JPH0696830B2 - タイヤ用スチールコード - Google Patents

タイヤ用スチールコード

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JPH0696830B2
JPH0696830B2 JP11171691A JP11171691A JPH0696830B2 JP H0696830 B2 JPH0696830 B2 JP H0696830B2 JP 11171691 A JP11171691 A JP 11171691A JP 11171691 A JP11171691 A JP 11171691A JP H0696830 B2 JPH0696830 B2 JP H0696830B2
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則行 尾崎
利昭 伊藤
正夫 新名
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興国鋼線索株式会社
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    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
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    • D07B2501/2046Tire cords

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  • Ropes Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ中に埋設状に用
いられるスチールコードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤ用スチールコードには、ク
ローズドコードとオープンコードがあり、前者のもの
(図6のa)では、コードの中心にゴムが浸入しないた
めコード中心すなわちタイヤ中に空隙を生じる。この空
隙はコードに部分的に発生する錆をタイヤ全体に拡大さ
せる問題がある。
【0003】後者のもの(図6のb)では、撚り素線に
過大な型付けを付与して製造されるため、コード中心部
の空隙面積が大きく、この大きな空隙面積を充填する侵
入ゴム量が多く必要であると共に場合によってはゴムが
入りきらないこともあり、且つ撚りが不安定になりやす
い。又、低荷重時の伸びが大きいために、タイヤ埋設時
におけるコード使用時の作業性を困難にする。
【0004】もっとも、コード中心部の空隙面積が大き
い問題は、隣り合う素線同士を径断面三角形状に隣接す
る態様とすることにより、その空隙面積を最小に形成で
き、また、伸びの問題に関しては、素線の内の1本を直
線状のものとすることにより解決できる。但し、このよ
うな構成のコードでは素線間に隙間が無いために、コー
ド中心部における空隙が最小面積であるのにもかかわら
ずゴムが充填されない。そこで、一部の素線にその線方
向に沿い屈曲部を形成して、この屈曲部と隣り合う素線
部分との間に隙間が残るように構成したものが図6のc
に示す試作品である。斯る試作品を試験したところ、ゴ
ムが隙間からコード中心部の空隙に充填されて、錆の心
配がなくなり、伸びの問題も心配しなくてすむ良好な結
果が得られた。ところが、一部のコードで、素線が切
れ、切れた素線を調べたところ直線状の素線であること
が分かった。この断線の問題は、引張り荷重が当該直線
状の素線に集中した結果によるものと推測される。他に
も種々のタイヤ用スチールコードが提案されているもの
の、いずれのものも錆の問題と低荷重の伸びの問題と断
線の問題を全て解決するまでに至っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】コード内の空隙断面
積が大きい点と、伸び率が大きくて撚りが不安定である
点と、引張り荷重が一部の素線に集中する点である。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は前記の目的を
達成するために、4〜5本の撚りコードでありながらコ
ード内の空隙断面積が最少となる断面構造にすると共に
芯線側と側線側の素線中心軸線をコード軸線に対して偏
心させながら且つ芯線側の素線中心軸線の偏心差よりも
側線側の各素線中心軸線の偏心差が上回るように違え
て、芯線側と側線側の螺旋状態の度合を大小違え、さら
に構成素線の1本以上にその螺旋方向に沿い屈曲部を繰
返し付与したものである。
【0007】具体的には、3本乃至5本の撚り本数のう
ちの1本又は2本の素線からなる芯線と残りの本数の素
線からなる側線とからなり、芯線は同芯線の中心軸線が
コード軸線から偏心した長手方向に小さな螺旋状態を保
ち、この芯線に螺旋状に撚り合わした側線は同側線の各
素線中心軸線がコード軸線から前記芯線の偏心差以上に
偏心した長手方向に大きな螺旋状態を保ち、芯線および
側線における素線が螺旋方向に沿い屈曲部を繰返し有
し、前記芯線と側線の素線同士が径断面三角形状に隣接
し且つ隣り合う屈曲部と素線部分との間における隙間を
残して、芯線と側線さらに側線の各素線同士で相互に密
接状に隣り合っていることを特徴とする。
【0008】又、3本乃至5本の撚り本数のうちの1本
又は2本の素線からなる芯線と残りの本数の素線からな
る側線とからなり、芯線は同芯線の中心軸線がコード軸
線から偏心した長手方向に小さな螺旋状態を保ち、この
芯線に螺旋状に撚り合わした側線は同側線の各素線中心
軸線がコード軸線から前記芯線の偏心差以上に偏心した
長手方向に大きな螺旋状態を保ち、側線における素線が
螺旋方向に沿い屈曲部を繰返し有し、前記芯線と側線の
素線同士が径断面三角形状に隣接し且つ隣り合う屈曲部
と素線部分との間における隙間を残して、芯線と側線さ
らに側線の各素線同士で相互に密接状に隣り合っている
ことを特徴とする。
【0009】又、3本乃至5本の撚り本数のうちの1本
又は2本の素線からなる芯線と残りの本数の素線からな
る側線とからなり、芯線は同芯線の中心軸線がコード軸
線から偏心した長手方向に小さな螺旋状態を保ち、この
芯線に螺旋状に撚り合わした側線は同側線の各素線中心
軸線がコード軸線から前記芯線の偏心差以上に偏心した
長手方向に大きな螺旋状態を保ち、芯線における素線が
螺旋方向に沿い屈曲部を繰返し有し、前記芯線と側線の
素線同士が径断面三角形状に隣接し且つ隣り合う屈曲部
と素線部分との間における隙間を残して、芯線と側線さ
らに側線の各素線同士で相互に密接状に隣り合っている
ことを特徴とする。
【0010】又、本発明におけるコード軸線に対する芯
線と側線の偏心差は、断線と伸びの相関関係を考慮して
適宜選択される。また、側線では芯線における偏心差を
上回るように設定され、同側線の素線が複数本である場
合、各素線の偏心差はコード断面構成によって必然的に
選択される。また、屈曲部のピッチとしては素線径の10
〜50倍であり、その素線径としては0.15〜0.38mmφであ
って、ともにタイヤとの関係を考慮して適宜選択され
る。又、屈曲部を有する素線が2本以上の場合、各素線
における屈曲部はコード軸線方向に一致している態様あ
るいはズレている態様のいずれでも良い。
【0011】
【作用】コード軸線に対して芯線と側線の中心軸線がそ
れぞれ偏心していて、芯線側と側線側の螺旋状態の度合
が大小異なり、且つ芯線と側線の素線同士が径断面三角
形状に隣接し、そして芯線および側線の各素線が、隣り
合う屈曲部と素線部分との間における隙間を残して、芯
線と側線さらに側線の各素線同士で相互に密接状に隣り
合っていることにより、撚り本数が3〜5本の素線構成
であるのにもかかわらず、コード内の空隙断面積が最小
で且つ引張り荷重が全ての素線に分散される撚り断面構
造になって、同空隙を充填するための浸入ゴム量が少な
くてすみ、ゴムの浸入口である屈曲部と素線部分との間
における隙間を大きくとる必要がなくなり、小さな隙間
を通じてコード内の空隙をゴムで完全に埋めることがで
きる。
【0012】それにより、錆を発生させるような空隙部
はなくなり、しかも撚りが安定していて、特定の素線に
荷重が集中しなくなって断線がなく、低荷重の伸びが小
さい。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図中1はスチールコードであり、このスチ
ールコードは3本乃至5本の撚り本数のうちの1本又は
2本の素線からなる芯線2と残りの本数の素線からなる
側線3とからなり、芯線2は同芯線2の中心軸線aがコ
ード軸線oから偏心した長手方向に小さな螺旋状態を保
ち、この芯線2に螺旋状に撚り合わした側線3は同側線
3の各素線中心軸線bがコード軸線oから前記芯線2の
偏心差以上に偏心した長手方向に大きな螺旋状態を保
ち、しかも芯線2と側線3の素線同士が径断面三角形状
に隣接して相互に密接状に隣り合う態様に撚り合わせて
構成しており、そして、芯線2および側線3における任
意の素線にその線方向に繰返し形成してある屈曲部4と
同屈曲部に隣り合う素線部分との間に隙間5を形成して
いる。
【0014】図1〜2に例示したスチールコード1で
は、1本の素線2aからなる芯線2は素線の中心軸線aが
コード軸線oから適宜偏心した長手方向に小さな螺旋状
態を保ちながら且つ線方向に沿い屈曲部4を繰り返し有
し、この芯線2に螺旋状に撚り合わした側線3は各素線
の中心軸線bがコード軸線oから前記芯線2の偏心差以
上に偏心した長手方向に大きな螺旋状態を保つ4本の素
線3a〜3dからなると共にその内の二番目と三番目の真中
の2本の素線3b,3c については線方向に沿い屈曲部4を
繰返し有している。そして、芯線2と側線3は隣り合う
素線2aおよび3a〜3d同士がそれぞれ径断面三角形状に隣
接して、隣り合う屈曲部4と素線部分との間における隙
間5を残して、芯線2と側線3さらに側線3の各素線同
士で相互に密接状に隣り合っている。また、芯線2と側
線3間に形成されている三箇所の空隙sは、屈曲部4が
有る芯線2側の素線2aと側線3における真中の二本の素
線3b,3c とで構成される径断面三角形状の素線群によっ
て取り囲まれて、各空隙sに対して隙間5がそれぞれ通
じている。
【0015】それにより、三箇所の空隙sそれぞれに対
して隙間5が二箇所以上で通じていて、各空隙sにはゴ
ムが同時に二箇所以上の隙間5から効率的に十分に充填
される。
【0016】この態様のものでは、側線3における素線
を、屈曲部4を有するものと有しないもの各二本で構成
したが、どちらかを1本として他を3本とすることも任
意であり、又、配列についても屈曲部4を有する素線を
端にしたり或いは屈曲部4がない素線と交互させたり自
在である。
【0017】図3に例示したスチールコード1では、1
本の素線2aからなる芯線2は素線の中心軸線aがコード
軸線oから適宜偏心した長手方向に小さな螺旋状態を保
ち、この芯線2に螺旋状に撚り合わした側線3は各素線
の中心軸線bがコード軸線oから前記芯線2の偏心差以
上に偏心した長手方向に大きな螺旋状態を保つ4本の素
線3a〜3dからなると共にその内の一番目と三番目の2本
の素線3a,3c については螺旋方向に沿い屈曲部4を繰返
し有している。そして、芯線2と側線3は隣り合う素線
2aおよび3a〜3d同士がそれぞれ径断面三角形状に隣接し
て、隣り合う屈曲部4と素線部分との間における隙間5
を残して、芯線2と側線3さらに側線3の各素線同士で
相互に密接状に隣り合っている。また、芯線2と側線3
間に形成されている三箇所の空隙sには隙間5がそれぞ
れ通じている。
【0018】この態様のものでは、側線3を、屈曲部4
を有する素線2本と屈曲部4を有しない素線2本で構成
したが、その構成比および配列は任意であり、たとえば
構成本数の全てを屈曲部がある素線とすることも自由で
ある。
【0019】図4に例示したスチールコード1では、1
本の素線2aからなる芯線2は素線の中心軸線aがコード
軸線oから適宜偏心した長手方向に小さな螺旋状態を保
ちながら且つ線方向に沿い屈曲部4を繰り返し有し、こ
の芯線2に螺旋状に撚り合わした側線3は各素線の中心
軸線bがコード軸線oから前記芯線2の偏心差以上に偏
心した長手方向に大きな螺旋状態を保つ4本の素線3a〜
3dからなっている。そして、芯線2と側線3は隣り合う
素線2aおよび3a〜3d同士がそれぞれ径断面三角形状に隣
接して、隣り合う屈曲部4と素線部分との間における隙
間5を残して、芯線2と側線3さらに側線3の各素線同
士で相互に密接状に隣り合っている。また、芯線2と側
線3間に形成されている三箇所の空隙sには隙間5がそ
れぞれ通じている。
【0020】又、図4に例示した態様のもので、側線3
の構成本数を3本とすれば、4本撚りのスチールコード
1にすることができる。
【0021】図5に例示したスチールコード1では、2
本の素線2a,2b からなる芯線2は素線の中心軸線aがコ
ード軸線oから適宜偏心した長手方向に小さな螺旋状態
を保ち、この芯線2に螺旋状に撚り合わした側線3は各
素線の中心軸線bがコード軸線oから前記芯線2の偏心
差以上に偏心した長手方向に大きな螺旋状態を保つ2本
の素線3a,3b からなると共にその2本の素線3a,3b につ
いては螺旋方向に沿い屈曲部4を繰返し有している。そ
して、芯線2と側線3は隣り合う素線2a,2b および3a,3
b 同士がそれぞれ径断面三角形状に隣接して、隣り合う
屈曲部4と素線部分との間における隙間5を残して、芯
線2と側線3さらに側線3の各素線同士で相互に密接状
に隣り合っている。また、芯線2と側線3間に形成され
ている二箇所の空隙sは、芯線2側の素線2aと側線3に
おける屈曲部4が有る二本の素線3a,3b とで構成される
径断面三角形状の素線群によって取り囲まれて、各空隙
sに対して隙間5がそれぞれ通じている。
【0022】それにより、二箇所の空隙sそれぞれに対
して隙間5が二箇所以上で通じていて、各空隙sにはゴ
ムが同時に二箇所以上の隙間5から効率的に十分に充填
される。
【0023】前記した各実施例のものにおける隙間5は
コード1の空隙sに通じていて、空隙sには各隙間5か
らゴムが浸入して充填されるようにしている。
【0024】表1は低荷重伸び率(0〜5kg間)と空隙
へのゴムの浸入性について、本発明品と従来のコードを
比較して示している。尚、コードの撚り本数および径は
5×0.25とし、表中における※印で示した項目はクロー
ズドコードに対する比率で示し、屈曲部のピッチにおけ
るdは素線径(mm)を示している。
【0025】
【表1】
【0026】表1によってあきらかな通り、本発明品は
低荷重伸び率がクローズドの数値に近似した少ない伸び
率を示し、そして、ゴム浸入性ではオープンコードと同
じに100%であった。これに対して、クローズドコード
およびオープンコードともに一長一短があることを確認
した。
【0027】
【発明の効果】初期伸びが小さく撚りが安定したコード
でありながら、コードの最小断面積の空隙部分をゴムで
充填することができる。
【0028】伸び率が小さく撚りが安定していることに
より、タイヤ埋設時におけるコード使用時の作業性が良
い。そして、ゴムが空隙部分に充填されるから、タイヤ
に埋設した状態で空隙部分が実質的になくなり、錆の発
生および錆による不都合の問題がない。又、引張り荷重
は全ての素線に分散して負荷されるため、一部の素線が
断線することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスチールコードの一例を示す部分正
面図。
【図2】 (A)は図1のA−A拡大断面図、(B)は
図1のB−B拡大断面図、(C)は図1のC−C拡大断
面図、(D)は図1のD−D拡大断面図。
【図3】 本発明の別の実施例を示す拡大断面図。
【図4】 本発明の他の実施例を示す拡大断面図。
【図5】 本発明のその他の実施例を示す拡大断面図。
【図6】 (A)は従来のクローズドコードを示す拡大
断面図、(B)は従来のオープンコードを示す拡大断面
図、(C)は試作品を示す拡大断面図。
【符号の説明】
1 スチールコード 2
芯線 2a,2b 芯線の素線 3
側線 3a〜3d 側線の素線 4
屈曲部 5 隙間 s
空隙 o コード軸線 a,
b 素線の中心軸線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3本乃至5本の撚り本数のうちの1本又
    は2本の素線からなる芯線と残りの本数の素線からなる
    側線とからなり、芯線は同芯線の中心軸線がコード軸線
    から偏心した長手方向に小さな螺旋状態を保ち、この芯
    線に螺旋状に撚り合わした側線は同側線の各素線中心軸
    線がコード軸線から前記芯線の偏心差以上に偏心した長
    手方向に大きな螺旋状態を保ち、芯線および側線におけ
    る素線が螺旋方向に沿い屈曲部を繰返し有し、前記芯線
    と側線の素線同士が径断面三角形状に隣接し且つ隣り合
    う屈曲部と素線部分との間における隙間を残して、芯線
    と側線さらに側線の各素線同士で相互に密接状に隣り合
    っていることを特徴とするタイヤ用スチールコード。
  2. 【請求項2】 3本乃至5本の撚り本数のうちの1本又
    は2本の素線からなる芯線と残りの本数の素線からなる
    側線とからなり、芯線は同芯線の中心軸線がコード軸線
    から偏心した長手方向に小さな螺旋状態を保ち、この芯
    線に螺旋状に撚り合わした側線は同側線の各素線中心軸
    線がコード軸線から前記芯線の偏心差以上に偏心した長
    手方向に大きな螺旋状態を保ち、側線における素線が螺
    旋方向に沿い屈曲部を繰返し有し、前記芯線と側線の素
    線同士が径断面三角形状に隣接し且つ隣り合う屈曲部と
    素線部分との間における隙間を残して、芯線と側線さら
    に側線の各素線同士で相互に密接状に隣り合っているこ
    とを特徴とするタイヤ用スチールコード。
  3. 【請求項3】 3本乃至5本の撚り本数のうちの1本又
    は2本の素線からなる芯線と残りの本数の素線からなる
    側線とからなり、芯線は同芯線の中心軸線がコード軸線
    から偏心した長手方向に小さな螺旋状態を保ち、この芯
    線に螺旋状に撚り合わした側線は同側線の各素線中心軸
    線がコード軸線から前記芯線の偏心差以上に偏心した長
    手方向に大きな螺旋状態を保ち、芯線における素線が螺
    旋方向に沿い屈曲部を繰返し有し、前記芯線と側線の素
    線同士が径断面三角形状に隣接し且つ隣り合う屈曲部と
    素線部分との間における隙間を残して、芯線と側線さら
    に側線の各素線同士で相互に密接状に隣り合っているこ
    とを特徴とするタイヤ用スチールコード。
JP11171691A 1991-05-16 1991-05-16 タイヤ用スチールコード Expired - Lifetime JPH0696830B2 (ja)

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JP11171691A JPH0696830B2 (ja) 1991-05-16 1991-05-16 タイヤ用スチールコード
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FR9114533A FR2676466B1 (fr) 1991-05-16 1991-11-20 Cable de pneumatique en acier et un pneumatique l'incorporant.
KR1019910022160A KR950000783B1 (ko) 1991-05-16 1991-12-04 타이어용 강철선 및 그 강철선을 사용한 타이어

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