JPH0443448Y2 - - Google Patents

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JPH0443448Y2
JPH0443448Y2 JP1985140405U JP14040585U JPH0443448Y2 JP H0443448 Y2 JPH0443448 Y2 JP H0443448Y2 JP 1985140405 U JP1985140405 U JP 1985140405U JP 14040585 U JP14040585 U JP 14040585U JP H0443448 Y2 JPH0443448 Y2 JP H0443448Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ホウレン草の柔かい葉物野菜の束に
結束用テープを巻回して両巻回端部を互いに重ね
合わせて圧着切断し結束をする自動結束装置にお
いて、傷み易い葉物野菜の束を傷めることなく平
らにして保持し、結束装置によつて圧着切断する
時などに平らにした束が位置ずれしないようにし
た整束装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、被結束物を結束用テープで自動的に結束
する装置としては、特開昭57−175515号公報(特
願昭56−61804号)に開示される技術がある。こ
の装置を第13図ないし第15図で説明すると、
被結束物Aを載せたバケツト100,101,1
02が機台103の中央部まで移動したときにス
イツチ104が検知してバケツト100,10
1,102の移動を停止させる。この時被結束物
Aは上部押え板105,106,107により上
部に押えられている。次にシリンダ装置108の
ピストンロツド108aが伸長してアーム109
を回動させ、このアーム109に張られているバ
ンド110がバケツト100,101,102上
の被結束物Aを締付けて整形する。次に、シリン
ダ装置111が作動し、上部ヘツド112が下方
へ押下げられる。このとき、ピニオンギヤ113
がラツク114によつて回わされ、カム板115
がピン116を押してレバー117の下端部を上
部ヘツド112の第15図中右方向に移動させ
る。また、水平軸118の回転はカム119に伝
達され、このカム119の回転に伴つて下部台1
20が上方へ押上げられる。このため、上部ヘツ
ド112と下部台120との間のテープ121に
はたるみが生じるが、水平軸118の回転に伴な
いテープリール122が第15図中時計回りに回
転してテープ121を巻戻すためたるみは防止さ
れる。
上部ヘツド112と下部台120とが接近する
と、テープ121の被結束物Aへの巻回端部が互
いに重ね合わせられて圧着台123と第1押圧杆
124との間で圧着され、切断刃によつて上側の
テープの巻回端近傍が切断される。このとき、テ
ープ121の切断は第1、第2テープ挾持杆12
5,126で行なわれる。そして、テープ121
は挾持位置よりも圧着台123に近い位置で切断
されるため、テープ切断端と挾持端との位置ずれ
が生じ、挾持端側の粘着面121aが露出するこ
とになる。したがつて、この粘着面121aを被
結束物A側に貼り付けるようにすることができ
る。
従来、この貼り付けを行なう自動貼着装置とし
ては、第16図で示すようなものがある。
これは、シリンダ装置127により揺動自在な
貼着アーム128の先端に枢着されているレバー
129にブラシ130が取付けられており、貼着
アーム128の移動によりブラシ130が露出し
ている粘着面121aの背面から粘着面121a
側に移動して粘着面121aを被結束物A側に貼
り付けるものである。さらに、レバー129はガ
イド板131の下面131aに当接した後はピン
132を中心としてばね133のばね力に抗して
図中反時計方向に回動変位しつつ、被結束物Aの
上面に沿つて移動するようにして、テープ端が長
く被結束物Aの上面に達する場合であつても円滑
に貼り付け処理が行なえるものである。
テープ121が切断されて結束が終了すると、
上部ヘツド112はシリンダ装置111によつて
上方に引き上げられる。これに伴つて下部台12
0が下降し、レバー117は下部台120の左方
側に移動して元の位置に復帰する。一方、アーム
109は第15図中の二点鎖線の位置に復帰し、
バケツト100,101,102は再び移動を開
始し、次のバケツト100,101,102を機
台103の中央部まで移動して、上述の結束動作
がくり返えされる。
(考案が解決しようとする問題点) 野菜等を所定の数ずつ結束する場合、その野菜
の種類により結束される形状が異なる。例えば、
ネギなどの棒状で硬い野菜では所定数を丸く集め
て結束すればよいが、ほうれん草等の葉物野菜
は、平たく結束することが望まれている。
しかしながら、従来の自動結束装置では、被結
束物を整束する手段として回動自在なアームに掛
け渡されているバンドで被結束物を締付けて行な
つているため、平たく整束することができない
上、葉物野菜などの軟弱な物には傷を付けてしま
うという問題点が生じた。
本考案は以上の問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、搬送されてきた被結束物の上方
から押圧部材を下降させて被結束物を平たくし、
その状態で確実に保持することにより結束する時
に位置ずれしないようにする整束装置を設けた自
動結束装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、以上の問題点を解決するための手段
として、被結束物を載置搬送する搬送手段と、搬
送途中の被結束物に結束用テープを巻回し巻回端
部を結束用テープに重ね合わせて圧着切断する結
束装置と、を有する自動結束装置において、 前記搬送手段による被結束物の搬送経路途中に
おける所定位置に、シリンダ装置により下降して
該被結束物を押圧し保持する押圧部材を設け、さ
らに該押圧部材にの下端に軟性多孔質材料からな
る緩衝手段を設けてなる整束装置を備えたもので
ある。
(作用) 本考案は、以上の構成としたので次の様に作用
するものである。
結束されるために搬送手段のブラケツト等に載
置され搬送されてくる被結束物が所定位置に達す
ると、上方から押圧部材が下降して被結束物を押
圧する。この時押圧部材に設けられている緩衝手
段により被結束物には大きな力がかからないよう
にし、さらに徐々に押圧部材を下降させることに
より、被結束物であるホウレン草等の葉物野菜
は、ブラケツト上で傷付けられることなく横に拡
がる。そして平たく整束された葉物野菜は、その
状態で保持され結束用テープが巻回され両巻回端
部を圧着切断する時などの結束作動時に位置ずれ
することなく確実に結束されることになる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図に基づいて
説明する。
機台1には、第3図で示すように支軸2,3,
4,5が配設され、この支軸2,3,4,5に、
それぞれ従動スプロケツト6,7,8,9が各支
軸方向に平行に2個ずつ設けられている。そし
て、このスプロケツト6,7,8,9にチエン1
0,11がそれぞれ掛け渡されている。機台1の
内部には、モータ12が設けられており、このモ
ータ12の動力は、減速機13、インデツクス1
4および伝導スプロケツト15を介して伝達チエ
ン16により支軸2に設けた伝導スプロケツト1
7に伝達される。それにより、チエン10,11
が移動するようになつている。
チエン10には、ホウレン草等の被結束物載置
用のバケツト18,18…が等間隔に取付けられ
ている。また、チエン11にもバケツト19,1
9…がバケツト18,18…と横一列に並ぶよう
に等間隔に取付けられている。バケツト18は、
被結束物Aを載置する載置面部18aと、載置面
部18aの移動方向前後端から上方に延びる前壁
18bおよび後壁18cから構成されている。バ
ケツト19も同様に載置面部19aと前壁19b
および後壁19cとで概略構成され、さらに前壁
19bと後壁19cと直交する垂直面内に縦壁2
0図が設けられている。
機台1の上部には、複数の作業者が所定量の被
結束物Aをバケツト18,19に載せることがで
きるようにバケツト18,19を露出させて移送
する部分があり、その移送方向前方には、被結束
物Aの自動結束部21が設けられている。
この自動結束部21はバケツト18,19の両
方に渡して載置した被結束物Aにバケツト18,
19の間からテープを巻回させて結束するように
するためのもので、テープ巻回装置22、被結束
物Aのバケツト18,19上の位置決め及びずれ
止めを行なう位置決め装置23、被結束物Aの結
束時の形を整えるため整束装置24、テープの圧
着切断をする結束装置25および結束後テープの
切り口を被結束物Aに貼着する貼着ローラ装置2
6から概略構成される。
テープ巻回装置22は、結束する前にあらかじ
め結束用テープ(自着性テープ、感圧性粘着テー
プ、感熱性テープ等)27を被結束物Aのほぼ周
長分だけ引出して被結束物Aに巻回するためのも
のであり、この構成を第7図および第8図を用い
て説明すると、バケツト18,19の移送方向に
ピストンロツド28aが伸縮するようにシリンダ
装置28を設け、このピストンロツド28aの先
端にガイドレール29に摺動する支持部材30を
接続し、この支持部材30の上下方向に付設した
棒状部材30a,30bに一対の案内ローラ3
1,32が回動自在に設けられている。この案内
ローラ31,32は、上下に平行に設けられてお
り、ピストンロツド28aの短縮により、バケツ
トの移送方向に移動して結束用テープ27を支持
してバケツト18およびバケツト19の間を通り
前方に押し出すようにして、テープリール33か
ら結束用テープ27を引き出すものである。また
テープリール33には、クラツチ34を介してモ
ータ35が接続されており、テープリール33か
ら結束用テープ27を引き出した後、引き出され
た部分のテープにたるみが生じないようにクラツ
チ34が適宜断続して所定のトルクでテープリー
ル33を回転させて結束用テープ27に張りを持
たせている。
次に位置決め装置23は、結束を正確にかつ見
映え良く行なうために結束時に被結束物Aの位置
決め及びずれ防止を行なう装置であり、バケツト
18,19の移送方向に対し直交方向の位置決め
は、作業者が被結束物Aをバケツト19の縦壁2
0に押し当てて載置して行なえばよいが、移送方
向には、位置決め手段がないためこの装置を設け
たものである。そしてこの位置決め装置の構成を
第1図,第2図および第6図を用いて説明する。
垂直にシリンダ装置36を設け、ピストンロツド
36aを上下に伸縮できるようにして、さらに、
このピストンロツド36aに接続部材36bを介
してワークストツパ37を設け、その先端37a
をバケツト18とバケツト19の間に出没させて
いる。そして、この先端37aには、シリコンゴ
ム38を固着して、ここに被結束物Aを当接させ
て傷付けないようにしたものである。また、この
シリンダ装置36を設けた保持部材39の前方側
にもシリンダ装置40を設けている。そして、こ
のシリンダ装置40も先端にシリコンゴム38を
設けたワークストツパ41をピストンロツド40
aの伸縮によりその先端41aをバケツト18と
バケツト19の間から出没させている。そして、
これは、後述する付着ローラ42でテープの切り
口を被結束物Aに付着する時のずれ防止を主に行
なうものである。
そして、これらのシリンダ装置36,40を設
けた保持部材39は、機台1の両側面に設けたガ
イドロツド43に摺動自在に取付けられており、
調整ネジ44を回すことによりバケツト18,1
9の移送前後方向に移動して各ワークストツパ3
7,41の突出位置の調整を行なうことができ
る。
次に、整束装置24の構成を第1図、第2図お
よび第6図を用いて説明する。バケツト18,1
9のそれぞれの上方に押圧部材45,46が設け
られており、この押圧部材45,46は支持部材
47に設けた軸受47aに摺接して上下に移動可
能に設けられている。そして、スプリング48,
49により下方に付勢されている。尚、下端に
は、スポンジ等の緩衝材50が固定されており被
結束物Aに傷を付けたりしないようになつてい
る。尚、この緩衝材50はスポンジ等の軟性多孔
質材料のほかにスプリングなどでも良く、さら
に、スポンジと押圧部材45,46の間にスプリ
ングを介在させてより柔かく押さえるようにして
も良い。また、支持部材47のバケツト18,1
9の移送前方向側にも押圧部材51,52が設け
られており、この押圧部材51,52も支持部材
47に設けた軸受47bに摺接し、スプリング5
3,54により下方に付勢されている。さらに、
下端には緩衝材55が固定されている。
この支持部材47の中央部は機台1に垂直方向
に設けられたシリンダ装置56のピストンロツド
57に固着しており、このピストンロツド57の
伸縮により支持部材47は上下に移動するもので
ある。尚、支持部材47にはガイドロツド58,
58が垂直に設けられており、このガイドロツド
58は、機台1に摺接して支持部材47が上下に
確実に移動できるようにガイドするものである。
次に、被結束物Aに結束用テープ27を巻回し
た後端部を圧着して切断する結束装置25の構成
について第11図および第12図を用いて説明す
る。この結束装置25は、上部ヘツド59と下部
台60とからなり、この上部ヘツド59および下
部台60は上下方向に対向して設けられ、そして
それぞれにシリンダ装置61,62を接続して上
下に移動自在としている。上部ヘツド59には、
結束用テープ27を切断するための切断刃63と
圧着部材64および圧着ローラ65とが設けられ
ている。この圧着部材64は、下部台60に固定
されている圧着台66を押圧して、圧着台66上
の粘着面を合わせた結束用テープ27を圧着する
もので、スプリング67を用いて圧着台66に押
圧付勢している。また、圧着ローラ65は、下部
台60に設けられているテープ保持装置68の回
転体69と係合し、テープ保持装置68を回動
し、さらに、テープ切断後のテープリール33側
の結束テープ27の端部27aを回転体69に添
着するものである。ここで下部台60には、前述
した圧着台66とテープ保持装置68とが設けら
れており、この構成を説明する。圧着台66は側
板70に固定されている。また、この側板70に
は、結束用テープ27を前述した回転体69と挾
持する挾持部材71も固定されている。さらに、
この側板には、支軸72を設けて、前述したテー
プ保持装置68を回動自在に保持している。この
テープ保持装置68は、上部に回転自在な回転体
69を設け、さらにネジリコイルスプリング73
により回転体69を挾持部材71に当接するよう
にテープ保持装置68は回転付勢されている。ま
た回転体69の側面には、テープ保持装置68に
軸着されている係合爪74が係合して回転体69
の回転を規制するための係合部75,75…が設
けられている。この係合部75,75…は、回転
体69の回転中心から同一距離で所定角度ごとに
設けられており、上部ヘツド59が下降して圧着
ローラ65が回転体69に係合し、テープ保持装
置68を挾持部材71から離間する方向に回動さ
せ、それと同時に回転体69を回転させた時に、
前述した所定角度分だけしか回転しないように係
合爪74と係合して回転体69の回転を規制する
ためのものである。
また、このように構成した装置で自動的にテー
プの圧着切断を行なう場合、被結束物Aとしてた
とえばホウレン草を結束する時に、ホウレン草の
小さな葉や泥等がテープに付かないように結束時
には常時機台1に設けたノズル76から圧搾空気
を吹き出して吹き飛ばしている。
この結束装置25で結束用テープ27を圧着切
断する場合、圧着台66に近い位置で切断するた
め、切断されたテープ端部27bは回転体69と
挾持部材71とで挾持しているテープ端部27c
と位置づれが生じ、端部27c側の粘着面が露出
することになる。
次に粘着ローラ装置26は、粘着ローラ42に
より、前述したテープ圧着切断装置25により被
結束物Aに巻回され圧着切断された結束用テープ
27の端部27cを被結束物A側に付着させるた
めのものである。そして、その構成を第9図およ
び第10図を用いて説明する。前述した整束装置
24の支持部材47に接続部材77によりシリン
ダ装置78を取り付けている。このシリンダ装置
78はバケツト18,19の移送前後方向にピス
トンロツド79を伸縮できるように取り付けられ
ている。このピストンロツド79の先端には、リ
ンク装置80が設けられており、さらに、このリ
ンク装置80の先端に貼着ローラ42が回動自在
に取り付けられている。このリンク装置80は、
図示しないスプリングにより所定の位置にもどる
ように保持されており、テープ端部27cを被結
束物A側に貼り付けるため、被結束物Aに乗り上
がると、もとの位置にもどろうとする力により適
当な押圧力がテープ端部27cにかかり貼り付け
ることができるものである。尚、機台1には変向
装置としてノズル81が設けられており、このノ
ズル81からテープ端部27cの粘着面27dの
裏面に向かつて圧搾空気が吹き出されており、こ
のテープ端部27cの粘着面27dが被結束物側
に向くようにして、貼着ローラ42で被結束物A
に確実に貼り付けられるようにしている。
以下、このように構成された自動結束機の作動
について説明する。
まず、作業者によつて所定量のホウレン草等の
被結束物Aをその一端をバケツト19の縦壁20
に当接するように載置する。そして、バケツト1
8,19がチエン10,11により間欠的に移送
され自動結束部21内に入る。そうすると入口附
近に設けられたセンサ83がバケツト18,19
上に被結束物Aが有るか無いかを確認し、有る場
合には、テープ巻回装置22を作動させる。この
作動は、シリンダ装置28のピストンロツド28
aを短縮して案内ローラ31,32を移動し、結
束用テープ27を前方に押し出すようにする。こ
のようにすると、被結束物Aに結束用テープ27
を接触することなく巻回できるためホウレン草な
どの柔かな葉物野菜でも傷を付けることがない。
続いて被結束物Aを載置したバケツト18,19
を移動する。その時、位置決め装置23のシリン
ダ装置36は、すでに作動させておき、ピストン
ロツド36aを伸長してワークストツパ37をバ
ケツト18およびバケツト19の間から突出させ
ておく。そうすると、バケツト18,19が所定
位置まで移動するまでに被結束物Aは、ワークス
トツパ37に当接してバケツト18,19の後壁
18c,19c側に押される。そしてワークスト
ツパ37と後壁18c,19cの間で位置決めさ
れる。さらに、整束装置24の押圧部材45,4
6が下降することにより、被結束物Aは、バケツ
ト18,19の載置面部18a,19a、後壁1
8c,19c、とワークストツパ37および押圧
部材45,46により四方から保持されて平たく
整束される。尚、ワークストツパ37は、結束時
の被結束物Aの位置ずれ防止の働きも有する。次
にシリンダ装置28のピストンロツド28aを伸
長して案内ローラ31,32を元の位置にもど
す。そうすると、結束用テープ27は案内ローラ
31,32から離れ、さらに、モータ35が作動
してテープリール33を回転し結束用テープ27
を巻戻す方向に引張る。それにより結束用テープ
27は被結束物Aに巻回することとなる。このよ
うに巻回された結束用テープ27は巻回端部を結
束装置25により圧着切断され被結束物Aを結束
することになる。この結束装置25は、上部ヘツ
ド59および下部台60をシリンダ装置61,6
2により上下から移動させて結束位置において結
束用テープ27を圧着切断するものである。まず
上部ヘツド59と下部台60とは、最初に圧着部
材64と圧着台66が当接して巻回した結束用テ
ープ27を圧着する。続いて圧着ローラ65が回
転体67と係合し、テープ保持装置68を回動さ
せて、回転体67と挾持部材71とで挾持してい
たテープ端部27cを解除し、同時に切断刃63
で結束用テープ27を切断する。この時切断され
たテープ端部27bよりも挾持されていたテープ
端部27cが長いためテープ端部27cの粘着面
が露出する。圧着切断が終了すると上部ヘツド5
9と下部台60は離間する方向へ移動し、それと
同時にテープ保持装置68も回動して、回転体6
9と挾持部材とで切断された結束用テープ27の
テープリール33側の端部27aを挾持する。
この圧着切断が完了すると、ワークストツパ3
7を下降し、押圧部材45,46を上昇して、被
結束物Aを載置したバケツト18,19を前方に
移動する。その時、すでにシリンダ装置40を作
動させておき、ピストンロツド40aを伸長させ
てワークストツパ41をバケツト18およびバケ
ツト19の間に位置するように突出させておく。
そしてバケツト18,19が所定位置に移動した
時に被結束物Aは、ワークストツパ41と後壁1
8c,19cとで挾持され、さらに押圧部材5
1,52を下降して上方から押圧することにより
位置決め及びずれ防止が図られる。そして、押圧
部材51,52の下降と同時に貼着ローラ装置2
6のシリンダ装置78も下降することになるが、
この時シリンダ装置78のピストンロツド79は
伸長しておく。シリンダ装置79が下降したなら
ば、ピストンロツド79が短縮して、貼着ローラ
42が被結束物Aに乗り上げ、それと同時に被結
束物Aを結束している結束用テープ27の端部2
7cの粘着面27dを被結束物A側に押圧する。
そうすると粘着面27dが貼り付いて端部27c
が貼着することとなる。尚、貼着ローラ42が移
動する前から、結束用テープ27の端部27cの
粘着面27dの裏面にノズル82から圧搾空気を
吹き付けて被結束物側に向くようにして確実に貼
着できるようにしている。
貼着ローラ42により結束用テープ27の端部
の貼着が終ると、シリンダ装置56の作動により
押圧部材51,52および貼着ローラ装置26を
上昇させ、さらにシリンダ装置40を作動させて
ワークストツパ41を下降する。そして、バケツ
ト18,19を移動して結束された被結束物Aを
搬出する。
本実施例は、押圧部材45,46と押圧部材5
1,52を搬送方向に連設し、さらに、支持部材
47を介して同一のシリンダ装置56の作動によ
り上下動するようになつている。そのため結束装
置25による圧着切断時の押さえと貼着ローラ装
置26により結束用テープの巻回端部の貼着の時
の押さえとを同時に行なうことができ自動結束装
置の高速化が図れるものである。
(考案の効果) 本考案は、搬送されてくる被結束物を上方から
押圧面に軟性多孔質材料からなる緩衝手段を有す
る押圧部材により弱い力でゆつくりと押圧するこ
とにより、ホウレン草等の軟弱な葉物野菜なども
損傷を与えることなく平たく整束することができ
る。
さらに、この状態で保持することにより結束用
テープを巻回して結束する時に位置ずれが生じる
ことがないため、確実に所望の外観形状で結束す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は、第1図で示す一実施例の作動を示す斜視
図、第3図は、第1図に示す装置を設けた自動結
束装置の正面図、第4図は、第3図の左側面図、
第5図は、第3図の−線断面図、第6図は、
第3図の−線断面図、第7図は、第3図の自
動結束装置に設けられている巻回装置を示す斜視
図、第8図は、第7図の装置の作動を示す斜視
図、第9図は、第3図の自動結束装置に設けられ
ている貼着ローラ装置を示す斜視図、第10図
は、第9図の装置の作動を示す斜視図、第11図
は、結束装置の一実施例を示す拡大図、第12図
は、第11図の作動を示す拡大図、第13図は、
従来の自動結束装置の正面図、第14図は、第1
3図の左側面図、第15図は、第13図の要部拡
大図、第16図は、従来のテープ巻回端を貼着す
る貼着装置の正面図を示す。 18,19……バケツト、45,46,51,
52……押圧部材、50,55……スポンジ、5
6……シリンダ装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被結束物を載置搬送する搬送手段と、搬送途中
    の被結束物に結束用テープを巻回し巻回端部を結
    束用テープに重ね合わせて圧着切断する結束装置
    と、を有する自動結束装置において、 前記搬送手段による被結束物の搬送経路途中に
    おける所定位置に、シリンダ装置により下降して
    被結束物を押圧し保持する押圧部材を設け、さら
    に該押圧部材の下端に軟性多孔質材料からなる緩
    衝手段を設けてなる整束装置を備えたことを特徴
    とする自動結束装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5777406A (en) * 1980-10-23 1982-05-14 Yanmar Agricult Equip Bundling machine for vegetable

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5777406A (en) * 1980-10-23 1982-05-14 Yanmar Agricult Equip Bundling machine for vegetable

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