JPH07103318B2 - 新規フタロシアニン化合物およびその製造方法 - Google Patents

新規フタロシアニン化合物およびその製造方法

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JPH07103318B2
JPH07103318B2 JP1103555A JP10355589A JPH07103318B2 JP H07103318 B2 JPH07103318 B2 JP H07103318B2 JP 1103555 A JP1103555 A JP 1103555A JP 10355589 A JP10355589 A JP 10355589A JP H07103318 B2 JPH07103318 B2 JP H07103318B2
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B47/00Porphines; Azaporphines
    • C09B47/04Phthalocyanines abbreviation: Pc
    • C09B47/045Special non-pigmentary uses, e.g. catalyst, photosensitisers of phthalocyanine dyes or pigments

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は下記一般式(I)で示される新規なフタロシア
ニン化合物およびその製造方法に関するものである。
〔式中、R1〜R8はSZ(ここで、Zは炭素数1〜20のアル
キル基、または炭素数1〜12のアルキル基若しくはハロ
ゲンで置換されていてもよいフェニル基若しくはナフチ
ル基を示す)を表わす。〕 本発明にかかる新規なフタロシアニン化合物は、従来知
られているフタロシアニン化合物と異なる特殊な機能を
有するものであり、例えば耐光性の高い高級顔料、光情
報記録媒体、光電変換媒体あるいは電子写真感光体など
として用いる際に、優れた効果を発揮するものである。
〔従来の技術〕
フタロシアニン化合物は、化学的あるいは物理的に極め
て安定であるため様々な応用が考えられそのための研究
が数多くなされている。中でも半導体レーザー感受性材
料としての応用はフタロシアニン系色素の堅牢性、深色
性などから注目されている。しかしながら一般的なフタ
ロシアニン系色素を溶解性に欠けるため溶媒塗布を行い
得ない、あるいは溶液状態でのと吸収波長が600〜700μ
mのものが多く半導体レーザー発振領域に吸収をもたな
いといった欠点をもっている。本発明者らはそれらの欠
点を解決する為に特開昭64−45474号においてオクタデ
カフルオロフタロシアニンのフッ素を選択的にアルキル
あるいはアリールチオ基で置換することにより吸収の長
波長化あるいは溶媒溶解性の向上を試み、ある程度の効
果を上げることを可能にした。しかしながら光記録媒体
用等の半導体レーザー感受性材料としては溶液状態での
吸収波長,溶解性等の特性が必ずしも満足できるもので
はなかった。
〔発明の概要〕
本発明者らは、上記の欠点を解決する為に更に検討した
結果、前記一般式(I)で示される新規な化合物は溶液
状態で近赤外域の吸収波長を有しかつ有機溶媒への溶解
性が向上することを見い出した。
前記一般式(I)で示される新規なフタロシアニン化合
物は例えば下記一般式(II)で示されるフタロニトリル
誘導体と、 〔式中、PおよびQはそれぞれ独立にSZ(ここで、Zは
炭素数1〜20のアルキル基、または炭素数1〜12のアル
キル基若しくはハロゲンで置換されていてもよいフェニ
ル基若しくはナフチル基)を表わす。〕 ハロゲン化バナジウム、有機酸塩バナジル、ハロゲン化
バナジルおよびバナジウム酸化物からなる群から選ばれ
た少なくとも一種とを必要に応じて有機溶媒の存在下加
熱して反応させることによって製造することができる。
本発明で使用される前記一般式(II)で示されるフタロ
ニトリル誘導体としては、具体的に例えば3,6−ジフル
オロ−4,5−ビス(メチルチオ)フタロニトリル、3,6−
ジフルオロ−4,5−ビス(エチルチオ)フタロニトリ
ル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス(ブチルチオ)フタロ
ニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス(ターシャルブ
チルチオ)フタロニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビ
ス(ノルマルオクチルチオ)フタロニトリル、3,6−ジ
フルオロ−4,5−ビス(ノルマルドデシルチオ)フタロ
ニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス(ノルマルテト
ラデシルチオ)フタロニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5
−ビス(ノルマルヘキサデシルチオ)フタロニトリル、
3,6−ジフルオロ−4,5−ビス(ノルマルエイコシルチ
オ)フタロニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス(フ
ェニルチオ)フタロニトリル、3,6、−ジフルオロ−4,5
−ビス(エチルフェニルチオ)フタロニトリル、3,6−
ジフルオロ−4,5−ビス(プロピルフェニルチオ)フタ
ロニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス(ブチルフェ
ニルチオ)フタロニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビ
ス(ターシャルブチルフェニルチオ)フタロニトリル、
3,6−ジフルオロ−4,5−ビス(2、−ナフチルチオ)フ
タロニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス((o−ト
リルチオ)フタロニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビ
ス(p−トリルチオ)フタロニトリル、3,6−ジフルオ
ロ−4,5−ビス(m−トリルチオ)フタロニトリル、3,6
−ジフルオロ−4,5−ビス(2,4−キシリルチオ)フタロ
ニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス(2,3−キシリ
ルチオ)フタロニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス
(2,6−キシリルチオ)フタロニトリル、3,6−ジフルオ
ロ−4,5−ビス(o−クロルフェニルチオ)フタロニト
リル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス(p−クロルフェニ
ルチオ)フタロニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス
(2,4−ジクロルフェニルチオ)スタロニトリル、3,6−
ジフルオロ−4,5−ビス(2,6−ジクロルフェニルチオ)
フタロニトリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス(o−フ
ルオロフェニルチオ)フタロニトリル、3,6−ジフルオ
ロ−4,5−ビス(p−フルオロフェニルチオ)フタロニ
トリル、3,6−ジフルオロ−4,5−ビス(2,3,5,6−テト
ラフルオロフェニルチオ)フタロニトリル等が挙げら
れ、1種または2種以上を用いることができる。
本発明ではバナジウム源として、ハロゲン化バナジウ
ム、ハロゲン化バナジル、有機酸塩バナジル、バナジウ
ム酸化物および/または金属粉末を用いることができ
る。その中でも好ましくはハロゲン化バナジウムおよび
/またはハロゲン化バナジルを用いるのが良い。具体的
には例えば、ヨウ化バナジウム、二塩化バナジウム、三
塩化バナジウム、四塩化バナジウム、酢酸バナジル、ス
テアリン酸バナジル、シュウ酸バナジル、三ヨウ化バナ
ジル、三塩化バナジル、五酸化バナジウム、バナジウム
金属粉末等が挙げられる。
有機溶媒中で反応を行う場合、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、ニトロベンゼン、モノクロロベンゼン、ジクロ
ロベンゼン、トリクロロベンゼン、クロロナフタレン、
メチルナフタレン、エチレングリコール、ベンゾニトリ
ルなどの不活性溶媒、あるいはジメチルスルホキシド、
ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリドン、
ジメチルスルホンなどの非プロトン性極性溶媒の1種ま
たは2種以上を使用することができ、好ましくはクロロ
ナフタレン、トリクロロベンゼン、ニトロベンゼンまた
はベンゾニトリルである。
反応温度は、原料の種類、溶媒の種類、その他の条件に
より必ずしも一定しないが、通常100〜300℃、特に120
〜260℃の範囲が選択される。その場合、発熱反応を制
御する為に段階的に温度を上げても良い。
本発明における新規フタロシアニン化合物の具体例とし
て次のものが例示される。なお下記の例示においてフッ
素原子は式(III)で示されるフタロシアニン核の1,4,
5,8,9,12,13および16位に8ケは少なくともいずれの場
合も導入されているものである。又〔〕内は略名であ
る。
オクタフルオロ−オクタキス(メチルチオ)バナジルフ
タロシアニン〔F8(MeS)8VOPc〕,オクタフルオロ−オク
タキス(2,6−キシリルチオ)バナジルフタロシアニン
〔F8(2,6-XyS)8VOPc〕,オクタフルオロ−オクタキス
(o−クロルフェニルチオ)バナジルフタロシアニン 〔F8(o-ClPhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(p−クロルフェニルチ
オ)バナジルフタロシアニン 〔F8(p-ClPhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(2,4−ジクロルフェニル
チオ)バナジルフタロシアニン 〔F8(2,4-ClPhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(2,6−ジクロルフェニル
チオ)バナジルフタロシアニン 〔F8(2,6-ClPhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(o−フルオロフェニルチ
オ)バナジルフタロシアニン 〔F8(o-FPhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(p−フルオロフェニルチ
オ)バナジルフタロシアニン 〔F8(o-FPhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(2,3,5,6−テトラフルオ
ロフェニルチオ)バナジルフタロシアニン 〔F8(F4PhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(エチルチオ)バナジルフ
タロシアニン〔F8(EtS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(ブチルチオ)バナジルフ
タロシアニン〔F8(BuS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(ターシャリィブチルチ
オ)バナジルフタロシアニン 〔F8(t-BuS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(ノルマルオクチルチオ)
バナジルフタロシアニン〔F8(n-OctS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(ノルマルドデシルチオ)
バテジルフタロシアニン〔F8(n-DodS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(ノルマルテトラデシルチ
オ)バナジルフタロシアニン 〔F8(n-tedS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(ノルマルヘキサデシルチ
オ)バナジルフタロシアニン 〔F8(n-HedS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(ノルマルエイコシルチ
オ)バナジルフタロシアニン 〔F8(n-EicS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(フェニルチオ)バナジル
フタロシアニン〔F8(PhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(ナフチルチオ)バナジル
フタロシアニン〔F8(NPhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(o−トリルチオ)バナジ
ルフタロシアニン〔F8(o-MePhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(p−トリルチオ)バナジ
ルフタロシアニン〔F8(p-MePhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(b−トリルチオ)バナジ
ルフタロシアニン〔F8(m-MePhS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(2,4−キシリルチオ)バ
ナジルフタロシアニン〔F8(2,4-XyS)8VOPc〕, オクタフルオロ−オクタキス(2,3−キシリルチオ)バ
ナジルフタロシアニン〔F8(2,3-XyS)8VOPc〕, 〔実施例〕 以下実施例によって本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 F8(PhS)8VOPc ○出発原料(3,6−ジフルオロ−4,5−ビスフェニルチオ
フタロニトリル)の製造 200mlの4ツ口フラスコに3,4,5,6−テトラフルオロフタ
ロニトリル19.6g(98ミリモル)、チオフェノール21.6g
(196ミリモル)、フッ化カリウム(KF)17.1g(294ミ
リモル)およびアセトニトリル100mlを仕込み50℃で12
時間攪拌下保った。その後室温に冷却しえられた黄色の
固型物を過し、えられたケーキをメタノールついで温
水で洗浄して精製し、3,6−ジフルオロ−4,5−ビスフェ
ニルチオフタロニトリルを34.5g(対3,4,5,6−テトラフ
ルオロフタロニトリル収率92.5モル%)えた。
○F8(PhS)8VOPcの製造 100mlの4ツ口フラスコに、3,6−ジフルオロ−4,5−ビ
スフェニルチオフタロニトリル5g(13.2mmol)とVCl31.
04g(6.6mmol)およびベンゾニトリル20mlを仕込み、つ
いで200℃N2気流下10時間攪拌下保った。冷却後反応生
成物をメタノール中に注ぎ込み、上澄みをデカンテーシ
ョンしさらにメタノール500mlを追加した後過した。
得られたケーキをN,N−ジメチルホルムアミド50mlと共
に100mlナスフラスコに入れ沸点下2時間加熱した。冷
却後、反応生成物をメタノール中に注ぎ込み、緑色の沈
澱物を過,乾燥した。さらに、得られた固形分をベン
ゼン中で沸点下加熱後熱時過し、ろ液をメタノール中
に注ぎ込み析出した固形分を過,乾燥した(対3,6−
ジフルオロ−4,5−ビスフェニルチオフタロニトリル収
率91.0モル%)。
○元素分析値 C(%) H(%) N(%) F(%) S(%) 理論値 60.48 2.54 7.08 9.57 1
6.14 分析値 60.30 2.25 7.26 9.51 1
6.36 お ○最大吸収波長 λmax=749nm(テトラヒドロフラン
中) ○ベンゼン,トルエン,テトラヒドロフラン,アセト
ン,メチルエチルケトン等に可溶 実施例2〜4 実施例1の3,6−ジフルオロ−4,5−ビスフェニルチオフ
タロニトリルに代えて、表1に示した各種フタロニトリ
ル5gを用いた以外は同じ様にしてフタロシアニンの合成
を行ない、その収率および元素分析結果を表2に示す。
又得られたフタロシアニンのλmaxおよび有機溶媒への
溶解性を表1に示す。
実施例5 実施例1のVCl3に代えてVOCl3をまたベンゾニトリルの
代りにα−クロルナフタレンを用いた以外実施例1と同
じ様にしてフタロシアニンの合成を行ない、その収率お
よび元素分析結果を表2に示す。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はそれぞれ実施例1〜4で得られた化合物の
赤外吸収スペクトル図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I)で示される新規フタロシ
    アニン化合物。 〔式中、R1〜R8はSZ(ここで、Zは炭素数1〜20のアル
    キル基、または炭素数1〜12のアルキル基若しくはハロ
    ゲンで置換されていてもよいフェニル基若しくはナフチ
    ル基を示す)を表わす。〕
  2. 【請求項2】Zが炭素数1〜14のアルキル基、フェニル
    基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、エチルフェニ
    ル基、プロピルフェニル基、ブチルフェニル基、1〜2
    ケのクロル原子で置換しているフェニル基または1〜5
    ケのフルオロ原子で置換しているフェニル基である請求
    項(1)記載の化合物。
  3. 【請求項3】下記一般式(II)で示されるフタロニトリ
    ル誘導体と、 〔式中、PおよびQはそれぞれ独立にSZ(ここで、Zは
    炭素数1〜20のアルキル基、または炭素数1〜12のアル
    キル基若しくはハロゲンで置換されていてもよいフェニ
    ル基若しくはナフチル基を示す)を表わす。〕 ハロゲン化バナジウム、有機酸塩バナジル、ハロゲン化
    バナジルおよびバナジウム酸化物からなる群から選ばれ
    た少なくとも一種とを反応させることを特徴とする、下
    記一般式(I)で示される新規フタロシアニン化合物の
    製造方法。 〔式中、R1〜R8はSZ(ここで、Zは炭素数1〜20のアル
    キル基、または炭素数1〜12のアルキル基若しくはハロ
    ゲンで置換されていてもよいフェニル基若しくはナフチ
    ル基を示す)を表わす。〕
  4. 【請求項4】Zが炭素数1〜14のアルキル基、フェニル
    基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、エチルフェニ
    ル基、プロピルフェニル基、ブチルフェニル基、1〜2
    ケのクロル原子で置換しているフェニル基または1〜5
    ケのフルオロ原子で置換しているフェニル基である請求
    項(3)記載の方法。
  5. 【請求項5】反応温度が120〜260℃の範囲である請求項
    (3)または(4)記載の方法。
  6. 【請求項6】反応が有機溶媒中で行なわれる請求項
    (3),(4)または(5)記載の方法。
  7. 【請求項7】有機溶媒がクロルナフタレン、ニトロベン
    ゼン、トリクロルベンゼンおよびベンゾニトリルからな
    る群から選ばれた少なくとも一種である請求項(6)記
    載の方法。
  8. 【請求項8】ハロゲン化バナジウムが三塩化バナジウム
    であり、有機酸塩バナジルがシュウ酸バナジルでありま
    たハロゲン化バナジルが三塩化バナジルである請求項
    (3),(4),(5),(6)または(7)記載の方
    法。
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