JPH0697765B2 - 光多分岐通信装置 - Google Patents

光多分岐通信装置

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JPH0697765B2
JPH0697765B2 JP2150189A JP15018990A JPH0697765B2 JP H0697765 B2 JPH0697765 B2 JP H0697765B2 JP 2150189 A JP2150189 A JP 2150189A JP 15018990 A JP15018990 A JP 15018990A JP H0697765 B2 JPH0697765 B2 JP H0697765B2
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広二 堀川
博 石田
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【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、親局通信装置と複数の子局通信装置間で光ケ
ーブルを伝送路としてデータ通信を行い、光ケーブルの
途中に設けた光分岐合流器によって光信号を分岐合流し
て子局通信装置が送受信する光多分岐通信装置に関する
ものである。
B.発明の概要 本発明は、光ケーブルを二重化構成にすると共に親局通
信装置及び子局通信装置の光送受信を二重化する光多分
岐通信装置において、 子局通信装置は一対の光ケーブルから伝送されてくる光
信号を光分岐合流器とY分岐合流器の組み合わせで一つ
の信号に重畳又は二つの時系列的な信号にした後に電気
信号に変換受信し、また送信する電気信号を光信号に変
換してY分岐合流器と光分岐合流器の組み合わせで二つ
の信号に分岐して一対の光ケーブルに乗せて送信するこ
とにより、 二重化構成と同等以上のシステム信頼性を持たせ、しか
も構成が複雑化することのないようにしたものである。
C.従来の技術 光多分岐通信方式における親局通信装置(以下親局と略
称する)と子局通信装置(以下子局と略称する)間の基
本構成は第7図に示す構成にされる。親局1は内部処理
回路2によるデータ処理に子局とのデータ授受を必要と
するときに光送信器3から所定の伝送制御による光信号
を光ケーブル4に乗せ、また子局から光ケーブル4を通
して送信した信号を光受信器5で受信し、処理回路2に
取り込む。光ケーブル4はループ方式にされてn台の子
局61〜6nに結合される。各子局61〜6nは、光ケーブル4
に対してX分岐合流器になる光分岐合流器71〜7nを結合
することで光ケーブル4に乗せられた光信号を分岐して
光受信器81〜8nに受信し、また光送信器91〜9nからの光
送信信号を光ケーブルに乗せる合流を行う。光受信器及
び光送信器による電気信号は内部処理回路101〜10nに取
り込み及び受け付けがなされる。
上述の基本構成において、親局1と子局61〜6n間の信号
の授受は以下の手順で行われる。
まず、親局1から子局61〜6nの一つへの送信には、親局
1が光送信器3によって光ケーブル4に信号Aを乗せ
る。この信号Aは光ケーブル4で各子局61〜6nの光分岐
合流器71〜7nを経て各子局61〜6nに受信され、最終的に
は光受信器5に受信される。即ち、光多分岐通信方式で
はすべての子局が一つの光ケーブル4に結合され、親局
から送信した信号はすべての子局に送信される。
各子局61〜6nは親局からの信号Aを光受信器81〜8nで夫
々取り込み、処理回路101〜10nによって信号Aの内容か
ら自局宛の信号か否かを判定し、自局宛でない場合は該
信号Aを廃棄する。また、自局宛の場合には信号Aに対
する応答信号B1〜Bnを光送信器91〜9n及び光分岐合流器
71〜7nを通して光ケーブル4に乗せ、信号B1〜Bnの一つ
が親局1まで伝送される。親局では光受信器5によって
信号B1〜Bnの一つを受信し、内部処理回路2に取り込
む。
なお、親局から子局への信号Aは送信先となる子局を一
つにし、送信先の子局は親局の信号送信状態が終了した
後、親局に対して信号Bを送信する。即ち、子局は自分
の判断で親局に対して信号を送信することなく、必ず親
局から信号を受信した後の応答信号として返信する場合
に信号Bを送信する(ポーリング方式)。
D.発明が解決しようとする課題 前述の光多分岐通信方式は、光多分岐通信システムとし
ては簡単になるが、親局の光送信器又は光受信器に異常
が発生した場合や光ケーブルに断線等の異常が発生した
場合にすべての子局との送受信が不能となり、システム
ダウンに至る欠点がある。
この課題を解消するものとして、第8図に示す二重化方
式の光多分岐通信システムがある。同図は第7図の基本
構成でシステム的に弱い部分を二重化したもので、親局
1では光送信器3A,3Bと光受信器5A,5Bを設け、対となる
光送受信器に夫々光ケーブル4A,4Bを結合し、子局61〜6
nでは光ケーブル4A,4Bに対して夫々光分岐合流器7A1〜7
An、7B1〜7Bnを結合し、各光分岐合流器に対して対とな
る光受信器8A1〜8An、8B1〜8Bn及び光送信器9A1〜9An、
9B1〜9Bnを設ける。親局1と子局61〜6n間の信号授受は
前述の基本構成と同じであるが、信号の伝送ルートが二
重化されることにより二重化部分の信号処理態様が異な
る。
この信号処理は、親局1では内部処理回路2から同一の
信号を同じタイミングで光送信器3A,3Bに入力し、光ケ
ーブル4A,4Bを通して各子局61〜6nまで並列的に伝送さ
れる。各子局61〜6nでは光受信器8A1〜8An,8B1〜8Bnで
並列的に受信し、内部処理回路101〜10nによって並列の
信号を一つの信号に編集して内部処理に使用する。ま
た、各子局からの送信は内部処理回路101〜10nからの送
信信号を同一タイミングで光送信器9A1〜9An,9B1〜9Bnt
に与え、これら光送信器から光ケーブル4A,4Bを通して
並列的に送信し、親局1では光受信器5A,5Bの受信信号
を一つの信号に編集し、その上で内部処理を行う。な
お、二重化構成では光ケーブル4A,4Bに乗せる信号の流
れを逆向きになるようにして伝送する。
こうした二重化構成の伝送によれば、光送信器や光受信
器及び光ケーブルの一方の系統に故障が発生した場合に
も他方の系統による送受信機能の確保ができ、信頼性も
向上する。しかしながら、二重化構成では基本構成に比
べて親局,子局共に2倍の光送信器,光受信器及び光分
岐合流器を必要とし、また2系統の光ケーブルを必要と
し、経済性に劣る問題が残る。特に、子局の設置台数が
多い場合に子局のコストがシステム全体の経済性を悪化
させる。
本発明の目的は、二重化構成と同等以上のシステム信頼
性を持たせ、しかも構成が複雑化することのない光多分
岐通信装置を提供することにある。
E.課題を解決するための手段と作用 本発明は、前記目的を達成するため、親局通信装置と複
数の子局通信装置間で光ケーブルを伝送路としてデータ
通信を行い、光ケーブルの途中に設けた光分岐合流器に
よって光信号を分岐合流して子局通信装置が送受信する
光多分岐通信装置において、前記親局通信装置は同じ送
信信号を夫々光信号に変換する一対の光送信器及び同じ
受信光信号を夫々電気信号に変換する一対の光受信器を
備え、前記光ケーブルは前記一対の光送信器からの光信
号を夫々互いに逆方向に伝送しかつ前記一対の光受信器
に夫々受信させる二重化構成にし、前記子局通信装置は
前記二重化構成の光ケーブルに夫々結合する一対の光分
岐合流器と該一対の光分岐合流器からの受信光信号を重
畳して一つの光信号にするY分岐合流器と該一つの光信
号を電気信号に変換する一つの光受信器及び送信信号を
光信号に変換する一つの光送信器と該光送信器の光信号
を分岐して該一対の光分岐合流器に夫々与えるY分岐合
流器とを備え、親局と光ケーブルの光送受信は系統別に
行い、子局と光ケーブルの光送受信は光分岐合流器とY
分岐合流器との組み合わせによって子局内部では夫々一
対の光送受信器から二重化した光信号の送受信を行える
ようにする。
また、本発明は親局通信装置では送信信号を直接に光信
号に変換する光送信器と遅延回路を通して該送信信号を
一定時間遅延させた信号を光信号に変換する光送信器及
び同じ受信光信号を夫々電気信号に変換する一対の光受
信器を備え、子局通信装置では一対の光分岐合流器から
の受信光信号を前記遅延回路の遅延によって互いに重な
り合わないタイミングで時系列的な二つの光信号として
Y分岐合流器に取り込む構成とし、一対の光ケーブルを
通した受信信号をY分岐合流器で合流するのに時系列的
な二つの光信号とし、長距離や高速伝送とする場合に互
いに逆方向に伝送する光ケーブルの伝搬遅延時間による
受信信号のタイミングのずれ発生で合流時の波形歪みが
起きるのを無くし、二つの受信信号の合流に長距離又は
高速伝送での制約を無くすものである。
F.実施例 第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。同図が
第8図と異なる部分は、以下のとおりである。
(1a)子局61〜6nは、子局61に代表して示すように、光
信号のY分岐合流器111が設けられ、光分岐合流器7A1,Y
B1で夫々分岐した2系統の光信号を合流(重畳)して光
受信器81への光入力信号にする。
(1b)子局61〜6nは、子局61に代表して示すように、光
信号のY分岐合流器121が設けられ、光送信器91からの
光信号を2系統の光信号に分岐し、その一つの光信号を
光分岐合流器7A1への光合流信号にし、残りの一つの光
信号を光分岐合流器7B1への光合流信号にする。
(2)上述の構成になる本実施例の動作を第2図のタイ
ムチャートを参照して以下に詳細に説明する。
(2a)親局1から子局61〜6nへ信号の送信を行う場合、
まず親局1から送受信対象となる子局に対して信号を送
信する。この送信には内部処理回路2から光送信器3A,3
Bに信号A0を与え、夫々の光送信器3A,3Bからは光信号
A1,A2に変換して光ケーブル4A,4Bに乗せる。両信号A1,A
2は光ケーブル4A,4Bを互いに逆方向で伝送されて各子局
61〜6nに着信する。各子局では二つの光信号A1,A2を〜
夫々光分岐合流器7A1,7B1から内部に取り込み、Y分岐
合流器(111)によって合流した信号A3として光受信器
(81)に取り込み、光受信器81により電気信号A4変換し
て内部処理回路(101)に受信し、この信号を内部処理
回路(101)では内部処理して親局1への応答信号を作
成する。なお、光信号A1,A2はすべての子局61〜6nに送
信され、送信先子局以外の子局では内部処理回路で信号
の受信を行うが内部処理によって該信号を廃棄する。
(2b)子局61〜6nのうちの一つの子局から親局1へ応答
信号を送信する場合、親局からの信号を受信した子局
は、親局1の信号送信状態が終了した後、内部処理回路
(61)は応答信号B0を光送信器(91)に出力する。光送
信器(91)はこの入力信号を光信号に変換し、この信号
B1をY分岐合流器(121)の入力にし、Y分岐合流器(1
21)によって二つの光信号B2,B3に分岐する。これら信
号B2,B3は夫々光分岐合流器(7A1,7B1)に送られて光ケ
ーブル4A,4Bに乗せられ、該光ケーブル4A,4Bを通して親
局1に伝送される。この伝送も親局まで互いに逆方向で
行われる。親局1では光ケーブル4A,4Bからの光信号B2,
B3を夫々光受信器5A,5Bで受信し、夫々電気信号B4,B5
変換し、内部処理回路2によって一つの信号に編集して
内部処理に使用する。
(3)上述までの動作は各部が正常状態にあるときのも
ので、親局に異常が発生した場合の信号の送受信動作を
以下に詳細に説明する。
(3a)親局の光送受信器の片方の系統になる光送信器3A
及び光受信器5Aの一方又は両方に異常が発生した場合、
親局の内部処理回路2から出力される信号A0は光送信器
3Aの系統異常によって光送信器3Bのみから光ケーブル4B
を通して子局側に送信される。この信号A2は送信先子局
61と仮定すると、該子局61では光分岐合流器7B1とY分
岐合流器111を経て信号A3となり、光受信器81で受信さ
れる。この場合、信号A3は二つの信号A1とA2の重畳信号
でなく、信号A2そのものである。子局61の内部処理回路
101で信号A3を電気信号に変換した信号A4として取り込
み、親局1が正常な場合と全く同じに通常の内部処理を
行い、その応答信号を作成する。
(3b)当該子局61の内部処理回路101は応答信号B0を光
送信器91に与え、該光送信器91光信号B1に変換し、Y分
岐合流器121及び光分岐合流器7A1,7B1を通して光ケーブ
ル4A,4Bに信号B2,B3として乗せる。このとき、親局1で
は光受信器5Aが異常にあるときは信号B3のみを光受信器
5Bで受信し、この変換した信号B5のみを内部処理回路2
に取り込み、内部処理を行う。この内部処理は、信号B4
未受信となるが、親局と子局間の信号送受信のレベルで
見ると一方が正しく受信されているので親局が正常な場
合と同様の処理を行う。
(4)次に、光ケーブル4A,4Bの断線時の信号の送受信
動作を以下に詳細に説明する。
(4a)光ケーブル4A,4Bが第1図中のF部分で断線し、
親局1と子局61間で送受信する場合、親局1からの送信
信号は信号A1,A2の二つの信号として光ケーブル4A,4Bに
乗せられる。信号A1は光ケーブル4Aによって子局61まで
正常に伝送され、信号A2は光ケーブル4Bによって伝送さ
れるがF部分で断線があるため子局61では該信号A2を受
信できない。このとき、子局61では光ケーブル4A側から
の信号A1を受信するとで内部処理回路101には正常な受
信を得てその応答信号B0を作成する。
(4b)子局61からの信号B0は光送信器91で光信号B1に変
換され、Y分岐合流器121及び光分岐合流器7A1,7B1を通
して光ケーブル4A,4Bに乗せられる。このとき、信号B2
は光ケーブル4AがF部分で断線しているため該部分で消
滅するが、信号B3は光ケーブル4Bを通して親局1の光受
信器5Bまで伝送される。親局1では信号B3を変換した信
号B5のみを内部処理回路2に取り込み、内部処理を行
う。このとき、信号B4側は未受信となるが、親局と子局
間の信号送受信レベルで見ると一方の信号が正しく受信
されているため光ケーブルが正常な場合と同等の処理を
行う。
第3図は本発明の他の実施例を示す構成図である。同図
が第1図と異なる部分を説明する。親局1は遅延回路13
を設け、内部処理回路から出力した信号A0のうち光送信
器3Bへの信号を遅延回路13を通して信号A0よりも時間Ta
だけ遅らせて送信する。各子局61〜6nでは光受信信号A1
に対して信号A2が遅れて互いに重なり合わないタイミン
グでY分岐合流器111に順次取り込み、光受信器81を経
た信号A4には信号A1を変換した信号A41と信号A2を変換
した信号A42として順次内部処理回路101に取り込み、両
信号A41,A42のうち先に正常に受信した信号を正規の受
信信号として取り扱う。
本実施例の構成により、受信する信号の伝送速度及び伝
送距離の制約を無くすことができる。これを以下に詳細
に説明する。
まず、前述の第1図で示す実施例において、親局1から
の送信光信号A1,A2は光ケーブル4A,4Bを経て子局61〜6n
まで伝送され、光分岐合流器7A1,7B1によって子局内部
に取り込まれる。子局では光分岐合流器7A1,7B1の分岐
出力信号A1,A2をY分岐合流器111によって一つの信号に
まとめて信号A3として光受信器81に受け渡す。光受信器
81は信号A3を光電変換した信号A4として内部処理回路10
1に受け渡す。
このような親局−子局間の信号送受信において、親局か
ら発信された光信号を子局まで伝送する2系統の光ケー
ブル4A,4Bの長さが同じになるか又は短距離になる場合
は何ら問題ない。しかし、光ケーブル長が大幅に異なる
長距離伝送のときには、子局61〜6nに夫々着信した光信
号A1,A2間に光ケーブルの伝送遅れに伴って着信時間差
を起こす。
今、信号A1を伝送する光ケーブル4Aが親局1から子局61
までの距離l1、同様に信号A2を伝送する光ケーブル4Bの
距離l2とすると、信号A1及び信号A2の伝搬遅延時間T1,T
2は次の式で与えられる。
T1=l1×α …(1) T2=l2×α …(2) 但し、 T1;信号A1の伝搬遅延時間(sec) l1;親局から子局までの光ケーブル4Aの距離(km) T2;信号A2の伝搬遅延時間(sec) l2;親局から子局までの光ケーブル4Bの距離(km) α;光信号が光ケーブルを伝搬して行く際の単位距離当
たりの遅延時間(sec/km) 上述の(1),(2)式において、光ケーブルの距離
l1,l2は、光ケーブル4A,4Bが互いに逆方向(時計方向と
反時計方向)で各子局61〜6nまで布設されることから殆
どの子局において一致しない(l1≠l2)。従って、各子
局61〜6nでの光受信信号A1,A2は互いに異なる伝搬遅延
時間T1,T2を持って受信され、この時間差は光ケーブル
長に比例して大きくなる。この結果、2系統の信号A1,A
2を重畳するY分岐合流器111の出力は第4図に示すよう
になる。図図中、時間幅T0を持つ光信号A0は光ケーブル
4A,4Bを伝搬することで伝搬遅延時間T1,T2を持つ信号
A1,A2として子局に着信し、両信号を光パワー的に重畳
するY分岐合流器111の出力信号A3にはパワー的には階
段波形的な歪みを生じ、信号A4は元の信号A0とは異な
り、時間幅的に(T2−T1)分だけ時間幅の広い信号にな
る。
子局61〜6nの内部処理回路101は信号A4を受信して内部
の処理に利用するが、信号A4の誤差分(T2−T1)はある
限度まであったとしても信号の復号には影響しないが、
元の信号A0の時間幅T0に対してある値以上の時間幅を持
つようになると信号の復号に誤りを生じる。
上述の時間幅の誤差は短い伝送距離で低速な信号伝送の
場合には、あまり影響ないが、長距離又は高速伝送を行
う場合に制約条件になる。高速伝送では信号自体の時間
幅が小さくなるのに対して光ケーブルの伝搬遅延時間遅
れの大きさは伝送距離で決まる固定値になるため、信号
が高速になって時間幅が小さくなりかつ長距離伝送で伝
搬遅れが大きくなるにつれて、伝搬遅延時間に基づく時
間幅の誤差が信号全体に占める割合が高くなり、ある伝
送速度,伝送距離からは信号の受信不能になる。
前述の伝搬時間遅れによる制約を具体的に説明すると、
仮に子局61が親局1に最も近い位置にあるとき、光ケー
ブル4Aを伝搬して受信した信号A1の伝搬遅延時間がほぼ
零とし、光ケーブル4Bを伝搬して受信した信号A2の伝搬
遅延時間はケーブル亘長L(km)に伝搬遅延時間α=5
μs/kmを乗じた値になる。この遅延時間T2=5×Lに対
し、符号伝送速度N(1/bit)の伝送に許容符号歪みを
0.3(30%)とすると、 1bit時間×0.3>T2=5×L より、 の制約条件になる。これはN×Lが一定値以下を条件と
し、第5図に歪み30%と50%の場合を示すように、ケー
ブル亘長が長くなるほど伝送速度Nが制約されてくる。
上述の伝送速度・距離の制約を無くすため、本実施例で
は遅延回路13を設けて信号A1とA2の重なりを無くし、子
局側では信号A41,A42から正規の受信信号を得る。この
動作を以下に詳細に説明する。
親局1から子局61〜6nへの送信に際し、信号A1は直ちに
光ケーブル4Aに乗せられ、子局の光分岐合流器7A1に伝
送される。一方、信号A2は遅延回路13で遅延時間Taの遅
れを持って光ケーブル4Bに乗せられ、子局の光分岐合流
器7B1に伝送される。子局側の受信処理は、子局61で説
明すると、信号A1と信号A2をY分岐合流器111で合流さ
れる。この合流は第6図に子局内処理のタイムチャート
に示すように、信号A1とA2は遅延回路13の遅延Taによっ
て互いに重なり合わないタイミングで受信される。これ
により、信号A3は信号A1とA2の重畳信号でなく、内容的
に同じであるが時系列的に異なる二つの信号からなる。
図中、遅れ時間T1,T2は信号A1,A2が光ケーブル4A,4Bを
伝搬して行く際に受ける伝搬遅延時間を示し、仮に時間
T2が零になる子局でも伝搬遅延時間T1は信号幅T0とTaの
差(T0〜Ta)範囲内であれば信号A1とA2の重なりは避け
られる。即ち、遅延回路13による遅延時間Taは伝送速度
Nと光ケーブルの亘長Lと伝搬時間から両信号が重なり
合わない時間に設定される。
信号A3は光受信器81によって光電変換され、信号A4を得
る。この信号A4は二つの信号からなっており、前半部分
を信号E,後半部分を信号Fとすると、内部処理回路101
は信号Eを正しく受信すると親局1からの受信処理を完
了して内部処理に入り、信号Fは廃棄する。また、親局
1の故障や光ケーブルの断線等によって信号Eを正しく
受信できなかったときには信号Fを正しく受信すること
によって内部処理に入る。即ち、子局では両信号E,Fの
うち先に正常に受信した信号を正規の受信信号として取
り扱う。また、信号E,Fの一方のみを正常受信したと
き、子局は異常受信の伝送系が異常という判定・監視に
利用する。
子局61での受信処理は、前述の実施例の場合と同様にな
される。この子局から親局への送信にも光ケーブル4A,4
Bにより伝搬遅延時間T3,T4の違いが発生するが、この信
号を受信する親局1では夫々別の光受信器5A,5Bで受信
してその合流を行なわないため、歪みによる伝送速度,
距離の制約は発生せず、前述の実施例と同様の処理にな
る。
以上のように、本実施例では子局が信号A1とA2を合流し
て一つの信号にする構成において、信号A1とA2が重なり
合わないようにすることによって光ケーブルの伝搬遅延
時間による伝送速度及び伝送距離の制約を無くすことが
できる。
なお、遅延回路13の遅延時間は固定にするに限らず、遅
延時間を可変とすることで親局と子局間の信号送受信の
処理時間を調整可能とし、また信号の伝送ビットの増減
を容易にする。この場合の遅延時間Taは Ta>m÷N …(4) 但し、mは信号の伝送ビット数(bit)を満足するよう
にし、二つの信号E,Fが重なり合わないようにする。ま
た、遅延時間Taの最大側の条件は、親局から子局への送
信途中に異常が発生して信号Eが欠落した場合に処理時
間が正常時に較べてTaだけ遅れることから、装置の処理
時間から決定される。
G.発明の効果 以上のとおり、本発明によれば、二重化構成にする光多
分岐通信装置において、子局では一対の光ケーブルから
の受信光信号を光分岐合流器とY分岐合流器の組み合わ
せによって一つの光信号に変換受信し、送信光信号はY
分岐合流器と光分岐合流器の組み合わせによって一対の
光信号に分岐して一対の光ケーブルに乗せるようにした
ため、以下の効果がある。
(1)子局での光送受信器の個数を半減することがで
き、受動素子になる光分岐合流器やY分岐合流器によっ
て信頼性を高めると共に経済的にも優れる二重化構成と
なる。
(2)子局の光送受信器が半減されるにも拘わらず光ケ
ーブルの断線及び親局の光送受信器の片系統異常になる
も正常な通信機能を確保できる。
また、本発明によれば、親局から子局への一対の光信号
の送信に一方の送信信号を遅延させ、子局のY分岐合流
器での合流に互いに重なり合わない時系列的な二つの受
信光信号として合流させるようにしたため、互いに逆方
向に光伝送する光ケーブルでの伝搬遅延時間による受信
時の歪みによる伝送速度及び伝送距離の制約を無くすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は実施
例のタイムチャート、第3図は本発明の他の実施例を示
す構成図、第4図は実施例における合流時のタイムチャ
ート、第5図は伝送速度と距離の制約条件図、第6図は
他の実施例のタイムチャート、第7図は光多分岐通信方
式の基本構成図、第8図は従来の二重化方式の構成図で
ある。 1……親局通信装置、2……内部処理回路、3,3A,3B,91
……光送信器、4,4A,4B……光ケーブル、5,5A,5B,81
…光受信器、61,6n……子局通信装置、71,7n,7A1,7B1
…光分岐合流器、101,10n……内部処理回路、111,121
…Y分岐合流器、13……遅延回路。
フロントページの続き (72)発明者 藤本 敏朗 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (56)参考文献 特開 昭61−144943(JP,A) 特開 平2−86340(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親局通信装置と複数の子局通信装置間で光
    ケーブルを伝送路としてデータ通信を行い、光ケーブル
    の途中に設けた光分岐合流器によって光信号を分岐合流
    して子局通信装置が送受信する光多分岐通信装置におい
    て、前記親局通信装置は同じ送信信号を夫々光信号に変
    換する一対の光送信器及び同じ受信光信号を夫々電気信
    号に変換する一対の光受信器を備え、前記光ケーブルは
    前記一対の光送信器からの光信号を夫々互いに逆方向に
    伝送しかつ前記一対の光受信器に夫々受信させる二重化
    構成にし、前記子局通信装置は前記二重化構成の光ケー
    ブルに夫々結合する一対の光分岐合流器と該一対の光分
    岐合流器からの受信光信号を重畳して一つの光信号にす
    るY分岐合流器と該一つの光信号を前記信号に変換する
    一つの光受信器及び送信信号を光信号に変換する一つの
    光送信器と該光送信器の光信号を分岐して該一対の光分
    岐合流器に夫々与えるY分岐合流器とを備えたことを特
    徴とする光多分岐通信装置。
  2. 【請求項2】親局通信装置と複数の子局通信装置間で光
    ケーブルを伝送路としてデータ通信を行い、光ケーブル
    の途中に設けた光分岐合流器によって光信号を分岐合流
    して子局通信装置が送受信する光多分岐通信装置におい
    て、前記親局通信装置は送信信号を直接に光信号に変換
    する光送信器と遅延回路を通して該送信信号を一定時間
    遅延させた信号を光信号に変換する光送信器及び同じ受
    信光信号を夫々電気信号に変換する一対の光受信器を備
    え、前記光ケーブルは前記一対の光送信器からの光信号
    を夫々互いに逆方向に伝送しかつ前記一対の光受信器に
    夫々受信させる二重化構成にし、前記子局通信装置は前
    記二重化構成の光ケーブルに夫々結合する一対の光分岐
    合流器と該一対の光分岐合流器からの受信光信号を前記
    遅延回路の遅延によって互いに重なり合わないタイミン
    グで時系列的な二つの光信号にするY分岐合流器と該二
    つの光信号を順次電気信号に変換する一つの光受信器と
    該光受信器からの二つの電気信号のうち先に正常に受信
    した信号を正規の受信信号として取り扱う内部処理回路
    と、該内部処理回路からの送信信号を光信号に変換する
    一つの光送信器と該光送信器の光信号を分岐して該一対
    の光分岐合流器に夫々与えるY分岐合流器とを備えたこ
    とを特徴とする光多分岐通信装置。
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