JPH0696818A - 基板接続装置 - Google Patents

基板接続装置

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Publication number
JPH0696818A
JPH0696818A JP4269786A JP26978692A JPH0696818A JP H0696818 A JPH0696818 A JP H0696818A JP 4269786 A JP4269786 A JP 4269786A JP 26978692 A JP26978692 A JP 26978692A JP H0696818 A JPH0696818 A JP H0696818A
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JP
Japan
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board
substrate
contact
cleaner
connection terminal
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Application number
JP4269786A
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English (en)
Inventor
Takanori Sato
隆則 佐藤
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板の接続端子とコンタクトとの接触部位の
清浄を保つ。 【構成】 コンタクトハウジング12内にコンタクト1
9が収納され、コンタクトハウジング12の手前位置に
連結されたクリーナハウジング13内にクリーナ23が
収納され、基板挿入室14がクリーナ23で密閉されて
いる。また、基板挿入室14に挿入される基板1にクリ
ーナ23が押接するようになっている。 【効果】 基板1が基板挿入口16から基板挿入室14
内に対して出し入れされる際に基板1の接続端子4がク
リーナ23に押接するため、基板1の接続端子4の表面
がクリーナ23によって払拭される。また、挿入口16
がクリーナ23で密閉されているので、接続端子30と
コンタクト19との接触部位に塵埃が侵入するのが防止
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板接続装置に関し、
特に、複数本の端子(ピン、リード、コンタクト)が整
列された回路基板(プリント配線基板、実装基板)をコ
ネクタハウジングに差し込んで、ハウジング内の複数本
のコンタクトに端子を電気的に接続する基板接続装置に
係り、例えば、半導体装置の電気的特性を測定する際
に、半導体装置が複数個搭載された回路基板をテスタに
電気的に接続するのに利用して有効な基板接続装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体装置の電気的特性を測定
するに際して、半導体装置が複数個搭載された回路基板
をテスタに電気的に接続するために、基板接続装置が使
用されている。
【0003】従来のこの種の基板接続装置として、略箱
形形状のハウジングに基板挿入室と、この基板挿入室に
連通した基板挿入口とが形成され、基板挿入室内に挿入
された基板の接続端子に押接するコンタクトが基板挿入
室内に配されている基板接続装置、がある。
【0004】そして、従来、このような基板接続装置に
ついての改良は、半導体装置が搭載された回路基板の端
子部と基板コネクタ端子部とのオーミックコンタクトを
始めとする電気的特性や、基板の逆挿入防止機構および
基板接続装置の端子形状等に主眼が置かれている。この
ような基板接続装置の実装状態は、機器全体の大きさに
制約があるため、一様ではない。また、近年の電子的制
御化によって電子回路数は増加傾向に有り、基板接続装
置の使用数も増加している。
【0005】なお、このような基板接続技術を述べてあ
る例としては、応用技術出版株式会社発行の「表面実装
形のLSIパッケージの実装技術とその信頼性向上」
P230〜P233、がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の基板接続装置
は、回路基板の着脱が簡便であるのに対し、実際の回路
基板着脱の頻度は高くなく、また、着脱頻度にも格差が
あるのが、一般的である。このため、回路基板と基板接
続装置とが接続された状態のままにあると、基板ならび
に基板接続装置のコンタクトに塵埃が堆積する結果とな
る。
【0007】この塵埃中には、導電性を有するものや、
吸水性の高いものが多く含まれている。回路基板や基板
接続装置に塵埃が堆積すると、堆積した塵埃に起因して
端子間が短絡したり、端子間にリーク電流が流れたりす
ることがある。また、電子回路に流れる電流により、電
磁誘導、静電誘導作動が発生し、塵埃の堆積を促進する
ことがある。
【0008】そこで、基板接続装置を用いるに際して
は、従来、回路基板側に絶縁物の表面コート等の処理
(配線の微細化に伴うはんだリフロー時の短絡対策)が
実施されているが、基板端子部と基板接続装置のコンタ
クトとは剥き出し状態であり、短絡、リーク等のトラブ
ル対策がなされていない。また、回路基板の端子部分の
メンテナンスも回路基板枚数の増加に伴って困難となっ
ている。
【0009】本発明の目的は、回路基板の接続端子とコ
ンタクトとの接触部位に塵埃が堆積するのを防止するこ
とができる基板接続装置を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0012】すなわち、略箱形形状のハウジングに基板
挿入室と、この基板挿入室に連通した基板挿入口とが形
成され、基板挿入室内に挿入された基板の接続端子に押
接するコンタクトが基板挿入室内に配されている基板接
続装置において、前記基板挿入室の基板挿入口側に開閉
自在の基板導入路を有するクリーナが配されており、こ
のクリーナは基板未挿入時に基板導入路を閉塞し、基板
の挿入により基板導入路を開いて基板外周面を払拭する
ように構成されていることを特徴とする。
【0013】また、前記コンタクトと基板挿入室内に挿
入された基板の接続端子との接触部位を臨むハウジング
側壁にクリーニング部材挿入口が開設されており、前記
クリーニング部材挿入口にはコンタクトと基板の接続端
子との間に挿入可能に形成されたクリーニング部材が往
復動自在に装着されることを特徴とする。
【0014】さらに、略箱形形状のハウジングに基板挿
入室と、この基板挿入室に連通した基板挿入口とが形成
され、基板挿入室内に挿入された基板の接続端子に押接
するコンタクトが基板挿入室内に配されている基板接続
装置において、前記コンタクトと基板挿入室内に挿入さ
れた基板の接続端子との接触部位を臨むハウジング側壁
に支持部材挿入口が開設されており、前記支持部材挿入
口にはコンタクトと基板の接続端子との間に挿入可能に
形成された支持部材が往復動自在に装着され、この支持
部材には基板外周面を払拭するクリーナが固着されてお
り、前記支持部材端部に支持部材を往復駆動する駆動機
構が連結されていることを特徴とする。
【0015】また、略箱形形状のハウジングに基板挿入
室と、この基板挿入室に連通した基板挿入口とが形成さ
れ、基板挿入室内に挿入された基板の接続端子に押接す
るコンタクトが基板挿入室内に配されている基板接続装
置において、前記コンタクトには前記基板の接続端子に
押接する押接部と共に、この押接部よりも基板挿入口側
に配されたクリーナ装着部が設けられており、このクリ
ーナ装着部には基板挿入室内に挿入された基板の接続端
子を払拭するクリーナが装着されていることを特徴とす
る。
【0016】
【作用】前記した第1の手段によれば、基板挿入室の基
板挿入口側にクリーナが配されており、このクリーナは
基板の挿入によって基板導入路を開いて基板外周面を払
拭するようになっているため、基板挿入室内に塵埃等が
挿入するのを防止することができるとともに、基板がク
リーナに対して出し入れされる都度、基板の接続端子部
分を払拭することができるため、基板の接続端子表面を
清浄化することができる。
【0017】また、前記した第2の手段によれば、ハウ
ジング側壁のクリーニング部材挿入口からクリーニング
部材を挿入すると、コンタクトと基板の接続端子との間
にクリーニング部材が挿入されるため、クリーニング部
材によってコンタクトと基板の接続端子との接触部位を
清浄化することができる。
【0018】さらに、前記した第3の手段によれば、ク
リーニング部材挿入口から挿入された支持部材が駆動機
構によって往復駆動されるため、支持部材表面に固着さ
れたクリーナによって基板外周面が払拭され、基板外周
面を自動的に清浄化することができる。
【0019】また、前記した第4の手段によれば、コン
タクトとして押接部とクリーナ装着部とが設けられてい
るため、基板の接続端子がコンタクトに押接される際
に、基板の接続端子表面がクリーナによって清浄化され
る。
【0020】
【実施例】図1(a)、(b)は本発明の一実施例であ
る基板接続装置を示す各側面断面図、図2は基板接続装
置と基板との関係を示す斜視図である。
【0021】本実施例において、本発明に係る基板接続
装置は、半導体装置の製造工程において使用されるバー
ンイン装置に半導体装置が搭載された回路基板を電気的
に接続させるものとして構成されている。
【0022】本実施例に係る基板接続装置11は、略直
方体の箱形形状に形成されたコネクタハウジング12
と、細長い箱形状に形成されたクリーナハウジング13
とを備えている。クリーナハウジング13はコネクタハ
ウジング12の前面に着脱自在に連結されるように構成
されている。そして、クリーナハウジング13がコネク
タハウジング12から脱装された状態で、両者の清掃作
業や、補修点検作業が実施し得るようになっている。
【0023】両ハウジング12、13内には基板挿入室
14が形成されている。そして、コネクタハウジング1
2のクリーナハウジング13との連結部にはコネクタハ
ウジング側基板挿入口15が開設されており、クリーナ
ハウジング13の正面にはコネクタハウジング側基板挿
入口16が開設されている。両ハウジング12と13と
が連結された状態においては、コネクタハウジング側基
板挿入口16のみが正面視される状態になっている。
【0024】コネクタハウジング12は断面が略コ字形
状に形成された直方体の箱形状に形成されており、奥側
の側壁17には平板形状のコンタクト支持部18が膨出
形成されている。このコンタクト支持部18の上部と下
部とにはコンタクト19が複数本、間口方向(以下、左
右方向とする。)に一定の間隔で配列されている。そし
て、各コンタクト19の一端が奥側の側壁17に開設さ
れた挿通孔20からコネクタハウジング12の外部に突
出され、バーンイン装置(図示せず)に接続されるよう
になっている。
【0025】一方、クリーナハウジング13の上部には
クリーニング液注入口21が、中央および左右の3ケ所
に開設されており、下部側にはクリーニング液排出口2
2が、同様な3ケ所にそれぞれ開設されている。
【0026】さらに、クリーナハウジング13内にはク
リーナ23が装着されている。このクリーナ23は弾性
を有する難燃性のフエルトが用いられて、左右に長い略
矩形の平板形状に形成されており、中央部にはV字状の
溝24が開設されているとともに、開閉自在の基板導入
路25が形成されている。このクリーナ23は基板(後
記する)が挿入されないときには基板挿入口16を閉塞
し、基板の挿入により基板導入路25を開くように構成
されている。
【0027】そして、このクリーナ23にはクリーナ注
入口21から揮発性を有するクリーニング液26が注入
されるようになっている。このクリーニング液として
は、電気的絶縁度の高い材料で、例えば、アルコールを
主成分とする界面活性剤が用いられている。この種のク
リーニング液は、例えば、コンピュータのコネクタ等を
綿で払拭するときに用いられている。このクリーニング
液26はクリーニング液注入口21から注入されてクリ
ーナ23の全体に充分に含浸される。
【0028】本実施例において、基板接続装置10への
接続対象である回路基板(以下、基板という。)1には
ソケット2が4個、上面および裏面に2個宛搭載されて
おり、各ソケット2には測定対象物である半導体装置
(以下、ICという。)5が装着されるようになってい
る。各ソケット2にはソケットコンタクト3が複数本、
一定の間隔で配置されており、このコンタクト3がIC
5のピン6と押接されるようになっている。
【0029】他端において、各コンタクト3は、基板1
上に一定の間隔で形成された接続端子4とそれぞれ電気
的に接続されている。つまり、各IC5のピン6がソケ
ットコンタクト3を介して基板1の各接続端子4にそれ
ぞれ電気的に接続されるようになっている。
【0030】次に、前記構成に係る基板接続装置10の
使用方法およびその作用を説明する。
【0031】基板接続装置10に基板1が挿入される前
は、図1(a)に示されるように、基板挿入口16がク
リーナ23によって閉塞されている。このため、基板挿
入室14内に塵埃等が浸入するのが防止される。
【0032】次に、IC5が搭載された基板1の接続端
子4群の先端側が、基板挿入口16から基板導入路25
を介して基板挿入室14内に挿入されると、クリーナ2
3が基板1の接続端子4の表面に押接することによっ
て、これを払拭するため、接続端子4の表面がクリーナ
23に含浸されたクリーニング液26によって清浄化さ
れる。
【0033】さらに、基板1が基板挿入室14内に挿入
されると、基板1の接続端子4がコンタクト19と押接
する状態になる。その結果、IC5のアウタリード6が
ソケットコンタクト3、接続端子4、基板接続装置コン
タクト19を介してバーンイン装置と電気的に接続され
る。
【0034】テスタによってIC5の測定が終了した
後、基板1を基板挿入室14から引き出されると、この
ときも接続端子4がクリーナ23によって払拭される状
態で引き出されるため、接続端子4の表面が清浄化され
る。
【0035】前記実施例によれば次の効果が得られる。 基板挿入室14をクリーナ23によって密閉するこ
とができるとともに、基板1の外面をクリーナ5によっ
て払拭することができるため、基板挿入室14内に塵埃
が浸入するのを防止することができるとともに、接続端
子4とコンタクト19との接触部位に塵埃等が付着する
のを防止することができる。
【0036】 前記によって接続端子4とコンタク
ト19との接触部位を清浄に維持することができるた
め、導電性のゴミ等によって接続端子4が短絡したり、
絶縁性のゴミの付着によって浮遊容量が増加して高周波
特性が低下するのを防止することができる。
【0037】 基板1の基板接続装置10への着脱時
にクリーニング作業が自動的に実施されるため、専用の
クリーニング作業を定期または不定期に実施しなくて済
む。
【0038】図3は本発明の実施例2である基板接続装
置を示す斜視図、図4(a)、(b)はその各縦断面図
である。
【0039】本実施例2が前記実施例1と異なる点は、
コンタクトハウジング12の側壁26における基板挿入
室14内に挿入された基板1の接続端子4とコンタクト
19との接触部位を臨む位置に、一対のクリーニング部
材挿入口27が開設されており、両挿入口27、27内
にクリーニング部材28、28が往復動自在に挿入され
る点にある。
【0040】本実施例2において、IC5が搭載された
基板1が基板挿入室14内に挿入されると、図4(a)
に示されているような状態で、IC5のアウタリード6
がソケットコンタクト3、接続端子4を介してコンタク
ト19に接続される。
【0041】このような状態で使用されているときに、
メンテナンスの必要が生じたときには、クリーニング液
(図示せず)が充分に含浸したクリーニング部材28が
クリーニング部材挿入口27から挿入される。これによ
り、クリーニング部材28がコンタクト19と接続端子
4との間に挿入される。
【0042】この状態で、クリーニング部材28が往復
動されると、クリーニング部材28に付着したクリーニ
ング液によってコンタクト19と接続端子4との表面が
清浄化される。このため、簡単な操作によって、コンタ
クト19と接続端子4の清浄化のためのメンテナンスを
行うことができる。
【0043】図5は本発明の実施例3である基板接続装
置を示す斜視図、図6(a)、(b)はその各正面断面
図、(c)は側面断面図である。
【0044】本実施例3においては、ハウジングがコン
タクトハウジング12のみによって構成されているとと
もに、クリーナハウジング13内に設けられたクリーナ
23の代わりに、支持部材にクリーナが固着され、クリ
ーナによってコンタクト19と接続端子4の表面を清浄
化する構成が採用されている。
【0045】すなわち、ハウジング11の側壁30のう
ちコンタクト19と接続端子4とを臨む位置には、支持
部材挿入口31が開設されており、この挿入口31内に
は支持部材32が往復動自在に挿入されている。支持部
材32は一対の支持板33を備えており、両支持板3
3、33は一定の間隔をもって連結部材34に固定され
ている。そして、支持板33には長方形形状の窓孔35
が複数個、基板1の接続端子4群のピッチと同一ピッチ
をもって開設されているとともに、各窓孔35の間には
台形形状のクリーナ36がそれぞれ接着されている。各
支持板33とクリーナ36はコンタクト19と接続端子
4との間に挿入可能に形成されている。
【0046】そして、連結部材34に固定されたロッド
37が、支持部材32を往復駆動する駆動機構(図示せ
ず)に連結されている。駆動機構によって支持部材32
が往復駆動されると、支持部材34が一定の範囲で往復
運動するようになっている。
【0047】本実施例3において、挿入口31内に挿入
されてコンタクト19と接続端子4との間に介挿されて
いる両支持板33、33が、メンテナンスの必要が生じ
たときに連結部材34およびロッド37を介して駆動機
構によって往復運動されると、クリーナ36が一定の範
囲内を往復運動する。
【0048】このとき、クリーナ36はコンタクト19
を払拭する状態で往復運動することになる。クリーナ3
6にはクリーニング液(図示せず)が充分に浸積されて
いるため、クリーナ36の往復運動によってコンタクト
19の表面を充分に清浄化することができる。さらに、
支持部材32を駆動機構の駆動によって自動的に往復運
動させることができるため、メンテナンス作業の省力化
を図ることができる。
【0049】図7は本発明の一実施例4である基板接続
装置を示す図であり、(a)は主要部を示す斜視図、
(b)は側面断面図である。
【0050】本実施例4においては、コンタクト40が
変形されて、このコンタクト40にクリーナが装着され
ている。すなわち、変形コンタクト40には基板1の接
続端子4と押接する押接部41が屈曲成形されていると
ともに、押接部41よりも基板挿入口16側にはクリー
ナ装着部42が一体的に屈曲成形されている。押接部4
1とクリーナ装着部42とはそれぞれ弾性力を発生する
ように折曲して構成されており、クリーナ装着部42に
はクリーナ43が固着されている。各クリーナ43は前
記各実施例と同様にクリーニング液(図示せず)が充分
に含浸し得るように構成されている。
【0051】本実施例4において、基板1が基板挿入室
14内に挿入されると、まず基板1の接続端子4はクリ
ーナ43と押接した状態で移動する。すなわち、接続端
子4の表面はクリーナ43によって払拭され、クリーニ
ング液によって清浄化された状態で、押接部41側に移
動される。このため、接続端子4がコンタクト40の押
接部41と押接したときには、清浄化された接続端子4
がコンタクト40に押接されることになる。さらに、ク
リーナ43によって接続端子4とコンタクト19との間
に塵埃等が付着するのを防止することができる。
【0052】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0053】例えば、クリーナはフエルトを用いて製作
するに限らず、スポンジ等のように、塵埃等の異物を捕
集することができるとともに、クリーニング液を含浸す
ることができ、かつ、絶縁性で、望ましくは耐摩耗性を
有する材料を用いて製作することができる。
【0054】また、クリーナが充分な異物捕集能力を有
する場合にはクリーニング液の使用を省略してもよい。
【0055】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるバーン
イン装置における基板とバーンイン装置との接続技術に
適用した場合について説明したが、それに限定されるも
のではなく、その他の環境試験装置や、電気特性測定装
置における基板と主装置とを接続する基板接続装置全般
に適用することができる。
【0056】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0057】基板の接続端子とコンタクトとの接触部位
の近傍に塵埃が浸入するのを防止するクリーナを配設し
たため、塵埃等に起因する電気的故障を未然に防止する
ことができ、信頼性の向上に寄与することができるとと
もに、メンテナンスフリーの実現に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である基板接続装置を示す図
であり、(a)は基板装着前を示す側面断面図、(b)
は基板装着後を示す側面断面図である。
【図2】基板接続装置と基板との関係を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施例2である基板接続装置を示す斜
視図である。
【図4】(a)はクリーニング部材装着前を示す側面断
面図、(b)はクリーニング部材装着後を示す側面断面
図である。
【図5】本発明の実施例3である基板接続装置を示す斜
視図である。
【図6】(a)は接続状態を示す一部省略正面断面図、
(b)はクリーニング作業中を示す一部省略正面断面
図、(c)はその側面断面図である。
【図7】本発明の実施例4である基板接続装置を示す図
であり、(a)は主要部を示す斜視図、(b)は側面断
面図である。
【符号の説明】
1…回路基板、2…ソケット、3…ソケットコンタク
ト、4…接続端子、5…IC、6…アウタリード、11
…基板接続装置、12…コンタクトハウジング、13…
クリーナハウジング、14…基板挿入室、15…コンタ
クトハウジング側基板挿入口、16…クリーナハウジン
グ側基板挿入口、17…側壁、18…コンタクト支持
部、19…コンタクト、20…コンタクト挿通孔、21
…クリーニング液注入口、22…クリーニング液排出
口、23…クリーナ、24…溝、25…基板導入路、2
6…側壁、27…クリーニング部材挿入口、28…クリ
ーニング部材、30…側壁、31…支持部材挿入口、3
2…支持部材、33…支持板、34…連結部材、35…
窓孔、36…クリーナ、37…ロッド、40…変形コン
タクト、41…押接部、42…クリーナ装着部、43…
クリーナ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略箱形形状のハウジングに基板挿入室
    と、この基板挿入室に連通した基板挿入口とが形成さ
    れ、基板挿入室内に挿入された基板の接続端子に押接す
    るコンタクトが基板挿入室内に配されている基板接続装
    置において、 前記基板挿入室の基板挿入口側に開閉自在の基板導入路
    を有するクリーナが配されており、このクリーナは基板
    未挿入時に基板導入路を閉塞し、基板の挿入により基板
    導入路を開いて基板外周面を払拭するように構成されて
    いることを特徴とする基板接続装置。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトと基板挿入室内に挿入さ
    れた基板の接続端子との接触部位を臨むハウジング側壁
    にクリーニング部材挿入口が開設されており、前記クリ
    ーニング部材挿入口にはコンタクトと基板の接続端子と
    の間に挿入可能に形成されたクリーニング部材が往復動
    自在に装着されることを特徴とする請求項1記載の基板
    接続装置。
  3. 【請求項3】 略箱形形状のハウジングに基板挿入室
    と、この基板挿入室に連通した基板挿入口とが形成さ
    れ、基板挿入室内に挿入された基板の接続端子に押接す
    るコンタクトが基板挿入室内に配されている基板接続装
    置において、 前記コンタクトと基板挿入室内に挿入された基板の接続
    端子との接触部位を臨むハウジング側壁に支持部材挿入
    口が開設されており、前記支持部材挿入口にはコンタク
    トと基板の接続端子との間に挿入可能に形成された支持
    部材が往復動自在に装着され、この支持部材には基板外
    周面を払拭するクリーナが固着されており、前記支持部
    材端部に支持部材を往復駆動する駆動機構が連結されて
    いることを特徴とする基板接続装置。
  4. 【請求項4】 略箱形形状のハウジングに基板挿入室
    と、この基板挿入室に連通した基板挿入口とが形成さ
    れ、基板挿入室内に挿入された基板の接続端子に押接す
    るコンタクトが基板挿入室内に配されている基板接続装
    置において、 前記コンタクトには前記基板の接続端子に押接する押接
    部と共に、この押接部よりも基板挿入口側に配されたク
    リーナ装着部が設けられており、このクリーナ装着部に
    は基板挿入室内に挿入された基板の接続端子を払拭する
    クリーナが装着されていることを特徴とする基板接続装
    置。
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