JPH0697577B2 - ワイヤハーネスの製造治具 - Google Patents
ワイヤハーネスの製造治具Info
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- JPH0697577B2 JPH0697577B2 JP63206349A JP20634988A JPH0697577B2 JP H0697577 B2 JPH0697577 B2 JP H0697577B2 JP 63206349 A JP63206349 A JP 63206349A JP 20634988 A JP20634988 A JP 20634988A JP H0697577 B2 JPH0697577 B2 JP H0697577B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワイヤハーネスの製造治具の改良に関するも
のである。
のである。
第5図は従来のワイヤハーネスの製造治具を示す概観斜
視図であり、布線板A上の適宜位置に、第6図に示す電
線掛具B′をボルト止めにより配設し、該電線掛具B′
のUフォーク部19に電線21,22を配索して、ワイヤハー
ネスが所望形状に形成される。
視図であり、布線板A上の適宜位置に、第6図に示す電
線掛具B′をボルト止めにより配設し、該電線掛具B′
のUフォーク部19に電線21,22を配索して、ワイヤハー
ネスが所望形状に形成される。
該電線掛具B′は、L型のブラケット20の上部にUフォ
ーク部19を一体に形成し、ブラケット20の下部に固定用
の切欠孔9″を設けて成るものである。
ーク部19を一体に形成し、ブラケット20の下部に固定用
の切欠孔9″を設けて成るものである。
そして、何種類ものワイヤハーネスの製造に対応するた
めに、Uフォーク部19の幅P′は製造するワイヤハーネ
スの最大径Dに合わせて大きめに設定されている。
めに、Uフォーク部19の幅P′は製造するワイヤハーネ
スの最大径Dに合わせて大きめに設定されている。
しかし、それ故に、ワイヤハーネス径の小さなものにつ
いては、第7図に示す様に、ワイヤハーネスの中心がU
フォーク部19の中心に対して偏心するため、分岐線22の
長さLがa寸法だけ短くなり、ワイヤハーネスを自動車
等の配線部(図示せず)に接続しずらいという問題があ
った。
いては、第7図に示す様に、ワイヤハーネスの中心がU
フォーク部19の中心に対して偏心するため、分岐線22の
長さLがa寸法だけ短くなり、ワイヤハーネスを自動車
等の配線部(図示せず)に接続しずらいという問題があ
った。
また、第8図に示す様に、保護チューブ23を被せた分岐
線22′に対し、後嵌め端子24を追加して配線する際に、
幹線21を持ち上げてUフォーク部19より外し、保護チュ
ーブ23内に後嵌め端子24を挿通した後、再度、分岐線2
2′を元の位置にセットし直してから幹線21をUフォー
ク部19に戻すという面倒な作業をしなければならない。
線22′に対し、後嵌め端子24を追加して配線する際に、
幹線21を持ち上げてUフォーク部19より外し、保護チュ
ーブ23内に後嵌め端子24を挿通した後、再度、分岐線2
2′を元の位置にセットし直してから幹線21をUフォー
ク部19に戻すという面倒な作業をしなければならない。
そうしないと、分岐線22′の水平距離が短くなって、コ
ネクタ25を図示しない相手側コネクタに接続出来ないと
いう問題が生じる。
ネクタ25を図示しない相手側コネクタに接続出来ないと
いう問題が生じる。
さらに、上記作業後、幹線21に絶縁テープ26を巻く際
に、Uフォーク部19が邪魔になってやりにくいという問
題もあった。
に、Uフォーク部19が邪魔になってやりにくいという問
題もあった。
本発明は、上記した点に鑑み、電線を配索してワイヤハ
ーネスを製造する際に、幹線径の大小や後嵌め端子の有
無にかかわらず、分岐線の長さに違いを生じることな
く、さらに分岐線に後嵌め端子を簡単に追加出来ると共
に、その際に、幹線を簡単にテーピング出来る様な、即
ち、常に適切な寸法のワイヤハーネスを簡単に得ること
の出来る製造治具を提供することを目的とする。
ーネスを製造する際に、幹線径の大小や後嵌め端子の有
無にかかわらず、分岐線の長さに違いを生じることな
く、さらに分岐線に後嵌め端子を簡単に追加出来ると共
に、その際に、幹線を簡単にテーピング出来る様な、即
ち、常に適切な寸法のワイヤハーネスを簡単に得ること
の出来る製造治具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、支柱の先端方に
電線布線用の一対のピンを備え、該支柱を布線板上に固
定して該一対のピンの間に電線を布線するワイヤハーネ
スの製造治具において、 前記各ピンが一対の可動子に立設され、一方が正ねじ、
他方が逆ねじの水平方向の螺子軸が前記支柱に回動自在
に保持され、該一対の可動子が該螺子軸の両側に螺合さ
れ、該螺子軸に回動用のダイヤル部が設けられているこ
とを特徴とする第一の構造、及び、前記各ピンが一対の
可動子に立設され、該一対の可動子が対向するラック部
を有し、前記支柱には、該ラック部に対するピニオンが
回動自在に保持され、該ピニオンの軸に回動用のダイヤ
ル部が設けられていることを特徴とする第二の構造を採
用する。また上記の構造において、前記支柱の先端に電
線載置体が設けられ、前記一対のピンが分岐線を布線す
るべく該電線載置体から突出し、該一対のピンの間にお
いて幹線布線用の一対のピンを有する幹線掛具が該電線
載置体から突出して且つ該支柱にボルト等の固定用部材
で固定可能に設けられ、該支柱が、該幹線掛具と該固定
用部材とに対する昇降用の切欠孔を有し、該幹線掛具が
該切欠孔内に下降した状態で該幹線布線用の一対のピン
が該電線載置体よりも下方に位置する構造も有効であ
る。
電線布線用の一対のピンを備え、該支柱を布線板上に固
定して該一対のピンの間に電線を布線するワイヤハーネ
スの製造治具において、 前記各ピンが一対の可動子に立設され、一方が正ねじ、
他方が逆ねじの水平方向の螺子軸が前記支柱に回動自在
に保持され、該一対の可動子が該螺子軸の両側に螺合さ
れ、該螺子軸に回動用のダイヤル部が設けられているこ
とを特徴とする第一の構造、及び、前記各ピンが一対の
可動子に立設され、該一対の可動子が対向するラック部
を有し、前記支柱には、該ラック部に対するピニオンが
回動自在に保持され、該ピニオンの軸に回動用のダイヤ
ル部が設けられていることを特徴とする第二の構造を採
用する。また上記の構造において、前記支柱の先端に電
線載置体が設けられ、前記一対のピンが分岐線を布線す
るべく該電線載置体から突出し、該一対のピンの間にお
いて幹線布線用の一対のピンを有する幹線掛具が該電線
載置体から突出して且つ該支柱にボルト等の固定用部材
で固定可能に設けられ、該支柱が、該幹線掛具と該固定
用部材とに対する昇降用の切欠孔を有し、該幹線掛具が
該切欠孔内に下降した状態で該幹線布線用の一対のピン
が該電線載置体よりも下方に位置する構造も有効であ
る。
ダイヤル部を回動することにより、第一の構造において
は螺子軸が一体に回動し、正逆ねじにより一対の可動子
が螺子軸の中央すなわち支柱を中心として近接(ないし
離間)方向に駆動される。また第二の構造においてはピ
ニオンがラック部を駆動して一対の可動子をピニオンす
なわち支柱を中心として近接(ないし離間)方向に駆動
する。これらによりピン間隔が中心位置を変えずにワイ
ヤハーネス径と同一幅に調整される。そしてハーネス径
が異なっても幹線と治具との芯ずれが生じることがな
い。
は螺子軸が一体に回動し、正逆ねじにより一対の可動子
が螺子軸の中央すなわち支柱を中心として近接(ないし
離間)方向に駆動される。また第二の構造においてはピ
ニオンがラック部を駆動して一対の可動子をピニオンす
なわち支柱を中心として近接(ないし離間)方向に駆動
する。これらによりピン間隔が中心位置を変えずにワイ
ヤハーネス径と同一幅に調整される。そしてハーネス径
が異なっても幹線と治具との芯ずれが生じることがな
い。
また、上記構造において幹線掛具を切欠孔内に下降させ
ることにより、ワイヤハーネスが幹線布線用のピンから
開放され、幹線へのテープ巻き等の作業がスムーズ化さ
れる。さらに分岐線布線用の一対のピンの間隔が分岐線
の取り出し方向や寸法に応じて調節可能となる。
ることにより、ワイヤハーネスが幹線布線用のピンから
開放され、幹線へのテープ巻き等の作業がスムーズ化さ
れる。さらに分岐線布線用の一対のピンの間隔が分岐線
の取り出し方向や寸法に応じて調節可能となる。
第1図は本発明のワイヤハーネスの製造治具に使用する
電線掛具を示す要部断面斜視図である。
電線掛具を示す要部断面斜視図である。
即ち、該電線掛具B1は、布線板上(第5図のA)にボル
ト止めにより配設するべくL型ブラケット8の底部8aに
切欠孔9を設けると共に、該ブラケット8の支柱部8bに
高さ調整用のスライド嵌合部10を設け、固定用長孔11に
ボルト12を介して昇降スティ13を連設してある。
ト止めにより配設するべくL型ブラケット8の底部8aに
切欠孔9を設けると共に、該ブラケット8の支柱部8bに
高さ調整用のスライド嵌合部10を設け、固定用長孔11に
ボルト12を介して昇降スティ13を連設してある。
さらに、該昇降スティ13の上部には一対のピン付可動子
1a,1a′を、左右に張り出した雄螺子軸部6,6′と中央の
ダイヤル部7より成る駆動用回転子5aを介して対向して
設けてある。
1a,1a′を、左右に張り出した雄螺子軸部6,6′と中央の
ダイヤル部7より成る駆動用回転子5aを介して対向して
設けてある。
該雄螺子軸部6,6′は左右どちらか一方が逆ねじに形成
してあり、該雄螺子軸部6,6′に螺合するピン付可動子1
a,1a′の螺子噛み合わせ部3a,3a′も同様に左右対称の
逆ねじ形状を呈して、外部に対して周上の一部を臨ませ
たダイヤル部7を手指にて操作することにより、雄螺子
軸部6,6′は一体に回動し、該雄螺子軸部6,6′に螺子噛
み合わせ部3a,3a′を係合したピン付可動子1a,1a′を夫
々逆方向に左右同一移動量で駆動するから、ピン間隔P
を該ピン間隔Pの中心位置を変えることなく自在に調節
することが出来る。
してあり、該雄螺子軸部6,6′に螺合するピン付可動子1
a,1a′の螺子噛み合わせ部3a,3a′も同様に左右対称の
逆ねじ形状を呈して、外部に対して周上の一部を臨ませ
たダイヤル部7を手指にて操作することにより、雄螺子
軸部6,6′は一体に回動し、該雄螺子軸部6,6′に螺子噛
み合わせ部3a,3a′を係合したピン付可動子1a,1a′を夫
々逆方向に左右同一移動量で駆動するから、ピン間隔P
を該ピン間隔Pの中心位置を変えることなく自在に調節
することが出来る。
従って、電線を挿通部Sに隙間なく且つ治具との芯ずれ
なくセット出来るから、製造するワイヤハーネスの種類
が変わっても分岐線の長さが短くなることはない。
なくセット出来るから、製造するワイヤハーネスの種類
が変わっても分岐線の長さが短くなることはない。
この場合、該ピン付可動子1a,1a′の側面には目盛4を
刻設してあり、移動量を確認し易くなっている。
刻設してあり、移動量を確認し易くなっている。
第2図は本発明の電線掛具の他の実施例を示す要部断面
斜視図である。
斜視図である。
該電線掛具B2は、ピン付可動子1b,1b′のピン2,2′間に
電線が配索された状態においてもピン間隔Pの調整を簡
単になし得るように、ダイヤル部14の位置をピン付可動
子1b,1b′に対して下側に配設したものである。
電線が配索された状態においてもピン間隔Pの調整を簡
単になし得るように、ダイヤル部14の位置をピン付可動
子1b,1b′に対して下側に配設したものである。
即ち、該電線掛具B2の構造は、布線板上にボルト止めさ
れるL型ブラケット8′に対し、スライド自在な昇降ス
ティ17をボルト12′で固定し、該昇降スティ17の軸方向
内側に中間軸15を回動自在に設けると共に、該中間軸15
の下端にダイヤル部14を一部外部に臨ませた状態で設け
てある。
れるL型ブラケット8′に対し、スライド自在な昇降ス
ティ17をボルト12′で固定し、該昇降スティ17の軸方向
内側に中間軸15を回動自在に設けると共に、該中間軸15
の下端にダイヤル部14を一部外部に臨ませた状態で設け
てある。
そして、該中間軸15の上端にピニオンギヤ16を固設して
駆動用回転子5bを成し、該ピニオンギヤ16に噛合するラ
ック状噛み合わせ部3b,3b′を夫々の内面に有する一対
のピン付可動子1b,1b′を対向して設けてある。
駆動用回転子5bを成し、該ピニオンギヤ16に噛合するラ
ック状噛み合わせ部3b,3b′を夫々の内面に有する一対
のピン付可動子1b,1b′を対向して設けてある。
ここで、ダイヤル部14を図示イ方向に回転操作すればピ
ニオンギヤ16が一体に回転し、ラック状噛み合わせ部3
b,3b′を互いに内方向に同一変位量で移動させるから、
ピン間隔Pは該ピン間隔Pの中心位置を変えることなく
狭まり、また、ダイヤル部14を逆方向に回転すればラッ
ク状噛み合わせ部3b,3b′は互いに外方向に均一に移動
して、中心位置を変えることなくピン間隔Pを拡げるこ
とが出来る。
ニオンギヤ16が一体に回転し、ラック状噛み合わせ部3
b,3b′を互いに内方向に同一変位量で移動させるから、
ピン間隔Pは該ピン間隔Pの中心位置を変えることなく
狭まり、また、ダイヤル部14を逆方向に回転すればラッ
ク状噛み合わせ部3b,3b′は互いに外方向に均一に移動
して、中心位置を変えることなくピン間隔Pを拡げるこ
とが出来る。
従って、電線を挿通部Sに隙間なく且つ治具との芯ずれ
なくセットすることが出来る。
なくセットすることが出来る。
尚、該ダイヤル部14の外周にはチャンネルナンバー18を
刻設してあり、ピン付可動子1b,1b′の位置を設定し易
くなっている。
刻設してあり、ピン付可動子1b,1b′の位置を設定し易
くなっている。
第3図は、幹線掛具27の外側に分岐線掛腕部28を設けた
電線掛具B3の一実施例を示す斜視図であり、幹線掛具27
を昇降可能に設けると共に分岐線掛腕部28を拡狭可能に
設けて成るものである。
電線掛具B3の一実施例を示す斜視図であり、幹線掛具27
を昇降可能に設けると共に分岐線掛腕部28を拡狭可能に
設けて成るものである。
該幹線掛具27の昇降機構は、一対の幹線布線用のピンを
有するUフォーク状の幹線掛部29の底辺30に短い柱部31
を連成し、該短柱部31の固定用ボルト32の挿通孔33を設
ける一方、スティ本体34に対して、背面壁35の上端方に
該固定用ボルト32に対するねじ孔38を設けると共に、該
固定用ボルト32並びに該幹線掛具27をスライドして昇降
させるための切欠孔39,40を正面壁36と側壁37に夫々直
交して形成して成るものである。
有するUフォーク状の幹線掛部29の底辺30に短い柱部31
を連成し、該短柱部31の固定用ボルト32の挿通孔33を設
ける一方、スティ本体34に対して、背面壁35の上端方に
該固定用ボルト32に対するねじ孔38を設けると共に、該
固定用ボルト32並びに該幹線掛具27をスライドして昇降
させるための切欠孔39,40を正面壁36と側壁37に夫々直
交して形成して成るものである。
そして、該幹線掛具27を上昇させてスティ本34に該ボル
ト32で固定する際に、幹線掛部29の底辺30と略連位置に
なる電線載置体41を該スティ本34の上端に固定して設
け、該電線載置体41の内部に、分岐線掛腕部28を拡狭可
能とする駆動手段を設けてある。
ト32で固定する際に、幹線掛部29の底辺30と略連位置に
なる電線載置体41を該スティ本34の上端に固定して設
け、該電線載置体41の内部に、分岐線掛腕部28を拡狭可
能とする駆動手段を設けてある。
該駆動手段は、先の実施例(第1図)と同様に、ダイヤ
ル部42の両端に雄螺子軸部43,43′を突設して成る駆動
用回転子5cに対し、一対のピン付可動子1c,1c′を螺挿
して設けてあり、該ピン付可動子1c,1c′は該電線載置
体41の内壁面に摺接する様にして支持されている。
ル部42の両端に雄螺子軸部43,43′を突設して成る駆動
用回転子5cに対し、一対のピン付可動子1c,1c′を螺挿
して設けてあり、該ピン付可動子1c,1c′は該電線載置
体41の内壁面に摺接する様にして支持されている。
該雄螺子軸部43,43′は左右どちらか一方を逆ねじに形
成してあり、該雄螺子軸部43,43′に螺合するピン付可
動子1c,1c′の螺子噛み合わせ部3c,3c′も同様に左右対
称の逆ねじ形状を呈して、外部に対して周上の一部を臨
ませたダイヤル部42を手指にて回動操作することによっ
て、該雄螺子軸部43,43′は螺子噛み合わせ部3c,3c′に
螺合してピン付可動子1c,1c′を夫々逆方向に左右同一
移動量で駆動するから、ピン間隔P′を自在に調節する
ことが出来る。
成してあり、該雄螺子軸部43,43′に螺合するピン付可
動子1c,1c′の螺子噛み合わせ部3c,3c′も同様に左右対
称の逆ねじ形状を呈して、外部に対して周上の一部を臨
ませたダイヤル部42を手指にて回動操作することによっ
て、該雄螺子軸部43,43′は螺子噛み合わせ部3c,3c′に
螺合してピン付可動子1c,1c′を夫々逆方向に左右同一
移動量で駆動するから、ピン間隔P′を自在に調節する
ことが出来る。
該ピン付可動子1c,1c′のピン44,44′は、螺子噛み合わ
せ部3c,3c′に対してオフセットして設けてあり、内側
の幹線掛部29に対して略直線上に位置している。
せ部3c,3c′に対してオフセットして設けてあり、内側
の幹線掛部29に対して略直線上に位置している。
そして、該電線載置体41に対し、該ピン44,44′の移動
量に見合った径の長孔45,45′を設けると共に、該幹線
掛具27に対する挿通孔46を設けてある。
量に見合った径の長孔45,45′を設けると共に、該幹線
掛具27に対する挿通孔46を設けてある。
尚、前記スティ本体34を布線板上(第5図のA)に取り
付けるために、本実施例は前記の例(第1図乃至第2
図)と同様な構造のブラケットを有するものである(図
示せず)。
付けるために、本実施例は前記の例(第1図乃至第2
図)と同様な構造のブラケットを有するものである(図
示せず)。
第4図は本実施例の作用を示す斜視図である。
即ち、ワイヤハーネスの幹線21を幹線掛部29に保持させ
た状態において、該幹線21の下側に位置した(位置は場
合により異なる)分岐線22′を取り出して、該分岐線2
2′の先端に設けたコネクタ25に後嵌め端子24を接続す
る作業を示すものであり、該幹線掛具27を下方にスライ
ドさせて逃がすことにより、幹線21を持ち上げることな
く、簡単に分岐線22′を取り出すことが出来る。
た状態において、該幹線21の下側に位置した(位置は場
合により異なる)分岐線22′を取り出して、該分岐線2
2′の先端に設けたコネクタ25に後嵌め端子24を接続す
る作業を示すものであり、該幹線掛具27を下方にスライ
ドさせて逃がすことにより、幹線21を持ち上げることな
く、簡単に分岐線22′を取り出すことが出来る。
そして、後嵌め端子24を該分岐線22′の保護チューブ23
内に挿通してコネクタ25に接続した後、再度、該分岐線
22′を規定の位置(幹線21の側部)に戻すと共に、絶縁
テープ26により被覆を施す。
内に挿通してコネクタ25に接続した後、再度、該分岐線
22′を規定の位置(幹線21の側部)に戻すと共に、絶縁
テープ26により被覆を施す。
そして、該幹線掛具27を上方にスライドさせて挿通部S
に幹線21を位置させると共に、該幹線掛具27を元の位置
に固定用ボルト32で固定するが、この幹線掛具27の操作
によって、上記の作業が効率良く行われる。
に幹線21を位置させると共に、該幹線掛具27を元の位置
に固定用ボルト32で固定するが、この幹線掛具27の操作
によって、上記の作業が効率良く行われる。
さらに、該幹線掛具27の外側に分岐線掛腕部28を拡狭可
能に設けてあるから、分岐線22′の数に応じて挿通部
S′の間隔を自由に調節出来、従って、上記作業におい
て分岐線22′の取り出し方向並びに長さを指定通りに仕
上げることが出来る。
能に設けてあるから、分岐線22′の数に応じて挿通部
S′の間隔を自由に調節出来、従って、上記作業におい
て分岐線22′の取り出し方向並びに長さを指定通りに仕
上げることが出来る。
尚、本実施例の他に、幹線掛部29と分岐線掛腕部28の両
方を、第1図乃至第3図に示した駆動手段によって拡狭
可能とすることも出来る。
方を、第1図乃至第3図に示した駆動手段によって拡狭
可能とすることも出来る。
本発明によれば、請求項(1)(2)の如くに電線布線
用の一対のピンの間隔をその中心位置を変えることなく
自由に調節できるから、製造するワイヤハーネスの種類
(外径寸法)が変わっても治具を交換する必要がないと
共に、ワイヤハーネスと治具との芯ずれを生じることが
なく、分岐線の長さの変動を防止できる。これにより治
具交換の手間を省けると共に、分岐線をコネクタ接続す
る作業を容易且つ確実に行える。また、請求項(3)の
如くに幹線掛具の下降操作でワイヤハーネスの幹線が治
具から開放されるから、分岐線への後嵌め端子の追加や
幹線へのテープ巻きを容易且つ確実に行える。さらに分
岐線布線用の一対のピンの位置を自由に調節できるか
ら、分岐線の取り出し方向や長さを指定通りに正確に仕
上げることができる。
用の一対のピンの間隔をその中心位置を変えることなく
自由に調節できるから、製造するワイヤハーネスの種類
(外径寸法)が変わっても治具を交換する必要がないと
共に、ワイヤハーネスと治具との芯ずれを生じることが
なく、分岐線の長さの変動を防止できる。これにより治
具交換の手間を省けると共に、分岐線をコネクタ接続す
る作業を容易且つ確実に行える。また、請求項(3)の
如くに幹線掛具の下降操作でワイヤハーネスの幹線が治
具から開放されるから、分岐線への後嵌め端子の追加や
幹線へのテープ巻きを容易且つ確実に行える。さらに分
岐線布線用の一対のピンの位置を自由に調節できるか
ら、分岐線の取り出し方向や長さを指定通りに正確に仕
上げることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のワイヤハーネスの製造治具である電線
掛具を示す要部断面斜視図、 第2図乃至第3図は本発明の電線掛具の他の実施例を示
す要部断面斜視図、 第4図は第3図に示した電線掛具の作用説明図、 第5図は従来のワイヤハーネスの製造治具を示す概略斜
視図、 第6図は従来の電線掛具を示す斜視図、 第7図乃至第8図は従来の電線掛具の状態説明図であ
る。 A……布線板、B1〜3……電線掛具、P,P1……ピン間
隔、1a,1a′,1b,1b′,1c,1c′……ピン付可動子、2,
2′,44,44′……ピン、5a,5b,5c……駆動用回転子、21
……幹線、22,22′……分岐線、27……幹線掛具、28…
…分岐線掛腕部、29……幹線掛部。
掛具を示す要部断面斜視図、 第2図乃至第3図は本発明の電線掛具の他の実施例を示
す要部断面斜視図、 第4図は第3図に示した電線掛具の作用説明図、 第5図は従来のワイヤハーネスの製造治具を示す概略斜
視図、 第6図は従来の電線掛具を示す斜視図、 第7図乃至第8図は従来の電線掛具の状態説明図であ
る。 A……布線板、B1〜3……電線掛具、P,P1……ピン間
隔、1a,1a′,1b,1b′,1c,1c′……ピン付可動子、2,
2′,44,44′……ピン、5a,5b,5c……駆動用回転子、21
……幹線、22,22′……分岐線、27……幹線掛具、28…
…分岐線掛腕部、29……幹線掛部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−39414(JP,A) 特開 昭63−55819(JP,A) 特開 昭63−187505(JP,A) 実開 昭55−112408(JP,U) 実開 昭58−178227(JP,U) 実開 昭61−13415(JP,U) 実開 昭62−152309(JP,U) 実開 昭62−136015(JP,U) 実開 昭63−8530(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】支柱の先端方に電線布線用の一対のピンを
備え、該支柱を布線板上に固定して該一対のピンの間に
電線を布線するワイヤハーネスの製造治具において、 前記各ピンが一対の可動子に立設され、一方が正ねじ、
他方が逆ねじの水平方向の螺子軸が前記支柱に回動自在
に保持され、該一対の可動子が該螺子軸の両側に螺合さ
れ、該螺子軸に回動用のダイヤル部が設けられているこ
とを特徴とするワイヤハーネスの製造治具。 - 【請求項2】支柱の先端方に電線布線用の一対のピンを
備え、該支柱を布線板上に固定して該一対のピンの間に
電線を布線するワイヤハーネスの製造治具において、 前記各ピンが一対の可動子に立設され、該一対の可動子
が対向するラック部を有し、前記支柱には、該ラック部
に対するピニオンが回動自在に保持され、該ピニオンの
軸に回動用のダイヤル部が設けられていることを特徴と
するワイヤハーネスの製造治具。 - 【請求項3】前記支柱の先端に電線載置体が設けられ、
前記一対のピンが分岐線を布線するべく該電線載置体か
ら突出し、該一対のピンの間において幹線布線用の一対
のピンを有する幹線掛具が該電線載置体から突出して且
つ該支柱にボルト等の固定用部材で固定可能に設けら
れ、該支柱が、該幹線掛具と該固定用部材とに対する昇
降用の切欠孔を有し、該幹線掛具が該切欠孔内に下降し
た状態で該幹線布線用の一対のピンが該電線載置体より
も下方に位置することを特徴とする請求項(1)又は
(2)記載のワイヤハーネスの製造治具。
Priority Applications (1)
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JP63206349A JPH0697577B2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-08-22 | ワイヤハーネスの製造治具 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP63-119323 | 1988-05-18 | ||
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JP63206349A JPH0697577B2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-08-22 | ワイヤハーネスの製造治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0265008A JPH0265008A (ja) | 1990-03-05 |
JPH0697577B2 true JPH0697577B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=26457084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP63206349A Expired - Fee Related JPH0697577B2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-08-22 | ワイヤハーネスの製造治具 |
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-
1988
- 1988-08-22 JP JP63206349A patent/JPH0697577B2/ja not_active Expired - Fee Related
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