JPH07102844A - 車輌のドアロック装置 - Google Patents

車輌のドアロック装置

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JPH07102844A
JPH07102844A JP24714593A JP24714593A JPH07102844A JP H07102844 A JPH07102844 A JP H07102844A JP 24714593 A JP24714593 A JP 24714593A JP 24714593 A JP24714593 A JP 24714593A JP H07102844 A JPH07102844 A JP H07102844A
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JP
Japan
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door lock
door
vehicle speed
command
lock
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JP24714593A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tokunaga
昌弘 徳永
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車速連動ドアロック機能を不作動とするため
に別途スイッチを設ける必要性を解消する。 【構成】 運転席横ドア用のドアロックスイッチSW1
通常の場合ロック側,又はアンロック側に操作すること
で、統括的に各ドアのロック用ソレノイドSOL1a〜SOL 4
a、各ドアのアンロック用ソレノイドSOL 1b〜4bを夫々
作動状態,又は不作動状態とするが、これとは別の態
様、即ち前記ドアロックスイッチSW1 をロック側,又は
アンロック側に一定時間以上継続して操作するか、又は
一定時間内に反復してロック側, 又はアンロック側に複
数回操作することでマイクロコンピュータ11はアンロッ
ク用各ソレノイドSOL 1b〜SOL 4bを作動させ、車速連動
ドアロック機能を不作動状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の各ドアを車速に
対応して自動的にロックする車速連動ドアロック機能を
備えた車輌のドアロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動車の運転席横,助手席横のド
ア、後席左,右各ドアを運転者が運転席横にて統括的に
管理可能としたドアロック装置が広く普及しているが、
近年この機能に加えて車速センサの検出値に基づき車速
が一定以上になると自動的に各ドアをロック状態とする
車速連動ドアロック機能を備えたドアロック装置があ
る。
【0003】ただこのようなドアロック装置では走行中
誤ってドアがアンロック状態となり、ドアが開いて同乗
者が転落する等のトラブル発生を防止出来る反面、事故
が発生したとき外部からは自由にドアのロック状態を解
除出来ず、危険な場合があり、車速連動ドアロック機能
については運転者が必要に応じてその使用,不使用を自
らの意志で選択したいという強い要求がある。
【0004】図5は従来の4ドア型自動車における車速
連動ドアロック機能を備えたドアロック装置の構成を示
すブロック図であり、図中31はドアロックコントロー
ラ、32は車速センサを示している。ドアロックコントロ
ーラ31には運転席横ドアに設けられる統括的に管理可能
なドアロックスイッチSW1 ,運転席横ドアを外側から操
作するドアロックキーシリンダの操作に連動するドアロ
ックキーシリンダスイッチSW2 ,助手席横ドアを外側か
ら操作するドアロックキーシリンダの操作に連動するド
アロックキーシリンダスイッチSW3 が接続されている
外、運転席横ドアのドアロックソレノイドSOL 1,助手
席横ドアのドアロックソレノイドSOL 2,後部左ドアの
ドアロックソレノイドSOL 3,後部右ドアのドアロック
ソレノイドSOL 4が接続されている。
【0005】運転席横ドアの統括的に管理可能なドアロ
ックスイッチSW1 ,運転席横ドアのキーシリンダスイッ
チSW2 ,助手席横ドアのキーシリンダスイッチSW3 はい
ずれも中立位置,ロック側位置,アンロック側位置の3
位置を選択する構成となっている。運転席横ドアのドア
ロックスイッチSW1 をロック側に操作するとソレノイド
SOL 1〜SOL 4がロック状態に、またアンロック側に操
作するとアンロック状態に設定され、また運転席横ドア
のキーシリンダスイッチSW2 ,助手席横ドアのキーシリ
ンダスイッチSW3 は、これをロック側に操作すれば夫々
ソレノイドSOL1,SOL 4がロック状態に、またアンロ
ック側に操作すれば逆に夫々がアンロック状態に設定さ
れることとなる。
【0006】車速センサ32は車速を検出し、車速に応じ
た検出信号をドアロックコントローラ31へ入力するよう
になっている。ドアロックコントローラ31は車速センサ
32から入力された検出信号に基づいて車速を演算し、検
出車速が予め定めた基準速度(例えば10km/時)を越え
ると、各ソレノイドSOL 1〜SOL 4に対し略同時的に夫
々ドアをロック状態とすべく指令を出力し、各ドアをロ
ック状態とするようにしてある。なおこの機能に基づい
て一旦ドアがロック状態になると、その後は車速の如何
にかかわらずドアはロック状態に維持される。
【0007】そして前記ドアロックコントローラ31に
は、更に前記車速連動ドアロック機能を作動状態又は不
作動状態に選択するための選択スイッチSW4 が設けら
れ、これをオン状態にすると車速連動ドアロック機能が
作動可能状態に、またオフにすると不作動状態となるよ
うにしてある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した如く
従来の車速連動ドアロック機能を備えた車輌用ドアロッ
ク装置では、運転者の意志により車速連動ドアロック機
能の使用, 不使用の選択を可能とするために新たに車速
連動機能の作動, 不作動を選定する選択スイッチSW4
必要となり、小型化,低コスト化を図る上での障害とな
っていた。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは車速連動ドアロック機
能の作動, 不作動を選択するための特別なスイッチを設
ける必要のないようにした車輌用ドアロック装置を提供
するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る車輌の
ドアロック装置は、一の態様で操作されるとドアをロッ
ク又はアンロック状態とすべく指令を出力するドアロッ
ク指令手段と、車速が基準値以上になるとドアをロック
状態とすべく指令を出力する車速連動ドアロック手段
と、前記ドアロック指令手段又は車速連動ドアロック手
段からの指令に基づき、ドアロックをロック又はアンロ
ック状態とするドアロックコントローラとを備えた車輌
のドアロック装置において、前記ドアロック指令手段が
他の態様で操作された場合に前記車速連動ドアロック手
段によるドアロック機能を不作動状態とする手段を備え
たことを特徴とする。
【0011】第2の発明に係る車輌のドアロック装置
は、一の態様で操作されるとドアをロック又はアンロッ
ク状態とすべく指令を出力するドアロック指令手段と、
車速が基準値以上になるとドアをロック状態とすべく指
令を出力する車速連動ドアロック手段と、前記ドアロッ
ク指令手段又は車速連動ドアロック手段からの指令に基
づき、ドアロックをロック又はアンロック状態とするド
アロックコントローラとを備えた車輌のドアロック装置
において、前記ドアロック指令手段が他の態様で操作さ
れた場合に前記車速連動ドアロック手段によるドアロッ
ク機能を不作動状態とする手段と、前記ドアロック指令
手段が再度前記他の態様で操作された場合に、前記車速
連動ドアロック手段によるドアロック機能の不作動状態
を解除する手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】第3の発明に係る車輌のドアロック装置
は、一の態様で操作されるとドアをロック又はアンロッ
ク状態とすべく指令を出力するドアロック指令手段と、
車速が基準値以上になるとドアをロック状態とすべく指
令を出力する車速連動ドアロック手段と、前記ドアロッ
ク指令手段又は車速連動ドアロック手段からの指令に基
づき、ドアロックをロック又はアンロック状態とするド
アロックコントローラとを備えた車輌のドアロック装置
において、前記ドアロック指令手段が他の態様で操作さ
れた場合に前記車速連動ドアロック手段によるドアロッ
ク機能を不作動状態とする手段と、前記ドアロック機能
が不作動状態であることを記憶する不揮発性メモリと、
該不揮発性メモリの記憶内容に基づき前記車速連動ドア
ロック手段を不作動状態に維持する手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0013】
【作用】第1の発明にあってはドアロック指令手段に対
し、通常の一の操作態様で操作を行えばドアロックがな
され、また他の操作態様で操作すれば車速連動ドアロッ
ク機能を不作動とし得ることとなり、特別な不作動スイ
ッチを設ける必要が解消される。
【0014】第2の発明にあってはドアロック指令手段
に対し、一旦車速連動ドアロック機能を解除した後、再
度他の操作態様による操作を行なえば、車速連動ドアロ
ック機能の不作動状態を解除し得ることとなる。
【0015】第3の発明にあってはドアロック指令手段
に対し、一の操作態様による操作を行い、車速連動ドア
ロック機能を不作動状態にすると、不作動状態が不揮発
性メモリに記憶され、その後は不注意で作動状態とする
操作が行われても、不作動状態が維持されることとな
る。
【0016】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
具体的に説明する。 (実施例1)図1は本発明に係る車輌用ドアロック装置
の構成を示すブロック図であり、図中1はドアロックコ
ントローラ、2は電磁ピックアップ型等で構成された車
輪速センサ、3はスピードメータ、SW1 は運転席横ドア
用の統括管理可能なドアスイッチ、SW2 は運転席横ドア
用のキーシリンダスイッチ、SW3 は助手席横ドア用のキ
ーシリンダスイッチSOL 1a, SOL 2a, SOL 3a, SOL 4aは
運転席横, 助手席横,後席左, 右の各ドアをロック状態
とするための各ソレノイド、SOL 1b, SOL 2b,SOL 3b,S
OL 4bは各ドアをアンロック状態とするための各ソレノ
イドを示している。
【0017】ドアロックコントローラ1はマイクロコン
ピュータ11, ソレノイド駆動回路12, A/D 変換器13及び
電源回路14等を備えている。前記運転席横ドア用ロック
スイッチSW1 ,運転席横ドア用キーシリンダスイッチSW
2 ,助手席横ドア用キーシリンダスイッチSW3 は、夫々
中立位置と、バッテリB側に接続するロック側位置と、
接地側に接続するアンロック位置との3位置に設定可能
に構成されており、夫々A/D 変換器13を介在させてマイ
クロコンピュータ11に接続されており、各スイッチSW1
〜SW3 がロック側を選択した場合にはA/D 変換器13に約
12Vを、また中立を選択した場合には約5Vを、更にア
ンロック側を選択した場合には約0Vを夫々印加するよ
うになっている。
【0018】これら電圧信号はA/D 変換されてマイクロ
コンピュータ11に取り込まれ、マイクロコンピュータ11
はこの電圧信号によってスイッチ情報を認識するように
なっている。またマイクロコンピュータ11のポートP1
〜P8は、ソレノイド駆動回路12内における各トランジ
スタTr1 〜Tr8 、ソレノイド駆動リレーRL1 〜RL8 を介
在させて各ドアのロック用のソレノイドSOL 1a,2a,3
a,4a、各ドアのアンロック用のソレノイドSOL 1b,2
b,3b,4bに接続されている。
【0019】各トランジスタTr1 〜Tr8 はそのベースが
抵抗を介在させてマイクロコンピュータ1 の各ポートP
1〜P8に接続され、各エミッタは接地され、各コレク
タは各ソレノイド駆動リレーRL1 〜RL8 のコイルに接続
されている。
【0020】各ソレノイドSOL 1a〜SOL 4bは夫々バッテ
リBに並列接続されており、前記各ソレノイド駆動リレ
ーRL1 〜RL8 のコイルへの通電,通電遮断により各ロッ
ク用, アンロック用の各ソレノイドが励磁, 解磁される
ようになっている。 LED は車速連動ドアロック機能が
不作動状態となったときこれを表示するためのものであ
る。
【0021】バッテリBはその正極側は途中にヒューズ
を介在させ、更に2分岐させて一方は直接,また他方は
イグニションキースイッチIGを介在させて夫々電源回路
14に接続され、該電源回路14からドアロックコントロー
ラ1内の各部に定電圧(5V)が供給されるようになっ
ている。
【0022】そして車輪速センサ2はスピードメータ3
に接続され、該スピードメータ3の検出信号S1 はドア
コントローラ1内におけるトランジスタTr9 のベースに
抵抗を介在させて接続されると共に、抵抗を介在させて
接地されている。トランジスタTr9 のコレクタは抵抗を
介在させて定電圧源(5V)に接続されると共にマイクロコ
ンピュータ11に接続され、またエミッタは接地されてい
る。
【0023】車輪速センサ2は車輪速に対応したパルス
をスピードメータ3へ入力し、またスピードメータ3は
入力されたパルスをカウントして車速を演算し、車速が
基準速度、例えば10km/時を越えるとトランジスタTr9
のベースに入力する検出信号S1 をハイレベルHとす
る。
【0024】これによってマイクロコンピュータ11は車
速が基準速度に達したことを認識し、この状態が一定時
間継続するとポートP1,3,5,7にハイレベルH
の、またポートP2,4,6,8にローレベルの信号を
出力する。これによってロック用ソレノイドSOL 1a,2
a,3a,4aが動作状態となり、各ドアがロック状態とな
る。
【0025】一方このような車速連動ドアロック機能を
不作動状態とするには、 運転席横ドアロックスイッチSW1 をロック側又はア
ンロック側へ一定時間以上継続して押し続ける。 運転席横ドアロックスイッチSW1 をロック側又はア
ンロック側へ一定時間以内に所定回数押す。 のいずれかによって行うことが出来るようにしてある。
【0026】即ち又はの操作が行なわれるとマイク
ロコンピュータ11がこれを検知し、スピードメータ3か
らの信号がハイレベルの状態となっていても、ポートP
1,3,5,7からの信号をローレベルに、またポート
P2,4,6,8からの信号をローレベルに維持し、こ
の結果アンロック用ソレノイドSOL 1a,2a,3a,4a が不動
作状態となり、各ドアのロックあるいはアンロック状態
が維持される。コントローラは、特に何もしない。
【0027】なお全てのドアに対する車速連動ドアロッ
ク機能を不作動とする場合に限らず例えば、一部のドア
についてのみ不作動とすることとしてもよい。このよう
な車速連動ドアロック機能の不作動指令は、一旦イグニ
ションキースイッチIGをオフとした後、再度これをオン
させるとリセットされる。
【0028】次に本発明の動作を図2〜図4に示すタイ
ミングチャートに従って説明する。図2において運転席
横ドアロックスイッチSW1 を中立位置からロック位置側
に押すと、各ドアのソレノイドSOL 1a,2a,3a,4a は図2
(c) に示す如く所定時間ハイレベルとなり、各ドアはロ
ックされる。
【0029】一方、運転席横ドアロックスイッチSW1
中立位置からアンロック側に押すと各ドアのソレノイド
SOL 1b,2b,3b,4b は図2(d) に示す如く所定時間ハイレ
ベルとなり、各ドアはアンロック状態となる。
【0030】また図2(b) に示す如く車輪速センサ2が
基準速度を越える信号を出力すると、スピードメータ3
からの検出信号S1 はハイレベルとなり、この状態が予
め定めた時間T1 以上継続するとマイクロコンピュータ
11はこれを認識してポートP1,3,5,7からの信号
がハイレベルとなり、これによって図2(c) に示す如く
ソレノイドSOL 1a,2a,3a,4a は再び一定時間ハイレベル
となり、各ドアはロック状態となる。
【0031】一方、車速連動ドアロック機能を解除する
場合、図3(a) に示す如く、例えば運転席横ドア用ロッ
クスイッチSW1 をアンロック側に一定時間T2 だけ継続
して押し続けることでマイクロコンピュータ11のポート
P1,P3,P5,P7からの信号はローレベルに、ま
たポートP2,P4,P6,P8からの信号はハイレベ
ルとなり、図3(c) に示す如くソレノイドSOL 1a,2a,3
a,4a は不作動状態に、また図3(d) に示す如くソレノ
イドSOL 1b,2b,3b,4b は運転席横ドアロックスイッチSW
1 をアンロック側に押すタイミングで所定時間ハイレベ
ルとなり、ドアをアンロック状態とする。これによって
車速連動ドアロック機能は不作動状態に設定され、図3
(b) に示す如くスピードメータ3からの検出信号がハイ
レベルHになってもソレノイドSOL 1a,2a,3a,4a は不作
動状態に維持され、ドアロックされることはない。
【0032】また図4(a) に示す如く、例えば運転席横
ドアロックスイッチSW1 をアンロック側に一定時間T5
内に複数回押すことで、図4(d) に示す如くソレノイド
SOL1b,2b,3b,4b が一定時間動作し、また図4(c) に示
す如くソレノイドSOL 1a,2a,3a,4a が不作動状態を維持
し、図4(b) に示す如くスピードメータ3からの検出信
号がハイレベルHになってもソレノイドSOL 1a,2a,3a,4
a が不作動状態のままであってドアはアンロック状態に
維持される。
【0033】車速連動ドアロック機能を不作動状態とし
た後において、この指令を取り消す際の操作は次の,
により行う。 運転席横ドア用ドアロックスイッチSW1 を一定時間
以上継続してロック側又はアンロック側に押し続ける。 ドアロックスイッチSW1 を一定時間内に反復して複
数回ロック側又はアンロック側に押す。 これらの具体的な操作は前述した車速連動ドアロック機
能を不作動状態にした場合と実質的に同じである。
【0034】(実施例2)この実施例2では車速連動ド
アロック機能を不作動状態としたとき、不作動状態であ
ることをマイクロコンピュータ11内の不揮発性メモリに
記憶させておき、マイクロコンピュータ11はこの不揮発
性メモリの格納内容を読出してソレノイド駆動回路12を
介して各ソレノイドSOL 1a〜4a、SOL 1b〜4bを制御する
ようにしてある。これによって不注意でドアロックスイ
ッチSW1 に接触して車速連動ドアロック機能の不作動状
態が解除される等の不都合が防止され、信頼性を高め得
る効果が得られる。マイクロコンピュータ11の外に、E
EPROMやフラッシュメモリを用いて構成しても同等の効
果が得られる。
【0035】
【発明の効果】以上の如く第1, 第2の発明にあっては
ドアロック指令手段に対し、通常の操作態様と異なる操
作態様を加えることで特別にスイッチ手段を設けること
なく、車速連動ドアロック機能を不作動状態とし、また
この不作動状態を解除することが出来て構成が簡略化さ
れる。
【0036】また第3の発明にあっては車速連動ドアロ
ック機能を不作動状態にしたことを不揮発性メモリに格
納しておくことで、電気的なトラブルによって、また不
注意でドアロック指令手段に接触して車速連動ドアロッ
ク機能の不作動状態が解除される等の不都合を防止する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輌のドアロック装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】運転席横のドアロックスイッチの操作、車速連
動ドアロックのタイミングチャートである。
【図3】車速連動ドアロック機能の解除動作のタイミン
グチャートである。
【図4】車速連動ドアロック機能の他の解除動作のタイ
ミングチャートである。
【図5】従来のドアロック装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 ドアロックコントローラ 2 車輪速センサ 3 スピードメータ SW1 運転席横ドアロックスイッチ SW2 運転席横ドアキーシリンダスイッチ SW3 助手席横ドアキーシリンダスイッチ 11 マイクロコンピュータ 12 ソレノイド駆動回路 13 A/D 変換器 14 電源回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の態様で操作されるとドアをロック又
    はアンロック状態とすべく指令を出力するドアロック指
    令手段と、車速が基準値以上になるとドアをロック状態
    とすべく指令を出力する車速連動ドアロック手段と、前
    記ドアロック指令手段又は車速連動ドアロック手段から
    の指令に基づき、ドアロックをロック又はアンロック状
    態とするドアロックコントローラとを備えた車輌のドア
    ロック装置において、 前記ドアロック指令手段が他の態様で操作された場合に
    前記車速連動ドアロック手段によるドアロック機能を不
    作動状態とする手段を備えたことを特徴とする車輌のド
    アロック装置。
  2. 【請求項2】 一の態様で操作されるとドアをロック又
    はアンロック状態とすべく指令を出力するドアロック指
    令手段と、車速が基準値以上になるとドアをロック状態
    とすべく指令を出力する車速連動ドアロック手段と、前
    記ドアロック指令手段又は車速連動ドアロック手段から
    の指令に基づき、ドアロックをロック又はアンロック状
    態とするドアロックコントローラとを備えた車輌のドア
    ロック装置において、 前記ドアロック指令手段が他の態様で操作された場合に
    前記車速連動ドアロック手段によるドアロック機能を不
    作動状態とする手段と、 前記ドアロック指令手段が再度前記他の態様で操作され
    た場合に、前記車速連動ドアロック手段によるドアロッ
    ク機能の不作動状態を解除する手段とを備えたことを特
    徴とする車輌のドアロック装置。
  3. 【請求項3】 一の態様で操作されるとドアをロック又
    はアンロック状態とすべく指令を出力するドアロック指
    令手段と、車速が基準値以上になるとドアをロック状態
    とすべく指令を出力する車速連動ドアロック手段と、前
    記ドアロック指令手段又は車速連動ドアロック手段から
    の指令に基づき、ドアロックをロック又はアンロック状
    態とするドアロックコントローラとを備えた車輌のドア
    ロック装置において、 前記ドアロック指令手段が他の態様で操作された場合に
    前記車速連動ドアロック手段によるドアロック機能を不
    作動状態とする手段と、 前記ドアロック機能が不作動状態であることを記憶する
    不揮発性メモリと、 該不揮発性メモリの記憶内容に基づき前記車速連動ドア
    ロック手段を不作動状態に維持する手段とを備えたこと
    を特徴とする車輌のドアロック装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012127162A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Denso Corp 車載装置
WO2016036530A1 (en) * 2014-09-04 2016-03-10 Borgwarner Inc. Bus configured latching solenoid

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