JPH09228276A - 複合撚り線材からなるワイヤロープ及びその製造方法 - Google Patents
複合撚り線材からなるワイヤロープ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH09228276A JPH09228276A JP3502296A JP3502296A JPH09228276A JP H09228276 A JPH09228276 A JP H09228276A JP 3502296 A JP3502296 A JP 3502296A JP 3502296 A JP3502296 A JP 3502296A JP H09228276 A JPH09228276 A JP H09228276A
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- Japan
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- core
- twisted
- wires
- corrugated
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- Pending
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0673—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core having a rope configuration
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】耐久性に優れた複合撚り線材からなるワイヤロ
ープを提供できるようにすることを目的とするものであ
る。 【解決手段】伸縮性を確保するために芯線を波打加工
し、芯線よりも伸び率が小さくなるように複数の撚り線
を波打加工した後、上記芯線と複数の撚り線とで芯材を
形成するとともに、芯線を伸縮性を確保する波打加工
し、この芯線の周囲に撚り線を撚ってなる撚り線材を上
記芯材の周囲に撚るようにしたことを特徴とするもので
ある。
ープを提供できるようにすることを目的とするものであ
る。 【解決手段】伸縮性を確保するために芯線を波打加工
し、芯線よりも伸び率が小さくなるように複数の撚り線
を波打加工した後、上記芯線と複数の撚り線とで芯材を
形成するとともに、芯線を伸縮性を確保する波打加工
し、この芯線の周囲に撚り線を撚ってなる撚り線材を上
記芯材の周囲に撚るようにしたことを特徴とするもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複合撚り線材からなるワ
イヤロープ及びその製造方法の改良に関するものであ
る。
イヤロープ及びその製造方法の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ワイヤロープは、複数の針金(素線、ワ
イヤ)を撚り合わせたものであるが、その中には1本の
ワイヤを芯線としてその外周に複数のワイヤを撚り合わ
せた構成のものがある。この種のワイヤロープの場合、
上記芯線として、予め伸線工程により所定径とされた真
直な素線が従来一般に用いられている。
イヤ)を撚り合わせたものであるが、その中には1本の
ワイヤを芯線としてその外周に複数のワイヤを撚り合わ
せた構成のものがある。この種のワイヤロープの場合、
上記芯線として、予め伸線工程により所定径とされた真
直な素線が従来一般に用いられている。
【0003】しかしながら、このような従来のワイヤロ
ープにおいては、芯線が真直な素線によって構成されて
いる一方で、その外周に撚り合わされた複数のワイヤは
螺旋状であることから、それらのワイヤの弾性限界内の
伸長量に比べて上記芯線の弾性限界内の伸長量が余りに
も小さく、そのため当該ロープに所定値以上の引っ張り
荷重が作用した時に、上記芯線がその周りの各ワイヤよ
り先に断線してしまうのである。
ープにおいては、芯線が真直な素線によって構成されて
いる一方で、その外周に撚り合わされた複数のワイヤは
螺旋状であることから、それらのワイヤの弾性限界内の
伸長量に比べて上記芯線の弾性限界内の伸長量が余りに
も小さく、そのため当該ロープに所定値以上の引っ張り
荷重が作用した時に、上記芯線がその周りの各ワイヤよ
り先に断線してしまうのである。
【0004】その結果、芯線によって保たれていた芯線
周囲の複数のワイヤ(6本の場合では横断面六角形であ
り、その他ワイヤの本数によって多角形を呈するように
撚り合わされている)の相互の保形が崩れ、荷重が6本
に相互に伝達されなくなり、最も引っ張り作用を受ける
ワイヤから瞬時のうちに順次断線してゆき、最悪の場合
にはロープの切断に至るのである。
周囲の複数のワイヤ(6本の場合では横断面六角形であ
り、その他ワイヤの本数によって多角形を呈するように
撚り合わされている)の相互の保形が崩れ、荷重が6本
に相互に伝達されなくなり、最も引っ張り作用を受ける
ワイヤから瞬時のうちに順次断線してゆき、最悪の場合
にはロープの切断に至るのである。
【0005】特に大荷重を作用させるために複数の撚り
線を更に撚り合わせるようにした複合撚り線からなるワ
イヤロープの場合に特に顕著に現れる。
線を更に撚り合わせるようにした複合撚り線からなるワ
イヤロープの場合に特に顕著に現れる。
【0006】そこで、本発明者はワイヤロープの芯材の
形状を改良することにより、芯材切断を防ぎ、ロープ自
身が容易に切断せず、従来よりも数倍乃至数十倍疲労に
強く、且つ、大きな引っ張り強度が得られるとともに、
こうした技術思想に基づいて、より大きな過重に耐える
太いワイヤロープを提供出来るようにするために、波打
加工された芯線とその周囲に配設された複数の撚り線と
で形成された線材とを波打たせてなる芯材と、この芯材
の外周の撚り方向とは逆の撚り方向に複数の線材を撚っ
て構成した複合撚り線材からなるワイヤロープ及びその
製造方法を先に提案している(特公平7−33640
号)。
形状を改良することにより、芯材切断を防ぎ、ロープ自
身が容易に切断せず、従来よりも数倍乃至数十倍疲労に
強く、且つ、大きな引っ張り強度が得られるとともに、
こうした技術思想に基づいて、より大きな過重に耐える
太いワイヤロープを提供出来るようにするために、波打
加工された芯線とその周囲に配設された複数の撚り線と
で形成された線材とを波打たせてなる芯材と、この芯材
の外周の撚り方向とは逆の撚り方向に複数の線材を撚っ
て構成した複合撚り線材からなるワイヤロープ及びその
製造方法を先に提案している(特公平7−33640
号)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記先の提
案にかかる複合撚り線材からなるワイヤロープでは、従
来のものより強度等を格段に向上させることができたも
のの、波打加工された芯線と、その周囲に配設された複
数の撚り線とで線材を形成し、該線材を波打加工して芯
材を形成した後、該芯材の周囲に複数の線材を配設する
ようにしてあるので、芯材の芯線が二重に波打ち加工さ
れることから、複合された波形になり、重なる屈曲疲労
が残留することにより耐久性に問題点があった。
案にかかる複合撚り線材からなるワイヤロープでは、従
来のものより強度等を格段に向上させることができたも
のの、波打加工された芯線と、その周囲に配設された複
数の撚り線とで線材を形成し、該線材を波打加工して芯
材を形成した後、該芯材の周囲に複数の線材を配設する
ようにしてあるので、芯材の芯線が二重に波打ち加工さ
れることから、複合された波形になり、重なる屈曲疲労
が残留することにより耐久性に問題点があった。
【0008】本発明はワイヤロープに関する上記のよう
な諸問題を解決するとともに、先の提案に係る発明が持
つ問題点をも解決できるようにすることを目的とするも
のである。
な諸問題を解決するとともに、先の提案に係る発明が持
つ問題点をも解決できるようにすることを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係る複合撚り線材からなるワイヤロープの製造方
法は、伸縮性を確保するために芯線を波打加工し、芯線
よりも伸び率が小さくなるように複数の撚り線を波打加
工した後、上記芯線と複数の撚り線とで芯材を形成する
とともに、芯線を伸縮性を確保する波打加工し、この芯
線の周囲に撚り線を撚ってなる撚り線材を上記芯材の周
囲に撚るようにしたことを特徴とするものである。
発明に係る複合撚り線材からなるワイヤロープの製造方
法は、伸縮性を確保するために芯線を波打加工し、芯線
よりも伸び率が小さくなるように複数の撚り線を波打加
工した後、上記芯線と複数の撚り線とで芯材を形成する
とともに、芯線を伸縮性を確保する波打加工し、この芯
線の周囲に撚り線を撚ってなる撚り線材を上記芯材の周
囲に撚るようにしたことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明に係る複合撚り線材からなる
ワイヤロープは、伸縮性を確保するために波打加工した
芯線とこの芯線よりも伸び率が小さくなるように波打加
工した複数の撚り線を芯線の周囲に撚って形成した芯材
と、この芯材の周囲に波打加工された芯線を有する撚り
線材とからなることを特徴とするものである。
ワイヤロープは、伸縮性を確保するために波打加工した
芯線とこの芯線よりも伸び率が小さくなるように波打加
工した複数の撚り線を芯線の周囲に撚って形成した芯材
と、この芯材の周囲に波打加工された芯線を有する撚り
線材とからなることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。第1図及び第2図は複合撚り線材か
らなるワイヤロープを夫々示す側面図及び断面図であっ
て、これらの図面に示すワイヤロープ1は、中心の芯材
2と、この芯材2の周囲に配設された複数の撚り線材3
とで構成された太いワイヤロープである。
基づいて説明する。第1図及び第2図は複合撚り線材か
らなるワイヤロープを夫々示す側面図及び断面図であっ
て、これらの図面に示すワイヤロープ1は、中心の芯材
2と、この芯材2の周囲に配設された複数の撚り線材3
とで構成された太いワイヤロープである。
【0012】そして、この太いワイヤロープ1の核を形
成する芯材2は、図3及び図4に示すように、先ず芯線
4及び撚り線5に夫々波打ち加工を施す。
成する芯材2は、図3及び図4に示すように、先ず芯線
4及び撚り線5に夫々波打ち加工を施す。
【0013】この時、図4及び図5でも明らかなように
芯線4に比べてこの周囲に巻付けられる撚り線5の長さ
が長いことから、芯線4及び撚り線5に力が作用したと
きに各線の伸び量が略一定に成るように芯線4の波打ち
に比べて撚り線5の波打ちを細かなものにしてある。次
に、波打加工が施された芯線4の周囲に複数(6本)の
撚り線5・・・を撚り合わせると芯材2が形成される。
芯線4に比べてこの周囲に巻付けられる撚り線5の長さ
が長いことから、芯線4及び撚り線5に力が作用したと
きに各線の伸び量が略一定に成るように芯線4の波打ち
に比べて撚り線5の波打ちを細かなものにしてある。次
に、波打加工が施された芯線4の周囲に複数(6本)の
撚り線5・・・を撚り合わせると芯材2が形成される。
【0014】また、芯材2の周囲に撚られる複数の撚り
線材3の夫々は、芯線6に波打加工を施し、この芯線6
の周囲に直線状の撚り線7を寄り合わせて形成してあ
る。しかして、波打ち加工を施された芯材6と、この周
囲に複数の撚り線材7を配設し、これを撚るのであるが
前記芯材2の撚り線5の撚り方向が左撚りの場合、撚り
線材3の撚り方向は右撚りにすることが望ましい。
線材3の夫々は、芯線6に波打加工を施し、この芯線6
の周囲に直線状の撚り線7を寄り合わせて形成してあ
る。しかして、波打ち加工を施された芯材6と、この周
囲に複数の撚り線材7を配設し、これを撚るのであるが
前記芯材2の撚り線5の撚り方向が左撚りの場合、撚り
線材3の撚り方向は右撚りにすることが望ましい。
【0015】このように、芯材2の撚り線5の撚り方向
と撚り線材3の撚り方向とを異ならせると、このワイヤ
ロープ1が引き伸ばされようとしたときに、互いに締め
つけ合う方向に収縮しようとするので“バラ”ける事が
無くなる。また、図示の例では上記芯材2と撚り線材3
・・・とを同じ太さのもので構成するようにしてある
が、芯材2の径を撚り線材3・・・の径より僅かに太く
するのが望ましい。
と撚り線材3の撚り方向とを異ならせると、このワイヤ
ロープ1が引き伸ばされようとしたときに、互いに締め
つけ合う方向に収縮しようとするので“バラ”ける事が
無くなる。また、図示の例では上記芯材2と撚り線材3
・・・とを同じ太さのもので構成するようにしてある
が、芯材2の径を撚り線材3・・・の径より僅かに太く
するのが望ましい。
【0016】上記構成によれば、複合撚り線からなるワ
イヤロープ1は芯材2が波形に形成されているので、当
該ワイヤロープ1に大きな引っ張り荷重が作用した際に
は、芯材2の周囲の各撚り線材3がその螺旋径を細めつ
つ引っ張り方向に沿って伸長するが、螺旋径を細める方
向への収縮とワイヤロープ1の長手方向への延びを上記
芯材2の波形が変形してこれに対応する。
イヤロープ1は芯材2が波形に形成されているので、当
該ワイヤロープ1に大きな引っ張り荷重が作用した際に
は、芯材2の周囲の各撚り線材3がその螺旋径を細めつ
つ引っ張り方向に沿って伸長するが、螺旋径を細める方
向への収縮とワイヤロープ1の長手方向への延びを上記
芯材2の波形が変形してこれに対応する。
【0017】これにより、従来の真直の芯材ように、そ
の芯材の周りの撚り線材より先に断線するといった事態
を防止することが出来る。また、芯材2の周囲に配設さ
れる撚り線材3自体もその芯線6の周囲に配設された撚
り線7が芯線6の方向に収縮するとともに、長手方向へ
延びようとするのを芯線6の波打ち部分が変形してこれ
を吸収する。
の芯材の周りの撚り線材より先に断線するといった事態
を防止することが出来る。また、芯材2の周囲に配設さ
れる撚り線材3自体もその芯線6の周囲に配設された撚
り線7が芯線6の方向に収縮するとともに、長手方向へ
延びようとするのを芯線6の波打ち部分が変形してこれ
を吸収する。
【0018】その結果、芯材2が切れることが無く、複
数の撚り線材3の相互の保形(六角やその他)が崩れる
のを未然に防止でき、荷重が常時各ワイヤに均等に伝達
されることとなって、芯材2の切断に起因するロープ自
体の強度低下乃至は切断を防止できるのである。従っ
て、芯材 がその周りのワイヤより先に断線するといっ
た事態を未然に防止することが出来、従来よりも引っ張
り強度特性に優れた太いワイヤロープを実現し得るので
ある。
数の撚り線材3の相互の保形(六角やその他)が崩れる
のを未然に防止でき、荷重が常時各ワイヤに均等に伝達
されることとなって、芯材2の切断に起因するロープ自
体の強度低下乃至は切断を防止できるのである。従っ
て、芯材 がその周りのワイヤより先に断線するといっ
た事態を未然に防止することが出来、従来よりも引っ張
り強度特性に優れた太いワイヤロープを実現し得るので
ある。
【0019】尚、上記実施例では1本の芯材2の周囲に
6本の撚り線材3・・・を配設するようにしてあるが、
芯材は2本以上にすることができることは勿論のこと、
撚り線材3・・・の本数は任意に選定することが出来る
のは言うまでもないことである。
6本の撚り線材3・・・を配設するようにしてあるが、
芯材は2本以上にすることができることは勿論のこと、
撚り線材3・・・の本数は任意に選定することが出来る
のは言うまでもないことである。
【0020】
【発明の効果】本発明の複合撚り線材からなるワイヤロ
ープ及びその製造方法によれば、芯線とその周囲に配置
されるとは波打加工による伸び率が直線状に配設される
芯線が高く、撚り線で低くなるようにしてあるので、芯
線と撚り線との伸び量が略等しくなる。これによりワイ
ヤロープに大きな引っ張り荷重が作用した際に、芯線と
撚り線との感の局部的な加重が作用するのをなくせて、
従来よりも数倍乃至数十倍疲労に強く、且つ、大きな引
っ張り強度にたえるワイヤロープを形成することができ
ると言う利点がある。
ープ及びその製造方法によれば、芯線とその周囲に配置
されるとは波打加工による伸び率が直線状に配設される
芯線が高く、撚り線で低くなるようにしてあるので、芯
線と撚り線との伸び量が略等しくなる。これによりワイ
ヤロープに大きな引っ張り荷重が作用した際に、芯線と
撚り線との感の局部的な加重が作用するのをなくせて、
従来よりも数倍乃至数十倍疲労に強く、且つ、大きな引
っ張り強度にたえるワイヤロープを形成することができ
ると言う利点がある。
【0021】また、本発明では芯線を波打加工するとと
もに、この芯線よりも伸び率が小さくなるように複数の
撚り線を波打加工した後、上記芯線と複数の撚り線とで
芯材を形成し、伸縮性を確保する波打加工した芯線とこ
の芯線の周囲に撚り線を撚ってなる撚り線材を前記芯材
の周囲に撚るようにしてあるので、芯材の撚り線部分は
本出願人の先の提案にかかる複合撚り線材からなるワイ
ヤロープのように二重の波打ち加工による屈曲疲労が残
留することもなく、耐久性を十分に向上させることがで
きると言う利点もある。
もに、この芯線よりも伸び率が小さくなるように複数の
撚り線を波打加工した後、上記芯線と複数の撚り線とで
芯材を形成し、伸縮性を確保する波打加工した芯線とこ
の芯線の周囲に撚り線を撚ってなる撚り線材を前記芯材
の周囲に撚るようにしてあるので、芯材の撚り線部分は
本出願人の先の提案にかかる複合撚り線材からなるワイ
ヤロープのように二重の波打ち加工による屈曲疲労が残
留することもなく、耐久性を十分に向上させることがで
きると言う利点もある。
【図1】 ワイヤロープの側面図である。
【図2】 図1のC−C線断面図である。
【図3】 線材を分解した側面図である。
【図4】 図3のD−D線断面図である。
【図5】 ワイヤロープを解条した状態の拡大図であ
る。
る。
1・・・ワイヤロープ 2・・・芯材 3・・・撚り線材 6・・・芯線 7・・・撚り線
Claims (2)
- 【請求項1】伸縮性を確保するために芯線を波打加工
し、芯線よりも伸び率が小さくなるように複数の撚り線
を波打加工した後、上記芯線と複数の撚り線とで芯材を
形成するとともに、芯線を伸縮性を確保する波打加工
し、この芯線の周囲に撚り線を撚ってなる撚り線材を上
記芯材の周囲に撚るようにしたことを特徴とする複合撚
り線材からなるワイヤロープの製造方法。 - 【請求項2】伸縮性を確保するために波打加工した芯線
とこの芯線よりも伸び率が小さくなるように波打加工し
た複数の撚り線を芯線の周囲に撚って形成した芯材と、
この芯材の周囲に波打加工された芯線を有する撚り線材
とからなる複合撚り線材からなるワイヤロープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3502296A JPH09228276A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 複合撚り線材からなるワイヤロープ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3502296A JPH09228276A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 複合撚り線材からなるワイヤロープ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09228276A true JPH09228276A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12430442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3502296A Pending JPH09228276A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 複合撚り線材からなるワイヤロープ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09228276A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100328718B1 (ko) * | 1999-12-08 | 2002-03-20 | 홍영철 | 저신율 기계제어용 와이어 로프 |
JP4589476B2 (ja) * | 2000-01-24 | 2010-12-01 | Hoya株式会社 | 内視鏡用ワイヤループ型処置具 |
JP2021507138A (ja) * | 2017-12-25 | 2021-02-22 | エンベー ベカルト ソシエテ アノニムNV Bekaert SA | スチールコード |
-
1996
- 1996-02-22 JP JP3502296A patent/JPH09228276A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100328718B1 (ko) * | 1999-12-08 | 2002-03-20 | 홍영철 | 저신율 기계제어용 와이어 로프 |
JP4589476B2 (ja) * | 2000-01-24 | 2010-12-01 | Hoya株式会社 | 内視鏡用ワイヤループ型処置具 |
JP2021507138A (ja) * | 2017-12-25 | 2021-02-22 | エンベー ベカルト ソシエテ アノニムNV Bekaert SA | スチールコード |
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