JPH0710223B2 - 棒状食品材料の定ピッチ送給装置 - Google Patents

棒状食品材料の定ピッチ送給装置

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JPH0710223B2
JPH0710223B2 JP4144600A JP14460092A JPH0710223B2 JP H0710223 B2 JPH0710223 B2 JP H0710223B2 JP 4144600 A JP4144600 A JP 4144600A JP 14460092 A JP14460092 A JP 14460092A JP H0710223 B2 JPH0710223 B2 JP H0710223B2
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美敏 大谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒状食品材料の定ピッ
チ送給装置に関するもので、例えば牛蒡天麩羅(通称牛
蒡天)の製造装置において、定寸に切断された牛蒡片
を、コンベアによって移送されている魚肉等の練り物か
らなる板状片の上に定ピッチで送給する送給装置として
利用される。
【0002】
【従来の技術及びその課題】牛蒡天製造装置は、板状片
成形機によって成形した魚肉、澱粉等の練り物からなる
板状片をベルトコンベア上に一定のピッチで移載し、そ
の各板状片上に牛蒡片を1個ずつ載せ付け、牛蒡片を載
せ付けた板状体を巻き込み機に送り込むことによって板
状体に牛蒡片が巻き込まれた円筒状体を形成し、その後
この円筒状体をフライヤーと呼ばれる油揚げ機に送り込
んで所謂牛蒡天を製造するものであるが、従来の牛蒡天
製造装置では、ベルトコンベア上を搬送される板状片上
に牛蒡片を載せ付ける作業をほとんど人手によって行っ
ていたため、作業能率が悪い上に、牛蒡片をベルトコン
ベア上の板状片に対しその中央部で搬送方向と直交する
姿勢に載せ付けるべきところを斜めに載せ付けられるな
ど、載せ付け位置が不正確となる問題があった。
【0003】本発明は、上記の課題に鑑み、牛蒡片のよ
うな棒状食品材料を、材料受取用コンベアで搬送されて
いる魚肉などの板状片上に自動的にしかも搬送方向と直
交する姿勢に確実に載せ付けることのできる定ピッチ送
給装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の棒状食品材料定
ピッチ送給装置は、材料搬送用コンベア1の無端状搬送
ベルト4にベルト幅方向に延びる吸引用透孔5を搬送方
向に沿って一定間隔おきに設けると共に、この搬送ベル
ト4の上側水平搬送部4aの他端側からこれに連続する
転回搬送部4cに亘る領域に、前記吸引用透孔5を通じ
てこの透孔5上に位置した棒状食品材料Mを搬送ベルト
4上に吸引吸着せしめる吸引部Sを設け、前記搬送ベル
ト4の上側水平搬送部4a上方には前記吸引部Sの始端
位置Aよりも手前側に、搬送ベルト4上を搬送されて来
る棒状食品材料Mの前面側に当接してこれを制止するこ
とによって搬送方向と直角方向に位置規制し、この位置
規制された棒状食品材料Mの真下に前記吸引用透孔5が
位置すると同時に非当接位置へ退避するように構成した
規制板7を設けて成ることを特徴とする。
【0005】
【実施例】次に、本発明を牛蒡片の定ピッチ送給装置に
実施した例について図1〜図5を参照して説明すると、
これらの図において、1は牛蒡片搬送用コンベアで、図
3に示すように、一方の駆動ロール部2と他方の固定ロ
ール部3とに巻掛けた無端状搬送ベルト4によって牛蒡
片Mをその上側水平搬送部4aの一端側から他端側へ搬
送して、当該牛蒡片搬送用コンベア1の下方に設置され
た牛蒡片受取用コンベアK上の練り物からなる板状片P
に1個ずつ定ピッチで送給するようになっている。
【0006】前記搬送ベルト4には、図1〜図3に示す
ように、当該搬送ベルト4の左右両側においてそれぞれ
ベルト幅方向に延びる吸引用透孔5,5が搬送方向に沿
って一定のピッチで設けられ、各吸引用透孔5は横一列
状に配設された複数個の丸孔5aより成るものである。
そして、この搬送ベルト4の上側水平搬送部4aの他端
側(図2及び図3のそれぞれ左端側)からこれに連続す
る転回搬送部4cに亘る領域に、前記吸引用透孔5を通
じてこの透孔5上に位置した牛蒡片Mを当該搬送ベルト
4に吸引吸着せしめるための吸引部Sが設けられ、また
前記上側水平搬送部4aの上方には、図3に示すように
前記吸引部Sの始端位置Aよりも手前側に、搬送ベルト
4を搬送されて来た牛蒡片Mの前面側に当接してこれを
制止することによって牛蒡片Mを搬送方向と直角方向に
位置規制すると共に、この位置規制された牛蒡片Mの真
下に前記搬送ベルト4の吸引用透孔5が位置すると同時
に非当接位置に退避するように構成された規制板7が設
けられている。
【0007】前記駆動ロール部2は、図1及び図2に示
すように、回転軸8の中央部に固定されたタイミング歯
付きプーリ9とこれの両側に間隔をおいて固定された複
数のプーリ10とから成るもので、これらのプーリ9,
10に搬送ベルト4の転回搬送部4dが巻回されると共
に、この搬送ベルト4の裏面側の幅方向中央部に設けら
れたタイミングベルト部11が前記タイミング歯付きプ
ーリ9と噛合している。図5に示すように、前記回転軸
8の下方には原動機(図示省略)により駆動される駆動
軸12が併設してあって、両軸8,12は両側一対の軸
受13により支承され、駆動軸12は伝動ギア14,1
5を介して回転軸8に連動連結されている。
【0008】前記固定ロール部3は、図2に示すよう
に、当該ロール部3の中心を貫通するように設けられた
吸引用パイプ16と、この吸引用パイプ16の中央部に
固定され、搬送ベルト4のタイミングベルト部11をガ
イドするガイド溝付き支持ロール17と、この支持ロー
ル17の両側に固定された端部支持ロール18,18
と、各端部支持ロール18と前記ガイド溝付き支持ロー
ル17との間にスペーサ19を介して所定間隔で配設さ
れた複数個のリング20と、から成るもので、これらの
支持ロール17,18及びリング20に前記搬送ベルト
4の転回搬送部4cが摺接可能に巻回されている。前記
スペーサ19及びリング20は、前記支持ロール18,
19を軸方向に貫通する通しボルト21によって支持さ
れている。そして吸引パイプ16には、前記支持ロール
18,19の間隔に相当する長さを有する長孔状の吸引
口22が左右両側にそれぞれ複数個設けてある。また、
前記端部支持ロール18,18の両側には端板23が取
付けてある。
【0009】図2及び図3に示すように、前記無端状搬
送ベルト4における上側水平搬送部4aの下面側及び下
側水平搬送部4bの上面側には、当該搬送ベルト4を摺
接可能に支持案内する上側ベルト支持板24及び下側ベ
ルト支持板25がそれぞれ左右一対ずつ配設されてい
る。尚、搬送ベルト4のタイミングベルト部11は、上
側水平搬送部4aでは左右両ベルト支持板24,24間
の間隙部に、また下側水平搬送部4bでは左右両ベルト
支持板25,25間の間隙部にそれぞれ摺動可能に係合
されている。そして、上側ベルト支持板24の固定ロー
ル3側端縁は、その下面部が前記支持ロール17,18
及びリング20の外周面形状に対応する凹曲面に形成さ
れていて、図3に示される如く当該ロール17,18及
びリング20の外周面上にその接線に沿って当接係合さ
れている。下側ベルト支持板25の固定ロール3側端縁
も、全く同様に前記ロール17,18及びリング20の
外周面上に当接係合されている。
【0010】また、上側ベルト支持板24の固定ロール
3側端部には、図2から明らかなように、縦方向に延び
る吸引用スリット26が複数列状に併設され、各スリッ
ト26は、前記リング20、20相互間に区画形成され
る空間部(あるいは支持ロール17,18とリング20
との間に区画形成される空間部)と上下方向に対向する
ように形成されている。詳細な図示は省略するが、下側
ベルト支持板25の固定ロール3側端部にも上記同様な
吸引用スリット27が設けられている。図3に示すよう
に、上側ベルト支持板24側吸引用スリット26の内方
端は、前記規制板7の停止位置よりも搬送方向に関して
若干先方側に位置し、この位置が前記吸引部Sの始端位
置Aとなり、そして下側ベルト支持板25側吸引用スリ
ット27の内方端は、搬送ベルト4の転回搬送部4cを
少し過ぎた位置にあって、この位置が前記吸引部Sの終
端位置Bとなる。
【0011】前記吸引部Sは、搬送ベルト4に設けられ
た吸引用透孔5を通じてこの透孔5上に位置した牛蒡片
Mを当該搬送ベルト4に吸引吸着せしめるものである
が、この実施例においては、真空ポンプ(図示省略)に
接続された吸引口22付き吸引用パイプ16と、この吸
引用パイプ16の周囲に形成される空間部、特に前記各
リング20、20相互間に区画形成される狭隘空間部及
び各支持ロール17,18とリング20との間に区画形
成される狭隘空間部から成る空間部と、上側ベルト支持
板24及び下側ベルト支持板25のそれぞれ固定ロール
3側端部に設けられた前記吸引用スリット26,27
と、から構成される。
【0012】前記規制板7は、図3及び図4に示すよう
に、前記吸引部Sの始端位置Aよりも手前側の所定高さ
位置に軸架された回転軸28の左右両側に、それぞれ直
径方向対称状に2枚固定されたもので、前記回転軸28
は、これの上方に設置された規制板駆動用モーター29
の出力軸にスプロケット・チェーン30を介して連動連
結されていている。しかして、この規制板7は、図3の
実線図示のように、吸引部Sの始端位置Aの手前側にお
いて垂直下向き姿勢を保持した状態で、上側水平搬送部
4aの隣合う吸引用透孔5,5間に載置されて搬送され
て来た牛蒡片Mの前面に当接して、この牛蒡片Mの真下
位置に吸引用透孔5が来るまでこの牛蒡片Mを制止し、
この制止作用によって牛蒡片Mを搬送方向と直角方向に
位置規制する。ここで、吸引用透孔5が牛蒡片Mの真下
位置に来たことを検知するには、例えば図5に示すよう
に、回転検出軸31を設けて、この検出軸31が1回転
するとき搬送ベルト4が吸引用透孔5の1ピッチ分だけ
移動するようこの検出軸31を駆動ロール部2の回転軸
8に伝動ギア32を介して連動連結すると共に、この検
出軸31の外端に突設した検出アーム33が図示のよう
な垂直下向き位置にあってそのアーム33先端が近接ス
イッチ34と近接する位置あるとき前記吸引用透孔5が
前記規制板7により制止された牛蒡片Mの真下位置に来
るように設定しておく。
【0013】したがって、走行している搬送ベルト4の
1つの吸引用透孔5が垂直下向きの下側規制板7によっ
て制止されている牛蒡片Mの真下位置に来ると、前記近
接スイッチ34からの検出信号により規制板駆動用モー
ター29が起動し、下側の規制板7が図3の実線図示の
ような牛蒡片Mとの当接位置から矢印で示す方向へ回転
して非当接位置側へ退避し、それにより牛蒡片Mは吸引
用透孔5を塞いだ状態で前方へ搬送される。このときの
規制板7の回転周速が搬送ベルト4の走行速度よりも速
くなるように設定しておく。また、非当接位置側へ回転
退避した下側の規制板7は前記当接位置から180度回
転した垂直上向き状態で停止し、これに伴いそれまで垂
直上向き姿勢にあった上側の規制板7が同じく180度
回転して前記当接位置に停止することになる。
【0014】上記ように各規制板7を180度だけ回転
させるようにするためには、図4に示すように、規制板
7が固定されている回転軸28の外端に検出アーム35
を突設して、例えば図示のような垂直上向き位置にあっ
てそのアーム35の先端が近接スイッチ36と近接する
位置にあるとき前記規制板7が前記当接位置に位置する
ように設定しておく。しかして、上述のように下側の規
制板7が前記当接位置から非当接位置側へ180度回転
し、同時に上側の規制板7が非当接位置側から当接位置
まで180度回転したとき、前記検出アーム35の先端
が前記近接スイッチ36に近接してその検出信号により
前記規制板駆動用モーター29が停止され、それによっ
て規制板7は図3の実線図示の位置に停止される。この
規制板7の停止状態は搬送ベルト4の次の吸引用透孔5
が当接位置、即ちこの規制板7で制止された牛蒡片Mの
真下位置に来るまで継続する。
【0015】上述したような構成の牛蒡片定ピッチ送給
装置の使用に際しては、先ず、牛蒡片搬送用コンベア1
の上側水平搬送部4a一端側において、図1のように搬
送ベルト4の隣合う両引用透孔5,5間に牛蒡片Mを左
右2本ずつ載置する。この場3、牛蒡片Mの載置操作は
手作業でもよいし、機械的に行ってもよく、そしてこの
牛蒡片Mの載置状態は、牛蒡片Mが図1に示すように搬
送方向と直交する方向に対して多少斜めになっていても
良い。
【0016】上記のように搬送ベルト4の隣合う吸引用
透孔5,5間に載置された牛蒡片Mは、搬送ベルト4の
走行に伴って上側水平搬送部4aの他端側へ搬送され、
そこで図1及び図3に示すように当接位置で垂直下向き
に停止している規制板7に当接して、図1の仮想線図示
のように搬送方向と直角方向に位置規制される。この間
牛蒡片Mは走行する搬送ベルト4上に制止されたままで
ある。そして、この制止状態にある牛蒡片Mの真下位置
に搬送ベルト4の吸引用透孔5が来ると、瞬時に下側の
制止板7が図3の矢印で示す非当接位置側へ回転して退
避して、この制止板7による牛蒡片Mの制止が解除さ
れ、それにより牛蒡片Mは吸引用透孔5と重なりあった
状態で前方へ搬送される。下側の制止板7が非当接位置
側へ回転退避した後、上側の制止板7が当接位置に回転
して来てその位置に停止する。
【0017】しかして、牛蒡片Mが、吸引用透孔5と重
なりあった状態で吸引部Sの始端位置Aに来ると、その
吸引用透孔5が上側ベルト支持板24の吸引用スリット
26に対面重合することになり、それにより牛蒡片M
は、吸引部Sの吸引作用で搬送ベルト4上に吸着され
て、そのまま転回用搬送部4cに沿って転回搬送され
る。この場合の吸引作用は、その空気の流れを示すと図
3の矢印で示されるような状態であって、当該吸引部S
の始端位置Aから終端位置Bに亘る搬送ベルト4の裏面
側に沿った領域の空気が吸引パイプ16に強力に吸引さ
れ、その領域が相当な負圧状態となり、したがってそこ
を通過する牛蒡片Mに、吸引用透孔5を通じて吸着作用
が働くことになる。
【0018】そして、牛蒡片Mが転回搬送部4cを過ぎ
て吸引部Sの終端位置Bに至ると、前記吸引用透孔5が
下側ベルト支持板25端部の吸引用スリット27を通り
越すため、牛蒡片Mに対する吸引吸着作用が途絶えてし
まい、その結果牛蒡片Mは搬送ベルト4から離脱し、下
方を走行している牛蒡片受取用コンベアKによって搬送
されている練り物の板状片P上に落下移載される。後続
の牛蒡片Mも、上述の説明と同様な過程を経て、牛蒡片
受取用コンベアK上の板状片Pに対し定ピッチで落下移
載されることになる。
【0019】前記牛蒡片受取用コンベアKは、牛蒡片搬
送用コンベア1と同一速度に設定されていて、当該コン
ベアK上には牛蒡片搬送用コンベア1の搬送ベルト4に
設けられた吸引用透孔5のピッチと同じピッチで板状片
Pが載置され、そして牛蒡片搬送用コンベア1の搬送ベ
ルト4から落下する牛蒡片Mを板状片P上に受けること
ができるように設定されている。
【0020】この実施例では、牛蒡片搬送用コンベアの
搬送ベルトを巻掛ける両側の巻掛け体として、一方の巻
掛け体を回転ロール、他方を固定ロールとしているが、
両方共回転ロールとしてもよい。また、搬送ベルトの吸
引用透孔を、ベルト幅方向に一定間隔おきに穿設した複
数個の丸孔より構成しているが、この吸引用透孔はベル
ト幅方向に延びる長孔、つまりスリット状の孔としても
よい。また、規制板を回転式としているが、上下昇降式
としてもよい。更に、この実施例では、吸引作用が途絶
える吸引部の終端位置を、転回搬送部4cを過ぎて下側
水平搬送部4bに多少入った位置に設定しているが、こ
の終端位置は、前記転回搬送部4c内に設定してもよ
い。
【0021】
【発明の作用及び効果】本発明の棒状食品材料定ピッチ
送給装置によれば、棒状食品材料搬送用コンベアの上側
水平搬送部一端側において、隣合う前後両吸引用透孔間
に棒状食品材料を1個ずつ載置すると、その棒状食品材
料は、搬送ベルトの走行に伴って上側水平搬送部の他端
側へ搬送されてゆき、当接位置に停止している規制板に
当接して、搬送方向と直角方向に位置規制され、その間
棒状食品材料は走行する搬送ベルト上に制止されたまま
である。そして、この制止状態にある棒状食品材料の真
下位置に搬送ベルトの吸引用透孔が来た時、前記制止板
が非当接位置側へ退避して、この制止板による棒状食品
材料の制止が解除され、それにより棒状食品材料は吸引
用透孔と重なりあった状態で前方へ搬送される。
【0022】しかして、前記棒状食品材料が吸引用透孔
と重なりあった状態で吸引部の始端位置に来ると、この
棒状食品材料は、吸引部の吸引作用で搬送ベルト上に吸
着されて、そのまま転回用搬送部に沿って転回搬送され
る。そして、棒状食品材料が吸引部を通り過ぎた時点
で、この棒状食品材料に対する吸引吸着作用が途絶え、
その結果棒状食品材料は搬送ベルトから離脱落下して、
下方を走行中の棒状食品材料受取用コンベア上にで移載
される。後続の棒状食品材料も、同様な過程を経て、棒
状食品材料受取用コンベア上にで落下移載され、したが
って棒状食品材料搬送用コンベアからの棒状食品材料を
棒状食品材料受取用コンベア上に定ピッチで送給するこ
とができる。
【0023】このように、本発明の棒状食品材料定ピッ
チ送給装置は、材料搬送用コンベアの上側水平搬送部一
端側において、隣合う前後両吸引用透孔間に牛蒡片など
の棒状食品材料を載置すれば、その棒状食品材料の載置
姿勢が搬送方向と直交する方向に対し傾いていても、そ
の傾きを矯正することができ、したがって材料受取用コ
ンベアで搬送されている魚肉などの板状片上に自動的に
しかも所望の姿勢に正確に載せ付けることのでき、特
に、棒状食品材料を材料搬送用コンベア上に手作業で載
置する場合には、作業員にとってその載置姿勢にいちい
ち気を使う必要がないため作業が非常に楽になると共
に、作業要員が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す定ピッチ送給装置の一
部省略平面図である。
【図2】同上の装置の一部横断面拡大平面図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】図1のY−Y線断面図である。
【図5】図1のZ−Z線断面図である。
【符号の説明】
1 牛蒡片搬送用コンベア 2 駆動ロール部 3 固定ロール部 4 搬送ベルト 4a 搬送ベルトの上側水平搬送部 4b 搬送ベルトの下側水平搬送部 4c 搬送ベルトの転回搬送部 4d 搬送ベルトの転回搬送部 5 吸引用透孔 7 規制板 8 回転軸 9 タイミング歯付きプーリ 16 吸引パイプ M 牛蒡片(棒状食品材料) P 練り物の板状片 S 吸引部 A 吸引部の始端位置 B 吸引部の終端位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端状の搬送ベルトを有する材料搬送用コ
    ンベアの前記搬送ベルトによって棒状食品材料をその上
    側水平搬送部の一端側から他端側へ搬送して、当該材料
    搬送用コンベアの下方に設置された材料受取用コンベア
    上に1個ずつ定ピッチで送給する定ピッチ送給装置であ
    って、前記搬送ベルトにベルト幅方向に延びる吸引用透
    孔を搬送方向に沿って一定間隔おきに設けると共に、こ
    の搬送ベルトの上側水平搬送部の他端側からこれに連続
    する転回搬送部に亘る領域に、前記吸引用透孔を通じて
    この透孔上に位置した棒状食品材料を搬送ベルト上に吸
    引吸着せしめる吸引部を設け、前記搬送ベルトの上側水
    平搬送部上方には前記吸引部の始端位置よりも手前側
    に、搬送ベルト上を搬送されて来る棒状食品材料の前面
    側に当接してこれを制止することによって搬送方向と直
    角方向に位置規制し、この位置規制された棒状食品材料
    の真下に前記吸引用透孔が位置すると同時に非当接位置
    へ退避するように構成した規制板を設けて成ることを特
    徴とする棒状食品材料の定ピッチ送給装置。
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