JPH0710135A - 袋保持装置 - Google Patents
袋保持装置Info
- Publication number
- JPH0710135A JPH0710135A JP17243993A JP17243993A JPH0710135A JP H0710135 A JPH0710135 A JP H0710135A JP 17243993 A JP17243993 A JP 17243993A JP 17243993 A JP17243993 A JP 17243993A JP H0710135 A JPH0710135 A JP H0710135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- opening
- bag holding
- ring
- arm
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- Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人手を使わずに袋を最大に開口して保持で
き、袋詰めの自動化をはかることで作業性に優れ、経済
的となる袋保持装置を提供する。 【構成】 環状体2の開口周縁にスプリング7で水平以
上に保持する袋保持爪3を複数開口中央に向って回動自
在に設け、環状体2の外側に回転リング8を設け、回転
リング8の所定角度の回転により連結バー5を外円方向
に倒し込むように誘導していく誘導バー9を回転方向の
やや開口中心に傾け、鋭角となる誘導バー9の先端表面
に連結バー5を接触させることとし、アーム10を係止
している係止爪12を解除することで、アーム10に取
付けたバネ11の復元力を使って回転リング8を回転
し、誘導バー9で連結バー5を倒し込み、袋保持爪3を
瞬時に垂直方向に回動させる押下機構を備える。
き、袋詰めの自動化をはかることで作業性に優れ、経済
的となる袋保持装置を提供する。 【構成】 環状体2の開口周縁にスプリング7で水平以
上に保持する袋保持爪3を複数開口中央に向って回動自
在に設け、環状体2の外側に回転リング8を設け、回転
リング8の所定角度の回転により連結バー5を外円方向
に倒し込むように誘導していく誘導バー9を回転方向の
やや開口中心に傾け、鋭角となる誘導バー9の先端表面
に連結バー5を接触させることとし、アーム10を係止
している係止爪12を解除することで、アーム10に取
付けたバネ11の復元力を使って回転リング8を回転
し、誘導バー9で連結バー5を倒し込み、袋保持爪3を
瞬時に垂直方向に回動させる押下機構を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜類や菓子類等の食
品類及びその他の粉粒体等の物品(以下物品という)
を、ビニール製,紙製,布製,アルミ製等の袋(以下袋
という)に投入し易いように袋を開口したままの状態で
保持する袋保持装置に関するものである。
品類及びその他の粉粒体等の物品(以下物品という)
を、ビニール製,紙製,布製,アルミ製等の袋(以下袋
という)に投入し易いように袋を開口したままの状態で
保持する袋保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の袋詰め作業は、作業者自身が手で
袋を開口して、開口した袋を一方の手で保持し、もう一
方の手で物品を袋内へ投入するものであった。このた
め、片手で袋を保持すると開口口が狭まり物品の投入が
困難となる。又、投入する物品の数が複数である場合で
は、片手で投入する物品の数が限られているため、何回
かにわけて投入しなければならなかった。このように、
作業性は悪く又経済的でなかった。
袋を開口して、開口した袋を一方の手で保持し、もう一
方の手で物品を袋内へ投入するものであった。このた
め、片手で袋を保持すると開口口が狭まり物品の投入が
困難となる。又、投入する物品の数が複数である場合で
は、片手で投入する物品の数が限られているため、何回
かにわけて投入しなければならなかった。このように、
作業性は悪く又経済的でなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、人手を使
わずに袋を最大に開口して保持でき、袋詰めの自動化を
はかることで作業性に優れ、経済的となる袋保持装置を
提供することにある。
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、人手を使
わずに袋を最大に開口して保持でき、袋詰めの自動化を
はかることで作業性に優れ、経済的となる袋保持装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、環状体の開口周縁にスプリングで水平以
上に保持する袋保持爪を複数開口中央に向って回動自在
に設け、環状体の外側に回転リングを設け、同回転リン
グの所定角度の回転で袋保持爪をほぼ垂直に回動させる
袋保持爪押下機構を設けることを特徴とする袋保持装置
にある。
発明の要旨は、環状体の開口周縁にスプリングで水平以
上に保持する袋保持爪を複数開口中央に向って回動自在
に設け、環状体の外側に回転リングを設け、同回転リン
グの所定角度の回転で袋保持爪をほぼ垂直に回動させる
袋保持爪押下機構を設けることを特徴とする袋保持装置
にある。
【0005】
【作用】本発明の袋保持装置の袋保持爪は、環状体の開
口中央に向って通常スプリングで水平以上に持ち上げて
いるので、ある程度開口した袋を何らかの手段で袋保持
装置の下方に移動させても袋保持爪が袋にひっかかった
りする障害とならない。その後、回転リングを何らかの
手段で所定角度回転させると袋保持爪押下機構が作動
し、袋保持爪をほぼ垂直となるまで押し下げるととも
に、ある程度開口した袋の中に袋保持爪の先端が入り込
み、袋の内表面を押し拡げるようにして袋を開口し、袋
の開口周縁方向に張力を与え、この張力を利用して袋保
持爪が袋を最大に開口した状態で保持する。
口中央に向って通常スプリングで水平以上に持ち上げて
いるので、ある程度開口した袋を何らかの手段で袋保持
装置の下方に移動させても袋保持爪が袋にひっかかった
りする障害とならない。その後、回転リングを何らかの
手段で所定角度回転させると袋保持爪押下機構が作動
し、袋保持爪をほぼ垂直となるまで押し下げるととも
に、ある程度開口した袋の中に袋保持爪の先端が入り込
み、袋の内表面を押し拡げるようにして袋を開口し、袋
の開口周縁方向に張力を与え、この張力を利用して袋保
持爪が袋を最大に開口した状態で保持する。
【0006】袋を袋保持装置から取り外す場合は、回転
リングを逆に回転させ、回転リングを元の状態に戻せ
ば、前記袋保持爪押下機構は解除され、袋を押し拡げて
いた袋保持爪がスプリングの復元力により袋の内表面を
外方向へ押し拡げることをやめ、元の水平以上の位置に
戻る。これにより、袋保持爪は完全に袋の中から排除さ
れ、袋を簡単に袋保持装置から取り外すことが出来る。
リングを逆に回転させ、回転リングを元の状態に戻せ
ば、前記袋保持爪押下機構は解除され、袋を押し拡げて
いた袋保持爪がスプリングの復元力により袋の内表面を
外方向へ押し拡げることをやめ、元の水平以上の位置に
戻る。これにより、袋保持爪は完全に袋の中から排除さ
れ、袋を簡単に袋保持装置から取り外すことが出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は環状体の開口部の半径程の長さである
袋保持爪を6本用いて、その袋保持爪の先端を環状体の
開口中心に集め、バネを用いて瞬時に回転リングを回転
し、袋保持爪をほぼ垂直としてビニール袋を保持する例
である。
する。本実施例は環状体の開口部の半径程の長さである
袋保持爪を6本用いて、その袋保持爪の先端を環状体の
開口中心に集め、バネを用いて瞬時に回転リングを回転
し、袋保持爪をほぼ垂直としてビニール袋を保持する例
である。
【0008】図1は本実施例の袋保持装置の平面図、図
2は本実施例の袋保持装置の底面図、図3は本実施例の
袋保持爪の動作説明図、図4は本実施例の袋保持爪の動
作説明図、図5は本実施例の要部を示す動作説明図、図
6は本実施例の要部を示す動作説明図、図7は本実施例
の動作を示す説明図、図8は本実施例の動作を示す説明
図である。
2は本実施例の袋保持装置の底面図、図3は本実施例の
袋保持爪の動作説明図、図4は本実施例の袋保持爪の動
作説明図、図5は本実施例の要部を示す動作説明図、図
6は本実施例の要部を示す動作説明図、図7は本実施例
の動作を示す説明図、図8は本実施例の動作を示す説明
図である。
【0009】本実施例では、ビニール袋16の最大開口
形状とほぼ同じ開口形状を持つ固定リング8を環状体2
とし、この環状体2の両端には支持プレート21を設け
ている。又、回転リング8を環状体2の開口形状より大
きな開口形状を有し、環状体2の外円より小さな外円を
持つ形状とし、この回転リング8にアーム10を取付け
ている。この回転リング8の開口中心点と環状体2の開
口中心点とを一致させて、環状体2底面に回転リング8
を係止片17により回動自在に取付け、アーム10と環
状体2の少し離れた位置とをバネ11で連結する。又、
環状体2の支持プレート21に穿設した穴18を上下動
し先端を斜設面19とした係止爪12でアーム10を係
止している。係止爪12は可動片13と一体化し、可動
片13と連動して係止爪12は上下動される。袋保持爪
3を環状体2の開口半径程の長さである細長い鉄棒の一
端に下方リング4を設けたものとする。又、この下方リ
ング4に連結バー5を袋保持爪3と直角となるようにし
て取付け、連結バー5と袋保持爪3とを一体化してい
る。この下方リング4をスプリング7を嵌入した軸6に
軸着し、袋保持爪3を軸着した軸6と同一構成の他の軸
6とを開口中心を挟んで対置し、これら袋保持爪3を軸
着した3対の軸6を環状体2底面の開口周縁に均一に取
付け、軸6に嵌入したスプリング7を袋保持爪3に係止
して、袋保持爪3を開口中心に向って水平に保持する。
これにより、連結バー5は下方に向って垂直となる。回
転リング8の所定角度の回転により袋保持爪3をほぼ垂
直に回動する押下機構を、回転リング8の所定角度の回
転により連結バー5を外円方向に倒し込むように誘導し
ていく誘導バー9を回転方向のやや開口中心に傾け、鋭
角となる誘導バー9の先端表面に連結バー5を接触させ
ることとし、アーム10を係止している係止爪12を解
除することで、アーム10に取付けたバネ11の復元力
を使って回転リング8を回転し、誘導バー9で連結バー
5を倒し込み、袋保持爪3を瞬時に垂直方向に回動させ
るものとする。
形状とほぼ同じ開口形状を持つ固定リング8を環状体2
とし、この環状体2の両端には支持プレート21を設け
ている。又、回転リング8を環状体2の開口形状より大
きな開口形状を有し、環状体2の外円より小さな外円を
持つ形状とし、この回転リング8にアーム10を取付け
ている。この回転リング8の開口中心点と環状体2の開
口中心点とを一致させて、環状体2底面に回転リング8
を係止片17により回動自在に取付け、アーム10と環
状体2の少し離れた位置とをバネ11で連結する。又、
環状体2の支持プレート21に穿設した穴18を上下動
し先端を斜設面19とした係止爪12でアーム10を係
止している。係止爪12は可動片13と一体化し、可動
片13と連動して係止爪12は上下動される。袋保持爪
3を環状体2の開口半径程の長さである細長い鉄棒の一
端に下方リング4を設けたものとする。又、この下方リ
ング4に連結バー5を袋保持爪3と直角となるようにし
て取付け、連結バー5と袋保持爪3とを一体化してい
る。この下方リング4をスプリング7を嵌入した軸6に
軸着し、袋保持爪3を軸着した軸6と同一構成の他の軸
6とを開口中心を挟んで対置し、これら袋保持爪3を軸
着した3対の軸6を環状体2底面の開口周縁に均一に取
付け、軸6に嵌入したスプリング7を袋保持爪3に係止
して、袋保持爪3を開口中心に向って水平に保持する。
これにより、連結バー5は下方に向って垂直となる。回
転リング8の所定角度の回転により袋保持爪3をほぼ垂
直に回動する押下機構を、回転リング8の所定角度の回
転により連結バー5を外円方向に倒し込むように誘導し
ていく誘導バー9を回転方向のやや開口中心に傾け、鋭
角となる誘導バー9の先端表面に連結バー5を接触させ
ることとし、アーム10を係止している係止爪12を解
除することで、アーム10に取付けたバネ11の復元力
を使って回転リング8を回転し、誘導バー9で連結バー
5を倒し込み、袋保持爪3を瞬時に垂直方向に回動させ
るものとする。
【0010】以下、本実施例の動作を説明する。ビニー
ル袋16を袋保持装置1で保持するには、アーム10を
係止爪12に係止した状態に袋保持装置1をセットす
る。これにより、誘導バー9は連結バー5の倒し込みを
せず、連結バー5と一体化された袋保持爪3は、スプリ
ング7により図7に示すように水平に保持されていて、
袋保持爪3の先端はすべて開口中心に集まっている。こ
の状態の袋保持装置1の開口部20の下方に、手動,モ
ーター,カム等で駆動する袋開口装置22を用いて、あ
る程度開口したビニール袋16を配置する。この場合、
袋保持爪3は水平に保持されているので、ビニール袋1
6を配置する際に、袋保持爪3は障害とならず、ビニー
ル袋16をスムーズに配置出来る。
ル袋16を袋保持装置1で保持するには、アーム10を
係止爪12に係止した状態に袋保持装置1をセットす
る。これにより、誘導バー9は連結バー5の倒し込みを
せず、連結バー5と一体化された袋保持爪3は、スプリ
ング7により図7に示すように水平に保持されていて、
袋保持爪3の先端はすべて開口中心に集まっている。こ
の状態の袋保持装置1の開口部20の下方に、手動,モ
ーター,カム等で駆動する袋開口装置22を用いて、あ
る程度開口したビニール袋16を配置する。この場合、
袋保持爪3は水平に保持されているので、ビニール袋1
6を配置する際に、袋保持爪3は障害とならず、ビニー
ル袋16をスムーズに配置出来る。
【0011】その後、図6に示すように、係止爪12と
一体化した可動片13の後部をソレノイド23を用いて
下方向に押すと、回転軸14を中心にしてバネ15を圧
縮しながら下方向に下がるとともに、係止爪12は支持
プレート21に穿設した穴18の中に入りアーム10の
係止をやめ、アーム10に取付けている引張状態にある
バネ11の復元力によりアーム10は少し回転し、連動
して誘導バーを取付けた回転リング8も少し回転する。
図3,図4,図8に示すように、誘導バー9の先端に接
触する連結バー5は回転リング8の回転方向への誘導バ
ー9の移動により、連結バー5が誘導バー9にそって回
転リング8の外円方向に倒れ込むようにして誘導され、
回転リング8の回転が完了すると、連結バー5は最大に
倒れ込み、誘導バー9自身により連結バー5は水平の状
態で保持される。これに伴い、開口中心に集まっている
袋保持爪3の先端が連結バー5と連結して下方向へ回動
していくとともに、ある程度開口したビニール袋16の
開口口の中に入り込み、ビニール袋16の内表面を袋保
持爪3が押し拡げるようにしてビニール袋16の開口口
を拡げていき、開口口周方向に張力を与えていく。袋保
持爪3がほぼ垂直となり、ビニール袋16の開口周方向
に最大張力を与え、この最大張力を利用して袋保持爪3
がビニール袋16を最大に開口した状態で保持する。
一体化した可動片13の後部をソレノイド23を用いて
下方向に押すと、回転軸14を中心にしてバネ15を圧
縮しながら下方向に下がるとともに、係止爪12は支持
プレート21に穿設した穴18の中に入りアーム10の
係止をやめ、アーム10に取付けている引張状態にある
バネ11の復元力によりアーム10は少し回転し、連動
して誘導バーを取付けた回転リング8も少し回転する。
図3,図4,図8に示すように、誘導バー9の先端に接
触する連結バー5は回転リング8の回転方向への誘導バ
ー9の移動により、連結バー5が誘導バー9にそって回
転リング8の外円方向に倒れ込むようにして誘導され、
回転リング8の回転が完了すると、連結バー5は最大に
倒れ込み、誘導バー9自身により連結バー5は水平の状
態で保持される。これに伴い、開口中心に集まっている
袋保持爪3の先端が連結バー5と連結して下方向へ回動
していくとともに、ある程度開口したビニール袋16の
開口口の中に入り込み、ビニール袋16の内表面を袋保
持爪3が押し拡げるようにしてビニール袋16の開口口
を拡げていき、開口口周方向に張力を与えていく。袋保
持爪3がほぼ垂直となり、ビニール袋16の開口周方向
に最大張力を与え、この最大張力を利用して袋保持爪3
がビニール袋16を最大に開口した状態で保持する。
【0012】物品を投入する場合は、環状体2の開口部
20から物品25を投入すれば簡単にビニール袋16の
中に投入することが出来る。停止したベルトコンベヤ2
4の上で行うため、投入物品25の重さでビニール袋1
6がより一層袋保持爪3よりずれ落ちることはない。
20から物品25を投入すれば簡単にビニール袋16の
中に投入することが出来る。停止したベルトコンベヤ2
4の上で行うため、投入物品25の重さでビニール袋1
6がより一層袋保持爪3よりずれ落ちることはない。
【0013】ビニール袋16を袋保持装置1から取り外
す場合は、手動,モーター,シリンダー等で駆動される
アーム復帰バー26のアーム10への前進により、アー
ム10を逆回転させて、元の係止爪12の位置まで回転
させるとともに、バネ11を引張し、アーム10を係止
爪12に係止する。図5に示すように、可動片13はバ
ネ15により常に押し上げられているので、連動して係
止爪12の先端も常に支持プレート21に穿設した穴1
8より突き出ている。しかし、係止爪12の先端は斜設
面19としているので、アーム10自身が係止爪12を
上に押し上げて係止爪12の下を通過することが出来、
通過後は係止爪12が穴18から突き出てきて簡単にア
ーム10を係止することが出来る。これにより、回転リ
ング8も連動し、連結バー5を垂直に保持していた誘導
バー9が元の位置まで移動し、連結バー5の外方向への
倒し込みを解除する。このため、連結バー5と一体化し
た袋保持爪3は袋保持爪3を水平に保持するスプリング
7の復元力で袋保持爪3は袋の内表面を外方向に押し拡
げることをやめる。このことにより、袋保持爪3は完全
に袋の中から排除され、袋を簡単に袋保持装置1から取
り出すことが出来る。
す場合は、手動,モーター,シリンダー等で駆動される
アーム復帰バー26のアーム10への前進により、アー
ム10を逆回転させて、元の係止爪12の位置まで回転
させるとともに、バネ11を引張し、アーム10を係止
爪12に係止する。図5に示すように、可動片13はバ
ネ15により常に押し上げられているので、連動して係
止爪12の先端も常に支持プレート21に穿設した穴1
8より突き出ている。しかし、係止爪12の先端は斜設
面19としているので、アーム10自身が係止爪12を
上に押し上げて係止爪12の下を通過することが出来、
通過後は係止爪12が穴18から突き出てきて簡単にア
ーム10を係止することが出来る。これにより、回転リ
ング8も連動し、連結バー5を垂直に保持していた誘導
バー9が元の位置まで移動し、連結バー5の外方向への
倒し込みを解除する。このため、連結バー5と一体化し
た袋保持爪3は袋保持爪3を水平に保持するスプリング
7の復元力で袋保持爪3は袋の内表面を外方向に押し拡
げることをやめる。このことにより、袋保持爪3は完全
に袋の中から排除され、袋を簡単に袋保持装置1から取
り出すことが出来る。
【0014】
【考案の効果】本発明は、袋保持爪の先端を環状体の開
口部中央に向けて水平に保持しているので、袋を開口部
の下方に配置する場合等袋が袋保持爪にひっかかること
が無くスムーズに配置出来る。又、ある程度開口した袋
の開口がやや不充分であっても袋保持爪が開口口を押し
拡げていくため確実に袋を開口出来、袋の開口周縁に張
力を与えて袋を最大に開口して保持するため、袋を保持
したり、取り外したりが確実で、非常に簡単且つ迅速に
行うことが出来、大変作業性に優れたものとなった。更
に、人手を使わないため、袋を衛生的に取り扱うことが
出来るようになった。
口部中央に向けて水平に保持しているので、袋を開口部
の下方に配置する場合等袋が袋保持爪にひっかかること
が無くスムーズに配置出来る。又、ある程度開口した袋
の開口がやや不充分であっても袋保持爪が開口口を押し
拡げていくため確実に袋を開口出来、袋の開口周縁に張
力を与えて袋を最大に開口して保持するため、袋を保持
したり、取り外したりが確実で、非常に簡単且つ迅速に
行うことが出来、大変作業性に優れたものとなった。更
に、人手を使わないため、袋を衛生的に取り扱うことが
出来るようになった。
【図1】本実施例の袋保持装置の平面図である。
【図2】本実施例の袋保持装置の底面図である。
【図3】本実施例の袋保持爪の動作説明図である。
【図4】本実施例の袋保持爪の動作説明図である。
【図5】本実施例の要部を示す動作説明図である。
【図6】本実施例の要部を示す動作説明図である。
【図7】本実施例の動作を示す説明図である。
【図8】本実施例の動作を示す説明図である。
1 袋保持装置 2 環状体 3 袋保持爪 4 下方リング 5 連結バー 6 軸 7 スプリング 8 回転リング 9 誘導バー 10 アーム 11 バネ 12 係止爪 13 可動片 14 回転軸 15 バネ 16 ビニール袋 17 係止片 18 穴 19 斜設面 20 開口部 21 支持プレート 22 袋開口装置 23 ソレノイド 24 ベルトコンベヤ 25 物品 26 アーム復帰バー
Claims (1)
- 【請求項1】 環状体の開口周縁にスプリングで水平以
上に保持する袋保持爪を複数開口中央に向って回動自在
に設け、環状体の外側に回転リングを設け、同回転リン
グの所定角度の回転で袋保持爪をほぼ垂直に回動させる
袋保持爪押下機構を設けることを特徴とする袋保持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17243993A JP2753939B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 袋保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17243993A JP2753939B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 袋保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710135A true JPH0710135A (ja) | 1995-01-13 |
JP2753939B2 JP2753939B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=15942009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17243993A Expired - Lifetime JP2753939B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 袋保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2753939B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111169716A (zh) * | 2018-11-13 | 2020-05-19 | 深圳市特安洁净能源科技有限公司 | 撑袋机构及自动开袋装置 |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP17243993A patent/JP2753939B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111169716A (zh) * | 2018-11-13 | 2020-05-19 | 深圳市特安洁净能源科技有限公司 | 撑袋机构及自动开袋装置 |
CN111169716B (zh) * | 2018-11-13 | 2024-06-28 | 深圳市特安工业科技有限公司 | 撑袋机构及自动开袋装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2753939B2 (ja) | 1998-05-20 |
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