JPH07100397A - 精米機の搗精装置 - Google Patents

精米機の搗精装置

Info

Publication number
JPH07100397A
JPH07100397A JP24665493A JP24665493A JPH07100397A JP H07100397 A JPH07100397 A JP H07100397A JP 24665493 A JP24665493 A JP 24665493A JP 24665493 A JP24665493 A JP 24665493A JP H07100397 A JPH07100397 A JP H07100397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
rice
roll
polishing
machine according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24665493A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takano
明 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAKUSHIN KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
YAKUSHIN KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAKUSHIN KIKAI SEISAKUSHO KK filed Critical YAKUSHIN KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority to JP24665493A priority Critical patent/JPH07100397A/ja
Publication of JPH07100397A publication Critical patent/JPH07100397A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の研削体からなる研削ロールを中央の回転
軸中心に回転させながら外周の搗精網との間で玄米を有
効に搗精可能とする。 【構成】固定した搗精網(B)には中心の回転軸(1)
により回転させる研削ロール(A)を内装して構成する
精米機において、回転方向に外周が前低後高の曲面状と
なって多数の凹凸面(2a)、(3a)を交互に有する
研削体(a)を前記研削ロール(A)の外周に間隔をお
いてそれぞれ配備するとともに、各研削体(a)の間に
は金網(4)をそれぞれ張設して構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸中心に回転する
研削ロールとその外周の搗精網(金網ともいう)との間
で玄米を搗精することができる精米機の搗精装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、固定した搗精網には中心の回転
軸により回転させる研削ロールを内装して構成する精米
機において、例えば、特開平3−262545号公報や
特開平3−262546号公報、あるいは実公昭54−
31977号公報に見られるように、単一の研削ロール
が搗精網の内方で回転するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな構造では、研削ロールにどうしてもきしみが生じや
すく、研削ロールと搗精網との間を通過する玄米にブリ
ッジ現象が発生して、搗精不良となったり、搗精能率も
低下し、また、研削ロールの外周面と搗精網の内周面と
の間隔が全面にわたって変らないのでその間隔内で玄米
を充分に転動させながら搗精することはできず、搗精精
度も悪く、しかも研削ロールの目が詰まりやすくて搗精
性能が低下しやすい、といった不具合を呈している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、搗精性能及び能率を一段と向上させうる
よう提供するものであり、そのため、回転方向に外周が
前低後高の曲面状となって多数の凹凸面を交互に有する
研削体を前記研削ロールの外周に間隔をおいてそれぞれ
配備するとともに、各研削体の間には金網をそれぞれ張
設して構成したものであり、また、研削体は多数の研削
板とスペーサを交互に重合したり、スペーサにより隣り
合う研削板間が通風可能にしたり、研削体は研削ロール
に取付可能の通風形ケース内に装着したり、金網は回転
方向に前高後低の曲面状に形成したり、研削ロールの中
心部より各研削体及び各金網の内面側に通風可能にした
り、ケース下面の回転方向前部を枢支するとともに後部
を弾機により弾圧付勢したり、各研削体は研削ロールの
外周にらせん状に形設して配備し構成したものである。
【0005】
【作用】したがって、回転軸中心にその外周の各研削体
を回転させると、回転軸中心の研削ロールがきしんだと
しても、各研削体の外周が回転方向に前低後高に曲面状
となって多数の凹凸面を交互に有しているので、搗精網
との間を通過する玄米が従来のようにブリッジ現象を起
こすことなくスムーズに流動し、しかも、各研削体の外
周面がその曲面にそって玄米を充分に転動させながら研
削効果をだして精度良く搗精できることになり、また、
各研削体には内方から送風して目詰まりを有効に防止で
きる。
【0006】
【実施例】図1ないし図10は本発明の第1実施例を示
し、図2は縦形精米機の一部を断面にした側断面図であ
り、上方に開口するホッパ7の下方には上下方向に角度
のある多数の長孔を有した筒形の搗精網Bを立設し、該
搗精網Bの下方となるその外周の一部には搗精米の排出
口8を形成し、下端部に入力プーリ9を固設して支持台
10に軸架した回転軸1には研削ロールAを架着する
が、該研削ロールAは、下部に支持枠11を架設した前
記回転軸1の外周には、前記支持台10の内方から送風
されて外周に多数の吐風口12を有する回転軸筒13を
架設し、前記支持枠11の上方となる回転軸筒13の外
周部には図6に示すように内方を開放した係合凹所14
を6個、等間隔にして形設するとともに、隣り合う係合
凹所14間には図3に示すように回転方向イに前高後低
の曲面状となる金網4をそれぞれ張設し、各係合凹所1
4の下方となる支持枠11の上面には、係合凹所14に
嵌合させる研削体aの支持用ケース5の下面より突出す
るノックピンの嵌合用孔15を形成し、前記ケース5の
上面には、上方に被着する支持蓋16に挿着したねじ1
7用のねじ孔18を形成し、支持蓋16の上方にはキャ
ップ19を取り付けて構成する。
【0007】前記ケース5の底面には通風用の多数の孔
19を形設するとともにケース5の上下内面にはレール
状の係合片20をそれぞれ突設し、ケース5の内方に
は、多数の高炭素鋼の鋼板又はセラミック板あるいは砥
粒を焼結した人造砥石板等よりなる研削板3とスペーサ
2を交互に重合した研削体aを、それぞれの上下端に形
成した係合溝21を前記係合片20に係合して装着する
が、研削体aは、図7ないし図10に示すように、ステ
ンレス製の前記スぺーサ2は研削板3、3間に通風でき
るよう波形に形成して、回転方向イに全体の外周が前低
後高の曲面状になるとともに、研削板3の先端面が凸部
3aでスペーサ2の先端面が凹面2aの凹凸面となるよ
うに形成して構成する。
【0008】なお、図11及び図12はスペーサ2の他
の例を示し、凹面2a側となる先端面を横方向に屈曲さ
せるとともに、下端面2bも屈曲させて研削板3、3間
を通風可能に構成したものである。
【0009】したがって、回転軸1中心にその外周の各
研削体aを矢印イ方向に回転させると、回転軸1中心の
研削ロールAがきしんだとしても、各研削体aの外周が
回転方向イに前低後高に曲面上となって多数の凹凸面2
a,3aを交互に有しているので、搗精網Bとの間を通
過する玄米が従来のようにブリッジ現象を起こすことな
くスムーズに流動し、しかも、各研削体aの外周面がそ
の曲面にそって玄米を充分に転動させながら研削効果を
だして精度良く搗精できることになり、また、図3に矢
印で示すように、回転軸筒13から送風して、各研削体
aでは目詰まりを有効に防止できる。
【0010】図13は本発明の第2実施例を示し、前記
実施例同様の研削体aを装着したケース5の底面前部を
研削ロールA内の支持板22側に支点ピン23を介して
枢着するとともに、ケース5の底面後部と支持板22と
の間に圧縮ばねの弾機6を介装して、搗精時には弾機6
に抗張して研削体aが支点ピン23中心に矢印ロ方向に
回動しながら玄米を有効に搗精できるように構成したも
のであり、また、図14は本発明の第3実施例を示し、
前記実施例と略同様に形成した研削体aを横形あるいは
縦形精米機の研削ロールAの外周にらせん状に配備し
て、玄米の搗精とともに横送りあるいは縦送りを有効に
行なえるように構成したものであり、さらにまた、図1
5及び図16は研削ロールの外周に研削体をらせん状に
取り付ける他の例を示したものであり、左右両端に係合
溝21を有する各研削板3を図15に示すようにらせん
方向Xにそうように位置をずらして順次、取り付け、玄
米の搗精とともに横送りあるいは縦送りを有効に行なえ
るように構成したものである。
【0011】なお、各研削体aを研削ロールAの外周方
向に出退調節自在にして構成することもできる。
【0012】
【発明の効果】このように本発明は、回転軸(1)中心
にその外周の各研削体(a)を回転させると、回転軸
(1)中心の研削ロール(A)がきしんだとしても、各
研削体(a)の外周が回転方向に前低後高に曲面状とな
って多数の凹凸面(2a)、(3a)を交互に有してい
るので、搗精網(B)との間を通過する玄米が従来のよ
うにブリッジ現象を起こすことなくスムーズに流動し、
しかも、各研削体(a)の外周面がその曲面にそって玄
米を充分に転動させながら有効に搗精できることになっ
て搗精精度を一段と向上させることができることにな
り、また、研削体(a)の目詰まりも防止することがで
きて好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の要部を示した平断面図であ
る。
【図2】精米機の一部を示した側断面面図である。
【図3】図1の一部を拡大して示した平断面図である。
【図4】図3の上方部を示した平面図である。
【図5】図4の一部を取り外して示した平面図である。
【図6】第5からケースを外して示した平面図である。
【図7】図3の一部を示した平断面図である。
【図8】図7の一部を切除して示した斜視図である。
【図9】図8の一部を示した正面図である。
【図10】図9のx−x線断面を示した断面図である。
【図11】スペーサの他の例を示した断面図である
【図12】図11のスペーサを示した斜視図である。
【図13】本発明の第2実施例を示した平面図である。
【図14】本発明の第3実施例を示した側面図である。
【図15】本発明の他の実施例を示した平面図である。
【図16】図15の一部を示した斜視図である。
【符号の説明】
A 研削ロール B 搗精網 1 回転軸 2a 凹面 3a 凸面 a 研削体 2 スペーサ 3 研削板 4 金網 5 ケース 6 弾機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定した搗精網(B)には中心の回転軸
    (1)により回転させる研削ロール(A)を内装して構
    成する精米機において、回転方向に外周が前低後高の曲
    面状となって多数の凹凸面(2a)、(3a)を交互に
    有する研削体(a)を前記研削ロール(A)の外周に間
    隔をおいてそれぞれ配備するとともに、各研削体(a)
    の間には金網(4)をそれぞれ張設して構成したことを
    特徴とする精米機の搗精装置。
  2. 【請求項2】研削体(a)は多数の研削板(3)とスペ
    ーサ(2)を交互に重合してなる請求項1記載の精米機
    の搗精装置。
  3. 【請求項3】スペーサ(2)により隣り合う研削板
    (3)間が通風可能にしてなる請求項2記載の精米機の
    搗精装置。
  4. 【請求項4】研削体(a)は研削ロール(A)に取付可
    能の通風形ケース(5)内に装着してなる請求項1、2
    または3記載の精米機の搗精装置。
  5. 【請求項5】金網(4)は回転方向に前高後低の曲面状
    に形成してなる請求項1、2、3または4記載の精米機
    の搗精装置。
  6. 【請求項6】研削ロール(A)の中心部より各研削体
    (a)及び各金網(4)の内面側に通風可能にしてなる
    請求項1、2、3、4または5記載の精米機の搗精装
    置。
  7. 【請求項7】ケース(5)下面の回転方向前部を枢支す
    るとともに後部を弾機(6)により弾圧付勢してなる請
    求項4記載の精米機の搗精装置。
  8. 【請求項8】各研削体(a)は研削ロール(A)の外周
    にらせん状に形設して配備してなる請求項1記載の精米
    機の搗精装置。
JP24665493A 1993-10-01 1993-10-01 精米機の搗精装置 Pending JPH07100397A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24665493A JPH07100397A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 精米機の搗精装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24665493A JPH07100397A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 精米機の搗精装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07100397A true JPH07100397A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17151638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24665493A Pending JPH07100397A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 精米機の搗精装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07100397A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07223394A (ja) * 1994-02-15 1995-08-22 Komatsu Wall Ind Co Ltd ファイリングキャビネット等の引出し
KR101721641B1 (ko) * 2016-02-17 2017-03-30 주식회사 에이원컴퍼니 도정기
CN114558637A (zh) * 2022-03-10 2022-05-31 深圳市麦稻科技有限公司 一种谷物磨削装置及磨削方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07223394A (ja) * 1994-02-15 1995-08-22 Komatsu Wall Ind Co Ltd ファイリングキャビネット等の引出し
KR101721641B1 (ko) * 2016-02-17 2017-03-30 주식회사 에이원컴퍼니 도정기
CN114558637A (zh) * 2022-03-10 2022-05-31 深圳市麦稻科技有限公司 一种谷物磨削装置及磨削方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2158691A (en) Screen and rotor assembly for grain husking decorticating polishing and whitening machines
CN108722560B (zh) 一种涂料研磨装置
US5244159A (en) Grinding burrs for coffee bean grinders
TWI643676B (zh) 硏磨型立式碾米機
JP6808991B2 (ja) 研削式横型精米機
JPH07227550A (ja) 研削式竪型精穀機
CN201287055Y (zh) 谷物剥皮机
JPH07100397A (ja) 精米機の搗精装置
TWM583732U (zh) 磨豆裝置
JP4572855B2 (ja) 竪型精米装置
JP6776617B2 (ja) 酒造用精米機
JP2007260597A5 (ja)
CN108421580B (zh) 一种低损薏苡脱壳仓
WO2020031848A1 (ja) 研削式竪型精穀機
CN2391681Y (zh) 一种豆谷研磨机之研磨板
CN110871129A (zh) 一种整粒轮及整粒机构
CN221268356U (zh) 一种魔芋精粉机
CN219073523U (zh) 一种金属磨料筛分装置
CN112264289A (zh) 一种高强度碾米机筛
JPH07100398A (ja) 研削式竪型精穀機
CN108435273B (zh) 一种低损薏苡脱壳磨盘组合
JP3185134B2 (ja) 精米機のための横型精穀装置
JP2003311162A (ja) 精米機の精白装置
US2242109A (en) Grinding mill
JP3078157U (ja) 研磨機の研磨板構造