JPH0710069U - 台所用の流しカウンター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きなスペースを取ることがなく、又、食器
類などを浸けておくだけで簡単に洗浄出来るようにした
台所用の流しカウンターを提供する。 【構成】 流しカウンター（１）に超音波洗浄槽（４）
を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、台所用の流しカウンターに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

台所に設置される流しカウンターには、そのカウンター上面の半分近くを占め るようにしてシンクが設けられているが、その余の部分は単なるカウンター面と されているのが普通である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記のように、従来の流しカウンターは、シンク部分のみが食器類を洗うため のスペースとなっており、その都度水道水を流しながら手で洗う必要がある。自 動食器洗い機が市販されているが、装置自体が高価で又非常に大きいため置き場 所に困るという問題がある。

【０００４】 この考案は、このような従来の問題点に鑑みて、大きなスペースを取ることが なく、又、食器類などを浸けておくだけで簡単に洗浄出来るようにした台所用の 流しカウンターを提供することを目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

すなわち、上記の課題を解決するため、この考案の流しカウンターは、超音波 洗浄槽を一体に取り付けたことを特徴とするものである。 上記において、シンク側方のカウンター上面を凹入させて超音波洗浄槽とするこ とが考えられる。

【０００６】

【作用】

上記のように、流しカウンターのシンクの側方などに超音波洗浄槽が設けられ ているので、その洗浄槽に浸けておくだけで簡単に食器などの洗浄を行うことが 出来る。

【０００７】

【実施例】

図において、（１）は流しカウンターであり、その上面の一部分を凹入させて 、シンク（２）が形成されている。このシンク（２）を形成していない残りの左 半部の上面部分において、背面側の半部の部分に長方形状に凹入された超音波洗 浄槽（４）が形成されている。また、図示していないが、この洗浄槽（４）への 超音波発生装置はカウンタ（１）上面の裏面に設置されている。

【０００８】 図２の（５）は、その洗浄槽（４）へ取り出し自在に設置される篭であり、食 器類はこの篭（５）内に入れた状態で洗浄槽（４）内の水に浸漬するようになっ ている。

【０００９】 また、この洗浄槽（４）の手前には、シンク（２）側へ解放された浅い凹部（ ６）が形成されて、この凹部（６）内にまな板（７）が設置されている。

【００１０】

【考案の効果】

以上のようにこの考案では、シンクを備えた流しカウンターに超音波洗浄槽を 設けているから、食器類などをこの洗浄槽へ漬けておくだけで、簡単に洗浄を行 うことが出来るという効果がある。また、一般の食器洗い機と異なり、装置自体 はコンパクトであって、設置場所に困ると言うこともない。更に、洗浄槽自体は 、カウンタの上面を凹入させただけであるから、わざわざ蓋を開閉する必要もな く、使用済の食器類を単純に投入するだけでよいという効果がある。特に、超音 波による洗浄は油汚れ等に強く、一般の食器洗い機を補う意味でも効果的である 。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実施例を示す流しカウンターの斜視
図である。

【図２】洗浄槽へ設置する篭の斜視図である。

【符号の説明】

（１） 流しカウンター （２） シンク （４） 超音波洗浄槽

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 超音波洗浄槽を一体に取り付けたことを
   特徴とする台所用の流しカウンター。
2. 【請求項２】 シンク側方のカウンター上面を凹入させ
   て超音波洗浄槽としたことを特徴とする請求項１の台所
   用の流しカウンター。