JPH07102780B2 - 電動機付4輪駆動車 - Google Patents

電動機付4輪駆動車

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JPH07102780B2
JPH07102780B2 JP62020968A JP2096887A JPH07102780B2 JP H07102780 B2 JPH07102780 B2 JP H07102780B2 JP 62020968 A JP62020968 A JP 62020968A JP 2096887 A JP2096887 A JP 2096887A JP H07102780 B2 JPH07102780 B2 JP H07102780B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は前輪または後輪のいずれか一方をエンジンによ
り駆動させ、前輪または後輪の他方を電動機により駆動
させる電動機付4輪駆動車に関する。
〔従来技術〕
従来、前輪または後輪のいずれか一方をエンジンにより
駆動させ、前輪または後輪の他方を電動機により駆動さ
せる電動機付4輪駆動車に関しては、例えば、実開昭55
−138129号公報により提案されている。これを第6図に
より説明すると、エンジン1の駆動力はクラッチ2を介
してミッション3に伝達され、さらにディファレンシャ
ルギヤ4を経て左右の前輪5R、5Lに伝達される。一方、
左右の後輪6R、6Lにはそれぞれワンウェイクラッチ7、
7を介して電動モータ8、8の駆動力が伝達されるよう
に構成され、エンジンに連結された発電機9により電動
モータ8、8が駆動される。コントローラ10は、アクセ
ルスイッチ11、負荷電流検出器12、車速スイッチ等の信
号により、アクセルペダルが踏み込まれかつ車速が設定
値以下であるときに、電動モータ8、8を作動させて前
輪および後輪を駆動するように制御するものである。
また、バッテリーにより電動機を駆動させる電気自動車
も知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の電動機付4輪駆動車において
は、アクセルベダルが踏み込まれかつ車速が設定値以下
であるときに、電動モータ8、8を作動させて前輪およ
び後輪を駆動するように制御しており、都会、近郊に限
らず常に内燃機関により駆動されているため、特に都会
においては、排気ガスによる大気汚染或いは騒音の発生
という問題を生じている。
また、バッテリーにより電動機を駆動させる電気自動車
においては、エンジン駆動の車両と比較して動力性能が
劣り、また、バッテリーの容量上一回の充電における走
行距離で劣るという問題を有している。
本発明は上記問題を解決するものであって、空気が汚染
されているか否かを判断することにより、エンジン出力
と電動機出力とを制御し、大気汚染或いは騒音の発生を
防止することを目的とし、また、必要に応じてバッテリ
ーの充電を可能にすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の電動機付4輪駆動車は、前輪または
後輪のいずれか一方をエンジンにより駆動させ、前輪ま
たは後輪の他方をバッテリー電源の電動機により駆動さ
せる電動機付4輪駆動車において、アクセルの踏み込み
量検出手段と、空気清浄度検出手段と、該空気清浄度検
出手段の信号により大気汚染であるか否かを判断する判
断手段と、該判断手段が大気汚染と判断した場合にはア
クセルの踏み込み量に応じてエンジンの出力に対して電
動機の出力を増大させ、大気汚染でないと判断した場合
にはアクセルの踏み込み量に応じて電動機の出力に対し
てエンジンの出力を増大させる手段とを備えることを特
徴とし、さらには、優先的にエンジン駆動に切換えると
共に前記バッテリーを充電する切換手段とを備えること
を特徴とするものである。
〔作用および発明の効果〕
本発明においては例えば第3図に示すように、アクセル
センサ29からのアクセルの踏み込み量の信号およびNOX
センサ30からの信号を読み込み(ステップ、、
)、次に、NOX量が所定値αより大きいか否かを判断
する()。NOX量が所定値αより大きい場合には、大
気が汚染されていると判断してステップに進み、所定
値αより大きくない場合には、大気が汚染されていない
と判断してステップに進む。ステップにおいては、
表Aに示したアクセルの踏み込み量に応じたスロットル
開度および電動機出力電流をセットし、ステップにお
いては表Bに示したアクセルの踏み込み量に応じたスロ
ットル開度および電動機出力電流をセットし、スロット
ル開度および電動機出力電流の信号を出力し(、
)、それぞれ第2図のステッピングモータ27および電
動機25を制御するものである。
従って、空気が汚染されているか否かを判断してエンジ
ン出力と電動機出力とを制御可能にすることにより、大
気汚染或いは騒音の発生を防止することができ、また、
優先的にエンジン駆動に切換えることにより、必要に応
じてバッテリーの充電が可能になる。
〔実施例〕
第1図は本発明の電動機付4輪駆動車の1実施例を示す
斜視図、第2図は本発明の電動機付4輪駆動車の制御系
の1実施例を示すブロック構成図、第3図は第2図の電
子制御回路における処理の流れを説明するための図、第
4図は大気汚染時におけるエンジンと電動機の出力の差
異を示す図、第5図は大気汚染がない時におけるエンジ
ンと電動機の出力の差異を示す図である。図中、20は車
両、21はエンジン、22はトランスミッション、23R、23L
は前輪、24R、24Lは後輪、25は電動機、26はバッテリ
ー、27はステッピングモータ、28はアクセルペタル、29
はアクセルセンサ、30は空気清浄度検出センサ、31は電
子制御回路を示す。
第1図において、車両20の前部にはエンジン21が搭載さ
れ、エンジン21の駆動力はトランスミッション22を介し
て左右の前輪23R、23Lに伝達される一方、左右の後輪24
R、24Lにはそれぞれ電動機25、25の駆動力が伝達される
ように構成され、車両20の後部に搭載されたバッテリー
26により電動機25、25が駆動される。
第2図は本発明の制御系の1実施例を示し、エンジン21
のスロットル弁の開度を制御するステッピングモータ27
を設けると共に、アクセルペタル28の踏み込み量を検出
するアクセルセンサ29およびNOXセンサ等の空気清浄度
検出センサ30を設け、これらアクセルセンサ29および空
気清浄度検出センサ30の信号を電子制御回路31に入力さ
せ、該電子制御回路31の処理、判断にもとずいて、エン
ジン21および電動機25の駆動力を制御する。
次に第3図により上記電子制御回路31における処理の流
れを説明すると、電子制御回路内のマイクロコンピュー
タの初期設定後、アクセルセンサ29からのアクセルの踏
み込み量の信号およびNOXセンサ30からの信号を読み込
み(ステップ、、)、次に、NOX量が所定値αよ
り大きいか否かを判断する()。NOX量が所定値αよ
り大きい場合には、大気が汚染されていると判断してス
テップに進み、所定値αより大きくない場合には、大
気が汚染されていないと判断してステップに進む。ス
テップにおいては、表Aに示したアクセルの踏み込み
量に応じたスロットル開度および電動機出力電流をセッ
トし、ステップにおいては表Bに示したアクセルの踏
み込み量に応じたスロットル開度および電動機出力電流
をセットし、スロットル開度および電動機出力電流の信
号を出力し(、)、それぞれ第2図のステッピング
モータ27および電動機25を制御するものである。
第4図は上記表Aの大気汚染時におけるエンジン出力と
電動機出力との関係を示し、電動機の出力を増大させエ
ンジンの出力を減少させるように制御し、一方、第5図
は上記表Bの大気汚染がない場合におけるエンジン出力
と電動機出力との関係を示し、電動機の出力を減少させ
エンジンの出力を増大させるように制御するものであ
る。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種
々の変更が可能である。
例えば、上記実施例においては、大気が汚染されている
か否かにより、エンジンおよび電動機の出力を制御して
いるが、切換え手段により優先的にエンジン駆動に切換
えるとともに、エンジンと連結された発電機によりバッ
テリーを充電するようにしてもよい。この場合には、大
気汚染がバッテリー充電のいずれかをドライバーが切換
え手段により切換えてもよいし、バッテリー残量を検出
し、検出値が基準値を越えた場合には第3図の処理から
優先的にバッテリー充電の処理に切換えるようにしても
よい。
また、上記実施例においては、前輪側をエンジンにより
駆動させ後輪側を2つの電動機により駆動させている
が、後輪側をエンジンにより駆動させ前輪側を電動機に
より駆動させてもよいし、1つの電動機により前輪また
は後輪を駆動させるようにしてもよい。
また、上記実施例においては、NOXセンサにより空気清
浄度を検出しているが、COXセンサ、HCセンサ或いは粉
塵センサ等により空気清浄度を検出してもよい。
以上説明したように本発明によれば、大気汚染であるか
否かを判断してエンジン出力と電動機出力とを制御可能
にすることにより、大気汚染或いは騒音の発生を防止す
ることができ、また、優先的にエンジン駆動に切換える
ことにより、必要に応じてバッテリーの充電が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電動機付4輪駆動車の1実施例を示す
斜視図、第2図は本発明の電動機付4輪駆動車の制御系
の1実施例を示すブロック構成図、第3図は第2図の電
子制御回路における処理の流れを説明するための図、第
4図は大気汚染時におけるエンジンと電動機の出力の差
異を示す図、第5図は大気汚染がない時におけるエンジ
ンと電動機の出力の差異を示す図、第6図は従来の電動
機付4輪駆動車を示す概略構成図である。 20……車両、21……エンジン、22……トランスミッショ
ン、23R、23L……前輪、24R、24L……後輪、25……電動
機、26……バッテリー、27……ステッピングモータ、28
……アクセルペタル、29……アクセルセンサ、30……空
気清浄度検出センサ、31……電子制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 清英 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・ワーナー株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−127624(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前輪または後輪のいずれか一方をエンジン
    により駆動させ、前輪または後輪の他方をバッテリー電
    源の電動機により駆動させる電動機付4輪駆動車におい
    て、アクセルの踏み込み量検出手段と、空気清浄度検出
    手段と、該空気清浄度検出手段の信号により大気汚染で
    あるか否かを判断する判断手段と、該判断手段が大気汚
    染と判断した場合にはアクセルの踏み込み量に応じてエ
    ンジンの出力に対して電動機の出力を増大させ、大気汚
    染でないと判断した場合にはアクセルの踏み込み量に応
    じて電動機の出力に対してエンジンの出力を増大させる
    手段とを備えることを特徴とする電動機付4輪駆動車。
  2. 【請求項2】前輪または後輪のいずれか一方をエンジン
    により駆動させ、前輪または後輪の他方をバッテリー電
    源の電動機により駆動させる電動機付4輪駆動車におい
    て、アクセルの踏み込み量検出手段と、空気清浄度検出
    手段と、該空気清浄度検出手段の信号により大気汚染で
    あるか否かを判断する判断手段と、該判断手段が大気汚
    染と判断した場合にはアクセルの踏み込み量に応じてエ
    ンジンの出力に対して電動機の出力を増大させ、大気汚
    染でないと判断した場合にはアクセルの踏み込み量に応
    じて電動機の出力に対してエンジンの出力を増大させる
    手段と、優先的にエンジン駆動に切換えると共に前記バ
    ッテリーを充電する切換手段とを備えることを特徴とす
    る電動機付4輪駆動車。
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JP2020048296A (ja) 2018-09-18 2020-03-26 本田技研工業株式会社 4輪駆動車両の制御システム及び4輪駆動車両の制御方法

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