JPH07102536A - 路面標識及び駐車場標識 - Google Patents

路面標識及び駐車場標識

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JPH07102536A
JPH07102536A JP5246961A JP24696193A JPH07102536A JP H07102536 A JPH07102536 A JP H07102536A JP 5246961 A JP5246961 A JP 5246961A JP 24696193 A JP24696193 A JP 24696193A JP H07102536 A JPH07102536 A JP H07102536A
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JP
Japan
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road
surface portion
sign
marking
parking lot
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5246961A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Hattori
鋭一 服部
Takashi Nishi
敬 西
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 路面標識の側面部への車輪の接触による
自動車への衝撃を減らすと同時に、運転手への警告と同
時に対向車への危険信号を発するようにする。 【構成】 側面部と側面支持面部の係合からなる路
面標識であって、自動車車輪の側面部の接触によって側
面部に一体となっている側面緩衝支持部が支持面部緩衝
受部への移動によって衝撃を吸収すると共に感知発音セ
ンサーの危険信号発信によって運転手及び対向車への刺
激を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路の走行車線を区分す
る中央分離帯や路肩用及び駐車場標識として路面を一時
的に又は恒久的に固定するための一方向に長い枕木状の
路面標識に関するものである。
【0002】
【従来の技術】舗装道路の車線に沿って配置できるよう
に一方向に長く形成した路面標識としては、コンクリー
ト製のものや合成樹脂製のものがあるが、コンクリート
製のものは 1) 重くて持ち運びが容易でない。 2) 自動車の乗り上げで割れる。 3) 粉になると粉塵公害の原因になる。 一方、合成樹脂製の路面標識は非発泡では自動車の乗り
上げ時の衝撃吸収は十分でなく、衝撃吸収をよくするた
めに内部に発泡性樹脂を利用すると雨水等によって耐久
性に問題が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンクリート製のもの
より軽量で、耐荷重性がよく、破損しにくく、取り付け
及び撤去が容易で、耐衝撃性、耐水性、耐候性に優れた
路面標識が要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために鋭意検討した結果到達したもので、すなわ
ち、道路中央分離帯、路肩及び駐車場標識として敷設す
る路面標識において、側面部及び側面支持面部の係合並
びに該側面部又は側面支持面部と一体となった道路面と
の埋込固定部からなるもので、自動車走路側の側面部の
非接触部に複数の緩衝支持部を有し、自動車車輪の接触
により、側面支持面部の緩衝受部まで緩衝支持部が移動
して衝撃を緩和するものであり、又、自動車走路側の側
面部に自動車タイヤ接触によって危険音を発声する感知
発音センサーを埋め込み、運転者自身及び対向車線走行
の自動車にも危険を知らせ、中央分離帯に敷設する路面
標識においては側面支持面部を介して該側面支持面部の
両側に側面部を係合するものであり、該側面部又は側面
支持面部に一体になっている道路埋込固定部が道路固定
穴に嵌合したとき該道路埋込固定部端部が末広がり状に
開くようにしたものである。又夜間の視認性を高めるた
めに路面標識の表面部に太陽電池による夜間発光体を内
蔵するものであり、それとは別に、路面標識の表面部に
スチルベン系色素を高分子化した発光材料を塗布するこ
とで連続発光を可能とし視認性を高めた。
【0005】本発明を図面によって説明する。図1は、
路肩用又は駐車場用標識の正面図である。
【0006】図2は、図1のA−A矢視断面図である。
側面部2と側面支持面部4と係合して路面標識1を形成
するものである。自動車走路側の側面部2に自動車の車
輪が接触すると、側面部と一体となっている車輪と非接
触の緩衝支持部5が側面支持面部4の緩衝受部6の方に
移行して自動車の衝撃を吸収するものである。緩衝支持
部高さTと緩衝受部深さHの関係はH≒Tが望ましい。
H及びTの長さは5〜15cmが望ましい。側面部2及
び側面支持面部4はそれぞれ別々に合成樹脂で製造し、
側面部係合部7及び側面支持面係合部7aにて両者を係
合する。両方の係合部先端は凸部帯状に長さ方向につな
がっている。道路面Rとの固定は後述する。本発明にお
いては、別に側面部に検知棒8aを張出させ、該検知棒
8aと車輪との接触によって感知発音センサーが稼働
し、側面部に接触した自動車運転手は勿論、対向車にも
危険音を知らせる機能を持つ。感知発音センサーは電気
的又は電池式で機能するものとする。
【0007】図3は、中央分離帯用の路面標識の正面図
である。
【0008】図4は、図3のB−B矢視断面図である。
側面支持面部4の両側に側面部2を係合させる側面部2
は図2と同じ挙動を示すが両側に側面部を備えているの
で、路面標識幅Wは30〜50cmと大きい方が望まし
い。又側面支持面部の中央部に道路面に垂直方向に強度
補強材(図示せず)を一体成型してもよい。
【0009】本発明の図5、図6、図7及び図8は図4
の道路埋込固定部3のC−C矢視断面図である。図5は
道路埋込用固定片3aが二本の四角柱体であり、図6は
該道路埋込用固定片3aが二本の三角柱体であり、図7
は該道路埋込用固定片3aが四本の正方角柱体であり、
図8は該道路埋込用固定片3aが四本の三角柱体からな
るものである。しかしながら該道路埋込用固定片3aは
これらの形状に限定されるものでない。
【0010】図9は、本発明の路面標識1の道路埋込固
定部3と道路埋込固定穴Sとの関係を示す概略断面図
で、道路埋込固定穴の側面SSに固定部脱着防止部3C
を張着し、道路埋込固定部3を予め2又は4に切断して
おき、該道路埋込用固定片3aを図10のように接着テ
ープEで縛っておきFの幅で道路埋込固定穴Sに嵌合し
途中で接着テープを破り底まで挿入する途中に固定片3
aは道路埋込固定穴5の底面に予め設けられた末広がり
支持台Zによって、末広がり状になり固定広がり片3b
のように固定部脱着防止部幅dだけ広がるようになり、
道路面からの脱着を防止する。脱着を防止する方法とし
て道路埋込用固定片3aに予め補強材料(図示せず)を
一体成型してもよい。なお末広がり支持台Zの形状は埋
込固定片の2分割のときは図13のように三角柱状のも
のを用い、埋込固定片の4分割のときは図12のように
四角錘台状のものを用いる。
【0011】図11は、本発明の両側に側面部を有する
路面標識の正面図で該表面部9に夜間でも高い視認性を
保有するために太陽電池による夜間発光体Yを内蔵した
ものである。
【0012】高い視認性をもたす方法としては表面部9
にスチルベン系色素を高分子化して連続発光する方法や
蛍光塗料を塗布する方法及び光反射ビーズを帖着する方
法も含まれる。
【0013】側面部に使用される合成樹脂は衝撃性のよ
い、ポリウレタン樹脂、軟質塩化ビニール樹脂などが望
ましく、側面支持面部に使われる合成樹脂は軟質の塩化
ビニール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリアセタール樹脂などが用いられる。尚、
側面支持面部の剛性を高めるために補強材料(図示せ
ず)を一体成型してもよい。
【0014】
【作用】路面標識の側面部に緩衝支持部を一体化し、側
面支持面部に緩衝受部をもっているので自動車の車輪の
接触にも衝撃吸収機能があるため大きな損傷を与えず、
その上、車輪の側面部接触に検知棒で察知して感知発音
センサーで危険音を発するので、事故を未然に防ぐこと
が可能である。
【0015】
【発明の効果】夜間でも高い視認性を有する太陽電池に
よる夜間発光体を路面標識の表面部に内蔵しているの
で、中央分離帯、路肩及び駐車場標識に用いると危険予
知効果があり、万が一路面標識の側面部に接触しても、
衝撃吸収能力と、危険感知発音センサーが作動すること
で損傷が減った。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の路肩用及び駐車場標識の路面
標識の正面図。
【図2】図2は、図1のA−A矢視断面図。
【図3】図3は、本発明の中央分離帯用路面標識の正面
図。
【図4】図4は、図3のB−B矢視断面図。
【図5】図5は、図4の道路埋込固定部のC−C矢視断
面図。
【図6】図6は、図4の道路埋込固定部のC−C矢視断
面図の別の例。
【図7】図7は、図4の道路埋込固定部のC−C矢視断
面図の他の例。
【図8】図8は、図4の道路埋込固定部のC−C矢視断
面図の1例。
【図9】図9は、本発明の道路埋込固定部の固定片の末
広がり状の断面図。
【図10】図10は、本発明の道路埋込固定部の固定片
の嵌合を説明するための概略正面図。
【図11】図11は、本発明の夜間発光体の内蔵の正面
図。
【図12】図12は、本発明の四角錘末広がり支持台の
斜視図。
【図13】図13は、本発明の三角柱末広がり支持台の
斜視図。
【符号の説明】
1 路面標識 1a 路面標識(路肩用、駐車場用) 1b 路面標識(中央分離帯用) 2 側面部(自動車走路側) 2a 路肩側面部 3 道路埋込固定部 3a 道路埋込用固定片 3b 道路埋込用固定広がり片 3c 固定部脱着防止部 4 側面支持面部 5 (側面)緩衝支持部 6 (支持面部)緩衝受部 6a (側面部)緩衝受部 7 側面部係合部 7a 側面支持面係合部 8 感知発音センサー 8a 検知棒 9 表面部 E 接着テープ F 道路埋込固定部幅 H 緩衝受部深さ R 道路面 S 道路埋込固定穴 SS 道路埋込固定穴側面 T 緩衝支持部高さ W 路面標識幅 Y 夜間発光体 Z 末広がり支持台 d 固定部脱着防止部幅

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路中央分離帯、路肩及び駐車場標識とし
    て敷設する路面標識において、側面部及び側面支持面部
    の係合並びに該側面部又は側面支持面部と一体となった
    道路面との埋込固定部からなることを特徴とする路面標
    識及び駐車場標識。
  2. 【請求項2】側面部及び側面支持面部の係合からなる路
    面標識において、自動車走路側の側面部に複数の緩衝支
    持部を有することを特徴とする請求項1記載の路面標識
    及び駐車場標識。
  3. 【請求項3】側面部及び側面支持面部の係合からなる路
    面標識において、自動車走路側の側面部に自動車タイヤ
    接触によって危険音を発声する感知発音センサーを埋め
    込んだことを特徴とする請求項1及び請求項2記載の路
    面標識及び駐車場標識。
  4. 【請求項4】側面部及び側面支持面部の係合からなる路
    面標識において、側面支持面部を介して該側面支持面部
    の両側に側面部を係合したことを特徴とする請求項1、
    請求項2、及び請求項3記載の路面標識及び駐車場標
    識。
  5. 【請求項5】側面部及び側面支持面部の係合からなる路
    面標識において、該側面部又は側面支持面部に一体にな
    っている道路埋込固定部が道路固定穴に嵌合したとき該
    道路埋込固定部端部が末広がり状に開くことを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3及び請求項4記載の路
    面標識及び駐車場標識。
  6. 【請求項6】路面標識の表面部に太陽電池による夜間発
    光体を内蔵することを特徴とする請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4及び請求項5記載の路面標識及び駐
    車場標識。
  7. 【請求項7】路面標識の表面部にスチルベン系色素を高
    分子化した発光材料を塗布したことを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5及び請求
    項6記載の路面標識及び駐車場標識。
JP5246961A 1993-10-01 1993-10-01 路面標識及び駐車場標識 Withdrawn JPH07102536A (ja)

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