JPH076171Y2 - クッションブロック - Google Patents

クッションブロック

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Publication number
JPH076171Y2
JPH076171Y2 JP1992048634U JP4863492U JPH076171Y2 JP H076171 Y2 JPH076171 Y2 JP H076171Y2 JP 1992048634 U JP1992048634 U JP 1992048634U JP 4863492 U JP4863492 U JP 4863492U JP H076171 Y2 JPH076171 Y2 JP H076171Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion block
synthetic resin
attached
spray elastomer
cushion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992048634U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH061418U (ja
Inventor
潔 小林
泉 小林
Original Assignee
マルダイ大建産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by マルダイ大建産業株式会社 filed Critical マルダイ大建産業株式会社
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Publication of JPH061418U publication Critical patent/JPH061418U/ja
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Publication of JPH076171Y2 publication Critical patent/JPH076171Y2/ja
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  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、覆道、隧道、橋梁などの
坑口に取付けるのに好適なクッションブロックに関する
ものである。これにより、覆道、隧道、橋梁などの坑口
への車両の衝突・接触によって引き起される死亡事故防
止に資するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。1)図9の如く所謂クッショ
ンドラム3が覆道、隧道、橋梁などの坑口近傍に配設さ
れている。このクッションドラム3は、合成樹脂製の円
筒状ケース3A内に不凍液を充填した袋3Bを詰めて構
成されている。2)図11の如く覆道、隧道、橋梁5な
どの坑口面5Aに反射シート4Aを貼りつけた化粧板4
を添着させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。1)
クッションドラム3の問題点は下記の通りである。据え
置き式なので移動するので、冬期間の除雪時には撤去し
ていた。円筒状の移動式なので、衝突時の角度により効
果が半減する。2)反射シート4Aを貼りつけた化粧板
4の問題点は下記の通りである。車両の衝突・接触事故
を防止するための警戒標識であって緩衝効果はない。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のようなことのできるものを提供しようとするも
のである。本考案は、上記のようなクッションドラム
や、反射シートを貼りつけた化粧板を使用しているにも
かかわらず、衝突・接触事故が後を絶たないという現実
に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、
車両の衝突・接触事故から人命を守ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のものは下記のようになるものである。すな
わち本願のものは、合成樹脂発泡体を素材として構成さ
れた横向きの短い角柱状あるいは円柱状に構成された緩
衝体1Aにおける前面1Bには、当該前面1Bの左右部
分における一方には傾斜面1B1が縦に形成され、後面
1Cには鋼板または樹脂板でなる接続板1C1が添着固
定され、かつ、この後面には後方に向け適数本のアンカ
ーボルト1Dが突設され、この緩衝体における前面部と
側面部は、合成樹脂スプレーエラストマーの層1Eが二
重一体構造の状態で被覆され、傾斜面1B1の表面には
反射シート1Fが付着されているクッションブロックで
ある。この場合、緩衝体を横向きの短い樹木状に構成す
ることができる。また、緩衝体は発泡ポリエチレンの重
合体を素材とし、合成樹脂スプレーエラストマーの層
は、ポリウレタンスプレーエラストマーを素材とするこ
とができる。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
は本考案のクッションブロックである。1Aは発泡ポリ
エチレンの重合体などの合成樹脂発泡体を素材として構
成された横向きの短い角柱状あるいは円柱状に構成され
た緩衝体で、前面1Bの左右部分における一方には傾斜
面1B1が縦に形成され、後面1Cには鋼板または樹脂
板でなる接続板1C1が添着固定され、かつ、この後面
には後方に向け適数本のアンカーボルト1Dが突設され
ている。
【0007】この緩衝体における前面部と側面部は、ポ
リウレタンスプレーエラストマーなどの合成樹脂スプレ
ーエラストマーの層1Eで被覆されている。すなわち、
緩衝体とポリウレタンスプレーエラストマーなどの合成
樹脂スプレーエラストマーの層とは二重一体構造となっ
ている。さらに、傾斜面1B1の表面には反射シート1
Fが付着されている。なお、この場合、この反射シート
に代えて表面塗装を行ってもよい。加えて、緩衝体の表
面塗装は、当該クッションブロックの設置場所の景観に
合わせて着色、模様を変えることができる。
【0008】2は本考案のクッションブロックである。
2Aは発泡ポリエチレンの重合体などの合成樹脂発泡体
を素材として構成された横向きの短い樹木状に構成され
た緩衝体で、前面2Bの左右部分における一方には傾斜
面2B1が縦に形成され、後面2Cには鋼板または樹脂
板でなる接続板2C1が添着固定され、かつ、この後面
には後方に向け適数本のアンカーボルト2Dが突設され
ている。また、この緩衝体の前面2Bには樹木の年輪用
の凹凸2B2が形成されている。
【0009】この緩衝体における前面部と側面部は、ポ
リウレタンスプレーエラストマーなどの合成樹脂スプレ
ーエラストマーの層2Eで被覆されている。すなわち、
緩衝体とポリウレタンスプレーエラストマーなどの合成
樹脂スプレーエラストマーの層とは二重一体構造となっ
ている。さらに、傾斜面2B1の表面には反射シート2
Fが付着されている。なお、この場合、この反射シート
に代えて表面塗装を行ってもよい。加えて、緩衝体の表
面塗装は、樹木に似せて着色されている。
【0010】作用について説明する。1)図1あるいは
図4の如く覆道、隧道、橋梁5などの坑口面5Aに本願
のものをアンカーボルトを植設して固着する。図2で図
示したクッションブロックは、覆道、隧道、橋梁におけ
る右方坑口面に取付ける場合のものとなっているが、左
方坑口面に取付ける場合は、当該クッションブロックを
反転するとよい。2)走行してくる車両の運転者は、夜
間の反射シートの作用により覆道、隧道、橋梁5などの
存在を感知することができる。3)不幸にして衝突した
場合はクッションブロックが衝撃力を分散吸収すること
になる。
【0011】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。1)表面被覆(ライニン
グ)はポリウレタンスプレーエラストマーであり、耐候
・耐蝕性に優れており、強靭で高弾性のエラストマーが
得られるため、緩衝体の弾力性を損なわない。2)緩衝
体はしなやかな弾力性をもつ化学合成樹脂発泡体を使用
するので、衝撃力を分散吸収する。3)以上に記載した
特性を生かした二重構造で、衝撃力を減少させるもので
ある。すなわち、本願のものは重剛な覆道、隧道、橋梁
などの坑口を柔軟性を有する緩衝体と強靭で高弾性のエ
ラストマー表面被覆材の二重構造に構成することにより
衝突時における緩衝効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を説明する正面図である。
【図2】本願のものの正面図である。
【図3】A−A線拡大断面図である。
【図4】使用状態を説明する正面図である。
【図5】本願のものの正面図である。
【図6】取付け状態の縦断面図である。
【図7】取付け状態の横断面図である。
【図8】B−B線拡大断面図である。
【図9】クッションドラムの正面図である。
【図10】同上の平面図である。
【図11】反射シートを貼りつけた化粧板の使用状態の
正面図である。
【図12】同上の略図的断面図である。
【符号の説明】
1 クッションブロック 1A 緩衝体 1B1 傾斜面 1C1 接続板 1D アンカーボルト 1E 合成樹脂スプレーエラストマーの層 1F 反射シート 2 クッションブロック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂発泡体を素材として構成された
    横向きの短い角柱状あるいは円柱状に構成された緩衝体
    (1A)における前面(1B)の左右部分のうち一方に
    は傾斜面(1B1)が縦に形成され、後面(1C)には
    鋼板または樹脂板でなる接続板(1C1)が添着固定さ
    れ、かつ、この後面には後方に向けアンカーボルト(1
    D)が突設され、この緩衝体における前面部と側面部
    は、合成樹脂スプレーエラストマーの層(1E)が二重
    一体構造の状態で被覆され、傾斜面(1B1)の表面に
    は反射シート(1F)が付着されていることを特徴とす
    るクッションブロック。
  2. 【請求項2】 緩衝体が横向きの短い樹木状に構成され
    ている請求項1記載のクッションブロック。
  3. 【請求項3】 緩衝体は発泡ポリエチレンの重合体を素
    材とし、合成樹脂スプレーエラストマーの層は、ポリウ
    レタンスプレーエラストマーを素材とした請求項1ある
    いは請求項2記載のクッションブロック。
JP1992048634U 1992-06-17 1992-06-17 クッションブロック Expired - Lifetime JPH076171Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992048634U JPH076171Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 クッションブロック

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Publication Number Publication Date
JPH061418U JPH061418U (ja) 1994-01-11
JPH076171Y2 true JPH076171Y2 (ja) 1995-02-15

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JP1992048634U Expired - Lifetime JPH076171Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 クッションブロック

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