JPH07100155A - 生体診断用プローブ - Google Patents

生体診断用プローブ

Info

Publication number
JPH07100155A
JPH07100155A JP5254554A JP25455493A JPH07100155A JP H07100155 A JPH07100155 A JP H07100155A JP 5254554 A JP5254554 A JP 5254554A JP 25455493 A JP25455493 A JP 25455493A JP H07100155 A JPH07100155 A JP H07100155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
tip
probe
contact load
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5254554A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Ishii
義則 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP5254554A priority Critical patent/JPH07100155A/ja
Publication of JPH07100155A publication Critical patent/JPH07100155A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定者の熟練や被測定者に対する長時間の拘
束を要しない生体診断用プローブ3を提供する。 【構成】 少なくとも、診断対象の生体組織に接触する
先端チップ7、入力信号の周波数に比例する周波数の振
動を発生する加振器4、前記先端チップ7を通じて前記
加振器4により加振された前記生体組織に生じる振動応
力及び前記加振器4の振動加速度を検出して、これらに
比例する電気信号をそれぞれ発生するインピーダンスヘ
ッド6、前記先端チップ7を介した前記生体組織と前記
インピーダンスヘッド6の間の静的接触荷重を測定する
荷重測定手段5からなる生体診断用プローブにおいて、
前記静的接触荷重を一定に保持する接触荷重保持手段9
を設けたことを特徴とする生体診断用プローブ3。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体組織の粘弾性特性
(皮膚の硬さ、歯の動揺度等)を診断する測定装置の一
部を構成する生体診断用プローブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の測定装置の生体診断用プロ
ーブとして、例えば特開昭62-172946号公報記載の「歯
の機械インピーダンス測定装置」の生体診断用プローブ
は先端チップ、ランダム信号発生器の出力により駆動さ
れる加振器、加振器の振動の加速度と先端チップを通じ
て該加振器により加振された歯周組織に生じる振動応力
を検出して、それらに比例する電気信号を発生するイン
ピーダンスヘッド、歯周組織にかかる静的な接触荷重を
測定するロードセル(荷重測定手段)で構成されてい
た。
【0003】また、例えば特開平5-056934の「超磁歪材
料を用いた生体診断用プローブ」は、先端チップ、芯材
に超磁歪材料を用いた加振器、インピーダンスヘッド、
荷重測定手段等で構成されていた。さらに、特願平4-29
5455の「増幅器内蔵型生体診断用プローブ」は、先端チ
ップ、加振器、インピーダンスヘッド、荷重(静的接触
荷重)測定手段、増幅器等で構成されていた。
【0004】このような従来の生体診断用プローブで
は、生体組織を測定する場合に、プローブを手で持ち、
プローブの先端チップを生体組織に所定の静的荷重にな
るように押し当てて、かつ、加振器からの振動を生体組
織に伝えていた。そして、加振器の振動加速度、生体組
織の振動応力及び静的接触荷重を電気信号に変えて、生
体診断装置のデータ処理部に入力していた。
【0005】この際、前記静的接触荷重の値の変動に伴
って測定データが変動するので、静的接触荷重が所定値
になった時のみ、データ処理部に測定データに対応する
電気信号を入力していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】即ち、従来の生体診断
用プローブによる測定では、プローブの先端チップと生
体組織との間の静的接触荷重を所定値に一定時間、手操
作によって保持する必要があった。そのため、測定者は
熟練を要し、また被測定者(患者)を長い時間拘束する
必要があるという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、測定者の熟練や被測定者
に対する長時間の拘束を要しない生体診断用プローブを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は第一
に「少なくとも、診断対象の生体組織に接触する先端チ
ップ、入力信号の周波数に比例する周波数の振動を発生
する加振器、前記先端チップを通じて前記加振器により
加振された前記生体組織に生じる振動応力及び前記加振
器の振動加速度を検出して、これらに比例する電気信号
をそれぞれ発生するインピーダンスヘッド、前記先端チ
ップを介した前記生体組織と前記インピーダンスヘッド
の間の静的接触荷重を測定する荷重測定手段からなる生
体診断用プローブにおいて、前記静的接触荷重を一定に
保持する接触荷重保持手段を設けたことを特徴とする生
体診断用プローブ(請求項1)」を提供する。
【0009】また、本発明は第二に「前記接触荷重保持
手段が電磁アクチュエータであることを特徴とする請求
項1記載の生体診断用プローブ(請求項2)」を提供す
る。
【0010】
【作用】以下、図1を参照して本発明の説明を行うが、
本発明はこれに限定されるものではない。本発明の生体
診断用プローブ3による測定では、プローブ3の先端チ
ップ7と生体組織との間の静的接触荷重を所定値に一定
時間、手操作によって保持するのではなく、プローブ3
に設けた接触荷重保持手段(図では、一例である電磁ア
クチュエータ)9と生体診断装置のデータ処理部12に
よって、自動的に保持するものである。
【0011】即ち、まず測定者がプローブ3を持って、
先端チップ7を測定対象の生体組織に任意の静的接触荷
重値で押し当て、その時の荷重値を荷重測定手段(図で
は、一例のロードセル)5により測定し、この測定値に
対応する電気信号をデータ処理部12に送信する。ここ
で、データ処理部12では、この荷重値と設定荷重値と
のずれを計算し、それに比例する電気信号をプローブ3
に設けた接触荷重保持手段9に送信する。
【0012】接触荷重保持手段9は、データ処理部12
からの送信に従って自ら伸縮することにより、加振器
4、荷重測定手段5、インピーダンスヘッド6、を介し
て接続している先端チップ7を変位させる。先端チップ
7が変位することで、接触荷重を所定値に保持すること
ができる。なお、測定者が先端チップ7を生体組織に押
し当てるときの手の振動周波数は、10Hz前後であ
る。従って、接触荷重保持手段9の応答周波数を10H
zよりも大きくすれば、手が追従することなく接触荷重
を所定値に保持できる。
【0013】以下、実施例によって本発明をより具体的
に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0014】
【実施例】図1は、実施例の生体診断用プローブ3、ラ
ンダム信号発生器1、電力増幅器2、データ処理部12
からなる生体診断装置の構成図である。生体診断用プロ
ーブ3は、診断対象の生体組織に接触する先端チップ
7、入力信号の周波数に比例する周波数の振動を発生す
る加振器4、前記先端チップ7を通じて前記加振器4に
より加振された前記生体組織に生じる振動応力及び前記
加振器4の振動加速度を検出して、これらに比例する電
気信号をそれぞれ発生するインピーダンスヘッド6、前
記先端チップ7を介した前記生体組織と前記インピーダ
ンスヘッド6の間の静的接触荷重を測定するロードセル
(荷重測定手段の一例)5、及び電磁アクチュエータ
(接触荷重保持手段の一例)等からなる。
【0015】ランダム信号発生器1から出力される30
〜2000Hzのランダム周波数の信号は、電力増幅器
2により増幅されて加振器4に入力され、加振器4にラ
ンダム周波数の振動を発生させる。この振動により、ロ
ードセル5、インピーダンスヘッド6、先端チップ7を
介して生体組織(図示せず)が加振される。インピーダ
ンスヘッド6は、前記振動の加速度と、生体組織に生じ
る振動応力を測定して、これらに比例する電流信号をそ
れぞれ発生する。それらの信号は、電荷増幅器8により
増幅及び変換(電圧信号へ)されて、データ処理部12
に入力される。
【0016】以下、測定の手順を示す。まず、測定者が
プローブ3を持って、先端チップ7を測定対象の生体組
織に任意の静的接触荷重値で押し当て、その時の荷重値
をロードセル5により測定し、この測定値に対応する電
気信号をデータ処理部12に送信した。ここで、データ
処理部12では、この荷重値と設定荷重値とのずれを計
算し、それに比例する電気信号をプローブ3に設けた電
磁アクチュエータ9に送信した。
【0017】電磁アクチュエータ9は、データ処理部1
2からの送信に従って自ら伸縮することにより、内筒1
0の中にある電荷増幅器8、加振器4、ロードセル5、
インピーダンスヘッド6、先端チップ7を外筒11に沿
って動かし、接触荷重を所定値に保持した。なお、測定
者が先端チップを生体組織に押し当てるときの手の振動
周波数は、10Hz前後であるので、接触荷重保持手段
の応答周波数を10Hzよりも大きくして(20Hz以
上、30Hz未満)、測定への影響をなくした。
【0018】この実施例では、接触荷重保持手段として
電磁アクチュエータを用いているが加振器4の構造が電
磁力式、超磁歪合金式、圧電素子式 等の場合には、デ
ータ処理部12から前記荷重値のずれに比例する電気信
号を直接、加振器4に送信することにより、加振器4の
変位を変化させるとよい。この場合は、加振器4の変位
の変化により、接触荷重を所定値に保持することができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測定者の熟練が不要であり、簡単に生体診断のための測
定を行うことができる。また、これに伴い測定時間を短
縮できるので、被測定者に対する長時間の拘束を要しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、実施例の生体診断用プローブ3、ランダム
信号発生器1、電力増幅器2、データ処理部12からな
る生体診断装置の構成図である。
【符号の説明】
1・・・ランダム信号発生器 2・・・電力増幅器 3・・・生体診断用プローブ 4・・・加振器 5・・・ロードセル(荷重測定手段の一例) 6・・・インピーダンスヘッド 7・・・先端チップ 8・・・電荷増幅器 9・・・電磁アクチュエータ(接触荷重保持手段の一
例) 10・・・内筒 11・・・外筒 12・・・データ処理部 以 上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、診断対象の生体組織に接触
    する先端チップ、入力信号の周波数に比例する周波数の
    振動を発生する加振器、前記先端チップを通じて前記加
    振器により加振された前記生体組織に生じる振動応力及
    び前記加振器の振動加速度を検出して、これらに比例す
    る電気信号をそれぞれ発生するインピーダンスヘッド、
    前記先端チップを介した前記生体組織と前記インピーダ
    ンスヘッドの間の静的接触荷重を測定する荷重測定手段
    からなる生体診断用プローブにおいて、 前記静的接触荷重を一定に保持する接触荷重保持手段を
    設けたことを特徴とする生体診断用プローブ。
  2. 【請求項2】 前記接触荷重保持手段が電磁アクチュエ
    ータであることを特徴とする請求項1記載の生体診断用
    プローブ。
JP5254554A 1993-10-12 1993-10-12 生体診断用プローブ Pending JPH07100155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5254554A JPH07100155A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 生体診断用プローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5254554A JPH07100155A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 生体診断用プローブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07100155A true JPH07100155A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17266659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5254554A Pending JPH07100155A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 生体診断用プローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07100155A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016506802A (ja) * 2013-02-06 2016-03-07 マイオトーン エイエスMyoton As 生体軟組織の非侵襲的測定のシステム及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016506802A (ja) * 2013-02-06 2016-03-07 マイオトーン エイエスMyoton As 生体軟組織の非侵襲的測定のシステム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6663575B2 (en) Device for electromechanical stimulation and testing of hearing
US11906484B2 (en) System and method for determining structural characteristics of an object
US6712778B1 (en) Implantable mechanical force sensor
JP2863448B2 (ja) 歯の動揺度測定装置
Mall et al. Validation of implant stability: a measure of implant permanence
US5161521A (en) Oscillation degree measuring apparatus
US5277200A (en) Probe having a giant magnetostrictive material for organism diagnosis
US3653373A (en) Apparatus for acoustically determining periodontal health
JP3907267B2 (ja) 生体表面部の力学特性測定のためのセンサ内蔵形加振器
JPH07100155A (ja) 生体診断用プローブ
Dahlin et al. Bone‐conduction thresholds of human teeth
JPH06142064A (ja) 増幅器内蔵型生体診断用プローブ
JPH10216124A (ja) 触覚センサプローブ
JPH07155297A (ja) 生体診断用プローブ
JPH1062328A (ja) 触覚センサ
JPH10104146A (ja) 硬さ測定装置
JPH11318862A (ja) 咀嚼センサ
JP2799438B2 (ja) 歯牙動揺度測定装置
JPH10123037A (ja) 触覚センサ
JPH0996600A (ja) 触覚センサ信号処理装置
JP7036309B2 (ja) 可動性評価システム
JPH05337140A (ja) 動揺度測定装置
KR20220132115A (ko) 동요도 측정도구
JPH07116125A (ja) 生体診断装置
JPH0730016Y2 (ja) 歯周組織の診断装置