JP3247469B2 - スチールコード補強ゴムベルト - Google Patents

スチールコード補強ゴムベルト

Info

Publication number
JP3247469B2
JP3247469B2 JP2695893A JP2695893A JP3247469B2 JP 3247469 B2 JP3247469 B2 JP 3247469B2 JP 2695893 A JP2695893 A JP 2695893A JP 2695893 A JP2695893 A JP 2695893A JP 3247469 B2 JP3247469 B2 JP 3247469B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel cord
wire
wires
rubber belt
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2695893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06239429A (ja
Inventor
栄治 雨宮
裕 石母田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd, Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2695893A priority Critical patent/JP3247469B2/ja
Publication of JPH06239429A publication Critical patent/JPH06239429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3247469B2 publication Critical patent/JP3247469B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/06Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
    • D07B1/0606Reinforcing cords for rubber or plastic articles
    • D07B1/062Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
    • D07B1/0633Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration having a multiple-layer configuration
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2201/00Ropes or cables
    • D07B2201/20Rope or cable components
    • D07B2201/2015Strands
    • D07B2201/2036Strands characterised by the use of different wires or filaments
    • D07B2201/2037Strands characterised by the use of different wires or filaments regarding the dimension of the wires or filaments
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2401/00Aspects related to the problem to be solved or advantage
    • D07B2401/20Aspects related to the problem to be solved or advantage related to ropes or cables
    • D07B2401/208Enabling filler penetration

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスチールコード補強ゴム
ベルトに係わり、更に詳しくは、耐曲げ疲労性に優れる
と共に、スチールコードの内部へのゴムの浸透性を向上
したスチールコード補強ゴムベルトに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンベヤベルトやクローラーベ
ルト等に用いられるスチールコード補強ゴムベルトは、
その芯体補強材として、通常7×7構造のスチールコー
ドが使用されている。しかし、近年新しい芯体補強材と
して、1×W(27)、1×W(33)、1×W(3
9)構造等のスパイラル構造のスチールコードが開発さ
れ、耐久性の向上及び軽量化に寄与している。
【0003】例えば、1×W(33)構造のスチールコ
ードは、互いに隣接する3本の同一径の中心素線の周囲
に、該中心素線相互の接触部に対向する位置に配置され
た3本の同一径の第1側素線と、この3本の第1側素線
相互の間に配置され、かつ該第1側素線よりも小径な3
本の同一径の第2側素線とからなる内層と、この内層の
周囲に配置された12本の同一径の第3側素線を備える
中層と、この中層の周囲に配置された12本の同一径の
第4側素線を備える外層とから構成されている。通常、
このコード構造は(3+(3+3))+12+12であ
り、製造方法から広い意味で呼称すると1×W(33)
と表記される。なお、Wはウォリントン型の意であり、
このスチールコードは全素線が平行撚りとなっており、
そのため、素線摩滅が少なく、強度保持性にも優れてい
る。
【0004】しかしながら上述したスパイラル構造のス
チールコードを有するゴムベルトにあっては、コード径
を太くするためには素線径を太くする必要があり、その
結果、曲げ疲労性が大幅に低下して実用上使用出来ない
と言う問題があった。また、各素線が同じ撚り長さ、同
じ撚り方向でかつ平行撚りに撚り合わされているため、
各素線が線接触しており、そのためスチールコード内部
へのゴムの浸透性が悪く、スチールコードの内部に空隙
が残り、その結果、スチールコード内の空気透過性が高
くなって、スチールコード補強ゴムベルトが損傷を受け
るとスチールコードの内部に水分が入り、スチールコー
ド素線に腐食が生じてベルト強力及びベルトとのゴム接
着性が低下し、ゴムベルトの寿命が著しく低下すると言
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スチ
ールコードの内部へのゴムの浸透性を向上してスチール
コード内における空気透過の減少を図り、もって破損時
に生じるスチールコードの腐食を防止して寿命の向上を
図ると共に、コード径を太くしても耐曲げ疲労性が良好
なスチールコード補強ゴムベルトを提供することにあ
る。
【0006】
【発明を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、帯状のゴムベルト本体と、このベルト本体内
に長手方向に沿って平行に埋設された複数のスチールコ
ードとから構成され、前記スチールコードは、互いに隣
接する3本の同一径の中心素線の周囲に、該中心素線相
互の接触部に対向する位置に配置された3本の同一径の
第1側素線と、この3本の第1側素線相互の間に配置さ
れ、かつ該第1側素線よりも小径な3本の同一径の第2
側素線とからなる内層と、この内層の周囲に配置された
9〜15本の同一径の第3側素線を備える中層と、この
中層の周囲に配置された9〜15本の同一径の第4側素
線を備える外層とが同じ方向に撚られてなるスチールコ
ード補強ゴムベルトにおいて、前記内層の全素線を同一
撚り方向で、かつ同一撚り長さに構成すると共に、該内
層の素線の撚り長さを前記中層の素線の撚り長さの0.
5〜0.9倍とし、該中層の素線の撚り長さを前記外層
の素線の撚り長さの0.5〜0.9倍としたことを要旨
とするものである。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成され、内層を同一の
撚り方向及び撚り長さに構成すると共に、内層の素線の
撚り長さを中層の素線の撚り長さの0.5〜0.9倍、
中層の素線の撚り長さを外層の素線の撚り長さの0.5
〜0.9倍としたことにより、内層が平行撚り構造とな
り、また中層と外層が交差撚り構造となって、平行撚り
の内層でスチールコードの強度を良好に保つことが出
来、また交差撚りの中層と外層とが点接触、即ち、内層
の素線に対して中層の素線が点接触となり、更に中層の
素線に対して外層の素線が点接触となって、内装と中層
及び中層と外層間に十分な空隙を設けることが出来るた
め、スチールコード内部へのゴム浸透性を良好にするこ
とが出来る。
【0008】また、スチールコード内へのゴムの浸透性
が良いので、スチールコードの内部に残る空隙が減少し
て空気透過性が低下し、スチールコード補強ゴムベルト
が損傷を受けた場合であっても水分がスチールコード内
に浸入しにくく、スチールコード素線の腐食を防止して
ベルト強力及びベルトとのゴム接着力の低下を抑制し、
耐久性の向上を図ることが出来る。また更に、素線径を
細く設定することが可能になり、コード径を太くしても
耐曲げ疲労性を良好に保つことが出来る。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。図1は、本発明に係るスチールコード補強ゴ
ムベルトの要部を切欠きした斜視断面図を示し、このゴ
ムベルト1は、帯状のゴムベルト本体2と、このゴムベ
ルト本体2の長手方向に沿って平行に埋設された複数の
スチールコード3とから一体的に構成されている。
【0010】スチールコード3は、図2に示すように、
互いに隣接する3本の同一径の中心素線d0 の周囲に、
該中心素線d0 相互の接触部に対向する位置に配置され
た3本の同一径の第1側素線d1 と、この3本の第1側
素線d1 相互の間に配置され、かつ該第1側素線d1
りも小径な3本の同一径の第2側素線d2 とからなる内
層3Aと、この内層3Aの周囲に配置された12本の同
一径の第3側素線d3を備えた中層3Bと、この中層3
Bの周囲に配置された12本の同一径の第4側素線d4
を備えた外層3Cとが同じ方向に撚られた構成となって
いる。
【0011】内層3Aの全素線d0 ,d1 ,d2 は、同
一の撚り方向で同一の撚り長さ(平行撚り)の構成とな
っている。また、中層3Bの第3側素線d3 及び外層3
Cの第4側素線d4 も、それぞれが同一撚り方向で同一
撚り長さとなっている。そして、内層3Aの素線d0
1 ,d2 の撚り長さを中層3Bの素線d3 の撚り長さ
の0.5〜0.9倍とし、中層3Bの素線d3 の撚り長
さを外層3Cの素線d 4 の撚り長さの0.5〜0.9倍
となっている。即ち、各素線d0 ,d1 ,d2が共に平
行に撚られた内層3Aに対して中層3Bが交差する状態
で撚られ、更に、中層3Bに対して外層3Cが交差する
ようにして撚られている。
【0012】このように、内層3Aを平行撚りにし、中
層3Bと外層3Cを交差撚りにすることにより、平行撚
りの部分でスチールコード3の強度を良好に保ち、また
交差撚りの部分で点接触、即ち、内層3Aの素線に対し
て中層3Bの素線が点接触となり、更に中層3Bの素線
に対して外層3Cの素線が点接触となって、素線間及び
層間に空隙を設けることが出来るため、内層3Aへのゴ
ム浸透性を良好にすることが出来る。また、スチールコ
ード3内へのゴムの浸透性が良いので、スチールコード
3の内部に残る空隙が減少して空気透過性が低下し、ス
チールコード補強ゴムベルト1が損傷を受けた場合であ
っても水分がスチールコード3内に浸入しにくくなる。
上記撚り長さ比率が共に0.5未満では、スチールコー
ド3の切断荷重が低く耐破断力が大幅に低下し、また、
撚り長さ比率が0.9を越えると、スチールコード3に
対する空気透過量を充分に抑制することが出来ない。
【0013】図3は本発明の他の実施例を示し、上述し
たスチールコード3の中層3Bの第3側素線d3 と外層
3Cの第4側素線d4 をそれぞれ9本にした構成のもの
であり、また、図4は本発明の更に他の実施例を示し、
上述したスチールコード3の中層3Bの第3側素線d3
と外層3Cの第4側素線d4 をそれぞれ15本配置した
構成となっている。これらの実施例のスチールコード補
強ゴムベルトの場合も、上記と同様の効果を有すること
は明らかである。
【0014】このように本発明は、中層3Bの第3側素
線d3 と外層3Cの第4側素線d4とを9〜15本配置
することが出来るため、中心素線d0 数の3〜5倍に設
定することが出来るが、好ましくは、中心素線d0 数の
4倍に設定することがよい。共に9本未満では中層3B
の第3側素線d3 及び外層3Cの第4側素線d4 の素線
径が太くなるのでゴムベルト使用時の発生曲げ応力が大
きくなり、曲げ疲労に対する耐久性が低下する。15本
を越えると、中層3Bの第3側素線d3 及び外層3Cの
第4側素線d4 の素線径が細くなるのでゴムベルト使用
時の内部摩耗による素線断面積減少率が大きくなり、耐
久性が低下する。
【0015】なお、前記スチールコード3は中層3Bの
第3側素線d3 及び外層3Cの第4側素線d4 の撚り長
さを変えて撚るため、呼称を1×CW(33)、1×C
W(27)、1×CW(39)、即ちカバードウォリン
トンと以下表記する。以下、上述した構成よりなる本発
明を更に具体的に説明する。図2〜図4に示したごと
く、各スチールコード(1×CW(33)、1×CW
(27)、1×CW(39))を補強材とし、下記表1
に示す仕様のスチールコード補強ゴムベルトを試作し、
下記に示す条件で、ベルト中のスチールコードの空気透
過量試験、内部摩耗試験、内部腐食試験、及びベルト耐
久試験を実施した。
【0016】 1.空気透過量試験 作製したスチールコード補強ゴムベルト1を長手方向に
500mmの長さに切断し、図5に示すように、スチール
コード補強ゴムベルト中のスチールコード3断面の一端
から0.5kgf/cm2 の空気を通じ、他端から出る空気量
を測定し、1分間当たりの空気透過量で示した。図中、
4はホース、5は水、6はスチールコードの他端から出
た空気、7はメスシリンダである。2.内部摩耗試験 図6に示すように、作製したスチールコード補強ゴムベ
ルトより取り出した1本のスチールコード3を半円弧状
に曲げ、曲げたままの状態で一端をモータMにより回転
させる。1回転する毎に、スチールコード3を構成する
各素線の相対的位置が変化し、素線間に摩耗が発生す
る。 (1).試験時間(コード回転数) 9000万回 (2).測定項目 a)スチールコードの切断荷重 b)第3側素線及び第4側素線の断面積減少率 (3).スチールコードを曲げる半径は、曲げ応力の影響
を排除するため、代表素線径の700倍以上である。3.内部腐食試験 図7に示すように、作製したスチールコード補強ゴムベ
ルトより取り出した1本のスチールコード3の中心部
に、スチールコード表面からスチールコード内部に達す
るまでメスで傷を与える。このスチールコード3を半円
弧状に曲げ、10%の濃度の塩水9に浸積したままの状
態で一端をモータMにより回転させる。スチールコード
内部に空隙があると、メスで入れた傷部8より塩水9が
スチールコード内部に浸透していき、スチールコード3
の各素線が塩水で腐食する。腐食試験後のスチールコー
ドを分解して、損傷部のスチールコードの素線の腐食度
合を観察し、判定する。
【0017】(1).判定基準 腐食なし 0 非常に僅かな腐食 1 適度な腐食(片面のみ) 2 かなりの腐食(両面に) 3(ゴム接着も低下し実用上
使用不能レベル) 非常に腐食(全面に) 4(ゴム接着も低下し実用上
使用不能レベル) (2).試験時間 100万回(スチールコード回転数) (3).スチールコードを曲げる半径は、曲げ応力の影響
を排除するため、代表素線径の700倍以上である。4.ベルト耐久試験 プーリー径が600mmのプーリーを2個使用し、この2
個のプーリーに作製したスチールコード補強ゴムベルト
を装着して(安全率7.0)、プーリー通過回数が50
0万回後のスチールコードの切断荷重(kgf/ 本) を測定
した。1×CW(33)、1×CW(27)、1×CW
(39)の各スチールコード毎に撚り長さを変えて行っ
た実施例の試験結果を、従来例を含めてそれぞれ下記の
表2、表3、及び表4に示す。なお、参考として、使用
されたスチールコードの撚り減り率(%)及び、作製さ
れた使用前のRawコード切断荷重(kgf/本)も示す。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】表2から明らかなように、1×CW(3
3)構造のスチールコードを有するスチールコード補強
ゴムベルトの場合、撚り長さ比率が0.6〜0.9倍に
おいて、スチールコードの空気透過量が従来の340cc
/minよりも大幅に少なくて100cc/min以下であってゴ
ム浸透性が良好であり、スチールコードの内部腐食度合
も良好であると共に、スチールコードの内部摩耗による
素線断面減少率も14%以下と極めて少なく、スチール
コードの破断力も指数値が95以上と高く保つことが出
来、寿命が長く耐久性に優れたスチールコード補強ゴム
ベルトを得ることが出来るのが判る。また、撚り長さ比
率が0.5のスチールコードにあっても、強度及び素線
摩耗率が弱冠劣るが、空気透過量が極めて少なくて、ゴ
ム浸透性が良好で素線の腐食度合いも良く、ベルト耐久
性の面で良好であることが判る。また、スチールコード
構造を変えた1×CW(27)、1×CW(39)のス
チールコード補強ゴムベルトの場合であっても、表3及
び表4から上述と同様のことが言えることは明らかであ
る。
【0022】
【発明の効果】上述したように、内層を平行撚りにする
と共に中層と外層を交差撚りにし、更に撚り比率を上記
のように設定することにより、平行撚りの内層の素線摩
滅率を低くしてスチールコードの強度を良好に保つこと
が出来、また交差撚りの中層と外層とが点接触、即ち、
内層の素線に対して中層の素線が点接触となり、更に中
層の素線に対して外層の素線が点接触となって、内層と
中層及び中層と外層間に十分な空隙を設けることが出来
るため、スチールコード内部へのゴム浸透性も良好にす
ることが出来る。
【0023】また、スチールコード内へのゴムの浸透性
が良いので、スチールコードの内部に残る空隙が減少し
て空気透過性が低下し、スチールコード補強ゴムベルト
が損傷を受けた場合であっても水分がスチールコード内
に浸入しにくく、スチールコード素線の腐食を有効に防
止してベルト強力及びベルトとのゴム接着力の低下を抑
制し、耐久性を高めることが出来る。
【0024】また更に、中層と外層の素線数を9本から
15本までに可変して配置することが出来るため、使用
するコード径に合せて自由に素線数を選別出来る。この
ため、ゴムベルト使用時の発生曲げ応力に合せて使用す
る素線数が調整出来るため、外層の素線径を細く設定す
ることが可能になり、コード径を太くしても耐曲げ疲労
性を良好に保つことが出来る。そして内層及び中層の素
線の使用量を従来よりも少なくすることが可能で、より
軽量化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスチールコード補強ゴムベルトの
要部を切欠きした部分斜視断面図である。
【図2】本発明において使用されるコード構造が1×C
W(33)のスチールコードの断面図である。
【図3】本発明において使用されるコード構造が1×C
W(27)のスチールコードの断面図である。
【図4】本発明において使用されるコード構造が1×C
W(39)のスチールコードの断面図である。
【図5】本発明のスチールコード補強ゴムベルトのスチ
ールコードの空気透過量試験を説明する説明図である。
【図6】本発明のスチールコード補強ゴムベルトのスチ
ールコードの内部摩耗試験を説明する説明図である。
【図7】本発明のスチールコード補強ゴムベルトのスチ
ールコードの内部腐食試験を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 スチールコード補強ゴムベルト 2 ゴムベルト本
体 3 スチールコード 3A 内層 3B 中層 3C 外層 d0 中心素線 d1 第1側素線 d2 第2側素線 d3 第3側素線 d4 第4側素線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−140907(JP,A) 特開 昭56−4790(JP,A) 特開 昭54−134156(JP,A) 特開 昭62−222910(JP,A) 実開 昭57−205294(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D07B 1/06 C08J 5/04 B29D 29/00 B65G 15/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のゴムベルト本体と、このベルト本
    体内に長手方向に沿って平行に埋設された複数のスチー
    ルコードとから構成され、前記スチールコードは、互い
    に隣接する3本の同一径の中心素線の周囲に、該中心素
    線相互の接触部に対向する位置に配置された3本の同一
    径の第1側素線と、この3本の第1側素線相互の間に配
    置され、かつ該第1側素線よりも小径な3本の同一径の
    第2側素線とからなる内層と、この内層の周囲に配置さ
    れた9〜15本の同一径の第3側素線を備える中層と、
    この中層の周囲に配置された9〜15本の同一径の第4
    側素線を備える外層とが同じ方向に撚られてなるスチー
    ルコード補強ゴムベルトにおいて、 前記内層の全素線を同一撚り方向で、かつ同一撚り長さ
    に構成すると共に、該内層の素線の撚り長さを前記中層
    の素線の撚り長さの0.5〜0.9倍とし、該中層の素
    線の撚り長さを前記外層の素線の撚り長さの0.5〜
    0.9倍としたことを特徴とするスチールコード補強ゴ
    ムベルト。
JP2695893A 1993-02-16 1993-02-16 スチールコード補強ゴムベルト Expired - Fee Related JP3247469B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2695893A JP3247469B2 (ja) 1993-02-16 1993-02-16 スチールコード補強ゴムベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2695893A JP3247469B2 (ja) 1993-02-16 1993-02-16 スチールコード補強ゴムベルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06239429A JPH06239429A (ja) 1994-08-30
JP3247469B2 true JP3247469B2 (ja) 2002-01-15

Family

ID=12207674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2695893A Expired - Fee Related JP3247469B2 (ja) 1993-02-16 1993-02-16 スチールコード補強ゴムベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3247469B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004043843A1 (ja) * 2002-11-12 2004-05-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ用ロープ及びエレベータ装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6937535B1 (ja) * 2021-05-25 2021-09-22 三洲電線株式会社 撚線導体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004043843A1 (ja) * 2002-11-12 2004-05-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ用ロープ及びエレベータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06239429A (ja) 1994-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1246945A (en) Reinforcing cord with wrap-around wire
JPH0663187B2 (ja) 可塑物補強用スチ−ルコ−ド
JP2006507414A (ja) 扁平つる巻きタイヤコード
JPS59157391A (ja) ゴム補強用金属コ−ド
JP3247470B2 (ja) スチールコード補強ゴムベルト
JP4353523B2 (ja) ゴム補強用スチールコード
JP3247469B2 (ja) スチールコード補強ゴムベルト
JP4401005B2 (ja) ゴム物品補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP3220318B2 (ja) ゴム物品補強用スチールコード、その製造方法およびそれを使用した空気入りラジアルタイヤ
JP3368076B2 (ja) タイヤ補強用スチールコード及びこれを用いたラジアルタイヤ
JP3191122B2 (ja) コンベヤベルト
JP4080564B2 (ja) エラストマー補強用の金属コード
JP4050827B2 (ja) ゴム物品補強用スチールコード
JP3111379B2 (ja) ゴム補強用スチールコードおよびラジアルタイヤ
JP3079295B2 (ja) ゴム補強用スチールコード
JPH09158066A (ja) ゴム物品補強用スチールコードおよび空気入りラジアルタイヤ
JPH11200263A (ja) タイヤ補強用スチールコード
JP4259652B2 (ja) タイヤ補強用スチールコード
JP2003020580A (ja) タイヤ補強用スチールコード
JP2978016B2 (ja) ゴム補強用スチールコード
JP2002180387A (ja) タイヤ補強用スチールコード
JPH05338753A (ja) コンベヤベルト
EP0781883B1 (en) Steel cord for reinforcing a rubber product and pneumatic tire using the same
JPH0742089A (ja) ゴム補強用スチールコード
JP3497935B2 (ja) ゴム物品補強用スチールコードおよび空気入りラジアルタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees