JPH07102951B2 - 仮設エレベーター - Google Patents
仮設エレベーターInfo
- Publication number
- JPH07102951B2 JPH07102951B2 JP29175888A JP29175888A JPH07102951B2 JP H07102951 B2 JPH07102951 B2 JP H07102951B2 JP 29175888 A JP29175888 A JP 29175888A JP 29175888 A JP29175888 A JP 29175888A JP H07102951 B2 JPH07102951 B2 JP H07102951B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- building
- car
- upper edge
- hoistway
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は既設建物に追加設置される仮設エレベーター
に関するものである。
に関するものである。
既設建物を一部改修する場合，そこに設置されている老
朽化したエレベーターを取り換えたり，階段部分を改築
する必要が生じる。この場合，工事期間中建物内の縦の
交通に不便を来たすため，一時的に仮設エレベーターを
設置することが提案されている。
朽化したエレベーターを取り換えたり，階段部分を改築
する必要が生じる。この場合，工事期間中建物内の縦の
交通に不便を来たすため，一時的に仮設エレベーターを
設置することが提案されている。
一時的に設置されるエレベーターとしては，工事用エレ
ベーターがあるが，これは作業者が使用するものであ
り，一般利用客に使用させることは安全面から許され
ず，安全上問題のない仮設エレベーターを設置すること
が必要である。
ベーターがあるが，これは作業者が使用するものであ
り，一般利用客に使用させることは安全面から許され
ず，安全上問題のない仮設エレベーターを設置すること
が必要である。
第２図及び第３図は，例えば特開昭52−73439号公報に
示された従来の仮設エレベーターを示す図で，第２図は
乗場部分の斜視図，第３図は昇降路ユニツトの斜視図で
ある。
示された従来の仮設エレベーターを示す図で，第２図は
乗場部分の斜視図，第３図は昇降路ユニツトの斜視図で
ある。
図中，（１）は住宅用建物等の隣接する居室の出入口前
に通じる廊下の床面，（２）は廊下（１）の屋外側に立
設された手すりであり，第２図の手前側が居室側，向う
側が屋外側を示す。（３）は仮設エレベーターの乗場を
作るため手すり（２）を切り欠いて形成した空所，
（４）は建物の外側に立設され手すり（２）の外側に接
して配置された昇降路ユニツトで，出入口開口部（4a）
を有し階高に等しい高さの前面パネル（4A），これらと
同一高さの後面パネル（4B）及び側面パネル（4C），
（4D）が互いに結合されて筒状に形成されており，開口
部（4a）が手すり（２）の空所（３）に通じている。
（５）は昇降路ユニツト（４）を建物側に固定する支持
具，（６）は昇降路ユニツト（４）の開口部（4a）の部
分に装着されドア装置，乗場ボタン等が設置された乗場
ユニツトであり，昇降路ユニツト（４）内にかご（図示
しない）が設置される。
に通じる廊下の床面，（２）は廊下（１）の屋外側に立
設された手すりであり，第２図の手前側が居室側，向う
側が屋外側を示す。（３）は仮設エレベーターの乗場を
作るため手すり（２）を切り欠いて形成した空所，
（４）は建物の外側に立設され手すり（２）の外側に接
して配置された昇降路ユニツトで，出入口開口部（4a）
を有し階高に等しい高さの前面パネル（4A），これらと
同一高さの後面パネル（4B）及び側面パネル（4C），
（4D）が互いに結合されて筒状に形成されており，開口
部（4a）が手すり（２）の空所（３）に通じている。
（５）は昇降路ユニツト（４）を建物側に固定する支持
具，（６）は昇降路ユニツト（４）の開口部（4a）の部
分に装着されドア装置，乗場ボタン等が設置された乗場
ユニツトであり，昇降路ユニツト（４）内にかご（図示
しない）が設置される。
従来の仮設エレベーターは上記のように構成され，既設
建物に仮設エレベーターを追加設置する場合，建物の外
側に昇降路ユニツト（４）を固定し，乗場を設けるため
に，手すり（２）を切り欠いて空所（３）を形成し，床
面（１）がかご床面，すなわちかご停止面と一致するよ
うにしている。
建物に仮設エレベーターを追加設置する場合，建物の外
側に昇降路ユニツト（４）を固定し，乗場を設けるため
に，手すり（２）を切り欠いて空所（３）を形成し，床
面（１）がかご床面，すなわちかご停止面と一致するよ
うにしている。
また，乗場を設けるため窓が利用されることもある。こ
の場合は窓下の壁を床面まで切り欠いて空所を形成し，
これを仮設エレベーターの出入口とするものである。
の場合は窓下の壁を床面まで切り欠いて空所を形成し，
これを仮設エレベーターの出入口とするものである。
上記のような従来の仮設エレベーターでは，建物の外側
に昇降路を固定し，手すり（２）又は窓下等の壁を切り
欠いて出入口を形成しているため，仮設エレベーターの
設置に際して少なからず建物の改造が必要で，用済後仮
設エレベーターを取り外した後も建物の修復が必要であ
るという問題点がある。
に昇降路を固定し，手すり（２）又は窓下等の壁を切り
欠いて出入口を形成しているため，仮設エレベーターの
設置に際して少なからず建物の改造が必要で，用済後仮
設エレベーターを取り外した後も建物の修復が必要であ
るという問題点がある。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で，設置の際及び取外し後の建物の改造及び修復工事を
極めて少なくすることができるようにした仮設エレベー
ターを提供することを目的とする。
で，設置の際及び取外し後の建物の改造及び修復工事を
極めて少なくすることができるようにした仮設エレベー
ターを提供することを目的とする。
この発明に係る仮設エレベーターは，建物の外側に昇降
路を固定し，建物外周の手すりの上縁部又は窓の下枠の
上縁部と建物の床面との間に踏段を設け，上記手すりの
上縁部又は窓の下枠の上縁部をかごの停止面として乗場
を設けたものである。
路を固定し，建物外周の手すりの上縁部又は窓の下枠の
上縁部と建物の床面との間に踏段を設け，上記手すりの
上縁部又は窓の下枠の上縁部をかごの停止面として乗場
を設けたものである。
この発明においては，建物外周の手すりの上縁部又は窓
の下枠の上縁部をかごの停止面としたため，特別に手す
り又は窓下等の壁を改造する必要はない。
の下枠の上縁部をかごの停止面としたため，特別に手す
り又は窓下等の壁を改造する必要はない。
第１図はこの発明の一実施例を示す乗場部分の斜視図で
あり，従来装置と同様の部分は同一符号で示す。なお，
第３図はこの実施例にも共用される。
あり，従来装置と同様の部分は同一符号で示す。なお，
第３図はこの実施例にも共用される。
図中，（６）は乗場ユニツトで，その下端部はて手すり
（２）の上縁部に一致しており，手すり（２）の上縁部
はかごの停止面と一致している。（11）は床面（１）と
手すり（２）の上縁部の間に設置された踏段，（12）は
踏段（11）の両側に設けられた手すりである。
（２）の上縁部に一致しており，手すり（２）の上縁部
はかごの停止面と一致している。（11）は床面（１）と
手すり（２）の上縁部の間に設置された踏段，（12）は
踏段（11）の両側に設けられた手すりである。
上記のように構成された仮設エレベーターにおいては，
かごの停止面は従来装置よりも高く，手すり（２）の上
縁部になつているため，利用客は踏段（11）を利用して
かごに乗降することになる。
かごの停止面は従来装置よりも高く，手すり（２）の上
縁部になつているため，利用客は踏段（11）を利用して
かごに乗降することになる。
このようにして，手すり（２）の上縁部をかごの停止面
と一致させ，乗場床面としても利用しているため，仮設
エレベーターの設置に際しては手すり（２）を切り欠い
たりする改造は不要である。また，建物用のエレベータ
ー等の改修が終了すれば，仮設エレベーターは取り外さ
れるが，手すり（２）に切り欠きはないので，修復作業
は極めて少なくて済む。
と一致させ，乗場床面としても利用しているため，仮設
エレベーターの設置に際しては手すり（２）を切り欠い
たりする改造は不要である。また，建物用のエレベータ
ー等の改修が終了すれば，仮設エレベーターは取り外さ
れるが，手すり（２）に切り欠きはないので，修復作業
は極めて少なくて済む。
また，上記実施例では，手すり（２）の上縁部を乗場と
したが，これを窓を利用して行うこともある。すなわ
ち，昇降路ユニツト（４）を窓の部分に設置し，窓の下
枠の上縁部をかごの停止面とし，第１図の場合と同様に
踏段（11）を設ければよく，設置の際及び取外し後の建
物の改造及び修復は小規模のものとなる。
したが，これを窓を利用して行うこともある。すなわ
ち，昇降路ユニツト（４）を窓の部分に設置し，窓の下
枠の上縁部をかごの停止面とし，第１図の場合と同様に
踏段（11）を設ければよく，設置の際及び取外し後の建
物の改造及び修復は小規模のものとなる。
以上説明したとおりこの発明では，建物の外側に昇降路
を固定し，建物外周の手すりの上縁部又は窓の下枠の上
縁部をかごの停止面として乗場を設け，建物の床面と乗
場の間に踏段を設けたので，手すりの切欠き，窓下等の
壁の改造及びそれらの修復工事を極めて少なくすること
ができ，設置費用を大幅に節減でき，かつ工期も短縮で
きる効果がある。
を固定し，建物外周の手すりの上縁部又は窓の下枠の上
縁部をかごの停止面として乗場を設け，建物の床面と乗
場の間に踏段を設けたので，手すりの切欠き，窓下等の
壁の改造及びそれらの修復工事を極めて少なくすること
ができ，設置費用を大幅に節減でき，かつ工期も短縮で
きる効果がある。
第１図はこの発明による仮設エレベーターの一実施例を
示す乗場部分の斜視図，第２図は従来の仮設エレベータ
ーを示す乗場部分の斜視図，第３図は第２図の昇降路ユ
ニツトの斜視図である。 図中，（１）は床面，（２）は手すり，（４）は昇降路
（昇降路ユニツト），（６）は乗場ユニツト，（11）は
踏段である。 なお，図中同一符号は同一部分を示す。
示す乗場部分の斜視図，第２図は従来の仮設エレベータ
ーを示す乗場部分の斜視図，第３図は第２図の昇降路ユ
ニツトの斜視図である。 図中，（１）は床面，（２）は手すり，（４）は昇降路
（昇降路ユニツト），（６）は乗場ユニツト，（11）は
踏段である。 なお，図中同一符号は同一部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】建物の外側に筒状の昇降路を固定し，この
昇降路内にかごを配置したものにおいて，上記建物外周
の手すりの上縁部又は窓下枠の上縁部と上記建物の床面
との間に踏段を設け，上記昇降路の外側に結合され上記
手すりの上縁部又は窓下枠の上縁部を上記かごの停止面
とした乗場を設けたことを特徴とする仮設エレベータ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29175888A JPH07102951B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 仮設エレベーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29175888A JPH07102951B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 仮設エレベーター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02138091A JPH02138091A (ja) | 1990-05-28 |
| JPH07102951B2 true JPH07102951B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17773039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29175888A Expired - Fee Related JPH07102951B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 仮設エレベーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102951B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8800724B1 (en) * | 2010-01-04 | 2014-08-12 | Paul Wayne Foster | Free standing elevator hoistway |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5721647A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-04 | Mitsubishi Electric Corp | Small elevator equipment |
-
1988
- 1988-11-18 JP JP29175888A patent/JPH07102951B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02138091A (ja) | 1990-05-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |