JPH07102672A - 床構造 - Google Patents

床構造

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Publication number
JPH07102672A
JPH07102672A JP25388293A JP25388293A JPH07102672A JP H07102672 A JPH07102672 A JP H07102672A JP 25388293 A JP25388293 A JP 25388293A JP 25388293 A JP25388293 A JP 25388293A JP H07102672 A JPH07102672 A JP H07102672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
floor
fixed
vertical
rising
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25388293A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Mitsuma
武師 三間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP25388293A priority Critical patent/JPH07102672A/ja
Publication of JPH07102672A publication Critical patent/JPH07102672A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断熱性の向上を図った床構造を提供する。 【構成】 略直角となった水平片4aと立ち上げ片4b
を上部に有する枠体4と、立ち上げ片4bとの間に空間
部8が形成されるように側縁部が水平片4aの一領域に
て支持された下地材5と、高さ寸法が立ち上げ片4bの
高さよりも高いピース材2bを板材2aの下面に突設し
た床目板2と、垂直片12aを有し基礎3に固定された
固定金物12とを備え、立ち上げ片4bを垂直片12a
に固定するとともに、ピース材2bを空間部8に挿入し
て水平片4aに載置し、立ち上げ片4bおよび垂直片1
2aと板材2aとの間に隙間を形成したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、床構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の床構造を示し、50は床パ
ネル、51は床目板である。床目板51は、板材51a
に断熱材51bを貼り合わせていただけの構成であり、
それをステップル52で床パネル50の下地材50aに
固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の床構造では、床
下と室内の断熱は、床パネル50および床目板51の断
熱材で行っている。しかしながら、床パネル50の外周
の溝形鋼からなる枠体50bと板材51aが接触してい
るため、床下の冷気を室内へ伝えやすく(ヒートブリッ
ジ)、断熱性が低下するという問題点があった。
【0004】したがって、この発明の目的は、断熱性の
向上を図った床構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の床構造は、略
直角となった水平片と立ち上げ片を上部に有する枠体
と、前記立ち上げ片との間に空間部が形成されるように
側縁部が前記水平片の一領域にて支持された下地材と、
高さ寸法が前記立ち上げ片の高さよりも高いピース材を
板材の下面に突設した床目板と、垂直片を有し基礎に固
定された固定金物とを備え、前記立ち上げ片を前記垂直
片に固定するとともに、前記ピース材を前記空間部に挿
入して前記水平片に載置し、前記立ち上げ片および前記
垂直片と前記板材との間に隙間を形成したことを特徴と
するものである。
【0006】
【作用】この発明の構成によれば、床目板のピース材に
より、立ち上げ片および垂直片と板材との間に隙間を形
成して接触しないようにしたので、床下の冷気が室内へ
伝わり難い構造となり、床下冷気の伝熱の問題を解消す
ることができる。
【0007】
【実施例】この発明の第1の実施例の床構造を図1およ
び図2に基づいて説明する。図1は床パネルどうしが接
合される付近の床構造を示し、1は床パネル、2は床目
板、3は基礎である。床パネル1は、枠体4、下地材5
からなる。枠体4は、略直角となった水平片4aと立ち
上げ片4bを上部に有する形状であり、この場合、外向
きに開口した溝形鋼の上端を立ち上げた杓形に形成して
ある。立ち上げ片4bにはボルト挿通孔が設けられる。
下地材5は、断熱材10を内部に装着した枠部5bの上
面に板部5aを貼設したものであり、その側縁部が枠体
4にて支持される。具体的には、枠部5bの側面と枠体
4の立ち上げ片4bとの間に空間部8が形成されるよう
に、枠部5bの側縁部が枠体4の水平片4aの一領域に
支持される。また、板部5aの側縁部は枠部5bの側縁
部よりも内側に位置させることにより段付部9を形成し
ている。
【0008】床目板2は、図2に示すように、板材2a
の下面に複数のピース材2b…を突出した木製の部材で
ある。この場合、長手方向に延びる2列のピース材2b
…,2b…を、板材2aの下面に間隔をおいて貼り合わ
せている。ピース材2bの高さは枠体4の立ち上げ片4
bの高さよりも高くしてある。各列のピース材2bの間
には凹部11が形成され、取付状態においてボルトが入
るスペースとなる。また、2列のピース材2b…,2b
…の間には断熱材13が装着される(図1)。
【0009】基礎3には上向きに開口した溝形の固定金
物12が固定される。この固定金物12の両側の垂直片
12a,12aにはボルト挿通孔が設けられる。施工時
には、枠体4の立ち上げ片4bを固定金物12の垂直片
12aに上端を揃えてボルト・ナット14で固定する。
そして、床目板2のピース材2bを空間部8に挿入して
水平片4aに載置するとともに、断熱材13を固定金物
12の溝内に挿入し、かつ板材2aの側縁部を段付部9
に載置する。このとき、ボルト・ナット14は凹部11
に収まり、ピース材2bがじゃまになることはない。こ
の後、下地材5の板部5aと床目板2の板材2aをステ
ープル15で跨ぎ固定する。なお、板部5aの上には化
粧材が設けられる(図示せず)。
【0010】この実施例では、床目板2のピース材2b
により、立ち上げ片4bおよび垂直片12bと板材2a
との間に隙間を形成して接触しないようにしたので、床
下の冷気が室内へ伝わり難い構造となり、床下冷気の伝
熱の問題を解消することができる。また、板材2aの側
縁部を段付部9に載置するようにしたので納まりが良く
なる。
【0011】第2の実施例の床構造を図3および図4に
基づいて説明する。図3は外壁付近の床構造を示し、2
0は外壁パネルである。床パネル1は第1の実施例と同
様であり、同一部材には同一符号を付してその説明を省
略する。床目板21は、図4に示すように、複数のピー
ス材21b…が板材21aの下面に一列設けられてい
る。25は凹部である。基礎3にはL形の土台金物22
が固定され、この土台金物22の垂直片で外壁パネル2
0が支持される。また、土台金物22とともに別のL形
の固定金物23が基礎3に固定される。この固定金物2
3の垂直片23aは屋内側に位置しボルト挿通孔を有す
る。
【0012】施工時には、枠体4の立ち上げ片4bを固
定金物23の垂直片にボルト・ナット14で固定し、以
下、第1の実施例と同様に床目板21を取付ける。ま
た、外壁パネル20の下端、床目板21の板材21aの
下面の下側には断熱材(図示せず)が装着される。この
実施例でも、第1の実施例と同様の効果が得られる。
【0013】
【発明の効果】この発明の床構造によれば、床目板のピ
ース材により、立ち上げ片および垂直片と板材との間に
隙間を形成して接触しないようにしたので、床下の冷気
が室内へ伝わり難い構造となり、床下冷気の伝熱の問題
を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の要部断面図である。
【図2】第1の実施例に使用される床目板の斜視図であ
る。
【図3】第2の実施例の要部断面図である。
【図4】第2の実施例に使用される床目板の斜視図であ
る。
【図5】従来例の要部断面図である。
【符号の説明】
2 床目板 2a 板部 2b ピース材 3 基礎 4 枠体 4a 水平片 4b 立ち上げ片 5 下地材 8 空間部 12 固定金物 12a 垂直片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直角となった水平片と立ち上げ片を上
    部に有する枠体と、前記立ち上げ片との間に空間部が形
    成されるように側縁部が前記水平片の一領域にて支持さ
    れた下地材と、高さ寸法が前記立ち上げ片の高さよりも
    高いピース材を板材の下面に突設した床目板と、垂直片
    を有し基礎に固定された固定金物とを備え、前記立ち上
    げ片を前記垂直片に固定するとともに、前記ピース材を
    前記空間部に挿入して前記水平片に載置し、前記立ち上
    げ片および前記垂直片と前記板材との間に隙間を形成し
    たことを特徴とする床構造。
JP25388293A 1993-10-12 1993-10-12 床構造 Withdrawn JPH07102672A (ja)

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JP25388293A JPH07102672A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 床構造

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JP25388293A JPH07102672A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 床構造

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JPH07102672A true JPH07102672A (ja) 1995-04-18

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ID=17257441

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JP25388293A Withdrawn JPH07102672A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 床構造

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