JPH069930Y2 - 十字およびキ字結束装置 - Google Patents
十字およびキ字結束装置Info
- Publication number
- JPH069930Y2 JPH069930Y2 JP8133090U JP8133090U JPH069930Y2 JP H069930 Y2 JPH069930 Y2 JP H069930Y2 JP 8133090 U JP8133090 U JP 8133090U JP 8133090 U JP8133090 U JP 8133090U JP H069930 Y2 JPH069930 Y2 JP H069930Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bound
- binding
- band
- band guide
- objects
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は包装設備の分野に利用されるもので、特に、十
字およびキ字結束装置に関するものである。
字およびキ字結束装置に関するものである。
(従来の技術) 円形の被結束物や、一方向の結束だけでは荷くずれを起
こしやすい被結束物は、たとえば、被結束物の長さ方向
にバンドを結束したのち、幅方向に一つのバンドを結束
する十字結束や、長さ方向の結束をしたのち幅方向に二
つの結束をするキ字結束等がなされている。この十字結
束等をするための装置として、たとえば被結束物の移送
方向と直交する方向に配置したバンド案内アーチの上ア
ーチと下アーチを開閉可能に設けるとともに、被結束物
の移送装置の一端部にターンテーブルを設けて、このタ
ーンテーブルによる被結束物の方向転換と、移送装置の
正逆駆動による被結束物のバンド案内アーチへの進入動
作と、各アーチの開閉駆動とが反復できるようにしたも
の(特公昭63−35488号公報参照)や、バンド案
内アーチの長手方向を被結束物の移送方向と同一方向に
配置して、このバンド案内アーチを移送方向に沿って結
束機の上方と下方間に回動可能に設け、前工程の結束機
で幅方向の結束がなされた被結束物を受け入れてその長
さ方向の結束ができるようにしたもの(実公昭63−1
1047号公報参照)が知られている。
こしやすい被結束物は、たとえば、被結束物の長さ方向
にバンドを結束したのち、幅方向に一つのバンドを結束
する十字結束や、長さ方向の結束をしたのち幅方向に二
つの結束をするキ字結束等がなされている。この十字結
束等をするための装置として、たとえば被結束物の移送
方向と直交する方向に配置したバンド案内アーチの上ア
ーチと下アーチを開閉可能に設けるとともに、被結束物
の移送装置の一端部にターンテーブルを設けて、このタ
ーンテーブルによる被結束物の方向転換と、移送装置の
正逆駆動による被結束物のバンド案内アーチへの進入動
作と、各アーチの開閉駆動とが反復できるようにしたも
の(特公昭63−35488号公報参照)や、バンド案
内アーチの長手方向を被結束物の移送方向と同一方向に
配置して、このバンド案内アーチを移送方向に沿って結
束機の上方と下方間に回動可能に設け、前工程の結束機
で幅方向の結束がなされた被結束物を受け入れてその長
さ方向の結束ができるようにしたもの(実公昭63−1
1047号公報参照)が知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上述の先行技術のうち前者のものは、被結束物
の幅方向に結束したのち、ターンテーブルで方向転換を
して再びバンド案内アーチに復帰させて長さ方向に結束
するために、被結束物の流れに多くの損失時間があり、
したがって、速やかな結束を行うためには、解決すべき
問題が残されている。
の幅方向に結束したのち、ターンテーブルで方向転換を
して再びバンド案内アーチに復帰させて長さ方向に結束
するために、被結束物の流れに多くの損失時間があり、
したがって、速やかな結束を行うためには、解決すべき
問題が残されている。
また、後者のものは被結束物が一定方向に流れるので、
結束の作業性は向上するが、バンド案内アーチが被結束
物の移送路(コンベヤライン)をよぎるために、コンベ
ヤラインの構造だけでなく、バンド案内アーチの回動機
構も複雑になるという不具合があった。
結束の作業性は向上するが、バンド案内アーチが被結束
物の移送路(コンベヤライン)をよぎるために、コンベ
ヤラインの構造だけでなく、バンド案内アーチの回動機
構も複雑になるという不具合があった。
本考案はこのような従来の事情から見て、被結束物が方
向転換をしないまま一定方向に移動して、被結束物の十
字結束およびキ字結束等が簡単な構造で速やかになされ
るようにした十字およびキ字結束装置を提供することを
目的としている。
向転換をしないまま一定方向に移動して、被結束物の十
字結束およびキ字結束等が簡単な構造で速やかになされ
るようにした十字およびキ字結束装置を提供することを
目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案の十字およびキ字結束装置は、被結束物の移送方
向と直交する方向に結束を行う第一結束機と、被結束物
の移送方向と平行する方向に結束を行う第二結束機とが
連結されたものであって、第二結束機のバンド案内アー
チは、被結束物の移送方向に平行して配置されるととも
に、脚部がテーブル部上面に接続してバンドが供給可能
となる接続位置と、脚部がテーブル部の上方に退避して
被結束物がテーブル部に進入可能となる退避位置との間
を、昇降機構により移動可能に設けられ、前記バンド案
内アーチの近傍には、被結束物を移送方向の任意位置に
送るための搬送機構と、被結束物を移送方向と直交する
方向の任意位置に送るためのプッシャとが設けられてい
るものである。
向と直交する方向に結束を行う第一結束機と、被結束物
の移送方向と平行する方向に結束を行う第二結束機とが
連結されたものであって、第二結束機のバンド案内アー
チは、被結束物の移送方向に平行して配置されるととも
に、脚部がテーブル部上面に接続してバンドが供給可能
となる接続位置と、脚部がテーブル部の上方に退避して
被結束物がテーブル部に進入可能となる退避位置との間
を、昇降機構により移動可能に設けられ、前記バンド案
内アーチの近傍には、被結束物を移送方向の任意位置に
送るための搬送機構と、被結束物を移送方向と直交する
方向の任意位置に送るためのプッシャとが設けられてい
るものである。
(作用) 第一結束機で一方向(たとえば縦方向)の結束がなされ
た被結束物は、第二結束機のバンド案内アーチを昇降機
構の上昇駆動で退避位置まで移動させることによって、
方向転換をしないままテーブル部に進入可能となる。
た被結束物は、第二結束機のバンド案内アーチを昇降機
構の上昇駆動で退避位置まで移動させることによって、
方向転換をしないままテーブル部に進入可能となる。
また、バンド案内アーチを昇降機構の下降駆動で接続位
置まで移動させることによってバンドがバンド案内アー
チに対して供給可能となり、被結束物の他方向(たとえ
ば幅方向)の結束で十字結束がなされる。さらに、被結
束物をプッシャで移送方向と直交する方向に移動させ
て、再び幅方向の結束を行うことにより、キ字結束がな
される。
置まで移動させることによってバンドがバンド案内アー
チに対して供給可能となり、被結束物の他方向(たとえ
ば幅方向)の結束で十字結束がなされる。さらに、被結
束物をプッシャで移送方向と直交する方向に移動させ
て、再び幅方向の結束を行うことにより、キ字結束がな
される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例につき図面を参照して説明す
る。
る。
第1図に示す十字およびキ字結束装置1は、被結束物W
の長さ方向の結束を行う第一結束機2と、被結束物Wの
幅方向の結束を行う第二結束機3とからなっている。C
は制御盤、Pは包装機であって、この包装機Pでフィル
ム包装が施された被結束物Wは、包装機Pに設けられた
搬送装置(図示省略)によって第一結束機2を経て第二
結束機3の後述する搬送機構19,19上に送られるよ
うになっている。
の長さ方向の結束を行う第一結束機2と、被結束物Wの
幅方向の結束を行う第二結束機3とからなっている。C
は制御盤、Pは包装機であって、この包装機Pでフィル
ム包装が施された被結束物Wは、包装機Pに設けられた
搬送装置(図示省略)によって第一結束機2を経て第二
結束機3の後述する搬送機構19,19上に送られるよ
うになっている。
第一結束機2はバンド案内アーチ2aの長手方向が被結
束物Wの移送方向Sと直交するように、テーブル部2b
の両側にバンド案内アーチ2aの脚部(図示省略)が立
設されている。このバンド案内アーチ2aは内側に開口
する断面コ字形に形成され、その内部には、公知のバン
ドガイドが複数のばねで支持されている。また、テーブ
ル部2bにはバンドリール(図示省略)から繰り出した
バンドをバンドガイド内部に供給するためのバンド供給
機構(図示省略)と、バンドを引き戻して被結束物Wに
巻き付けるためのバンド引き戻し機構(図示省略)と、
被結束物Wに巻き付けたバンドの接合部を熱溶着して結
束状態を固定するための熱溶着機構(図示省略)と、バ
ンドの不要部分を切断するための切断機構(図示省略)
とが収容されている。
束物Wの移送方向Sと直交するように、テーブル部2b
の両側にバンド案内アーチ2aの脚部(図示省略)が立
設されている。このバンド案内アーチ2aは内側に開口
する断面コ字形に形成され、その内部には、公知のバン
ドガイドが複数のばねで支持されている。また、テーブ
ル部2bにはバンドリール(図示省略)から繰り出した
バンドをバンドガイド内部に供給するためのバンド供給
機構(図示省略)と、バンドを引き戻して被結束物Wに
巻き付けるためのバンド引き戻し機構(図示省略)と、
被結束物Wに巻き付けたバンドの接合部を熱溶着して結
束状態を固定するための熱溶着機構(図示省略)と、バ
ンドの不要部分を切断するための切断機構(図示省略)
とが収容されている。
第二結束機3は第1図ないし第4図に示すように、バン
ド案内アーチ5の梁部5aの長手方向が被結束物Wの移
送方向Sに平行し、しかも、バンド案内アーチ5の中心
が移送方向Sの中心から長さL1を偏心させるように、
テーブル部4の両側にバンド案内アーチ5の脚部5b,
5bが立ち上がり状に配置されている。一方、テーブル
部4には第一結束機2の場合と同様のバンド供給機構、
バンド引き戻し機構(いずれも図示省略)と、熱溶着機
構および切断機構6とが収容されている。
ド案内アーチ5の梁部5aの長手方向が被結束物Wの移
送方向Sに平行し、しかも、バンド案内アーチ5の中心
が移送方向Sの中心から長さL1を偏心させるように、
テーブル部4の両側にバンド案内アーチ5の脚部5b,
5bが立ち上がり状に配置されている。一方、テーブル
部4には第一結束機2の場合と同様のバンド供給機構、
バンド引き戻し機構(いずれも図示省略)と、熱溶着機
構および切断機構6とが収容されている。
前記バンド案内アーチ5は、内側に開口するコ字形断面
に形成され、その内部には、公知のバンドガイドが複数
のばねで支持されている。さらに、バンド案内アーチ5
は、脚部5b,5bがテーブル部4の上面に接続してバ
ンドBが供給可能となる接続位置J(第3図参照)と、
テーブル部4の上方に退避して被結束物Wがテーブル部
4上に進入可能となる退避位置R(第4図参照)との間
を、昇降機構7により移動可能に設けられている。
に形成され、その内部には、公知のバンドガイドが複数
のばねで支持されている。さらに、バンド案内アーチ5
は、脚部5b,5bがテーブル部4の上面に接続してバ
ンドBが供給可能となる接続位置J(第3図参照)と、
テーブル部4の上方に退避して被結束物Wがテーブル部
4上に進入可能となる退避位置R(第4図参照)との間
を、昇降機構7により移動可能に設けられている。
昇降機構7は、バンド案内アーチ5の一方の脚部5bに
固定された突出片8と、この突出片8に連結された駆動
装置9と、バンド案内アーチ5の梁部5aの上面に軸受
(図示省略)を介して取付けられた走行軸10と、この
走行軸10の両端部に設けられたピニオン11,11
と、この各ピニオン11に噛み合わせたラック12,1
2と、バンド案内アーチ5の梁部5aの側部に固定され
た摺動子13,13と、この摺動子13,13が摺動可
能に嵌合されたガイドロッド14,14とからなってい
る。
固定された突出片8と、この突出片8に連結された駆動
装置9と、バンド案内アーチ5の梁部5aの上面に軸受
(図示省略)を介して取付けられた走行軸10と、この
走行軸10の両端部に設けられたピニオン11,11
と、この各ピニオン11に噛み合わせたラック12,1
2と、バンド案内アーチ5の梁部5aの側部に固定され
た摺動子13,13と、この摺動子13,13が摺動可
能に嵌合されたガイドロッド14,14とからなってい
る。
前記駆動装置9は、正逆駆動可能な減速モータ15の出
力軸15aに駆動側スプロケット16が設けられ、この
駆動側スプロケット16と、その下方に配置された従動
側スプロケット17とに無端チェーン18が掛けられて
いて、この無端チェーン18に前記突出片8が連結され
ている。
力軸15aに駆動側スプロケット16が設けられ、この
駆動側スプロケット16と、その下方に配置された従動
側スプロケット17とに無端チェーン18が掛けられて
いて、この無端チェーン18に前記突出片8が連結され
ている。
さらに、バンドアーチ5の近傍には、搬送機構19,1
9とプッシャ20とが設けられている。搬送機構19は
テーブル部4上の被結束物Wを移送方向Sの任意位置に
送るためのもので、対なるベルトコンベヤを適用してバ
ンド案内アーチの両側に沿って配置され、テーブル部4
の上面とほぼ面一になるように設けられている。
9とプッシャ20とが設けられている。搬送機構19は
テーブル部4上の被結束物Wを移送方向Sの任意位置に
送るためのもので、対なるベルトコンベヤを適用してバ
ンド案内アーチの両側に沿って配置され、テーブル部4
の上面とほぼ面一になるように設けられている。
前記プッシャ20はテーブル部4上の被結束物Wを移送
方向Sと直交する方向の任意位置に送るためのもので、
被結束物Wの側端に当接させる当て板21と、この当て
板21に連結されたピストン22と、このピストン22
を任意の工程で進退させるシリンダ23とからなってい
る。
方向Sと直交する方向の任意位置に送るためのもので、
被結束物Wの側端に当接させる当て板21と、この当て
板21に連結されたピストン22と、このピストン22
を任意の工程で進退させるシリンダ23とからなってい
る。
なお、上述の駆動装置9、ラック11,11およびガイ
ドロッド14,14およびプッシャ20等は適宜の支持
フレーム(図示省略)を介してテーブル部4に固定され
ている。
ドロッド14,14およびプッシャ20等は適宜の支持
フレーム(図示省略)を介してテーブル部4に固定され
ている。
次に、上記実施例のキ字結束を行う場合の作用について
説明する。
説明する。
予め、第二結束機3のバンド案内アーチ5は、退避位置
R(第4図参照)に移動させておく。
R(第4図参照)に移動させておく。
包装機Pでフィルム包装がなされた被結束物Wは、包装
機Pの搬送装置(図示省略)によって第一結束機2のテ
ーブル部2b上に送り込まれる。
機Pの搬送装置(図示省略)によって第一結束機2のテ
ーブル部2b上に送り込まれる。
被結束物Wがバンド案内アーチ2aの直下位置に進入し
て停止すると、第一結束機2のバンド供給機構(図示省
略)の駆動によってバンド(図示省略)がバンド案内ア
ーチ2aのバンドガイド(図示省略)内部を走行する。
その後、バンドの先端がテーブル部2bの熱溶着機構
(図示省略)で保持される終端位置に達すると、バンド
はバンド引き戻し機構(図示省略)による引き戻し作用
でバンドガイドから離脱し、被結束物Wの長さ方向に巻
き付けられて縦結束Y(第1図参照)がなされたのち、
熱溶着および切断が行われる。
て停止すると、第一結束機2のバンド供給機構(図示省
略)の駆動によってバンド(図示省略)がバンド案内ア
ーチ2aのバンドガイド(図示省略)内部を走行する。
その後、バンドの先端がテーブル部2bの熱溶着機構
(図示省略)で保持される終端位置に達すると、バンド
はバンド引き戻し機構(図示省略)による引き戻し作用
でバンドガイドから離脱し、被結束物Wの長さ方向に巻
き付けられて縦結束Y(第1図参照)がなされたのち、
熱溶着および切断が行われる。
次に、被結束物Wが方向転換をしないまま、包装機Pの
搬送装置と第二結束機3の搬送機構19,19とによっ
て第二結束機3のバンド案内アーチ5の直下位置に送り
込まれて停止すると、バンド案内アーチ5が昇降機構7
の下降駆動で接続位置Jまで移動する。
搬送装置と第二結束機3の搬送機構19,19とによっ
て第二結束機3のバンド案内アーチ5の直下位置に送り
込まれて停止すると、バンド案内アーチ5が昇降機構7
の下降駆動で接続位置Jまで移動する。
続いて、テーブル部4のバンド供給機構、バンド引き戻
し機構(いずれも図示省略)と、熱溶着機構および切断
機構6とによって被結束物Wの幅方向にバンドBを巻き
付ける一方の横結束X1(第1図参照)がなされたの
ち、熱溶着および切断が行われる。
し機構(いずれも図示省略)と、熱溶着機構および切断
機構6とによって被結束物Wの幅方向にバンドBを巻き
付ける一方の横結束X1(第1図参照)がなされたの
ち、熱溶着および切断が行われる。
一方の横結束X1を終えた被結束物Wがプッシャ20の
伸長駆動で、移送方向Sと直交する方向に長さL2だけ
押し出されて停止すると、上記と同様の作用で被結束物
Wの幅方向にバンドBを巻き付ける他方の横結束X
2(第1図参照)がなされたのち、熱溶着および切断が
行われる。その後、昇降機構7の上昇駆動でバンド案内
アーチ5が退避位置Rに移動したのち、被結束物Wが搬
出される。
伸長駆動で、移送方向Sと直交する方向に長さL2だけ
押し出されて停止すると、上記と同様の作用で被結束物
Wの幅方向にバンドBを巻き付ける他方の横結束X
2(第1図参照)がなされたのち、熱溶着および切断が
行われる。その後、昇降機構7の上昇駆動でバンド案内
アーチ5が退避位置Rに移動したのち、被結束物Wが搬
出される。
なお、被結束物Wの十字結束は、第二結束機3に送り込
まれた被結束物Wをプツシャ20で移送方向Sと直交す
る方向に長さL1だけ押し出して、バンドBを被結束物
Wの幅方向に巻き付けることによって容易に行うことが
できる。
まれた被結束物Wをプツシャ20で移送方向Sと直交す
る方向に長さL1だけ押し出して、バンドBを被結束物
Wの幅方向に巻き付けることによって容易に行うことが
できる。
(考案の効果) 本考案の十字およびギ字結束装置は、被結束物の長さ方
向に結束を行う第一結束機と、被結束物の幅方向に結束
を行う第二結束機とが連結され、第二結束機のバンド案
内アーチは、被結束物の移送方向に平行して配置される
とともに、テーブル部に対して接続、退避動作が可能と
され、さらに、バンド案内アーチの近傍に被結束物を移
送方向の任意位置に移動させる搬送機構と、被結束物を
移送方向と直交する方向に移動させるプツシャとが設け
られたものであるから、被結束物の十字結束やキ字結束
は、被結束物を一定方向(移送方向)に順次送ることに
よって容易に行うことができる。したがって、従来のよ
うな被結束物を移載したり、方向転換をしたりする時間
損失が解消されて十字、キ字結束作業の作業性が大幅に
向上する。
向に結束を行う第一結束機と、被結束物の幅方向に結束
を行う第二結束機とが連結され、第二結束機のバンド案
内アーチは、被結束物の移送方向に平行して配置される
とともに、テーブル部に対して接続、退避動作が可能と
され、さらに、バンド案内アーチの近傍に被結束物を移
送方向の任意位置に移動させる搬送機構と、被結束物を
移送方向と直交する方向に移動させるプツシャとが設け
られたものであるから、被結束物の十字結束やキ字結束
は、被結束物を一定方向(移送方向)に順次送ることに
よって容易に行うことができる。したがって、従来のよ
うな被結束物を移載したり、方向転換をしたりする時間
損失が解消されて十字、キ字結束作業の作業性が大幅に
向上する。
また、移載および方向転換のための装置を必要としない
きわめて簡単な結束ラインになるので、設備コストも著
しく低減されるという優れた利点がある。
きわめて簡単な結束ラインになるので、設備コストも著
しく低減されるという優れた利点がある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は十字およ
びキ字結束装置の概略を示す平面図、第2図は第二結束
機の平面図、第3図および第4図は第二結束機のバンド
案内アーチの動作を説明する正面図である。 1……十字およびキ字結束装置、2……第一結束機 3……第二結束機、4……テーブル部 5……バンド案内アーチ、5a……脚部 7……昇降機構 19……搬送機構、20……プッシャ S……移送方向、B……バンド R……退避位置、J……接続位置 W……被結束物
びキ字結束装置の概略を示す平面図、第2図は第二結束
機の平面図、第3図および第4図は第二結束機のバンド
案内アーチの動作を説明する正面図である。 1……十字およびキ字結束装置、2……第一結束機 3……第二結束機、4……テーブル部 5……バンド案内アーチ、5a……脚部 7……昇降機構 19……搬送機構、20……プッシャ S……移送方向、B……バンド R……退避位置、J……接続位置 W……被結束物
Claims (1)
- 【請求項1】被結束物の移送方向と直交する方向に結束
を行う第一結束機と、被結束物の移送方向と平行する方
向に結束を行う第二結束機とが連結されたものであっ
て、第二結束機のバンド案内アーチは、被結束物の移送
方向に平行して配置されるとともに、脚部がテーブル部
の上面に接続してバンドが供給可能となる接続位置と、
脚部がテーブル部の上方に退避して被結束物がテーブル
部に進入可能となる退避位置との間を、昇降機構により
移動可能に設けられ、前記バンド案内アーチの近傍に
は、被結束物を移送方向の任意位置に送るための搬送機
構と、被結束物を移送方向と直交する方向の任意位置に
送るためのプッシャとが設けられていることを特徴とす
る十字およびキ字結束装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133090U JPH069930Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 十字およびキ字結束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133090U JPH069930Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 十字およびキ字結束装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0438905U JPH0438905U (ja) | 1992-04-02 |
JPH069930Y2 true JPH069930Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31627179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8133090U Expired - Lifetime JPH069930Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 十字およびキ字結束装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069930Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP8133090U patent/JPH069930Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0438905U (ja) | 1992-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5107657A (en) | Wrapping apparatus and related wrapping methods | |
US6745544B2 (en) | Method of and apparatus for wrapping loadable objects | |
DE2556874A1 (de) | Umreifungsmaschine | |
FI90643C (fi) | Menetelmä ja laite säiliöerien tai vastaavien pakkaamiseksi jatkuvatoimisesti | |
RU2429170C1 (ru) | Автоматическая обвязочная упаковочная машина и автоматическая обвязочная упаковочная система | |
US5637183A (en) | Process and arrangement for conveying flat workpieces | |
US5636727A (en) | Device for feeding reels to a user machine | |
US4231210A (en) | Package wrapping machine | |
US4441847A (en) | Method and apparatus for producing bundles of cast iron pipes | |
JPH069930Y2 (ja) | 十字およびキ字結束装置 | |
US4178739A (en) | Construction for applying tape | |
JPH069926Y2 (ja) | 結束機のバンド案内アーチ | |
CA2461193C (en) | Method and device for strapping one or more packets with a band with label means | |
AU2002326212A1 (en) | Method and device for strapping one or more packets with a band with label means | |
ITMI20121690A1 (it) | Macchina d'imballaggio incappucciatrice perfezionata, con regolazione in altezza del dispositivo di distribuzione. | |
JP3601853B2 (ja) | 結束装置組体 | |
JP2813874B2 (ja) | バンド掛け装置 | |
JP2012041069A (ja) | 結束装置 | |
SU1049362A1 (ru) | Устройство дл продольной обв зки пакетов листов | |
JPH0438642B2 (ja) | ||
JP2740139B2 (ja) | タオル類梱包機 | |
JPH0443449Y2 (ja) | ||
JP2831295B2 (ja) | 物品送込装置 | |
JPH0523443Y2 (ja) | ||
CN114735260A (zh) | 基于agv的自动打包系统及其控制方法 |