JPH0697537B2 - 磁気デイスク装置 - Google Patents

磁気デイスク装置

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JPH0697537B2
JPH0697537B2 JP61086350A JP8635086A JPH0697537B2 JP H0697537 B2 JPH0697537 B2 JP H0697537B2 JP 61086350 A JP61086350 A JP 61086350A JP 8635086 A JP8635086 A JP 8635086A JP H0697537 B2 JPH0697537 B2 JP H0697537B2
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JP
Japan
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spindle motor
rotation speed
drive circuit
current limiting
limiting element
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敬三 浜
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気円板にデータを記録する磁気デイスク装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図はこの種の従来の磁気デイスク装置の構成を示す
ブロツク回路図であり、特に、スピンドルモータ駆動系
統を示したものである。同図において、1枚または複数
枚の磁気円板を駆動するスピンドルモータ(1)がスピ
ンドルモータ駆動回路(2)に接続されている。このス
ピンドルモータ駆動回路(2)はトランジスタをブリツ
ジ接続したブリツジ回路と、電流制御に用いる電流検出
抵抗と、この電流検出抵抗に発生した電圧を入力してブ
リツジ回路のトランジスタを適宜選択してベース電流を
供給する制御回路とを備えているが、その詳細について
は本発明に直接関係しないので説明を省略する。なお、
スピンドルモータ(1)へ流す駆動電流の方向、通電区
間の決定および回転数の検出に必要とする回転角位置セ
ンサ(3)がスピンドルモータ(1)に付加されてい
る。この回転角位置センサ(3)としては、例えば、ホ
ール素子が使用され、その出力が回転数比較器(4)に
加えられる。回転数比較器(4)は回転角位置センサ
(3)の出力と設定により目標回転数に対応した信号を
発生する目標回転数発生器(5)の出力とを比較してそ
の偏差分をスピンドルモータ駆動回路(2)に加える。
スピンドルモータ駆動回路(2)はこの偏差分が零にな
るようにスピンドルモータ(1)を駆動する。一方、ス
ピンドルモータ駆動回路(2)は、通常、抵抗器が用い
られる電流制限素子(6)を介して、直流電源(7)に
接続され、この直流電源から必要な電力の供給を受けて
いる。
ここで、電流制限素子(6)は上記トランジスタを保護
するものであるが、その機能についてより詳しく説明す
る。
スピンドルモータ(1)が1/8馬力程度の容量を持つと
き、一相分の巻線の直流抵抗は約0.6〔Ω〕である。そ
して、電流検出抵抗の抵抗値が0.1〔Ω〕、直流電源
(7)の出力電圧が36〔V〕であつたとして、電流制限
素子(6)がないものとして起動させると次式に示す電
流が流れる。
一方、スピンドルモータ(1)を定常回転数制御、例え
ば、3600〔rpm〕になるように制御したとき、このスピ
ンドルモータ(1)への流入電流は3.4〔A〕程度であ
る。このように、起動時と定常時とで流入電流の比が大
きいことは、スピンドルモータ駆動回路(2)に極めて
大きな負担がかかることにほかならず、とりわけ、最終
段に大電力トランジスタを用いなければならないことか
ら、その分だけ装置価格が高騰する。したがつて、電流
制限素子(6)はこれを避けるために設けられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように構成された従来の磁気デイスク装置にあつ
ては、電流制限素子(6)を設けることによつてスピン
ドルモータ駆動回路(2)の価格性能比を改善し得た
が、この電流制限素子(6)は負荷としてのスピンドル
モータ駆動回路(2)と直列に接続されているためにこ
こで無駄な電力が消費され、その分だけ電源の使用効率
が低下するという問題点があつた。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、電源の使用効率を大幅に向上させることのできる磁
気デイスク装置の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る磁気デイスク装置は、前記スピンドルモ
ータの起動時からスピンドルモータの単位時間あたりの
回転数を継続して検出する回転数検出手段と、前記スピ
ンドルモータの定常時の単位時間あたりの回転数よりも
小さい回転数を所定値としてあらかじめ記憶する記憶手
段と、回転数検出手段により継続して検出されたスピン
ドルモータの単位時間の回転数と記憶手段に記憶した所
定値を継続して比較し、前記スピンドルモータの単位時
間あたりの回転数が記憶手段に記憶した所定値を超えた
とき信号を発生する判定器と、この判定器が信号を出力
したときスピンドルモータ駆動回路を保護する電流制限
素子を短絡する開閉器とを備えたことを特徴とするもの
である。
〔作用〕
この発明においては、回転数検出手段が起動時から継続
してスピンドルモータの単位時間あたりの回転数を検出
し、スピンドルモータの単位時間あたりの回転数が所定
値に到達したことを判定器が判定すると、開閉器がこれ
に応動して電流制限素子を短絡させ、起動時を除けば直
流電源出力が全てスピンドルモータ駆動回路に供給され
るようにすることによつて電源の使用効率を大幅に向上
させる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロツク回路
図であり、従来装置を示す第3図と同一の符号を付した
ものはそれぞれ同一の要素を示している。そして、スピ
ンドルモータ(1)の単位時間あたりの回転数が所定値
に到達したときに回転角位置センサ(3)が発生するも
のと同様な信号を発生するように所定の単位時間あたり
の回転数があらかじめ設定された切替回転数指示器
(8)と、回転角位置センサ(3)の出力と切替回転数
指示器(8)の出力とを比較し、スピンドルモータ
(1)の回転数が切替回転数指示器(8)に設定された
回転数を超えたことを判定して信号を出力する判定器
(9)と、電流制限素子(6)に並列接続され、判定器
(9)の出力信号に応動して閉路する開閉器(10)とを
新たに付加した構成になつている。
以下、この実施例の動作を、第2図をも参照して説明す
る。なお、第2図はモータ起動経過時間tに対してモー
タ回転数Nおよびモータ流入電流Iの変化を示し、破線
が従来装置、実線が本実施例の変化状態をそれぞれ示し
ている。
今、スピンドルモータ(1)を起動させた直後の時刻t0
からt1までは、スピンドルモータ(1)への流入電流I
が電流制限素子(6)によつてI1に制限され、電流制限
素子(6)は有効に作用している。しかし、時刻t1以降
はスピンドルモータ(1)の回転数Nが次第に上昇して
逆起電力が増大するので流入電流Iは次第に減少する。
次に、スピンドルモータ(1)の回転数Nが切換回転数
指示器(8)に設定された回転数NCに到達すると判定器
(9)が信号を発生するので開閉器(10)が閉路して電
流制限素子(6)を短絡する。この瞬間、直流電源
(7)の全電圧がスピンドルモータ駆動回路(2)に印
加されるために時刻t2から流入電流Iは急増するが、こ
れにつれて回転数Nも増大するので、やがて流入電流I
は減少する。そして、時刻t3にて回転数Nは規定回転数
N1に、流入電流Iは定格電流I2になる。
なお、従来装置においては、電流制限素子(6)に電流
が流れ続け、直流電源電圧からこの電流制限素子の電圧
降下分を差し引いた電圧しかスピンドルモータ駆動回路
(2)に加えられないので、破線にて示すように時刻t4
で回転数Nが規定回転数N1に、流入電流Iが定格電流I2
になつている。
このことを具体例で示すと、例えば、1/8馬力のスピン
ドルモータ(1)に対して36〔V〕の直流電源(7)を
用意し、電流制限素子(6)の抵抗が2〔Ω〕であると
する。また、スピンドルモータ(1)の定格回転数が36
00〔rpm〕であるとき切替回転数指示器(8)を2000〔r
pm〕に設定した場合、従来装置の起動時間は55〔秒〕で
あつたのに対してこの実施例では25〔秒〕に短縮するこ
とができた。
一方、スピンドルモータ(1)が切替回転数指示器
(8)に設定された回転数NC以上で回転している限り、
電流制限素子(6)は短絡されたままになるので、電流
制限素子(6)で電力が消費されるという従来装置の問
題点も解消される。
かくして、この実施例によれば、従来装置に比べて電源
の使用効率を大幅に向上させることができるほか、起動
特性を改善することができるという効果が得られてい
る。
なお、上記実施例では1個の電流制限素子の両端を開閉
器(10)によつて完全に短絡させているが、より円滑な
起動特性を得るために、複数の電流制限素子を直列に挿
入したものにあつては、これらの電流制限素子のうち、
適当なものを選んで短絡させてもよく、さらに、開閉器
(10)を並列接続する代わりに、電流制限素子(6)自
体にその機能を持たせてもよい。
なおまた、上記実施例では回転角位置センサ(3)の出
力に基づいて回転数を検知したが、例えば、回転計発電
機等、他の回転数検出手段を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明によつて明らかなようにこの発明によれば、
回転数検出手段の出力信号に基づいて、スピンドルモー
タの回転数が所定値に到達したことを判定器が判定する
と、開閉器がこれに応動して電流制限素子を短絡させ、
起動時を除けば直流電源出力が全てスピンドルモータ駆
動回路に供給されるようにしたので、電源の使用効率を
大幅に向上させることができることの他、モータ起動特
性を改善することができるという優れた効果が得られて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロツク回路
図、第2図は同実施例の動作を説明するために、モータ
回転数およびモータ流入電流と時間との関係を示した線
図、第3図は従来の磁気デイスク装置の構成を示すブロ
ツク回路図である。 (1)……スピンドルモータ (2)……スピンドルモータ駆動回路 (3)……回転角位置センサ (4)……回転数比較器、(5)……目標回転数発生器 (6)……電流制限素子、(7)……直流電源 (8)……切換回転数指示器 (9)……判定器、(10)……開閉器 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気円板を回転駆動するスピンドルモータ
    と、直流電源より電力を得て、前記スピンドルモータに
    交流の駆動電流を供給するスピンドルモータ駆動回路
    と、このスピンドルモータ駆動回路と前記直流電源との
    間に直列接続されスピンドルモータ駆動回路を保護する
    電流制限素子とを備える磁気ディスク装置において、前
    記スピンドルモータの起動時からスピンドルモータの単
    位時間あたりの回転数を継続して検出する回転数検出手
    段と、前記スピンドルモータの定常時の単位時間あたり
    の回転数よりも小さい回転数を所定値としてあらかじめ
    記憶する記憶手段と、回転数検出手段により継続して検
    出されたスピンドルモータの単位時間の回転数と記憶手
    段に記憶した所定値を継続して比較し、前記スピンドル
    モータの単位時間あたりの回転数が記憶手段に記憶した
    所定値を超えたとき信号を発生する判定器と、この判定
    器が信号を出力したときスピンドルモータ駆動回路を保
    護する電流制限素子を短絡する開閉器とを備えたことを
    特徴とする磁気ディスク装置
JP61086350A 1986-04-15 1986-04-15 磁気デイスク装置 Expired - Lifetime JPH0697537B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61086350A JPH0697537B2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15 磁気デイスク装置
US07/037,147 US4780773A (en) 1986-04-15 1987-04-10 Motor control circuit with current limiter and bypass switch
FR878705298A FR2597250B1 (fr) 1986-04-15 1987-04-14 Entraineur du moteur de la broche d'un tourne-disque
DE19873712769 DE3712769A1 (de) 1986-04-15 1987-04-15 Spindelmotorantrieb fuer ein plattengeraet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61086350A JPH0697537B2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15 磁気デイスク装置

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Publication Number Publication Date
JPS62243162A JPS62243162A (ja) 1987-10-23
JPH0697537B2 true JPH0697537B2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=13884425

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61086350A Expired - Lifetime JPH0697537B2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15 磁気デイスク装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69028841T2 (de) * 1990-02-06 1997-02-13 Seagate Technology Motorbremsschaltung zum Gebrauch in einem magnetischen Plattenantriebssystem
DE4321714C2 (de) * 1992-07-03 1998-06-04 Fujitsu Ltd Aufzeichnungs-/Abspielvorrichtung für plattenförmige Aufzeichnungsträger

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62101153U (ja) * 1985-12-13 1987-06-27

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JPS62243162A (ja) 1987-10-23

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