JPH09229568A - 焼結鉱原料ホッパーの塊状原料除去装置 - Google Patents
焼結鉱原料ホッパーの塊状原料除去装置Info
- Publication number
- JPH09229568A JPH09229568A JP3806096A JP3806096A JPH09229568A JP H09229568 A JPH09229568 A JP H09229568A JP 3806096 A JP3806096 A JP 3806096A JP 3806096 A JP3806096 A JP 3806096A JP H09229568 A JPH09229568 A JP H09229568A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- block
- grid
- hopper
- clearance
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- Pending
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明装置は、ホッパーの塊状原料除去用格
子に詰まった塊状原料を確実に除去する装置を提供す
る。 【解決手段】 ホッパー１の焼結粉粒原料落下部に塊状
原料除去用格子５を傾斜配置し、該塊状原料除去用格子
５間隙６に沿って塊状原料除去爪８を移動自在に設けた
焼結鉱原料ホッパーの塊状原料除去装置である。
子に詰まった塊状原料を確実に除去する装置を提供す
る。 【解決手段】 ホッパー１の焼結粉粒原料落下部に塊状
原料除去用格子５を傾斜配置し、該塊状原料除去用格子
５間隙６に沿って塊状原料除去爪８を移動自在に設けた
焼結鉱原料ホッパーの塊状原料除去装置である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明装置は、焼結鉱原料ホ
ッパーの塊状原料除去装置に関するものである。
ッパーの塊状原料除去装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】焼結鉱原料をベルトコンベヤで輸送する
工程においては、原料中に粉粒原料とは異なる形状の大
きい塊状原料が混入している。このように粉粒原料中に
混入している塊状原料は、ベルトコンベヤの乗り継ぎ部
等のホッパーシュート部に引っ掛かりベルトを切ったり
輸送先のホッパーから原料を切り出すとき、切出しゲー
トに詰まり、切出しが不安定になる。特に、焼結機装入
部のドラムフィーダーの切出しゲートで塊状原料が詰ま
ると、詰まった部分から原料が切り出されないため、原
料が装入されるパレット上に溝が形成されパレット幅方
向の焼成が不均一になり、焼結鉱の焼結歩留り低下及び
品質を低下することになる。このようなことからホッパ
ーに塊状原料を除去する格子を配置して、格子間隙を通
過できない塊状原料は格子上を移動してシュート等へ落
下させて除去することが知られている。
工程においては、原料中に粉粒原料とは異なる形状の大
きい塊状原料が混入している。このように粉粒原料中に
混入している塊状原料は、ベルトコンベヤの乗り継ぎ部
等のホッパーシュート部に引っ掛かりベルトを切ったり
輸送先のホッパーから原料を切り出すとき、切出しゲー
トに詰まり、切出しが不安定になる。特に、焼結機装入
部のドラムフィーダーの切出しゲートで塊状原料が詰ま
ると、詰まった部分から原料が切り出されないため、原
料が装入されるパレット上に溝が形成されパレット幅方
向の焼成が不均一になり、焼結鉱の焼結歩留り低下及び
品質を低下することになる。このようなことからホッパ
ーに塊状原料を除去する格子を配置して、格子間隙を通
過できない塊状原料は格子上を移動してシュート等へ落
下させて除去することが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、ホッパ
ーに塊状原料を除去する格子を配置して、塊状原料を除
去すると、大半の塊状原料は格子でカットして除去する
ことができるが、格子間隙部に挟まって詰まる塊状原料
があり、この塊状原料が格子を通過する粉粒原料の障害
になり、粉粒原料の輸送に支障がでることになる。ま
た、ホッパーから焼結機のパレットへ粉粒原料を切り出
すときには、均一な原料層を形成することが困難になり
焼成が不均一になる。従って、格子間隙部に詰まった塊
状原料を手作業によって除去しているのが実情である。
このような作業は、粉塵環境下での苛酷な作業であり、
また危険をともなう作業である等の課題がある。本発明
装置は、このような課題を有利に解決するためなされた
ものであり、塊状原料を除去する格子間隙に詰まった塊
状原料を確実に除去することのできる装置を提供するこ
とを目的とするものである。
ーに塊状原料を除去する格子を配置して、塊状原料を除
去すると、大半の塊状原料は格子でカットして除去する
ことができるが、格子間隙部に挟まって詰まる塊状原料
があり、この塊状原料が格子を通過する粉粒原料の障害
になり、粉粒原料の輸送に支障がでることになる。ま
た、ホッパーから焼結機のパレットへ粉粒原料を切り出
すときには、均一な原料層を形成することが困難になり
焼成が不均一になる。従って、格子間隙部に詰まった塊
状原料を手作業によって除去しているのが実情である。
このような作業は、粉塵環境下での苛酷な作業であり、
また危険をともなう作業である等の課題がある。本発明
装置は、このような課題を有利に解決するためなされた
ものであり、塊状原料を除去する格子間隙に詰まった塊
状原料を確実に除去することのできる装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明装置の特徴とする
ところは、ホッパーの焼結粉粒原料落下部に塊状原料除
去用格子を傾斜配置し、該塊状原料除去用格子間隙に沿
って塊状原料除去爪を移動自在に設けたことを特徴とす
る焼結鉱原料ホッパーの塊状原料除去装置である。
ところは、ホッパーの焼結粉粒原料落下部に塊状原料除
去用格子を傾斜配置し、該塊状原料除去用格子間隙に沿
って塊状原料除去爪を移動自在に設けたことを特徴とす
る焼結鉱原料ホッパーの塊状原料除去装置である。
【０００５】
【発明の実施の形態】上記のごとく、塊状原料除去用格
子の間隙に沿って塊状原料除去爪を移動自在に設け、格
子間隙に詰まった塊状原料を爪の移動によって除去する
にとどまらず、格子上面に滞留した塊状原料も掻き落と
すものである。このように塊状原料を除去する爪は、格
子上面より若干上方に突出配置する、この突出長さが長
すぎると、格子上面に滞留した塊状原料を格子の上方に
移動して除去が確実にできないことがあるので、例えば
格子の傾斜角度、原料中の混入している塊状原料の形状
等から爪の格子上面への突出長さを設定する。また、爪
の上部コーナーをカットし台形形状にすることによっ
て、格子間隙に詰まった塊状原料の除去が確実にでき
る。
子の間隙に沿って塊状原料除去爪を移動自在に設け、格
子間隙に詰まった塊状原料を爪の移動によって除去する
にとどまらず、格子上面に滞留した塊状原料も掻き落と
すものである。このように塊状原料を除去する爪は、格
子上面より若干上方に突出配置する、この突出長さが長
すぎると、格子上面に滞留した塊状原料を格子の上方に
移動して除去が確実にできないことがあるので、例えば
格子の傾斜角度、原料中の混入している塊状原料の形状
等から爪の格子上面への突出長さを設定する。また、爪
の上部コーナーをカットし台形形状にすることによっ
て、格子間隙に詰まった塊状原料の除去が確実にでき
る。
【０００６】上記塊状原料除去爪の格子間隙の移動は、
例えば塊状原料除去爪の駆動を一定時間間隔で差動させ
るようにタイマーによって自動的に作動させる機構を駆
動装置に連係することが好ましい。
例えば塊状原料除去爪の駆動を一定時間間隔で差動させ
るようにタイマーによって自動的に作動させる機構を駆
動装置に連係することが好ましい。
【０００７】このように塊状原料除去用格子の間隙に沿
って、塊状原料除去爪を移動自在に設け、塊状原料を除
去するホッパーとしては、焼結設備の焼結鉱原料をベル
トコンベヤで輸送する工程の原料乗り継ぎ部のホッパ
ー、焼結機パレットへの原料を装入する切出しホッパー
等に有効に適用することができる。
って、塊状原料除去爪を移動自在に設け、塊状原料を除
去するホッパーとしては、焼結設備の焼結鉱原料をベル
トコンベヤで輸送する工程の原料乗り継ぎ部のホッパ
ー、焼結機パレットへの原料を装入する切出しホッパー
等に有効に適用することができる。
【０００８】
【実施例】次に、本発明装置の実施例を挙げる。図１及
び図２に示すごとく、原料乗り継ぎ部のホッパー１へベ
ルトコンベヤ２によって焼結粉粒原料３を落下させ、乗
り継ぎベルトコンベヤ４へ乗り継ぎさせる焼結鉱原料の
輸送工程において、ホッパー１の焼結粉粒原料３落下部
に塊状原料除去用格子５（格子間隙６）を傾斜配置す
る。このような塊状原料除去用格子５の間隙６に固定バ
ー７に配設した塊状原料除去爪８を係合し、この固定バ
ー７に保持枠９を装着するとともに、保持枠９に駆動装
置１０（流体圧シリンダー等）を設ける。
び図２に示すごとく、原料乗り継ぎ部のホッパー１へベ
ルトコンベヤ２によって焼結粉粒原料３を落下させ、乗
り継ぎベルトコンベヤ４へ乗り継ぎさせる焼結鉱原料の
輸送工程において、ホッパー１の焼結粉粒原料３落下部
に塊状原料除去用格子５（格子間隙６）を傾斜配置す
る。このような塊状原料除去用格子５の間隙６に固定バ
ー７に配設した塊状原料除去爪８を係合し、この固定バ
ー７に保持枠９を装着するとともに、保持枠９に駆動装
置１０（流体圧シリンダー等）を設ける。
【０００９】しかして、駆動装置１０の作動により、塊
状原料除去用格子５の間隙６に沿って往復移動させて、
間隙６に詰まった塊状原料を除去して格子上面を移動さ
せ、塊状原料排出シュート１１から排出する。
状原料除去用格子５の間隙６に沿って往復移動させて、
間隙６に詰まった塊状原料を除去して格子上面を移動さ
せ、塊状原料排出シュート１１から排出する。
【００１０】
【発明の効果】本発明装置によれば、塊状原料除去用格
子に詰まった塊状原料を確実に除去することができ、人
手による除去作業を必要とせず、苛酷でしかも危険な作
業を解消するこができる。また、塊状原料の除去を機械
化することによって省力化することができる等の優れた
効果が得られる。
子に詰まった塊状原料を確実に除去することができ、人
手による除去作業を必要とせず、苛酷でしかも危険な作
業を解消するこができる。また、塊状原料の除去を機械
化することによって省力化することができる等の優れた
効果が得られる。
【図１】本発明装置の実施例を示す側面図である。
【図２】本発明装置の実施例を示す要部平面図である。
１ ホッパー ５ 塊状原料除去用格子 ６ 間隙（格子間隙） ８ 塊状原料除去爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加太 茂久 愛知県東海市東海町５−３ 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内 (72)発明者 飯田 洋行 愛知県東海市東海町５−３ 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内
Claims (1)
- 【請求項１】 ホッパーの焼結粉粒原料落下部に塊状原
料除去用格子を傾斜配置し、該塊状原料除去用格子間隙
に沿って塊状原料除去爪を移動自在に設けたことを特徴
とする焼結鉱原料ホッパーの塊状原料除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3806096A JPH09229568A (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 焼結鉱原料ホッパーの塊状原料除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3806096A JPH09229568A (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 焼結鉱原料ホッパーの塊状原料除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09229568A true JPH09229568A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12514963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3806096A Pending JPH09229568A (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 焼結鉱原料ホッパーの塊状原料除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09229568A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020020278A (ko) * | 2000-09-08 | 2002-03-15 | 이구택 | 소결기 윈드박스 드레인슈트의 부착광 제거장치 |
| KR100797302B1 (ko) * | 2001-06-05 | 2008-01-23 | 주식회사 포스코 | 배합 원료 절출장치의 고형물 걸림 제거장치 |
-
1996
- 1996-02-26 JP JP3806096A patent/JPH09229568A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020020278A (ko) * | 2000-09-08 | 2002-03-15 | 이구택 | 소결기 윈드박스 드레인슈트의 부착광 제거장치 |
| KR100797302B1 (ko) * | 2001-06-05 | 2008-01-23 | 주식회사 포스코 | 배합 원료 절출장치의 고형물 걸림 제거장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040116 |