JPH07103386A - 自動ロック機構を備えた迅速継手 - Google Patents

自動ロック機構を備えた迅速継手

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JPH07103386A
JPH07103386A JP5267817A JP26781793A JPH07103386A JP H07103386 A JPH07103386 A JP H07103386A JP 5267817 A JP5267817 A JP 5267817A JP 26781793 A JP26781793 A JP 26781793A JP H07103386 A JPH07103386 A JP H07103386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
joint
pin
joint body
coupling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5267817A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Takekoshi
健一郎 竹腰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Kyoei Sangyo KK
Original Assignee
Araco Co Ltd
Kyoei Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd, Kyoei Sangyo KK filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP5267817A priority Critical patent/JPH07103386A/ja
Publication of JPH07103386A publication Critical patent/JPH07103386A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は迅速継手装置における継手ボデー
に対して継手スリーブの結合を安全に維持確保するため
に、結合リングの不慮の誤作動を防止しようとするもの
である。 【構成】 継手ボデーに設けたピンと結合リングに設け
た長靴型切込とを前記両部間に端部を固定したリングば
ねを介して、衝止状態を維持させ結合リングの長手方向
と回転方向の作動を規制するようにしたものである。 【効果】 長靴型切込をリングばねを介してピンに衝止
させる構成としたので、少なくとも結合リングの回転方
向への不慮の誤作動はあらかじめ前記ばねに与えられて
いる所定の反回転方向の回転力以上の回転力が加えられ
ない限り回転しないので安全な継手機能を損うことがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動ロック機構を備え
た迅速継手に係り、具体的には継手ボデーに対して継手
スリーブを接続するに際して、継手ボデーに設けた接続
用操作リングによって前記両部材を接続固定するように
した迅速継手において、前記した操作リングを結合リン
グを回転方向に作動するように取付けられているばねを
強制的に、所定位置に位置設定しない限り、継手ボデー
と継手スリーブの解放が行なえないようなロック機構を
備えた自動ロック機構を備えた迅速継手に関する。
【0002】
【従来の技術】ロック機構を備えた迅速継手としては、
図3に示すように、結合リング1の後端(継手ボデー2
の継手面と反対側)に切込4を設け、この切込4に前記
ボデー2に植立したピン5を嵌挿させなければ継手ボデ
ーと継手スリーブ3とが解離しないものであった。
【0003】なお、特に図示しないが継手ボデーにはニ
ップルが連結固定されており、このニップルを含む前記
各部材によって迅速継手は構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のロック装置は図
3(a)に示す状態でロックされており、この状態で明
らかなようにピン5は結合リングの前端を衝止した状態
になっており、矢印方向の不測の力が加えられた場合で
も継手スリーブ3が解離することはない。
【0005】これを解離するためには図3(b)に示す
ように結合リングを細回転矢印方向に回転し、ピン5と
切込4とを対向させた状態で前記リングを太矢印方向に
移動させて解離していた。
【0006】上述したように、従来のロック装置は図3
(b)に示すように結合リング1は細矢印で示す軸回転
を、無負荷状態のフリーで行うものであり、時には図3
(a)から図3(b)の状態を現出させて不慮の解放を
生じさせるおそれがあった。この発明はこの欠点を解消
させたロック機構を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は結合リングに
長靴型切込を形成し、この長靴型切込に衝止するように
継手ボデーにピンを植立し、しかもそれぞれの端部を結
合リングおよび継手ボデーに固定したリングばねによっ
て、特に結合リングの時計方向の回転を前記リングばね
を介して、結合リングに対して所定の反時計方向への回
転力を付勢しておき、少なくともこの回転力以上の回転
力でなければ結合リングが回動しないように構成したも
のである。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図1により説明すれば次
のとおりである。図1(a)は継手ボデー2と継手スリ
ーブ3とが結合リング1を介して結合している状態を示
したものであり、この状態におけるロック機構を同
(b)および同(c)を加えて説明すれば次のとおりで
ある。
【0009】なお符号6はニップル、7は逆止弁、8は
シール材、71は通孔、9はリングばね、Bは結合ボー
ルであり、公知の迅速継手の構成部材と同じである。
【0010】この発明に係るロック機構は継手ボデー2
の所定位置に植立したピン10((a)図参照)に対し
て(b)図で示すように、結合リングの後端(継手ボデ
ー側)に形成した長靴型切込11の頂部12を衝止した
状態で作動している。この状態を維持している結合リン
グ、継手ボデーおよびリングばねの相関関係を更に
(c)図を加えて説明すれば次のとおりである。
【0011】(b)図で明瞭に示すように、リングばね
9の一端部15は結合リングのボール押え14にまた他
端部17は継手ボデーの空所壁16に取付けられてお
り、前記したロック状態における結合リング2はリング
ばね9によって細矢印方向(頂部12がピン10に衝止
する方向)への回転力を付勢されている。
【0012】この状態を概念図(c)図により、説明す
れば次のとおりである。ロック状態にあるピン10と前
記した長靴型のつま先部13と位置関係は迅速継手の長
手軸心に対して所定角Aをもち、しかも所定の回転力を
付勢されている。
【0013】図2はロック機構を解除して継手スリーブ
3を継手ボデー2から解離した場合を示したものであ
り、その解離行程を説明すれば次のとおりである。
【0014】図2(b)に示すように、結合リングを太
回転矢印方向に回転させ、ピン10に対してつま先部1
3を衝止させるまで同リングを長手方向(太直径矢印)
に移動させて、両部材が衝止した段階で結合ボールBは
ボール押え14から解放され、結果として図1図示のニ
ップルは解離する。
【0015】前記したピン10とつま先部13とが衝止
した状態(ロック機構の解除状態)を図2(c)を加え
て説明すれば次のとおりである。同(b)図示のよう
に、結合リング1を回転させることによってリングばね
9には所定角βの反回転方向の負荷が付勢されているも
のである。
【0016】
【作用】この発明に係るロック機構は図2に示すロック
機構解除状態にある継手ボデー1に対して、図1に示す
ようにニップル3を挿着した直後に結合ボール13を介
して結合リング1が動作して両者は結合し、同時にロッ
ク機構が自動的に機能する。
【0017】ロック機構は図2特に(b)図で示すよう
に、ピン10長靴型切込11とリングばね9によって構
成されるもので、図1の太矢印方向と細矢印方向の力に
対してはピン10と長靴型側壁と頂部とのそれぞれの衝
止によって、また細矢印と反対方向の回転力に対して
は、この回転力が図2(c)に示すように所定角βの反
回転方向の負荷以上でなければ作動しないのでロック機
能を維持するものである。
【0018】
【発明の効果】この発明は継手ボデーに植立したピンに
対して結合リングに形成した長靴型切込とを衝止させ、
しかも衝止態様を前記両部材に設けたリングばねによっ
て結合リングとつま先部との衝止が反回転方向へ所定角
度だけ操作された状態に維持されている様に構成したの
で、不慮の長手方向および時計または反時計方向の不慮
の回転力が加えられたとしても継手機能を損うものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るロック機構を示し、(a)は継
手結合時の要部断面図、(b)はロック時の作用説明
図、(c)は結合リングとピン間に作用するばね力のベ
クトル図である。
【図2】この発明に係るロック機構の解除を示し、
(a)は継手解除の時の要部断面図、(b)はロック解
除時の作用説明図、(c)は結合リングとピン間に作用
するばね力のベクトル図である。
【図3】従来例の模式的説明図である。
【符号の説明】
1 結合リング 2 継手ボデー 3 継手スリーブ 6 ニップル 7 逆止弁 8 シール材 9 リングばね材 10 ピン 11 長靴型切込 12 頂部 13 つま先部 14 ボール押え 15(17) ばね端部 B 結合ボール α 回転方向のベクトル β 反回転方向のベクトル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手ボデーにリングばねを介して、回転
    と長手方向への移動を自由に行えるようにした結合リン
    グと、継手ボデーに結合する継手スリーブとで構成され
    る迅速継手において、継手ボデーにピンをまた結合リン
    グに長靴型切込をそれぞれ形成し、前記ピンに対して前
    記長靴型切込を前記ばねの回転方向のばね力を介して衝
    止することによって、結合リングの長手方向および回転
    方向への移動を規制するようにしたことを特徴とする自
    動ロック機構を備えた迅速継手。
JP5267817A 1993-10-01 1993-10-01 自動ロック機構を備えた迅速継手 Pending JPH07103386A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5267817A JPH07103386A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 自動ロック機構を備えた迅速継手

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JP5267817A JPH07103386A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 自動ロック機構を備えた迅速継手

Publications (1)

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JPH07103386A true JPH07103386A (ja) 1995-04-18

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ID=17450026

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JP5267817A Pending JPH07103386A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 自動ロック機構を備えた迅速継手

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JP (1) JPH07103386A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970011536A (ko) * 1995-08-29 1997-03-27 덴이치 사라다니 연결 및 자동 슬리이브 로크기구형 커플러
JP2001521114A (ja) * 1997-10-23 2001-11-06 ニベルイ,ボー エリック 急動連結器
JP2012107681A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Nitto Kohki Co Ltd 雌型管継手部材及び管継手
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JP2021521396A (ja) * 2018-04-30 2021-08-26 セイン アーベーCejn Ab クイック接続継手用ロック機構

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