JPH0699733A - 車両の内部空間用の換気装置 - Google Patents

車両の内部空間用の換気装置

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JPH0699733A
JPH0699733A JP4040666A JP4066692A JPH0699733A JP H0699733 A JPH0699733 A JP H0699733A JP 4040666 A JP4040666 A JP 4040666A JP 4066692 A JP4066692 A JP 4066692A JP H0699733 A JPH0699733 A JP H0699733A
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ヌンネマン フリードヘルム
Peter Bach
バツハ ペーター
Michael Osswald
オスワルト ミヒヤエル
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    • B60H3/0658—Filter elements specially adapted for their arrangement in vehicles

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 装置に含まれるフィルタが，耐用期間，入力
容量，材料，大きさの関係が良好であって最適な濾過作
用が得られるようなものとする。 【構成】 室内循環気吸入口及び新鮮外気取入口にそれ
ぞれフィルタ３６，１４を有し内外気切換弁３２を介し
送風機１２で吸入し吸着フィルタ１８，蒸発器２０，加
熱器２２で濾過調温した空調気を室内に供給するが，こ
の吸着フィルタ１８は，におい物質または有害物質の高
範囲のスペクトルに対し，急速な吸着および徐々に行わ
れる時間的に極めて遅い脱離に基づく濾過効果が行われ
るよう設計されている。したがってフィルタによって，
におい物質または有害物質の短時間の高い濃度が，極め
て低く長く持続する放出に変えられ，この放出が，充分
に希薄された場合，所定の臭気しきい値または迷惑しき
い値以下に維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内部空間換気用の送風
機と、この送風機によって送られる空気流に含まれるに
おい物質または有害物質を吸着するフィルタとを備え
た、車両の内部空間用の換気装置、特に自動車の暖房装
置または空気温度調節装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この形式の公知の換気装置（ドイツ連邦
共和国特許出願公開第３００４６７５公報）の場合、化
学吸着フィルタおよび触媒フィルタ、またはフィルタの
乾燥層を再生するため、双方の回転方向に作動する送風
機が設けられ、この送風機が、再生段階において、二次
空気を、付属の二次空気弁および加熱装置を介し乾燥層
を通して、外部へ送り出す。しかしながら、この装置の
場合、再生用に付属手段が設けられているにも拘らず、
車両の周囲の空気中に高い濃度のにおい物質または有害
物質が突然生じた場合、これらの物質の内部空間濃度が
臭気しきい値または迷惑しきい値を超過することを回避
することができない。
【０００３】冒頭に述べた形式の他の公知の換気装置
（ドイツ連邦共和国特許出願公開第３５２６４０７号公
報）の場合、化学的に有効な吸着フィルタの耐用期間を
長くするため、送風機から送られた空気流が、任意に出
される閉路指令だけにもとづいて所定の期間にわたって
フィルタを通して導かれる。
【０００４】しかしながら、この対策によっても、前述
の公知の装置に関して述べた欠点を回避することは不可
能である。
【０００５】冒頭に述べた形式の換気装置におけるフィ
ルタの耐用期間を長くするため、ドイツ連邦共和国特許
第３７０６２２０号公報に記載されているように、再生
するためフィルタをその作動位置から外方へ旋回し、外
へ旋回された位置において、空気流から分岐された部分
流によって逆方向に清掃することが知られている。この
実施形態の場合、所望の成果は、機械の多額の経費の支
出によらなければ得られない。
【０００６】さらに、従来の技術として、自動車の暖房
装置および空気温度調節装置の臭気フィルタの上流にダ
ストフィルタを設ける対策（ヨーロッパ特許出願公開第
０２１４６０５号公報）およびダストフィルタ内に化学
的吸着材料を埋込む対策（ドイツ連邦共和国特許出願公
開第３５１６１１３号公報）がある。さらに、フィルタ
を通して送られる新鮮空気の供給が停止された場合、直
ちに、その停止中、感知装置が外気中の高くされた有害
物質含量を検出し、車内の有害物質含量が外気内の有害
物質含量より多くならないようにされた、冒頭に記載の
形式の装置が知られている（ドイツ連邦共和国特許出願
公開第３５２６４６２号公報）。活性炭フィルタのコン
パクトな実施形態が、ドイツ連邦共和国特許出願公開第
３８１９００２号公報から知られている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基本的な目的
は、フィルタの可及的に長い耐用期間および入力容量お
よび材料または大きさの可及的に良好な関係において、
最適な濾過作用が得られるようにした、冒頭に述べた形
式の換気装置または暖房装置または空気温度調節装置を
提供することである。さらに、この結果は、充分に制御
可能な製造方法によって得られる必要がある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的は、前述の形式
の換気装置または暖房装置または空気温度調節装置にお
いて、特許請求の範囲請求項１の特徴部分に記載の構成
によって達成される。このように構成されたフィルタの
有利な作用は、主として、におい物質または有害物質の
希薄化作用、すなわち、これらの物質の完全かつ急速な
吸着および徐々に進行し時間的に極めて遅い脱離に基づ
いている。におい物質または有害物質の突発的な高い濃
度は、車内の濃度を成分の臭気しきい値または迷惑しき
い値に維持するように、強力にフィルタの作用によって
低減される。その場合、多くの場合、吸着されたにおい
物質または有害物質がフィルタから再び充分に除去さ
れ、したがって、フィルタの老化経過が遅くなり、その
耐用期間が長くなる。さらに、吸着フィルタのコンパク
トな構成が、入力容量および材料または大きさの良好な
関係によって、かつ最適な作用によって、達成される。
これによって、重量、スペースおよびコストが著しく節
約される。すべての関連する炭化水素の第１に完全な吸
着を、後続の脱離と無関係に達成することができる。
【０００９】そのほかの有効な本発明の特徴および実施
態様が、特許請求の範囲請求項２ないし１２に示されて
いる。
【００１０】さらに、請求項２の特徴は、コンパクトに
構成することに寄与する。請求項３に示すフィルタに、
制御可能なバイパスが設けられている場合、におい物質
量または有害物質量が無いかまたは少ししかないときに
大きな空気流量を保証するように、または可逆的に吸着
された物質の充分に遅い脱離作用を可能にするように、
フィルタに部分的な貫流を起こさせることができる。
【００１１】請求項４に記載のように、この請求項に述
べられた特徴を有するプレフィルタが、フィルタの手前
に設けられた場合、フィルタの耐用期間またはその保護
作用および機能が一層高くされる。このようにすること
によって、定常的な基底付加として存在する高温に沸騰
する炭化水素を、主フィルタとして作用する吸着フィル
タから遠ざけておくことができる。活性炭球状吸着体
は、特に折り畳んだ支持マット上に設けることができ、
したがってフィルタ全容積が限定されている場合、有効
な懸濁物質フィルタにほとんど抵抗なく統合される。プ
レフィルタの触媒による被覆によって、この作用を本質
的に強化することができる。
【００１２】特定の運転時間の後に必要なプレフィルタ
の交換は、請求項５に示す構成によって容易化される。
したがって、主フィルタを同時に交換せずにプレフィル
タを更新し得るため、プレフィルタの短い交換間隔を経
済的にすることも可能である。
【００１３】空気を冷却する蒸発器を有する換気装置に
おいて、請求項６に記載のように、主フィルタが蒸発器
の下流に設けられ、したがって、主フィルタを流れる空
気が低く冷却された場合、特に水溶解性のにおい物質ま
たは有害物質に対して、請求項１の特徴部分に記載の構
成の概念において良好な濾過作用が得られる。その他と
して、蒸発器が新鮮空気流の水分を除去し、主フィルタ
に蓄えられた水分の車内への放出を防止するため、請求
項７に記載の主フィルタを蒸発器の上流に設けることが
有効な場合がある。
【００１４】水溶解の不可能なにおい物質または有害物
質に対しては、この場合、主フィルタにおいて最小の相
対湿度が空気中にあるため、装置の加熱要素の下流に主
フィルタを取り付けることができる。
【００１５】第１の主フィルタが蒸発器の上流に、第２
の主フィルタが蒸発器の下流に組み込まれている場合、
上述の利点が共に得られる。
【００１６】本発明の別の実施態様において、主フィル
タに通じる新鮮空気通路から、車内に通じる循環空気通
路が別れ、新鮮空気運転から循環空気運転に切換える装
置を設けることが、請求項８に提案されている。この装
置は、外気中のにおい物質濃度または有害物質濃度が所
定の値を越え、さらに／または高くなった濃度が外気中
に所定の時間にわたって存在する場合に作動することが
できる。さらにそれぞれの場合、プレフィルタおよび主
フィルタの負担が軽くなり、その耐用期間が長くなる。
【００１７】特に、におい物質または有害物質の外気中
の含量が感知装置によって検出され、場合によっては、
車内のセンサと協同動作を行って新鮮空気運転と循環運
転との間の合目的な選択がなされる。このようにするこ
とによって、例えば、循環空気運転に切換えられた場合
に、この状態ではフィルタに負荷されないため、一方で
は濾過装置の出力、他方では全体の濾過装置の耐用期間
が向上される。
【００１８】請求項１０に示すように、循環通路または
その車内の出口に循環フィルタが設けられた場合、本発
明によって構成された濾過装置またはこの装置の個々の
成分の作用が一層強化される。これは、特に懸濁物質フ
ィルタ材料および活性炭フィルタ材料から構成すること
ができる。そのようなフィルタ複合体によって、搭乗者
が車内に持ち込んだ粗い埃を吸収し主フィルタによって
除去することができる。さらに、主フィルタは、循環空
気運転への切換え以前に、またはその後に車内に達した
吸着可能な材料から解放される。
【００１９】循環空気フィルタの活性炭材料が触媒作用
による被覆を備えている場合、車内に入り込んだにおい
物質成分または有害物質成分が、循環空気運転において
徐々に除去される。特に、この化学吸着作用によって、
純粋な吸着／脱離作用と反対にフィルタを使い古すよう
になり、循環空気フィルタの耐用期間を限定する。
【００２０】
【実施例】次に、図示された実施例によって、本発明を
一層詳細に説明する。
【００２１】自動車搭乗室１０の換気、暖房および空気
温度調節を行う図１に示す装置が送風機１２を有し、こ
の送風機１２によって、外気が、プレフィルタ１４、新
鮮空気通路１６、主フィルタ１８、蒸発器２０および加
熱体２２を通して搭乗室１０に送られる。バイパス弁２
６によって制御されるバイパス２４が、主フィルタ１８
に設けられている。この制御は、ドライバーによるか、
または多量の空気流量の必要性をそれ自体によって検出
する感知分析装置によって、随意に行うことができる。
【００２２】循環空気通路２８が、搭乗室１０から、プ
レフィルタ１４と送風機１２との間にある新鮮空気通路
１６内の個所３０に通じている。この個所３０に、新鮮
空気運転を循環空気運転に切換える切換え弁３２が設け
られている。この切換え弁３２は、外気のにおい物質濃
度または有害物質濃度の高い場合に、循環空気運転の必
要性をそれ自体によって検出する感知分析装置３４によ
って制御される。新鮮空気運転への復帰は、感知分析装
置３４によるか、搭乗室内に設けられたセンサ３５によ
って作動することができる。循環空気通路２８の入口に
循環空気フィルタ３６が設けられ、この目的および構成
は、プレフィルタ１４および主フィルタ１８の詳細な記
述と関連して後に説明する。
【００２３】プレフィルタ１４は、折り畳まれた懸濁物
質フィルタ材料（Elektret) と、図には詳しく示されて
いない球状の活性炭吸着体との、複合体からなってい
る。このフィルタ複合体は、埃粒子など汚染物のほかに
不可逆的または準不可逆的に吸着可能な物質が分離さ
れ、可逆的に吸着可能な物質が、特許請求の範囲請求項
１の特徴部分に記載の概念において濾過されるように設
計されている。
【００２４】プレフィルタ１４の設計および吸着の特徴
を図２のグラフが示している。このグラフにおいて、横
座標に、におい物質または有害物質による作用の時間経
過ｔがプロットされ、縦座標に、これらの物質の濃度ｋ
がプロットされている。におい物質または有害物質の濃
度が、当該全期間にわたって同一に維持された値ｋ
1（線ａ）を有すると仮定した場合、プレフィルタ１４
の後方において、プレフィルタ１４の吸着特性曲線ｂに
示す濃度の推移が生じる。これは、速やかな立ち上がり
と平らな飽和経過を有している（緩慢な長く維持される
吸着）。
【００２５】主フィルタ１８は、マトリックス固定され
た活性炭球状吸着体の数枚特に６枚の層４０からなり、
におい物質または有害物質の急速な吸着および徐々に進
行する時間的に極めて遅い脱離によるフィルタ効果が生
じるように設計されている。活性炭球状吸着体は下記の
特性データを有している。
【００２６】比表面積： ＞９５０ｍ2 ／ｇ 粒度分布： ０．６±０．０５ｍｍ・・・僅少 平均値 ０．３−０．８４ｍｍ＞８５％ ０．５−０．７ｍｍ＞８０％ キャリアマトリックス内の ミクロ細孔割合：飽和度１０％、温度２０°Ｃにおいて ベンゾール吸着＞３５重量％ 主フィルタ１８の設計および吸着特性が図３および図４
の２つのグラフに示されている。この２つのグラフにお
いて、主フィルタ１８の前後におけるにおい物質または
有害物質の濃度ｋが、時間の経過ｔに応じてプロットさ
れており、その場合、図３のグラフにおいては長時間作
用（線ａ）から、図４のグラフにおいては短時間作用
（線ｃ）から出発している。図３に示す吸着特性曲線ｄ
は、初期において僅少な傾斜を有し、これは主フィルタ
１８の顕著な控え目作動性能に相応する。この特性は、
多量に短時間に生じるにおい物質量または有害物質量の
急速な吸着を保証し、したがって、主フィルタ１８の後
の濃度が、一点鎖線ｅによって示された所定の迷惑しき
い値以下に低減される。
【００２７】主フィルタ１８における所望の僅少な吸着
速度と関連して、図４において時間ｔ1 とｔ2 との間に
示されているような、におい物質または有害物質の高い
濃度に極めて短い時間だけ作用した場合、主フィルタ１
８の後方の濃度が、迷惑しきい値ｅ以上に上昇しなくな
る。図４において、この場合に生じる主フィルタ１８の
吸着特性曲線ｆの平坦な経過によって、この効果を明確
に知ることができる。におい物質または有害物質の濃度
が高い場合、感知分析装置３４が適切な時点に循環空気
運転に切換えられたとき、吸着特性曲線ｆの経過を一層
平坦にすることができる。
【００２８】循環通路２８に設けられた循環空気フィル
タ３６は、個別に詳細に図示されていないが、懸濁物質
フィルタ材料からなり、特に触媒作用によって被覆され
た活性炭フィルタ材料によって補完することができる。
搭乗者によって車内に持ち込まれた粗いごみを懸濁物質
フィルタ材料が濾過し、したがって循環空気運転におい
ても主フィルタ１８の負担がこれに関して軽くなり、そ
の耐用期間が長くなる。特に、触媒作用によって被覆さ
れた活性炭フィルタ材料が、車内に達したにおい物質ま
たは有害物質を循環空気運転において徐々に分解し、し
たがって、主フィルタ１８の負担が付随的に軽減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による暖房装置および空気温度調節装置
を備えた自動車用の換気装置の一実施例を示す説明図で
ある。
【図２】図１に示す装置を構成するプレフィルタの動作
を示すグラフである。
【図３】図１に示す装置を構成する主フィルタの動作を
示す第１のグラフである。
【図４】主フィルタの動作を示す第２のグラフである。
【符号の説明】
１０ 搭乗室（車内空間） １２ 送風機 １４ プレフィルタ １８ 吸着フィルタ（主フィルタ） ２０ 蒸発器 ２４ バイパス ２８ 循環空気通路 ３２ 切換え装置（切換え弁） ３４ 感知分析装置 ３６ 循環空気フィルタ ４０ 吸着フィルタの層
フロントページの続き (72)発明者 ハンス−デイーター シユスター ドイツ連邦共和国7060 シヨルンドルフ フオクツウイーゼン 30 (72)発明者 フリードヘルム ヌンネマン ドイツ連邦共和国7057 ウインネデン７ インデルアウ 11 (72)発明者 ペーター バツハ ドイツ連邦共和国7000 シユツツトガルト 60フローベルクシユトラーセ 31 (72)発明者 ミヒヤエル オスワルト ドイツ連邦共和国7140 ルードウイツヒス ブルク８ ネツカーワイヒンガーシユトラ ーセ 54

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 内部空間換気用の送風機と、この送風機
    によって送られる空気流に含まれるにおい物質または有
    害物質を吸着するフィルタとを備えた、車両の内部空間
    用の換気装置、特に自動車の暖房装置または空気温度調
    節装置において、 空気流におけるにおい物質または有害物質の濃度が突然
    高くなった場合、および高くなった濃度が減少した場
    合、空気流によって車内に達するにおい物質量または有
    害物質量を所定の迷惑しきい値以下に維持するように、
    におい物質または有害物質の可及的に広いスペクトルに
    対して、初期の吸着速度が高く脱離速度が低くなるよう
    に吸着フィルタ（１８）が設計され、さらに、吸着フィ
    ルタ（１８）が、マトリックス固定された活性炭球状吸
    着体の少なくとも４層（４０）を有し、球状吸着体およ
    びキャリアマトリックスが下記の特性データ、すなわ
    ち、 比表面積： ＞９５０ｍ2 ／ｇ 粒度分布： ０．６±０．０５ｍｍ・・・僅少 平均値 ０．３−０．８４ｍｍ＞８５％ ０．５−０．７ｍｍ＞８０％ キャリアマトリックス内の ミクロ細孔割合：飽和度１０％、温度２０°Ｃにおいて ベンゾール吸着＞３５重量％ を有することを特徴とする、車両の内部空間用の換気装
    置。
  2. 【請求項２】 キャリアマトリックスが約２０ｐｐｉの
    特性値を有し、キャリアマトリックス上の吸着体析出量
    が約１４００ｇ／ｍ2 であることを特徴とする、請求項
    １記載の換気装置。
  3. 【請求項３】 制御可能なバイパス（２４）が吸着フィ
    ルタ（１８）に設けられることを特徴とする、請求項１
    または２記載の換気装置。
  4. 【請求項４】 主フィルタ（１８）として構成された吸
    着フィルタの上流の、送風機（１２）から送られた空気
    流に、プレフィルタ（１４）が設けられ、このプレフィ
    ルタ（１４）が、特に懸濁物質フィルタ材料と活性炭球
    状吸着体との複合体からなり、ほこり粒子などのほかに
    不可逆的に吸着可能な物質を分離し、下流に設けられた
    主フィルタ（１８）によって除去されるように設計され
    ることを特徴とする、請求項１ないし３のいずれかに記
    載の換気装置。
  5. 【請求項５】 プレフィルタ（１４）が、主フィルタ
    （１８）から空間的に離して特に送風機（１２）の上流
    に設けられることを特徴とする、請求項４記載の換気装
    置。
  6. 【請求項６】 主フィルタ（１８）が蒸発器（２０）の
    下流に設けられることを特徴とする、請求項４または５
    記載の空気冷却蒸発器を有する換気装置。
  7. 【請求項７】 主フィルタ（１８）が蒸発器（２０）の
    上流に設けられることを特徴とする、請求項４または５
    記載の空気冷却蒸発器を有する換気装置。
  8. 【請求項８】 内部空間（１０）に通じる循環空気通路
    （２８）が、主フィルタ（１８）に通じる新鮮空気通路
    （１６）から分岐され、新鮮空気運転から循環空気運転
    に切換える装置（３２）が設けられることを特徴とす
    る、請求項４ないし７のいずれかに記載の換気装置。
  9. 【請求項９】 外気のにおい物質含量または有害物質含
    量を検出する感知分析装置（３４）によって、装置（３
    ２）が制御されることを特徴とする、請求項８記載の換
    気装置。
  10. 【請求項１０】 循環空気通路（２８）またはこの通路
    の内部空間側の出口に、循環空気フィルタ（３６）が設
    けられることを特徴とする、請求項８または９記載の換
    気装置。
  11. 【請求項１１】 循環空気フィルタ（３６）が、懸濁物
    質フィルタ材料および活性炭フィルタ材料からなること
    を特徴とする、請求項１０記載の換気装置。
  12. 【請求項１２】 活性炭フィルタ材料が触媒作用による
    被覆層を含むことを特徴とする、請求項１１記載の換気
    装置。
JP4040666A 1991-02-23 1992-01-31 車両の内部空間用の換気装置 Expired - Lifetime JP2841140B2 (ja)

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DE4105724.4 1991-02-23
DE4105724A DE4105724C2 (de) 1991-02-23 1991-02-23 Belüftungseinrichtung für den Innenraum eines Fahrzeugs, insbesondere Heizungs- bzw. Klimaanlage für ein Kraftfahrzeug

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JPH0699733A true JPH0699733A (ja) 1994-04-12
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