JPH0698548B2 - 加工機用板材料搬入出方法 - Google Patents

加工機用板材料搬入出方法

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JPH0698548B2
JPH0698548B2 JP1195204A JP19520489A JPH0698548B2 JP H0698548 B2 JPH0698548 B2 JP H0698548B2 JP 1195204 A JP1195204 A JP 1195204A JP 19520489 A JP19520489 A JP 19520489A JP H0698548 B2 JPH0698548 B2 JP H0698548B2
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JP
Japan
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suction means
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mounting portion
circular saw
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JP1195204A
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Inventor
武 狩野
Original Assignee
株式会社大長鉄工
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属加工業界等において用いる加工機用板材
料搬入出方法に係るもので、詳しくは、丸鋸等の板材料
を研磨機等の加工機へ一枚づつ連続的に供給,取り出し
を行なって、無人により高能率で板材料の搬入出を行う
ことができる方法に関する。
(従来の技術) 従来、金属加工業界において、例えば、多数枚で大量の
丸鋸への付刃を施したり、刃先の研磨を行なったりする
加工機において、該丸鋸をその加工部への取り付けや取
り外しを行うには、専従の作業者がその都度手作業によ
り付け替えを行っていた。
(発明が解決しようとする課題) 一度に大量の丸鋸を加工するときは、作業者が加工機へ
付きっ切りでこの作業を行なわなければならないので、
重労働となって作業者への負担が大きい。
また、加工機から離れると、丸鋸の供給や取り出しがそ
の時間は作業が中断されて停滞や遅延等を起こし、連続
的な大量の加工を能率よく行なうことができない。
加工機への丸鋸の取り付けや取り外しを人為的に行なう
と、機械の損傷や過失により作業者への罹災のおそれが
有り、労務管理上大きな問題点が有する。
等の様々な欠点が有った。
本発明は、前記した問題点を解決するためになされたも
ので、丸鋸等の板材料を研磨機等の加工機へ一枚づつ連
続的に供給,取り出しを行なって、無人により高能率で
板材料の搬入出を行うことができる方法を提供すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本発明の手段は、 所定の回転軌跡を移動して同一角度で放射状の旋回腕に
取り付けられた三方の吸着手段に対して、板状の非加工
材料を間座により挟んで多数並べて収容する保持部材
と、加工機における材料取付部と、加工材料を受け取る
受取部材とを対応させ、前記したそれぞれの吸着手段が
一ピッチ正方向へ回動することにより、第一の吸着手段
が保持部材から受け取った非加工材料を材料取付部へ受
け渡し、第二の吸着手段が材料取付部より受け取った加
工材料を受取部材へ受け渡し、第三の吸着手段が保持部
材において非加工材料の間に設けた間座を受け取ると共
に、それぞれの吸着手段が一ピッチ逆方向へ回動するこ
とにより、第一の吸着手段が保持部材の非加工材料を受
け取り、第二の吸着手段が材料取付部の加工材料を受け
取り、第三の吸着手段が保持部材から受け取った間座を
受取部材へ受け渡す加工機用板材料搬入出方法にある。
(作 用) 本発明は前記した構成により下記に述べる作用を奏す
る。
同一角度で三方の放射状の旋回腕にそれぞれ吸着手段が
取り付けられているもので、それら吸着手段に対して、
保持部材と加工機における材料取付部と加工材料を受け
取る受取部材とが対応している。
すなわち、三方の旋回腕の取付角度と同一位置でかつ吸
着手段の回転軌跡上に前記した三部材が対応している。
そして、前記保持部材へ板状の非加工材料、例えば、丸
鋸をその取付用中心孔を挿嵌して、これを縦向きにし、
かつ、その一枚ずつの間に間座を挟んで多数並べて待機
させておく。
この状態で、作業の当初にあっては、まず、第一吸着手
段を操作させ、保持部材から非加工材料を受け取って吸
着保持させる。
旋回腕が正方向へ一ピッチ回動してこの吸着手段が移動
すると、その第一吸着手段が保持部材から受け取った非
加工材料を材料取付部へ受け渡すもので、受渡後は、再
び、第一吸着手段は旋回腕の逆方向への回動により保持
部材の位置へ戻り、保持部材からの非加工材料の受け渡
しを行なって保持し待機する。
また、加工機においては、取り付けられた非加工材料に
対して所定の加工を施すもので、加工が終了すると、第
二吸着手段が材料取付部より加工済の加工材料を受け取
る。
そして、旋回腕の正方向への一ピッチの回動によって、
各吸着手段が移動し、第二吸着手段が加工材料を受取部
材へ受け渡し、第三吸着手段が保持部材において非加工
材料の間に設けた間座を受け取ると共に、第一吸着手段
が材料取付部へ吸着保持している非加工材料を供給す
る。
加工機による非加工材料の加工を行なうと共に、このと
き、旋回腕の逆方向への一ピッチの回動により、それぞ
れの吸着手段が逆方向へ移動して元に戻るもので、ま
ず、第三吸着手段が保持部材から受け取った間座を受取
部材へ受け渡し、第二吸着手段が材料取付部の加工済の
材料を受け取り、第一吸着手段が保持部材からの非加工
材料を受け取り、次の材料供給の準備を行なう。
こうして、前記した旋回腕の正方向への一ピッチの回動
を行なって順次同様の操作を行えば、無人により高能率
で板材料の搬入出を行うことができる。
(実 施 例) 次に本発明に関する加工機用板材料搬入出方法の一実施
例を、図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において1は、木工用丸鋸等の板材
料2を搬入出する装置で、公知の加工機、例えば、丸鋸
2の台金に付刃を施す付刃装置や、この付刃に所定の研
削を施す研磨機等において、この丸鋸取付部aの近傍に
設けるものである。
そして、その構成は、機枠4の支持板5へ支軸6により
回転体7を回転自在に取り付けて、この支軸6にロータ
リーアクチュエーター等の駆動手段8を連係して、所定
の回転角度範囲を正逆に回転できるようにしてある。
9は回転体7の三方へ放射状で同一角度(120゜づつの
位相差)に取り付けた旋回腕で、それぞれ等長に設け
て、加工機3の丸鋸取付部aと、後記する非加工材料2
の保持部材と、加工済材料の受取部材とへ正対できるよ
うにしてある。
10a,10b,10cは第一,第二,第三の吸着手段で、旋回腕
9の外端部へ流体シリンダ等の進退手段11により、水平
移動が自在に行なわれるようにそれぞれ設けてある。
そして、進退手段11のロッド12に十字状のアーム13を取
り付け、このアーム13の長孔14に吸着パット15を、その
幅間隔や位置が調整できるように取り付けてあり、丸鋸
2の外径の変化および該丸鋸2に設けたスリットや逃が
し孔に、吸着パット15が対応したとき、吸着手段10a,10
b,10cのエアー漏れによる吸着不良を起こさないように
してある。
なお、この吸着手段10a,10b,10cは、エアーによる吸引
タイプに限定されるものではなく、図面に示してない
が、例えば、電磁石を用いて該吸着部への給電,停止に
より、丸鋸2を吸着したり離脱したりする操作を行なっ
てもよい。
16は機枠4の一側に吸着手段10a,10b,10cの旋回軌跡上
に設けた非加工材料2の保持部材で、棒状に形成して一
端を吸着手段10a(10b,10c)側に向けて開放させてあ
り、第2図に示すように、加工前の丸鋸2をその取付孔
を挿入して縦にし、多数枚並列させるもので、それぞれ
の丸鋸2の間には、該丸鋸2の付刃の干渉を避けて、該
付刃を保護する間座17を設けてある。
なお、この間座17は合成樹脂等により円板状に形成し
て、その表面には弾性を有するゴム材等を張設すること
もある。
18は保持部材に連係させた送材部材で、丸鋸2の端面に
当接する送出板19を保持部材へ挿嵌し、この送出板19へ
機枠4に取り付けた流体シリンダ20のロッド21を連結し
て、該シリンダ20によるロッド21の繰り出しにより、丸
鋸2を一枚づつ吸着手段10a(10b,10c)へ送り出す。
22は保持部材16と同様に、吸着手段10a(10b,10c)の旋
回軌跡上に設けた加工済部材の受取部材で、棒状に形成
して、一端を吸着手段10a(10b,10c)側に向けて開放さ
せてあり、第2図に示すように、加工済の丸鋸2をその
取付孔を挿入して縦にし、多数枚並列させるもので、そ
れぞれの丸鋸2の間には前記同様に間座17を設けてあ
る。
23,24は旋回腕9の位置決め手段で、加工機3の丸鋸取
付部aと、非加工材料2の保持部材16と、加工済材料2
の受取部材22とへの停止位置へ正確に吸着手段10a(10
b,10c)を対応させるもので、旋回腕9の一端部に連係
させた公知の近接スイッチを用いて、該近接スイッチ2
3,24が旋回腕9を検出したとき、駆動手段8を停止させ
る。
なお、この位置決め手段23,24は、アクチュエーター8
に連係したオートスイッチを用いてもよい。
次に、本実施例に係る方法の動作を加工機用板材料搬入
出装置1に基づいて説明する。
第一吸着手段10aにより加工前の丸鋸2を支持している
保持部材16から、丸鋸2を吸着させ、駆動手段8により
旋回腕9を回動して加工機3の丸鋸取付部aへ該第一吸
着手段10aを対応させた後、進退手段11により繰り出し
て該丸鋸取付部aへ丸鋸2を固着させる。
このとき、隣り合う次の旋回腕9における第三吸着手段
10cは、先の丸鋸2を取り外した保持部材16に対応して
いるので、この位置において、進退手段11を繰り出して
前方位置で吸着手段10cを待機させ、送材手段18により
保持部材16に支持される丸鋸2群を押し出すと、先頭の
間座17が吸着手段10cへ圧接されてこれに保持される。
間座17の保持状態で進退手段11により吸着手段10cを後
退させ、駆動手段8により旋回腕9を逆転させて、該旋
回腕9を加工済丸鋸2の受取部材22へ向かって回動させ
て該受取部材22へ正対させる。
この状態で、進退手段11を繰り出して受取部材22へ間座
17を挿入させ、その吸着を解除して、再び、吸着手段10
a,10b,10cを後退させると、一つの間座17が保持部材16
から受取部材22へ移し替えられる。
このように丸鋸2と間座17とが交互に挿嵌されて所定枚
数ストックされるもので、以下の動作は作用の欄におい
ての説明と同様である。
(発明の効果) 前述のように構成される本発明の方法は、回動される三
方の旋回腕へそれぞれ設けた吸着手段により、加工機へ
の板材料の取り付けおよび取り外しが、選択的で自動的
かつ連続的に行なえるもので、作業能率が向上すると共
に、作業を無人化することができるため、従来のよう
に、作業者不在による加工の停滞がなくなる。
作業者は定期的に装置を見回って、その点検,材料の補
充,交換を行うだけで済むため、その作業が軽減され
て、機械の損傷や作業者の過失による罹災を防止できて
作業の安全性が確保できる。
特に、三方への放射状の旋回腕に取り付けた吸着手段
を、一ピッチづつ正逆に回動する動作で、板材料が一枚
づつ取り出されて受取部材へ挿嵌され、またこの動作に
追従し、間座が一枚づつ交互に取り出されて受取部材へ
重ね設けられるので、一台の装置を用いて、板材料と間
座との移し替えが円滑でかつ簡単に行なえるものであ
る。
等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加工機用板材料搬入出方法を採用した
加工機用板材料搬入出装置の一実施例を示す正面図。第
2図は第1図における側面図である。 図において2は非加工材料.aは材料取付部.9は旋回腕.1
0,10b,10cは吸着手段.16は保持部材.17は間座.22は受取
部材.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の回転軌跡を移動して同一角度で放射
    状の旋回腕に取り付けられた三方の吸着手段に対して、
    板状の非加工材料を間座により挟んで多数並べて収容す
    る保持部材と、加工機における材料取付部と、加工材料
    を受け取る受取部材とを対応させ、前記したそれぞれの
    吸着手段が一ピッチ正方向へ回動することにより、第一
    の吸着手段が保持部材から受け取った非加工材料を材料
    取付部へ受け渡し、第二の吸着手段が材料取付部より受
    け取った加工材料を受取部材へ受け渡し、第三の吸着手
    段が保持部材において非加工材料の間に設けた間座を受
    け取ると共に、それぞれの吸着手段が一ピッチ逆方向へ
    回動することにより、第一の吸着手段が保持部材の非加
    工材料を受け取り、第二の吸着手段が材料取付部の加工
    材料を受け取り、第三の吸着手段が保持部材から受け取
    った間座を受取部材へ受け渡すことを特徴とする加工機
    用板材料搬入出方法。
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JPH0360949A JPH0360949A (ja) 1991-03-15
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JPS5418886B2 (ja) * 1972-10-10 1979-07-11
JPS62144845A (ja) * 1985-12-18 1987-06-29 Fuji Electric Co Ltd ビレツトの搬送装置

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