JP3502501B2 - 長尺材端部包装袋結束装置 - Google Patents
長尺材端部包装袋結束装置Info
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Description
結束装置に関し、さらに詳しくは、所定数集束された長
尺材であるワークの端部に装着された包装袋の両側縁部
に形成された耳状余剰部を特定の挟折り手段および折畳
み手段を用いて包装袋の荷姿を良好に結束し、さらに、
長尺材の両端部に装着された包装袋が脱落するのを防止
するために、両端部に装着された包装袋同士をループ状
バンドで緊結する長尺材端部包装袋結束装置に関する。 【0002】 【従来の技術】管材や棒材等の長尺材については、輸送
や保管の利便性のために所定数ずつ結束されて処理され
るが、輸送や保管中の汚染防止や管材内部への塵埃侵入
防止等のために端部をプラスチックフィルム等の袋によ
って包装する場合が多い。このような包装の方法として
は、所定数集束した長尺材であるワークの端部に包装袋
を装着して包装袋の上からワークと一体に結束する方法
が多く用いられ、包装袋を装着する具体的方法として
は、ワークを水平方向に支持し、その水平方向に突出し
たワークの端部に、吸着パッド等を用いて開口した袋を
自動的に供給して装着する方法が用いられる(特開平7
ー96917号公報)。このような場合、包装袋の開口
部は被包装物であるワークの外周長に対して若干の余裕
がないと円滑で迅速な装着作業が行えないので、装着後
は包装袋の両側縁部に耳状余剰部が生じてしまう。この
耳状余剰部を折り畳む等の処理をしないで結束すると、
結束後に緩みが生じたり、荷姿が不良であるなどの問題
点があった。上記問題点を解決するために、余剰部分の
一方向部分を引っ張って片側部のみに余剰部分を生じさ
せ、その余剰部分を折り返し手段によって外周面に折畳
むことにより包装袋に皺や破れのない包装が可能とする
技術(特開平3ー111223号公報)や、袋状物の余
裕代分を下降するガイド棒と上昇して回動する折回し板
を用いて折回して結束する方法(特開平7ー29122
1号公報)等が開示されている。 【0003】また、これらの包装袋は結束バンド等で結
束されているが、輸送等の振動などにより結束が緩み包
装袋が脱落してしまうという問題点があった。この問題
点を解決するために、両端部の包装袋同士を接着テープ
または紐体を用いて両端部の包装袋を連結する方法が提
案されている(特開平2ー85111号公報、特開平2
ー180110号公報、特開平2ー269614号公
報)が、接着テープを人手により貼着するなど、作業性
がよくないなどの問題があった。また、作業を自動化す
る方法として、両端部に張り渡した結束帯を結束機で両
端部に結束した後、一対のシールヘッドが両端部から中
央部へ接近し、リールより繰り出す結束帯を中央部で熱
融着させて無端状ループを形成し、長尺材の両端部に装
着された包装袋同士を結束する方法も開示されている
(特開平3ー111227号公報)。しかしながら、こ
れらの技術はいずれも満足するものではなく、装置が複
雑で、かつ工程も煩雑で時間を要するために、さらなる
改良が要望されていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解決し、所定数集束された長尺材であるワーク
の端部に装着された包装袋の両側縁部に形成された耳状
余剰部を特定の挟折り手段および折畳み手段を用いて包
装袋の荷姿を良好に結束し、さらに、長尺材の両端部に
装着された包装袋の脱落を防止するために包装袋同士を
ループ状バンドで緊結する長尺材端部包装袋結束装置を
提供することである。 【0005】 【課題を解決するために手段】上記課題を技術的に解決
するための手段として、本願の発明は、所定数集束され
た長尺材であるワークの端部に装着された包装袋をワー
クと一体に結束し、さらに端部包装袋同士を緊結する装
置であって、包装袋の水平方向の両側縁部に形成される
耳状余剰部を上下方向に食い違って昇降する一対の挟み
部材で挟み折る挟折り手段と、ワークの両側からワーク
に回動する一対のアームおよびアームにより押し上げら
れてワークを抱き締めるベルトからなり、上記挟折り手
段により挟み折られた耳状余剰部を該アームおよびベル
トでワーク外周上に折り畳む折畳み手段と、アーチを周
回したループ状バンドの先端部を握持する握持部材、ル
ープ状バンドを形成するためにバンドを繰出す繰出部
材、ループ状バンドを緊締する緊締部材および緊締した
ループ状バンドを溶着する溶着部材を備え、固定フレー
ムに第1搬送機を介して移動可能に垂設された結束手段
と、固定フレームに第2搬送機を介して横行自在に設け
られた互いに近接または離反する一対のガイド手段とを
備え、前記ガイド手段は結束手段から繰出されたループ
状バンドを拡開してワーク両端部に装着された両包装袋
間に掛け渡し、前記結束手段は緊締部材の緊締動作に同
期してワーク位置に移動するように構成したことを特徴
とする長尺材端部包装袋結束装置を要旨とする。 【0006】 【0007】 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を添付図
面に基づいて説明する。図1において、1は挟折り手段
であり、図2に示すように、11は第1挟み部材、12
は第2挟み部材である。第1挟み部材11は、取付部材
13に取り付けられた一対のアームであって、取付部材
13の基端部から水平方向に伸長する部分と、その先端
から下方に傾斜した部分と、さらにその先端から水平方
向に伸長する部分とから成り立っている。第1挟み部材
11は昇降シリンダー15により昇降可能となされてお
り、取付部材13は昇降シリンダー15を介して基台1
6に立設され、ロッドシリンダー17により進退可能と
なされている。 【0009】第2挟み部材12は、取付部材18に取り
付けられた一対のアームであって、取付部材18の基端
部から水平方向に伸長する部分と、その先端から外側に
凸状をなす湾曲部分と、さらにその先端から水平方向に
伸長する部分とから成り立っている。第2挟み部材12
は昇降シリンダー20により昇降可能となされており、
取付部材18は基台16に立設され、ロッドシリンダー
17により進退可能となされている。 【0010】このようになる挟折り手段1は、ワークZ
の端部に包装袋Aが装着されると、第1挟み部材11が
耳状余剰部の基端部を降下し、第2挟み部材12が耳状
余剰部の先端部を上昇して耳状余剰部を挟み折るように
構成されている。このとき、第1挟み部材11の先端の
水平部分が包装袋Aの耳状余剰部分に当接するが、傾斜
部分および基端部の水平部分は耳状余剰部分より上方に
あり耳状余剰部分に当接しないようになされている。ま
た、第2挟み部材12は先端の水平部分が包装袋Aの耳
状余剰部分に当接するが、湾曲部分および基端部の水平
部分は耳状余剰部分より下方にあり耳状余剰部分に当接
しないようになされている。 【0011】このように第1挟み部材11と第2挟み部
材12との先端部分により耳状余剰部が挟み折られるの
で、ワークZの外周部分ではワークZ外周上に整然と挟
み折られるが、図3(イ)に示されるように、ワークZの
先端とワークZに装着された包装袋Aの底部の間は、余
剰部分が傭面を形成するため、この余剰部分を挟折って
結束を行うと良好な包装袋Aの荷姿を得ることができな
い。 【0012】ワークZの端部は、ワークZがパイプ等で
あると、パイプを接続して施工する接続部分として異形
部分を有することがあり、図3(ロ)に示すように、第2
挟み部材12の湾曲部分は異形部分の外周に当たる耳状
余剰部分に当接することなく挟み折りを行うのに好適で
ある。 【0013】図4は折畳み手段2であり、ワークZの両
側からワークZに回動する一対のアーム21およびアー
ム21により押し上げられてワークZを抱き締めるベル
ト22とからなっている。アーム21は半円弧状の湾曲
部材から形成されており、湾曲部材の一端部はシリンダ
ー23のピストンロッド24に連結され、ピストンロッ
ド24の進退により湾曲部材の一端部を支点として回動
できるようになっている。支点はワークZの下方に位置
され、一対のアーム21は支点を基端として互いに対向
してワークZの上方へ回動するように設けられている。
回動するアーム21の先端部は、水平位置を始点とし、
ワークZ上方を終点とするほぼ4半周を回動するように
なされている。また、その先端部には、回動方向と垂直
に杆体25が設けられており、ベルト22に摺動してベ
ルト22を押し上げるようにしてある。 【0014】アーム21およびシリンダー23は、可動
フレーム26に取り付けられ、可動フレーム26は装設
された第1昇降シリンダー27および第2昇降シリンダ
ーにより2段階に昇降可能となされている。 【0015】ベルト22は、ワークZの下方で、アーム
21の回動方向と平行に配置されている。ベルト22は
両端部に配設されたリール29から繰り出されて伸長自
在で、伸長されたベルト22にはリール29に内臓され
た渦巻ばねにより一定張力が付与されるようになされて
いる。 【0016】このようになるアーム21およびベルト2
2からなる折畳み手段2は、ワークZ端部に装着された
包装袋の下縁部を、第1昇降シリンダー27により可動
フレーム26に取り付けられたアーム21およびベルト
22を上昇させて押上げ、装着された包装袋の耳状余剰
部を水平に保持する。ついで、前記挟折り手段1で挟折
られた耳状余剰部分を、回動したアーム21の先端部に
設けられた杆体25がベルト22の下面を摺動して押上
げ、ベルト22は両端部から繰り出されてワークZを抱
き締める形態をなし、ワークZ外周上に折り畳んで保持
する。ついで、挟折り手段1である一対の挟み部材1
1、12を挟折り部分から離脱させ、折畳み手段2と干
渉することなく結束機で結束する。結束手段は公知の結
束機が用いられる。折畳み手段2で折り畳まれた耳状余
剰部は、挟み部材1を挟折り部分から離脱しても緩みを
生じることなく折畳み状態を保持できるので、緩むこと
のない荷姿の良好な結束が可能となる。 【0017】図5はは結束手段3であり、アーチ35を
周回したバンドB先端部を握持する握持部材31、ルー
プ状バンドRBを形成するためにバンドを繰出す繰出部
材32、ループ状バンドRBを緊締する緊締部材33お
よび緊締したループ状バンドRBを溶着するして結束す
る溶着部材34を備えた構成となっている。 【0018】握持部材31としては、アーチ35を周回
したバンドBの先端部をストッパー36に当ててリミッ
トスイッチを作動させ、クラッチを連結させカム(図示
外)を作動させてバンドBの先端を握持するものであ
る。 【0019】繰出部材32としては、フィードローラー
37およびアッパーローラー38によりバンドBを繰出
すものである。 【0020】緊締部材33としては、フィードローラー
37およびアッパーローラー38を逆回転させることに
よりバンドBを繰戻し、テンションアーム39を傾倒さ
せて緊締するものである。 【0021】溶着部材34としては、加熱ヒーター40
により加熱溶融し重合したバンドBを溶着するものであ
る。 【0022】このようになる結束手段3は、図5に示す
ように、握持部材31でバンドBの一端を握持し、繰出
部材32によりバンドBを繰り出してループ状バンドR
Bを形成し、ついでループ状バンドRBを拡開して長尺
材端部包装袋に結束した後に、緊締部材33によりルー
プ状バンドRBを緊締し、溶着部材34により溶着し、
バンドBを切断して緊結を完了するものである。 【0023】また、この結束手段3は、図6に示すよう
に、固定フレーム41に搬送機42を介して垂設されて
おり、搬送機42の移動範囲において水平方向に搬送可
能となされている。また、ネジ棒43を回転させ昇降可
能となされている。結束手段3は、ループ状バンドRB
を拡開して長尺材両端部に装着された包装袋Aに結束し
た後に、緊締部材33によりループ状バンドRBを緊締
すると同期して、結束手段3から長尺材端部包装袋Aの
一端までの両端が固定されたループ状バンドRBを弛緩
することなく緊締するワークZに近接した位置に降下し
て移動し、ループ状バンドRBを緊締可能ならしめてい
るものである。 【0024】図6において、4は固定フレーム41に搬
送機45を介して横行自在に設けられた互いに近接また
は離反する一対のガイド手段である。ガイド手段4は、
水平方向に突出するガイド棒46が横支柱47に取り付
けられ、該横支柱47の下方に、水平方向に突出するガ
イド棒48が取り付けられた横支柱49が昇降シリンダ
ー50を介して併設されている。したがって、上下に設
置されたガイド棒46、48は、互いに上下方向に近接
または離反自在となされている。 【0025】このようになるガイド手段4は、水平方向
に突出した一対のガイド棒46およびガイド棒48が結
束手段3から繰り出されたループ状バンドRBのループ
内に挿入され、ついでガイド手段4が搬送機45により
水平方向に搬送されることによりループ状バンドRBを
水平方向に拡開するとともに昇降シリンダー50により
ガイド棒48が取り付けられた横支柱49が下方に離反
してループ状バンドRBを上下方向に拡開する。その結
果、ループ状バンドRBは一対のガイド棒46および一
対のガイド棒48により4辺形に拡開される。 【0026】ループ状バンドRBと長尺材端部包装袋A
とワークZとを一体に結束する結束機は、この種の結束
に使用されている公知の結束機をそのまま用いることが
できるので、その図示および説明は省略する。 【0027】次に、以上説明した長尺材端部包装袋結束
装置の動作について、図7〜図12によって説明する。
先ず、集束されたワークZの端部に開口した包装袋Aが
装着される。装着された包装袋AはワークZの外周長よ
りも余裕を有するので、耳状余剰部が形成される。この
とき、開口部の下部縁は垂れ下がり、耳状余剰部が形成
される包装袋Aの側縁部は傾斜している(図7参照)。 【0028】ついで、ワークZに装着された包装袋Aの
下方から、折畳み手段のアーム21およびベルト22が
取り付けられた可動フレーム26が第1昇降シリンダー
により上昇し、包装袋Aの垂下した開口部を押し上げる
ことにより耳状余剰部が形成される包装袋Aの側縁部を
水平に保持するようにする。このようにして、開口部が
上下対称形となり耳状余剰部が水平となるので、挟折り
手段1により挟折りを正確に行なうことができる(図8
参照)。 【0029】次に、挟折り手段1を取り付けた取付部材
13、18をロッドシリンダー17を作動させて前方へ
移動し、第1挟み部材11が耳状余剰部の上方に、第2
挟み部材12が耳状余剰部の下方に配置される(図9参
照)。 【0030】ついで、第1挟み部材11が耳状余剰部の
基端部を上方から降下し、第2挟み部材12が耳状余剰
部の先端部を下方から上方に摺動して耳状余剰部を挟折
る(図10参照)。このとき、挟折り手段の第1挟み部
材と第2挟み部材が重ね合わされた状態で、挟み部材の
突出方向を回転軸として回転し、挟折った耳状余剰部を
ワーク外周上に折り畳むようにしてもよい。 【0031】次に、折畳み手段2を作動させ、円弧状の
アーム21を回動させてベルト22を押し上げてワーク
Zを抱締め、耳状余剰部をワークZの外周上に折り畳
む。ベルト22によりワークZを抱き締めると、第1挟
み部材11および第2挟み部材12が取り付けられた取
付部材13、18が退行し、第1挟み部材11および第
2挟み部材12は耳状余剰部分から離反する。第1挟み
部材11および第2挟み部材12が耳状余剰部から離反
しても、耳状余剰部の折畳み部分はアーム21で押し上
げられたベルト22により抱締められているのでワーク
Z上に緩むことなく折り畳まれている(図11参照)。 【0032】円弧状のアーム21を回動させてベルト2
2を押し上げてワークZを抱締め耳状余剰部をワークZ
の外周上に折り畳むとき、ワークZの外径の大小により
ベルト22が折り畳んだ耳状余剰部を抱締めることが困
難となる場合がある(図12参照)。このような場合に
は、折畳み手段2に装設された第2シリンダー28によ
りアーム21およびベルト22の位置を調節し、ベルト
22により折り畳んだ耳状余剰部を効果的に抱き締める
ことが可能なようになされている。 【0033】ついで、公知の結束機(図示外)により、
耳状余剰部が折り畳まれた包装袋AはワークZと一体に
ベルト22と干渉することなく結束される。 【0034】端部に装着された包装袋AがワークZと一
体に結束されると、次に、両端部の包装袋同士が緊結さ
れる。先ず、結束手段3において、アーチ35を所定位
置にセットし、バンドBを繰り出してアーチ35を周回
させバンドB先端部を握持し、バンドBを繰り出してル
ープ状バンドをRB形成する(図13参照)。 【0035】形成されたループ状バンドRBの4隅にガ
イド棒46、48を侵入させ、ついで、フィードローラ
ー37およびアッパーローラー38を逆回転させてルー
プ状バンドRBを緊締し仮結束を行い、アーチ35から
ループ状バンドRBを解放させ、アーチ35を離反させ
る。 【0036】次に、搬送機45により一対のガイド手段
4をワークZの両端部方向へ離反させるとともに、昇降
シリンダー50により下方ガイド棒48を降下させ、ル
ープ状バンドRBを4辺形に拡開する。4辺形を形成し
たループ状バンドRBの下辺がワークZに近接され、ル
ープ状バンドRBの下部2隅がワークZの両端部に装着
された包装袋Aに当接される(図14参照)。 【0037】ついで、ループ状バンドRB、包装袋A、
ワークZ端部を公知の結束機(図示外)を用いて一体に
結束することによりループ状バンドRBを包装袋Aに結
束する。 【0038】ループ状バンドRBを包装袋Aに結束後、
ガイド棒46、48をループ状バンドRB内から退出さ
せる。ガイド棒46、48がループ状バンドRB内から
退出すると、4点で支持されていたループ状バンドRB
は、ワークZの両端部で包装袋Aと結束された2点と結
束手段3との3点で支持される。このとき4点で支持さ
れていたループ状バンドRBは3点で支持されることと
なりループ状バンドRBは弛みを生じた状態となる(図
15参照)。 【0039】そこで、緊締部材33によりループ状バン
ドRBを繰戻し、3点で支持されたループ状バンドRB
は緊締される。フレーム41に垂下された結束手段3
は、緊締部材33によりループ状バンドRBを緊締する
と同期して、結束手段3から長尺材端部包装袋Aの一端
までの両端が固定されたループ状バンドRBを弛緩する
ことなく緊締するワークZに近接した位置に降下して移
動し、ループ状バンドRBを緊締する(図16参照)。 【0040】結束手段3が移動した後、ループ状バンド
RBはテンションアーム39により緊締される。ループ
状バンドRBが緊締されると、ループ状バンドRB重合
部は加熱ヒーター40用いた溶着部材34により溶着さ
れ、バンドBは切断されてループ状バンドRBは緊結さ
れる。 【0041】 【発明の効果】本発明は、特定の挟折り手段、折畳み手
段を用いて包装袋両側縁部の耳状余剰部を自動的に、迅
速に、挟折りおよび折畳むことにより堅固で緩みがなく
荷姿も良好である結束が可能ならしめ、さらに、結束手
段によりバンド先端部を握持しバンド基端部を繰り出し
て形成したループ状バンドを拡開して長尺材の両端部に
上方から近接させ、両端部の包装袋同士をループ状バン
ドで緊結し長尺材端部包装袋の脱落を防止するものであ
る。
る。 【図8】挟折り手段および折畳み手段動作説明図であ
る。 【図9】挟折り手段および折畳み手段動作説明図であ
る。 【図10】挟折り手段および折畳み手段動作説明図であ
る。 【図11】挟折り手段および折畳み手段動作説明図であ
る。 【図12】挟折り手段および折畳み手段動作説明図であ
る。 【図13】両端部包装袋同士緊結動作説明図である。 【図14】両端部包装袋同士緊結動作説明図である。 【図15】両端部包装袋同士緊結動作説明図である。 【図16】両端部包装袋同士緊結動作説明図である。 【符号の説明】 1 挟折り手段 2 折畳み手段 3 結束手段 4 ガイド手段 A 包装袋 Z ワーク RB ループ状バンド
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 所定数集束された長尺材であるワークの
端部に装着された包装袋をワークと一体に結束し、さら
に端部包装袋同士を緊結する装置であって、包装袋の水
平方向の両側縁部に形成される耳状余剰部を上下方向に
食い違って昇降する一対の挟み部材で挟み折る挟折り手
段と、ワークの両側からワークに回動する一対のアーム
およびアームにより押し上げられてワークを抱き締める
ベルトからなり、上記挟折り手段により挟み折られた耳
状余剰部を該アームおよびベルトでワーク外周上に折り
畳む折り畳み手段と、アーチを周回したループ状バンド
の先端部を握持する握持部材、ループ状バンドを形成す
るためにバンドを繰出す繰出部材、ループ状バンドを緊
締する緊締部材および緊締したループ状バンドを溶着す
る溶着部材を備え、固定フレームに第1搬送機を介して
移動可能に垂設された結束手段と、固定フレームに第2
搬送機を介して横行自在に設けられた互いに近接または
離反する一対のガイド手段とを備え、前記ガイド手段は
結束手段から繰出されたループ状バンドを拡開してワー
ク両端部に装着された両包装袋間に掛け渡し、前記結束
手段は緊締部材の緊締動作に同期してワーク位置に移動
するように構成したことを特徴とする長尺材端部包装袋
結束装置。
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---|---|---|---|
JP08633796A JP3502501B2 (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 長尺材端部包装袋結束装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP08633796A JP3502501B2 (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 長尺材端部包装袋結束装置 |
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Country Status (1)
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- 1996-04-09 JP JP08633796A patent/JP3502501B2/ja not_active Expired - Fee Related
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