JP2740139B2 - タオル類梱包機 - Google Patents

タオル類梱包機

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JP2740139B2
JP2740139B2 JP20558295A JP20558295A JP2740139B2 JP 2740139 B2 JP2740139 B2 JP 2740139B2 JP 20558295 A JP20558295 A JP 20558295A JP 20558295 A JP20558295 A JP 20558295A JP 2740139 B2 JP2740139 B2 JP 2740139B2
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packing machine
towels
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pair
wrapping
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Inventor
圭弘 佐古
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高田タオル株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタオル類梱包機(以
下、単に梱包機という)に関する。さらに詳しくは、タ
オルおよびバスタオルなどのタオル類を自動的に圧縮し
て梱包することができる梱包機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タオルを梱包するばあい、複数
枚、たとえば120枚を束にしたものを、単に包装紙で
包み、そしてバンドにより縛って箱詰をしていたが、タ
オルは自然状態ではふんわりと脹んでいるため、バンド
で強く縛っても嵩張ってしまうという不具合があった。
【0003】そこで、包装、保管および運搬の効率を上
げるために、コ字状に枠組された本体に、その両側部が
案内されて上下に移動する格子状の加圧板を有するプレ
ス機を用いて、梱包することが行なわれている。このプ
レス機による梱包作業は、まず本体の底部の基板に3本
のバンドと1枚の包装紙を敷き、その上に複数束のタオ
ル類を載置したのち、さらに該タオル類の上に別の包装
紙を被せ、そして加圧板によりタオル類を所定寸法(長
さ)まで圧縮する。ついでタオル類を圧縮した状態で、
3本のバンドを包装紙と加圧板との隙間から包装紙上に
巻き回して包み込み、バンド縛めを行なうようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記プ
レス機の梱包作業では、包装紙を敷いたり、被せたりす
る作業や、また圧縮状態でバンドを巻き付けたりする作
業は、すべて作業者による手作業であり、また圧縮状態
でバンドを狭い隙間から巻き回わす作業は、非常にやっ
かいであるため、手間と時間がかかり作業効率がわるい
という問題がある。
【0005】本発明は、叙上の事情に鑑み、梱包作業を
一環した自動化により生産性を向上させることができる
梱包機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の梱包機は、一対
のレールを有する枠組体と、該一対のレールに沿って移
動機構により案内移動される移動台と、該移動台に載置
され、その前面の上下に配置される一対の加圧体のうち
の下部加圧体を上下動させる昇降機構を有する加圧台
と、前記枠組体の背面側に配置される包装紙を送り出す
ための送り機構と、当該送り出された包装紙を前記下部
加圧台に載置される複数束のタオル類に巻き掛けるため
の巻掛け機構と、前記枠組体の前端部に設けられる、前
記タオル類の幅面を押圧するための幅押え手段と、前記
枠組体の前方に配置されるバンド結束機を備えてなるこ
とを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の梱包機を説明する。
【0008】図1は本発明の梱包機の一実施例を示す斜
視図、図2は図1における梱包機の一部切欠正面図、図
3は図1における梱包機の平面図、図4は図1における
梱包機の一部切欠右側図、図5は図1における梱包機の
一部切欠背面図、図6〜10は本発明の梱包機の動作を
示す概略説明図である。
【0009】図1〜5に示すように、梱包機は、一対の
レール1a、1bを有する枠組体2と、該一対のレール
1a、1bに沿って移動機構Aにより案内移動される移
動台3と、該移動台3に載置され、その前面4の上下に
配置される一対の加圧体5、6のうちの下部加圧体6を
上下動させる昇降機構Bを有する加圧台7と、前記枠組
体2の背面側に配置される包装紙Pを送り出すための送
り機構Cと、当該送り出された包装紙Pを前記下部加圧
体6に載置される複数束のタオル類Tに巻き掛けるため
の巻掛け機構Dと、前記枠組体2の前端部2aに設けら
れる、前記タオル類Tの幅面を押圧するための幅押え手
段Eと、前記枠組体2の前方に配置されるバンド結束機
8から構成されている。
【0010】前記枠組体2は、前端部2aと後端部2b
に前記一対のレール1a、1bを連結するためのフレー
ム9a、9bと、一対のレール1a、1bに股がって立
設するコ字状のフレーム10からなる概ねL字状をして
いる。そして前記レール1b上には、背面板11が張ら
れている。また前記一対のレール1a、1bには、移動
台3を前後に移動可能にするローラ12が走行するため
の走行路13が形成されており、このレール1a、1b
としては、断面C形の溝型鋼を用いることができる。
【0011】前記前端部2aに設けられる幅押え手段E
は、フレーム9aの支柱14に取り付けられており、矩
形形状の押え部15と、該押え部15を前進および後退
させる駆動部16と、前記押え板15が前進および後退
するときにガイドする案内棒17とから構成されてい
る。前記駆動部16としては、エアシリンダ、油圧シリ
ンダなどを用いることができるが、タオル類Tを汚しに
くいエアシリンダを用いるのが好ましい。
【0012】前記移動台3を移動させる移動機構Aは、
移動台3の前端に組み込まれるナット20と、該ナット
20に挿通され、前記フレーム9a、9bにそれぞれ取
り付けられる軸受21a、21bに支持されるネジ軸2
1からなるボールネジ22と、該ネジ軸21を回転駆動
させるモータ23とから構成されており、モータ23は
前記後端部2bのフレーム9b上に載置されている。モ
ータ23からボールネジ24への駆動力の伝達は、モー
タ23のスプロケット25とネジ軸21の軸端のスプロ
ケット26とに巻き回わされるチェーン27により行な
われる。
【0013】前記加圧台7における昇降機構Bは、移動
台3に平行に立設する一対の支柱30a、30bのあい
だを上下動できるようにされている。この昇降機構B
は、前記下部加圧体6の後方に取り付けられる支持部材
32の中央フレーム33に組み込まれているナット34
と、該ナット34に挿通され、その上端がフレーム35
に、その下端が移動台3の上端にそれぞれ取り付けられ
る軸受36、37に支持されるネジ軸38からなるボー
ルネジ39と、該ネジ軸38を回転駆動させるモータ4
0とから構成されており、モータ40は支持部材32の
後方板に固定されている。モータ40からボールネジ3
9への駆動力の伝達は、モータ40のスプロケット41
とネジ軸38の下部に嵌め込まれているスプロケット4
2とに巻き回わされるチェーン43により行なわれる。
また支持部材32の側板44には、支柱30a、30b
に形成される走行路45に嵌め込まれているローラ46
が回転自在に支持されている。前記下部加圧体6は、支
持部材32の前方板47に固定されており、また上部加
圧体5は、前記前面4に固定板48を介して固定されて
いる。なお49a、49bは、それぞれ上部加圧体5と
下部加圧体6の補強材である。上部加圧体5は、下部加
圧体6と同様に2本の加圧棒5aを補強梁5bで連結し
てなるものを並設してなる構成にしている。
【0014】なお本実施例では、前記移動機構Aと昇降
機構Bにボールネジを用いているが、本発明において
は、これに限定されるものではなく、たとえば移動テー
ブルなどを用いることができる。
【0015】前記送り機構Cは、上下のローラにより包
装紙Pを送り出す一対の送りローラ50、51と、該一
対の送りローラ50、51のあいだに配設され、包装紙
Pを切断するための切断手段とから構成されている。前
記一対の送りローラ50、51はそれぞれ下部ローラ5
0a、51aおよび上部ローラ50b、51bからなっ
ている。前記送りローラ50の下部ローラ50aは、そ
の一端に連結されるモータ52で回転駆動され、その他
端側で歯付プーリ53、54と歯付ベルト55からなる
伝達手段により送りローラ51の下部ローラ51aが回
転伝達される。前記切断手段は、円形のカッタ60を保
持する回転ローラ61と、該回転ローラ61を支持する
ケース62と、前記送りローラ50、51に沿って回転
ローラ61を下台63上にて走行させる搬送器64とか
ら構成されている。そして前記一対の送りローラ50、
51により引き出された包装紙Pは、回転ローラ61と
下台63で圧着されつつ、カッタ60の回転により幅方
向に切断される。そして、送りローラの上部ローラは、
ローラ開閉用のエアシリンダ57により、前記切断操作
ののちに下部ローラから離れるようにされている。下台
63は、前記レール1b上に立設される支柱65、66
のあいだに、アングル67を介して設置されている。ま
た前記搬送器64としては、3エアシリンダなどで駆動
させるものを用いるのが好ましい。
【0016】前記巻掛け機構Dは、回転駆動部70と、
回転ロッド71および巻掛け部72から構成されてお
り、前記回転駆動部70としては、その一端73bが支
柱66に揺動自在に支持されるエアシリンダ73を用い
ることができ、エアシリンダ73のロッド73aはリン
ク74を介して前記回転ロッド71に連結している。
【0017】この回転ロッド71は、支柱65、66に
取り付けられる軸受75に支持されており、また該回転
ロッド71の両端に前記巻掛け部72であるエアシリン
ダ76が固着されている。そして該エアシリンダ76の
ロッド76aの先端には、包装紙をタオル類に巻き掛け
るための巻き掛けるための巻掛け棒77が取り付けられ
ている。したがって、前記回転駆動部70であるエアシ
リンダ73のロッド73aを伸縮させると、リンク74
を介して回転ロッド71を回転させ、当該回転により前
記巻掛け部72であるエアシリンダ76を揺動させるよ
うにしている。
【0018】つぎに本発明の梱包機の動作を説明する。
【0019】図6に示すように、下降端にある下部加圧
体6の上に、所定量だけ送り出された包装紙Pを敷き、
その上に複数束のタオル類Tを載置する。このとき、タ
オル類Tは第1回目のバンド結束が可能となるように、
下部加圧体6の先端6aよりも少しはみ出すようにして
おく。そして最下層のタオル類T1と2番目のタオル類
T2とのあいだに包装紙Pの先端Paを差し込む。つい
で図7に示すように、送りローラを逆転させて包装紙P
を逆送りしつつ、下部加圧体6を上昇させて、下部加圧
体6と上部加圧体5とでタオル類Tを挾み、圧縮する。
そして、タオル類Tの上昇が終了する間隙に、図8に示
すように、エアシリンダ73のロッド73aを図4と図
8におけるS1位置まで伸ばす。そののち、送りローラ
を正転させて包装紙Pを所定長さだけ送り出し、ついで
図4に示されるカッタ60をロール50、51に沿って
回転走行させて包装紙Pを切断し、1枚の包装紙P1に
分断する。そして送りローラの上部ローラおよび下部ロ
ーラを離間せしめたのちに、図4と図9に示すように、
まずエアシリンダ73を駆動させてエアシリンダ76を
S2位置まで旋回させる。ついでエアシリンダ76のロ
ッド76aを縮めながら、S3位置までさらに旋回させ
る。これにより、タオル類Tに一枚の包装紙P1が巻き
掛けられる。そしてエアシリンダ76は元の位置にもど
り、つぎの梱包作業まで待機する。
【0020】つぎに図10に示すように、加圧台をバン
ド結束機8へ移動させ、ついでタオル類Tの幅を幅押え
手段Eの押え板15で押しつける。そして前述したタオ
ル類Tのはみ出し部をまずバンド80により結束する。
ついで押え板15の押しつけを緩め、加圧台を前進さ
せ、さらに押え板15で幅を押しつけ、そして加圧台を
後退し、下部加圧体6を少し引き抜いてから、バンド8
1を結束させる。再度押え板と加圧台の移動を繰り返
し、バンド結束は全部で3回行なわれる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の梱包機で
は、複数束のタオル類を圧縮したのち、包装紙を巻き掛
け、ついでバンドを結束させる梱包作業を一環して行な
うため、生産性を非常に向上させることができる。また
作業者は包装紙をタオル類に敷く作業を行なうのみであ
るから、作業が簡略化され、熟練者でなくとも簡単に梱
包作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の梱包機の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1における梱包機の一部切欠正面図である。
【図3】図1における梱包機の平面図である。
【図4】図1における梱包機の一部切欠右側図である。
【図5】図1における梱包機の一部切欠背面図である。
【図6】本発明の梱包機の動作を示す概略説明図であ
る。
【図7】本発明の梱包機の動作を示す概略説明図であ
る。
【図8】本発明の梱包機の動作を示す概略説明図であ
る。
【図9】本発明の梱包機の動作を示す概略説明図であ
る。
【図10】本発明の梱包機の動作を示す概略説明図であ
る。
【符号の説明】
1a、1b レール 2 枠組体 3 移動台 4 前面 5 上部加圧体 6 下部加圧体 7 加圧台 8 バンド結束機 A 移動機構 B 昇降機構 C 送り機構 D 巻掛け機構 E 幅押え手段 P 包装紙 T タオル類

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のレールを有する枠組体と、該一対
    のレールに沿って移動機構により案内移動される移動台
    と、該移動台に載置され、その前面の上下に配置される
    一対の加圧体のうちの下部加圧体を上下動させる昇降機
    構を有する加圧台と、前記枠組体の背面側に配置される
    包装紙を送り出すための送り機構と、当該送り出された
    包装紙を前記下部加圧台に載置される複数束のタオル類
    に巻き掛けるための巻掛け機構と、前記枠組体の前端部
    に設けられる、前記タオル類の幅面を押圧するための幅
    押え手段と、前記枠組体の前方に配置されるバンド結束
    機を備えてなることを特徴とするタオル類梱包機。
  2. 【請求項2】 前記送り機構が包装紙を切断する切断手
    段を備えてなる請求項1記載のタオル類梱包機。
JP20558295A 1995-08-11 1995-08-11 タオル類梱包機 Expired - Lifetime JP2740139B2 (ja)

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JPH0958611A (ja) 1997-03-04

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