JPH0699264B2 - ソフトな義歯ライナ− - Google Patents

ソフトな義歯ライナ−

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JPH0699264B2
JPH0699264B2 JP62500205A JP50020587A JPH0699264B2 JP H0699264 B2 JPH0699264 B2 JP H0699264B2 JP 62500205 A JP62500205 A JP 62500205A JP 50020587 A JP50020587 A JP 50020587A JP H0699264 B2 JPH0699264 B2 JP H0699264B2
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ジェトルマン,ロウエンス
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GARUFU SAUSU RISAACHI INST
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Description

【発明の詳細な説明】 承諾情報 本発明の開発は,研究承諾番号R01 DE−04814によるデ
ンタルリサーチのナショナルインスチチュートにより援
助されたものである。
発明の背景技術 取り外しのできる補欠義歯は,典型的には,噛み及び歯
科美容のために必要な人工歯を支持する硬化ポリ(メチ
ル メタクリレイト)の基板よりなる。多くの患者は硬
い義歯の耐容に困難があり,そのため,軟らかい組織の
クッションする義歯ベースに取り付けるソフトライナー
の必要がある。義歯ライナー,名目上毒性なしでアレル
ギー性なしのライナーとして有用な材料に対して多数の
基準が確立された。最良の材料は,永久に弾性があり,
不活性で,清浄可能で,基本的に非水溶性のものであ
り,低い水吸収特性と,良好な引張強度と結合強度を有
するものである。軟らかさは,快適さには望ましいが,
ライナー材料は口の軟かな組織に置き替えるように十分
に堅固なものでなければならない。そして,そのために
義歯周囲を磨くことを可能にし,組織上に潰瘍スポット
の生じなく,更に,ライナー材料は義歯ベース材料に永
久に結合できるものでなければならない。実際的な見地
から,ライニングされた義歯は歯科研究室に一般的であ
る条件或いは歯科医室にある条件下で作製できるもの
で,極端な温度,圧力条件或いは特別な装置の使用のな
いものが好適である。
いくつかのライナー材料が,有用であるに十分な以上の
基準を満足するものが提案されてきた。例えば,シリコ
ンゴム,可塑性化ポリ(メタクリレート)類,ポリウレ
タン類及び塩化ポリビニルがある。特に有用なライナー
材料は,米国特許第4,251,215号(1981年2月17日メイ
らに発行)に開示される。それは,特に良好なレジリエ
ンスと生体適合性(バイオコンパチブリテイ)特性を有
するホスホニトリル フルオロエラストマー(ポリ(フ
ルオロアルコキシ)ホスファゼンである。然し乍ら,こ
こに例示されたフルオロエラストマー ライナー材料
は,引張強度,硬度,水吸収性及び義歯ベース材料への
結合力について理論的な理想値に比べて,どこか欠点が
あることが見出された。更に,メイらの特許に説明され
る義歯形成の方法は,2段階法であり,ライナーと義歯ベ
ースは別々に硬化する必要があり,更に,強い結合剤の
使用とライナー硬化のため100℃(大気圧下での水の沸
騰点)以上の温度の使用を必要とするものである。この
従来の複合義歯の作製は,精密な装置を必要とし,平均
的な歯科医室或いは研究室で好都合に行なうことができ
ない。
このような従来技術の組成物の欠点を克服するために,
米国特許第4,432,730号(ジェトルマンら,1982年10月1
日出願,ここに参照にされた)に記載されたタイプのラ
イナー組成物が提案されている。このような歯科用ライ
ナー組成物は一般的には満足なものと証されたが,ジェ
トルマンらの特許による硬化ライナー材料は水吸収性が
口腔内で最適使用に望ましいものより高い(4〜5%w/
w)ものであった。この組成物もメチル メタクリレー
ト(MMA)モノマーを使用し,それは揮発性のもので,
従って,硬化前に制御することが困難であり,これらの
従来技術の組成物の硬度及び水吸収性は,MMAの適量に大
きく依存するものであることが見出された。従って,製
品ライナー材料の長時間にわたる寸法安定性が改良する
ために,この従来技術の歯科用ライナー材料の水吸収特
性及び付随膨潤性を低下せしめることが望ましい。
発明の概略 従って,本発明は,ホスホニトリル フルオロエラスト
マー(ポリ(フルオロアルコキシ)ホスファゼン類)に
基づく改良された義歯ライナー組成物を提供するもので
あり,それは側鎖基の架橋により硬化されると,フルオ
ロエラストマーベース材料のすぐれた弾性特性を保持
し,一方,改良された水吸収特性,硬度,引張強度,粉
砕及び調節能力と結合強度を有するものである。義歯ラ
イナー組成物は,大気圧下で100℃の温度或いはそれ以
下で硬化できる。複合義歯は,好適には形成されたライ
ナー材料そのものを硬化することにより好適に形成さ
れ,即ち,部分的に硬化できる従来の義歯ベースドウに
対して,設置され,或いは,存在する義歯を再ライニン
グするものとされる。充填義歯フラスコは,ライナーと
義歯ベースを一緒に硬化するために,義歯ベース及びラ
イナーを硬化するに適する温度の,100℃以下の温度の開
放槽に好適に漬けられる。この方法は仕上げ複合義歯の
結合強度を改善し,硫酸或いはパーフルオロ酢酸或いは
エポキシ或いはウレタン接着剤のような有害の可能性の
ある結合剤の使用がなくてすむものである。最も重要な
ものは,高い温度及び/或いは加圧される装置を使用し
ないことであり,そのために,商業的歯科用研究室或い
は歯科医室でも使用できるものである。亦,比較的に低
い温度を使用するために,存在する揮発性モノマー類の
蒸発を回避し,硬化中のライナー材料の脱水を防止す
る。蒸発すると義歯ベースとライナー中に微細孔を作
り,更に,脱水すると,目的の水性環境中での使用の前
に全義歯を再水和する必要がある。そして,脱水/再水
和の工程では,ライナー中そして基板義歯ベース中に望
ましくない寸法変化をもたらすものである。
広く,本発明の義歯ライナー組成物は,少なくとも1つ
のジー及びトリーメタクリレート架橋剤と組み合わせた
ホスホニトリル フルオロエラストマーを有し,それ
は,硬化製品ライナーの硬度を改善し,その水吸収性を
低下するものである。これらの成分は,内部浸透ポリマ
ーネットワークを供する機能を有し,それは硬度に悪影
響を与えないで引張強度を改善し,水吸収特性を低下せ
しめるものである。好適な2官能基の剤には,ジメタク
リレートグリコール エステル架橋剤,特に,製品ライ
ナーの引張強度及び結合強度を改善するポリエチレン
グリコール ジメタクリレート(PEGDMA),1,6−ヘキサ
メチレン グリコール ジメタクリレート(HGDMA),
エチレン グリコール ジメタクリレート(EGDMA),
或いはテトラエチレン グリコール ジメタクリレート
(TEGDMA)がある;そして,特に,EGDMAは硬度を増加さ
せ,硬化されていないライナーの加工性及び充填特性を
改善するものである。トリメチルプロパン トリメタク
リレート(TMP−TMA)は特に効果的な3官能基架橋剤で
ある。硬いアクリル樹脂,シリカ,Al2O3は,珪藻土或
いはBaSO4の粒子のような充填剤も含有させるに望まし
く,硬度を増加し,ドウの充填能力,硬化したライナー
の磨き特性及び調整特性を改善し,BaSO4の場合には放
射線不透過性を改善するものである。更にこの組成物は
任意に添加剤を含み,アクリル部分の内部浸透性ネット
ワークの成長により,ライナー材料の硬化を容易にする
ものであり,そのアクリル部分は,100℃或いはそれ以下
で,好適なポリホスファジン鎖と架橋し,特に,遊離ラ
ジカル開始剤としてのベンゾイル パーオキシド或いは
ラウロイル パーオキシドを含有せしめる。ラウロイル
パーオキシドは特にエラストマーを可塑化する助けに
なるので,特に有用である。次の材料は混合物として本
発明の範囲内のものである。
TMP−TMA及びEGDMAを用いるとき,40:1〜1:4のTMP−TMA/
EGDMA比率が一般的に適する。約10:1〜9:2の比率が好適
であるが,TMP−TMAに対してEGDMAを増加すると,水吸収
性が増加する。約9:2のTMP−TMA/EGDMA比率が一般的に
好適である。トリメタクリレート/ジメタクリレート比
率が比較できる程度で,他のジー及びトリー官能性のメ
タクリレート類を用いることが意図される。
通常の義歯ベースドウに,典型的には,アクリルドウ,
新鮮な充填された或いは部分的にポリ(メチルメタクリ
レート)のようなアクリルドウに適用したときに,それ
自体で硬化でき,従って,そのベースとライナーは一緒
に硬化される。そのライナーは,硬化されたベース上で
それ自体で硬化でき,典型的には,予め存在する義歯を
再ライニングするときに望ましい。この両場合に,義歯
ベースが最初にC1〜C6アルキル モノメタクリレート,
特に,メチル メタクリレート(MMA)で濡れると,ラ
イナーとベースとの接着が通常促進される。
本発明の詳細な説明 本発明のデンタルライナー組成物は,ローズ(Rose)ら
の米国特許第3,702,833及び3,888,799号に記述されたタ
イプのホスホニトリル フルオロエラストマー(ポリ
(フルオロアルコキシ)ホスファゼン類)に基づくもの
である。該ポリマーは,一般式: (但し,XはH或いはFである。nは通常1から11までで
ある。)の繰り返し単位により特徴づけられている。こ
のようなエラストマーは商業的に入手でき,ファイヤス
トーン セントラル リサーチ ラボラトリス(オハイ
オ州アークロン,ファイヤストーン パークウエイ120
0)から従来入手できる配合PNF−200,及びエチル コー
ポレイション(ベイトン ルージュ,ルイジアナ州)か
らエイベルーFとして販売され入手できるものにより例
示されるものである。この材料は, (但し,nは3,5,7,9或いは11であり,mは10,000〜50,000
である)として示され,そして熱硬化性のものと説明さ
れるものである。商業的に入手可能な配合製品,PNF−20
0(ファイヤストーン)は,次の特性を持つものと報告
されている。
色 アンバー 比重 1.75〜1.85 ムーニイ粘度 15 溶媒 ケトン類,THF,DMF ガラス転移温度 −68℃(90゜F) ジュロメーターA硬度 35〜90 引張強度 6.9〜13.8MPa(1000〜2000lbf/in2) 100%モジュラス 2.8〜13.8MPa(200〜2000lbf/in2) 伸度 75〜250% 引裂耐性 43,800N/m(250lbg/in) 好適にはフルオロエラストマーは,既知の方法で,本発
明のライナー組成物中での生体媒体使用の前にアセトン
からの抽出と凝縮により精製される。
該エラストマーは,全義歯ライナー組成物の約30重量%
〜約90%重量の量で,通常には,硬いライナー材料には
約30〜60重量%で,そして,軟らかいライナー材料には
約40%〜90%の量で用いられる。
製造者ファイヤストーンから商業的に入手できるPNF−2
00は,NaClの残査量,名目上約0.05%w/w以下の量含有す
ることに注目される。NaClの存在は配合エラストマーの
水吸収特性に悪影響を及ぼす,そして,従って,エラス
トマーがこの汚染から精製されることが重要である。こ
れは原料ガムを試薬級のアセトン(5%w/w)中に溶解
し,次に,粉体汚染物質を濾過し,次に,ゴムカードの
絞り度で脱イオン化水中に沈殿せしめることにより容易
に行なわれる。このカードを次に真空中で,一定重量に
まで乾燥する。これにより、或いは同様な処理法で,原
料ガムの水吸収特性は,著しく改善される。更に,使用
中或いは保管中の水吸収により生じる完全重合化ライナ
ー材料の膨潤は,10%KCl溶液或いは他の同様な塩溶液中
に硬化された製品を保管することにより本質的に低減で
き,或いはなくすることができる。
本発明に従って,フルオロエラストマーがジー及びトリ
ー官能基のメタクリレートの両者, 例えば,TMP−TMA,PEGDMA,HGDMA,TEGDMA,或いはEGDMAを
含む架橋剤の存在下で好適に硬化され,それらは,水吸
収性を低下し,結合強度及び引張強度を改善し,義歯ベ
ースを結合したときにライナー材料の十分な硬度及び伸
度を提供する。架橋剤はフルオロエラストマーと,全組
成物の重量に基づいて2官能基及び3官能基の架橋剤の
約5.5重量%〜25重量%の量で配合させ,好適には,約2
0重量%〜24重量%である。
本発明の1具体例において,ライナーは,ジメタクリレ
ート グリコール エステル,好適には,エチレン グ
リコール ジメタクリレート(EGDMA)を有し,ライナ
ー製品の硬度,引張強度,結合強度を改善するために,
そして,加工性及び充填特性を改善するために,TMP−TM
A及びフルオロエラストマーに配合される。一般的に言
えば,ジメタクリレート架橋剤を全組成物重量に対し
て,ソフトな製品の最低端及び強固な製品の最高端での
量に対して,約0.5%〜約20%,好適には,約2%〜約
4%(EGDMA)のものを用いる。一連のメタクリレート
架橋剤で得たフルオロエラストマーの水吸収性への効果
は,結合点に対して化学量論的に調整して得られ,表I
に示される。TMP−TMAにより,水吸収特性が著しく改善
された。
3官能基架橋剤は,水吸収性を低減し,うちわに見て
も,硬度を高め,引張強度を高めた。EGDMAのみが水吸
収特性への逆の効果があるようであるが,EGDMAと同様の
ジメタクリレート類は,加工性と充填特性を改善し,そ
して,本発明の組成物の強度を高める。
このライナー材料の機械的強度の改善と,適するソフト
さ(柔軟さ)の保持について,バランスをとる必要があ
る。
更に,本発明のライナー組成物は,精製されたフルオロ
エラストマーガムとジー及びトリー官能基架橋剤と均一
に混和される充填材も含有することができる。この充填
材を用いると,第一に,他の粉体成分とボールミル粉砕
するに好適であり、次に,粉末混合物をゴム ミル上で
フルオロエラストマーに加工する。このフルオロエラス
トマーと粉末成分を次にジー及びトリー官能性架橋剤に
配合し,滑らかで,凝固のないコンシステンシーにす
る。開始剤は,次に,アセトン中に溶解された溶液とし
て添加される。その後に,材料は密封された容器内に保
管され,好適には,冷蔵庫中などの冷所に保管する。そ
れに替えて,固体と液体の添加剤を,均一になるように
ボールミル粉砕し,そして,粉砕された添加剤をフルオ
ロエラストマーガムに混入する。
本発明の組成物において,充填粉末は,ライナーとベー
スとの間の結合強度を著しく高めるが,それは,硬化中
の,ゴムの剛化並びにこれら粉末のライナーとべース材
料との機械的インターロックによるものである。そして
充填材は更にこの組成物の加工性を改善する。粉末はビ
ーズ或いは繊維よりなるものが適当であり,粉末は義歯
ベースドウと適合し,硬化処理中に接着を促進すること
が一般的に好適である。エル デイ チャルク(L.D.Ca
ulk)カンパニー(デントスプレイ インタナショナ
ル,インク.の分社)(ミルフォード,デラウエア州)
から得られるLUCITONE199ビーズ或いは繊維は,本発明
の組成物に有用な例示のアクリル粒子である。これら粒
子は硬いグラフト化されたポリ(メチル メタクリレー
ト)樹脂から誘導され,そして,例えば,同様に得られ
るLUCTITONE199義歯ベース,グラフト化 インパクト耐
性ポリ(メチルメタクリレート)熱硬化性のもののよう
なアクリル義歯ベースドウ,と接合するに特に有用であ
る。含有できる他の充填材或いは増量材には,非常に小
さいサイズの親水性アモルファスシリカがある。これら
材料は,必要なフルオロエラストマーの量を低減し,硬
度を高め,硬化したエラストマーの研摩し,磨く能力を
改善し,そして,結合強度を改善する。これらの溶融シ
リカ充填材/増量材の2つの例は,QUSO WR−542(ピー
キュウ コープ,バレイ,ペンシルバニア)シリコン
オイルで洗浄したシリカ,及びTULLANOX500(タルコ,N
o.ビレリカ,マサチュセッツ州),トリメチル クロロ
シランで被覆されたシリカである。特に有用な充填材料
は硫酸バリウムの粒子であり,X線不透過性の歯科用ライ
ナーにでき,フラグメントを外傷の場合に患者の軟かな
組織内に呑み込み,吸入し或いは失うと,放射線検査で
検知できるようにできるものである。
ライナー組成物中に用いられる充填材材料の量は,仕上
げライナー材料の所望の硬度に従い変化するもので,こ
れは上記の米国特許第4,432,730号に説明される。ポリ
(メチルメタクリレート)粒子の多くの量(該組成物の
28重量%まで)が見出され,その結果伸度の低下になる
が,充填材の量を組成物の約10重量%以上にすると,結
合強度或いは引張強度に効果がなく,一方,仕上げ製品
の堅固さを割合により高める効果がある。従って,高分
子繊維の有用な量は,軟かな製品にするための組成物の
約0重量%から,堅い製品にするための組成物の約15重
量%までである。好適には,無機充填材の約0重量%か
ら約10重量%を,軟かな製品のために用い,約10〜12重
量%を,固い製品のために用い,どの充填材料を用いる
かに依存している。
トリメタクリレート架橋剤に加えて,歯科用ライナーに
普通含有される他の成分も,フルオロエラストマーベー
スと配合できる。特に,ライナーをより可視化できる顔
料,有機顔料、酸化鉄系顔料及びCd−S−Se顔料のよう
なものを用いることができる。
本発明の非硬化ライナーは,熱硬化性のパテのような物
質であり,少し粘着性で中程度の弾性のものである。指
圧力で容易に押し成形でき,標準的歯科用フラスコで2
0.7MPa或いは3000lbf/in2の初期圧力下で鋳造すると,
良好な流動性があり,優れた細工ができるものである。
115゜F以上の常温で,組成物は比較的に短時間の保存寿
命(2〜4日)のものである。然し乍ら,2〜7℃(34〜
45゜F)に冷蔵すると,保存寿命は無制限と計算される。
非加硫(非バルカン化)組成物を空気或いは大気湿分に
短時間晒しても,顕著な有害効果はない。試し充填から
過剰な材料を回収でき,密封容器内に再び保存し,冷蔵
し,次の使用のために取っておくことができる。
一般的に硬化処理は,開放水槽内で,8時間74℃(165゜
F)或いは1.5時間74℃(165゜F)のいずれかで行ない,
更に0.5時間100℃(212゜F)行なうと,すぐれた寸法安
定性を有するエラストマー材料が得られる。脱イオン水
中に硬化エラストマーを長く漬けると,いくらか水の取
込みがあるが,寸法変化が少しに過ぎない。脱イオン水
中に貯蔵した選択サンプルは1〜3%(w/w)水を吸収
し,次に,10%KCl溶液中に貯蔵すると,1%以下に低下す
る。硬化組成物は少しの水吸収であるが,10%KClに貯蔵
するとき,検知できる膨潤がない。
硬化後に,ライナーは,高スピードの粗切断ホイールを
用いて表面−変更加工できる。次に,ラッグホイール上
の軽石を注意深く用いて研摩できる。そのガラス転移温
度は非常に低いので,材料を冷却しても,研摩特性に影
響はない。他のゴム/基板結合材料のように操作され,
ゴム材料から堅い義歯ベースに研摩処理すべきである。
これは,すぐれた耐汚染性を有し,殆どの汚染は石鹸と
水で洗浄し,軟かい剛性ブラシで軽くこすることにより
除去できる。
本発明の複合義歯は,フルオロエラストマーを上記のよ
うな歯科用ライナー組成物の成分と配合し,得られた組
成物をウエファに圧力成形し,スペイサー除去後に慣例
の石膏鋳型フラスコん充填された義歯ベースドウに鋳込
むことにより広く形成される。この複合義歯を,次に,
熱処理し,ライナーと義歯ベースとを一緒に硬化し,ラ
イニングされた義歯を得る。例示的な処理においては,
義歯蝋引きは,通常の形態の石膏フラスコから沸騰追い
出し,新鮮な義歯ベースドウを充填する。1〜3mmのシ
リコンゴムスペイサーを鋳型空間の組織側に置き,ポリ
エチレン シート セパレータを置き,義歯ベースドウ
を伸び不足及び伸び過剰なしで製造する。74℃(165゜
F)で30〜45分間の予備硬化は義歯ベースを剛化するた
めに行なうことができ,それにより,ソフトなライナー
の充填が,フラスコ冷却後に,スペイサー除去後の義歯
ベース材料を置換するものでない。次に,メチル メタ
クリレートモノマーをブラシで義歯ベースに施し,表面
を全部濡らすと,該ライナーがそのベースに確実に結合
できるに助けとなるものである。PNFソフト ライナー
組成物のシート(通常10〜15g)を形状に切断し,次
に,該ベース材料に対して置き,フラスコを再び,薄い
ポリエチレンシート セパレイターに対して数回試し充
填を行なう。次に,義歯フラスコをセパレイターなしで
加圧下(約20.7MPa即ち3000psi.)で密閉し,そして,
複合義歯を熱処理し,そのベースとライナー材料を完全
に硬化せしめる。これは,例えば,フラスコを開放水槽
中に(大気圧下で)置き,先ず74℃(165゜F)で1.5時間
処理し,次に,100℃(212゜F)で約0.5時間まで,或いは
74℃(165゜F)で8時間処理することにより行なわれ
る。ソフトな義歯ライナーは,パーオキシドとアクリレ
ート架橋剤の付加重合化から遊離−ラジカル開始剤を通
して硬化し,それは,内部浸透し,そして,PNF分子上の
側鎖基として存在する少しの活性側基に結合する。
本発明の1つの利点においては,固いライナー材料のウ
エファをベース材料ドウ上に完全に置き,試し充填す
る,そして,胞(空洞;alveolar)うね(リッヂ;ridg
e)上のライナーの中央部分が形づけられ,切断され
る。次に,ソフトなライナー材料を,切断中央部分上に
置き,フラスコを再び試し充填する。次に,複合義歯を
熱硬化する。この具体例では,義歯周囲に固く,クリー
プ耐性で,高い強度の材料を与え,それは調整可能で,
研摩可能で,下にある軟らかい組織を適当に置き換えす
るものであり,一方,顎の骨構造上の義歯の中央にソフ
トなクッションを形成するソフトで変形可能で低い強度
の材料を与える。
本発明の他の有利な具体例は,上記に概略したと同じ方
法で前硬化し,前もって存在している義歯を再ライニン
グし,その組織に面する表面を,長い寿命のソフトな義
歯ライナーで再新化することにより古い義歯の寿命を延
ばすものである。
実施例 永久ソフト義歯ライナー処方物の製造 典型的には,ライナー組成物のバッヂを,6インチのロー
ルミルで25〜100グラムロットに製造される。次の処理
を73.1gバッヂに基づいて行なった。
粉末BaSO4及びPMMAを組合わせて数時間一緒にボールミ
ル粉砕する。次に冷ロールミル上でこれらの固体をPNF
ガムに添加し,完全に中で混和物内で切断する。次に,
これに,TMP−TMAとEGDMA及びこれらの成分を添加して,
注意深くロールし均一なものにする。
上記のものを滑らかで塊のないコンシステンシーに混合
するとき,パーオキシドを試薬級アセトン中の溶液(5
〜10mlアセトン中に0.5gのパーオキシドが典型である)
の溶液として添加する。更にアセトンを,均一化するた
めに添加できる。次にアセトンが,アセトン臭がなくな
る程度の気化になるまで,材料を粉砕する。アセトン坦
体のこの使用も,全ての成分を均一化する役目をし,ゴ
ム−富化ドメインの形成と凝集化粉末の塊形成を避け,
そして,粉砕中に配合ゴムを冷たくし,それにより,パ
ーオキシドの加熱−誘導された遊離ラジカル開始剤によ
る早期重合化を避けるものである。
得られた材料は,次に,約2mm厚,直径85mmの15〜17グ
ラムの“パテ”に成形され,サランバッグ内に密封され
る。これらの“パテ”は次に使用するまでに冷蔵庫(2
〜7℃即ち35〜45゜F)内に好適に保管される。
PMMAビーズ(LUCTONE199)は混合物を非常に滑らかに
し,鋳型に容易に充填できた。EGDMAは,性質上油性
で,全ての粉砕処理が容易にできる。物理的データはこ
の処方で以下に示すように得られた。
この実施例に従って,先ず粉末成分を互いにボールミル
粉砕し,ガム ゴムを有する冷ゴムミル上で混和され,
次に,液体成分を添加し更に混和した。最終的にはラウ
ロイル パーオキシド開始剤をアセトンの溶液に添加
し,ミル中で混和する。後者の工程はいくつかの機能を
行なうものである;a)化学的開始剤を最後の工程で添加
するが,ロール中に発生した熱により活性化されないよ
うであり;b)開始剤は完全混和を行なうために十分に溶
解される;c)アセトンはボールミル及びロールミルで生
き残り得る粉末成分の凝塊を,脱水し,粉末粒子を互い
に剥離せしめることにより,破壊する役目をし;d)全混
合物は均一化され,それにより,ゴム富化領域の可視ド
メインの形成が防止され;e)残査水を抜き出す;f)全物
質は最終混和中にアセトンを蒸発せしめることにより冷
たく保持される。最後に,全てのアセトンをミルからゴ
ムを取り出す前に蒸発せしめる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲベルト,ポウル エッチ アメリカ合衆国 フリダ州 32609 ガイ ネスビル,ノースウエスト トウエンティ ファースト アベニュー 1051番地,アパ ートメント48 (56)参考文献 米国特許4543379(US,A)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本質的にホスホニトリル フルオロエラス
    トマー及び少なくとも1つのジメタクリレート架橋剤よ
    りなるタイプの硬化性義歯ライナーにおいて、少なくと
    も1つのトリメタクリレート架橋剤を有することを特徴
    とする硬化性義歯ライナー。
  2. 【請求項2】該フルオロエラストマーは、約30重量%〜
    約90重量%の量存在し、ジメタクリレート及びトリメタ
    クリレートは、約5.5重量%〜約24重量%の全量存在す
    ることを特徴とする請求の範囲第1項のライナー。
  3. 【請求項3】該フルオロエラストマーは、一般式: (但し、nは3、5、7、9或いは11であり、mは10,0
    00〜50,000である)の繰り返し単位の複数により特徴づ
    けられることを特徴とする請求の範囲第2項のライナ
    ー。
  4. 【請求項4】更に充填材を含むことを特徴とする請求の
    範囲第1項のライナー。
  5. 【請求項5】更にラウロイル パーオキシド或いはベン
    ゾイル パーオキシドを含む遊離ラヂカル開始剤を含
    み、該組成物は大気圧下で約100℃或いはそれ以下で硬
    化できるものであることを特徴とする請求の範囲第1項
    のライナー。
  6. 【請求項6】該ジメタクリレート架橋剤はジメタクリル
    酸のグリコールエステルであり、該トリメタクリレート
    架橋剤はトリメチロールプロパントリメタクリレートで
    あることを特徴とする請求範囲第1項のライナー。
  7. 【請求項7】該ジメタクリレート架橋剤はエチレン グ
    リコール ジメタクリレートであることを特徴とする請
    求の範囲第6項のライナー。
  8. 【請求項8】エチレングリコール対トリメチロールプロ
    パン トリメタクリレートの比率が約4:1〜1:40である
    ことを特徴とする請求の範囲第7項のライナー。
  9. 【請求項9】エチレン グリコール ジメタクリレート
    は全組成物の約0.5重量%〜20重量%の量で存在し、ト
    リメチロールプロパン トリメタクリレートは全組成物
    の約5重量%〜20重量%の量存在することを特徴とする
    請求範囲第7項のライナー。
  10. 【請求項10】更に充填材を含むことを特徴とする請求
    の範囲第6項のライナー。
  11. 【請求項11】該充填材は約10%〜約12%の量で存在
    し、エチレン グリコール ジメタクリレートは約2%
    〜約4%の量で存在し、トリメチロールプロパン トリ
    メタクリレートは約18%〜20%の量存在し、その全ての
    量は該組成物の重量%で示すものであることを特徴とす
    る請求範囲第10項のライナー。
  12. 【請求項12】該充填材は硬いアクリル樹脂粒子である
    ことを特徴とする請求の範囲第6項のライナー。
  13. 【請求項13】該充填材は硫酸バリウムであることを特
    徴とする請求の範囲第6項のライナー。
  14. 【請求項14】更に顔料を含むことを特徴とする請求の
    範囲第4項のライナー。
  15. 【請求項15】ジメタクリレートは約2%〜4重量%の
    量存在し、トリメタクリレートは約18〜20重量%の量で
    存在することを特徴とする請求範囲第9項のライナー。
  16. 【請求項16】ヂュロメーター(Durometer)A硬度
    が、35〜45の範囲である請求範囲第1〜15のいずれかに
    記載のライナー。
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