990-07-30
JPH0710356Y2 true JPH0710356Y2 (ja) 1995-03-08

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ID=31206362

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