JPH06247533A - コンベヤーにおける原材料の回収装置 - Google Patents
コンベヤーにおける原材料の回収装置Info
- Publication number
- JPH06247533A JPH06247533A JP3068293A JP3068293A JPH06247533A JP H06247533 A JPH06247533 A JP H06247533A JP 3068293 A JP3068293 A JP 3068293A JP 3068293 A JP3068293 A JP 3068293A JP H06247533 A JPH06247533 A JP H06247533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- conveyor
- conveyer
- raw materials
- tail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】 ベルトコンベヤー１のテール部及びヘッド部
の近傍域でそれぞれ該ベルトコンベヤー１より落下した
原材料を寄せ集めるかき取り手段２を備え、ベルトコン
ベヤー１のヘッド部の近傍域に、かき取り手段２によっ
て寄せ集めた原材料をベルトコンベヤー１の戻りベルト
上に載せるバケットコンベヤー４を設置し、ベルトコン
ベヤー１のテール部近傍域のかき取り手段２を、該かき
取り手段２によって寄せ集めた原材料を回収ホッパーｈ
へ輸送する回収用コンベアー５に連結したものとする。 【効果】 落鉱回収用のホッパーが一つですみ、回収さ
れた落鉱の処理が容易である。コンベヤーのヘッド部に
シュートを設ける必要がないので、設備自体簡素化で
き、保守作業も簡単に行い得る。
の近傍域でそれぞれ該ベルトコンベヤー１より落下した
原材料を寄せ集めるかき取り手段２を備え、ベルトコン
ベヤー１のヘッド部の近傍域に、かき取り手段２によっ
て寄せ集めた原材料をベルトコンベヤー１の戻りベルト
上に載せるバケットコンベヤー４を設置し、ベルトコン
ベヤー１のテール部近傍域のかき取り手段２を、該かき
取り手段２によって寄せ集めた原材料を回収ホッパーｈ
へ輸送する回収用コンベアー５に連結したものとする。 【効果】 落鉱回収用のホッパーが一つですみ、回収さ
れた落鉱の処理が容易である。コンベヤーのヘッド部に
シュートを設ける必要がないので、設備自体簡素化で
き、保守作業も簡単に行い得る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、鉱石や粉粒体等の数
種類の原材料を交互に輸送するコンベヤーにおいて、該
コンベヤーのヘッド部近傍で落下した原材料を効率よく
専用のホッパーに回収しようとするものである。
種類の原材料を交互に輸送するコンベヤーにおいて、該
コンベヤーのヘッド部近傍で落下した原材料を効率よく
専用のホッパーに回収しようとするものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、原材料を所定の領域まで輸送する
手段としてはベルトコンベヤー等が使用されていたが、
このコンベヤーによる原材料の輸送では、ベルト上の原
材料をヘッドシュート内へ落下させたのちにおいても
（ベルトがリターン経路に入った段階でも）その表面に
原材料が付着残留しているため、これがリターン経路に
おいてベルトから脱落（以下これを単に落鉱ということ
とする。）、堆積するのが避けられなかった。落鉱は、
原材料の損失を招くだけでなく、作業環境を悪化させる
要因にもなっていた。
手段としてはベルトコンベヤー等が使用されていたが、
このコンベヤーによる原材料の輸送では、ベルト上の原
材料をヘッドシュート内へ落下させたのちにおいても
（ベルトがリターン経路に入った段階でも）その表面に
原材料が付着残留しているため、これがリターン経路に
おいてベルトから脱落（以下これを単に落鉱ということ
とする。）、堆積するのが避けられなかった。落鉱は、
原材料の損失を招くだけでなく、作業環境を悪化させる
要因にもなっていた。
【０００３】落鉱を回収する試みとしては、コンベヤー
のヘッド部の落鉱区間に、落鉱用のシュートを別途設置
し、ベルトから脱落した原材料をこれで回収 (一般にコ
ンベヤーのヘッド部の高さが高い場合に適用される) す
る方法や、チェーンコンベヤーと落鉱用シュートを組合
せ落鉱区間の床上の落鉱をチェーンコンベヤーにてかき
取りこれを落鉱用シュートを経て専用のホッパーに回収
する方法（特開昭50-143287 号公報) 、あるいはチェー
ンコンベヤーとバケットコンベヤーとを組み合わせて落
鉱をベルトコンベヤー上に戻す方法、などすでに多数の
提案がみられる。
のヘッド部の落鉱区間に、落鉱用のシュートを別途設置
し、ベルトから脱落した原材料をこれで回収 (一般にコ
ンベヤーのヘッド部の高さが高い場合に適用される) す
る方法や、チェーンコンベヤーと落鉱用シュートを組合
せ落鉱区間の床上の落鉱をチェーンコンベヤーにてかき
取りこれを落鉱用シュートを経て専用のホッパーに回収
する方法（特開昭50-143287 号公報) 、あるいはチェー
ンコンベヤーとバケットコンベヤーとを組み合わせて落
鉱をベルトコンベヤー上に戻す方法、などすでに多数の
提案がみられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鉱石、
石灰、生石灰、スケール、合金鉄等の数種類の原料を交
互に断続的に輸送するコンベヤーにおいては、上記の方
法 (とくにチェーンコンベヤーとバケットコンベヤーと
を組み合わせて落鉱をコンベヤー上へリターンする方
法) では輸送中の原材料に他の原材料が混入するおそれ
があるでの、原材料の品質を確保する観点からは落鉱を
回収する専用のホッパーを用いて回収せざるを得ず、し
かもこのような回収はコンベヤーのテール部においても
必要とされるため、それぞれのホッパーで回収された落
鉱を処理しなければならず、また、このホッパーに付随
して設けられるシュートの保守作業にも著しい手間がか
かる不利があった。なお、コンベヤーからの落鉱を防止
する方法としは、コンベヤーのヘッド部でリターン側の
ベルトを反転させるか、あるいはベルトをパイプ状に湾
曲させるような手立てが採られていたが、ベルトに付着
残留した原材料の落下はそれ以前にすでに始まっている
ため有効な手段とは言い難い。
石灰、生石灰、スケール、合金鉄等の数種類の原料を交
互に断続的に輸送するコンベヤーにおいては、上記の方
法 (とくにチェーンコンベヤーとバケットコンベヤーと
を組み合わせて落鉱をコンベヤー上へリターンする方
法) では輸送中の原材料に他の原材料が混入するおそれ
があるでの、原材料の品質を確保する観点からは落鉱を
回収する専用のホッパーを用いて回収せざるを得ず、し
かもこのような回収はコンベヤーのテール部においても
必要とされるため、それぞれのホッパーで回収された落
鉱を処理しなければならず、また、このホッパーに付随
して設けられるシュートの保守作業にも著しい手間がか
かる不利があった。なお、コンベヤーからの落鉱を防止
する方法としは、コンベヤーのヘッド部でリターン側の
ベルトを反転させるか、あるいはベルトをパイプ状に湾
曲させるような手立てが採られていたが、ベルトに付着
残留した原材料の落下はそれ以前にすでに始まっている
ため有効な手段とは言い難い。
【０００５】この発明の目的は、回収した落鉱の処理が
容易であり、保守作業も比較的簡単に行い得る落鉱回収
装置を提案するところにある。
容易であり、保守作業も比較的簡単に行い得る落鉱回収
装置を提案するところにある。
【０００６】この発明は、鉱石や粉粒体等の原材料を輸
送するベルトコンベヤーのテール部及びヘッド部の近傍
域でそれぞれ該ベルトコンベヤーより落下した原材料を
寄せ集めるかき取り手段を備え、ベルトコンベヤーのヘ
ッド部の近傍域に、かき取り手段によって寄せ集めた原
材料をベルトコンベヤーの戻りベルト上に載せるバケッ
トコンベヤーを設置し、ベルトコンベヤーのテール部近
傍域のかき取り手段を、該かき取り手段によって寄せ集
めた原材料を回収ホッパーへ輸送する回収用コンベアー
に連結してなる、ベルトコンベヤーにおける原材料の回
収装置であり、この発明において上記かき取り手段は、
床上に落下した原材料を寄せ集める複数のアタッチメン
トを備えたチェーンコンベヤーになるものが有利に適合
する。また、ベルトコンベヤーについては、戻りベルト
を反転してそこに載せた原材料を床上に落下させる反転
機構を有するものとするのが好ましい。
送するベルトコンベヤーのテール部及びヘッド部の近傍
域でそれぞれ該ベルトコンベヤーより落下した原材料を
寄せ集めるかき取り手段を備え、ベルトコンベヤーのヘ
ッド部の近傍域に、かき取り手段によって寄せ集めた原
材料をベルトコンベヤーの戻りベルト上に載せるバケッ
トコンベヤーを設置し、ベルトコンベヤーのテール部近
傍域のかき取り手段を、該かき取り手段によって寄せ集
めた原材料を回収ホッパーへ輸送する回収用コンベアー
に連結してなる、ベルトコンベヤーにおける原材料の回
収装置であり、この発明において上記かき取り手段は、
床上に落下した原材料を寄せ集める複数のアタッチメン
トを備えたチェーンコンベヤーになるものが有利に適合
する。また、ベルトコンベヤーについては、戻りベルト
を反転してそこに載せた原材料を床上に落下させる反転
機構を有するものとするのが好ましい。
【０００７】
【作用】コンベヤーのヘッド部における落鉱は、その領
域において配置したチェーンコンベヤー、バケットコン
ベヤー、リターン状態にあるベルト、さらにコンベヤー
のテール部に配置したチェーンコンベヤー、落鉱回収用
コンベヤーを通して単一のホッパーに回収するようにし
たので、落鉱の処理が容易であり、しかもコンベヤーの
ヘッド部, テール部に個別にシュートを設ける必要がな
いので保守作業も極めて簡便に行い得る。
域において配置したチェーンコンベヤー、バケットコン
ベヤー、リターン状態にあるベルト、さらにコンベヤー
のテール部に配置したチェーンコンベヤー、落鉱回収用
コンベヤーを通して単一のホッパーに回収するようにし
たので、落鉱の処理が容易であり、しかもコンベヤーの
ヘッド部, テール部に個別にシュートを設ける必要がな
いので保守作業も極めて簡便に行い得る。
【０００８】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明を詳細に説明す
る。図１はこの発明に従う装置の構成を示したものであ
る。図中１は、テールプーリーｐ1 およびヘッドプーリ
ーｐ2 に巻き掛けられたベルトであって、このベルト１
は図示したようにリターン側で反転できる機能（反転機
構の図示は省略）を有する。
る。図１はこの発明に従う装置の構成を示したものであ
る。図中１は、テールプーリーｐ1 およびヘッドプーリ
ーｐ2 に巻き掛けられたベルトであって、このベルト１
は図示したようにリターン側で反転できる機能（反転機
構の図示は省略）を有する。
【０００９】また、２はベルトコンベヤーのテール部近
傍域で落鉱ｇを寄せ集めるかき取り手段であって、この
かき取り手段２は図２にその詳細を示すように、等間隔
で配置される複数のアタッチメント２ａとこのアタッチ
メント２ａを固定保持して駆動するチェーンコンベヤー
２ｂからなる。また、３はベルトコンベヤーのヘッド部
のかき取り手段（アタッチメント３ａ，チェーンベルト
３ｂ）、４はかき取り手段３によって集めた落鉱ｇをベ
ルト１のリターン側でその表面に載せるバケットコンベ
ヤー、５はきか取り手段２によって集められた落鉱ｇを
回収ホッパーｈへ輸送する落鉱回収用コンベヤーであ
る。バケットコンベヤー４にて落鉱ｇをベルト１上に載
せる状況をわかりやすく図解して図３に示す。
傍域で落鉱ｇを寄せ集めるかき取り手段であって、この
かき取り手段２は図２にその詳細を示すように、等間隔
で配置される複数のアタッチメント２ａとこのアタッチ
メント２ａを固定保持して駆動するチェーンコンベヤー
２ｂからなる。また、３はベルトコンベヤーのヘッド部
のかき取り手段（アタッチメント３ａ，チェーンベルト
３ｂ）、４はかき取り手段３によって集めた落鉱ｇをベ
ルト１のリターン側でその表面に載せるバケットコンベ
ヤー、５はきか取り手段２によって集められた落鉱ｇを
回収ホッパーｈへ輸送する落鉱回収用コンベヤーであ
る。バケットコンベヤー４にて落鉱ｇをベルト１上に載
せる状況をわかりやすく図解して図３に示す。
【００１０】コンベヤーのヘッド部における落鉱ｇはか
き取り手段２にて寄せ集められ、バケットコンベヤー４
にてリターン側のベルト上に載せられコンベヤーのテー
ル部へ運ばれる。そしてこの落鉱ｇは、ベルト１の反転
にて再び床上に落とされ、次いで、かき取り手段３にて
寄せ集められ回収用コンベヤー５を通して回収ホッパー
ｈへ送給される。
き取り手段２にて寄せ集められ、バケットコンベヤー４
にてリターン側のベルト上に載せられコンベヤーのテー
ル部へ運ばれる。そしてこの落鉱ｇは、ベルト１の反転
にて再び床上に落とされ、次いで、かき取り手段３にて
寄せ集められ回収用コンベヤー５を通して回収ホッパー
ｈへ送給される。
【００１１】
【発明の効果】この発明によれば、落鉱回収用のホッパ
ーが一つですみ、回収された落鉱の処理が容易である。
また、コンベヤーのヘッド部にシュートを設ける必要が
ないので、設備自体簡素化でき、保守作業も簡単に行い
得る。
ーが一つですみ、回収された落鉱の処理が容易である。
また、コンベヤーのヘッド部にシュートを設ける必要が
ないので、設備自体簡素化でき、保守作業も簡単に行い
得る。
【図１】この発明に従う装置の構成を示した図である。
【図２】この発明に従う装置の要部を示した図である。
【図３】この発明に従う装置の要部の構成を示した図で
ある。
ある。
１ ベルト ２ かき取り手段 ３ かき取り手段 ４ バケットコンベヤー ５ 落鉱回収用タンベヤー ｇ 落鉱 ｈ 落鉱回収用ホッパー
Claims (3)
- 【請求項１】 鉱石や粉粒体等の原材料を輸送するベル
トコンベヤーのテール部及びヘッド部の近傍域でそれぞ
れ該ベルトコンベヤーより落下した原材料を寄せ集める
かき取り手段を備え、ベルトコンベヤーのヘッド部の近
傍域に、かき取り手段によって寄せ集めた原材料をベル
トコンベヤーの戻りベルト上に載せるバケットコンベヤ
ーを設置し、ベルトコンベヤーのテール部近傍域のかき
取り手段を、該かき取り手段によって寄せ集めた原材料
を回収ホッパーへ輸送する回収用コンベアーに連結して
なる、ベルトコンベヤーにおける原材料の回収装置。 - 【請求項２】 かき取り手段が、床上に落下した原材料
を寄せ集める複数のアタッチメントとこのアタッチメン
トを固定保持するチェーンコンベヤーになる請求項１記
載の装置。 - 【請求項３】 ベルトコンベヤーは、戻りベルトを反転
させる反転機構を有する請求項１記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3068293A JPH06247533A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | コンベヤーにおける原材料の回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3068293A JPH06247533A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | コンベヤーにおける原材料の回収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06247533A true JPH06247533A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12310469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3068293A Pending JPH06247533A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | コンベヤーにおける原材料の回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06247533A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015016959A (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 濱田重工株式会社 | 無端ベルトコンベアの落下物受板の自動ローラー傾動式水洗浄装置 |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP3068293A patent/JPH06247533A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015016959A (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 濱田重工株式会社 | 無端ベルトコンベアの落下物受板の自動ローラー傾動式水洗浄装置 |
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