JPH07100714B2 - ランプテロフラビン及びその製法 - Google Patents
ランプテロフラビン及びその製法Info
- Publication number
- JPH07100714B2 JPH07100714B2 JP62047920A JP4792087A JPH07100714B2 JP H07100714 B2 JPH07100714 B2 JP H07100714B2 JP 62047920 A JP62047920 A JP 62047920A JP 4792087 A JP4792087 A JP 4792087A JP H07100714 B2 JPH07100714 B2 JP H07100714B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lampeloflavin
- mushrooms
- lampoflavin
- producing
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はランプテロフラビン及びその製法に係る。
本発明によるランプテロフラビンとは月夜茸(Lamptero
myces japonicus)から本発明者等により始めて抽出さ
れ、構造の特定された発光性物質であって、リボフラビ
ンのリボシル誘導体である点と月夜茸の上記学名とを考
慮に入れて命名されたものである。
myces japonicus)から本発明者等により始めて抽出さ
れ、構造の特定された発光性物質であって、リボフラビ
ンのリボシル誘導体である点と月夜茸の上記学名とを考
慮に入れて命名されたものである。
本発明によるランプテロフラビンはその発光性を利用し
て、例えば医薬分野において標識乃至追跡物質として利
用することができる。
て、例えば医薬分野において標識乃至追跡物質として利
用することができる。
(従来の技術) 月夜茸は毒茸の一種として知られており、10月頃腐朽木
葉から子実体が生育し、傘が開いた時に子実体のヒダ部
分(胞子等)に発光現象の見られることが報告されてい
る。近年、この茸からランプテロール、イルジン及びセ
スキノテルペンが抽出され、これらの物質は抗癌作用を
有していることが報告されている(1963年)。又、これ
らに類似の成分は米国産の「ジャック茸」と称されてい
る茸にも存在しており、1970年に至りイルジンSとエル
ゴタテトラエンが該茸の生物発光現象に関与するもので
あることが判明している。
葉から子実体が生育し、傘が開いた時に子実体のヒダ部
分(胞子等)に発光現象の見られることが報告されてい
る。近年、この茸からランプテロール、イルジン及びセ
スキノテルペンが抽出され、これらの物質は抗癌作用を
有していることが報告されている(1963年)。又、これ
らに類似の成分は米国産の「ジャック茸」と称されてい
る茸にも存在しており、1970年に至りイルジンSとエル
ゴタテトラエンが該茸の生物発光現象に関与するもので
あることが判明している。
尚、生物起源の発光性物質としては、ルシフェリンを始
めとする少数の物質が知られているに過ぎない。
めとする少数の物質が知られているに過ぎない。
(発明が解決しようとする問題点及び発明の目的) 生物起源の発光性物質の内で、ルシフェリン等は生化学
物質であるATPや電解質であるカルシウムの定量用試薬
として既に実用化されるに至っているが、比較的高価で
あり利用用途が限られる点に問題がある。
物質であるATPや電解質であるカルシウムの定量用試薬
として既に実用化されるに至っているが、比較的高価で
あり利用用途が限られる点に問題がある。
一方、発光性物質はその発光波長、光エネルギーの強度
が適切であれば、測定試薬としての用途のみならず殺菌
剤(短波長で強力な場合)、日焼け防止剤(有害な光線
を吸収する波長光の場合)等として利用することが考え
られ、従って各種の且つ廉価な発光性物質の発見が要望
されているのである。
が適切であれば、測定試薬としての用途のみならず殺菌
剤(短波長で強力な場合)、日焼け防止剤(有害な光線
を吸収する波長光の場合)等として利用することが考え
られ、従って各種の且つ廉価な発光性物質の発見が要望
されているのである。
従って、本発明の主たる目的は、生物起源の廉価な発光
性物質を開発することにある。
性物質を開発することにある。
本発明の付随的な、但し実用面から重要な目的は、この
ような発光性物質を工業的に且つ有利に生産する方法を
開発することにある。
ような発光性物質を工業的に且つ有利に生産する方法を
開発することにある。
(問題点を解決し、目的を達成する手段及び作用) 本発明者等は、発光現象の存在が知られていながらも、
子実体の収穫が年に数回に限られ且つヒダ部分にのみ発
光が認められ、従って主として原料確保の面から工業的
利用が検討されて来なかった月夜茸に着目し、その発光
現象を解明し、発光性物質を追及し、その工業的生産方
法を確率するための研究を重ねた結果、発光性物質が同
定され且つその構造が決定され、これによって上記の問
題点を解決し且つ上記の目的を達成するに至ったのであ
る。
子実体の収穫が年に数回に限られ且つヒダ部分にのみ発
光が認められ、従って主として原料確保の面から工業的
利用が検討されて来なかった月夜茸に着目し、その発光
現象を解明し、発光性物質を追及し、その工業的生産方
法を確率するための研究を重ねた結果、発光性物質が同
定され且つその構造が決定され、これによって上記の問
題点を解決し且つ上記の目的を達成するに至ったのであ
る。
本発明による、この発光性物質は文献に未記載の新規物
質であって、平面式 にて示される。
質であって、平面式 にて示される。
この発光性物質は、上記の構造式から判断されるように
リボフラビンのリボシル誘導体であり、従ってこの点
と、起源物質である月夜茸の学名とから「ランプテロフ
ラビン」と命名された。
リボフラビンのリボシル誘導体であり、従ってこの点
と、起源物質である月夜茸の学名とから「ランプテロフ
ラビン」と命名された。
本発明の一方法によれば、このランプテロフラビンは月
夜茸の子実体を、エアレーションしつつ水抽出処理し、
抽出液を分画処理することにより製造することができ
る。原料子実体としては、そのヒダ部分を用いるのが好
ましい。
夜茸の子実体を、エアレーションしつつ水抽出処理し、
抽出液を分画処理することにより製造することができ
る。原料子実体としては、そのヒダ部分を用いるのが好
ましい。
本発明の他の一方法によれば、このランプテロフラビン
は月夜茸の胞子を培養して菌糸を発生させ、この菌糸体
を振盪培養して増殖させ、次いで培養液を上記と同様に
分画処理しても得ることができる。
は月夜茸の胞子を培養して菌糸を発生させ、この菌糸体
を振盪培養して増殖させ、次いで培養液を上記と同様に
分画処理しても得ることができる。
上記の何れの方法を採用するにせよ、分画処理はODS
(オクタデシルシラノール)カラムクロマトグラフィー
により行われる。
(オクタデシルシラノール)カラムクロマトグラフィー
により行われる。
(製造例) 次に、本発明によるランプテロフラビンの製造例を具体
的に説明すると共にその物性を示す。
的に説明すると共にその物性を示す。
製造例1-4(子実体からの抽出) 月夜茸子実体のヒダ部分を蒸留水に浸漬し、塩酸を場合
により添加してpH調節を行い且つポンプでエアレーショ
ンを行いつつ成分抽出を行った。抽出液をセライトフィ
ルタにより濾過し、得たる濾液をDevelosil ODS-W(100
-200)(野村化学製)を充填したステンレスカラム(20
×600mm)に通し、次いでカラムを蒸留水3リットルで
洗浄した後に、メタノール4リットルで溶出させた。メ
タノール溶出液を減圧下に濃縮し、得たる油状物を、De
velosil Lop ODS(野村化学製)を充填し且つ予め蒸留
水で平衡化させておいたガラスカラム(28×310mm)に
通し、次いでカラムを蒸留水300mlで洗浄した後に、6ml
/分の流量でメタノールを通して所望成分を溶出させ
る。
により添加してpH調節を行い且つポンプでエアレーショ
ンを行いつつ成分抽出を行った。抽出液をセライトフィ
ルタにより濾過し、得たる濾液をDevelosil ODS-W(100
-200)(野村化学製)を充填したステンレスカラム(20
×600mm)に通し、次いでカラムを蒸留水3リットルで
洗浄した後に、メタノール4リットルで溶出させた。メ
タノール溶出液を減圧下に濃縮し、得たる油状物を、De
velosil Lop ODS(野村化学製)を充填し且つ予め蒸留
水で平衡化させておいたガラスカラム(28×310mm)に
通し、次いでカラムを蒸留水300mlで洗浄した後に、6ml
/分の流量でメタノールを通して所望成分を溶出させ
る。
この溶出液に紫外線(365nm)を照射すると、可視的蛍
光が認められる。この溶出液を減圧下に濃縮させれば、
ランプテロフラビン粗製物が油状物として得られる。
光が認められる。この溶出液を減圧下に濃縮させれば、
ランプテロフラビン粗製物が油状物として得られる。
尚、処理条件を種々に設定すると、粗製物の収量及び発
光強度が変化し、これは下記に示される通りであった。
尚、製造例2の場合には、原料として新鮮な茸ヒダ3.7K
gと古い細胞死状態の茸ヒダ3.0Kgとが使用された。
光強度が変化し、これは下記に示される通りであった。
尚、製造例2の場合には、原料として新鮮な茸ヒダ3.7K
gと古い細胞死状態の茸ヒダ3.0Kgとが使用された。
この粗製物は所望のランプテロフラビン(Lf)の他にリ
ボフラビン(Rf)を含有しており、両者の比率は下記の
通りであった。製造例 Rf/Lf 1 1/0.7 2 1/0.5 3 1/0.4 4 1/3.0 この粗製物(製造例1、収量:1.4g)をDevelosil ODS-1
0ステンレスカラム(20×250mm)並びにDevelosil ODS-
5ステンレスカラム(4×250ml)を用い均等溶出法(溶
出液:25%メタノール水溶液)により処理すれば所望の
ランプテロフラビンが得られる(収量:0.8g)。
ボフラビン(Rf)を含有しており、両者の比率は下記の
通りであった。製造例 Rf/Lf 1 1/0.7 2 1/0.5 3 1/0.4 4 1/3.0 この粗製物(製造例1、収量:1.4g)をDevelosil ODS-1
0ステンレスカラム(20×250mm)並びにDevelosil ODS-
5ステンレスカラム(4×250ml)を用い均等溶出法(溶
出液:25%メタノール水溶液)により処理すれば所望の
ランプテロフラビンが得られる(収量:0.8g)。
このランプテロフラビンの紫外線吸収スペクトル(溶
媒:水)を測定した結果は、第1図に示される通りであ
り265、368及び445nmにピークを有していた。更に、蛍
光スペクトルを測定した結果は第2及び3図に示される
通りであり、励起スペクトルは第2図に示されるように
368及び445nmにそれぞれピークを有し、極大値は445nm
にあり、又発光スペクトルは第3図に示されるように52
4nmにピークを有していた。尚、このランプテロフラビ
ンは発光する場合に緑色を呈する。
媒:水)を測定した結果は、第1図に示される通りであ
り265、368及び445nmにピークを有していた。更に、蛍
光スペクトルを測定した結果は第2及び3図に示される
通りであり、励起スペクトルは第2図に示されるように
368及び445nmにそれぞれピークを有し、極大値は445nm
にあり、又発光スペクトルは第3図に示されるように52
4nmにピークを有していた。尚、このランプテロフラビ
ンは発光する場合に緑色を呈する。
このランプテロフラビンは下記に示される通りの1H‐NM
Rスペクトルを有しており、又リボシダーゼ等の分解酵
素を作用させることによりリボフラビンと糖とに分解さ
れることから、下記の平面式で示される構造を有してい
ることが判明した。
Rスペクトルを有しており、又リボシダーゼ等の分解酵
素を作用させることによりリボフラビンと糖とに分解さ
れることから、下記の平面式で示される構造を有してい
ることが判明した。
尚、本発明によるランプテロフラビンを過塩素酸の存在
下に無水酢酸で処理すれば、下記の平面式で示される酢
酸エステルとなる。この酢酸エステルの1H‐NMRスペク
トルも下記に示されている。
下に無水酢酸で処理すれば、下記の平面式で示される酢
酸エステルとなる。この酢酸エステルの1H‐NMRスペク
トルも下記に示されている。
製造例5(菌糸体からの抽出) 月夜茸の胞子を滅菌水に懸濁させ、アクロマイシン含有
ジャガイモ−庶糖培地(アクロマイシン2%、ジャガイ
モ20%、庶糖2%、寒天2%、残部蒸留水)において23
℃で1-2週間培養する。
ジャガイモ−庶糖培地(アクロマイシン2%、ジャガイ
モ20%、庶糖2%、寒天2%、残部蒸留水)において23
℃で1-2週間培養する。
分離したコロニーを集めてサカグチフラスコに入れ、上
記と同様の培地180mlを添加し、23℃において120rpmで
振盪培養した。
記と同様の培地180mlを添加し、23℃において120rpmで
振盪培養した。
発光性物質の生産性を逐次観察するために、菌糸体洗浄
液を計測管に導き酸素通過量から、成長菌糸体の発光量
を監視した。一般に、菌糸体は、その培養開始から2週
間目に最大発光量を呈するので、通常のタンク培養を行
う場合には、2週間程度培養を継続し、菌体量が1000mg
/100mlに達した時点で培養を終了する。
液を計測管に導き酸素通過量から、成長菌糸体の発光量
を監視した。一般に、菌糸体は、その培養開始から2週
間目に最大発光量を呈するので、通常のタンク培養を行
う場合には、2週間程度培養を継続し、菌体量が1000mg
/100mlに達した時点で培養を終了する。
この培養液を濾過し、得られた濾液から、実施例1-4に
おけると同様にODSクロマト処理により抽出し且つ精製
すれば、所望のランプテロフラビンが得られる。
おけると同様にODSクロマト処理により抽出し且つ精製
すれば、所望のランプテロフラビンが得られる。
(発明の効果) 本発明方法によれば、原料として月夜茸の子実体ヒダ部
分のみならず、胞子を培養して発生させた菌糸体を培養
増殖させて用いることもでき、従って所望のランプテロ
フラビンを原料面においても安定して且つ廉価に生産す
ることができる。
分のみならず、胞子を培養して発生させた菌糸体を培養
増殖させて用いることもでき、従って所望のランプテロ
フラビンを原料面においても安定して且つ廉価に生産す
ることができる。
更に、本発明により、月夜茸の発光性物質が特定され且
つ構造も解明されたので、ランプテロフラビンを純化学
的に合成する可能性が開かれた。
つ構造も解明されたので、ランプテロフラビンを純化学
的に合成する可能性が開かれた。
尚、本発明によるランプテロフラビンは、その紫外線吸
収スペクトルにおいて種々の部位にピークを有している
ので、発光性を利用するのみならず、紫外線吸収剤とし
ての利用も考えられる。
収スペクトルにおいて種々の部位にピークを有している
ので、発光性を利用するのみならず、紫外線吸収剤とし
ての利用も考えられる。
第1図は本発明によるランプテロフラビンの紫外線吸収
スペクトル図であり、第2及び3図はランプテロフラビ
ンの蛍光スペクトル図であって、第2図はその励起スペ
クトルを示し、又第3図は蛍光スペクトルを示す図面で
ある。
スペクトル図であり、第2及び3図はランプテロフラビ
ンの蛍光スペクトル図であって、第2図はその励起スペ
クトルを示し、又第3図は蛍光スペクトルを示す図面で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】平面式 にて示され、発光性を有していることを特徴とする、ラ
ンプテロフラビン。 - 【請求項2】月夜茸の子実体を、エアレーションしつつ
水抽出処理し、抽出液を分画処理することを特徴とす
る、平面式 にて示されるランプテロフラビンの製法。 - 【請求項3】抽出原料として、月夜茸の子実体のヒダ部
分を用いることを特徴とする、特許請求の範囲第2項に
記載のランプテロフラビンの製法。 - 【請求項4】分画処理をODSカラムクロマトグラフィー
により行うことを特徴とする、特許請求の範囲第2又は
3項に記載のランプテロフラビンの製法。 - 【請求項5】月夜茸の胞子を培養して菌糸を発生させ、
この菌糸体を振盪培養して増殖させ、培養液を分画処理
することを特徴とする、平面式 にて示されるランプテロフラビンの製法。 - 【請求項6】分画処理をODSカラムクロマトグラフィー
により行うことを特徴とする、特許請求の範囲第5項に
記載のランプテロフラビンの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62047920A JPH07100714B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | ランプテロフラビン及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62047920A JPH07100714B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | ランプテロフラビン及びその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63215689A JPS63215689A (ja) | 1988-09-08 |
JPH07100714B2 true JPH07100714B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=12788803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62047920A Expired - Lifetime JPH07100714B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | ランプテロフラビン及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07100714B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5919922A (en) * | 1990-05-15 | 1999-07-06 | Hyperion, Inc. | Fluorescent dyes free of aggregation and serum binding |
US5641878A (en) * | 1991-05-15 | 1997-06-24 | Diatron Corporation | Porphyrin, azaporphyrin, and related fluorescent dyes free of aggregation and serum binding |
US5880287A (en) * | 1990-05-15 | 1999-03-09 | Hyperion, Inc. | Polyoxyhydrocarbyl related products and methods for fluorescence assays |
ES2163393T3 (es) * | 1990-05-15 | 2002-02-01 | Hyperion Inc | Porfirina fluorescente y ftalocianina fluorescente - derivados de polietilenglicol, poliol y sacaridos como sondas fluorescentes. |
ATE206124T1 (de) * | 1990-05-15 | 2001-10-15 | Diatron Corp | Nachweisbar markierte markerverbindung mit einem fluorophor-rest , eine fluorescenz-probe mit der markerverbindung und verwendungen derselben. |
US5606045A (en) * | 1990-05-15 | 1997-02-25 | Diatron Corporation | Nucleic acid probes and methods |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP62047920A patent/JPH07100714B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63215689A (ja) | 1988-09-08 |
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