JPH0710294A - 粉粒状原料の塊除去装置 - Google Patents
粉粒状原料の塊除去装置Info
- Publication number
- JPH0710294A JPH0710294A JP15246893A JP15246893A JPH0710294A JP H0710294 A JPH0710294 A JP H0710294A JP 15246893 A JP15246893 A JP 15246893A JP 15246893 A JP15246893 A JP 15246893A JP H0710294 A JPH0710294 A JP H0710294A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lump
- belt conveyor
- chains
- raw material
- lumps
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、鉄鉱石、石灰石等の粉粒状原料を
ベルトコンベアで輸送する工程において、粉粒状原料中
に混入している塊を確実にかつ安定的に除去する事を目
的とする。 【構成】 粉粒状原料を輸送するベルトコンベアの乗継
部に、当該ベルトコンベアのヘッドプーリー前方に水平
面内を移動する連鎖を配置し、この連鎖に櫛歯状の塊取
りバーを取り付けたことを特徴とする粉粒状原料の塊除
去装置。
ベルトコンベアで輸送する工程において、粉粒状原料中
に混入している塊を確実にかつ安定的に除去する事を目
的とする。 【構成】 粉粒状原料を輸送するベルトコンベアの乗継
部に、当該ベルトコンベアのヘッドプーリー前方に水平
面内を移動する連鎖を配置し、この連鎖に櫛歯状の塊取
りバーを取り付けたことを特徴とする粉粒状原料の塊除
去装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉粒状原料の塊除去装置
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製鉄所等における粉鉄鉱石、石灰石等の
粉粒状原料(以下、粉原料と称する)をベルトコンベア
で輸送する工程においては、粉原料中に粉原料とは異な
る形状の大きい塊、又は鉄屑等(以下、塊と総称する)
がよく混入している。
粉粒状原料(以下、粉原料と称する)をベルトコンベア
で輸送する工程においては、粉原料中に粉原料とは異な
る形状の大きい塊、又は鉄屑等(以下、塊と総称する)
がよく混入している。
【0003】この粉原料中に混入している塊は、ベルト
コンベアの乗継部のシュート部に引っ掛かりベルトを切
ったり輸送先のホッパーから粉原料を切り出す時、切出
しゲートに詰まり、切出しが不安定になるという問題を
有していた。特に、焼結機の装入部におけるドラムフィ
ーダーの切出しゲート部で塊が詰まった場合では詰まっ
た部分からは、配合原料が切り出されないため、配合原
料が装入されるパレット上に溝ができてしまう。その結
果、パレット幅方向の焼成が不安定となり、焼結鉱の焼
結歩留及び品質の低下をきたしていた。
コンベアの乗継部のシュート部に引っ掛かりベルトを切
ったり輸送先のホッパーから粉原料を切り出す時、切出
しゲートに詰まり、切出しが不安定になるという問題を
有していた。特に、焼結機の装入部におけるドラムフィ
ーダーの切出しゲート部で塊が詰まった場合では詰まっ
た部分からは、配合原料が切り出されないため、配合原
料が装入されるパレット上に溝ができてしまう。その結
果、パレット幅方向の焼成が不安定となり、焼結鉱の焼
結歩留及び品質の低下をきたしていた。
【0004】そこで、粉原料を輸送する工程において、
粉原料中の塊を確実にかつ、安定的に除去できる装置の
出現がのぞまれている。その1つの装置として、図2に
示される塊除去装置が一般的に利用されている。ベルト
コンベア1の先端部において、固定式の塊取バー2Aを
設置し、輸送されてきた塊3をこれによって取り出し、
塊回収シュート8を介して系外へ排出する装置である。
(実開昭59−176828号公報参照)
粉原料中の塊を確実にかつ、安定的に除去できる装置の
出現がのぞまれている。その1つの装置として、図2に
示される塊除去装置が一般的に利用されている。ベルト
コンベア1の先端部において、固定式の塊取バー2Aを
設置し、輸送されてきた塊3をこれによって取り出し、
塊回収シュート8を介して系外へ排出する装置である。
(実開昭59−176828号公報参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来の装
置では、塊取バー2Aが固定されて設置されているた
め、塊取バー2A間の間隙に塊3が詰まったりして、す
ぐに塊取バー2Aが閉鎖してしまうことが頻繁に発生
し、ベルトコンベア1の先端部が閉塞してしまうと、ベ
ルトコンベア1の先端部が輸送されてきた粉原料10で
一杯となり、輸送が不可能な状態となってしまうことが
あった。
置では、塊取バー2Aが固定されて設置されているた
め、塊取バー2A間の間隙に塊3が詰まったりして、す
ぐに塊取バー2Aが閉鎖してしまうことが頻繁に発生
し、ベルトコンベア1の先端部が閉塞してしまうと、ベ
ルトコンベア1の先端部が輸送されてきた粉原料10で
一杯となり、輸送が不可能な状態となってしまうことが
あった。
【0006】そのため、頻繁に操業者が点検及び清掃を
行う必要があり、常時輸送を行う必要がある箇所には適
用が困難であった。又、塊取バー2A間の間隙の粉原料
による閉塞という問題を解消するために、どうしても塊
取バー2A間の間隙を大きくとってしまい、結果的に
は、本来望んでいる塊除去の機能を満足させることが困
難であった。
行う必要があり、常時輸送を行う必要がある箇所には適
用が困難であった。又、塊取バー2A間の間隙の粉原料
による閉塞という問題を解消するために、どうしても塊
取バー2A間の間隙を大きくとってしまい、結果的に
は、本来望んでいる塊除去の機能を満足させることが困
難であった。
【0007】本発明は、前記従来技術の問題点を有利に
解決するためになされたものであって、粉鉄鉱石、石灰
石等の粉原料を輸送する工程において、粉原料中に混入
している塊を除去するために設置された塊取バーへの原
料の付着、塊の詰まりにより発生する塊取バーの閉塞を
確実に解消することによって、安定的粉原料中の塊を除
去することを目的とする。
解決するためになされたものであって、粉鉄鉱石、石灰
石等の粉原料を輸送する工程において、粉原料中に混入
している塊を除去するために設置された塊取バーへの原
料の付着、塊の詰まりにより発生する塊取バーの閉塞を
確実に解消することによって、安定的粉原料中の塊を除
去することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、鉄鉱
石、石灰石等の粉粒状原料を輸送するベルトコンベアの
乗継部に、当該ベルトコンベアのヘッドプーリー前方に
水平面内を移動する連鎖を配置し、この連鎖に櫛歯状の
塊取りバーを取り付けたことを特徴とする粉粒状原料の
塊除去装置である。
石、石灰石等の粉粒状原料を輸送するベルトコンベアの
乗継部に、当該ベルトコンベアのヘッドプーリー前方に
水平面内を移動する連鎖を配置し、この連鎖に櫛歯状の
塊取りバーを取り付けたことを特徴とする粉粒状原料の
塊除去装置である。
【0009】図1は本発明を例示する斜視図である。ベ
ルトコンベア1の運搬方向と交差する形で連鎖4を配
し、該連鎖4に多数本の塊取りバー2を固着する。連鎖
4はスプロケット6、6Aを介して駆動装置5で駆動す
る。スプロケット6の下部には、塊排出シュート8を配
する。図1では連鎖4を往復運動可能となるように、連
鎖4の両端にウェイト11を配しているが、一方向のみ
の運動とするために、連鎖4の両端を結合し、ウェイト
を省略してもよい。
ルトコンベア1の運搬方向と交差する形で連鎖4を配
し、該連鎖4に多数本の塊取りバー2を固着する。連鎖
4はスプロケット6、6Aを介して駆動装置5で駆動す
る。スプロケット6の下部には、塊排出シュート8を配
する。図1では連鎖4を往復運動可能となるように、連
鎖4の両端にウェイト11を配しているが、一方向のみ
の運動とするために、連鎖4の両端を結合し、ウェイト
を省略してもよい。
【0010】
【作用及び実施例】本発明では、ベルトコンベア1によ
って輸送されてきた粉原料10に含まれる塊3は、ベル
トコンベア1のヘッドプーリー前方に設置された塊取り
バー2によって受け止められる。そのとき、輸送されて
きた粉原料10は、塊取りバー2を通り抜けて次のベル
トコンベアに排出される。
って輸送されてきた粉原料10に含まれる塊3は、ベル
トコンベア1のヘッドプーリー前方に設置された塊取り
バー2によって受け止められる。そのとき、輸送されて
きた粉原料10は、塊取りバー2を通り抜けて次のベル
トコンベアに排出される。
【0011】次に、スプロケット6、6Aを介して駆動
装置5で連鎖4を駆動することにより、塊取りバー2を
ベルトコンベア1の運搬方向と交差する方向に平行移動
させ、塊3を塊排出シュート8を介して系外に排出す
る。ここで、スプロケット6上では塊取りバー2の間隙
は広がり、詰まっている塊3及び付着した粉原料は確実
に払い落とされる。
装置5で連鎖4を駆動することにより、塊取りバー2を
ベルトコンベア1の運搬方向と交差する方向に平行移動
させ、塊3を塊排出シュート8を介して系外に排出す
る。ここで、スプロケット6上では塊取りバー2の間隙
は広がり、詰まっている塊3及び付着した粉原料は確実
に払い落とされる。
【0012】塊取りバー2を平行移動させる頻度は常時
連続的な駆動、又は粉原料10に含まれる塊3の混入率
によっては間欠の駆動でも、期待する能力を発揮するこ
とができる。また、本発明に係る塊取りバー2のピッチ
は、通常100〜300mmの範囲で設定するが、粉原料
の混入している塊の大きさを考慮して決定すべきであ
る。なお、塊取りバー2の粉原料を受ける部分は、多量
の粉原料を受けることになるため特に、摩耗を考慮に入
れたセラミック等の耐摩耗材料を使用することが好まし
い。
連続的な駆動、又は粉原料10に含まれる塊3の混入率
によっては間欠の駆動でも、期待する能力を発揮するこ
とができる。また、本発明に係る塊取りバー2のピッチ
は、通常100〜300mmの範囲で設定するが、粉原料
の混入している塊の大きさを考慮して決定すべきであ
る。なお、塊取りバー2の粉原料を受ける部分は、多量
の粉原料を受けることになるため特に、摩耗を考慮に入
れたセラミック等の耐摩耗材料を使用することが好まし
い。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、塊取りバ
ーへの粉原料の付着、塊の詰まりによる塊取りバーの閉
塞がなくなり、安定的にかつ確実に原料中の塊が除去さ
れる。その結果、塊がベルトコンベアの乗継部のシュー
トに引っ掛かり、ベルトを切断したり、輸送先のホッパ
ーから粉原料を切り出すとき、切出しゲート部に詰まっ
て、切出しが不安定になるという問題が解消できる。
ーへの粉原料の付着、塊の詰まりによる塊取りバーの閉
塞がなくなり、安定的にかつ確実に原料中の塊が除去さ
れる。その結果、塊がベルトコンベアの乗継部のシュー
トに引っ掛かり、ベルトを切断したり、輸送先のホッパ
ーから粉原料を切り出すとき、切出しゲート部に詰まっ
て、切出しが不安定になるという問題が解消できる。
【図1】本発明の塊除去装置を示す斜視図である。
【図2】従来技術での塊除去装置を説明する側面図であ
る。
る。
1 ベルトコンベア 2 塊取りバー 3 塊 4 連鎖 5 駆動モーター 6 スプロケット 6A スプロケット 7 シュート 8 塊排出シュート 9 バイブレーター 10 粉原料 11 ウェイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 晃 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内
Claims (1)
- 【請求項1】 鉄鋼石、石灰石等の粉粒状原料を輸送す
るベルトコンベアの乗継部に、当該ベルトコンベアのヘ
ッドプーリー前方下部に水平面内を移動する連鎖を配置
し、この連鎖に櫛歯状の塊取りバーを取り付けたことを
特徴とする粉粒状原料の塊除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15246893A JPH0710294A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 粉粒状原料の塊除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15246893A JPH0710294A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 粉粒状原料の塊除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710294A true JPH0710294A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15541175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15246893A Pending JPH0710294A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 粉粒状原料の塊除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710294A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100784041B1 (ko) * | 2001-11-20 | 2007-12-10 | 주식회사 포스코 | 벨트 컨베이어의 괴광 및 철편 수거장치 |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP15246893A patent/JPH0710294A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100784041B1 (ko) * | 2001-11-20 | 2007-12-10 | 주식회사 포스코 | 벨트 컨베이어의 괴광 및 철편 수거장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB1487448A (en) | Distributor with discharge conveyors | |
CN213032954U (zh) | 一种具有筛网防粘装置的振筛机 | |
US4316543A (en) | Sieving roller conveyor for green pellets | |
JPH0710294A (ja) | 粉粒状原料の塊除去装置 | |
GB2004830A (en) | Apparatus for shovelling up and conveying bulk materials | |
KR101676029B1 (ko) | 콘베이어 슈트 | |
JPH0975850A (ja) | 砕石・骨材フィーダにおけるふるい機の目詰まり防止装置 | |
CN211322876U (zh) | 茶叶自动拼配除渣设备 | |
JPS6299048A (ja) | チツプコンベヤ | |
JPS61238609A (ja) | ベルトコンベヤにおける土建廃材の搬送方法 | |
US4133372A (en) | Apparatus for blasting castings | |
JP3040727U (ja) | バケットコンベア | |
JPH09229568A (ja) | 焼結鉱原料ホッパーの塊状原料除去装置 | |
JP2932411B2 (ja) | 粉粒状原料の塊除去装置 | |
CN217042979U (zh) | 一种选矿机进料装置 | |
JPH06247533A (ja) | コンベヤーにおける原材料の回収装置 | |
CN214652185U (zh) | 一种带筛分功能的振动给料器 | |
JPH10121155A (ja) | 焼結原料の装入方法 | |
JPH0141693Y2 (ja) | ||
CN219503265U (zh) | 一种选矿设备 | |
CN217263412U (zh) | 一种药品生产运输用的爬坡机构 | |
CN216631630U (zh) | 一种红枣自动分级机构 | |
CN219313771U (zh) | 水平振动给料机输送机构 | |
CN217263411U (zh) | 应用于药片生产的运输设备 | |
CN209973732U (zh) | 一种水稳料自动称量配料料斗 |