JPH0697821B2 - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH0697821B2
JPH0697821B2 JP1119414A JP11941489A JPH0697821B2 JP H0697821 B2 JPH0697821 B2 JP H0697821B2 JP 1119414 A JP1119414 A JP 1119414A JP 11941489 A JP11941489 A JP 11941489A JP H0697821 B2 JPH0697821 B2 JP H0697821B2
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JP
Japan
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sealing resin
stator
electric motor
case
lead wire
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JP1119414A
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JPH02299441A (ja
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則泰 堀尾
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はステータ焼損防止用の温度ヒューズを備えた
電動機に関するものである。
[従来の技術] ステータのコイルにステータ焼損防止用の温度ヒューズ
を取付けた電動機は扇風機等に広く用いられている。例
えば実開昭56−102955号公報には熱動安全器の取付けに
関する技術が開示されている。この公報に係るものは、
絶縁ケースに熱動安全器を収納し、絶縁ケースをこれに
形成された取付構造によって端子台へ取付けられる支持
リングに取付けるようになっているが、端子台の絶縁が
複雑で、部品点数も多いうえ、取付後においては熱動安
全器の定格が判読できないなどの難点があることから、
両端を封口樹脂で密閉したケース内に可溶体が封入さ
れ、両端から口出し線が延ばし出された温度ヒューズ
を、その口出し線をステータのコイルに沿って曲げた状
態で縛り糸でコイルに取付けた構成を採っているものも
ある。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来の電動機においては、口出し線をステータ
のコイルに沿って曲げる時に、ケースの両端を密閉して
いる封口樹脂に口出し線の曲げに伴う力が掛かり、封口
樹脂が破損されることがある。封口樹脂が破損され当該
部の気密性が失われると、ケース内に封入されている可
溶体の性能に誤差を生じることになり、温度ヒューズ自
体の温度特性に変動を来すことになる。
この発明はかかる従来の課題を解消するためになされた
もので、温度ヒューズの封口樹脂が取付けにおいて破損
されるようなことがなく、ステータ焼損防止機能の安定
した電動機を得ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明に係る電動機は、口出し線にはその付根まで第
1の絶縁チューブを被着させ、封口樹脂部分には上記ケ
ースと上記第1の絶縁チューブの端部分を跨ぐように第
2の絶縁チューブを被着させた温度ヒューズを、その口
出し線をステータのコイルに沿って曲げてコイルに取付
けたものである。
[作用] この発明においては、温度ヒューズの口出し線をステー
タのコイルに沿って曲げても、口出し線の付根の部分は
第1と第2の絶縁チューブが二重に被着され曲が剛性が
他の部分より高くなっているので、当該部の封口樹脂を
破損するような力は掛からないようになる。
[実施例] 第1図〜第5図はいずれも本発明の一実施例を示したも
のである。即ちステータコアー1にはコイル2が円形状
に巻装され、端子板3が取付けられている。コイル2に
は温度ヒューズ4が縛り糸5で縛り付けられ、温度ヒュ
ーズ4の両端から延び出した口出し線6はそれぞれ端子
板3の適所に電気的に接続されている。温度ヒューズ4
は、第4図に示すように両端を封口樹脂7で密閉したケ
ース8内に可溶体9が封入された構成で、取付けにあた
っては両端から延び出した口出し線6はコイル2に沿っ
て曲げられる。この温度ヒューズ4にはその口出し線6
に付根まで第1の絶縁チューブ10が被着され、さらに封
口樹脂7部分にはケース8と第1の絶縁チューブ10の端
部分を跨ぐように第1の絶縁チューブ10より径の大きい
第2の絶縁チューブ11が被着されている。第1及び第2
の各絶縁チューブ10,11はいずれも可撓性のある樹脂チ
ューブで、第1図、第2図及び第3図に示すものは、第
2の絶縁チューブ11が分割され、ケース8の中央部を除
く両端部分にケース8と第1の絶縁チューブ10の端部分
を跨ぐように取付けられている。これは温度ヒューズ4
に表示されている定格表記が取付後においても視認でき
るようにするためで、第2の絶縁チューブ11を透明なチ
ューブで構成すれば第5図に示すようにケース8全体と
第1の絶縁チューブ10の一部を被覆する一本のチューブ
とすることもできる。
上記構成の温度ヒューズ4の取付けに当たり各口出し線
6をコイル2に沿って曲げた場合、第1及び第2の絶縁
チューブ10,11が二重になって覆っている付根の部分は
曲げ剛性が他の部分より高いため、曲がらず曲げ剛性の
小さい部分で曲がることになる。従って、封口樹脂7に
は曲げ操作による力がかからず、封口樹脂7の破損が防
止されることになり、封口樹脂7が破損され当該部の気
密性が失われてケース8内に封入されている可溶体9の
性能に誤差を生じるようなことはなくなり、ステータ焼
損防止機能の安定した電動機となる。
[発明の効果] 以上、実施例による説明からも明らかなように本発明の
電動機は、温度ヒューズの口出し線をステータのコイル
に沿って曲げでも、口出し線の付根の部分は第1と第2
の絶縁チューブが二重に被着され曲げ剛性が他の部分よ
り高くなっているので、当該部の封口樹脂を破損するよ
うな力が掛からず、当該部の気密性が失われてケース内
に封入されている可溶体の性能に誤差を生じるようなこ
ともなくなり、ステータ焼損防止機能が安定したものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すステータの平面図、第
2図は同じくその要部の拡大側面図、第3図は同じくそ
の温度ヒューズの構成を示す正面図、第4図は同じく温
度ヒューズの内部構造を示す断面図、第5図は他の実施
例を示す温度ヒューズの正面図である。図において、1
はステータコアー、2はコイル、4は温度ヒューズ、6
は口出し線、7は封口樹脂、8はケース、9は可溶体、
10は第1の絶縁チューブ、11は第2の絶縁チューブであ
る。なお、図中同一符号は、同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端を封口樹脂で密閉したケース内に可溶
    体が封入され、両端から延ばし出された口出し線がステ
    ータのコイルに沿って曲げられて取付けられるステータ
    焼損防止用の温度ヒューズを備えた電動機において、そ
    の温度ヒューズの口出し線にはその付根まで第1の絶縁
    チューブを被着させ、封口樹脂部分には上記ケースと上
    記第1の絶縁チューブの端部分を跨ぐように第2の絶縁
    チューブを被着させたことを特徴とする電動機。
JP1119414A 1989-05-12 1989-05-12 電動機 Expired - Lifetime JPH0697821B2 (ja)

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JPH02299441A JPH02299441A (ja) 1990-12-11
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